JPH01110852A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置

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JPH01110852A
JPH01110852A JP26522687A JP26522687A JPH01110852A JP H01110852 A JPH01110852 A JP H01110852A JP 26522687 A JP26522687 A JP 26522687A JP 26522687 A JP26522687 A JP 26522687A JP H01110852 A JPH01110852 A JP H01110852A
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JP
Japan
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sensor
air
fuel ratio
sub
oxygen concentration
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JP26522687A
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Shinichi Matsumoto
信一 松本
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関の空燃比制御装置に関する。
〔従来の技術〕
一対のバンクを有すると共に各バンクが夫々独立した別
個の排気通路を具備し、各排気通路内に夫々酸素濃度セ
ンサを配置し、各酸素濃度センサの出力信号に基いて各
バンクに対し夫々独立して空燃比を制御するようにした
空燃比制御装置が公知である(実公昭60−32356
号公報参照)。この空燃比制御装置では各バンクに供給
される混合気の空燃比を夫々理論空燃比に制御すること
ができる。
ところでこのような空燃比制御装置において酸素濃度セ
ンナの出力信号に基くフィードバック制御の応答性を高
めるためには機関排気ポート近くの排気通路内に酸素濃
度センサを配置する必要がある。しかしながら機関排気
ポート近くの排気通路内に酸素濃度センサを配置すると
酸素濃度センサは高温の排気ガスにさらされるために酸
素濃度センサが劣化して出力特性が変化し、また各気筒
から排出された排気ガスが十分に混合されないうちに排
気ガス中の酸素濃度を検出することになるので全気筒の
平均空燃比を正確に検出することができない。従って機
関排気ポート近くの排気通路内に酸素濃度センサを配置
するとフィードバック制御の応答性を高めることはでき
るが長期間に亘って空燃比を理論空燃比に正確に一致せ
しめるのが困難であるという問題がある。
このような問題を解決するために酸素濃度センサの下流
に設けられた触媒コンバータよりも更に下流にサブ酸素
濃度センサを配置し、これら一対の酸素濃度センサの出
力信号に基いて空燃比を制御するようにした空燃比制御
装置が公知である(例えば特開昭55−37562号公
報、特開昭58−48755号公報或いは特開昭58−
72647号公報参照)。このように触媒コンバータの
下流に酸素濃度センサを配置すると応答性は悪いが酸素
濃度センサが熱劣化することがないので酸素濃度センサ
は長期間に亘って正規の出力信号を発生し続け、更に触
媒コンバータによって十分に混合された排気ガス中の酸
素濃度を検出することとなるので触媒コンバータ下流に
配置されたサブ酸素濃度センサは長期間に亘って全気筒
の平均空燃比が理論空燃比となっているか否かを検出で
きることになる。従って上述の空燃比制御装置における
ように機関排気ポート近くに配置されたメイン酸素濃度
センサの出力信号に基いて制御される空燃比の平均値が
理論空燃比となるようにメイン酸素濃度センサの出力信
号に基くフィードバック制御をサブ酸素濃度センサの出
力信号により修正すれば応答性がよく、しかも空燃比を
理論空燃比に正確に一致せしめる空燃比制御を行なうこ
とができる。
しかしながら上述した実公昭60−32356号公報に
記載されたV型エンジンに上述のサブ酸素濃度センサを
用いた空燃比制御を適用しようとすると一対のメイン酸
素濃度センサと一対のサブ酸素濃度センサ、即ち4個の
酸素濃度センサが必要となるために複雑な制御装置が必
要となり、しかも部品個数が増大するために空燃比制御
装置の製造コストが高腋するという問題を生ずる。
そこで触媒コンバータ上流の一方の排気通路内にメイン
酸素濃度センサを配置すると共にその触媒コンバータ下
流に第1のサブ酸素濃度センサを配置し、触媒コンバー
タ下流の他方の排気通路内に第2のサブ酸素濃度センサ
を配置し、これら3個の酸素濃度センサの出力信号に基
いて空燃比を制御するようにしたV型エンジンが本出願
人により提案されている(実願昭62−11514号参
照)。このV型エンジンではメイン酸素濃度検出器およ
び第1サブ酸素濃度検出器を具えている方の第1気筒群
の燃料噴射量、および第2サブ酸素濃度検出器のみを具
えている方の第2気筒群の燃料噴射量を計算するに当っ
て夫々別のフィードバック補正係数を用いており、これ
らフィードバック補正係数のスキップタイミングがメイ
ン酸素濃度検出器の出力信号により制御される。そして
第1気筒群のフィードバック補正係数のスキップ量は第
1気筒群の空燃比が理論空燃比となるように第1サブ酸
素濃度検出器の出力信号に基いて修正され、第2気筒群
のフィードバック補正係数のスキップ量は第2気筒群の
空燃比が理論空燃比となるように第2サブ酸素濃度検出
器の出力信号に基いて修正される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらこの■型エンジンでは第6図に示されるよ
うに第2気筒群のフィードバック補正係数FAFが不安
定であり、うねりや発散が生じやすく、斯くして第2気
筒群の空燃比は変動しやすいという問題がある。即ち、
第1気筒群の空燃比の平均値がリーン側になったと第1
サブ酸素濃度検出器により検出されるとフィードバック
補正係数FAFを大きくするときのリンチスキップiR
が増大せしめられ、FAFを小さくするときのリーンス
キップ量りが減少せしめられる。その結果、FAFの平
均値は全体として大きくなるために第1気筒群の平均空
燃比は理論空燃比に近づけられる。ところがこのとき第
2気筒群の第2サブ酸素濃度検出器は必ずしも第2気筒
群の空燃比の平均値がリーン側になったと判断せず、従
って第2気筒群リンチスキップ量Rおよびリーンスキッ
プ量りは一定に維持される。その結果、第6図に示すよ
うに第2気筒群のフィードバック補正係数FAFは次第
に小さくなり、それに伴なって第2気筒群の空燃比がリ
ーン側にずれることになる。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本発明によれば気筒を第1
の気筒群と第2の気筒群に分割し、第1気筒群を第1の
排気通路に連結すると共に第2気筒群を第2の排気通路
に連結し、各排気通路内に夫々触媒コンバータを配置し
、機関の運転状態に応じて定まる基本燃料噴射量を排気
通路内に設けた酸素濃度検出器の出力信号に応じて変化
するフィードバック補正係数により補正して各気筒に噴
射される燃料噴射量を定めるようにした内燃機関におい
て、触媒コンバータ上流の第1排気通路内にメイン酸素
濃度検出器を配置すると共に触媒コンバータ下流の第1
排気通路内に第1のサブ酸素濃度検出器を配置し、触媒
コンバータ下流の第2排気通路内に第2のサブ酸素濃度
検出器を配置し、メイン酸素濃度検出器の出力信号に応
じてフィードバック補正係数を変化させると共に第1気
筒群の空燃比が理論空燃比となるようにフィードバック
補正係数を第1サブ酸素濃度検出器の出力信号により修
正し、修正されたフィードバック補正係数と基本燃料噴
射量から第1気筒群に噴射される燃料噴射量を定め、修
正されたフィードバック補正係数と基本燃料噴射量から
定まる第2気筒群の燃料噴射量を第2気筒群の空燃比が
理論空燃比となるように第2サブ酸素濃度検出器の出力
信号により修正するようにしている。
〔実施例〕
第1図を参照すると、1は一対のバンク2.3を有する
V型エンジン本体を示しており、各バンク2.3は夫々
4個の気筒4.5を有する。6は吸気マニホルドを示し
、各気筒4.5に通ずる吸気マニホルド枝管には夫々燃
料噴射弁7.8が配置される。吸気マニホルド6は吸気
ダクト9およびエアフローメータ10を介してエアクリ
ーナ11に接続されており、吸気ダクト9内にはスロッ
トル弁12が配置される。各バンク2,3は夫々独立し
た排気マニホルド13 、14を具備しており、l気マ
ニホルド13 、14は夫々独立した排気管15゜16
を介して大気に連結される。排気マニホルド13と排気
管15の接続部には三元触媒を内蔵した触媒コンバータ
17が配置され、排気マニホルド14と排気管16の接
続部には三元触媒を内蔵した触媒コンバータ18が配置
される。触媒コンバータ17上流の排気マニホルド13
内にはメインの酸素濃度センサ(以下0□センサという
)19が配置され、触媒コンバータ17下流の排気管1
5内には第1のサブ02センサ20が配置される。更に
触媒コンバータ18下流の排気管16内には第2のサブ
02センサ21が配置される。
これらの02センサ19 、20 、21の出力信号は
電子制御ユニット30に入力される。
電子制御ユニット30はディジタルコンピュータからな
り、双方向性バス31によって相互に接続されたROM
 (リードオンリメモリ)32、RAM (ランダムア
クセスメモリ)33、CPU(マイクロプロセッサ)3
4、入力ポート35および出力ボート36を具備する。
エアフローメータlOは吸入空気量に比例した出力電圧
を発生し、この出力電圧はAD変換器37を介して入力
ポート35に入力される。また、機関本体lには機関ク
ランクシャフトが一定クランク角度回転する毎に出力パ
ルスを発生する回転数センサ22が取付けられ、この出
力パルスは入力ポート35に入力される。メイン02セ
ンサ19、第1サブ0□センサ20および第2サブ02
センサ21は正常に作動していれば理論空燃比を境とし
て出力電圧が急変し、排気ガスが酸化雰囲気のとき、即
ち空燃比が理論空燃比よりも大きなときには0.1ボル
ト程度の出力電圧を発生し、排気ガスが還元雰囲気のと
き、即ち空燃比が理論空燃比よりも小さいときには0.
9ボルト程度の出力電圧を発生する。これら02センサ
19 、20 、21の出力電圧は対応するAD変換器
3B 、 39 、40を介して入力ポート35に入力
される。一方、出力ボート36は駆動回路41゜42を
介して各燃料噴射弁7.8に接続される。なお、便宜上
駆動回路41 、42から各燃料噴射弁7゜8に向かう
信号線を夫々−本で示しているが各燃料噴射弁71日毎
に独立して燃料噴射制御が行なわれることは云うまでも
ない。
排気マニホルド13内に排気ガスが排出されるとこの排
気ガス中の酸素濃度がメイン0!センサ19によって検
出され、次いでこの排気ガスは触媒コンバータ17内に
流入して十分に混合される。
次いで十分に混合された排気ガスは排気管15内に排出
され、この十分に混合された排気ガス中の酸素濃度が第
1サブ02センサ20によって検出される。一方、排気
マニホルド14内に排出された排気ガスは触媒コンバー
タ18内に流入し、触媒コンバータ18内において十分
に混合される。
次いで十分に混合された排気ガスは排気管16内に排出
され、この十分に混合された排気ガス中の酸素濃度が第
2サブ0□センサ21によって検出される。各触媒コン
バータ17 、18を通過した排気ガスの温度は比較的
低く、従って第1サブOzセンサ20および第2サブ0
2センサ21は長期間使用しても熱劣化することがない
ので長期間に亘って論理空燃比であるか否かを正確に検
出することができる。更に第1サブatセンサ20は触
媒コンバータ17内において十分に混合された排気ガス
中の酸素濃度を検出しているのでこの第1サブ0!セン
サ20によりバンク2に供給される混合気の平均空燃比
が理論空燃比であるか否かを長期間に亘って検出するこ
とができ、一方策2サブ0□センサ21は触媒コンバー
タ18内において十分に混合された排気ガス中の酸素濃
度を検出しているのでこの第2サブo2センサ21によ
りバンク3に供給される混合気の平均空燃比が理論空燃
比であるか否かを長期間に亘って検出することができる
これに対してメイン02センサ19は排気マニホルド1
3内に排出された直後の排気ガス中の酸素濃度を検出す
るようにしているのでこのメイン0□センサ19の出力
信号に基いて燃料噴射量をフィードバック制御すれば良
好なフィードバック応答性を確保することができる。し
かしながら触媒コンバータ17の上流にメイン0!セン
サ19を配置するとメイン0□センサ19の周りを成る
特定の気筒4の排気ガスが主に流れるためにこのメイン
0.センサ19は必ずしも全気筒4の排気ガス中の平均
酸素濃度を検出しておらず、従ってこのメイン08セン
サ19の出力信号に基いて燃料噴射量を制御しても全気
筒4の平均空燃比を理論空燃比に正確に一致させるのは
困難である。また、メイン0□センサ19は高温の排気
ガスにさらされるために劣化しやすく、o2センサが劣
化すると理論空燃比で正確に出力電圧が急変しなくなる
ために02センサの出力信号に基いて空燃比を理論空燃
比に正確に一致させるのが困難となる。
そこで本発明では第1サブ02センサ20の出力信号に
よりメイン02センサ19によるフィードバック制御を
修正することにより応答性よく全気筒4の平均空燃比を
理論空燃比に一致せしめるようにしている。また、本発
明ではメイン0□セン゛す19および第1サブ0□セン
サ20の出力信号に基いてバンク2の燃料噴射弁7から
の燃料噴射量を制御すると共にバンク3の燃料噴射弁8
からの燃料噴射量も制御するようにしている。しかしな
がらこのようにバンク3の燃料噴射弁8からの燃料噴射
量をメイン02センサ19および第1サブo2センサ2
0の出力信号に基いて制御してもバンク3に供給される
混合気の平均空燃比が理論空燃比となるか否かは不明で
ある。そこで本発明ではメイン02センサ19および第
1サブO2センサ20の出力信号に基いて燃料噴射弁8
からの燃料噴射量をフィードバック制御しつつこの燃料
噴射量を第2サブ02センサ21の出力信号により修正
することによってバンク3の各気筒5に供給される混合
気の平均空燃比が理論空燃比となるように制御している
次に第2図から第5図を参照して本発明による空燃比の
制御方法について説明する。
第2図はメインOzセンサ19の出力信号に基いて一定
時間毎の割込みによって行なわれるフィードバック補正
係数FAFの計算ルーチンを示している。このフィード
バック補正係数FAFは燃料噴射弁7からの燃料噴射量
の計算に対しても燃料噴射弁8からの燃料噴射量の計算
に対しても共通に使用される。
第2図を参照するとまず初めにステップ50においてフ
ィードバック条件が成立しているか否かが判別され、フ
ィードバック条件が成立していればステップ51に進ん
でメインOtセンサ19の出力電圧V、を読込む。この
出力電圧V、が第5図(a)に示される。次いでステッ
プ52ではこの出力電圧V、と基準電圧V、(第5図(
a)参照)とが比較され、■、くvRであれば、即ち混
合気がリーンであればステップ53に進む。ステップ5
3では前回の割込みルーチンから今回の割込みルーチン
の間でリッチからリーンに反転したか否かが判別され、
リッチからリーンに反転していればステップ54に進ん
でフィードバック補正係数FAFにスキップ値Rを加算
する。一方、前回の割込みルーチンにおいてもリーンで
あればステ、プ55に進んでFAFに積分値F (<R
)が加算される。従って第5図(b)に示されるように
リーンになるとFAFはスキップ値Rだけ一気に上昇し
、次いで徐々に上昇する。
一方、ステップ52においてV、≧VIl、即ち混合気
がリッチであると判別されたときはステップ56に進む
、ステップ56では前回の割込みルーチンから今回の割
込みルーチンの間でリーンからリッチに反転したか否か
が判別され、リーンからリッチに反転していればステッ
プ57に進んでFAFからスキップ値りが減算される。
一方、前回の割込みルーチンにおいてもリッチであれば
ステップ58に進んでFAFから積分値F(<L)が減
算される。従って第5図(b)に示されるようにリッチ
になるとFAFはスキップ値りだけ一気に減少し、次い
で徐々に減少せしめられる。
第3図は第1サブ02センサ20および第2サブ02セ
ンサ21の出力信号に基いて一定時間毎の割込みによっ
て行なわれる変数制御ルーチンを示している。
第3図を参照するとまず初めにステップ60においてフ
ィードバック条件が成立しているか否かが判別され、フ
ィードバック条件が成立していればステップ61に進ん
で第1サブOtセンサ20の出力電圧■1を読込む。こ
の出力電圧V、は第5図(C)かられかるようにメイン
Otセンサ19の出力電圧■。に比べてゆっくりと変化
する。
次いでステップ62では出力電圧v1と基準電圧V*+
(第5図(C)参照)とが比較されV、<V□であれば
、即ちリーンであればステップ63に進む。ステップ6
3ではスキップ値Rに一定値αが加算され、次いでステ
ップ64ではスキップ値りから一定値αが減算される。
一方、ステップ62においてv1≧■□、即ちリッチで
あると判別されたときはステップ65に進む。ステップ
65ではスキップ値しに一定値αが加算され、次いでス
テップ66ではスキップ値Rから一定値αが減算される
。従って第5図(d)に示されるようにスキップ値Rは
リーンである間増大し、リッチになると減少する。一方
、第5図(e)に示されるようにスキップ値しはリーン
である間減少し、リッチになると増大する。スキップ値
Rが増大してスキップ値りが減少するとFAFが大きく
なるために混合気全体としてリッチ側に移行し、スキッ
プ値Rが減少してスキップ値りが増大するとFAFが小
さくなるために混合気全体としてリーン側に移行する。
次いでステップ67では第2サブo2センサ21の出力
電圧V2を読込む、この出力電圧v8も第5図(c)に
示される■1と同様にゆっくりと変化する0次いでステ
ップ6Bでは出力電圧v8と基準電圧Vat(基準電圧
VII 、V□とほぼ同じ電圧)とが比較され、V!<
V□であれば、即ちリーンであればステップ69に進ん
で噴射量補正係数Kに一定値βが加算される。一方、ス
テップ68においてv2≧v0、即ちリッチであると判
別されたときはステップ70に進み、噴射量補正係数K
からβが減算される。従って噴射量補正係数にはリーン
である間増大し、リッチである間減少する。
第4図は燃料噴射時間の計算ルーチンを示しており、こ
のルーチンは予め定められたクランク角における割込み
によって実行される。
第4図を参照するとまず初めにステップ80において吸
入空気量Qを表わすエアフローメータ10の出力信号お
よび機関回転数Nを表わす回転数センサ22の出力信号
を読込む。次いでステップ81ではバンク2の燃料噴射
弁7の燃料噴射期間を計算するか否かが判別される。バ
ンク2の燃料噴射弁7の燃料噴射期間を計算する場合に
はステップ82に進んで次式から燃料噴射時間TAUが
計算される。
TAU=に−Q/N・ (FAF+FX)ここでkは一
定値の定数、FXは期間冷却水温等から予め定められて
いる補正係数である。また、k −Q/Nは基本燃料噴
射量を示している。フィードバック補正係数FAFはメ
イン02センサ19および第1サブ0□センサ20の出
力信号に基いて制御され、従ってバンク2の燃料噴射弁
7の燃料噴射量はメイン02センサ19および第1サブ
Otセンサ20の出力信号に基いて制御される。即ち、
バンク2の燃料噴射弁7の燃料噴射量はFAFのスキッ
プliR、Lを第1サブ02センサ20の出力信号に基
いて制御することによりバンク2の空燃比の平均値が理
論空燃比となるように制御される。
ところで第1サブ0□センサ20は前述したようにバン
ク2に供給される混合気全体の空燃比が理論空燃比であ
るか否かを正確に検出しており、この第1サブ0.セン
サ20の出力信号に基いて空燃比が理論空燃比となるよ
うにスキップ値R9Lが制御されるのでバンク2に供給
される全混合気の平均空燃比は正確に理論空燃比に一致
せしめられる。
一方、バンク3の燃料噴射弁8の燃料噴射期間を計算す
る場合にはステップ81からステップ83に進み、次式
から燃料噴射時間TAUが計算される。
TAU=K −Q/N・ (FAF+FX)ここでKは
第3図に示すルーチンにおいて求めされた噴射量補正係
数であり、フィードバック補正係数FAFはステップ8
2におけるFAFと同じである。
従ってバンク3の燃料噴射弁8の燃料噴射量はメイン0
2センサ19および第1サブO!センサ20の出力信号
から求められた噴射13 Q/N・(PAP+PX)を
第2サブOxセンサ21の出力信号に基づく噴射量補正
係数Kにより修正することによりバンク3の空燃比の平
均値が理論空燃比となるように制御される。
ところで第2サブ0.センサ21は前述したようにバン
ク3に供給される混合気全体の空燃比が理論空燃比であ
るか否かを正確に検出しており、この第2サブ02セン
サ21出力信号に基いて空燃比が理論空燃比となるよう
に噴射量補正係数Kが制御されるのでバンク3に供給さ
れる全混合気の平均空燃比は正確に理論空燃比に一致せ
しめられる。
なお、フィードバック補正係数FAFはバンク2の燃料
噴射弁7およびバンク3の燃料噴射弁8に対して共通で
あり、このFAFはバンク2の空燃比が理論空燃比とな
るように制御されているのでFAFが不安定になること
がない。
〔発明の効果〕
フィードバック補正係数が不安定になるのを阻止するこ
とにより3個の02センサを用いるのみで各バンクに供
給される混合気全体の平均空燃比を夫々正確に論理空燃
比に一致せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は内燃機関の全体図、第2図はフィードバック補
正係数を計算するためのフローチャート、第3図は変数
制御を実行するためのフローチャート、第4図は燃料噴
射時間を計算するためのフローチャート、第5図はO!
センサの出力信号とフィードバック補正係数等の変化を
示すタイムチャート、第6図は従来のフィードバック補
正係数の変化を示す図である。 2.3・・・バンク、13.14・・・吸気マニホルド
、15 、16・・・排気管、  17 、18・・・
触媒コンバータ、19・・・メインOtセンサ、 20・・・第1サブ0□センサ、 21・・・第2サブOtセンサ。 第1図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 気筒を第1の気筒群と第2の気筒群に分割し、第1気筒
    群を第1の排気通路に連結すると共に第2気筒群を第2
    の排気通路に連結し、各排気通路内に夫々触媒コンバー
    タを配置し、機関の運転状態に応じて定まる基本燃料噴
    射量を排気通路内に設けた酸素濃度検出器の出力信号に
    応じて変化するフィードバック補正係数により補正して
    各気筒に噴射される燃料噴射量を定めるようにした内燃
    機関において、触媒コンバータ上流の第1排気通路内に
    メイン酸素濃度検出器を配置すると共に触媒コンバータ
    下流の第1排気通路内に第1のサブ酸素濃度検出器を配
    置し、触媒コンバータ下流の第2排気通路内に第2のサ
    ブ酸素濃度検出器を配置し、メイン酸素濃度検出器の出
    力信号に応じてフィードバック補正係数を変化させると
    共に第1気筒群の空燃比が理論空燃比となるようにフィ
    ードバック補正係数を第1サブ酸素濃度検出器の出力信
    号により修正し、修正されたフィードバック補正係数と
    基本燃料噴射量から第1気筒群に噴射される燃料噴射量
    を定め、修正されたフィードバック補正係数と基本燃料
    噴射量から定まる第2気筒群の燃料噴射量を第2気筒群
    の空燃比が理論空燃比となるように第2サブ酸素濃度検
    出器の出力信号により修正するようにした内燃機関の空
    燃比制御装置。
JP26522687A 1987-10-22 1987-10-22 内燃機関の空燃比制御装置 Pending JPH01110852A (ja)

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JP26522687A Pending JPH01110852A (ja) 1987-10-22 1987-10-22 内燃機関の空燃比制御装置

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JP (1) JPH01110852A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5207057A (en) * 1991-05-16 1993-05-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Air-fuel ratio control device for an engine
US5417058A (en) * 1992-09-30 1995-05-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Device for detecting deterioration of a catalytic converter for an engine
EP1118757A3 (en) * 2000-01-20 2001-12-05 Ford Global Technologies, Inc. Method for controlling air/fuel mixture in an internal combustion engine
EP1143131A3 (de) * 2000-04-07 2004-04-28 Volkswagen Aktiengesellschaft Mehrflutige Abgasanlage und Verfahren zur Regelung eines Luft-Kraftstoff-Verhältnisses und Steuerung einer NOx-Regeneration eines NOx-Speicherkatalysators

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