JP2002329294A - 追跡システム - Google Patents
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- tracking system
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】追跡対象の現在位置やそこに至るまでの軌跡を
容易に提供したい。 【解決手段】管理センター１０は、徘徊者ＩＤや徘徊者
氏名を携帯ＩＤタグ２０に対して発行するとともにｗｅ
ｂサーバ１１に登録する。携帯ＩＤタグ２０は、ＧＰＳ
を利用した位置検出部２１と、ＦＭ多重等の無線を利用
したデータ送出部２２とを一体に備え、携帯ＩＤタグ２
０を取得した徘徊者の家族等はそれを徘徊者に着用させ
る。位置検出部２１はＧＰＳ電波をＧＰＳアンテナ２１
ａで常時受け、測位部２１ｂにおいて自己の現在位置デ
ータを常時算出する。位置検出部２１から現在位置デー
タを受け取ったデータ送出部２２は、それを管理センタ
ー１０の探知部１２へ無線によって送信する 探知部１
２は、受信した徘徊者ＩＤ、現在位置、及びその時刻を
ｗｅｂサーバ１１に渡し、ｗｅｂサーバ１１は受け取っ
た情報を端末６０ａ等から検索及び閲覧可能な状態とす
る。
容易に提供したい。 【解決手段】管理センター１０は、徘徊者ＩＤや徘徊者
氏名を携帯ＩＤタグ２０に対して発行するとともにｗｅ
ｂサーバ１１に登録する。携帯ＩＤタグ２０は、ＧＰＳ
を利用した位置検出部２１と、ＦＭ多重等の無線を利用
したデータ送出部２２とを一体に備え、携帯ＩＤタグ２
０を取得した徘徊者の家族等はそれを徘徊者に着用させ
る。位置検出部２１はＧＰＳ電波をＧＰＳアンテナ２１
ａで常時受け、測位部２１ｂにおいて自己の現在位置デ
ータを常時算出する。位置検出部２１から現在位置デー
タを受け取ったデータ送出部２２は、それを管理センタ
ー１０の探知部１２へ無線によって送信する 探知部１
２は、受信した徘徊者ＩＤ、現在位置、及びその時刻を
ｗｅｂサーバ１１に渡し、ｗｅｂサーバ１１は受け取っ
た情報を端末６０ａ等から検索及び閲覧可能な状態とす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ＧＰＳ(Global
Positioning System) 及び無線通信を利用した追跡シス
テムに関する。
Positioning System) 及び無線通信を利用した追跡シス
テムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の追跡システムとしては、携帯電話
等の携帯型通信機器を利用したものがある。即ち、追跡
対象が携帯している携帯型通信機器の位置が備える通信
機能を利用して、その追跡対象の現在位置を求めてシス
テム利用者に提供する、というものである。
等の携帯型通信機器を利用したものがある。即ち、追跡
対象が携帯している携帯型通信機器の位置が備える通信
機能を利用して、その追跡対象の現在位置を求めてシス
テム利用者に提供する、というものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の追跡システム
は、携帯電話という通信が主目的の機器を利用したもの
であるため、追跡システムの機能としては未だ不十分な
ものであった。特に、従来の追跡システムは、現在位置
をシステム利用者に提供するものであり、その位置に至
るまでの移動経路や、ある時刻からある時刻までの間の
軌跡を知ることはできなかった。
は、携帯電話という通信が主目的の機器を利用したもの
であるため、追跡システムの機能としては未だ不十分な
ものであった。特に、従来の追跡システムは、現在位置
をシステム利用者に提供するものであり、その位置に至
るまでの移動経路や、ある時刻からある時刻までの間の
軌跡を知ることはできなかった。
【０００４】本発明は、追跡システムの現状に着目して
なされたものであって、より高品質の追跡システムを提
供することを目的としている。
なされたものであって、より高品質の追跡システムを提
供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に係る発明である追跡システムは、ＧＰＳ
を利用した位置情報取得手段と、無線通信手段と、を備
えた携帯ＩＤタグを追跡対象に携帯させ、その携帯ＩＤ
タグが前記位置情報取得手段によって取得した自己の位
置情報を、前記無線通信手段を利用して管理装置に常時
送信し、前記管理装置は、前記位置情報をシステム利用
者に提供するようにした。
に、請求項１に係る発明である追跡システムは、ＧＰＳ
を利用した位置情報取得手段と、無線通信手段と、を備
えた携帯ＩＤタグを追跡対象に携帯させ、その携帯ＩＤ
タグが前記位置情報取得手段によって取得した自己の位
置情報を、前記無線通信手段を利用して管理装置に常時
送信し、前記管理装置は、前記位置情報をシステム利用
者に提供するようにした。
【０００６】請求項２に係る発明は、上記請求項１に係
る発明である追跡システムにおいて、前記管理装置は、
前記位置情報をインターネットを利用してシステム利用
者に提供するようにした。請求項３に係る発明は、上記
請求項１又は２に係る発明である追跡システムにおい
て、前記管理装置は、前記システム利用者が操作する端
末装置の地図画面上に前記位置情報を表示するようにし
た。
る発明である追跡システムにおいて、前記管理装置は、
前記位置情報をインターネットを利用してシステム利用
者に提供するようにした。請求項３に係る発明は、上記
請求項１又は２に係る発明である追跡システムにおい
て、前記管理装置は、前記システム利用者が操作する端
末装置の地図画面上に前記位置情報を表示するようにし
た。
【０００７】請求項４に係る発明は、上記請求項１〜３
に係る発明である追跡システムにおいて、前記管理装置
は、前記追跡対象の移動軌跡をシステム利用者に提供す
るようにした。請求項５に係る発明は、上記請求項１〜
３に係る発明である追跡システムにおいて、前記管理装
置は、指定された開始時間から終了時間までの間の前記
追跡対象の移動軌跡をシステム利用者に提供するように
した。
に係る発明である追跡システムにおいて、前記管理装置
は、前記追跡対象の移動軌跡をシステム利用者に提供す
るようにした。請求項５に係る発明は、上記請求項１〜
３に係る発明である追跡システムにおいて、前記管理装
置は、指定された開始時間から終了時間までの間の前記
追跡対象の移動軌跡をシステム利用者に提供するように
した。
【０００８】請求項６に係る発明は、上記請求項１〜５
に係る発明である追跡システムにおいて、前記管理装置
は、前記位置情報に基づき警報が必要であるか否かを判
断し、警報が必用であると判断した場合には、前記シス
テム利用者に対して警報を通知するようにした。そし
て、上記請求項１〜６に係る発明である追跡システムに
おける追跡対象としては、徘徊の可能性を有している人
間（請求項７）、自家用車や商用車等の車両（請求項
８）、陸上の長距離競技選手、サッカー等の選手（請求
項９）、ペット等の動物（請求項１０）等が考えられ
る。
に係る発明である追跡システムにおいて、前記管理装置
は、前記位置情報に基づき警報が必要であるか否かを判
断し、警報が必用であると判断した場合には、前記シス
テム利用者に対して警報を通知するようにした。そし
て、上記請求項１〜６に係る発明である追跡システムに
おける追跡対象としては、徘徊の可能性を有している人
間（請求項７）、自家用車や商用車等の車両（請求項
８）、陸上の長距離競技選手、サッカー等の選手（請求
項９）、ペット等の動物（請求項１０）等が考えられ
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は、本発明に係る追跡システ
ム１の機能構成を示す図である。即ち、この追跡システ
ム１は、痴呆性老人のように徘徊する可能性の高い人間
（徘徊者）を追跡するシステムに本発明を適用したもの
であって、ｗｅｂサーバ１１を備えた管理センター１０
を中心に構成されている。
に基づいて説明する。図１は、本発明に係る追跡システ
ム１の機能構成を示す図である。即ち、この追跡システ
ム１は、痴呆性老人のように徘徊する可能性の高い人間
（徘徊者）を追跡するシステムに本発明を適用したもの
であって、ｗｅｂサーバ１１を備えた管理センター１０
を中心に構成されている。
【００１０】先ず、徘徊者の家族或いは徘徊者が入所し
ている施設の担当者が、管理センター１０に対して、携
帯ＩＤ(identification)タグ２０の購入又は貸与を申し
出ることから、この追跡システム１の利用が開始される
ようになっている（図１の参照）。管理センター１０
は、携帯ＩＤタグ２０の購入又は貸与の申し出が行わ
れ、その申し出での手続や費用の支払いが正常な場合に
は、その販売又は貸与を行うことを決定し、徘徊者ＩＤ
や徘徊者氏名を、携帯ＩＤタグ２０に対して発行すると
ともに、ｗｅｂサーバ１１に登録するようになっている
（図１の参照）。
ている施設の担当者が、管理センター１０に対して、携
帯ＩＤ(identification)タグ２０の購入又は貸与を申し
出ることから、この追跡システム１の利用が開始される
ようになっている（図１の参照）。管理センター１０
は、携帯ＩＤタグ２０の購入又は貸与の申し出が行わ
れ、その申し出での手続や費用の支払いが正常な場合に
は、その販売又は貸与を行うことを決定し、徘徊者ＩＤ
や徘徊者氏名を、携帯ＩＤタグ２０に対して発行すると
ともに、ｗｅｂサーバ１１に登録するようになっている
（図１の参照）。
【００１１】携帯ＩＤタグ２０は、ＧＰＳアンテナや測
位部から構成された位置検出部（位置情報取得手段）２
１と、ＦＭ多重等の無線を利用したデータ送出部（無線
通信手段）２２とを一体に備えた携帯可能な小型軽量の
装置である。そして、携帯ＩＤタグ２０を取得した徘徊
者の家族等は、その携帯ＩＤタグ２０を徘徊者に着用さ
せる（図１の参照）。携帯ＩＤタグ２０は、徘徊者に
無意識に携帯させることが望ましいため、例えば、歩数
計のようにベルトや紐で腰に付ける、名札のように衣服
にピンやクリップで取り付ける又は紐で括り付ける、帽
子やヘルメットに取り付ける、頭に紐で括り付ける、腕
時計のように腕や足首又は四肢や首に巻き付ける、お守
りや装飾品のように首からぶら下げる、衣服や下着等に
縫い付ける、等の方策が考えられる。
位部から構成された位置検出部（位置情報取得手段）２
１と、ＦＭ多重等の無線を利用したデータ送出部（無線
通信手段）２２とを一体に備えた携帯可能な小型軽量の
装置である。そして、携帯ＩＤタグ２０を取得した徘徊
者の家族等は、その携帯ＩＤタグ２０を徘徊者に着用さ
せる（図１の参照）。携帯ＩＤタグ２０は、徘徊者に
無意識に携帯させることが望ましいため、例えば、歩数
計のようにベルトや紐で腰に付ける、名札のように衣服
にピンやクリップで取り付ける又は紐で括り付ける、帽
子やヘルメットに取り付ける、頭に紐で括り付ける、腕
時計のように腕や足首又は四肢や首に巻き付ける、お守
りや装飾品のように首からぶら下げる、衣服や下着等に
縫い付ける、等の方策が考えられる。
【００１２】一方、携帯ＩＤタグ２０の位置検出部２１
は、ＧＰＳ衛星３０からＧＰＳ電波をＧＰＳアンテナ２
１ａで受ける（図１の参照）とともに、測位部２１ｂ
において自己の現在位置データ（位置情報）を算出する
ようになっており、且つ、そのような電波の受信及び現
在位置データの算出を常時（例えば、１分間隔で繰り返
し）行うようになっている。
は、ＧＰＳ衛星３０からＧＰＳ電波をＧＰＳアンテナ２
１ａで受ける（図１の参照）とともに、測位部２１ｂ
において自己の現在位置データ（位置情報）を算出する
ようになっており、且つ、そのような電波の受信及び現
在位置データの算出を常時（例えば、１分間隔で繰り返
し）行うようになっている。
【００１３】そして、位置検出部２１は、算出された現
在位置データをデータ送出部２２に供給し（図１の参
照）、現在位置データを受け取ったデータ送出部２２
は、その徘徊者ＩＤと現在位置データとを、管理センタ
ー１０の探知部１２へ無線によって送信するようになっ
ている（図１の参照）。ここでの無線による送信は、
徘徊者が管理センター１０の近傍にいる場合には管理セ
ンター１０へ直接送ることも可能であるし、徘徊者が管
理センター１０から離れた位置にいる場合には複数の中
継アンテナ４０を利用して行ってもいい。
在位置データをデータ送出部２２に供給し（図１の参
照）、現在位置データを受け取ったデータ送出部２２
は、その徘徊者ＩＤと現在位置データとを、管理センタ
ー１０の探知部１２へ無線によって送信するようになっ
ている（図１の参照）。ここでの無線による送信は、
徘徊者が管理センター１０の近傍にいる場合には管理セ
ンター１０へ直接送ることも可能であるし、徘徊者が管
理センター１０から離れた位置にいる場合には複数の中
継アンテナ４０を利用して行ってもいい。
【００１４】管理センター１０の探知部１２は、受信し
た徘徊者ＩＤ、現在位置、及びその時刻をｗｅｂサーバ
１１に渡し（図１の参照）、ｗｅｂサーバ１１は、そ
の受け取った情報を所定記憶領域に保存し、インターネ
ット５０を介して、徘徊者が入所している施設の端末６
０ａ、徘徊者の家庭に備えられている端末６０ｂ、徘徊
者の家族が所有している携帯式の端末６０ｃ等から検索
及び閲覧可能な状態とする（図１の参照）。ただし、
施設の担当者や家族以外の者が勝手に検索できないよう
に、検索の際にはパスワードや徘徊者ＩＤの入力を求め
るようになっている。
た徘徊者ＩＤ、現在位置、及びその時刻をｗｅｂサーバ
１１に渡し（図１の参照）、ｗｅｂサーバ１１は、そ
の受け取った情報を所定記憶領域に保存し、インターネ
ット５０を介して、徘徊者が入所している施設の端末６
０ａ、徘徊者の家庭に備えられている端末６０ｂ、徘徊
者の家族が所有している携帯式の端末６０ｃ等から検索
及び閲覧可能な状態とする（図１の参照）。ただし、
施設の担当者や家族以外の者が勝手に検索できないよう
に、検索の際にはパスワードや徘徊者ＩＤの入力を求め
るようになっている。
【００１５】ここで、携帯ＩＤタグ２０を着用している
者が勝手に外出し、徘徊者になったたとする（図１の
参照）。このとき、携帯ＩＤタグ２０が上記のように常
時動作しているため、管理センター１０のｗｅｂサーバ
１１内には、時々刻々変化する徘徊者の位置が記憶され
ることになる。
者が勝手に外出し、徘徊者になったたとする（図１の
参照）。このとき、携帯ＩＤタグ２０が上記のように常
時動作しているため、管理センター１０のｗｅｂサーバ
１１内には、時々刻々変化する徘徊者の位置が記憶され
ることになる。
【００１６】そして、徘徊者の発生に気付いた家族や施
設の担当者は、端末６０ａ〜６０ｃ等を操作し、管理セ
ンター１０のｗｅｂサーバ１１で公開されているホーム
ページを開く。図２は、ｗｅｂサーバ１１で公開されて
いるホームページで「個人検索」というメニューを選択
した場合の画面の様子を示しており、このシステムの利
用者に対し、徘徊者の氏名と、パスワードとの入力を求
めている。図２の例では、徘徊者名として「○○太
郎」、パスワードとして「＊＊＊＊」が入力された様子
が示されている。これらを入力した後に、ポインティン
グデバイスで「検索実行」を選択すると、ｗｅｂサーバ
１１は、アカウント、パスワード、徘徊者ＩＤの一致を
照会し、問題がなければ、徘徊者氏名と現在位置を電子
地図上に掲載する（図１の参照）。図３は、電子地図
上の掲載例を示しており、地図上の黒丸が徘徊者の現在
位置を示しており、同時に、現在位置に至るまでの徘徊
者の移動軌跡が細線Ｌで示されている。
設の担当者は、端末６０ａ〜６０ｃ等を操作し、管理セ
ンター１０のｗｅｂサーバ１１で公開されているホーム
ページを開く。図２は、ｗｅｂサーバ１１で公開されて
いるホームページで「個人検索」というメニューを選択
した場合の画面の様子を示しており、このシステムの利
用者に対し、徘徊者の氏名と、パスワードとの入力を求
めている。図２の例では、徘徊者名として「○○太
郎」、パスワードとして「＊＊＊＊」が入力された様子
が示されている。これらを入力した後に、ポインティン
グデバイスで「検索実行」を選択すると、ｗｅｂサーバ
１１は、アカウント、パスワード、徘徊者ＩＤの一致を
照会し、問題がなければ、徘徊者氏名と現在位置を電子
地図上に掲載する（図１の参照）。図３は、電子地図
上の掲載例を示しており、地図上の黒丸が徘徊者の現在
位置を示しており、同時に、現在位置に至るまでの徘徊
者の移動軌跡が細線Ｌで示されている。
【００１７】また、この図３の例では、川の近くに警告
ゾーンＡが設定されており、その警告ゾーンＡ内に徘徊
者が入っているので、ｗｅｂサーバ１１は警報が必要で
あると判断し、画面右下の「アラーム」という表示部分
が点灯状態になっている。このように、本実施の形態の
構成であれば、徘徊者が発生したとしても、その家族や
施設の担当者は、端末６０ａ〜６０ｃを操作して所定の
ホームページを開き検索を行うだけで、その徘徊者の現
在位置を知ることができる。
ゾーンＡが設定されており、その警告ゾーンＡ内に徘徊
者が入っているので、ｗｅｂサーバ１１は警報が必要で
あると判断し、画面右下の「アラーム」という表示部分
が点灯状態になっている。このように、本実施の形態の
構成であれば、徘徊者が発生したとしても、その家族や
施設の担当者は、端末６０ａ〜６０ｃを操作して所定の
ホームページを開き検索を行うだけで、その徘徊者の現
在位置を知ることができる。
【００１８】また、本実施の形態では、携帯ＩＤタグ２
０は常時位置情報を検出し管理センター１０に送信する
ようになっているから、徘徊者の現在位置だけではな
く、そこに至った移動軌跡をも提供することができる。
このため、徘徊者の家族や施設の担当者は、徘徊エリア
の調査や、徘徊者の行動パターンを容易に知ることがで
きるから、それ以降は、徘徊者の立ち寄る可能性の高い
場所に予め協力を求めるようなことも可能となる。
０は常時位置情報を検出し管理センター１０に送信する
ようになっているから、徘徊者の現在位置だけではな
く、そこに至った移動軌跡をも提供することができる。
このため、徘徊者の家族や施設の担当者は、徘徊エリア
の調査や、徘徊者の行動パターンを容易に知ることがで
きるから、それ以降は、徘徊者の立ち寄る可能性の高い
場所に予め協力を求めるようなことも可能となる。
【００１９】また、本実施の形態では、徘徊者の現在位
置や移動軌跡を地図画面上に表示するようにしているか
ら、徘徊者の家族や施設の担当者は、徘徊者の現在位置
等を容易に認識することができる。また、本実施の形態
では、徘徊者が例えば危険な領域に入っていると判断で
きる場合には警告を発するようにしているから、安全性
の面でも優れている。かかる機能を十分に発揮するため
には、システム利用者は、図３に示したような画面を常
時表示しておくことが望ましい。
置や移動軌跡を地図画面上に表示するようにしているか
ら、徘徊者の家族や施設の担当者は、徘徊者の現在位置
等を容易に認識することができる。また、本実施の形態
では、徘徊者が例えば危険な領域に入っていると判断で
きる場合には警告を発するようにしているから、安全性
の面でも優れている。かかる機能を十分に発揮するため
には、システム利用者は、図３に示したような画面を常
時表示しておくことが望ましい。
【００２０】さらに、本実施の形態では、携帯電話等を
利用するのではなく、単なる無線回路を利用して携帯Ｉ
Ｄタグ２０から管理センター１０に位置情報を送信する
ようにしているから、携帯ＩＤタグ２０を小型軽量にす
る上で有利であり、ＧＰＳアンテナ２１ａ等と一体とす
ることが容易である。このため、徘徊者等の追跡対象に
無意識に携帯させることが容易である。
利用するのではなく、単なる無線回路を利用して携帯Ｉ
Ｄタグ２０から管理センター１０に位置情報を送信する
ようにしているから、携帯ＩＤタグ２０を小型軽量にす
る上で有利であり、ＧＰＳアンテナ２１ａ等と一体とす
ることが容易である。このため、徘徊者等の追跡対象に
無意識に携帯させることが容易である。
【００２１】なお、上記実施の形態では、追跡対象とし
て、徘徊する可能性の高い人間としているが、本発明の
適用対象はこれに限定されるものではなく、例えば、車
両、運動選手、ペット等の動物、等が追跡対象として考
えられる。追跡対象を自家用車とした場合には、盗難さ
れた場合の追跡システムとして利用することができる。
また、追跡対象をタクシーとした場合には、配車管理シ
ステムとして利用することができる。
て、徘徊する可能性の高い人間としているが、本発明の
適用対象はこれに限定されるものではなく、例えば、車
両、運動選手、ペット等の動物、等が追跡対象として考
えられる。追跡対象を自家用車とした場合には、盗難さ
れた場合の追跡システムとして利用することができる。
また、追跡対象をタクシーとした場合には、配車管理シ
ステムとして利用することができる。
【００２２】追跡対象をサッカーの選手とし、試合の開
始時間から終了時間迄の間の各選手の移動軌跡を提供す
るようにした場合には、従来手作業で行っていた試合中
の選手の移動軌跡を自動的に取得することができる。追
跡対象を犬や猫等のペットとした場合には、迷子になっ
た場合の追跡システムとして利用することができる。
始時間から終了時間迄の間の各選手の移動軌跡を提供す
るようにした場合には、従来手作業で行っていた試合中
の選手の移動軌跡を自動的に取得することができる。追
跡対象を犬や猫等のペットとした場合には、迷子になっ
た場合の追跡システムとして利用することができる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る追跡
システムによれば、ＧＰＳを利用した位置情報取得手段
と、無線通信手段と、を備えた携帯ＩＤタグを追跡対象
に携帯させ、その携帯ＩＤタグが前記位置情報取得手段
によって取得した自己の位置情報を、無線通信手段を利
用して管理装置に常時送信し、管理装置は、位置情報を
システム利用者に提供するようにしたため、システム利
用者は、追跡対象の現在位置やそこに至るまでの軌跡を
容易に取得できるという効果がある。
システムによれば、ＧＰＳを利用した位置情報取得手段
と、無線通信手段と、を備えた携帯ＩＤタグを追跡対象
に携帯させ、その携帯ＩＤタグが前記位置情報取得手段
によって取得した自己の位置情報を、無線通信手段を利
用して管理装置に常時送信し、管理装置は、位置情報を
システム利用者に提供するようにしたため、システム利
用者は、追跡対象の現在位置やそこに至るまでの軌跡を
容易に取得できるという効果がある。
【図１】本発明の一実施の形態の機能構成を示す図であ
る。
る。
【図２】検索画面の一例を示す図である。
【図３】検索結果の表示例を示す図である。
１ 追跡システム １０ 管理センター（管理装置） １１ ｗｅｂサーバ １２ 探知部 ２０ 携帯ＩＤタグ ２１ 位置検出部（位置情報取得手段） ２２ データ送出部（無線通信手段） ６０ａ〜６０ｃ 端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０８Ｂ 25/10 Ｇ０８Ｂ 25/10 Ａ Ｈ０４Ｑ 7/34 Ｇ０１Ｃ 21/00 Ｚ // Ｇ０１Ｃ 21/00 Ｈ０４Ｂ 7/26 １０６Ａ Ｆターム(参考） 2F029 AA07 AB07 AC02 AC09 AC14 5C086 AA21 AA22 BA01 BA22 BA30 CA06 CA25 CB27 DA14 DA40 EA45 5C087 AA03 AA04 AA09 AA24 AA25 BB12 BB21 BB46 BB65 BB74 BB76 DD03 DD14 DD49 EE05 FF01 FF02 FF16 FF19 FF30 GG12 GG37 GG46 5H180 AA01 AA21 BB05 CC12 FF05 FF13 FF22 FF32 5K067 DD20 EE00 EE02 EE07 FF01 FF03 FF20 FF23 GG01 JJ56
Claims (10)
- 【請求項１】 ＧＰＳを利用した位置情報取得手段と、
無線通信手段と、を備えた携帯ＩＤタグを追跡対象に携
帯させ、その携帯ＩＤタグが前記位置情報取得手段によ
って取得した自己の位置情報を、前記無線通信手段を利
用して管理装置に常時送信し、前記管理装置は、前記位
置情報をシステム利用者に提供するようになっているこ
とを特徴とする追跡システム。 - 【請求項２】 前記管理装置は、前記位置情報をインタ
ーネットを利用してシステム利用者に提供するようにな
っている請求項１記載の追跡システム。 - 【請求項３】 前記管理装置は、前記システム利用者が
操作する端末装置の地図画面上に前記位置情報を表示す
るようになっている請求項１又は請求項２記載の追跡シ
ステム。 - 【請求項４】 前記管理装置は、前記追跡対象の移動軌
跡をシステム利用者に提供するようになっている請求項
１乃至請求項３のいずれかに記載の追跡システム。 - 【請求項５】 前記管理装置は、指定された開始時間か
ら終了時間までの間の前記追跡対象の移動軌跡をシステ
ム利用者に提供するようになっている請求項１乃至請求
項３のいずれかに記載の追跡システム。 - 【請求項６】 前記管理装置は、前記位置情報に基づき
警報が必要であるか否かを判断し、警報が必用であると
判断した場合には、前記システム利用者に対して警報を
通知するようになっている請求項１乃至請求項５のいず
れかに記載の追跡システム。 - 【請求項７】 前記追跡対象は、徘徊の可能性を有して
いる人間である請求項１乃至請求項６のいずれかに記載
の追跡システム。 - 【請求項８】 前記追跡対象は、車両である請求項１乃
至請求項６のいずれかに記載の追跡システム。 - 【請求項９】 前記追跡対象は、運動選手である請求項
１乃至請求項６のいずれかに記載の追跡システム。 - 【請求項１０】 前記追跡対象は、動物である請求項１
乃至請求項６のいずれかに記載の追跡システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001135299A JP2002329294A (ja) | 2001-05-02 | 2001-05-02 | 追跡システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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- 2001-05-02 JP JP2001135299A patent/JP2002329294A/ja active Pending
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