JP7501309B2 - 光学装置、計測装置、ロボット、電子機器および造形装置 - Google Patents

光学装置、計測装置、ロボット、電子機器および造形装置 Download PDF

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Description

本発明は、光学装置、計測装置、ロボット、電子機器および造形装置に関する。
近年、例えばプロジェクタ(投影装置)から被計測物体に投影されたパターン光をカメラ(撮影装置)で撮影して得られた撮影画像から三次元形状を復元して、被計測物体の寸法を三次元計測できる三次元計測装置が知られている。このような投影装置は、光偏向素子としてMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラーなどの可動ミラーを備えている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、従来、可動ミラーを用いた三次元計測装置と被計測物体との間隔が短い場合、同一範囲を測定する場合には、発光素子の出射角度を広げる必要があることが分かっている。
このように広がり角を大きくするためには、発光素子からの入射光線の広がり角を大きくするか、または光学系の倍率によって広げる必要がある。現実的には、発光素子からの入射光線の広がり角は容易に調節できないので、光学系の倍率によって広がり角を拡大する必要がある。しかしながら、光学系の倍率によって広がり角を拡大すると、後方焦点距離が短くなる懸念がある。また、三次元計測装置には、小型な光学長が求められている。
一方、計測の精度を良くするためには、投影画像を高解像度にしてさらに輝度を高める必要があるので、可動ミラーは高速に光を走査する必要がある。高速に光を走査するための解決策の一つとして可動ミラーの小型化がある。可動ミラーの小型化に伴い、反射面を最小としようとした場合、可動ミラーを設ける位置としては焦点位置が最小となる。しかしながら、焦点距離が短い場合、可動ミラーが振動した時に最終レンズと接触してしまう懸念や、光学系を収納するモジュールと可動ミラーを収納する光偏向モジュールとの取り合いが狭くなり設置がしにくいという懸念があった。
特に、回転振動する可動ミラーであるMEMSミラーでパターン光を反射させて走査する光学系においては、MEMSミラーが回転振動するので反射面の振幅の寸法分のバックフォーカスの確保という点で改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、光を回転振動する光偏向素子により走査する光学系において、光偏向素子の反射面の振幅の寸法分のバックフォーカスを確保することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、所定の間隔で複数の発光素子が配列された面状の光源と、前記複数の発光素子から照射される複数の光をそれぞれ所定の形状の光に変換する光学系と、前記光学系により形状が変換された光を偏向する光偏向素子と、を備え、前記光源は、光軸方向で前記光学系の焦点位置よりも前記光学系側に配置され、前記光源による像の結像位置は、光軸方向で、前記光源を前記光学系の焦点位置に設けたときの前記光源による像の結像位置よりも前記光学系側とは対向する側に位置し、前記複数の光の主光線方向は、互いに平行に前記光偏向素子へ入射される、ことを特徴とする。
本発明によれば、光を回転振動する光偏向素子により走査する光学系において、光偏向素子の反射面の振幅の寸法分のバックフォーカスを確保することができる、という効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態の三次元計測装置のブロック図である。 図2は、第1の実施の形態の三次元計測装置により、対象物に計測用パターンが投影されている状態を示す図である。 図3は、投影装置及びカメラ装置を拡大して示す図である。 図4は、光偏向素子の一例であるMEMSミラーの構成を示す図である。 図5は、光学系の構成を示す図である。 図6は、三次元計測装置の制御部の機能構成を示す図である。 図7は、一般的な光源と光学系と光偏向素子との配置例を示す概念図である。 図8は、垂直方向の光学系の詳細配置を示す概念図である。 図9は、焦点距離を変更した場合の光学的変化を説明するための図である。 図10は、物体面(光源)を変更した場合の像面位置の変化を説明するための図である。 図11は、従来の垂直方向光学系を例示的に示す図である。 図12は、第1の実施の形態に係る垂直方向光学系を例示的に示す図である。 図13は、第2の実施の形態に係るロボットの多関節を有するロボットアームを示す図である。 図14は、第3の実施の形態に係る三次元計測装置が設けられたスマートフォンを示す図である。 図15は、第4の実施の形態に係る三次元計測装置が設けられた3Dプリンタ装置の斜視図である。
以下に添付図面を参照して、光学装置、計測装置、ロボット、電子機器および造形装置の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態は、パターン投影法を用いて対象物の三次元計測を行う三次元計測装置である。図1は、第1の実施の形態の三次元計測装置のブロック図である。また、図2は、第1の実施の形態の三次元計測装置により、対象物に計測用パターンが投影されている状態を示す図である。
図1に示すように、第1の実施の形態の三次元計測装置1は、計測装置の一例であり、計測情報取得ユニット20及び制御ユニット30を有する。
計測情報取得ユニット20は、図1及び図2に示すように、投影装置10及びカメラ装置21を有する。図1に示す投影装置10は光学装置の一例であり、垂直共振器面発光レーザアレイ(VCSELアレイ:Vertical Cavity Surface Emitting LASER)11、光学系12、光偏向素子13を有する。また、VCSELアレイは、光源の一例である。VCSELアレイを光源とすることにより、発光間隔を細かくでき、かつ、集光点を複数形成することができる。
ここで、図3は投影装置10及びカメラ装置21を拡大して示す図である。図3に示すように、投影装置10は、光源基板10aと、光学系モジュール10bと、光偏向器モジュール10cとを備える。
光源基板10aは、発光素子である複数のVCSELを所定の間隔で配列したVCSELアレイ11を実装した基板である。
光学系モジュール10bは、光学系12を固定する治具であって、光学系12を収納している。光学系12は、VCSELアレイ11の各発光素子からの光をそれぞれ所定の形状の光に変換する。所定の形状の光とは、例えば縦横比が異なるような線状や縦横比が略同一の正方形状、または円状や楕円状などが挙げられる。
光偏向器モジュール10cは、光学系モジュール10bからのライン光を偏向する光偏向素子13を固定するための治具であって、光偏向素子13を収納している。光偏向素子13は、例えば、可動ミラーであるMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラーである。図3に示すように、光偏向器モジュール10cは、光偏向素子13を光軸に対して斜めに配置する。
図1に戻り、計測情報取得ユニット20は、制御ユニット30の制御部31の制御に従い、VCSELアレイ11の複数の発光素子の光を光偏向素子13により偏向させて計測領域の対象物に投影する。制御部31は、VCSELアレイ11の各発光素子の輝度と点灯タイミングを制御することで、図2に示すように、対象物15を含む計測領域全体に所定の計測用パターンの投影光14を投影する。
計測用パターンとしては、一例ではあるが、VCSELアレイ11の発光素子の点灯及び消灯(オン/オフ)を制御することで、白黒のグレイコードパターン等の所定の投影パターンが投影される。図1では、VCSELアレイ11の光をライン状へとするための光学系12が光源部とは独立して設けられているが、光源部に含まれていてもよい。
カメラ装置21は、投影装置10が対象物に投影する投影光14の投影中心300が撮像領域40の略中心となるように固定された位置及び角度で、上述の計測領域を撮像する。
カメラ装置21は、撮像手段の一例であり、受光光学系であるレンズ210、撮像素子211を有する。撮像素子211としては、例えばCCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)のイメージセンサ等を用いることができる。カメラ装置21に入射した光は、レンズ210を介して撮像素子211上に結像して光電変換される。撮像素子211で光電変換により生成された画像信号は、制御ユニット30の演算処理部32に供給される。
レンズ210には、VCSELアレイ11の発光波長を透過する狭帯域のフィルタを用いてもよい。これにより、計測時の周辺光(蛍光灯などの外乱となる光)の影響を抑え、精度の良い計測を可能とすることができる。なお、レンズ210の前段に狭帯域フィルタを設けてもよい。この場合も、同じ効果を得ることができる。
制御ユニット30は、計測手段の一例である。制御ユニット30は、投影装置10によって、計測用パターン光の投影制御及びカメラ装置21による撮像制御等を行い、カメラ装置21が撮像した画像に関する情報に基づいて、計測対象の三次元計測等の演算処理を行う。なお、制御部31は、投影装置10が投影する計測用パターン光を別のパターン光に切り替える制御を行ってもよい。また、制御部31は、演算処理部32が三次元座標の算出に用いるキャリブレーション情報を出力制御してもよい。
制御ユニット30の演算処理部32は取得部の一例であり、供給された画像に関する情報に基づいて、対象物15の三次元形状に対応する三次元座標、又は、三次元座標に関する情報を算出(計測)する。演算処理部32は、算出された三次元形状を示す三次元形状情報を、制御部31の制御に従ってパーソナルコンピュータ装置等の外部機器に出力してもよい。
なお、図1は、制御ユニット30に対して1組の計測情報取得ユニット20が設けられている例であるが、制御ユニット30に対し複数組の計測情報取得ユニット20を設けてもよい。また、図1では計測情報取得ユニット20と制御ユニット30が独立して設けられている例であるが、制御ユニット30の一部または全てが計測情報取得ユニット20に含まれていてもよい。
(光偏向素子の構成)
光偏向素子13は、一軸又はそれ以上の軸方向に回動してレーザ光を偏向走査可能な可動ミラーとなっている。可動ミラーとしては、例えばMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラー、ポリゴンミラー又はガルバノミラー等が知られているが、レーザ光を一軸又はそれ以上の軸方向に回動して光を偏向走査できれば、どのような光偏向素子を用いてもよい。その中でも、小型化及び軽量化を図ることができる点で、MEMSミラーを用いることが好ましい。
光偏向素子13は、例えば光学系12により形成されたライン状の投影光14を、対象物15上に一軸走査し、このライン状の投影光14を光走査することで、2次元面状の投影パターンを形成する。
図4は、光偏向素子13の一例であるMEMSミラーの構成を示す図である。この図4に示すように、MEMSミラーは、支持基板131に、可動部132と二組の蛇行状梁部133とを有する。
可動部132は反射部1320を備えている。二組の蛇行状梁部133は、それぞれ一端が可動部132に連結され、他端が支持基板131で支持されている。二組の蛇行状梁部133は、それぞれミアンダ形状の複数の梁部からなり、共に、第1の電圧の印加により変形する第1の圧電部材1331と、第2の電圧の印加により変形する第2の圧電部材1332とを各梁部に1つおきに有する。
第1の圧電部材1331と第2の圧電部材1332と隣り合う梁部ごとに独立に設けられている。二組の蛇行状梁部133は、それぞれ第1の圧電部材1331及び第2の圧電部材1332に電圧を印加することで変形し、可動部132の反射部1320を回転軸周りに回転させる。
具体的には、第1の圧電部材1331と第2の圧電部材1332に逆位相となる電圧を印加し、各梁部に反りを発生させる。これにより、隣り合う梁部が異なる方向にたわみ、それが累積され、二組の蛇行状梁部133に連結する可動部132と共に反射部1320が回転軸を中心に往復回動する。さらに、回転軸を回転中心とする反射部共振モードに合わせた駆動周波数をもつ正弦波を逆相で第1の圧電部材1331と第2の圧電部材1332とに印加することで、低電圧で非常に大きな回転角度を得ることができる。
なお、駆動波形としては、上述の正弦波以外であっても、例えばノコギリ波等の他の波形でもよい。また、共振モードに限らず、非共振モードで駆動させてもよい。また、MEMSミラーの駆動方式は、例えば静電式、圧電式又は電磁式等、いずれの駆動方式を用いてもよい。
(光学系の構成)
次に、光学系12の構成について説明する。ここで、図5は光学系12の構成を示す図である。図5(a)は水平方向の光学系を示し、図5(b)は垂直方向の光学系を示す。
図5に示すように、投影装置10は、光源であるVCSELアレイ11から、光学系12、光偏向素子13の順に配置している。
図5に示すように、光学系12は、第1水平レンズ12a、第1垂直レンズ12c、ビームスプリッタ12d、第2水平レンズ12e、第2垂直レンズ群12bを、VCSELアレイ11から順に配置している。なお、各レンズは、円筒状の形をしたシリンドリカルレンズであり、一方向にのみ集光性能を発揮する。
第1水平レンズ12aは、VCSELアレイ11から出射された平行光について、水平方向の光線の広がりを抑える。
第1垂直レンズ12cは、VCSELアレイ11と第1垂直レンズ12cとの間の距離を小さくする。
ビームスプリッタ12dは、VCSELアレイ11から出射する光線はおおよそ平行光となるため、VCSELアレイ11から出射する光の光量検知用に設けられている。
第2水平レンズ12eは、測定面(光偏向素子13から約200mm離れた位置)に光を集光させる。
第2垂直レンズ群12bは、光偏向素子13に最も近い位置に配置される。第2垂直レンズ群12bは、2枚のレンズによって構成している。
(制御部の機能構成)
図6は、三次元計測装置1の制御部31の機能構成を示す図である。演算処理部32は、カメラ装置21から供給された画像に関する情報を解析する。演算処理部32は、画像に関する情報の解析結果と、キャリブレーション情報とを用いた演算処理により、三次元情報の復元処理を行い、これにより対象の三次元計測を実行する。演算処理部32は、復元された三次元情報を制御部31に供給する。
制御部31は、システム制御部310と、パターン記憶部311と、光源駆動・検出部312と、光走査駆動・検出部313と、撮像制御部314とを有する。
光走査駆動・検出部313は、システム制御部310の制御に従い光偏向素子13を駆動する。システム制御部310は、光偏向素子13に照射された光を対象物15に照射するように、光走査駆動・検出部313を制御する。撮像制御部314は、システム制御部310の制御に従いカメラ装置21の撮像タイミング及び露光量を制御する。
光源駆動・検出部312は、システム制御部310の制御に従いVCSELアレイ11の各発光素子の点灯及び消灯を制御する。また、光源駆動・検出部312は、VCSELアレイ11の発光量をモニタリングしており、環境変化又は光源の劣化が生じた際でも一定の光量になるようにフィードバック制御を行う。
パターン記憶部311は、例えば三次元計測装置1の不揮発性の記憶部に記憶されている計測用パターン光を形成するためのパターン情報を読み出す。パターン記憶部311は、システム制御部310の制御に従い、パターン情報を読み出してシステム制御部310に供給する。システム制御部310は、パターン記憶部311から供給されたパターン情報に基づき、光源駆動・検出部312を制御する。
システム制御部310は、演算処理部32から供給された、復元された三次元情報に基づき、パターン記憶部311に対してパターン情報の読み出しを指示する。システム制御部310は、パターン記憶部311により読み出されたパターン情報に従い光源駆動・検出部312を制御する。
演算処理部32、システム制御部310及び撮像制御部314は、CPU(Central Processing Unit)上で動作する計測プログラムにより実現する。具体的には、CPUは、ROM(Read Only Memory)から計測プログラムを読み出して実行することにより、演算処理部32、システム制御部310及び撮像制御部314を実現する。
なお、演算処理部32、システム制御部310及び撮像制御部314のうち、一部又は全部をハードウェアで実現してもよい。また、演算処理部32、システム制御部310及び撮像制御部314以外のブロックも計測プログラムで実現してもよい。
次に、光源の一例であるVCSELアレイ11と光学系12と光偏向素子13との位置関係について説明する。
図7は、一般的な光源と光学系と光偏向素子との配置例を示す概念図である。図7(a)は、光源と水平側(上方)の光学系と光偏向素子の配置例を示し、図7(b)は光源と垂直側(側方)の光学系と光偏向素子の配置例を示す。
図7(a)に示すように、一般的には、水平側の光学系に使われる水平用レンズは、光源と計測面を共役状態にする位置に配置する。また、図7(b)に示すように、一般的には、垂直側の光学系に使われる垂直用レンズ(第1垂直レンズ、第2垂直レンズ)は、光源と光偏向素子を共役状態にする位置に配置する。これにより、最小サイズの光偏向素子によって伝搬する全光線を反射させることができる。
また、図7(b)に示すように、垂直用レンズにおいては光源面から垂直に出射した光線を光偏向素子に垂直に入射する。これをテレセントリック光学系と呼び、これにより光偏向素子からの各光線は互いに重畳する。このようなテレセントリック光学系は、共役関係にある物点と像点は、物点を動かすと像点は同じ方向に動く。このとき、像点の移動量は、物点の移動量に光学系の倍率の2乗をかけた量だけ、物点の移動方向と同じ方向に移動する。
ここで、図8は垂直方向の光学系の詳細配置を示す概念図である。図7(b)に示したように、垂直方向の光学系は2つ以上のレンズによって構成される。図8に示すように、第1垂直レンズと第2垂直レンズとの間は、第1垂直レンズの焦点距離fと第2垂直レンズの焦点距離f分とを足した分だけ離して配置する。このとき、図8において、第1垂直レンズから第2垂直レンズ側とは対向する側にfだけ離れた物体面(光源)と、第2垂直レンズから第1垂直レンズ側とは対向する側にfだけ離れた像面はお互いに共役の関係になる。これにより、物体面(光源)からの垂直に出る光線は、第1垂直レンズでレンズの焦点位置Pに向かう。そして、焦点位置Pから出た光線は第2垂直レンズを通過することによって、すべて平行光となる。その結果、像面に物体面(光源)から照射された光のすべてを第2垂直レンズに対して光線方向に垂直に到達させることができる。図8に示すように、光学系の全長Dは2f+2fであり、光学系全体の光学倍率βはf/fとなる。なお、全長Dは、最終的に水平レンズやビームスプリッタを入れた時を想定した全体長である。
図9は、焦点距離を変更した場合の光学的変化を説明するための図である。図9(a)は、第2垂直レンズの焦点距離をfの位置にした場合における画角θ、像高hを示す。図9(b)は、第2垂直レンズの焦点距離をf’(<<f)にした場合における画角θ、像高hを示す。
像高と光学倍率β(f/f)には、次の関係がある。
=h×β
よって、焦点距離変更後の像高h’を変更前の像高hを用いると、
’=h×f’/f
と表せる。
また、画角θと光学倍率β(f/f)には、次の関係がある。
θ=θ×β
そのため、レンズ変更後の画角θ’を変更前のθを用いると、
θ’=θ×f/f
と表せる。
そして、全長D’は、
2f+2f
に変更される。
上述のように、像高h’と画角θ’と光学系の全長D’にはそれぞれf’が係っているため、f’の変更だけでは3つの特性(像高h,画角θ,全長D)は常にトレードオフの関係である。
図10は、物体面(光源)を変更した場合の像面位置の変化を説明するための図である。図10(a)は光学系における物体側の共役面に物体面を配置し、像側の共役面に像面を配置した図、図10(b)は、光学系における物体面側の共役面からの物体面を移動させたときに物体面から出た光が光学系を通過し、再び結像する位置に像面を配置した図を示す。
図10(b)において、光学系における物体側の共役面から物体面までの距離をda、光学系における像側の共役面から像面までの距離をdbとする。このdaとdbの関係は、
da=db/β
となることが知られている。そのため
D”=2f×2f-da+db
=2f×2f-(1-β)da (β<1)
となることから、daを大きくするほどD”を小さくすることができる。また、βを小さくするほど、D変化量は大きくなる。
この時の物体面(光源)から垂直に出た光が第1垂直レンズを通り、焦点位置Pに集光し、第2垂直レンズによって光軸と平行になることから、像高h2”はもとのh2と一致する。また、画角θ”もラグランジュの法則によって、
×θ=h×θ
×θ=h”×θ
となることから、
θ”=θ
である。
上述のように、光学系の全長Dについては、物体面(光源)を変更することによって、他2つの特性(像高h,画角θ)に影響なく変化させることが可能である。
図11は、従来の垂直方向光学系を例示的に示す図である。図11は、一般的に主光線が平行となるテレセントリック光学系を用いた光学系を示すものである。図11に示す例のVCSELアレイは、広がり角8°の光線を出射するVCSELを、発光面と水平方向に300μmの等間隔で配置する。出射する光を広がり角21°、間隔114μmとなることを設計指針とした場合、光学系の倍率βは1/2.6となる。そこで、図11に示す例では、第1垂直レンズにはf:15mmのレンズを適用し、第2垂直レンズには二つのレンズによってf:5.7mmのレンズ群を適用する。
図11に示す例では、光源の発光面から第1垂直レンズまでの距離を15mm、第1垂直レンズと第2垂直レンズ群の距離を20.7mm、第2垂直レンズ群から光偏向素子までの距離を5.7mmになるように配置した。なお、実際には、レンズおよびレンズ群には厚みがあるため、最終レンズから光偏向素子までの距離は2.5mmまで減少する。なお、実際には、水平用レンズやビームスプリッタなどを含めるため、これらを考慮した際の光学系の全長が45.2mmとなる。
この時、光偏向素子は、図11において手前に光を反射させるための動作を行う必要があり、このとき、光偏向素子は、図11に示すように斜めに配置される。そのため、光偏向素子のミラー面と第2垂直レンズとの間隔が狭くなる領域が生じる。このように光偏向素子のミラー面と第2垂直レンズとの間隔が狭くなる領域が生じると、光偏向素子が振動した際に、光偏向素子を固定する治具とレンズ固定治具とが接触してしまう懸念がある。
なお、図11においては、光偏向素子が手前方向に向けて斜めに配置されていることを表すために、光偏向素子を台形で表現している。なお、このように表現したのは、光偏向素子のミラーに対して斜めから視るため台形に見えるからであり、光偏向素子のミラー自体は、例えば矩形形状である。
そこで、本実施の形態においては、光を回転振動する光偏向素子13により走査する光学系において、光偏向素子13の反射面の振幅の寸法分のバックフォーカスを確保する構成とし、光偏向素子が光学系を構成する部材へ接触しない信頼性の高い光学装置の構成である。この点について、以下において詳述する。
ここで、図12は第1の実施の形態に係る垂直方向光学系を例示的に示す図である。図12は、図11に示した従来の垂直方向光学系よりも光源の発光面を共役位置から11.2mm移動させた場合を示すものである。
なお、図12においても図11と同様に、光偏向素子13が手前方向に向けて斜めに配置されていることを表すために、光偏向素子13を台形で表現している。なお、このように表現したのは、光偏向素子13のミラーに対して斜めから視るため台形に見えるからであり、光偏向素子13のミラー自体は、例えば矩形形状である。
本実施の形態の光源部は、VCSELアレイ11である。VCSELアレイ11は、例えば波長が800~1000nmのいずれかである近赤外光を発光する。図12に示すVCSELアレイ11は、広がり角8°の光線を出射するVCSELを、発光面と水平方向に300μmの等間隔で配置する。
図12に示すように、本実施の形態のVCSELアレイ11は、図11に示した従来の第1垂直レンズ12cの共役位置から11.2mm近づけて配置する。
VCSELアレイ11から出射された光は、第1垂直レンズ12cおよび第2垂直レンズ群12bを通り、光学系12における像側の共役面(図11における光偏向素子13の位置)から1.6mm後方の位置で結像する。
すなわち、VCSELアレイ11を第1垂直レンズ12cの共役の位置から第1垂直レンズ12cに近い方向にずらすと、結像位置は第2垂直レンズ群12bの焦点位置よりも遠方にずれる。このとき、光偏向素子13を第2垂直レンズ群12bの焦点位置よりも遠方にずれた結像位置に設けることが可能となり、光偏向素子13と第2垂直レンズ群12bとの距離を十分保つことができるため、光偏向素子13の振動時も光偏向素子13は第2垂直レンズ群12bと接触しない。
上述の結像位置に光偏向素子13を配置した場合、VCSELアレイ11の各VCSELから発光面と水平方向に300μm間隔で出射される光線は、光偏向素子13のMEMS面において114μm間隔に垂直に入射する。また、上述の結像位置に光偏向素子13を配置した場合、出射する光の画角θ”は21°であって、図11に示した従来の垂直方向光学系からは変化していない。上述の結像位置に光偏向素子13を配置した場合、第2垂直レンズ群12bの最終レンズ面と光偏向素子13との間の距離は、4.1mmである。
つまり、所定の形状の光(本実施の形態においてはライン光)を光偏向素子13で反射させて走査する光学系12において、光偏向素子13が回転振動するので反射面の振幅の寸法分のバックフォーカスを確保したいという課題に対して、第2垂直レンズ群12bの最終レンズ面と光偏向素子13との間の距離は4.1mmである。
そして、図12に示すように、第1水平レンズ12a、ビームスプリッタ12d、第2水平レンズ12eなどを含めた光学系12の全長は、39mmとなる。
これにより、本実施の形態によれば、広範囲に出射光を照射するために所望の広がり角を実現しつつ、結像位置を後方にずらしたことで、光偏向素子13と第2垂直レンズ群12b-2との距離を十分保ちつつ、なおかつ光偏向素子13の振動時も第2垂直レンズ群12b-2と接触しない。その結果、三次元計測装置1では、所望の測定面(例えば、光偏向素子13から約200mm離れた位置)に光を集光させて、対象物を測定することができる。
以上により、測定面(例えば、光偏向素子13から約200mm離れた位置)に光を集光させる場合に、光偏向素子13が振動した時に第2垂直レンズ群12b-2の最終レンズ面と接触する、または光学系12を収納する光学系モジュール10bと光偏向素子13を収納する光偏向器モジュール10cとの取り合いが狭くなりうまく設置できない、という問題は解決する。
このように本実施の形態の三次元計測装置1は、VCSELアレイ11の発光面が光軸方向で光学系12の共役位置よりも近くに配置することによって、VCSELアレイ11の各発光素子からの光が完全にはコリメートされずに発散し、VCSELアレイ11の各発光素子の像の結像位置が遠方に移動し、VCSELアレイ11の各発光素子からの主光線が平行な状態のまま光偏向素子13に入射する。
これにより、本実施の形態の三次元計測装置1は、光学系12を固定する光学系モジュール10bと、光軸に対して斜めに配置した光偏向素子13を固定する光偏向器モジュール10cとを配置するのに十分な間隔を確保することができるので、光偏向素子13の反射面の振幅の寸法分のバックフォーカスを確保することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態は、上述の第1の実施の形態の三次元計測装置1を設けたロボットの例である。図13は、第2の実施の形態に係るロボット70の多関節を有するロボットアームを示す図である。この図13において、多関節アームであるロボットアーム72は、対象物15をピッキングするためのハンド部71を備え、ハンド部71の直近に、第1の実施の形態として説明した三次元計測装置1が設けられている。ロボットアーム72は、それぞれ屈曲可能な複数の可動部を備え、ハンド部71の位置及び向きを、制御に従い変更する。
三次元計測装置1は、光の投影方向がハンド部71の向く方向に一致するように設けられ、ハンド部71のピッキング対象15を計測の対象物15として計測する。
第2の実施の形態のロボット70は、ロボットアーム72に設けられた三次元計測装置1により、ピッキングの対象物15を近距離から計測することができる。このため、カメラ装置等により、ピッキングの対象物15を遠方からの計測する場合と比較して、計測精度の向上を図ることができる。例えば、工場の様々な組立てライン等におけるFA(Factory Automation)分野においては、部品の検査及び認識等のために、ロボットアーム72を備えるロボット70が利用される。ロボット70に三次元計測装置1を設けることにより、部品の検査及び認識を精度よく行うことができる。
また、測距用の撮像画像に無効領域が存在する場合、画像信号及び三次元形状に基づき、次計測において、補完データの取得が可能となる位置及び姿勢を示す位置姿勢情報を、ロボットアーム72にフィードバックする。これにより、ロボットアーム72の制御を簡易に行うことができ、データ補完した計測結果より、より高精度な部品検査又は認識等を行うことができる。
また、計測器と計測対象の位置及び姿勢の関係が相対的に変更すればよい。このため、三次元計測装置1をロボットアーム72に設けているが、計測対象をロボットアーム72に設け、位置及び姿勢を変更しても良い。
上述のように、第1の実施の形態の三次元計測装置1をロボットアーム72に搭載して、被計測物体を三次元計測する場合、三次元計測装置1から200mmの間隔が好適である。そのため、パターン光(ライン光)の出射光線の広がり角が21度以上必要となるが、本実施の形態ではこれを達成する。加えて、本実施形態によれば、従来技術と比べ、全体光学長寸法の縮小、および光学系モジュール10bと光偏向器モジュール10cとの間隔の拡大を達成している。
このように第1の実施の形態の三次元計測装置1をロボットに搭載することで、信頼性の高いロボットを実現することができる。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は、第1の実施の形態で説明した三次元計測装置1を、例えばスマートフォン又はパーソナルコンピュータ装置等の電子機器に設けた例である。
図14は、第3の実施の形態に係る三次元計測装置1が設けられたスマートフォン80を示す図である。スマートフォン80には、三次元計測装置1と、使用者の認証機能を実現する認証部82と、が設けられている。使用者の認証機能を実現する認証部82は、例えば専用のハードウェアにより設けられる。なお、認証部82は、専用のハードウェアの他、コンピュータ構成のCPUがROMなどのプログラムを実行して実現してもよい。
三次元計測装置1は、使用者81の顔、耳又は頭部の形状等を計測する。この計測結果に基づいて、認証部82は、使用者81がスマートフォン80に登録された正規のユーザであるか否かを判定する。
第3の実施の形態は、三次元計測装置1をスマートフォン80に設けることで、高精度に使用者81の顔、耳又は頭部の形状等を計測できるため、ユーザ認識精度を向上させることができる。なお、第3の実施の形態の説明では、三次元計測装置1をスマートフォン80に設けることとしたが、パーソナルコンピュータ装置又はプリンタ装置等の、他の電子機器に設けてもよい。また、個人認証機能以外の他の機能に、三次元計測装置1を用いてもよい。
このように第1の実施の形態の三次元計測装置1を電子機器に搭載することで、信頼性の高い電子機器を実現することができる。
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態は、上述の三次元計測装置1を、造形装置の一例である3Dプリンタ装置に設けた例である。図15は、第4の実施の形態に係る三次元計測装置が設けられた3Dプリンタ装置の斜視図である。この図15に示すように、三次元計測装置1は、3Dプリンタ装置90のヘッド部91に設けられている。ヘッド部91は、形成物92を形成するための造形液を吐出するノズル93を有する。三次元計測装置1は、3Dプリンタ装置90で形成される形成物92の形成中等に、形状の計測を行う。3Dプリンタ装置90は、この計測結果に基づいて、形成物92を形成制御する。
このように、第4の実施の形態の3Dプリンタ装置90は、三次元計測装置1により、形成物92の形成中等に形状の計測を行うことができ、形成物92の高精度な造形を可能とすることができる。
なお、この例では、三次元計測装置1を3Dプリンタ装置90のヘッド部91に設けることとしたが、3Dプリンタ装置90の他の箇所に設けてもよい。
このように第1の実施の形態の三次元計測装置1を3Dプリンタ装置に搭載することで、信頼性の高い3Dプリンタ装置を実現することができる。
最後に、上述の各実施の形態は、一例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な各実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことも可能である。また、各実施の形態及び各実施の形態の変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 計測装置
10 光学装置
11 光源
12 光学系
13 光偏向素子
21 撮像手段
30 計測手段
70 ロボット
72 多関節アーム
80 電子機器
82 認証部
90 造形装置
91 ヘッド部
特許第5430112号公報

Claims (9)

  1. 所定の間隔で複数の発光素子が配列された面状の光源と、
    前記複数の発光素子から照射される複数の光をそれぞれ所定の形状の光に変換する光学系と、
    前記光学系により形状が変換された光を偏向する光偏向素子と、
    を備え、
    前記光源は、光軸方向で前記光学系の焦点位置よりも前記光学系側に配置され、
    前記光源による像の結像位置は、光軸方向で、前記光源を前記光学系の焦点位置に設けたときの前記光源による像の結像位置よりも前記光学系側とは対向する側に位置し、
    前記複数の光の主光線方向は、互いに平行に前記光偏向素子へ入射される、
    ことを特徴とする光学装置。
  2. 前記光学系は、前記複数の発光素子から照射された複数の光を完全にはコリメートせずに発散する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  3. 前記光偏向素子は、前記光源による像の結像位置に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の光学装置。
  4. 前記複数の発光素子から照射される複数の光は、平行光である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  5. 前記光源は、面発光レーザアレイである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の光学装置と、
    前記光学装置が対象物に投影する投影光を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された前記投影光の画像情報に基づき前記対象物を計測する計測手段と、
    を備えることを特徴とする計測装置。
  7. 請求項6に記載の計測装置と、
    前記計測装置を装着した多関節アームと、
    を備えることを特徴とするロボット。
  8. 請求項6に記載の計測装置と、
    前記計測装置による使用者の計測結果に基づいて使用者の認証を行う認証部と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項6に記載の計測装置と、
    前記計測装置による計測結果に基づいて形成物を形成するヘッド部と、
    を備えることを特徴とする造形装置。
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