JP7520464B2 - 吐出ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は吐出ポンプに関する。
押し下げヘッドと押し下げヘッドから側方に突出するノズルとを有し、押し下げヘッドの押し下げと復帰により、容器本体の内容液をノズル先端部から吐出する吐出ポンプが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011-251694号公報
上記のような吐出ポンプは、内容液を吐出させる操作だけで押し下げヘッド上面とノズル上面に内容液を供給できれば望ましい場合がある。その一例として、内容液がアルコール等の殺菌用等の消毒液である場合には、押し下げヘッド上面とノズル上面を消毒された清潔な状態に保つことができるので、使用者が安心して操作することを可能にすることができる。
したがって、本発明の目的は、内容液を吐出させる操作だけで押し下げヘッド上面とノズル上面に内容液を供給可能な吐出ポンプを提供することにある。
本発明の吐出ポンプは、押し下げヘッドと押し下げヘッドから側方に突出するノズルとを有し、前記押し下げヘッドの押し下げと復帰により、容器本体の内容液をノズル先端部から吐出する吐出ポンプであって、前記押し下げヘッドから側方に延びるノズル基端部と、基端側から先端側に向けて下方に屈曲する屈曲部を備えるとともに前記ノズル基端部に接続されるノズル屈曲部材と、前記ノズル内の一端から前記ノズル基端部と前記ノズル屈曲部材との間を通ってノズル上面に開口する他端まで延びる流路である接続流路と、前記接続流路の前記他端から押し下げヘッド上面に向けて少なくとも前記ノズル上面上を延びる凹状の流路であるノズル外周面流路と、を有し、前記押し下げヘッドの前記押し下げと前記復帰により、前記内容液を前記接続流路と前記ノズル外周面流路を通じて前記ノズル上面と前記押し下げヘッド上面に供給可能であることを特徴とする。
本発明の吐出ポンプは、上記構成において、前記ノズル屈曲部材が、前記接続流路の前記他端を上方から覆う庇部を有するのが好ましい。
本発明の吐出ポンプは、上記構成において、前記ノズル外周面流路が、前記接続流路の前記他端から前記押し下げヘッド上面に向けて前記ノズル上面上を延びる溝を有するのが好ましい。
本発明の吐出ポンプは、上記構成において、前記ノズル外周面流路が、前記溝から分岐して前記ノズルの外周面上を下方に向けて延びる1つ以上の副溝を有するのが好ましい。
本発明の吐出ポンプは、上記構成において、少なくとも1つの前記副溝が前記ノズルの下面上まで延びるのが好ましい。
本発明の吐出ポンプは、上記構成において、前記接続流路の前記他端から前記ノズルの外周面上を前記ノズル先端部に向けて延びる凹状の流路である先端側ノズル外周面流路を有するのが好ましい。
本発明の吐出ポンプは、上記構成において、前記押し下げヘッド上面上を上面視で中央側から外周縁側に向けて延びる凹状の流路であるヘッド上面流路を有するのが好ましい。
本発明の吐出ポンプは、上記構成において、前記ノズル先端部がノズル内流路を絞る絞り部を有するのが好ましい。
本発明によれば、内容液を吐出させる操作だけで押し下げヘッド上面とノズル上面に内容液を供給可能な吐出ポンプを提供することができる。
本発明の第1実施形態である吐出ポンプを有する吐出容器を示す一部断面側面図である。 (a)は図1に示す吐出ポンプの押し下げヘッドとノズルとを含む部分の上面図であり、(b)は(a)のA-A断面図である。 (a)は本発明の第2実施形態である吐出ポンプの押し下げヘッドとノズルとを含む部分の上面図であり、(b)は(a)のB-B断面図である。 (a)は本発明の第3実施形態である吐出ポンプの押し下げヘッドとノズルとを含む部分の上面図であり、(b)は(a)のC-C断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を例示説明する。
図1~図2に示す本発明の一実施形態である吐出ポンプ1は、押し下げヘッド2と押し下げヘッド2から側方に突出するノズル3とを有し、押し下げヘッド2の押し下げと復帰により、容器本体4の内容液5をノズル3の先端部であるノズル先端部6から吐出するように構成されている。吐出ポンプ1は、容器本体4の口部4aに取り付けられることで、吐出容器7を形成している。
なお、本明細書において、上下方向とは操作に応じて押し下げヘッド2が移動する方向を意味し、下方とは押し下げヘッド2が押し下げられる方向を意味し、上方とはその反対方向(つまり押し下げヘッド2が復帰する方向)を意味している。
容器本体4は、内容液5を収容する収容空間8を内部に形成しており、収容空間8に連通する開口を形成する口部4aと、口部4aの下端に連なる胴部4bと、胴部4bの下端に連なる図示しない底部と、を有するボトル形状をなしている。容器本体4は例えば合成樹脂製のブロー成形品である。なお、押し下げヘッド2の押し下げ操作ができる限り、容器本体4の形状、材料及び製法は上記に限らない。
内容液5は特に限定されないが、例えば、アルコール等の殺菌用等の消毒液である。
吐出ポンプ1は、押し下げヘッド2を付勢部材9による付勢力に抗して押し下げる押し下げ操作により液室10を縮小させて液室10内の内容液5をノズル3内に送り、押し下げ操作の解除により液室10を拡大させて容器本体4内の内容液5を液室10内に送るように構成されている。なお、吐出ポンプ1はこれに限らず例えば、押し下げ操作により液室10を拡大させて容器本体4内の内容液5を液室10内に送り、押し下げ操作の解除により液室10を縮小させて液室10内の内容液5をノズル3内に送るように構成してもよい。いずれの場合にも、押し下げヘッド2の下端に連なる部材として公知の種々の構造を採用することができる。
なお、本実施形態の吐出ポンプ1は、押し下げヘッド2の下端に連なる部材として、ステム11、ピストンガイド12、ピストン13、圧縮ばねで構成される付勢部材9、弁部材14、吸い上げパイプ15、シリンダ部材16、装着キャップ17、抜け止め部材18及び外気導入孔封止用ピストン19を有しており、ピストンガイド12、ピストン13、シリンダ部材16及び弁部材14によって液室10を形成している。
図2に示すように、吐出ポンプ1は、押し下げヘッド2とノズル3を構成する部材として、ヘッド部材20、ノズル屈曲部材21、ノズル先端部材22及びノズルアダプタ部材23を有している。ヘッド部材20、ノズル屈曲部材21、ノズル先端部材22及びノズルアダプタ部材23はそれぞれ、合成樹脂の射出成形によって一体に形成されている。なお、これらの部材の材料及び製法は合成樹脂の射出成形に限らない。
ヘッド部材20は、押し下げヘッド2と、押し下げヘッド2から側方に延びるとともにノズル3の基端部であるノズル基端部24と、を有している。
図2(b)に示すように、押し下げヘッド2は、天壁2aと、天壁2aの外周縁から垂下する外周壁2bと、ステム11の上端に接続された内周壁2cと、外周壁2bと内周壁2cとの間で天壁2aから垂下する螺筒2dと、を有している。また、押し下げヘッド2は、ステム11内の流路に連通するとともに上下方向に延びる縦流路25aと、縦流路25aをノズル基端部24内の流路に連通させる横流路25bと、からなる内部流路(以下、ヘッド内流路25ともいう)を有している。縦流路25aは内周壁2cの内側に形成され、横流路25bは内周壁2cの上端部から外周壁2bまで側方に延びて設けられた横流路形成部2eによって形成されている。
図2(a)に示すように、押し下げ操作を受ける***作部となる押し下げヘッド2の上面(つまり天壁2aの上面)である押し下げヘッド上面26は、上面視で円形をなしている。なお、押し下げヘッド上面26の上面視形状は円形に限らず、楕円形、多角形など、適宜変更が可能である。
図2に示すように、ノズル基端部24は、押し下げヘッド2の上下方向に沿う中心軸線(以下、ヘッド中心軸線Oともいう)の径方向(以下、ヘッド径方向ともいう)に沿って延びる円筒状をなしており、外周壁2bから側方にヘッド径方向に沿って延びている。以下、説明の便宜上、ノズル基端部24が延びる方向を前後方向ともいい、前後方向に沿ってノズル3の基端側から先端側に向かう方向を前方ともいい、その反対方向を後方ともいう。
ノズル屈曲部材21は、基端側から先端側に向けて下方に屈曲する屈曲部27を有する円筒状をなしており、ノズル基端部24の先端側に配置されるようにノズル基端部24に嵌合によって接続されている。
また、ノズル屈曲部材21は、屈曲部27よりも基端側においてノズル3の長さ方向(ノズル3内の流路であるノズル内流路28の流れ方向)に沿うノズル3の中心軸線(以下、ノズル中心軸線ともいう)を周回する方向(以下、ノズル周方向ともいう)に環状に延びるとともにノズル基端部24の先端面(前端面)に対向して配置される基端側段差面29と、基端側段差面29から後方に延びるとともにノズル基端部24に挿入される基端側挿入筒30と、を有している。基端側挿入筒30は外径が後方に向けてやや先細となる円筒状をなしており、基端側挿入筒30の外周面はノズル基端部24の内周面に接している。また、基端側段差面29はノズル基端部24の先端面に接している。
また、ノズル屈曲部材21は、屈曲部27よりも先端側においてノズル周方向に環状に延びるとともにノズル先端部材22の基端面に対向して配置される先端側段差面31と、先端側段差面31から先端側に延びるとともにノズル先端部材22に挿入される先端側挿入筒32と、を有している。先端側挿入筒32は外径が先端側に向けてやや先細となる円筒状をなしており、先端側挿入筒32の外周面はノズル先端部材22の内周面に接している。また、先端側段差面31はノズル先端部材22の基端面に接している。
ノズル先端部材22は、ノズル中心軸線に沿って延びる円筒状の筒壁22aと、筒壁22aの先端部からノズル中心軸線に向けて延びる先端面壁22bと、を有しており、先端面壁22bの中心(ノズル中心軸線上)に吐出口22cが設けられている。ノズル屈曲部材21の先端側挿入筒32は筒壁22aに挿入されて筒壁22aの内周面に接し、ノズル屈曲部材21の先端側段差面31は筒壁22aの基端面に接している。ノズル屈曲部材21の先端側挿入筒32の先端面と先端面壁22bとの間にはノズルアダプタ部材23を保持するための隙間である保持隙間が設けられている。
ノズルアダプタ部材23は、ノズル先端部6の内部に配置され、保持されている。ノズルアダプタ部材23は、先端側挿入筒32の内周面と筒壁22aの内周面とに対向する外周面と、先端面壁22bの内面に対向する先端面と、を有している。ノズルアダプタ部材23の外周面には、ノズルアダプタ部材23を保持するために保持隙間に配置される係止部23aが設けられている。
ノズルアダプタ部材23は、内容液5を吐出口22cから霧状に吐出させるようにノズル内流路28を絞る絞り部33を構成している。つまり、ノズルアダプタ部材23よりも基端側の流路は、先端側挿入筒32の内周面とノズルアダプタ部材23の外周面との間、筒壁22aの内周面とノズルアダプタ部材23の外周面との間、そして、先端面壁22bの内面とノズルアダプタ部材23の先端面との間を順次通る流路である先端流路34を介して吐出口22cに連通している。
したがって、吐出ポンプ1は、押し下げ操作とその解除により、内容液5をヘッド内流路25とノズル内流路28を通して吐出口22cから吐出することができる。
また、ノズル3は、ノズル3内の一端35aからノズル基端部24とノズル屈曲部材21との間を通ってノズル3の上面であるノズル上面36に開口する他端35bまで延びる流路である接続流路35を有している。接続流路35は、基端側挿入筒30の上面上を前後方向に沿って延びる溝である横溝35cと、横溝35cの前端に連通するとともに基端側段差面29の上部において基端側段差面29上を上下方向に沿って延びる溝である縦溝35dと、を含んでいる。また、ノズル屈曲部材21は、接続流路35の他端35bを上方から覆う庇部37を有している。したがって、接続流路35の他端35bは庇部37で終端する縦溝35dの上端で構成されている。ノズル屈曲部材21が庇部37を有することにより、接続流路35の他端35bはノズル上面36に後方に向けて開口している。
ヘッド部材20は、接続流路35の他端35bから押し下げヘッド上面26に向けて少なくともノズル上面36上を延びる凹状の流路であるノズル外周面流路38を有している。ノズル外周面流路38は、接続流路35の他端35bから押し下げヘッド上面26に向けて前後方向に沿ってノズル上面36上を押し下げヘッド上面26の上面視中央まで延びる溝38aで構成されている。
したがって、吐出ポンプ1は、押し下げヘッド2の押し下げと復帰により、内容液5を接続流路35とノズル外周面流路38を通じてノズル上面36と押し下げヘッド上面26に供給可能である。つまり、内容液5は、押し下げ操作とその解除により、ノズル内流路28から接続流路35の一端35aに流入して接続流路35をその他端35bまで流れ、庇部37によって流れの方向が上方から後方に曲げられて、ノズル外周面流路38の前端に流入し、ノズル外周面流路38をその後端まで流れることができる。
このように、本実施形態の吐出ポンプ1は、内容液5を吐出させる操作だけで押し下げヘッド上面26とノズル上面36に内容液5を供給可能である。したがって、例えば、内容液5をアルコール等の殺菌用等の消毒液として使用する場合には、押し下げヘッド上面26とノズル上面36を消毒された清潔な状態に保つことができるので、使用者が安心して操作することを可能にすることができる。
また、本実施形態によれば、庇部37を設けていることにより、接続流路35の他端35bで内容液5が上方に飛び出ることを防止しつつ当該他端35bでの十分に大きな流量を確保しやすくすることができる。
また、本実施形態によれば、ノズル外周面流路38が溝38aを有していることにより、内容液5をノズル上面36と押し下げヘッド上面26に供給しやすくすることができる。
また、本実施形態によれば、ノズル先端部6に絞り部33を設けていることにより、操作時にノズル内流路28の圧力を絞り部33を設けない場合よりも高めることができるため、接続流路35とノズル外周面流路38を通じてノズル上面36と押し下げヘッド上面26に供給される内容液5の十分に大きな流量を確保しやすくすることができる。
図3に示す第2実施形態や図4に示す第3実施形態のように、ノズル外周面流路38は、溝38aから分岐してノズル基端部24の外周面上を下方に向けて延びる1つ以上の副溝38bを有していてもよく、副溝38bを通じて内容液5をノズル3の外周面のより広い範囲に供給することができる。。第2実施形態、第3実施形態のいずれにおいても、副溝38bは溝38aの両側壁にそれぞれ5つの径10個が設けられており、各々の副溝38bは溝38aから斜め後方に向けて分岐している。なお、副溝38bの数は適宜変更が可能である。また、各々の副溝38bは第2実施形態ではノズル上面36上に収まっているが、第3実施形態ではノズル下面39上まで延びている。
また、吐出ポンプ1は、第2実施形態や第3実施形態のように、接続流路35の他端35bからノズル3の外周面上をノズル先端部6に向けて延びる凹状の流路である先端側ノズル外周面流路40を有していてもよく、先端側ノズル外周面流路40を通じて内容液5をノズル3の外周面のより広い範囲に供給することができる。第2実施形態、第3実施形態のいずれにおいても、先端側ノズル外周面流路40は複数の溝で構成されている。また、先端側ノズル外周面流路40は第2実施形態ではノズル上面36上に収まっているが、第3実施形態ではノズル下面39上まで延びている。
また、吐出ポンプ1は、第2実施形態や第3実施形態のように、押し下げヘッド上面26上を上面視で中央側から外周縁側(ヘッド中心軸線Oの径方向外側)に向けて延びる凹状の流路であるヘッド上面流路41を有していてもよく、ヘッド上面流路41を通じて内容液5を押し下げヘッド上面26のより広い範囲に供給することができる。ヘッド上面流路41は第2実施形態では上面視でヘッド径方向に沿って放射状に延びる複数(図示の例では9つであるが適宜増減可能)の溝で構成されているが、第3実施形態では上面視で渦巻状に延びる溝で構成されている。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
したがって、前記実施形態の吐出ポンプ1は、例えば以下に述べるような種々の変更が可能である。
前記実施形態の吐出ポンプ1は、押し下げヘッド2と押し下げヘッド2から側方に突出するノズル3とを有し、押し下げヘッド2の押し下げと復帰により、容器本体4の内容液5をノズル先端部6から吐出する吐出ポンプ1であって、押し下げヘッド2から側方に延びるノズル基端部24と、基端側から先端側に向けて下方に屈曲する屈曲部27を備えるとともにノズル基端部24に接続されるノズル屈曲部材21と、ノズル3内の一端35aからノズル基端部24とノズル屈曲部材21との間を通ってノズル上面36に開口する他端35bまで延びる流路である接続流路35と、接続流路35の他端35bから押し下げヘッド上面26に向けて少なくともノズル上面36上を延びる凹状の流路であるノズル外周面流路38と、を有し、押し下げヘッド2の押し下げと復帰により、内容液5を接続流路35とノズル外周面流路38を通じてノズル上面36と押し下げヘッド上面26に供給可能である限り、種々変更可能である。
なお、ノズル屈曲部材21が、接続流路35の他端35bを上方から覆う庇部37を有するのが好ましい。
また、吐出ポンプ1は、ノズル外周面流路38が、接続流路35の他端35bから押し下げヘッド上面26に向けてノズル上面36上を延びる溝38aを有するのが好ましい。
また、吐出ポンプ1は、ノズル外周面流路38が、溝38aから分岐してノズル3の外周面上を下方に向けて延びる1つ以上の副溝38bを有するのが好ましい。
また、吐出ポンプ1は、少なくとも1つの副溝38bがノズル3の下面上まで延びるのが好ましい。
また、吐出ポンプ1は、接続流路35の他端35bからノズル3の外周面上をノズル先端部6に向けて延びる凹状の流路である先端側ノズル外周面流路40を有するのが好ましい。
また、吐出ポンプ1は、押し下げヘッド上面26上を上面視で中央側から外周縁側に向けて延びる凹状の流路であるヘッド上面流路41を有するのが好ましい。
また、吐出ポンプ1は、ノズル先端部6がノズル内流路28を絞る絞り部33を有するのが好ましい。
1 吐出ポンプ
2 押し下げヘッド
2a 天壁
2b 外周壁
2c 内周壁
2d 螺筒
2e 横流路形成部
3 ノズル
4 容器本体
4a 口部
4b 胴部
5 内容液
6 ノズル先端部
7 吐出容器
8 収容空間
9 付勢部材
10 液室
11 ステム
12 ピストンガイド
13 ピストン
14 弁部材
15 吸い上げパイプ
16 シリンダ部材
17 装着キャップ
18 抜け止め部材
19 外気導入孔封止用ピストン
20 ヘッド部材
21 ノズル屈曲部材
22 ノズル先端部材
22a 筒壁
22b 先端面壁
22c 吐出口
23 ノズルアダプタ部材
23a 係止部
24 ノズル基端部
25 ヘッド内流路
25a 縦流路
25b 横流路
26 押し下げヘッド上面
27 屈曲部
28 ノズル内流路
29 基端側段差面
30 基端側挿入筒
31 先端側段差面
32 先端側挿入筒
33 絞り部
34 先端流路
35 接続流路
35a 一端
35b 他端
35c 横溝
35d 縦溝
36 ノズル上面
37 庇部
38 ノズル外周面流路
38a 溝
38b 副溝
39 ノズル下面
40 先端側ノズル外周面流路
41 ヘッド上面流路
O ヘッド中心軸線

Claims (8)

  1. 押し下げヘッドと押し下げヘッドから側方に突出するノズルとを有し、前記押し下げヘッドの押し下げと復帰により、容器本体の内容液をノズル先端部から吐出する吐出ポンプであって、
    前記押し下げヘッドから側方に延びるノズル基端部と、
    基端側から先端側に向けて下方に屈曲する屈曲部を備えるとともに前記ノズル基端部に接続されるノズル屈曲部材と、
    前記ノズル内の一端から前記ノズル基端部と前記ノズル屈曲部材との間を通ってノズル上面に開口する他端まで延びる流路である接続流路と、
    前記接続流路の前記他端から押し下げヘッド上面に向けて少なくとも前記ノズル上面上を延びる凹状の流路であるノズル外周面流路と、を有し、
    前記押し下げヘッドの前記押し下げと前記復帰により、前記内容液を前記接続流路と前記ノズル外周面流路を通じて前記ノズル上面と前記押し下げヘッド上面に供給可能であることを特徴とする吐出ポンプ。
  2. 前記ノズル屈曲部材が、前記接続流路の前記他端を上方から覆う庇部を有する、請求項1に記載の吐出ポンプ。
  3. 前記ノズル外周面流路が、前記接続流路の前記他端から前記押し下げヘッド上面に向けて前記ノズル上面上を延びる溝を有する、請求項1又は2に記載の吐出ポンプ。
  4. 前記ノズル外周面流路が、前記溝から分岐して前記ノズルの外周面上を下方に向けて延びる1つ以上の副溝を有する、請求項3に記載の吐出ポンプ。
  5. 少なくとも1つの前記副溝が前記ノズルの下面上まで延びる、請求項4に記載の吐出ポンプ。
  6. 前記接続流路の前記他端から前記ノズルの外周面上を前記ノズル先端部に向けて延びる凹状の流路である先端側ノズル外周面流路を有する、請求項1~5の何れか1項に記載の吐出ポンプ。
  7. 前記押し下げヘッド上面上を上面視で中央側から外周縁側に向けて延びる凹状の流路であるヘッド上面流路を有する、請求項1~6の何れか1項に記載の吐出ポンプ。
  8. 前記ノズル先端部がノズル内流路を絞る絞り部を有する、請求項1~7の何れか1項に記載の吐出ポンプ。
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