JP7500134B2 - パウダー容器 - Google Patents

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Description

本発明は、パウダー容器に関する。
ルースパウダー、ベビーパウダー等のパウダー(粉)を収容するパウダー容器として、複数の孔である貫通口を備えるとともにパウダー収容空間と塗布具収容空間とを隔てる隔壁を有するものが知られている(例えば、特許文献1の図9参照)。
特開平10-201530号公報
上記のような従来のパウダー容器は、パウダー収容空間が塗布具収容空間の上方にくるようにパウダー容器を反転させることで、パウダー収容空間から貫通口を通して塗布具収容空間内の塗布具の上面にパウダーを落とし、付着させることができる。しかし、パウダーの落下量の調節が難しく、そのため、塗布具に適量のパウダーを付着させるのが難しいという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、塗布具に適量のパウダーを容易に付着させることができるパウダー容器を提供することにある。
本発明のパウダー容器は、パウダー収容空間とその下方の塗布具収容空間とを隔てる隔壁を有し、前記隔壁が、前記パウダー収容空間に面するとともに第1貫通口を備える上壁を備える上部材と前記塗布具収容空間に面するとともに第3貫通口を備える下壁を備えるとともに前記上部材に一体に取り付けられる下部材とを含む第1部分と、第2貫通口を備える中壁を含む第2部分と、を有し、前記第1部分と前記第2部分との間の相対運動により、上下方向に視たときに前記第1貫通口と前記第2貫通口とが重なり合わず前記第2貫通口と前記第3貫通口とが重なり合う第1状態と、上下方向に視たときに前記第1貫通口と前記第2貫通口とが重なり合い前記第2貫通口と前記第3貫通口とが重なり合わない第2状態と、を交互に切り替え可能であり、前記第1貫通口と前記第2貫通口とが重なり合わないことで前記パウダー収容空間からパウダーが前記第2貫通口に落下することを防止し、前記第1貫通口と前記第2貫通口とが重なり合うことで前記パウダー収容空間からパウダーを前記第2貫通口に落下させ、前記第2貫通口と前記第3貫通口とが重なり合わないことで前記第2貫通口からパウダーが前記塗布具収容空間に落下することを防止し、前記第2貫通口と前記第3貫通口とが重なり合うことで前記第2貫通口からパウダーを前記塗布具収容空間に落下させることを特徴とする。
本発明のパウダー容器は、上記構成において、正立状態において前記塗布具収容空間が前記パウダー収容空間の鉛直下方に位置するのが好ましい。
本発明のパウダー容器は、上記構成において、前記パウダー収容空間を開閉可能な上蓋を有するのが好ましい。
本発明のパウダー容器は、上記構成において、前記第1状態と前記第2状態との一方から他方に切り替えるように前記相対運動を生じさせる操作体と、前記第1状態と前記第2状態との前記他方から前記一方に切り替えるように前記相対運動を生じさせる付勢体と、を有するのが好ましい。
本発明のパウダー容器は、上記構成において、前記第2部分を備える容器本体を有し前記操作体が、前記下部材から前記容器本体のスリットを通って前記容器本体の外部まで延びるのが好ましい。
本発明のパウダー容器は、上記構成において、前記付勢体が、前記下部材から前記容器本体に支持される被支持部まで延びる板ばねであるのが好ましい。
本発明のパウダー容器は、上記構成において、前記相対運動が相対回転であるのが好ましい。
本発明によれば、塗布具に適量のパウダーを容易に付着させることができるパウダー容器を提供することができる。
本発明の一実施の形態であるパウダー容器の操作体を操作する前の状態を示す縦断面図である。 図1の部分拡大図である。 図1のA-A線に沿う横断面図である。 図1に示す状態における第1貫通口、第2貫通口及び第3貫通口の配置を示す周方向に沿う縦断面図である。 図1に示す状態のパウダー容器の外観図である。 操作体を操作した時の状態を示す図1のA-A線に沿う横断面図である。 図6に示す状態における第1貫通口、第2貫通口及び第3貫通口の配置を示す周方向に沿う縦断面図である。 図6に示す状態のパウダー容器の外観図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態であるパウダー容器1を例示説明する。
図1に示す本発明の一実施の形態であるパウダー容器1は、容器本体2、上部材3、下部材4、操作体5、上蓋6及び下蓋7を有している。なお、上蓋6の頂壁6aの下面にはパッキン8が設けられている。容器本体2、上部材3、下部材4、操作体5、上蓋6及び下蓋7は、それぞれ、合成樹脂の射出成形によって形成されている。なお、各々の部材の材料と製法は適宜変更が可能である。また、容器本体2は内部を視認可能な透明性を有している。なお、容器本体2は透明性を有するものに限らない。
なお、本実施の形態において、上下方向とは隔壁9の第1部分11と第2部分10との間の相対回転の中心軸線Oに沿う方向を意味し、上方とは塗布具収容空間S2からパウダー収容空間S1に向かう方向を意味し、下方とはその反対方向を意味し、径方向とは中心軸線Oに垂直な直線に沿う方向を意味し、周方向とは中心軸線Oを周回する方向を意味している。
本実施の形態では、パウダー容器1は、正立状態において塗布具収容空間S2がパウダー収容空間S1の鉛直下方に位置するように構成されている。パウダー容器1は、基本的に常に正立状態で使用することができ、基本的に倒立状態にする必要はない。
図1~図2に示すように、容器本体2は、パウダー収容空間S1とその下方の塗布具収容空間S2とを隔てる隔壁9を有している。隔壁9は、容器本体2に設けられた第2部分10と、第2部分10に対して中心軸線Oの周りに相対回転可能な第1部分11と、で構成されている。第1部分11は、上部材3と下部材4とで構成されている。
パウダー収容空間S1には、ルースパウダー、ベビーパウダー等のパウダー12が収容されている。
また、塗布具収容空間S2には、パフである塗布具13が収容されている。なお、塗布具13はパフに限らない。
第2部分10は、第2貫通口14を備える中壁15である。中壁15は、上面視で中央開口15aを有する円環状をなしている。第2貫通口14は、所定のパターンで周方向に並べて配置された複数の孔14aである。中壁15の上面には、上部材3の上壁17を収容する上面視で円形状をなす凹状の上壁収容部15bが形成されている。
図1~図4に示すように、上部材3は、パウダー収容空間S1に面するとともに第1貫通口16を備える上面視で円形状の上壁17と、上壁17の上面に設けられた複数の案内リブ18aである案内リブ群18と、上壁17の中央から下方に延びる筒状の被連結部19と、を有している。第1貫通口16は、第2貫通口14と同一のパターンで周方向に並べて配置された複数の孔16aである。各々の案内リブ18aは、互いに隣接する孔16aの間から、径方向外側に向けて周方向一方側に傾斜しながら径方向外側に向けて延びている。また、各々の孔16aに対し、孔16aの周方向他方側の周縁に隣接するように、1つの案内リブ18aが配置されている。
下部材4は、塗布具収容空間S2に面するとともに第3貫通口20を備える上面視で円環状の下壁21と、下壁21の内周縁から上方に延びるとともに被連結部19に一体に取り付けられる連結筒22と、下壁21の外周部の下面に設けられるとともに操作体5を取り付けられる取り付け座23と、下壁21の外周部の下面から容器本体2に支持される被支持部24aまで延びる板ばね24である付勢体25と、を有している。第3貫通口20は、第2貫通口14と同一のパターンで周方向に並べて配置された複数の孔20aである。第3貫通口20を構成する複数の孔20aは、上下方向に視たときに第1貫通口16を構成する複数の孔16aに重なり合わないように、第1貫通口16を構成する複数の孔16aに対して周方向にずらして配置されている。
連結筒22と被連結部19は、中壁15の中央開口15aの径方向内側に配置されている。連結筒22は、縦溝と縦リブで構成される回り止め部26と、環状突起と下端面で構成される抜け止め部27と、を介して被連結部19に嵌合している。なお、回り止め部26は縦溝と縦リブで構成されるものに限らず、周方向に互いに係止可能なアンダーカット形状部で構成することができる。また、抜け止め部27は環状突起と下端面で構成されるものに限らず、上下方向に互いに係止可能なアンダーカット形状部で構成することができる。
図1に示すように、容器本体2は、中壁15と、中壁15の外周縁から上方に延びる円筒状の上周壁28と、中壁15の外周縁から下方に延びる円筒状の下周壁29と、を有している。
上周壁28は、パウダー収容空間S1に面するとともにパウダー収容空間S1の上端まで延びる内周面を有している。上周壁28には、上蓋6を第1ねじ部30を介して着脱することができる。上蓋6は、頂壁6aと頂壁6aの外周縁に連なる円筒状の筒壁6bとを有し、筒壁6bの内周面に第1ねじ部30の雌ねじ30aが設けられている。上周壁28の外周面には第1ねじ部30の雄ねじ30bが設けられている。正立状態において上蓋6を上周壁28に着脱することで、パウダー収容空間S1を開閉することができる。なお、上蓋6は、第1ねじ部30以外の係合部を介して上周壁28に着脱することができるように構成してもよい。また、上蓋6は、上周壁28に対してヒンジ部を介して回動することでパウダー収容空間S1を開閉することができるように構成してもよい。
下周壁29は、塗布具収容空間S2に面する内周面を有している。下周壁29は、下蓋7に第2ねじ部31を介して着脱することができる。下蓋7は、底壁7aと底壁7aの外周縁に連なる円筒状の外周壁7bとを有し、外周壁7bの内周面に第2ねじ部31の雌ねじ31aが設けられている。下周壁29の外周面には第2ねじ部31の雄ねじ31bが設けられている。正立状態において下蓋7に対し下周壁29を着脱することで、塗布具収容空間S2を開閉することができる。なお、下周壁29は、ねじ部以外の係合部を介して下蓋7に着脱することができるように構成してもよい。また、下周壁29は、下蓋7に対してヒンジ部を介して回動することで塗布具収容空間S2を開閉することができるように構成してもよい。
図2及び図5に示すように、容器本体2の外周面には、操作体5の***作部5aを収容する収容凹部32が設けられている。収容凹部32の上面は中壁15の下面で形成され、収容凹部32の下面、両側面及び先端面は下周壁29の外周面で形成されている。収容凹部32の先端面には、下周壁29を貫通するとともに周方向に延びるスリット33が設けられている。
図2~図3に示すように、操作体5は、上下方向に垂直な板状をなすとともにスリット33を通って取り付け座23に一体に取り付けられるアーム部5bと、アーム部5bの径方向外側端に連なる***作部5aと、を有している。このように、操作体5は、下部材4から容器本体2のスリット33を通って容器本体2の外部まで延びている。***作部5aは、上面視でL字形状をなす折れ板状をなしている。取り付け座23は、径方向に貫通する中空部を有する箱形状を有している。
図1及び図3に示すように、被支持部24aまで延びる板ばね24は、下壁21の下面に一体に形成されるとともに径方向外側に延び水平方向に垂直な板状のばね基端部24bと、ばね基端部24bの先端から周方向他方側に延び水平方向に垂直な湾曲板状のばね中間部24cと、ばね中間部24cの先端部から径方向外側に延び水平方向に垂直な板状のばね先端部24dと、を有している。
ばね先端部24dは、前述した被支持部24aを構成している。ばね先端部24dは、容器本体2の下周壁29の内周面に設けられた互いに大きさの異なる一対の縦リブ34に挟まれることで容器本体2に支持されている。一対の縦リブ34の上端は、それぞれ、中壁15の下面に一体に形成されている。なお、一対の縦リブ34の大きさは互いに同一であってもよい。また、一対の縦リブ34以外の構造によって被支持部24aを支持するように構成してもよい。また、板ばね24は、ばね中間部24cが周方向一方側に延びる構成としてもよい。
塗布具13の周縁部の上方には、塗布具13の位置を規制するための一対の規制リブ35が設けられている。各々の規制リブ35は、周方向に垂直な板状をなしている。また、一方の規制リブ35は、一方の(大きい方の)縦リブ34を兼ねている。
隔壁9は、第1部分11と第2部分10との間の相対回転により、図3~図4に示すように、上下方向に視たときに第1貫通口16と第2貫通口14とが重なり合わず第2貫通口14と第3貫通口20とが重なり合う第1状態と、図6~図7に示すように、上下方向に視たときに第1貫通口16と第2貫通口14とが重なり合い第2貫通口14と第3貫通口20とが重なり合わない第2状態と、を交互に切り替え可能に構成されている。
また、パウダー容器1は、***作部5aを付勢体25が生じる付勢力に抗して図3及び図5に示す位置から図6及び図8に示す位置まで周方向一方側へ移動させるように操作することで、操作体5が第1状態から第2状態に切り替えるように第1部分11を第2部分10に対して周方向一方側へ相対回転させ、***作部5aへの操作を止めることで、付勢体25がその付勢力により第2状態から第1状態に切り替えるように第1部分11を第2部分10に対して周方向他方側へ相対回転させ、***作部5aを図3及び図5に示す元の位置に戻すように構成されている。
操作体5を操作する前の状態では、隔壁9は第1状態(図4参照)であり、第2貫通口14が第3貫通口20と重なり合う一方、第1貫通口16は第2貫通口14と重なり合っていない。したがって、この状態では、パウダー収容空間S1内のパウダー12は第1貫通口16から第2貫通口14内に落下することができず、パウダー収容空間S1内のパウダー12が塗布具13の上面に落下することは防止される。
また、操作体5を操作して隔壁9が第2状態(図7参照)になった時には、第1貫通口16が第2貫通口14と重なり合う一方、第2貫通口14は第3貫通口20と重なり合っていない。したがって、パウダー収容空間S1内のパウダー12は第1貫通口16から第2貫通口14内に落下し、所定量のパウダー12が第2貫通口14内に充填される。
そして、操作体5の操作を止めて隔壁9が第1状態(図4参照)に戻った時には、第2貫通口14が第3貫通口20と重なり合う一方、第1貫通口16は第2貫通口14と重なり合っていない。したがって、パウダー収容空間S1内のパウダー12は第1貫通口16から第2貫通口14内に落下することができず、第2貫通口14内に充填された所定量のパウダー12のみが第3貫通口20を通って塗布具13の上面に落下し、付着する。
したがって、正立状態のままで操作体5を1回操作する毎に所定量のパウダー12を塗布具13に付着させることができる。
上述したパウダー容器1によれば、正立状態のままで上蓋6を容器本体2から取り外し、パウダー収容空間S1を開放することで、パウダー収容空間S1内のパウダー12を筆や指などに直接付着させて使用することができる。
また、パウダー容器1によれば、正立状態のままで操作体5を操作する毎に所定量のパウダー12を塗布具13に付着させることができ、そのまま容器本体2を下蓋7から取り外して塗布具収容空間S2を開放することで、適量のパウダー12が付着した塗布具13を取り出して使用することができる。またこの時、容器本体2が透明性を有していることにより、パウダー12の取り出し量(つまり落下量)を外部から視認することができるので、その取り出し量、つまり操作体5の操作回数を容易に調節することができる。
本実施の形態に係るパウダー容器1によれば、隔壁9の状態を第1部分11と第2部分10との間の相対運動により第1状態と第2状態との間で交互に切り替えることにより、塗布具13に適量のパウダー12を容易に付着させることができる。
また、本実施の形態に係るパウダー容器1によれば、正立状態のままで隔壁9の状態を第1状態と第2状態との間で交互に切り替えて、塗布具13にパウダー12を付着させることができるので、良好な操作性を得ることができる。
また、本実施の形態に係るパウダー容器1によれば、正立状態のままで上蓋6を開いて、パウダー12を直接取り出すことができるので、パウダー12の多様な使用形態に対応することができる。
また、本実施の形態に係るパウダー容器1によれば、付勢体25が生じる付勢力に抗して操作体5を操作し、その操作を止めるだけの簡単な操作で塗布具13にパウダー12を付着させることができるので、この点からも、良好な操作性を得ることができる。
また、本実施の形態に係るパウダー容器1によれば、操作体5が下部材4から容器本体2のスリット33を通って容器本体2の外部まで延びているので、簡単な構造により、隔壁9の状態を操作体5及び付勢体25によって第1状態と第2状態との間で交互に切り替え可能な構造を実現することができる。
また、本実施の形態に係るパウダー容器1によれば、付勢体25が、下部材4から容器本体2に支持される被支持部24aまで延びる板ばね24であるので、付勢体25を簡単な構造によって実現することができる。
また、本実施の形態に係るパウダー容器1によれば、第1部分11と第2部分10との間の相対運動が相対回転であるので、パウダー容器1を簡単な構造によって実現することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
したがって、前記の実施形態のパウダー容器1は、例えば以下に述べるような種々の変更が可能である。
パウダー容器1は、パウダー収容空間S1とその下方の塗布具収容空間S2とを隔てる隔壁9を有し、隔壁9が、パウダー収容空間S1に面するとともに第1貫通口16を備える上壁17と塗布具収容空間S2に面するとともに第3貫通口20を備える下壁21とを含む第1部分11と、第2貫通口14を備える中壁15を含む第2部分10と、を有し、第1部分11と第2部分10との間の相対運動により、上下方向に視たときに第1貫通口16と第2貫通口14とが重なり合わず第2貫通口14と第3貫通口20とが重なり合う第1状態と、上下方向に視たときに第1貫通口16と第2貫通口14とが重なり合い第2貫通口14と第3貫通口20とが重なり合わない第2状態と、を交互に切り替え可能である限り、種々変更可能である。
しかし、パウダー容器1は、正立状態において塗布具収容空間S2がパウダー収容空間S1の鉛直下方に位置するのが好ましい。
また、パウダー容器1は、パウダー収容空間S1を開閉可能な上蓋6を有するのが好ましい。
また、パウダー容器1は、第1状態と第2状態との一方から他方に切り替えるように相対運動を生じさせる操作体5と、第1状態と第2状態との他方から一方に切り替えるように相対運動を生じさせる付勢体25と、を有するのが好ましい。
また、パウダー容器1は、第2部分10を備える容器本体2を有し、第1部分11が、上壁17を備える上部材3と、下壁21を備えるとともに上部材3に一体に取り付けられる下部材4と、を有し、操作体5が、下部材4から容器本体2のスリット33を通って容器本体2の外部まで延びるのが好ましい。
また、パウダー容器1は、付勢体25が、下部材4から容器本体2に支持される被支持部24aまで延びる板ばね24であるのが好ましい。
また、パウダー容器1は、前記相対運動が相対回転であるのが好ましい。
1 パウダー容器
2 容器本体
3 上部材
4 下部材
5 操作体
5a ***作部
5b アーム部
6 上蓋
6a 頂壁
6b 筒壁
7 下蓋
7a 底壁
7b 外周壁
8 パッキン
9 隔壁
10 第2部分
11 第1部分
12 パウダー
13 塗布具
14 第2貫通口
14a 孔
15 中壁
15a 中央開口
15b 上壁収容部
16 第1貫通口
16a 孔
17 上壁
18 案内リブ群
18a 案内リブ
19 被連結部
20 第3貫通口
20a 孔
21 下壁
22 連結筒
23 取り付け座
24 板ばね
24a 被支持部
24b ばね基端部
24c ばね中間部
24d ばね先端部
25 付勢体
26 回り止め部
27 抜け止め部
28 上周壁
29 下周壁
30 第1ねじ部
30a 雌ねじ
30b 雄ねじ
31 第2ねじ部
31a 雌ねじ
31b 雄ねじ
32 収容凹部
33 スリット
34 縦リブ
35 規制リブ
O 中心軸線
S1 パウダー収容空間
S2 塗布具収容空間

Claims (7)

  1. パウダー収容空間とその下方の塗布具収容空間とを隔てる隔壁を有し、
    前記隔壁が、前記パウダー収容空間に面するとともに第1貫通口を備える上壁を備える上部材と前記塗布具収容空間に面するとともに第3貫通口を備える下壁を備えるとともに前記上部材に一体に取り付けられる下部材とを含む第1部分と、第2貫通口を備える中壁を含む第2部分と、を有し、前記第1部分と前記第2部分との間の相対運動により、上下方向に視たときに前記第1貫通口と前記第2貫通口とが重なり合わず前記第2貫通口と前記第3貫通口とが重なり合う第1状態と、上下方向に視たときに前記第1貫通口と前記第2貫通口とが重なり合い前記第2貫通口と前記第3貫通口とが重なり合わない第2状態と、を交互に切り替え可能であり、
    前記第1貫通口と前記第2貫通口とが重なり合わないことで前記パウダー収容空間からパウダーが前記第2貫通口に落下することを防止し、
    前記第1貫通口と前記第2貫通口とが重なり合うことで前記パウダー収容空間からパウダーを前記第2貫通口に落下させ、
    前記第2貫通口と前記第3貫通口とが重なり合わないことで前記第2貫通口からパウダーが前記塗布具収容空間に落下することを防止し、
    前記第2貫通口と前記第3貫通口とが重なり合うことで前記第2貫通口からパウダーを前記塗布具収容空間に落下させることを特徴とするパウダー容器。
  2. 正立状態において前記塗布具収容空間が前記パウダー収容空間の鉛直下方に位置する、請求項1に記載のパウダー容器。
  3. 前記パウダー収容空間を開閉可能な上蓋を有する、請求項1又は2に記載のパウダー容器。
  4. 前記第1状態と前記第2状態との一方から他方に切り替えるように前記相対運動を生じさせる操作体と、
    前記第1状態と前記第2状態との前記他方から前記一方に切り替えるように前記相対運動を生じさせる付勢体と、を有する、請求項1~3の何れか1項に記載のパウダー容器。
  5. 前記第2部分を備える容器本体を有し、
    前記操作体が、前記下部材から前記容器本体のスリットを通って前記容器本体の外部まで延びる、請求項4に記載のパウダー容器。
  6. 前記付勢体が、前記下部材から前記容器本体に支持される被支持部まで延びる板ばねである、請求項5に記載のパウダー容器。
  7. 前記相対運動が相対回転である、請求項1~6の何れか1項に記載のパウダー容器。
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