JPH01108316A - 靭性に優れたＦｅ−Ｃｒ−Ａｌ系合金材料の製造方法 - Google Patents
靭性に優れたＦｅ−Ｃｒ−Ａｌ系合金材料の製造方法Info
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- JPH01108316A JPH01108316A JP26283887A JP26283887A JPH01108316A JP H01108316 A JPH01108316 A JP H01108316A JP 26283887 A JP26283887 A JP 26283887A JP 26283887 A JP26283887 A JP 26283887A JP H01108316 A JPH01108316 A JP H01108316A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/02—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips
- C21D8/0205—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips of ferrous alloys
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、Ｆｅ−Ｃｒ−Ａｌ系合金の熱間圧延時の仕上
げ板厚を２．５ａｍ以下とした靭性向上に係わる製造方
法に関する。
げ板厚を２．５ａｍ以下とした靭性向上に係わる製造方
法に関する。
従来、 Ｆｅ−Ｃｒ−Ａｌ１系合金は電熱材、熱雷対保
護管、高温炉部品、空気加熱器および燃焼排気系部品な
どのように高温において使用する材料として知られてい
る。特に１重量％で２７％以下のＣｒ、７％以下のＡ１
１、残部がＦｅからなる合金がＪＩＳ規格に規定されて
おり、−船釣な合金である。これらは電気抵抗が高く、
耐高温酸化性が優れているなどの特性を有している。し
かしながらＦｅ−Ｃｒ−ＡＭ系合金は素材の靭性が低く
、加工が困難という製造上の問題がある。
護管、高温炉部品、空気加熱器および燃焼排気系部品な
どのように高温において使用する材料として知られてい
る。特に１重量％で２７％以下のＣｒ、７％以下のＡ１
１、残部がＦｅからなる合金がＪＩＳ規格に規定されて
おり、−船釣な合金である。これらは電気抵抗が高く、
耐高温酸化性が優れているなどの特性を有している。し
かしながらＦｅ−Ｃｒ−ＡＭ系合金は素材の靭性が低く
、加工が困難という製造上の問題がある。
本発明は製造上重大な問題である熱間圧延コイルの靭性
を向上させることにより製造性を改善したＦｅ−Ｃｒ−
Ａｌ系合金の提供を目的とする。
を向上させることにより製造性を改善したＦｅ−Ｃｒ−
Ａｌ系合金の提供を目的とする。
ｃ問題解決にかかわる知見〕
本発明者らはＦｓ−Ｃｒ−Ａｆｌ系合金において６熱間
圧延コイルの靭性に及ぼす板厚の影響を調査した結果、
板厚を薄くすることが材料の靭性を著しく改善すること
を見出し、本発明に到達した。
圧延コイルの靭性に及ぼす板厚の影響を調査した結果、
板厚を薄くすることが材料の靭性を著しく改善すること
を見出し、本発明に到達した。
本発明は重量％でＣ： ０．０３％以下、Ｃｒ：１６．
０〜２６．０％、Ａｆｌ ： ２．０〜６．０％、残部
Ｆｅ及び不可避的不純物からなるＦｅ−Ｃｒ−Ａｎ系合
金を仕上げ板厚を２．５１１１■以下として熱間圧延し
、熱間圧延後急冷することを特徴とする靭性に優れたＦ
ｅ−Ｃｒ−Ａｇ系合金材料の製造方法を提供する。
０〜２６．０％、Ａｆｌ ： ２．０〜６．０％、残部
Ｆｅ及び不可避的不純物からなるＦｅ−Ｃｒ−Ａｎ系合
金を仕上げ板厚を２．５１１１■以下として熱間圧延し
、熱間圧延後急冷することを特徴とする靭性に優れたＦ
ｅ−Ｃｒ−Ａｇ系合金材料の製造方法を提供する。
本発明はまた、重量％でＣ： ０．０３％以下、１６．
０〜２６．０％、Ａｌ ： ２．０〜６．０％、Ｔｘ、
Ｎｂ、 Ｚｒ、のいずれか一種を０．３％以下、残部
Ｆｅおよび不可避的不純物からなるＦｅ−Ｃｒ−Ａ ｎ
系合金を仕上げ板厚を２．５ｍｍ以下として熱間圧延し
、熱間圧延後急冷することを特徴とする靭性に優れたＦ
ｅ−Ｃｒ−Ａｇ系合金材料の製造方法を提供する。
０〜２６．０％、Ａｌ ： ２．０〜６．０％、Ｔｘ、
Ｎｂ、 Ｚｒ、のいずれか一種を０．３％以下、残部
Ｆｅおよび不可避的不純物からなるＦｅ−Ｃｒ−Ａ ｎ
系合金を仕上げ板厚を２．５ｍｍ以下として熱間圧延し
、熱間圧延後急冷することを特徴とする靭性に優れたＦ
ｅ−Ｃｒ−Ａｇ系合金材料の製造方法を提供する。
本発明方法において、急冷とは常温水中に浸漬して冷却
することを意味する。
することを意味する。
本発明方法の素材合金の組成限定理由は次の通りである
。
。
Ｃｒはフェライト系ステンレス鋼の主要元素であり、耐
食性、耐熱性および耐酸化性を満足するには１６％以上
を必要とする。またＣｒ含有量が多い程電気抵抗や耐高
温酸化性は向上するが、逆に加工性は劣化するため上限
を２６％とした。
食性、耐熱性および耐酸化性を満足するには１６％以上
を必要とする。またＣｒ含有量が多い程電気抵抗や耐高
温酸化性は向上するが、逆に加工性は劣化するため上限
を２６％とした。
Ａｌは電気抵抗や耐高温酸化性を向上させるには不可欠
な元素であり、この両者の性能を得るためには２．０％
以上を必要とする。またその添加量が多い程前述の性能
は向上するがそれに伴ない加工性は劣化するので６．０
％を上限とした。
な元素であり、この両者の性能を得るためには２．０％
以上を必要とする。またその添加量が多い程前述の性能
は向上するがそれに伴ない加工性は劣化するので６．０
％を上限とした。
Ｃは靭性、耐食性向上のために可及的に低いことが望ま
しいが、極端に低下させることは製造コスト上昇を招く
ため１通常の精錬技術で低減可能な０．０３％以下とす
る。
しいが、極端に低下させることは製造コスト上昇を招く
ため１通常の精錬技術で低減可能な０．０３％以下とす
る。
本発明のＦｅ−Ｃｒ−ＡΩ系合金は本来耐高温酸化性を
要求される用途に使用されるものであるが、Ｔｉ、Ｎｂ
、 Ｚｒは耐高温酸化性の向上に有利な元素であり、こ
の目的のためには０．３％までの含有量で添加される。
要求される用途に使用されるものであるが、Ｔｉ、Ｎｂ
、 Ｚｒは耐高温酸化性の向上に有利な元素であり、こ
の目的のためには０．３％までの含有量で添加される。
し
本発明方法の素材合金は不純物ｔそ、脱酸剤として添加
され残留する１、５％までのＳＬ、 １．０％までのＭ
ｎ、に料から混入して来る０、０２％までのＰ。
され残留する１、５％までのＳＬ、 １．０％までのＭ
ｎ、に料から混入して来る０、０２％までのＰ。
０．０１％までのＳを含むことができる。
本合金の熱間圧延後のコイルには常温で衝撃や加工を受
けると破断を生じてしまうという製造上の大きな問題が
ある。これは靭性が乏しいために生じる現象であり、圧
延後のコ・イルの冷却途中に生じる４７５℃脆性や粗大
粒などに起因しているものど考えられる。そこで本発明
においてはコイル急冷による４７５℃脆化防止と熱間圧
延組織の微細化による熱間圧延コイルの靭性向上を目的
として熱間圧延時の仕上げ板厚を薄くするとともに熱間
圧延後水冷を行い、常温においても靭性の高い熱間圧延
コイルを製造した。またここで靭性向上に有効な熱間圧
延時の仕上げ板厚は２．５ｍ＋ｓ以下である。
けると破断を生じてしまうという製造上の大きな問題が
ある。これは靭性が乏しいために生じる現象であり、圧
延後のコ・イルの冷却途中に生じる４７５℃脆性や粗大
粒などに起因しているものど考えられる。そこで本発明
においてはコイル急冷による４７５℃脆化防止と熱間圧
延組織の微細化による熱間圧延コイルの靭性向上を目的
として熱間圧延時の仕上げ板厚を薄くするとともに熱間
圧延後水冷を行い、常温においても靭性の高い熱間圧延
コイルを製造した。またここで靭性向上に有効な熱間圧
延時の仕上げ板厚は２．５ｍ＋ｓ以下である。
第１表に示す組成のＦｅ−Ｃｒ−Ａｌ系合金を高周波真
空溶解炉にて溶製した後、厚さ５．５ｍｍ、 ３．３ｍ
ｍおよびに２．３１まで熱間圧延を行った。徐冷および
急冷した試料についてシャルピー１＃撃試験を行い。
空溶解炉にて溶製した後、厚さ５．５ｍｍ、 ３．３ｍ
ｍおよびに２．３１まで熱間圧延を行った。徐冷および
急冷した試料についてシャルピー１＃撃試験を行い。
靭性の評価をした。シャルピー１＃撃試験はＪＩＳＺ２
２０２の４号サブサイズ試験片を用いてＪＩＳ Ｚ２２
４２に従って実施した。
２０２の４号サブサイズ試験片を用いてＪＩＳ Ｚ２２
４２に従って実施した。
第２表および第１図は本発明の成果を表わすシャルピー
衝撃試験結果である。徐冷材では４７５℃脆化の影響に
より各板厚とも衝撃値は低い。しかし急冷材では板厚を
５．Ｏｎ＋ａか９３．３ｍｍ、２．３ｍｍへと薄くする
ことにより衝撃値は２倍以上に、絶対値的に見ても板厚
２．３■では２．０ｋｇｍ／ａＪ以上になり、冷間圧延
が可能となった。
衝撃試験結果である。徐冷材では４７５℃脆化の影響に
より各板厚とも衝撃値は低い。しかし急冷材では板厚を
５．Ｏｎ＋ａか９３．３ｍｍ、２．３ｍｍへと薄くする
ことにより衝撃値は２倍以上に、絶対値的に見ても板厚
２．３■では２．０ｋｇｍ／ａＪ以上になり、冷間圧延
が可能となった。
以上説明したように１本発明により従来熱間圧延後のコ
イルの靭性が低いため、製造が困難であったＦｅ−Ｃｒ
−Ａｆｉ系合金材料の靭性が著しく向上し。
イルの靭性が低いため、製造が困難であったＦｅ−Ｃｒ
−Ａｆｉ系合金材料の靭性が著しく向上し。
その製造が可能となった。
第２表 衝撃試験結果
（）は徐冷時の１ｉｌｒｌｌ値
第１図は合金の衝撃値に及ぼす板厚の影響を示す。
特許出原人 日新製鋼株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、重量％でＣ：０．０３％以下、Ｃｒ：１６．０〜２
６．０％、Ａｌ：２．０〜６．０％、残部Ｆｅ及び不可
避的不純物からなるＦｅ−Ｃｒ−Ａｌ系合金を仕上げ板
厚を２．５ｍｍ以下として熱間圧延し、熱間圧延後急冷
することを特徴とする靭性に優れたＦｅ−Ｃｒ−Ａｌ系
合金材料の製造方法。 ２、重量％でＣ：０．０３％以下、Ｃｒ：１６．０〜２
６．０％、Ａｌ：２．０〜６．０％、Ｔｉ、Ｎｂ、Ｚｒ
のいずれか一種を０． ３％以下、残部Ｆｅ及び不可避的不純物からなるＦｅ−
Ｃｒ−Ａｌ系合金を仕上げ板厚を２．５ｍｍ以下として
熱間圧延し、熱間圧延後急冷することを特徴とする靭性
に優れたＦｅ−Ｃｒ−Ａｌ系合金材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26283887A JPH01108316A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | 靭性に優れたＦｅ−Ｃｒ−Ａｌ系合金材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26283887A JPH01108316A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | 靭性に優れたＦｅ−Ｃｒ−Ａｌ系合金材料の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01108316A true JPH01108316A (ja) | 1989-04-25 |
Family
ID=17381321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26283887A Pending JPH01108316A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | 靭性に優れたＦｅ−Ｃｒ−Ａｌ系合金材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01108316A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104831174A (zh) * | 2015-05-08 | 2015-08-12 | 上海蓝铸特种合金材料有限公司 | 一种抗高温氧化金属材料及其制备方法 |
| CN113265591A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-08-17 | 季华实验室 | 一种Fe-Cr-Al合金钢板及其制备方法 |
-
1987
- 1987-10-20 JP JP26283887A patent/JPH01108316A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104831174A (zh) * | 2015-05-08 | 2015-08-12 | 上海蓝铸特种合金材料有限公司 | 一种抗高温氧化金属材料及其制备方法 |
| CN113265591A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-08-17 | 季华实验室 | 一种Fe-Cr-Al合金钢板及其制备方法 |
| CN113265591B (zh) * | 2021-05-18 | 2022-05-27 | 季华实验室 | 一种Fe-Cr-Al合金钢板及其制备方法 |
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