JP7475792B2 - 吐出具及び吐出容器 - Google Patents

吐出具及び吐出容器 Download PDF

Info

Publication number
JP7475792B2
JP7475792B2 JP2021013915A JP2021013915A JP7475792B2 JP 7475792 B2 JP7475792 B2 JP 7475792B2 JP 2021013915 A JP2021013915 A JP 2021013915A JP 2021013915 A JP2021013915 A JP 2021013915A JP 7475792 B2 JP7475792 B2 JP 7475792B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engaged
engaged portion
cylinder
air
engagement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021013915A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022117301A (ja
Inventor
舞 加瀬
洋一 先曽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2021013915A priority Critical patent/JP7475792B2/ja
Publication of JP2022117301A publication Critical patent/JP2022117301A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7475792B2 publication Critical patent/JP7475792B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は、容器本体に収納された内容液を吐出する吐出具及び吐出容器に関する。
従来、ハンドソープ、ボディソープ、シャンプー、洗顔料等の液体を内容液として収容する容器として、内容液を収納する容器本体に吐出具を組み付けた構成の吐出容器が知られている(例えば特許文献1参照)。
このような吐出容器に用いられる吐出具は、ノズルを備えた押下げヘッドと、容器本体の口部に装着される装着キャップと、装着キャップに篏合保持されたシリンダとシリンダの内部に配置されたピストンとを備えたポンプと、を有しており、押下げヘッドが押し下げ操作されるとポンプが作動して容器本体に収納されている内容液をノズルから吐出するように構成されている。
特開2019-177949号公報
上記従来の吐出具は、押下げヘッドがポンプに連結支持されるとともにポンプが装着キャップに保持されることで1つのユニットとして構成され、この状態でパーツフィーダー等により組付け工程に搬送されて容器本体に組み付けられるのが一般的である。
しかし、上記従来の吐出具では、ポンプは、シリンダの上端部に設けられた被篏合部を装着キャップに設けられた篏合部に篏合させることで装着キャップに保持される構成となっているので、例えばパーツフィーダー等により吐出具を搬送する際などにおいて、例えば、シリンダに装着キャップに対して軸線を折り曲げる方向の外力が加わった場合に、装着キャップに対するシリンダの篏合が外れてしまう虞があるという問題点があった。
本発明は、このような問題を解決するために開発されたものであり、その目的は、シリンダの装着キャップに対する篏合強度を高めた吐出具及びこれを用いた吐出容器を提供することにある。
本発明の吐出具は、ノズルを備えた押下げヘッドと、容器本体の口部に装着される装着キャップと、前記装着キャップに篏合保持されたシリンダと、前記シリンダの内部に配置されたピストンとを備えたポンプと、を有し、前記押下げヘッドが押し下げ操作されると前記ポンプが作動して前記容器本体に収納されている内容液を前記ノズルから吐出するように構成されている吐出具であって、前記装着キャップに設けられた円筒状の第1篏合部と、前記第1篏合部の下方に連ねて設けられた、前記第1篏合部よりも外径が小さい円筒状の第2篏合部と、前記シリンダに設けられ、前記第1篏合部の外周面に篏合する円筒状の第1被篏合部と、前記第1被篏合部の下方に連ねて設けられて前記第2篏合部の外周面に篏合する、前記第1被篏合部よりも内径が小さい円筒状の第2被篏合部と、を有し、前記第1篏合部及び前記第1被篏合部の少なくとも何れか一方に、前記第1篏合部と前記第1被篏合部との篏合部分の上下方向の全範囲に延びる第1通気路が設けられ、前記第2篏合部及び前記第2被篏合部の少なくとも何れか一方に、前記第2篏合部と前記第2被篏合部との篏合部分の上下方向の全範囲に延びるとともに前記第1通気路に連なる第2通気路が設けられていることを特徴とする。
本発明の吐出具は、上記構成において、前記第1被篏合部が前記第1篏合部に圧入されており、前記第2被篏合部が前記第2篏合部に圧入されているのが好ましい。
本発明の吐出具は、上記構成において、前記第1篏合部及び前記第1被篏合部の何れか一方に、前記第1篏合部及び前記第1被篏合部の何れか他方に設けられた第1溝にアンダーカット係合する第1突起が設けられ、前記第2篏合部及び前記第2被篏合部の何れか一方に、前記第2篏合部及び前記第2被篏合部の何れか他方に設けられた第2溝にアンダーカット係合する第2突起が設けられているのが好ましい。
本発明の吐出具は、上記構成において、前記ポンプが、前記容器本体に収納されている内容液を前記ノズルに圧送するための液体用シリンダ及び液体用ピストンと、空気を前記ノズルに圧送するための空気用シリンダ及び空気用ピストンとを備えることで、前記ノズルから内容物を泡状に吐出するように構成されており、前記第1被篏合部及び前記第2被篏合部が、前記空気用シリンダに設けられているのが好ましい。
本発明の吐出容器は、前記容器本体と、前記吐出具と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、シリンダの装着キャップに対する篏合強度を高めた吐出具及びこれを用いた吐出容器を提供することができる。
本発明の一実施の形態である吐出具を備えた吐出容器を、その一部を切り欠いて示す正面図である。 装着キャップとシリンダとの篏合部分の拡大断面図である。 装着キャップとシリンダとの篏合部分の変形例の拡大断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施の形態に係る吐出具1及び吐出容器2について詳細に例示説明する。
図1に示すように、吐出具1は容器本体3に組み付けられて、容器本体3とともに吐出容器2を構成するものである。
本実施の形態では、吐出容器2は、例えばハンドソープ、ボディソープ、シャンプー、洗顔料等の発泡性を有する液体を内容液として収納する用途に用いられるものであり、吐出具1は、容器本体3の内部に収納された内容液を空気と混合して泡状に吐出する泡吐出具として構成されている。
吐出具1が組み付けられる容器本体3としては、例えば、円筒状の口部3aと口部3aに連なる有底筒状の胴部3bとを備えた合成樹脂材料製のブロー成形ボトルを用いることができる。口部3aの外周面には雄ねじ3cが一体に設けられている。
なお、容器本体3は、口部3aを備えるとともに内部に内容液を収納可能な構成であれば、その形状や材質、製造方法等が相違する種々の構成のものであってよい。
吐出具1は、装着キャップ10、ポンプ20及び押下げヘッド30を備えている。
装着キャップ10は、例えば合成樹脂材料により、軸線Oを中心として円筒状の周壁11と周壁11の上端に連なる天壁12とを有する有頂筒状に形成されている。周壁11の内周面には雌ねじ11aが一体に設けられている。装着キャップ10は、雌ねじ11aが容器本体3の口部3aに設けられた雄ねじ3cにねじ結合することで容器本体3の口部3aに装着されている。装着キャップ10が容器本体3の口部3aに装着されることで、吐出具1は容器本体3に組み付けられた状態とされる。
なお、装着キャップ10は、雄ねじ3cと雌ねじ11aとのねじ結合により容器本体3の口部3aに装着される構成に限らず、例えば、アンダーカット係合を用いた打栓など、他の構成により容器本体3の口部3aに装着される構成とすることもできる。また、装着キャップ10は、容器本体3の口部3aに装着することができるものであれば、その形状も種々変更可能である。
ポンプ20は、押下げヘッド30の押し下げ操作により作動する液体供給部21と空気供給部22とを備えている。液体供給部21と空気供給部22は、装着キャップ10と同軸に縦向きの姿勢で配置されている。
液体供給部21は、容器本体3に収納されている内容液を押下げヘッド30に向けて圧送するための液体用シリンダ21a及び液体用ピストン21bを備えている。液体用シリンダ21aは細長い円筒状となっている。液体用ピストン21bは、液体用シリンダ21aの内部に配置されて液体用シリンダ21aの内周面に摺動可能に接するとともにステム23を介して押下げヘッド30に連結されている。押下げヘッド30が押下げ操作されると、液体用ピストン21bは液体用シリンダ21aの内周面を摺動しつつ下方に移動する。これにより、液体供給部21は、容器本体3の内部からパイプ24を通して液体用シリンダ21aの内部に充填された内容液を、ステム23を通して押下げヘッド30に向けて圧送する。
空気供給部22は、空気を押下げヘッド30に向けて圧送するための空気用シリンダ22a及び空気用ピストン22bを備えている。空気用シリンダ22aは液体用シリンダ21aよりも外径が大きい円筒状となっている。空気用ピストン22bは空気用シリンダ22aの内部に配置されて空気用シリンダ22aの内周面に摺動可能に接するとともにステム23を介して押下げヘッド30に連結されている。押下げヘッド30が押下げ操作されると、空気用ピストン22bは空気用シリンダ22aの内周面を摺動しつつ下方に移動する。これにより、空気供給部22は、逆止弁25が設けられた外気導入孔26から空気用シリンダ22aの内部に導入された空気を、ステム23を通して押下げヘッド30に向けて圧送する。
液体供給部21により押下げヘッド30に向けて圧送される内容液は、ステム23の内部において、空気供給部22により押下げヘッド30に向けて圧送される空気と混合される。これにより、内容液は泡状にされつつ押下げヘッド30に向けて圧送される。ステム23の内部に、内容液の泡状化を促進するためのメッシュ部材を設けるようにしてもよい。
液体用シリンダ21aは空気用シリンダ22aの下端に一体に連ねて設けられている。一方、空気用シリンダ22aは、上端にフランジ22cを一体に備えており、フランジ22cは、その外周縁部分が装着キャップ10の周壁11の内周面に篏合するとともに天壁12と容器本体3の口部3aとの間に挟み込まれている。これにより、ポンプ20は、容器本体3の内部に吊り下げ保持されている。なお、符号27はパッキン等のシール部材である。
押下げヘッド30は、ノズル31を備えたヘッド本体32を備えており、ヘッド本体32はステム23の上端に固定されている。ノズル31はステム23の内部通路に連通している。したがって、押下げヘッド30が容器本体3の側に向けて押し下げ操作されてポンプ20が作動し、容器本体3に収納されている内容液が空気と混合されて泡状になって押下げヘッド30に圧送されると、当該泡状の内容液がノズル31から外部に吐出される。
流通時等における押下げヘッド30の誤操作を防止するために、押下げヘッド30と装着キャップ10との間に、ストッパー40を着脱自在に装着した構成とすることもできる。
装着キャップ10と空気用シリンダ22aとの間には篏合構造部50が設けられている。図2に示すように、篏合構造部50は、装着キャップ10に設けられた第1篏合部51と第2篏合部52とを備えている。
第1篏合部51は、装着キャップ10の軸線Oを中心とした円筒状となっており、装着キャップ10の天壁12の下面に一体に設けられて天壁12から下方に向けて突出している。第2篏合部52は、第1篏合部51と同軸かつ第1篏合部51よりも外径が小さい円筒状となっており、第1篏合部51の下方に一体に連ねて設けられている。
篏合構造部50は、空気用シリンダ22aに設けられた第1被篏合部53と第2被篏合部54とを備えている。
第1被篏合部53は、第1篏合部51と同軸の円筒状となっており、空気用シリンダ22aの上端部分に空気用シリンダ22aと一体に設けられている。第2被篏合部54は、第1被篏合部53と同軸かつ第1被篏合部53よりも内径が小さい円筒状となっており、第1被篏合部53の下方に一体に連ねて設けられている。
空気用シリンダ22aは、第1被篏合部53が装着キャップ10の第1篏合部51の外側に圧入されることで第1篏合部51の外周面に篏合し、第2被篏合部54が装着キャップ10の第2篏合部52の外側に圧入されることで第2篏合部52の外周面に篏合した状態となって、装着キャップ10に篏合保持されている。
このように、本実施の形態の吐出具1ないし吐出容器2では、空気用シリンダ22aは、軸線Oの方向に並べて設けられた2か所の篏合部分により装着キャップ10に篏合保持された構成とされている。これにより、空気用シリンダ22aを、1か所の篏合部分により装着キャップ10に篏合保持させる構成に比べて、空気用シリンダ22aの装着キャップ10に対する篏合強度を高めることができる。
例えば、装着キャップ10に篏合保持された空気用シリンダ22aの上方への耐引っ張り荷重は、空気用シリンダ22aを1か所の篏合部分により装着キャップ10に篏合保持させる比較例の構成では151Nであるのに対し、本実施の形態のものでは238Nである。また、装着キャップ10に篏合保持された空気用シリンダ22aの軸線Oを折り曲げる方向についての耐ねじれ荷重は、空気用シリンダ22aを1か所の篏合部分により装着キャップ10に篏合保持させる比較例の構成では63.4Nであるのに対し、本実施の形態のものでは92.3Nである。
したがって、例えば、吐出容器2の製造工程の吐出具1を容器本体3に組み付ける前の段階において、パーツフィーダー等により吐出具1を搬送する際などに、空気用シリンダ22aに装着キャップ10に対して軸線Oを折り曲げる方向の外力が加わっても、装着キャップ10に対する空気用シリンダ22aの篏合が外れてしまうことを防止することができる。
特に、本実施の形態の吐出具1のように、ポンプ20を、液体用シリンダ21a及び液体用ピストン21bと、空気用シリンダ22a及び空気用ピストン22bとを備えることで、ノズル31から内容物を泡状に吐出する構成とした場合には、空気用シリンダ22aの外径が大きくなるので、パーツフィーダー等により吐出具1を搬送する際などに、空気用シリンダ22aに装着キャップ10に対して軸線Oを折り曲げる方向の外力が嵌合力に及ぼす影響が大きくなるが、このような構成の吐出具1においても、空気用シリンダ22aを、軸線Oの方向に並べて設けられた2か所の篏合部分により装着キャップ10に篏合保持された構成とすることで、装着キャップ10に対する空気用シリンダ22aの篏合が外れてしまうことを効果的に防止することができる。
また、吐出容器2を、上記構成を有する吐出具1を用いた構成とすることで、装着キャップ10に対する空気用シリンダ22aの篏合が外れた状態の吐出具1が容器本体3に組み付けられることをなくして、容器本体3に吐出具1を組み付けた構成の吐出容器2の不具合を低減することができる。
篏合構造部50は、通気路55を備えた構成とすることもできる。
通気路55は、第1篏合部51の外周面に、第1篏合部51と第1被篏合部53との篏合部分の上下方向の全範囲に延びて設けられた溝状の第1通気路55aと、第2篏合部52の外周面に、第2篏合部52と第2被篏合部54との篏合部分の上下方向の全範囲に延びて設けられた溝状の第2通気路55bとが、互いに連なった構成とされている。第1篏合部51と第1被篏合部53との篏合部分の上方には、と第1篏合部51の根本部分とフランジ22cの内周端の湾曲した角部とにより区画された円環状の隙間56が設けられており、第1通気路55aの上端は当該隙間56に連通している。また、第1篏合部51と第1被篏合部53との篏合部分と、第2篏合部52と第2被篏合部54との篏合部分との間には、第1篏合部51と第2篏合部52とを連ねる傾斜面部分が、第1被篏合部53と第2被篏合部54とを連ねる傾斜面部分に対して上方にずれていることにより、円環状の隙間57が設けられており、第1通気路55aの下端及び第2通気路55bの上端はそれぞれ当該隙間57に連通している。したがって、空気用シリンダ22aの内部空間は、通気路55により、第1篏合部51と第1被篏合部53との篏合部分と装着キャップ10の天壁12との間の隙間56及び第1篏合部51と第1被篏合部53との篏合部分と第2篏合部52と第2被篏合部54との篏合部分の間の隙間57に連通している。なお、隙間56及び隙間57の両方ないし何れか一方が設けられない構成としてもよい。
これにより、空気用シリンダ22aを装着キャップ10に装着する際に、空気用シリンダ22aの内部の空気が通気路55、上記隙間56、57及びフランジ22cと装着キャップ10の天壁12との間を通して外部に排出されるようにして、空気用シリンダ22aの内部の空気が加圧されることを抑制することができる。したがって、空気用シリンダ22aを装着キャップ10に装着する作業が煩雑になることを防止して、当該作業を容易にすることができる。
なお、図示する場合では、通気路55を、第1篏合部51の外周面と第2篏合部52の外周面とに設けるようにしているが、第1被篏合部53の内周面と第2被篏合部54の内周面とに設けるようにしてもよく、第1篏合部51の外周面、第2篏合部52の外周面、第1被篏合部53の内周面及び第2被篏合部54の内周面の全てに設けるようにしてもよい。
図3に変形例として示すように、篏合構造部50は、第1篏合部51の外周面に第1突起部51aを一体に設け、第2篏合部52の外周面に第2突起部52aを一体に設け、第1被篏合部53の内周面に第1溝53aを設け、第2被篏合部54の内周面に第2溝54aを設け、第1突起部51aを第1溝53aにアンダーカット係合させるとともに第2突起部52aを第2溝54aにアンダーカット係合させた構成とすることもできる。
この変形例においては、第1突起部51a及び第2突起部52aを、軸線Oを中心とした円環状の形状とし、第1溝53a及び第2溝54aを、軸線Oを中心とした円環状の形状とするのが好ましい。なお、第1突起部51a及び第2突起部52aは、円環状に替えて周方向に間隔を空けて並ぶ複数部分を有する間欠状としてもよい。
このような構成により、空気用シリンダ22aの装着キャップ10に対する篏合強度をより高めて、装着キャップ10に対する空気用シリンダ22aの篏合が外れてしまうことをより確実に防止することができる。
なお、第1篏合部51の外周面に第1溝を設け、第2篏合部52の外周面に第2溝を設け、第1被篏合部53の内周面に第1突起部を設け、第2被篏合部54の内周面に第2突起部を設け、第1突起部を第1溝にアンダーカット係合させるとともに第2突起部を第2溝にアンダーカット係合させた構成とすることもできる。また、第1篏合部51の外周面、第2篏合部52の外周面、第1被篏合部53の内周面及び第2被篏合部54の内周面に、それぞれ突起部を設け、第1篏合部51の外周面に設けられた突起部に第1被篏合部53の内周面に設けられた突起部をアンダーカット係合させるとともに第2篏合部52の外周面に設けられた突起部に第2被篏合部54の内周面に設けられた突起部をアンダーカット係合させた構成とすることもできる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 吐出具
2 吐出容器
3 容器本体
3a 口部
3b 胴部
3c 雄ねじ
10 装着キャップ
11 周壁
11a 雌ねじ
12 天壁
20 ポンプ
21 液体供給部
21a 液体用シリンダ
21b 液体用ピストン
22 空気供給部
22a 空気用シリンダ
22b 空気用ピストン
22c フランジ
23 ステム
24 パイプ
25 逆止弁
26 外気導入孔
27 シール部材
30 押下げヘッド
31 ノズル
32 ヘッド本体
40 ストッパー
50 篏合構造部
51 第1篏合部
52 第2篏合部
53 第1被篏合部
54 第2被篏合部
55 通気路
55a 第1通気路
55b 第2通気路
56 隙間
57 隙間
O 軸線

Claims (5)

  1. ノズルを備えた押下げヘッドと、
    容器本体の口部に装着される装着キャップと、
    前記装着キャップに篏合保持されたシリンダと、前記シリンダの内部に配置されたピストンとを備えたポンプと、を有し、
    前記押下げヘッドが押し下げ操作されると前記ポンプが作動して前記容器本体に収納されている内容液を前記ノズルから吐出するように構成されている吐出具であって、
    前記装着キャップに設けられた円筒状の第1篏合部と、
    前記第1篏合部の下方に連ねて設けられた、前記第1篏合部よりも外径が小さい円筒状の第2篏合部と、
    前記シリンダに設けられ、前記第1篏合部の外周面に篏合する円筒状の第1被篏合部と、
    前記第1被篏合部の下方に連ねて設けられて前記第2篏合部の外周面に篏合する、前記第1被篏合部よりも内径が小さい円筒状の第2被篏合部と、を有し、
    前記第1篏合部及び前記第1被篏合部の少なくとも何れか一方に、前記第1篏合部と前記第1被篏合部との篏合部分の上下方向の全範囲に延びる第1通気路が設けられ、
    前記第2篏合部及び前記第2被篏合部の少なくとも何れか一方に、前記第2篏合部と前記第2被篏合部との篏合部分の上下方向の全範囲に延びるとともに前記第1通気路に連なる第2通気路が設けられていることを特徴とする吐出具。
  2. 前記第1被篏合部が前記第1篏合部に圧入されており、前記第2被篏合部が前記第2篏合部に圧入されている、請求項1に記載の吐出具。
  3. 前記第1篏合部及び前記第1被篏合部の何れか一方に、前記第1篏合部及び前記第1被篏合部の何れか他方に設けられた第1溝にアンダーカット係合する第1突起が設けられ、
    前記第2篏合部及び前記第2被篏合部の何れか一方に、前記第2篏合部及び前記第2被篏合部の何れか他方に設けられた第2溝にアンダーカット係合する第2突起が設けられている、請求項1または2に記載の吐出具。
  4. 前記ポンプが、前記容器本体に収納されている内容液を前記ノズルに圧送するための液体用シリンダ及び液体用ピストンと、空気を前記ノズルに圧送するための空気用シリンダ及び空気用ピストンとを備えることで、前記ノズルから内容物を泡状に吐出するように構成されており、
    前記第1被篏合部及び前記第2被篏合部が、前記空気用シリンダに設けられている、請求項1~の何れか1項に記載の吐出具。
  5. 前記容器本体と、請求項1~の何れか1項に記載の前記吐出具と、を備えていることを特徴とする吐出容器。
JP2021013915A 2021-01-29 2021-01-29 吐出具及び吐出容器 Active JP7475792B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021013915A JP7475792B2 (ja) 2021-01-29 2021-01-29 吐出具及び吐出容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021013915A JP7475792B2 (ja) 2021-01-29 2021-01-29 吐出具及び吐出容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022117301A JP2022117301A (ja) 2022-08-10
JP7475792B2 true JP7475792B2 (ja) 2024-04-30

Family

ID=82749978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021013915A Active JP7475792B2 (ja) 2021-01-29 2021-01-29 吐出具及び吐出容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7475792B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000128215A (ja) 1998-10-30 2000-05-09 Daiwa Can Co Ltd ポンプ式泡出し容器
JP2002273279A (ja) 2001-03-22 2002-09-24 Yoshino Kogyosho Co Ltd 蓄圧式液体噴出器
US20170266679A1 (en) 2014-08-26 2017-09-21 Rpc Bramlage Gmbh Finger spray pump

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000128215A (ja) 1998-10-30 2000-05-09 Daiwa Can Co Ltd ポンプ式泡出し容器
JP2002273279A (ja) 2001-03-22 2002-09-24 Yoshino Kogyosho Co Ltd 蓄圧式液体噴出器
US20170266679A1 (en) 2014-08-26 2017-09-21 Rpc Bramlage Gmbh Finger spray pump

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022117301A (ja) 2022-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10023347B2 (en) Synthetic resin container having inverted, folded back bottom wall
JP5121843B2 (ja) 飲料用容器のための分配キャップ
JP4879995B2 (ja) 改良された環状カラーを有するプラスチック製エアゾール容器
CN110325474A (zh) 具有一体式通气***的桶封闭件
JP2007015693A (ja) ポンプディスペンサ、並びに、吐出弁機構、吸入弁機構、及びバルブ
JP7475792B2 (ja) 吐出具及び吐出容器
EP1261535A4 (en) CONTAINER WITH PRESSURE SPOUT
JP2009022935A (ja) ポンプディスペンサー
CN111836569A (zh) 用于挤压发泡器的减小压力密封入口
JP5264275B2 (ja) 二重容器
JP5476084B2 (ja) 反転、折返し底壁を備えた合成樹脂製容器
JP2017149477A (ja) ディスペンサー付き薄肉容器
JP2017013811A (ja) 吐出容器
JP2014231386A (ja) 吐出容器
JP2011093539A (ja) 液体噴出器
JP2018203282A (ja) 二重容器、注出具付き容器及びプリフォーム
JP5596450B2 (ja) ディスペンサ付きの薄肉容器
US20050061833A1 (en) Manual pump with integrated components
JP2024049867A (ja) ポンプ式吐出器
CA3240210A1 (en) Container with inset neck and discreet pump assembly
JP2023026812A (ja) バルブ付き合成樹脂注出具
JP2024034460A (ja) 吐出容器
JP2023002426A (ja) 容器及び吐出製品
JP2021183502A (ja) ポンプ式吐出器
JPH10101112A (ja) 液体噴出ポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7475792

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150