JP7502839B1 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7502839B1
JP7502839B1 JP2024006960A JP2024006960A JP7502839B1 JP 7502839 B1 JP7502839 B1 JP 7502839B1 JP 2024006960 A JP2024006960 A JP 2024006960A JP 2024006960 A JP2024006960 A JP 2024006960A JP 7502839 B1 JP7502839 B1 JP 7502839B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
identification information
received
data
bib
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2024006960A
Other languages
English (en)
Inventor
文雄 小薗江
Original Assignee
テクノプラン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テクノプラン株式会社 filed Critical テクノプラン株式会社
Priority to JP2024006960A priority Critical patent/JP7502839B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7502839B1 publication Critical patent/JP7502839B1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】それぞれの参加者のより正確なラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムを、参加者のそれぞれにより迅速に通知する。【解決手段】情報処理装置は、識別情報に紐づけされているゼッケン番号に対応付けて通知の宛先を記憶している記憶手段と、識別情報および識別情報を受信した時刻である受信時刻のデータを受信する受信手段と、識別情報および受信時刻のデータを受信したとき、ゼッケン番号の参加者のラップタイム若しくはスプリットタイムまたはフィニッシュタイムのいずれかを算出する算出手段と、識別情報および受信時刻のデータを受信したとき、算出されたラップタイム若しくはスプリットタイムまたはフィニッシュタイムのいずれかのデータを、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号に対応付けられている通知の宛先に送信する送信手段とを含む。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関し、特に、RF(radio frequency)タグから読み取られた識別情報を用いて処理を行う情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
陸上競技のうちの中長距離などのトラック競技またはマラソンやハーフマラソンなどのロードレースの競技または練習において、参加者がRFタグを装着して、RFタグから読み取られた識別情報を用いて参加者のラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムを計測することが行われている。
従来、計測用電波を発する電波送信装置と、複数の地点を通過する移動体に装着される電子機器であって、前記電波送信装置が発した前記計測用電波を受信する電子機器と、を含み、前記電子機器が少なくとも前記計測用電波を受信したことに基づいて、前記移動体が次の地点を通過する目標時間を示す目標時間情報を表示する計測システムが提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-137068号公報
しかしながら、ラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムが1つの表示装置で表示される場合には、自己のラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムなのか、他人のラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムなのかをすぐに知ることはできなかった。また、競技中または練習中に、自己の正確なラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムを知ることはできなかった。さらに、競技中または練習中に知った、ラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムにずれが生じることがあった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、それぞれの参加者のより正確なラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムを、参加者のそれぞれにより迅速に通知できるようにするものである。
本発明の一側面の情報処理装置は、陸上競技のうちのトラック競技若しくはロードレースの競技に参加する参加者であるか、トラック競技若しくはロードレースの練習に参加する参加者であるか、またはウォーキングのイベントに参加する参加者のいずれかであって、それぞれのゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者が装着している、それぞれに異なる固有の識別情報を送信する2つのRFタグから読み取られた識別情報を用いて処理を行う情報処理装置であって、2つのRFタグのそれぞれの識別情報に紐づけされている1つのゼッケン番号に対応付けて通知の宛先を記憶している記憶手段と、2つのRFタグのいずれかからアンテナで識別情報の少なくとも一方を読み取った受信装置から送信されてくる識別情報および識別情報を受信した時刻である受信時刻のデータを受信する受信手段とを含み、記憶手段は、2つのRFタグを装着している参加者のRFタグから1組のアンテナおよび受信装置で読み取られた識別情報のうち、早く読み取られた識別情報を受信した時刻である受信時刻のデータを、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号に対応付けて記憶し、さらに、識別情報および受信時刻のデータを受信したとき、記憶手段に記憶されている受信時刻のデータから、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号の参加者の、スタート地点からアンテナが設置されている中間地点までのラップタイム若しくはスプリットタイム、またはスタート地点からアンテナが設置されているゴール地点までのフィニッシュタイムのいずれかを算出する算出手段と、識別情報および受信時刻のデータを受信したとき、算出されたラップタイム若しくはスプリットタイムまたはフィニッシュタイムのいずれかのデータを、ゼッケン番号に対応付けて記憶手段に記憶されている通知の宛先であって、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号に対応付けられている通知の宛先に送信する送信手段とを含む。
記憶手段には、ゼッケン番号に対応付けて通知方式および通知の宛先を記憶させ、送信手段には、ゼッケン番号に対応付けられている通知方式で、算出されたラップタイム若しくはスプリットタイムまたはフィニッシュタイムのいずれかのデータを通知の宛先に送信させることができる。
記憶手段には、プッシュ通知、Eメールまたはショートメッセージのいずれかを含む通知方式をゼッケン番号に対応付けて記憶させることができる。
算出手段には、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者の順位であって、識別情報および受信時刻のデータを受信したときの順位を算出させ、送信手段には、算出された順位のデータおよびラップタイム若しくはスプリットタイムまたはフィニッシュタイムのいずれかのデータを、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号に対応付けられている通知の宛先に送信させることができる。
本発明の一側面の情報処理方法は、陸上競技のうちのトラック競技若しくはロードレースの競技に参加する参加者であるか、トラック競技若しくはロードレースの練習に参加する参加者であるか、またはウォーキングのイベントに参加する参加者のいずれかであって、それぞれのゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者が装着している、それぞれに異なる固有の識別情報を送信する2つのRFタグから読み取られた識別情報を用いて処理を行う情報処理装置であって、2つのRFタグのそれぞれの識別情報に紐づけされている1つのゼッケン番号に対応付けて通知の宛先を記憶手段に記憶している情報処理装置による情報処理方法であって、2つのRFタグのいずれかからアンテナで識別情報の少なくとも一方を読み取った受信装置から送信されてくる識別情報および識別情報を受信した時刻である受信時刻のデータを受信する受信ステップと、記憶手段に、2つのRFタグを装着している参加者のRFタグから1組のアンテナおよび受信装置で読み取られた識別情報のうち、早く読み取られた識別情報を受信した時刻である受信時刻のデータを、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号に対応付けて記憶させる記憶ステップと、識別情報および受信時刻のデータを受信したとき、記憶手段に記憶されている受信時刻のデータから、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号の参加者の、スタート地点からアンテナが設置されている中間地点までのラップタイム若しくはスプリットタイム、またはスタート地点からアンテナが設置されているゴール地点までのフィニッシュタイムのいずれかを算出する算出ステップと、識別情報および受信時刻のデータを受信したとき、算出されたラップタイム若しくはスプリットタイムまたはフィニッシュタイムのいずれかのデータを、ゼッケン番号に対応付けて記憶手段に記憶されている通知の宛先であって、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号に対応付けられている通知の宛先に送信する送信ステップとを含む。
本発明の一側面のプログラムは、陸上競技のうちのトラック競技若しくはロードレースの競技に参加する参加者であるか、トラック競技若しくはロードレースの練習に参加する参加者であるか、またはウォーキングのイベントに参加する参加者のいずれかであって、それぞれのゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者が装着している、それぞれ異なる固有の識別情報を送信する2つのRFタグから読み取られた識別情報を用いて処理を行うコンピュータであって、2つのRFタグのそれぞれの識別情報に紐づけされている1つのゼッケン番号に対応付けて通知の宛先を記憶手段に記憶しているコンピュータに、2つのRFタグのいずれかからアンテナで識別情報の少なくとも一方を読み取った受信装置から送信されてくる識別情報および識別情報を受信した時刻である受信時刻のデータの受信を制御する受信制御ステップと、記憶手段に、2つのRFタグを装着している参加者のRFタグから1組のアンテナおよび受信装置で読み取られた識別情報のうち、早く読み取られた識別情報を受信した時刻である受信時刻のデータを、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号に対応付けて記憶させる記憶ステップと、識別情報および受信時刻のデータを受信したとき、記憶手段に記憶されている受信時刻のデータから、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号の参加者の、スタート地点からアンテナが設置されている中間地点までのラップタイム若しくはスプリットタイム、またはスタート地点からアンテナが設置されているゴール地点までのフィニッシュタイムのいずれかを算出する算出ステップと、識別情報および受信時刻のデータを受信したとき、算出されたラップタイム若しくはスプリットタイムまたはフィニッシュタイムのいずれかのデータの、ゼッケン番号に対応付けて記憶手段に記憶されている通知の宛先であって、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号に対応付けられている通知の宛先への送信を制御する送信制御ステップとを含む処理を実行させる。
以上のように、本発明によれば、それぞれの参加者のより正確なラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムを、参加者のそれぞれにより迅速に通知できるようになる。
本発明の一実施の形態の計測システム11の構成の例を示す図である。 アスリートビブス41の構成の例を示す図である。 サーバ24のハードウェアの構成を説明するブロック図である。 プログラムの実行により実現されるサーバ24の機能の例を説明するブロック図である。 リレーショナルデータベースであるデータベース83に配置されているテーブルの例を説明する図である。 通知の処理を説明するフローチャートである。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、発明の詳細な説明に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、発明の詳細な説明に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の詳細な説明中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の情報処理装置は、陸上競技のうちのトラック競技若しくはロードレースの競技に参加する参加者であるか、トラック競技若しくはロードレースの練習に参加する参加者であるか、またはウォーキングのイベントに参加する参加者のいずれかであって、それぞれのゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者が装着している、それぞれに異なる固有の識別情報を送信する2つのRFタグから読み取られた識別情報を用いて処理を行う情報処理装置であって、2つのRFタグのそれぞれの識別情報に紐づけされている1つのゼッケン番号に対応付けて通知の宛先を記憶している記憶手段(例えば、図4のデータベース83)と、2つのRFタグのいずれかからアンテナで識別情報の少なくとも一方を読み取った受信装置から送信されてくる識別情報および識別情報を受信した時刻である受信時刻のデータを受信する受信手段(例えば、図4の受信制御部81に制御される図3の通信部59)とを含み、記憶手段は、2つのRFタグを装着している参加者のRFタグから1組のアンテナおよび受信装置で読み取られた識別情報のうち、早く読み取られた識別情報を受信した時刻である受信時刻のデータを、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号に対応付けて記憶し、さらに、識別情報および受信時刻のデータを受信したとき、記憶手段に記憶されている受信時刻のデータから、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号の参加者の、スタート地点からアンテナが設置されている中間地点までのラップタイム若しくはスプリットタイム、またはスタート地点からアンテナが設置されているゴール地点までのフィニッシュタイムのいずれかを算出する算出手段(例えば、図4のタイム算出部94)と、識別情報および受信時刻のデータを受信したとき、算出されたラップタイム若しくはスプリットタイムまたはフィニッシュタイムのいずれかのデータを、ゼッケン番号に対応付けて記憶手段に記憶されている通知の宛先であって、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号に対応付けられている通知の宛先に送信する送信手段(例えば、図4の送信制御部82に制御される図3の通信部59)とを含む。
以下、図1乃至図6を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態の計測システム11の構成の例を示す図である。図1において、陸上競技のトラックにアンテナおよび受信装置が配置されている計測システム11の構成の例が示されている。
計測システム11は、陸上競技のうちのトラック競技若しくはロードレースの競技若しくは練習またはウォーキングのイベントに参加する参加者であって、それぞれのゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者が装着しているRFタグから読み取られた識別情報および識別情報が読み取られた時刻を用いて、スタート地点から中間地点までのラップタイム若しくはスプリットタイムまたはスタート地点からゴール地点までのフィニッシュタイムを算出する。計測システム11は、算出されたラップタイム若しくはスプリットタイムまたはフィニッシュタイムのデータを、識別情報に紐づけされているゼッケン番号に対応付けられている通知の宛先に送信する。
計測システム11は、トラック競技またはロードレースの競技若しくは練習またはウォーキングのイベントを運営する運営側により設置されて、運用される。
この場合、通知は、携帯電話機や腕などの身体に装着する端末装置などのモバイル端末へのプッシュ通知、eメールまたはショートメッセージなどとすることができる。通知は、携帯電話機などのモバイル端末にインストールされる所定のアプリケーションプログラム宛てに送信することができる。
また、例えば、RFタグから読み取られる識別情報は、RFタグまたはRFタグを装着している人や物を識別する情報である。例えば、識別情報は、RFタグ固有のタグIDとすることができる。また、例えば、識別情報は、RFタグに書き換え可能に記憶される情報であって、人や物を識別する情報とすることができる。
ここで、陸上競技は、主に野外競技場のトラックやフィールド、また、道路で行われる、走る、跳ぶまたは投げるの3基本技を中心とする競技の総称である。トラックは、野外競技場の部分のうち、競技が行われる部分の周回走路をいう。トラック競技は、陸上競技のうち、トラックで行う競技の総称である。ロードレースは、陸上競技のうちの、マラソン、駅伝または競歩など、基本的に公道上で争われる競技をいう。ウォーキングは、健康づくりのための歩行運動である。ウォーキングのイベントは、ウォーキングの大会、フェスティバルまたは催しなどをいう。参加者は、走る走者に限らず、ウォーキングで歩く者、競歩で歩く者や車椅子で走行する者なども含む。
ゼッケンは、アスリートビブスなどとも称され、参加者毎に異なるゼッケン番号が表されている。
以下、陸上競技のうちのトラック競技またはロードレースの競技または練習を例に説明する。
計測システム11は、アンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3、受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3、インターネット23並びにサーバ24を含み構成されている。図1において、それぞれのゼッケン番号が記載されたゼッケン(アスリートビブス)を着けていて、RFタグを装着している参加者31-1、参加者31-2および参加者31-3は、スタート地点より前に配置されているスタート整列領域32からスタートして、トラックまたは公道を走る。
図2は、参加者31-1、参加者31-2および参加者31-3のそれぞれが装着しているアスリートビブス41の構成の例を示す図である。図2(A)は、アスリートビブス41の表側の構成を示す図である。図2(B)は、アスリートビブス41の裏側の構成を示す図である。アスリートビブス41の表側には、ゼッケン番号42が記載されている。すなわち、アスリートビブス41を構成する布地または、例えば不織布などの合成紙には、ゼッケン番号42が表されている。参加者31-1、参加者31-2および参加者31-3は、アスリートビブス41の表側に表されているゼッケン番号42が見えるように、アスリートビブス41を装着する。
アスリートビブス41の裏側には、比較的柔らかい材質で絶縁体の発泡樹脂からなるパッド43が設けられている。アスリートビブス41を構成する布地または合成紙とパッド43との間には、RFタグ44-1およびRFタグ44-2が設けられている。
RFタグ44-1およびRFタグ44-2は、それぞれ、IC(Integrated Circuit)チップおよびアンテナで構成されていて、アンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3のいずれかを介して受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3のそれぞれと通信し、ICチップに記憶されているタグIDである識別情報を受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3のそれぞれに送信する。タグIDは、RFタグ44-1若しくはRFタグ44-2またはRFタグ44-1およびRFタグ44-2を装着している人や物を識別するための識別情報である。例えば、タグIDは、RFタグ44-1およびRFタグ44-2のそれぞれの固有の情報とされ、他のRFタグのタグIDと異なるものとされる。
なお、RFタグ44-1およびRFタグ44-2は、それぞれ、書き換え可能な識別情報を記憶して、アンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3のいずれかを介して受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3のそれぞれと通信した場合、記憶している識別情報を受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3のそれぞれに送信するようにしてもよい。
RFタグ44-1およびRFタグ44-2は、それぞれ、パッシブタグとすることができる。パッシブタグであるRFタグ44-1およびRFタグ44-2は、リーダーである受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3並びにアンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3のうちの、アンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3から放射される電波または電磁界によって起電して、ICチップを作動させる。RFタグ44-1およびRFタグ44-2は、それぞれ、アクティブタグとしてもよい。例えば、RFタグ44-1およびRFタグ44-2は、それぞれ、300MHzから3GHzの周波数帯の電波を用いる、いわゆるUHF(Ultra High Frequency)タグとすることができる。例えば、RFタグ44-1およびRFタグ44-2は、それぞれ、920MHzの周波数帯の電波を用いる。
なお、アスリートビブス41を構成する布地とパッド43との間には、1つのRFタグ44を設けるようにしてもよい。以下、アスリートビブス41をゼッケンとも称する。
以下、識別情報として、タグIDを用いる場合を例に説明する。
図1に戻り、アンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3は、それぞれ、受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3のそれぞれと接続されている。アンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3は、それぞれ、マットアンテナまたは道路敷設方式アンテナなどと称され、トラック上やコース上に載置される。
なお、アンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3のそれぞれに代えて、トラックに隣接するフィールドに設置されて、トラック上に電波または電磁界を放射するアンテナを設けるようにしてもよい。トラックに隣接するフィールドに設置されて、トラック上に電波または電磁界を放射するアンテナは、横置きアンテナなどとも称される。
例えば、アンテナ21-1は、スタート地点に載置される。例えば、アンテナ21-2は、スタート地点から所定の距離だけ離れた位置であって、走行するコースとして、スタート地点から進んだ位置に載置される。例えば、アンテナ21-3は、アンテナ21-2が載置される地点から所定の距離だけ離れた位置であって、走行するコースとして、アンテナ21-2が載置される地点から進んだ位置に載置される。
なお、トラック競技の場合、トラックを周回することで、参加者31-1、参加者31-2および参加者31-3は、それぞれ、トラックを周回した回数だけ、アンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3の上を通過する。この場合、トラックを1周する時間であるラップタイムを測定し、通知することができる。
例えば、スタート地点は、トラックを所定の回数だけ周回した後のゴール地点とされる。つまり、例えば、スタート地点およびゴール地点は、トラック上同じ地点とされる。
なお、スタート地点と異なる位置にゴール地点を設けて、ゴール地点にアンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3並びに受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3と同様のアンテナ21および受信装置22を設けることができる。
また、図1においては、スタート地点に設置されるアンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3並びに受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3の例を示したが、基本的に公道上で争われるロードレースにおいては、アンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3並びに受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3と同様のアンテナ21および受信装置22が、スタート地点から所定の距離、例えば、1Km毎の位置、10Km毎の位置、スタート地点からゴール地点までの半分の距離の折り返し地点、または特定のランドマークの地点などの中間地点に、設けることができる。この場合、スタート地点から中間地点までのスプリットタイムを測定し、通知することができる。
アンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3は、それぞれ、電波または電磁界を放射する。受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3のそれぞれは、接続されているアンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3のそれぞれに、電力を供給して、電波または電磁界を放射させる。受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3のそれぞれは、接続されているアンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3のそれぞれを介して、RFタグ44-1およびRFタグ44-2と通信して、ICチップに記憶されているタグIDである識別情報を受信する。
また、受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3のそれぞれは、GPS(Global Positioning System)のアンテナおよび受信装置を備え、GPSの信号から、現在時刻を計時する。
参加者31-1、参加者31-2および参加者31-3のいずれかがアンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3のいずれかの上を通過すると、受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3のそれぞれは、アンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3のいずれかを介して、参加者31-1、参加者31-2および参加者31-3のいずれかに装着されているRFタグ44-1およびRFタグ44-2と通信して、RFタグ44-1およびRFタグ44-2のそれぞれのICチップに記憶されているタグIDを受信する。
受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3のそれぞれは、RFタグ44-1およびRFタグ44-2のいずれかのICチップに記憶されているタグIDを受信すると、携帯電話回線、公衆無線通信回線または専用無線回線などの無線通信回線を介して、インターネット23に接続して、サーバ24宛てに、受信したタグIDおよびタグIDを受信した時刻を示す受信時刻データを送信する。なお、受信時刻データは、受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3のそれぞれが、タグIDを受信した時刻を示す。
サーバ24は、情報処理装置の一例であり、インターネット23を介して受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3のいずれかから送信されてきた、タグIDを用いて、スタート地点から中間地点までのラップタイム若しくはスプリットタイムまたはスタート地点からゴール地点までのフィニッシュタイムを算出する。計測システム11は、算出されたラップタイム若しくはスプリットタイムまたはフィニッシュタイムのデータを、タグIDに紐づけされているゼッケン番号に対応付けられている通知の宛先に送信する。サーバ24は、専用ハードウェアからなるサーバ、汎用のハードウェアの一部の機能を用いるサーバ、またはクラウドサーバとも称される仮想的なサーバとすることができる。
このように、サーバ24は、陸上競技のうちのトラック競技若しくはロードレースの競技若しくは練習またはウォーキングのイベントに参加する参加者であって、それぞれのゼッケン番号42が記載されたアスリートビブス41(ゼッケン)を着けている参加者が装着しているRFタグ44から読み取られた識別情報を用いて処理を行う。
なお、サーバ24は、受信装置22-2または受信装置22-3からRFタグ44-1およびRFタグ44-2のいずれかのICチップに記憶されているタグIDを受信したが、受信装置22-1からRFタグ44-1およびRFタグ44-2のいずれかのICチップに記憶されているタグIDを受信しなかった場合、受信装置22-2または受信装置22-3から受信したタグIDおよび受信時刻データから、受信した受信時刻データを補正するなどすることにより、スタート地点での時刻を求める。このようにすることで、より確実に、スタート地点での時刻を求めることができる。中間地点またはゴール地点においても同様である。
以下、アンテナ21-1、アンテナ21-2およびアンテナ21-3を個々に区別する必要がない場合、単に、アンテナ21と称する。また、以下、受信装置22-1、受信装置22-2および受信装置22-3を個々に区別する必要がない場合、単に、受信装置22と称する。さらに、以下、RFタグ44-1およびRFタグ44-2を個々に区別する必要がない場合、単に、RFタグ44と称する。また、以下、参加者31-1、参加者31-2および参加者31-3を個々に区別する必要がない場合、単に、参加者31と称する。
次に、サーバ24のハードウェアの構成を説明する。なお、サーバ24が仮想的なサーバである場合、サーバ24は、ハードウェアのリソースが割り当てられて、ハードウェアに相当する機能を有する。図3は、サーバ24のハードウェアの構成を説明するブロック図である。
サーバ24において、CPU(Central Processing Unit)51,ROM(Read Only Memory)52,RAM(Random Access Memory)53は、バス54により相互に接続されている。
バス54には、さらに、入出力インタフェース55が接続されている。入出力インタフェース55には、必要に応じて電気的に接続されるかまたはリモートターミナルにより接続されるキーボードまたはマウスなどよりなる入力部56、必要に応じて電気的に接続されるかまたはリモートターミナルにより接続されるディスプレイなどよりなる出力部57、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部58、およびネットワークインタフェースなどよりなる通信部59が接続されている。図示は省略するが、必要に応じて、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディアを駆動するドライブが接続される。
以上のように構成されるサーバ24(コンピュータ)では、CPU51が、例えば、記憶部58に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース55及びバス54を介して、RAM53にロードして実行することにより、後述する一連の処理が行われる。
サーバ24(CPU51)が実行するプログラムは、例えば、ローカルエリアネットワーク、インターネット23、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供されるか、または、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディアに記録して提供される。
そして、また、例えば、プログラムは、リムーバブルメディアをドライブに装着することにより、入出力インタフェース55を介して、記憶部58に記憶することで、コンピュータにインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部59で受信し、記憶部58に記憶することで、コンピュータにインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM52や記憶部58にあらかじめ記憶しておくことで、コンピュータにあらかじめインストールしておくことができる。
すなわち、サーバ24(コンピュータ)では、インストールされたプログラムを実行することにより、後述する機能が実現される。
なお、サーバ24において、CPU51は、1つとは限らず、1または複数設けることができる。
次に、プログラムを実行するサーバ24の機能について説明する。図4は、プログラムの実行により実現されるサーバ24の機能の例を説明するブロック図である。
サーバ24がプログラムを実行することにより、受信制御部81、送信制御部82、データベース83、格納制御部84、算出部85、通知方法通知宛先取得部86、通知生成部87およびステータス更新部88が実現される。受信制御部81は、通信部59を制御して、インターネット23を介して受信装置22から送信されてきた各種のデータを受信する。受信制御部81に制御される通信部59は、受信手段の一例であり、RFタグ44からアンテナ21で識別情報を読み取った受信装置22から送信されてくる識別情報および識別情報を受信した時刻である受信時刻のデータを受信する。
送信制御部82は、通信部59を制御して、インターネット23を介して所定の宛先に各種のデータを送信する。送信制御部82に制御される通信部59は、送信手段の一例であり、識別情報および受信時刻のデータを受信したとき、算出されたラップタイム若しくはスプリットタイムまたはフィニッシュタイムのいずれかのデータを、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号に対応付けられている通知の宛先に送信する。
データベース83は、記憶手段の一例であり、データベース管理システムにより管理される、電子的に保存され、アクセス可能に組織化されたデータの集合である。データベース83で管理されるデータの集合は、RAM53または記憶部58に格納される。例えば、データベース83は、リレーショナルデータベースまたはキーバリュー型データベースなどのNoSQLデータベースなどとすることができる。
図5は、リレーショナルデータベースであるデータベース83に配置されているテーブルの例を説明する図である。データベース83には、番号通知対応テーブル101およびタイムテーブル102が配置されている。番号通知対応テーブル101には、ゼッケン番号(図5において、「ゼッケンNo.」と表す。)、通知方法および通知宛先のそれぞれの属性のデータが格納されている。ゼッケン番号のフィールドのそれぞれには、ゼッケン番号42が格納される。通知方法のフィールドのそれぞれには、スタート地点から中間地点までのラップタイム若しくはスプリットタイムまたはスタート地点からゴール地点までのフィニッシュタイムを通知する場合の通知の通知方法(通知方式)を示す値が格納される。例えば、通知方法のフィールドには、プッシュ通信、eメールまたはショートメッセージなどの値が格納される。通知宛先のフィールドのそれぞれには、通知の宛先を示す値が格納される。例えば、通知宛先のフィールドには、プッシュ通信の場合の宛先ID、メールアドレスまたは電話番号などを示す値が格納される。
例えば、番号通知対応テーブル101のゼッケン番号が301であるレコードには、プッシュ通知である通知方法を示す値およびefgs12387である通知宛先を示す値が格納されている。また、例えば、番号通知対応テーブル101のゼッケン番号が302であるレコードには、eメールである通知方法を示す値および[email protected]である通知宛先を示す値が格納されている。さらに、例えば、番号通知対応テーブル101のゼッケン番号が303であるレコードには、ショートメッセージである通知方法を示す値および090254XXXである通知宛先を示す値が格納されている。
タイムテーブル102には、ゼッケン番号(図5において、「ゼッケンNo.」と表す。)、2つのタグID、順位、ステータス、スタート時刻、中間地点1時刻、スプリットタイム1、中間地点2時刻、スプリットタイム2、ゴール時刻およびフィニッシュタイムのそれぞれの属性のデータが格納されている。ゼッケン番号のフィールドのそれぞれには、ゼッケン番号42が格納される。この場合、ゼッケン番号が主キーとされている。
2つのタグIDのそれぞれのフィールドのそれぞれには、ゼッケン番号に紐づけされているタグIDの値が格納されている。順位のフィールドのそれぞれには、ゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者の順位を示す値が格納される。ステータスのフィールドのそれぞれには、ゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者がスタート地点を過ぎたか、中間地点1を過ぎたか、中間地点2を過ぎたかまたはゴールに到達したかのいずれかを示す値が格納される。
スタート時刻のフィールドのそれぞれには、ゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者のスタートした時刻を示す値が格納される。中間地点1時刻のフィールドのそれぞれには、アンテナ21および受信装置22が設置されている中間地点であって、スタート地点の次に通過する中間地点を、ゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者が通過した時刻を示す値が格納される。スプリットタイム1のフィールドのそれぞれには、ゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者の、スタート地点からスタート地点の次に通過する中間地点までのスプリットタイムを示す値が格納される。中間地点2時刻のフィールドのそれぞれには、アンテナ21および受信装置22が設置されている中間地点であって、スタート地点から2番目に通過する中間地点を、ゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者が通過した時刻を示す値が格納される。スプリットタイム2のフィールドのそれぞれには、ゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者の、スタート地点からスタート地点から2番目に通過する中間地点までのスプリットタイムを示す値が格納される。
ゴール時刻のフィールドのそれぞれには、アンテナ21および受信装置22が設置されているゴール地点に、ゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者が到達した時刻を示す値が格納される。フィニッシュタイムのフィールドのそれぞれには、ゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者が、スタート地点からゴール地点までにかかった時間であるフィニッシュタイムを示す値が格納される。
なお、スタート地点、中間地点1、中間地点2およびゴール地点には、それぞれ、アンテナ21および受信装置22が設けられているので、スタート地点、中間地点1、中間地点2およびゴール地点は、それぞれ、測定地点であり、スタート時刻、中間地点1時刻、中間地点2時刻およびゴール時刻は、それぞれ、測定地点の時刻を示す。また、スプリットタイム1、スプリットタイム2およびフィニッシュタイムは、それぞれ、スタート地点から測定地点までのタイムである。
例えば、タイムテーブル102のゼッケン番号が301であるレコードには、aaaaaであるタグIDを示す値、aaaawであるタグIDを示す値、2である順位を示す値、ゴールであるステータスを示す値、0:00:00であるスタート時刻を示す値、0:30:00である中間地点1時刻を示す値、0:30:00であるスプリットタイム1を示す値、1:00:00である中間地点2時刻を示す値、1:00:00であるスプリットタイム2を示す値、1:30:00であるゴール時刻を示す値および1:30:00であるフィニッシュタイムを示す値が格納されている。また、例えば、タイムテーブル102のゼッケン番号が302であるレコードには、aaaabであるタグIDを示す値、aaaanであるタグIDを示す値、1である順位を示す値、ゴールであるステータスを示す値、0:00:00であるスタート時刻を示す値、0:28:30である中間地点1時刻を示す値、0:28:30であるスプリットタイム1を示す値、0:59:30である中間地点2時刻を示す値、0:59:30であるスプリットタイム2を示す値、1:27:30であるゴール時刻を示す値および1:27:30であるフィニッシュタイムを示す値が格納されている。さらに、例えば、タイムテーブル102のゼッケン番号が304であるレコードには、aaaadであるタグIDを示す値、aaaajであるタグIDを示す値、4である順位を示す値、ゴールであるステータスを示す値、0:00:03であるスタート時刻を示す値、0:32:28である中間地点1時刻を示す値、0:32:25であるスプリットタイム1を示す値、1:06:42である中間地点2時刻を示す値、1:06:39であるスプリットタイム2を示す値、1:42:05であるゴール時刻を示す値および1:42:02であるフィニッシュタイムを示す値が格納されている。
なお、図5に示されるタイムテーブル102の例は、参加者がゴールした後の状態のものを示し、参加者が中間地点またはゴールを通過する毎に、所定のフィールドに値が格納される。すなわち、タイムテーブル102のスタート時刻のフィールド、中間地点1時刻のフィールド、スプリットタイム1のフィールド、中間地点2時刻のフィールド、スプリットタイム2のフィールド、ゴール時刻のフィールドおよびフィニッシュタイムのフィールドには、競技または練習が進行するに従って、順次、値が格納されていく。
また、番号通知対応テーブル101およびタイムテーブル102は、ファイルとして記憶部58に格納するようにしてもよく、また、データとしてRAM53に展開して記憶するようにしてもよい。
このように、データベース83は、識別情報に紐づけされているゼッケン番号に対応付けて通知の宛先を記憶している。
図4に戻り、格納制御部84は、データベース83に、各種のデータを格納させる。格納制御部84は、時刻格納制御部91、タイム格納制御部92および順位格納制御部93を含む。算出部85は、タイムおよび順位を算出する。算出部85は、タイム算出部94および順位算出部95を含む。
時刻格納制御部91は、データベース83に、受信時刻データで示される時刻の値を格納させる。すなわち、時刻格納制御部91は、受信装置22がRFタグ44から受信したタグIDおよびタグIDを受信装置22が受信した時刻を示す受信時刻データであって、受信装置22から送信されてきたタグIDおよび受信時刻データをサーバ24が受信したとき、受信したタグIDが配置されているタイムテーブル102のレコードのステータスのフィールドの値を参照して、受信したタグIDが配置されているタイムテーブル102のレコードのうちの、スタート時刻のフィールド、中間地点1時刻のフィールド、中間地点2時刻のフィールドまたはゴール時刻のフィールドのいずれかに、受信時刻データで示される時刻の値を格納させる。
タイム算出部94は、算出手段の一例であり、受信時刻データで示される時刻の値から、ラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムを算出する。より詳細には、例えば、タイム算出部94は、受信装置22がRFタグ44から受信したタグIDおよびタグIDを受信装置22が受信した時刻を示す受信時刻データであって、受信装置22から送信されてきたタグIDおよび受信時刻データをサーバ24が受信した場合、中間地点1時刻のフィールド、中間地点2時刻のフィールドまたはゴール時刻のフィールドのいずれかに、受信時刻データで示される時刻の値が格納されたとき、受信したタグIDが配置されているタイムテーブル102のレコードのうちの、中間地点1時刻のフィールド、中間地点2時刻のフィールドまたはゴール時刻のフィールドのいずれかに格納された受信時刻データで示される時刻の値と、スタート時刻のフィールドで示される時刻の値とからスプリットタイムまたはフィニッシュタイムを算出する。また、例えば、タイム算出部94は、受信装置22がRFタグ44から受信したタグIDおよびタグIDを受信装置22が受信した時刻を示す受信時刻データであって、受信装置22から送信されてきたタグIDおよび受信時刻データをサーバ24が受信したとき、受信時刻データで示される時刻の値と、スタート時刻のフィールドで示される時刻の値とからスプリットタイムまたはフィニッシュタイムを算出する。
このように、タイム算出部94は、識別情報および受信時刻のデータを受信したとき、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号42の参加者の、スタート地点からアンテナ21が設置されている中間地点までのラップタイム若しくはスプリットタイム、またはスタート地点からアンテナ21が設置されているゴール地点までのフィニッシュタイムのいずれかを算出する。
なお、タイム算出部94は、2つのRFタグ44を装着している参加者31のRFタグ44から1組のアンテナ21および受信装置22で読み取られた識別情報のうち、早く読み取られた識別情報について、ラップタイム若しくはスプリットタイムまたはフィニッシュタイムを算出する。
タイム格納制御部92は、データベース83に、ラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムを格納させる。すなわち、タイム格納制御部92は、受信装置22がRFタグ44から受信したタグIDおよびタグIDを受信装置22が受信した時刻を示す受信時刻データであって、受信装置22から送信されてきたタグIDおよび受信時刻データをサーバ24が受信した場合、中間地点1時刻のフィールド、中間地点2時刻のフィールドまたはゴール時刻のフィールドのいずれかに、受信時刻データで示される時刻の値が格納されたとき、タイム算出部94で算出されたスプリットタイムまたはフィニッシュタイムの値を、受信したタグIDが配置されているタイムテーブル102のレコードのうちの、スプリットタイム1のフィールド、スプリットタイム2のフィールドまたはフィニッシュタイムのフィールドのいずれかに格納させる。
順位算出部95は、参加者の順位を算出する。より詳細には、順位算出部95は、ゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者毎に、ステータスのフィールドの値、スプリットタイム1のフィールドの値、スプリットタイム2のフィールドの値またはフィニッシュタイムのフィールドの値を参照して、ゼッケン番号に対応させて順位を算出する。
順位格納制御部93は、データベース83に、順位を格納させる。すなわち、順位格納制御部93は、順位算出部95で算出されたゼッケン番号に対応する順位を、タイムテーブル102のレコードのうちの、ゼッケン番号に対応するレコードの順位のフィールドのそれぞれに格納させる。
通知方法通知宛先取得部86は、データベース83から、通知方法および通知宛先を取得する。より詳細には、通知方法通知宛先取得部86は、受信装置22がRFタグ44から受信したタグIDおよびタグIDを受信装置22が受信した時刻を示す受信時刻データであって、受信装置22から送信されてきたタグIDおよび受信時刻データをサーバ24が受信したとき、受信したタグIDが配置されているタイムテーブル102のレコードのゼッケン番号のフィールドの値を参照して、番号通知対応テーブル101のレコードの通知方法および通知宛先の属性のデータのうち、参照しているゼッケン番号に対応する通知方法および通知宛先のフィールドの値を取得する。すなわち、通知方法通知宛先取得部86は、受信したタグIDに紐づけされているゼッケン番号に対応付けされている通知方法および通知宛先を取得する。
通知生成部87は、ラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムおよび順位を含む通知のデータを生成する。より詳細には、通知生成部87は、通知方法通知宛先取得部86で取得された通知方法に応じたフォーマットのデータに、通知方法通知宛先取得部86で取得された宛先を設定し、タイム算出部94によって算出されたスプリットタイムまたはフィニッシュタイムおよび順位算出部95で算出された順位のうち、受信したタグIDに紐づけされているゼッケン番号に対応する順位のフィールドの値を記述することで、通知のデータを生成する。
ステータス更新部88は、データベース83に含まれるステータスを更新する。より詳細には、ステータス更新部88は、時刻格納制御部91が、受信したタグIDが配置されているタイムテーブル102のレコードのうちの、スタート時刻のフィールド、中間地点1時刻のフィールド、中間地点2時刻のフィールドまたはゴール時刻のフィールドのいずれかに、受信時刻データで示される時刻の値を格納させた場合、受信したタグIDが配置されているタイムテーブル102のレコードのうちの、時刻の値を格納したフィールドに合わせてステータスのフィールドの値を更新する。例えば、ステータスのフィールドの値が、ゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者がスタート地点を過ぎたか、中間地点1を過ぎたか、中間地点2を過ぎたかまたはゴールに到達したかのいずれかを示す値とされる場合、ステータス更新部88は、中間地点1時刻のフィールドに受信時刻データで示される時刻の値が格納されたとき、中間地点1を過ぎたことを示す値にステータスのフィールドの値を更新する。
次に、サーバ24により行われる通知の処理を説明する。図6は、通知の処理を説明するフローチャートである。ステップS11において、受信制御部81は、受信装置22から送信されてきたタグIDが受信されたか否かを判定し、タグIDが受信されていないと判定された場合、ステップS11の手続きを繰り返す。
ステップS11において、タグIDが受信されたと判定された場合、手続きはステップS12に進み、時刻格納制御部91は、タグIDおよびタグIDと共に送信されてきた受信時刻データを受信制御部81から取得する。
ステップS13において、時刻格納制御部91は、受信したタグIDが配置されているタイムテーブル102のレコードのステータスのフィールドの値を参照して、タグIDに紐づけされている、いずれかの測定地点の時刻のフィールドに受信時刻データを格納する。例えば、時刻格納制御部91は、受信したタグIDが配置されているタイムテーブル102のレコードのうちの、スタート時刻のフィールド、中間地点1時刻のフィールド、中間地点2時刻のフィールドまたはゴール時刻のフィールドのいずれかに、受信時刻データ(で示される時刻の値)を格納させる。
ステップS14において、タイム算出部94は、ラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムを算出する。例えば、タイム算出部94は、受信時刻データで示される時刻の値と、受信したタグIDが配置されているタイムテーブル102のレコードのうちの、スタート時刻のフィールドで示される時刻の値とからスプリットタイムまたはフィニッシュタイムを算出する。また、例えば、タイム算出部94は、受信したタグIDが配置されているタイムテーブル102のレコードのうちの、スタート時刻のフィールド、中間地点1時刻のフィールド、中間地点2時刻のフィールドのいずれかに格納された時刻の値と、受信時刻データで示される時刻の値とからスプリットタイムまたはフィニッシュタイムを算出する。
ステップS15において、タイム格納制御部92は、タグIDに紐づけされている、いずれかの測定地点のタイムのフィールドにラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムを格納する。ステップS16において、順位算出部95は、参加者全体の順位を算出する。順位格納制御部93は、データベース83に、順位を格納させる。
ステップS17において、通知方法通知宛先取得部86は、データベース83から、受信したタグIDに紐づけされている順位を取得する。ステップS18において、通知方法通知宛先取得部86は、データベース83から、受信したタグIDに紐づけされているゼッケン番号を取得する。ステップS19において、通知方法通知宛先取得部86は、データベース83から、ステップS18で取得したゼッケン番号に対応付けられている通知方法および通知宛先を取得する。
ステップS20において、通知生成部87は、ステップS19で取得された通知方法に応じたフォーマットのデータに、ステップS19で取得された宛先を設定し、ステップS14で算出されたラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムおよびステップS17で取得された順位を記述することで、通知のデータを生成する。ステップS21において、送信制御部82は、通信部59を制御して、取得した通知方法で、通知宛先に通知のデータを送信する。ステップS22において、ステータス更新部88は、データベース83に含まれるステータスを更新する。すなわち、ステータス更新部88は、受信したタグIDが配置されているタイムテーブル102のレコードのうちの、ステータスのフィールドの値を更新する。
ステップS23において、ステータス更新部88は、データベース83に含まれるステータスを参照して、参加者の全員がゴールしたか否かを判定し、参加者の全員がゴールしていないと判定された場合、ステップS11に戻り、上述の手続きを繰り返す。
ステップS23において、参加者の全員がゴールしたと判定された場合、通知の処理は終了する。
このように、それぞれの参加者のより正確なラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムを、参加者のそれぞれにより迅速に通知できる。計測システム11が、トラック競技またはロードレースの競技または練習を運営する運営側により設置されて、運用される場合には、競技または練習の運営側で測定された参加者のそれぞれのラップタイム、スプリットタイムまたはフィニッシュタイムを参加者のそれぞれに通知できる。
以上のように、サーバ24は、陸上競技のうちのトラック競技若しくはロードレースの競技若しくは練習またはウォーキングのイベントに参加する参加者31であって、それぞれのゼッケン番号42が記載されたアスリートビブス41を着けている参加者31が装着しているRFタグ44から読み取られた識別情報を用いて処理を行う。
データベース83は、識別情報に紐づけされているゼッケン番号42に対応付けて通知の宛先を記憶している。
受信制御部81に制御される通信部59は、RFタグ44からアンテナ21で識別情報を読み取った受信装置22から送信されてくる識別情報および識別情報を受信した時刻である受信時刻のデータを受信する。
算出部85は、識別情報および受信時刻のデータを受信したとき、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号42の参加者31の、スタート地点からアンテナ21が設置されている中間地点までのラップタイム若しくはスプリットタイム、またはスタート地点からアンテナ21が設置されているゴール地点までのフィニッシュタイムのいずれかを算出する。
送信制御部82に制御される通信部59は、識別情報および受信時刻のデータを受信したとき、算出されたラップタイム若しくはスプリットタイムまたはフィニッシュタイムのいずれかのデータを、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号42に対応付けられている通知の宛先に送信する。
データベース83には、ゼッケン番号42に対応付けて通知方式および通知の宛先を記憶させ、送信制御部82に制御される通信部59には、ゼッケン番号42に対応付けられている通知方式で、算出されたラップタイム若しくはスプリットタイムまたはフィニッシュタイムのいずれかのデータを通知の宛先に送信させることができる。
データベース83には、プッシュ通知、Eメールまたはショートメッセージのいずれかを含む通知方式をゼッケン番号42に対応付けて記憶させることができる。
算出部85には、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号42が記載されたアスリートビブス41を着けている参加者31の順位であって、識別情報および受信時刻のデータを受信したときの順位を算出させ、送信制御部82に制御される通信部59には、算出された順位のデータおよびラップタイム若しくはスプリットタイムまたはフィニッシュタイムのいずれかのデータを、受信した識別情報に紐づけされているゼッケン番号42に対応付けられている通知の宛先に送信させることができる。
算出部85には、2つのRFタグ44を装着している参加者31のRFタグ44から1組のアンテナ21および受信装置22で読み取られた識別情報のうち、早く読み取られた識別情報について、ラップタイム若しくはスプリットタイムまたはフィニッシュタイムのいずれかを算出させることができる。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
11 計測システム, 21-1乃至21-3または21 アンテナ, 22-1乃至22-3または22 受信装置, 23 インターネット, 24 サーバ, 31-1乃至31-3または31 参加者, 32 スタート整列領域, 41 アスリートビブス(ゼッケン), 42 ゼッケン番号, 43 パッド, 44-1若しくは44-1または44 RFタグ, 51 CPU, 52 ROM, 53 RAM, 54 バス, 55 入出力インタフェース, 56 入力部, 57 出力部, 58 記憶部, 59 通信部, 81 受信制御部, 82 送信制御部, 83 データベース, 84 格納制御部, 85 算出部, 86 通知方法通知宛先取得部, 87 通知生成部, 88 ステータス更新部, 91 時刻格納制御部, 92 タイム格納制御部, 93 順位格納制御部, 94 タイム算出部, 95 順位算出部, 101 番号通知対応テーブル, 102 タイムテーブル

Claims (6)

  1. 陸上競技のうちのトラック競技若しくはロードレースの競技に参加する参加者であるか、前記トラック競技若しくは前記ロードレースの練習に参加する参加者であるか、またはウォーキングのイベントに参加する参加者のいずれかであって、それぞれのゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者が装着している、それぞれに異なる固有の識別情報を送信する2つのRF(radio frequency)タグから読み取られた前記識別情報を用いて処理を行う情報処理装置において、
    2つの前記RFタグのそれぞれの前記識別情報に紐づけされている1つの前記ゼッケン番号に対応付けて通知の宛先を記憶している記憶手段と、
    2つの前記RFタグのいずれかからアンテナで前記識別情報の少なくとも一方を読み取った受信装置から送信されてくる前記識別情報および前記識別情報を受信した時刻である受信時刻のデータを受信する受信手段
    を含み、
    前記記憶手段は、2つの前記RFタグを装着している前記参加者の前記RFタグから1組の前記アンテナおよび前記受信装置で読み取られた前記識別情報のうち、早く読み取られた前記識別情報を受信した時刻である前記受信時刻のデータを、受信した前記識別情報に紐づけされている前記ゼッケン番号に対応付けて記憶し、
    さらに、
    前記識別情報および前記受信時刻のデータを受信したとき、前記記憶手段に記憶されている前記受信時刻のデータから、受信した前記識別情報に紐づけされている前記ゼッケン番号の参加者の、スタート地点から前記アンテナが設置されている中間地点までのラップタイム若しくはスプリットタイム、または前記スタート地点から前記アンテナが設置されているゴール地点までのフィニッシュタイムのいずれかを算出する算出手段と、
    前記識別情報および前記受信時刻のデータを受信したとき、算出された前記ラップタイム若しくは前記スプリットタイムまたは前記フィニッシュタイムのいずれかのデータを、前記ゼッケン番号に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記通知の宛先であって、受信した前記識別情報に紐づけされている前記ゼッケン番号に対応付けられている前記通知の宛先に送信する送信手段と
    を含む情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記記憶手段は、前記ゼッケン番号に対応付けて通知方式および前記通知の宛先を記憶し、
    前記送信手段は、前記ゼッケン番号に対応付けられている前記通知方式で、算出された前記ラップタイム若しくは前記スプリットタイムまたは前記フィニッシュタイムのいずれかのデータを前記通知の宛先に送信する
    情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記記憶手段は、プッシュ通知、Eメールまたはショートメッセージのいずれかを含む前記通知方式を前記ゼッケン番号に対応付けて記憶している
    情報処理装置。
  4. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記算出手段は、受信した前記識別情報に紐づけされている前記ゼッケン番号が記載された前記ゼッケンを着けている参加者の順位であって、前記識別情報および前記受信時刻のデータを受信したときの順位を算出し、
    前記送信手段は、算出された順位のデータおよび前記ラップタイム若しくは前記スプリットタイムまたは前記フィニッシュタイムのいずれかのデータを、受信した前記識別情報に紐づけされている前記ゼッケン番号に対応付けられている前記通知の宛先に送信する
    情報処理装置。
  5. 陸上競技のうちのトラック競技若しくはロードレースの競技に参加する参加者であるか、前記トラック競技若しくは前記ロードレースの練習に参加する参加者であるか、またはウォーキングのイベントに参加する参加者のいずれかであって、それぞれのゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者が装着している、それぞれに異なる固有の識別情報を送信する2つのRFタグから読み取られた前記識別情報を用いて処理を行う情報処理装置であって、2つの前記RFタグのそれぞれの前記識別情報に紐づけされている1つの前記ゼッケン番号に対応付けて通知の宛先を記憶手段に記憶している情報処理装置による情報処理方法において、
    2つの前記RFタグのいずれかからアンテナで前記識別情報の少なくとも一方を読み取った受信装置から送信されてくる前記識別情報および前記識別情報を受信した時刻である受信時刻のデータを受信する受信ステップと、
    前記記憶手段に、2つの前記RFタグを装着している前記参加者の前記RFタグから1組の前記アンテナおよび前記受信装置で読み取られた前記識別情報のうち、早く読み取られた前記識別情報を受信した時刻である前記受信時刻のデータを、受信した前記識別情報に紐づけされている前記ゼッケン番号に対応付けて記憶させる記憶ステップと、
    前記識別情報および前記受信時刻のデータを受信したとき、前記記憶手段に記憶されている前記受信時刻のデータから、受信した前記識別情報に紐づけされている前記ゼッケン番号の参加者の、スタート地点から前記アンテナが設置されている中間地点までのラップタイム若しくはスプリットタイム、または前記スタート地点から前記アンテナが設置されているゴール地点までのフィニッシュタイムのいずれかを算出する算出ステップと、
    前記識別情報および前記受信時刻のデータを受信したとき、算出された前記ラップタイム若しくは前記スプリットタイムまたは前記フィニッシュタイムのいずれかのデータを、前記ゼッケン番号に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記通知の宛先であって、受信した前記識別情報に紐づけされている前記ゼッケン番号に対応付けられている前記通知の宛先に送信する送信ステップと
    を含む情報処理方法。
  6. 陸上競技のうちのトラック競技若しくはロードレースの競技に参加する参加者であるか、前記トラック競技若しくは前記ロードレースの練習に参加する参加者であるか、またはウォーキングのイベントに参加する参加者のいずれかであって、それぞれのゼッケン番号が記載されたゼッケンを着けている参加者が装着している、それぞれ異なる固有の識別情報を送信する2つのRFタグから読み取られた前記識別情報を用いて処理を行うコンピュータであって、2つの前記RFタグのそれぞれの前記識別情報に紐づけされている1つの前記ゼッケン番号に対応付けて通知の宛先を記憶手段に記憶しているコンピュータに、
    2つの前記RFタグのいずれかからアンテナで前記識別情報の少なくとも一方を読み取った受信装置から送信されてくる前記識別情報および前記識別情報を受信した時刻である受信時刻のデータの受信を制御する受信制御ステップと、
    前記記憶手段に、2つの前記RFタグを装着している前記参加者の前記RFタグから1組の前記アンテナおよび前記受信装置で読み取られた前記識別情報のうち、早く読み取られた前記識別情報を受信した時刻である前記受信時刻のデータを、受信した前記識別情報に紐づけされている前記ゼッケン番号に対応付けて記憶させる記憶ステップと、
    前記識別情報および前記受信時刻のデータを受信したとき、前記記憶手段に記憶されている前記受信時刻のデータから、受信した前記識別情報に紐づけされている前記ゼッケン番号の参加者の、スタート地点から前記アンテナが設置されている中間地点までのラップタイム若しくはスプリットタイム、または前記スタート地点から前記アンテナが設置されているゴール地点までのフィニッシュタイムのいずれかを算出する算出ステップと、
    前記識別情報および前記受信時刻のデータを受信したとき、算出された前記ラップタイム若しくは前記スプリットタイムまたは前記フィニッシュタイムのいずれかのデータの、前記ゼッケン番号に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記通知の宛先であって、受信した前記識別情報に紐づけされている前記ゼッケン番号に対応付けられている前記通知の宛先への送信を制御する送信制御ステップと
    を含む処理を実行させるプログラム。
JP2024006960A 2024-01-19 2024-01-19 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Active JP7502839B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2024006960A JP7502839B1 (ja) 2024-01-19 2024-01-19 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2024006960A JP7502839B1 (ja) 2024-01-19 2024-01-19 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP7502839B1 true JP7502839B1 (ja) 2024-06-19

Family

ID=91483505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2024006960A Active JP7502839B1 (ja) 2024-01-19 2024-01-19 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7502839B1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002259617A (ja) 2001-03-02 2002-09-13 Runners:Kk ランニング大会における記録配信方法、配信装置、配信プログラムおよび記録媒体
JP2013137765A (ja) 2011-12-22 2013-07-11 Adidas Ag フィットネス活動をモニタリングするシステムおよび方法
JP2018102954A (ja) 2018-02-26 2018-07-05 マイラップス ビーブイ 装着可能なスポーツ計時タグ・アセンブリ
JP2023102225A (ja) 2022-01-11 2023-07-24 株式会社イデア・レコード セグメント別通知管理装置、セグメント別通知管理プログラム、及びセグメント別通知管理方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002259617A (ja) 2001-03-02 2002-09-13 Runners:Kk ランニング大会における記録配信方法、配信装置、配信プログラムおよび記録媒体
JP2013137765A (ja) 2011-12-22 2013-07-11 Adidas Ag フィットネス活動をモニタリングするシステムおよび方法
JP2018102954A (ja) 2018-02-26 2018-07-05 マイラップス ビーブイ 装着可能なスポーツ計時タグ・アセンブリ
JP2023102225A (ja) 2022-01-11 2023-07-24 株式会社イデア・レコード セグメント別通知管理装置、セグメント別通知管理プログラム、及びセグメント別通知管理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6157513B2 (ja) リアルタイムのイベントフィードバック
US20100167876A1 (en) Radio frequency identification based exercise behavior management system
TWI307051B (en) Methods and systems for gathering market research data inside and outside commercial establishments
JP4234603B2 (ja) 衛星測位システム使用可能なメディア測定システムおよび方法
US11678144B2 (en) Real-time location and alert system
US10580223B2 (en) System and process for timing competitive athletic events
US20090111582A1 (en) Method and Apparatus for Tracking Sports Play
US20150302235A1 (en) Race timing system
CN1938737A (zh) 地图信息显示控制设备、***、方法、程序及记录有该程序的记录介质
CN101458091A (zh) 信息处理装置及信息提供方法、程序和信息提供***
TWI615014B (zh) 具有天氣預測之行動裝置
US20080129487A1 (en) System and method for managing characteristics of a domain occupied by individuals
US20180172835A1 (en) System and method for providing a user with an indication of position
JP2006243921A (ja) 情報配信システム
JP7502839B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2002329294A (ja) 追跡システム
US7114647B2 (en) Data analysis system and method
JP2001317958A (ja) イベント会場における現在位置特定方法および現在位置特定システム
JP2022160315A (ja) コンピュータシステム
JP2006235864A (ja) 情報提供システム、情報提供装置、情報提供プログラム、および情報提供方法
Satitsuksanoh et al. A cost-effective interactive platform for the management of a small scale lap-based jogging competition using low-frequency RFID technology
JP5521634B2 (ja) サービス情報提供システムおよびサービス情報提供方法
JP2019087000A (ja) コンテンツ配信装置、コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法及びプログラム
US20150193795A1 (en) System and method for generating information regarding demographic composition of locations
KR102367977B1 (ko) 걷기 챌린지 서비스 제공 방법 및 서버

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240125

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20240125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240325

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7502839

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150