JP7500947B2 - 干渉評価装置、方法、及びプログラム - Google Patents

干渉評価装置、方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、干渉評価装置、干渉評価方法、及び干渉評価プログラムに関する。
複数のロボットの動作生成を行う際、従来技術では、ロボット同士の干渉を避けるために、ロボット実機を動かした上でセンサによりロボット同士の接近を検出したり、ロボット同士が干渉するかどうかシミュレーションを行って判定したりしている。
例えば、ワークとロボットからなる複数の可動物体間の干渉をチェックして、干渉が発生する動作プログラムを自動で修正する装置が提案されている。この装置は、複数の可動物体の形状データ及び動作プログラムを取得し、形状データに基づいて、複数の可動物体モデルを作成し、動作プログラムと可動物体モデルに基づいて、複数の可動物体モデルの動作をシミュレーションする。そして、この装置は、シミュレーション結果に基づいて、複数の可動物体モデル間の干渉の有無を判定する(特許文献1)。
特開2012-181574号公報
しかしながら、ロボット実機の近接を検出する場合には、回避軌道の始点が、ロボット同士が近接した状態になるため、軌道の生成が不可能、又は冗長な軌道になる場合があるという問題がある。また、特許文献1に記載の装置のように、シミュレーションを行う場合には、回避軌道を生成する必要があるか否かを判定するまでに、時間及び計算コストがかかるという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、複数のロボットの動作生成を行う際に、ロボット同士の干渉リスクの評価にかかる計算コストを低減することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る干渉評価装置は、複数のロボットの各々の可動範囲の起点となる設置位置と、前記複数のロボットの各々の開始姿勢時における所定部位の位置である開始位置、及び終了姿勢時における前記所定部位の位置である終了位置とを取得する取得部と、前記複数のロボットの各々について、前記設置位置と、前記開始位置と、前記終了位置とを含む多角形に基づいて特定される多面体間の重複に基づいて、前記複数のロボット間の干渉リスクを評価する評価部と、を含んで構成される。
また、前記評価部は、前記多角形を前記ロボットの設置面である平面に投影した多角形を底面とし、前記平面の法線方向に所定の高さを持つ前記多面体を特定することができる。
また、前記評価部は、前記軌道情報に含まれる、前記開始位置及び前記終了位置以外の経由点の位置を頂点として更に含む前記多角形に基づいて、前記多面体を特定することができる。
また、前記取得部は、前記複数のロボットの各々の動作の軌道を示す軌道情報に含まれる開始姿勢に対応する前記開始位置、及び終了姿勢に対応する前記終了位置を取得することができる。
また、前記取得部は、前記複数のロボットの各々について、前記開始姿勢及び前記終了姿勢の情報を含む動作の軌道を示す軌道情報と、キネマティクス情報及び形状情報を含む仕様情報とを取得し、前記軌道情報及び前記仕様情報に基づいて、前記複数のロボットの各々の前記設置位置、前記開始位置、及び前記終了位置を計算することができる。
また、前記評価部は、前記軌道情報に含まれる、前記開始位置及び前記終了位置以外の経由点の位置を頂点として更に含む前記多角形に基づいて、前記多面体を特定することができる。
また、前記取得部は、複数の動作を含む作業について、動作毎に、前記軌道情報及び前記仕様情報を取得し、前記評価部は、前記作業を構成する複数の動作の組合せ毎に、前記ロボット間の干渉リスクを評価することで、前記作業全体のリスクを評価することができる。
また、前記評価部は、前記作業に含まれる複数の動作のうち、前記ロボット間で干渉リスクがある動作の割合が高いほど、前記作業全体のリスクが高いと評価することができる。
また、干渉評価装置は、前記開始姿勢から前記終了姿勢までの軌道を生成する生成部を更に含んで構成することができる。
また、前記生成部は、前記評価部により、前記ロボット間で干渉リスクがあると評価された場合に、干渉を回避するような回避軌道を生成することができる。
また、前記生成部は、前記複数のロボットが動作する周辺の物体の情報を含む周辺環境情報を取得し、前記多面体同士の重複部分、及び前記複数のロボット周辺の物体を回避する前記回避軌道を生成することができる。
また、前記生成部は、前記評価部により評価された干渉リスクが閾値以上の場合に、前記回避軌道を生成することができる。
また、本発明に係る干渉評価方法は、取得部が、複数のロボットの各々の可動範囲の起点となる設置位置と、前記複数のロボットの各々の開始姿勢時における所定部位の位置である開始位置、及び終了姿勢時における前記所定部位の位置である終了位置とを取得し、評価部が、前記複数のロボットの各々について、前記設置位置と、前記開始位置と、前記終了位置とを含む多角形に基づいて特定される多面体間の重複に基づいて、前記複数のロボット間の干渉リスクを評価する方法である。
また、本発明に係る干渉評価プログラムは、コンピュータを、複数のロボットの各々の可動範囲の起点となる設置位置と、前記複数のロボットの各々の開始姿勢時における所定部位の位置である開始位置、及び終了姿勢時における前記所定部位の位置である終了位置とを取得する取得部、及び、前記複数のロボットの各々について、前記設置位置と、前記開始位置と、前記終了位置とを含む多角形に基づいて特定される多面体間の重複に基づいて、前記複数のロボット間の干渉リスクを評価する評価部として機能させるためのプログラムである。
本発明に係る干渉評価装置、方法、及びプログラムによれば、複数のロボットの動作生成を行う際に、ロボット同士の干渉の評価にかかる計算コストを低減することができる。
第1~第5実施形態に係るロボット制御システムの概略構成を示す図である。 第1~第5実施形態に係る干渉評価装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る干渉評価装置の機能構成の例を示すブロック図である。 開始位置及び終了位置を説明するための図である。 設置位置と、開始位置と、終了位置とに基づく三角柱を説明するための図である。 三角柱同士の重複を用いた干渉のリスクの評価について説明するための図である。 三角柱同士の重複を用いた干渉のリスクの評価について説明するための図である。 第1実施形態における干渉評価処理の一例を示すフローチャートである。 評価処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る干渉評価装置の機能構成の例を示すブロック図である。 設置位置と、開始位置と、終了位置と、経由点とに基づく多面体と三角柱の比較を説明するための図である。 設置位置と、開始位置と、終了位置と、経由点とに基づく多面体を説明するための図である。 第2実施形態における干渉評価処理の一例を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る干渉評価装置の機能構成の例を示すブロック図である。 第3実施形態における干渉評価処理の一例を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る干渉評価装置の機能構成の例を示すブロック図である。 第4実施形態における干渉評価処理の一例を示すフローチャートである。 第5実施形態に係る干渉評価装置の機能構成の例を示すブロック図である。 第5実施形態における干渉評価処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一又は等価な構成要素及び部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法及び比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
<第1実施形態>
図1に示すように、第1実施形態に係るロボット制御システム100は、干渉評価装置10と、ロボット制御装置12と、ロボット16A、16Bとを含んで構成される。なお、図1の例では、ロボット制御システム100に2台のロボット16A、16Bが含まれる場合を示しているが、3台以上のロボットを含んでもよい。また、以下では、ロボット16A、16Bを区別なく説明する場合には、単に「ロボット16」と表記する。
ロボット16は、例えば、3次元空間における動作に必要な6自由度の構成を備えた垂直多関節型のロボットである。なお、ロボット16の自由度は、6自由度に冗長自由度を加えた7自由度としてもよい。ロボット16は、干渉評価装置10から出力される軌道情報に従って、ロボット制御装置12により制御されて動作する。
ロボット制御装置12は、干渉評価装置10から出力される軌道情報に従って、ロボット16の動作を制御する。
干渉評価装置10は、ロボット16A、16Bの各々を軌道情報に従って動作させた際の、ロボット16Aとロボット16Bとの干渉のリスクを評価する。また、干渉評価装置10は、干渉のリスクが高い場合に、干渉を回避する回避軌道を示す軌道情報を生成して、ロボット制御装置12へ出力する。
本実施形態では、軌道情報とは、ロボット16の手先(ロボットハンドなどのツールが取り付けられる側)の所定位置を、任意の始点から終点まで動作させるときのロボット16の各時刻における姿勢と、姿勢を変化させる速度及び加速度とを時系列に並べたものである。ロボット16の姿勢は、ロボット16の手先の所定位置がある位置(x,y,z)及び姿勢(roll,pitch,yaw)にあると想定した場合の、ロボット16の第1関節(ジョイントJ1)から第N関節(ジョイントJN、Nはロボットの関節数)までの各関節の値(回転角度)の系列(θJ1,θJ2,・・・,θJN)で表される。
図2は、本実施形態に係る干渉評価装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、干渉評価装置10は、CPU(Central Processing Unit)32、メモリ34、記憶装置36、入力装置38、出力装置40、記憶媒体読取装置42、及び通信I/F(Interface)44を有する。各構成は、バス46を介して相互に通信可能に接続されている。
記憶装置36には、干渉評価処理を実行するための干渉評価プログラムが格納されている。CPU32は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各構成を制御したりする。すなわち、CPU32は、記憶装置36からプログラムを読み出し、メモリ34を作業領域としてプログラムを実行する。CPU32は、記憶装置36に記憶されているプログラムに従って、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。
メモリ34は、RAM(Random Access Memory)により構成され、作業領域として一時的にプログラム及びデータを記憶する。記憶装置36は、ROM(Read Only Memory)、及びHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを格納する。
入力装置38は、例えば、キーボードやマウス等の、各種の入力を行うための装置である。出力装置40は、例えば、ディスプレイやプリンタ等の、各種の情報を出力するための装置である。出力装置40として、タッチパネルディスプレイを採用することにより、入力装置38として機能させてもよい。記憶媒体読取装置42は、CD(Compact Disc)-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)-ROM、ブルーレイディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の各種記憶媒体に記憶されたデータの読み込みや、記録媒体に対するデータの書き込み等を行う。
通信I/F44は、他の機器と通信するためのインタフェースであり、例えば、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi-Fi(登録商標)等の規格が用いられる。
次に、第1実施形態に係る干渉評価装置10の機能構成について説明する。
図3は、干渉評価装置10の機能構成の例を示すブロック図である。図3に示すように、干渉評価装置10は、機能構成として、取得部22と、評価部24と、生成部26とを含む。各機能構成は、CPU32が記憶装置36に記憶された干渉評価プログラムを読み出し、メモリ34に展開して実行することにより実現される。
取得部22は、ロボット16A、16Bの各々の設置位置と、ロボット16A、16Bの各々の所定部位(本実施形態では、ロボット16の手先)の開始位置及び終了位置とを取得する。設置位置、開始位置、及び終了位置の情報は、ユーザにより、干渉評価装置10へ入力される。
開始位置は、ロボット16A、16Bの各々が実行する動作の開始姿勢時における所定部位の位置であり、終了位置は、終了姿勢時における所定部位の位置である。図4に、開始位置S及び終了位置Gの一例を示す。
また、設置位置は、ロボット16の可動範囲の起点となる位置である。例えば、ロボット16の設置面をxy平面、xy平面の法線方向をz軸とすると、図4に示すように、x座標及びy座標を、ロボット16のベースリンクBLの回転中心とし、z座標を、リンクL1とリンクL2との接続機構である第2関節(ジョイントJ2)の中心位置として、設置位置Rを定めることができる。なお、設置位置はこの例に限らず、ロボット16の構成、可動範囲等を考慮して定めればよい。
取得部22は、取得した設置位置R、開始位置S、及び終了位置Gの情報を評価部24へ受け渡す。
評価部24は、ロボット16A、16Bの各々について、設置位置Rと、開始位置Sと、終了位置Gとを含む多角形に基づいて特定される多面体間の重複に基づいて、ロボット16A、16Bの各々が動作を実行する際のロボット16A、16B間の干渉のリスクを評価する。
具体的には、評価部24は、図5に示すように、設置位置Rと、開始位置Sと、終了位置Gとを頂点とする三角形101を、ロボット16の設置面であるxy平面に投影した三角形102を底面とし、所定の高さ(例えば、ロボット16の手先の最高到達点)を持つ三角柱103を特定する。評価部24は、更に、特定した三角柱103に所定のマージンを加えてもよい。なお、図5では、ロボット16Aについての符号には末尾にAを付与し、ロボット16Bについての符号には末尾にBを付与している。
ここで、図6に示すように、ロボット16A、16Bが同一平面上に設定されている場合には、設置位置Rと、開始位置Sと、終了位置Gとを頂点とする三角形101同士の重複の有無のみで、干渉のリスクを評価することも可能である。しかし、ロボット16は天吊り、壁掛けなどの設置も可能である。例えば、図7に示すように、ロボット16Aが壁面に設置され、ロボット16Bが床面に設置されている場合など、ロボット16A、16Bが同一平面上に設定されていない場合も想定される。このような場合、設置位置Rと、開始位置Sと、終了位置Gとを頂点とする三角形101同士に重複部分が存在しない場合でも、三角柱103同士に重複部分が存在する場合もあり得る。
また、設置位置Rと、開始位置Sと、終了位置Gとを頂点とする三角形101は、開始位置から終了位置までを最短距離で動いた場合の手先部分の軌道についてのみ評価していることになる。そのため、手先以外のリンクが干渉するリスクを評価できていない。
そこで、上述のような多面体(ここでは、三角柱103)を用いることにより、ロボット16のベースから手先までのリンクを考慮した、特に垂直多関節ロボット16に適したリスクの評価を行うことができる。
上記を踏まえて、評価部24は、設置位置Rと、開始位置Sと、終了位置Gとを頂点とする三角形101同士の重複の有無を評価し、重複部分が存在する場合には、干渉のリスクが高い(以下、「高リスク」ともいう)と評価する。また、評価部24は、三角形101に重複部分が存在しない場合には、各ロボット16について特定された三角柱103同士の重複の有無を評価し、重複部分が存在する場合には、高リスクと評価し、重複部分が存在しない場合は、干渉のリスクが低い(以下、「低リスク」ともいう)と評価する。評価部24は、評価結果を生成部26へ受け渡す。
生成部26は、評価部24により、ロボット16間で干渉リスクがあると評価された場合に、干渉を回避する回避軌道を生成する。生成部26は、評価部24により特定された、各ロボット16についての三角柱103同士の重複部分を回避するように回避軌道を生成する。なお、各ロボットについての三角形101同士の重複により高リスクと評価された場合には、生成部26は、三角形101同士の重複部分を回避するように回避軌道を生成すればよい。
具体的には、生成部26は、各ロボット16の開始姿勢から終了姿勢までの動作を示す軌道情報と、各ロボット16のキネマティクス情報及び形状情報を含む仕様情報とを取得する。ここで取得される軌道情報は、取得部22により取得される開始位置及び終了位置に対応したものであり、モーションプランニングにより生成されたものであってもよいし、ユーザによるティーチングにより生成されたものであってもよい。そして、生成部26は、開始姿勢から、三角柱103同士の重複部分を回避し、終了姿勢に至るまでの軌道を回避軌道として生成する。
又は、生成部26は、取得した軌道情報が示す元の軌道において、干渉直前、すなわち三角柱103同士の重複部分に入る直前の第1中間姿勢と、干渉直後、すなわち三角柱103同士の重複部分から出た直後の第2中間姿勢とを特定する。そして、生成部26は、三角柱103同士の重複部分を回避する部分的な軌道を生成し、開始姿勢から第1中間姿勢までの元の軌道と、生成した部分的な軌道と、第2中間姿勢から終了姿勢までの元の軌道とを組み合わせて、回避軌道を生成してもよい。
前者の回避軌道の場合、軌道全体が滑らかになる。後者の回避軌道の場合、元の軌道を利用するため、回避軌道生成のための処理コストを削減することができる。なお、生成部26は、三角柱103同士の重複部分の体積が所定の閾値以上の場合には前者の生成方法、閾値未満の場合には後者の生成方法を選択して回避軌道を生成するようにしてもよい。
生成部26は、生成した回避軌道を示す軌道情報をロボット制御装置12へ出力する。また、生成部26は、評価部24により低リスクと評価されている場合には、取得した軌道情報をそのままロボット制御装置12へ出力する。
これにより、ロボット制御装置12により、ロボット16A、16Bの動作が制御される。
次に、第1実施形態に係るロボット制御システム100の作用について説明する。
図8は、干渉評価装置10のCPU32により実行される干渉評価処理の流れを示すフローチャートである。CPU32が記憶装置36から干渉評価プログラムを読み出して、メモリ34に展開して実行することにより、CPU32が干渉評価装置10の各機能構成として機能し、図8に示す干渉評価処理が実行される。
ステップS10で、取得部22が、ユーザにより干渉評価装置10へ入力された、ロボット16A、16Bの各々の設置位置R、開始位置S、及び終了位置Gを取得する。取得部22は、取得した設置位置R、開始位置S、及び終了位置Gの情報を評価部24へ受け渡す。
次に、ステップS20で、評価処理が実行される。ここで、図9を参照して、評価処理について説明する。
ステップS22で、評価部24が、各ロボット16について、設置位置Rと、開始位置Sと、終了位置Gとを頂点とする三角形101を特定する。
次に、ステップS24で、評価部24が、各ロボット16について特定した三角形101同士に重複部分が存在するか否かを判定する。重複部分が存在する場合には、処理はステップS32へ移行し、重複部分が存在しない場合には、処理はステップS26へ移行する。
ステップS26では、評価部24が、各ロボット16について、上記ステップS22で特定した三角形101を、ロボット16の設置面であるxy平面に投影した三角形102を底面とし、所定の高さを持つ三角柱103を特定する。
次に、ステップS28で、評価部24が、各ロボット16について特定した三角柱103同士に重複部分が存在するか否かを判定する。重複部分が存在する場合には、処理はステップS32へ移行し、重複部分が存在しない場合には、処理はステップS30へ移行する。
ステップS30では、評価部24が、「低リスク」という評価結果を生成部26へ受け渡す。一方、ステップS32では、評価部24が、「高リスク」という評価結果を生成部26へ受け渡す。そして、処理は干渉評価処理(図8)にリターンする。
次に、図8に示す干渉評価処理のステップS40で、生成部26が、評価部24から受け渡された評価結果が「高リスク」か否かを判定する。高リスクの場合には、処理はステップS50へ移行し、低リスクの場合には、処理はステップS70へ移行する。
ステップS50では、生成部26が、各ロボット16の軌道情報及び仕様情報を取得する。次に、ステップS60で、生成部26が、干渉のリスクを回避するように回避軌道を生成する。
次に、ステップS70で、生成部26が、回避軌道を生成した場合、すなわち高リスクの場合には、回避軌道を示す軌道情報をロボット制御装置12へ出力する。また、生成部26は、回避軌道を生成していない場合、すなわち低リスクの場合には、取得した軌道情報をそのままロボット制御装置12へ出力する。そして、干渉評価処理は終了する。
以上説明したように、第1実施形態に係るロボット制御システムでは、干渉評価装置が、各ロボットの設置位置、開始位置、及び終了位置に基づく多面体(三角柱)の重複に基づいて、ロボット同士の干渉リスクを評価する。これにより、実機を動作させたり、シミュレーションを行ったりする必要がなく、ロボット同士の干渉の評価にかかる計算コストを低減することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態に係るロボット制御システムにおいて、第1実施形態に係るロボット制御システム100と同様の構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図1に示すように、第2実施形態に係るロボット制御システム200は、干渉評価装置210と、ロボット制御装置12と、ロボット16A、16Bとを含んで構成される。
図10は、干渉評価装置210の機能構成の例を示すブロック図である。図10に示すように、干渉評価装置210は、機能構成として、取得部222と、評価部224と、生成部26とを含む。
取得部222は、各ロボット16について、軌道情報及び仕様情報を取得し、軌道情報及び仕様情報に基づいて、各ロボット16の設置位置R、開始位置S、及び終了位置Gを計算する。
ここで、図11に示すように、各ロボット16の設置位置R、開始位置S、及び終了位置Gに基づく三角柱103は、開始位置から終了位置までの最短距離の軌道を考慮した多面体となっている。そこで、第2実施形態では、開始位置から終了位置までの軌道上の経由点も考慮した多面体を用いて、より詳細かつ正確に干渉のリスクの評価を行う。そのため、取得部222は、図12に示すように、開始位置S、及び終了位置Gとの間の1以上の経由点の位置Mも計算する。
具体的には、取得部222は、取得した仕様情報に基づいて、回転中心等のロボット16の可動の起点となる予め定めた点の空間位置を設置位置Rとして計算する。また、取得部222は、各ロボット16の軌道情報に含まれる開始姿勢、経由点の姿勢、及び終了姿勢と、仕様情報に含まれるキネマティクス情報とに基づいて、各姿勢時におけるロボット16の手先の空間位置を開始位置S、経由点の位置M、及び終了位置Gとして計算する。
取得部222は、計算した各ロボット16についての設置位置R、開始位置S、経由点の位置M、及び終了位置Gの情報を評価部224へ受け渡す。
評価部224は、第1実施形態の三角柱103と同様に、図12に示すように、各ロボット16について、設置位置Rと、開始位置Sと、経由点の位置Mと、終了位置Gとを頂点とする多角形201を、ロボット16の設置面であるxy平面に投影した多角形202を底面とし、所定の高さ(例えば、ロボット16の手先の最高到達点)を持つ多面体203を特定する。なお、図12では、ロボット16Aについての符号には末尾にAを付与し、ロボット16Bについての符号には末尾にBを付与している。
図11に示すように、三角柱103同士の重複の有無で干渉のリスクを評価した場合には、低リスクと評価される場合でも、図12に示すように、経由点も考慮した多面体203を用いた場合には、ロボット16A、16B間で多面体203同士の重複が存在しており、高リスクと評価される。
評価部224は、第1実施形態の評価部24と同様に、多面体203同士の重複の有無により、干渉のリスクを評価する。
干渉評価装置210のハードウェア構成は、図2に示す、第1実施形態に係る干渉評価装置10のハードウェア構成と同様であるため、説明を省略する。
次に、第2実施形態に係るロボット制御システム200の作用について説明する。
図13は、干渉評価装置210のCPU32により実行される干渉評価処理の流れを示すフローチャートである。CPU32が記憶装置36から干渉評価プログラムを読み出して、メモリ34に展開して実行することにより、CPU32が干渉評価装置210の各機能構成として機能し、図13に示す干渉評価処理が実行される。なお、図13に示す干渉評価処理において、第1実施形態における干渉評価処理(図8)と同様の処理については、同一のステップ番号を付与して、詳細な説明を省略する。
ステップS210で、取得部222及び生成部26の各々が、各ロボット16について、軌道情報及び仕様情報を取得する。次に、ステップS212で、取得部222が、取得した軌道情報及び仕様情報に基づいて、各ロボット16の設置位置R、開始位置S、経由点の位置M、及び終了位置Gを計算する。
次に、ステップS220で、評価処理が実行される。評価処理は、第1実施形態における評価処理(図9)において、ステップS22及びS24の三角形101を多角形201と読み替え、ステップS26及びS28の三角柱103を多面体203と読み替えればよい。
以下、ステップS40、S60、及びS70の処理が実行されて、干渉評価処理は終了する。
以上説明したように、第2実施形態に係るロボット制御システムでは、干渉評価装置が、各ロボットの設置位置、開始位置、経由点の位置、及び終了位置に基づく多面体の重複に基づいて、ロボット同士の干渉を評価する。これにより、実機を動作させたり、シミュレーションを行ったりする必要がなく、ロボット同士の干渉の評価にかかる計算コストを低減することができる。更に、第1実施形態のように三角柱を用いる場合より、詳細かつ正確に干渉のリスクを評価することができる。
なお、第2実施形態では、取得部が、軌道情報及び仕様情報に基づいて各位置を計算する場合について説明したが、これに限定されない。第1実施形態のように、ユーザにより入力された各位置の情報を取得するようにしてもよい。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態について説明する。なお、第3実施形態に係るロボット制御システムにおいて、第1実施形態に係るロボット制御システム100と同様の構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図1に示すように、第3実施形態に係るロボット制御システム300は、干渉評価装置310と、ロボット制御装置12と、ロボット16A、16Bとを含んで構成される。
図14は、干渉評価装置310の機能構成の例を示すブロック図である。図14に示すように、干渉評価装置310は、機能構成として、取得部22と、評価部324と、生成部326とを含む。
評価部324は、第1実施形態における評価部24と同様に、各ロボット16について、設置位置R、開始位置S、及び終了位置Gに基づく三角柱103を特定し、三角柱103同士の重複に基づいて、干渉のリスクを評価する。
第2実施形態では、評価部324は、三角柱103同士の重複部分の位置及び体積に基づいて、リスク評価値を算出する。例えば、評価部324は、三角柱103同士の重複部分が、何れかのロボット16の開始位置又は終了位置に近い場合には、回避軌道の生成が困難となるため、リスクが高くなるようにリスク評価値を算出する。また、評価部324は、三角柱103同士の重複部分の体積が大きいほど、リスクが高くなるようにリスク評価値を算出する。評価部324は、算出したリスク評価値を生成部326へ受け渡す。
生成部326は、評価部324から受け渡されたリスク評価値が予め定めた閾値以上の場合に、回避軌道を生成する。また、生成部326は、回避軌道を生成する際、軌道情報及び仕様情報に加え、ロボット16A、16Bが動作する周辺の障害物等の物体の情報を含む周辺環境情報を取得する。そして、生成部326は、三角柱103同士の重複部分に加え、周辺の物体を回避する回避軌道を生成する。回避軌道の生成方法は、第1実施形態と同様である。
干渉評価装置310のハードウェア構成は、図2に示す、第1実施形態に係る干渉評価装置10のハードウェア構成と同様であるため、説明を省略する。
次に、第3実施形態に係るロボット制御システム300の作用について説明する。
図15は、干渉評価装置310のCPU32により実行される干渉評価処理の流れを示すフローチャートである。CPU32が記憶装置36から干渉評価プログラムを読み出して、メモリ34に展開して実行することにより、CPU32が干渉評価装置310の各機能構成として機能し、図15に示す干渉評価処理が実行される。なお、図15に示す干渉評価処理において、第1実施形態における干渉評価処理(図8)と同様の処理については、同一のステップ番号を付与して、詳細な説明を省略する。
ステップS10~S26を経て、各ロボット16について三角柱103が特定されると、次のステップS340で、評価部324が、三角柱103同士の重複部分の位置及び体積に基づいて、リスク評価値を算出する。そして、評価部324は、算出したリスク評価値を生成部326へ受け渡す。
次に、ステップS342で、生成部326が、評価部324から受け渡されたリスク評価値が予め定めた閾値以上か否かを判定する。閾値以上の場合、すなわち高リスクの場合には、処理はステップS50へ移行し、閾値未満の場合、すなわち低リスクの場合には、処理はステップS70へ移行する。
以上説明したように、第3実施形態に係るロボット制御システムでは、干渉評価装置が、各ロボットの設置位置、開始位置、及び終了位置に基づく三角柱の重複に基づいて、ロボット同士の干渉を評価し、リスク評価値を算出する。そして、リスク評価値が閾値以上の場合に、回避軌道を生成する。これにより、実機を動作させたり、シミュレーションを行ったりする必要がなく、ロボット同士の干渉の評価にかかる計算コストを低減することができる。更に、リスクの度合いに応じて回避軌道を生成するか否かを柔軟に決定することができるため、不要な回避軌道の生成を抑制することができる。
また、回避軌道を生成する際に、三角柱同士の重複部分だけでなく、周辺環境情報に基づく障害物等の物体も回避するように生成するため、周辺の物体にも干渉しない回避軌道を生成することができる。
なお、第3実施形態では、第1実施形態と同様に、取得部が、ユーザにより入力された各位置の情報を取得する場合について説明したが、これに限定されない。第2実施形態のように、取得部が、軌道情報及び仕様情報に基づいて各位置を計算するようにしてもよい。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態について説明する。なお、第4実施形態に係るロボット制御システムにおいて、第1実施形態に係るロボット制御システム100、及び第2実施形態に係るロボット制御システム200と同様の構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図1に示すように、第4実施形態に係るロボット制御システム400は、干渉評価装置410と、ロボット制御装置12と、ロボット16A、16Bとを含んで構成される。また、干渉評価装置410には、作業管理部18(図16参照)から出力される軌道情報及び仕様情報が入力される。
作業管理部18は、複数の動作を含む作業を実行するためのタスクプランニングを行う。タスクプランニングは、作業に含まれる複数の動作の各々を表す軌道情報及びロボット16の配置の組合せのうち、最適な組み合わせを決定することにより行われる。作業管理部18は、この決定に、干渉評価装置410による評価結果を用いるため、動作毎に、軌道情報、及びロボット16の配置の情報を含む仕様情報を、干渉評価装置410へ入力する。
図16は、干渉評価装置410の機能構成の例を示すブロック図である。図16に示すように、干渉評価装置410は、機能構成として、取得部422と、評価部424と、生成部26とを含む。
取得部422は、作業管理部18から入力される軌道情報及び仕様情報を取得し、取得した軌道情報及び仕様情報に基づいて、各ロボット16について、設置位置R、開始位置S、及び終了位置Gを計算する。
評価部424は、タスクプランニングの対象である作業に含まれる複数の動作の各々について、第1実施形態の評価部24と同様に、取得部422で取得される、動作毎の軌道情報及び仕様情報に基づいて、各ロボット16についての設置位置Rと、開始位置Sと、終了位置Gとに基づく三角柱103を特定する。そして、評価部424は、三角柱103同士の重複により、高リスクか低リスクかを評価する。
評価部424は、複数の動作の各々についての評価結果に基づいて、作業全体のリスク評価値を算出する。例えば、評価部424は、作業に含まれる動作のうち、高リスク、すなわち干渉リスクがあると評価された動作の割合を、作業全体の評価結果とすることができる。評価部424は、作業を構成する動作の組合せとして想定される全ての組合せについて、作業全体の評価結果を導出し、作業管理部18へ出力する。
これにより、作業管理部18で、例えば、高リスクの動作の割合が最小となる組合せ等、最適な動作の組合せが決定される。作業管理部18は、組合せを決定すると、決定した組合せに含まれる各動作について、軌道情報及び仕様情報を干渉評価装置410へ入力する。
評価部424は、作業管理部18から、決定した組合せに含まれる各動作の軌道情報及び仕様情報が入力された場合には、第1実施形態と同様に、干渉のリスクを評価する。
干渉評価装置410のハードウェア構成は、図2に示す、第1実施形態に係る干渉評価装置10のハードウェア構成と同様であるため、説明を省略する。
次に、第4実施形態に係るロボット制御システム400の作用について説明する。
図17は、干渉評価装置410のCPU32により実行される干渉評価処理の流れを示すフローチャートである。CPU32が記憶装置36から干渉評価プログラムを読み出して、メモリ34に展開して実行することにより、CPU32が干渉評価装置410の各機能構成として機能し、図17に示す干渉評価処理が実行される。なお、図17に示す干渉評価処理において、第1実施形態における干渉評価処理(図8)、及び第2実施形態における干渉評価処理(図13)と同様の処理については、同一のステップ番号を付与して、詳細な説明を省略する。
ステップS210で、取得部422が、作業管理部18から入力される軌道情報及び仕様情報を取得する。
次に、ステップS412で、取得部422が、取得した軌道情報及び仕様情報に基づいて、各ロボット16について、設置位置R、開始位置S、及び終了位置Gを計算する。次に、ステップS22及びS26で、評価部424が、各ロボット16について、三角柱103を特定する。
次に、ステップS440で、評価部424が、タスクプランニングの対象である作業に含まれる複数の動作の各々について、三角柱103同士の重複により、高リスクか低リスクかを評価する。
次に、ステップS442で、評価部424が、作業に含まれる動作のうち、高リスク、すなわち干渉リスクがあると評価された動作の割合を、作業全体の評価結果とする。
次に、ステップS444で、評価部424が、作業を構成する動作の組合せとして想定される全ての組合せについて、上記ステップS442で導出された作業全体の評価結果を作業管理部18へ出力する。
これにより、作業管理部18が、最適な動作の組合せを決定し、決定した組合せに含まれる各動作について、軌道情報及び仕様情報を干渉評価装置410へ入力する。
そして、次のステップS80で軌道生成処理が実行される。軌道生成処理は、第1実施形態における干渉評価処理(図8)と同様である。
以上説明したように、第4実施形態に係るロボット制御システムでは、干渉評価装置が、複数の動作を含む作業について、動作の組合せ毎に干渉のリスクを評価することで、作業管理部により最適な動作の組合せが決定される。これにより、実機を動作させたり、シミュレーションを行ったりする必要がなく、ロボット同士の干渉を抑制したタスクプランニングを行うことができる。
なお、第4実施形態では、作業を構成する複数の動作のうち、高リスクと評価された動作の割合を作業全体の評価結果とする場合について説明したが、これに限定されない。例えば、第3実施形態と同様に、動作毎にリスク評価値を算出し、組合せ毎に、その組合せに含まれる動作について算出されたリスク評価値を合算するなどして統合した値を、作業全体のリスク評価値として算出するようにしてもよい。この場合、作業管理部は、リスク評価値が最も低い組合せを最適な組合せとして決定することができる。
また、上記干渉評価処理のステップS80で実行される軌道生成処理として、第2実施形態における干渉評価処理(図13)、又は第3実施形態における干渉評価処理(図15)を実行してもよい。
<第5実施形態>
次に、第5実施形態について説明する。なお、第5実施形態に係るロボット制御システムにおいて、第1実施形態に係るロボット制御システム100、及び第3実施形態に係るロボット制御システム300と同様の構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図1に示すように、第5実施形態に係るロボット制御システム500は、干渉評価装置510と、ロボット制御装置12と、ロボット16A、16Bとを含んで構成される。
図18は、干渉評価装置510の機能構成の例を示すブロック図である。図18に示すように、干渉評価装置510は、機能構成として、取得部22と、評価部324と、生成部526とを含む。
生成部526は、開始姿勢、終了姿勢、仕様情報、及び周辺環境情報を取得する。生成部526は、評価部324から受け渡されたリスク評価値が第1閾値以上の場合、干渉のリスクを回避するように、開始姿勢から終了姿勢までの回避軌道を生成する。また、生成部526は、リスク評価値が第1閾値未満の場合、開始姿勢と終了姿勢とを単純に結んだ軌道を生成する。さらに、生成部526は、リスク評価値が第1閾値より大きい第2閾値以上の場合、軌道を生成することなく、別の開始位置及び終了位置を入力するようにユーザに促すメッセージを出力装置40に出力してもよい。第2閾値は、干渉のリスクが著しく大きい場合であることを判定できるような値を定めておく。
干渉評価装置510のハードウェア構成は、図2に示す、第1実施形態に係る干渉評価装置10のハードウェア構成と同様であるため、説明を省略する。
次に、第5実施形態に係るロボット制御システム500の作用について説明する。
図19は、干渉評価装置510のCPU32により実行される干渉評価処理の流れを示すフローチャートである。CPU32が記憶装置36から干渉評価プログラムを読み出して、メモリ34に展開して実行することにより、CPU32が干渉評価装置510の各機能構成として機能し、図19に示す干渉評価処理が実行される。なお、図19に示す干渉評価処理において、第1実施形態における干渉評価処理(図8)と同様の処理については、同一のステップ番号を付与して、詳細な説明を省略する。
ステップS90で、リスク評価値算出処理が実行される。リスク評価値算出処理は、第3実施形態における干渉評価処理(図15)のステップS10~S340と同様である。
次に、ステップS542で、生成部526が、評価部324から受け渡されたリスク評価値が予め定めた第2閾値以上か否か、すなわち、干渉のリスクが著しく大きいか否かを判定する。第2閾値以上の場合には、処理はステップS544へ移行し、第2閾値未満の場合には、処理はステップS550へ移行する。
ステップS544では、生成部526が、別の開始位置及び終了位置を入力するようにユーザに促すメッセージを出力装置40に出力し、干渉評価処理は終了する。
一方、ステップS550では、生成部526が、開始姿勢、終了姿勢、仕様情報、及び周辺環境情報を取得する。そして、次のステップS552で、生成部526が、開始姿勢と終了姿勢とを単純に結んだ軌道を生成する。
次に、ステップS554で、生成部526が、評価部324から受け渡されたリスク評価値が予め定めた第1閾値以上か否かを判定する。第1閾値以上の場合、すなわち高リスクの場合には、処理はステップS60へ移行し、第1閾値未満の場合には、処理はステップS70へ移行する。
ステップS560では、生成部526が、上記ステップS552で生成した軌道に、干渉を回避するような軌道を付加した回避軌道を生成する。
なお、上記ステップS550の後にステップS554の判定を行い、判定結果に応じて、軌道を生成するようにしてもよい。すなわち、リスク評価値が第1閾値以上の場合には、干渉のリスクを回避するように、開始姿勢から終了姿勢までの軌道を生成し、リスク評価値が第1閾値未満の場合には、上記ステップS552のような単純な軌道を生成してもよい。
以上説明したように、第5実施形態に係るロボット制御システムでは、干渉評価装置が、各ロボットの軌道情報が生成されていない段階で、各ロボットの設置位置、開始位置、及び終了位置に基づく三角柱の重複に基づいて、ロボット同士の干渉を評価する。そして、リスクの評価を行った後に、開始姿勢から終了姿勢までの軌道を生成し、干渉のリスクがある場合には、回避軌道を生成する。これにより、干渉のリスクがある場合には、不要な軌道の生成を行う必要がなくなり、処理コストを削減することができる。
また、上記各実施形態では、干渉評価装置とロボット制御装置とを別々の装置とする場合について説明したが、ロボット制御装置内に干渉評価装置を組み込む形態としてもよい。また、干渉評価装置の各機能構成を、それぞれ異なる装置で実現し、上記の干渉評価処理を分散処理により実現してもよい。
また、上記各実施形態でCPUがソフトウェア(プログラム)を読み込んで実行した干渉評価処理を、CPU以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、干渉評価処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
また、上記各実施形態では、干渉評価プログラムが記憶装置に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。プログラムは、CD-ROM、DVD-ROM、ブルーレイディスク、USBメモリ等の記憶媒体に記憶された形態で提供されてもよい。また、プログラムは、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
10、210、310、410、510 干渉評価装置
12 ロボット制御装置
16 ロボット
18 作業管理部
22、222、422 取得部
24、224、324、424 評価部
26、326、526 生成部
32 CPU
34 メモリ
36 記憶装置
38 入力装置
40 出力装置
42 記憶媒体読取装置
44 通信I/F
46 バス
100、200、300、400、500 ロボット制御システム

Claims (13)

  1. 複数のロボットの各々の可動範囲の起点となる設置位置と、前記複数のロボットの各々の開始姿勢時における所定部位の位置である開始位置、及び終了姿勢時における前記所定部位の位置である終了位置とを取得する取得部と、
    前記複数のロボットの各々について、前記設置位置と、前記開始位置と、前記終了位置とを含む多角形に基づいて特定される多面体間の重複に基づいて、前記複数のロボット間の干渉リスクを評価する評価部と、
    を含む干渉評価装置。
  2. 前記評価部は、前記多角形を前記ロボットの設置面である平面に投影した多角形を底面とし、前記平面の法線方向に所定の高さを持つ前記多面体を特定する請求項1に記載の干渉評価装置。
  3. 前記取得部は、前記複数のロボットの各々の動作の軌道を示す軌道情報に含まれる開始姿勢に対応する前記開始位置、及び終了姿勢に対応する前記終了位置を取得する請求項1又は請求項2に記載の干渉評価装置。
  4. 前記取得部は、前記複数のロボットの各々について、前記開始姿勢及び前記終了姿勢の情報を含む動作の軌道を示す軌道情報と、キネマティクス情報及び形状情報を含む仕様情報とを取得し、前記軌道情報及び前記仕様情報に基づいて、前記複数のロボットの各々の前記設置位置、前記開始位置、及び前記終了位置を計算する請求項1又は請求項2に記載の干渉評価装置。
  5. 前記評価部は、前記軌道情報に含まれる、前記開始位置及び前記終了位置以外の経由点の位置を頂点として更に含む前記多角形に基づいて、前記多面体を特定する請求項4に記載の干渉評価装置。
  6. 前記取得部は、複数の動作を含む作業について、動作毎に、前記軌道情報及び前記仕様情報を取得し、
    前記評価部は、前記作業を構成する複数の動作の組合せ毎に、前記ロボット間の干渉リスクを評価することで、前記作業全体のリスクを評価する
    請求項4又は請求項5に記載の干渉評価装置。
  7. 前記評価部は、前記作業に含まれる複数の動作のうち、前記ロボット間で干渉リスクがある動作の割合が高いほど、前記作業全体のリスクが高いと評価する請求項6に記載の干渉評価装置。
  8. 前記開始姿勢から前記終了姿勢までの軌道を生成する生成部を含む請求項1~請求項7の何れか1項に記載の干渉評価装置。
  9. 前記生成部は、前記評価部により、前記ロボット間で干渉リスクがあると評価された場合に、干渉を回避するような回避軌道を生成する請求項8に記載の干渉評価装置。
  10. 前記生成部は、前記複数のロボットが動作する周辺の物体の情報を含む周辺環境情報を取得し、前記多面体同士の重複部分、及び前記複数のロボット周辺の物体を回避する前記回避軌道を生成する請求項9に記載の干渉評価装置。
  11. 前記生成部は、前記評価部により評価された干渉リスクが閾値以上の場合に、前記回避軌道を生成する請求項9又は請求項10に記載の干渉評価装置。
  12. 取得部が、複数のロボットの各々の可動範囲の起点となる設置位置と、前記複数のロボットの各々の開始姿勢時における所定部位の位置である開始位置、及び終了姿勢時における前記所定部位の位置である終了位置とを取得し、
    評価部が、前記複数のロボットの各々について、前記設置位置と、前記開始位置と、前記終了位置とを含む多角形に基づいて特定される多面体間の重複に基づいて、前記複数のロボット間の干渉リスクを評価する
    干渉評価方法。
  13. コンピュータを、
    複数のロボットの各々の可動範囲の起点となる設置位置と、前記複数のロボットの各々の開始姿勢時における所定部位の位置である開始位置、及び終了姿勢時における前記所定部位の位置である終了位置とを取得する取得部、及び、
    前記複数のロボットの各々について、前記設置位置と、前記開始位置と、前記終了位置とを含む多角形に基づいて特定される多面体間の重複に基づいて、前記複数のロボット間の干渉リスクを評価する評価部
    として機能させるための干渉評価プログラム。
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