JP7496556B2 - コンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は、コンデンサに関する。
従来、コンデンサ素子が収容された樹脂製のケース内に充填樹脂を充填することにより、耐衝撃性や耐湿性を高めるようにしたケースモールド型のコンデンサが知られている。かかるコンデンサは、コンデンサ素子が発熱した際に、その熱がケースの外へ放熱されにくかった。
そこで、ケースからの放熱性を高めるため、ケースの側面あるいは底面に、金属板を、その外側の面が外部に露出するようにインサート成形することができる。このような構成が採られたコンデンサが、たとえば、特許文献1に記載されている。
特許文献1のケースモールド型コンデンサでは、樹脂製のケースの外底面に、上面に複数の凸部を設けた金属板がインサート成形される。ケースの内底面には、金属板に設けた凸部の上面が内部に露出する凹部が設けられ、金属板の凸部の上面とケース内に充填されたモールド樹脂とが密着する。
特開2012-199350号公報
上記のコンデンサでは、コンデンサが温度変化(熱衝撃等)に晒されたときに、ケースと金属板の界面およびモールド樹脂と金属板との界面で、これらの間の線膨張係数の違いにより、万一、剥離が生じても、金属板がケースの外側に離脱してしまわないようにすることが望ましい。
そこで、本発明は、ケースに金属板がインサート成形される構成が採られた場合に、金属板がケースの外側に離脱しにくいコンデンサを提供することを目的とする。
本発明の主たる態様に係るコンデンサは、コンデンサ素子と、前記コンデンサ素子が収容される樹脂製のケースと、前記ケースにインサート成形された金属板と、前記ケース内に充填される充填樹脂と、を備える。ここで、前記金属板は、主板部と、前記主板部の周縁に設けられる被被覆部と、を含む。前記主板部の外側の面が前記ケースに形成された開口から外部に露出する。また前記被被覆部の外側の面は、前記ケースにおける前記開口の周縁部に覆われる。
本発明によれば、ケースに金属板がインサート成形される構成が採られた場合に、金属板がケースの外側に離脱しにくいコンデンサを提供できる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下に示す実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
図1は、実施の形態に係る、フィルムコンデンサの斜視図である。 図2は、実施の形態に係る、前方上方から見た、絶縁シートが装着される前のコンデンサ素子ユニットの斜視図である。 図3は、実施の形態に係る、後方上方から見た、絶縁シートが装着されていないコンデンサ素子ユニットの斜視図である。 図4(a)は、実施の形態に係る、ケースの斜視図であり、図4(b)は、実施の形態に係る、中央で切断されたケースの側面断面図である。 図5(a)は、実施の形態に係る、前側面部の近傍で切断されたケースを後方から見た斜視断面図であり、図5(b)は、実施の形態に係る、金属板の斜視図である。 図6(a)および(b)は、実施の形態に係る、ケースにコンデンサ素子ユニットが収容された状態のフィルムコンデンサの側面断面図である。 図7(a)および(b)は、変更例に係る、金属板の斜視図である。 図8(a)および(b)は、変更例に係る、中央で切断されたケースの側面断面図である。
以下、本発明のコンデンサの一実施形態であるフィルムコンデンサ1について図を参照して説明する。便宜上、各図には、適宜、前後、左右および上下の方向が付記されている。なお、図示の方向は、あくまでフィルムコンデンサ1の相対的な方向を示すものであり、絶対的な方向を示すものではない。また、説明の便宜上、「底面部」、「前側面部」など、一部の構成において、図示の方向に従った名称がつけられる場合がある。
本実施の形態において、フィルムコンデンサ1が、特許請求の範囲に記載の「コンデンサ」に対応する。また、突条部210が、特許請求の範囲に記載の「突部」に対応する。さらに、第1端面電極410が、特許請求の範囲に記載の「電極」に対応する。さらに、板バネ部660が、特許請求の範囲に記載の「押圧部」に対応する。さらに、金属板900の後面901が、特許請求の範囲に記載の「金属板の内側の面」に対応する。さらに、主板部910の前面911が、特許請求の範囲に記載の「主板部の外側の面」に対応する。さらに、被被覆部920の前面921が、特許請求の範囲に記載の「被被覆部の外側の面」に対応する。
ただし、上記記載は、あくまで、特許請求の範囲の構成と実施形態の構成とを対応付けることを目的とするものであって、上記対応付けによって特許請求の範囲に記載の発明が実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
図1は、フィルムコンデンサ1の斜視図である。
フィルムコンデンサ1は、コンデンサ素子ユニット100と、コンデンサ素子ユニット100が収容されるケース200と、ケース200内に充填される充填樹脂300と、を備える。
充填樹脂300は、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂であり、コンデンサ素子ユニット100が収容されたケース200内に液相状態で注入され、その後、ケース200内が加熱されることにより硬化する。コンデンサ素子ユニット100の充填樹脂300に埋没した大部分が、湿気や衝撃から保護される。
コンデンサ素子ユニット100における3つの第1接続端子部540と、3つの第2接続端子部640とがケース200の上面の開口200aから外部へ導出される。第1接続端子部540と第2接続端子部640とが、隣り合うようにして左右方向に並ぶ。
図2は、前方上方から見た、絶縁シート800が装着される前のコンデンサ素子ユニット100の斜視図である。図3は、後方上方から見た、絶縁シート800が装着されていないコンデンサ素子ユニット100の斜視図である。
コンデンサ素子ユニット100は、4つのコンデンサ素子400と、第1バスバー500と、第2バスバー600と、絶縁板700と、絶縁シート800とを含む。
コンデンサ素子400は、誘電体フィルム上にアルミニウムを蒸着させた2枚の金属化フィルムを重ね、重ねた金属化フィルムを巻回または積層し、扁平状に押圧することにより形成される。コンデンサ素子400には、一方の端面に、亜鉛等の金属の吹付けにより第1端面電極410が形成され、他方の端面に、同じく亜鉛等の金属の吹付けにより第2端面電極420が形成される。4つのコンデンサ素子400は、両端面が前後方向を向く状態で、上下に2段であって各段に2つずつ配置され、この状態で、これらコンデンサ素子400に第1バスバー500および第2バスバー600が接続される。
なお、本実施の形態のコンデンサ素子400は、誘電体フィルム上にアルミニウムを蒸着させた金属化フィルムにより形成されたが、これ以外にも、亜鉛、マグネシウム等の他の金属を蒸着させた金属化フィルムにより形成されてもよい。あるいは、コンデンサ素子400は、これらの金属のうち、複数の金属を蒸着させた金属化フィルムにより形成されてもよいし、これらの金属どうしの合金を蒸着させた金属化フィルムにより形成されてもよい。
第1バスバー500は、導電性材料、たとえば、銅板を適宜切り抜き、折り曲げることによって形成され、第1電極端子部510と、第1中継部520と、第1重合部530と、第1接続端子部540とが一体となった構成を有する。
第1電極端子部510は、ほぼ長方形の板状を有し、各コンデンサ素子400の第1端面電極410を覆う。第1電極端子部510には、左右方向に並ぶようにして2つの方形状の開口部511が形成される。各開口部511の上縁には、一対の接続ピン512が形成される。また、第1電極端子部510の下端縁にも、左右2か所に一対の接続ピン512が形成される。
第1中継部520は、第1電極端子部510と第1重合部530との間を中継する。第1中継部520は、細長い方形の板状を有し、第1電極端子部510の上端縁から後方に延びる。第1重合部530は細長い方形の板状を有し、第1中継部520の後端縁から上方に延びる。
3つの第1接続端子部540は、第1重合部530の上端縁に所定の間隔を置いて形成される。各第1接続端子部540は、方形の板状を有し、第1重合部530の上端縁から上方へ延びる。第1接続端子部540の先端部には、円形の取付孔541が形成される。
第1バスバー500には、適宜の形状および大きさを有する複数の流通孔550が適宜の位置に形成される。
第2バスバー600は、導電性材料、たとえば、銅板を適宜切り抜き、折り曲げることによって形成され、第2電極端子部610と、第2中継部620と、第2重合部630と、第2接続端子部640とが一体となった構成を有する。
第2電極端子部610は、ほぼ長方形の板状を有し、各コンデンサ素子400の第2端面電極420を覆う。第2電極端子部610には、左右方向および上下方向に並ぶようにして4つの方形状の開口部611が形成される。各開口部611の上縁には、一対の接続ピン612が形成される。
第2中継部620は、第2電極端子部610と第2重合部630との間を中継する。第2中継部620は、細長い方形の板状を有し、第2電極端子部610の上端縁から前方に延びる。第2重合部630は、細長い方形の板状を有し、第2中継部620の前端縁から上方に延びる。
3つの第2接続端子部640は、第2重合部630の上端縁に所定の間隔を置いて形成される。各第2接続端子部640は、方形の板状を有し、第2重合部630の上端縁から上方へ延びる。第2接続端子部640の先端部には、円形の取付孔641が形成される。
第2バスバー600には、適宜の形状および大きさを有する複数の流通孔650が適宜の位置に形成される。
また、第2バスバー600には、第2電極端子部610の左右の端部に切欠部613が形成され、これら切欠部613の下縁に板バネ部660が形成される。板バネ部660は、切欠部613の下縁から後斜め上方に延びるとともに、その先端部661が真上に立ち上がるよう折り曲げられている。板バネ部660は、前後方向に弾性(バネ性)を有し、先端部661が前方へ押されると、前方に撓むことができる。
絶縁板700は、アクリル、シリコン等の電気的な絶縁性を有する樹脂材料により形成される。絶縁板700は、第1重合部530および第2重合部630と同様、細長の方形状を有する。
第1バスバー500は、第1電極端子部510の各一対の接続ピン512が各コンデンサ素子400の第1端面電極410に半田付け等の接合方法により接合されることで、第1端面電極410に電気的に接続される。また、第2バスバー600は、第2電極端子部610の各一対の接続ピン612が各コンデンサ素子400の第2端面電極420に半田付け等の接合方法により接合されることで、第2端面電極420に電気的に接続される。
第1バスバー500の第1重合部530と第2バスバー600の第2重合部630とが前後方向に重なる。これにより、コンデンサ素子ユニット100におけるESL(等価直列インダクタンス)の低減が期待される。
第1重合部530と第2重合部630との間には、絶縁板700が介在する。これにより、第1重合部530と第2重合部630とが電気的に絶縁される。
絶縁シート800は、絶縁紙や、アクリル、シリコン等の電気的な絶縁性を有する樹脂材料により形成され、ほぼ長方形状を有する。図2に一点鎖線で示すように、絶縁シート800は、第1バスバー500の第1電極端子部510と4つのコンデンサ素子400の第1端面電極410を覆うように、第1電極端子部510に両面テープ、接着剤等を用いて装着される。
図4(a)は、ケース200の斜視図であり、図4(b)は、中央で切断されたケース200の側面断面図である。図5(a)は、前側面部202の近傍で切断されたケース200を後方から見た斜視断面図であり、図5(b)は、金属板900の斜視図である。
ケース200は、樹脂製であり、たとえば、熱可塑性樹脂であるポリフェニレンサルファイド(PPS)により形成される。ケース200は、ほぼ直方体の箱状を有し、底面部201と、底面部201から立ち上がる前側面部202、後側面部203、左側面部204および右側面部205とを有し、上面が開口する。ケース200は、左右方向の寸法が上下方向の寸法より大きく、左右方向および上下方向の寸法が、前後方向の寸法よりも大きい。したがって、前側面部202および後側面部203の面積が最も大きく、続いて底面部201の面積が大きく、左側面部204と右側面部205の面積が最も小さい。
ケース200には、前側面部202に金属板900がインサート成形される。金属板900は、たとえば、アルミニウムを材料とする板であり、樹脂製であるケース200よりもはるかに高い熱伝導性を有する。金属板900は、前側面部202と相似するほぼ長方形の平面形状を有し、その角部に面取り加工(R加工が施されている。正面視において、金属板900は、前側面部202の半分以上の面積を占める。
金属板900は、ほぼ長方形の主板部910と、主板部910の外縁に設けられて主板部910の全周を囲む被被覆部920とを含む(図5(b)参照)。主板部910の厚みは、被被覆部920の厚みよりも大きくされており、主板部910の前面911、即ち外側の面は、被被覆部920の前面921、即ち外側の面よりも前方向、即ちケース200の外側方向に張り出す。
金属板900が前側面部202にインサート成形された状態において、主板部910は、その前面911が、金属板900がインサート成形されることにより前側面部202に形成された開口206からケース200の外部に露出し、被被覆部920は、前側面部202における開口206の周縁部207に外側から覆われる。周縁部207の肉厚を確保するため、周縁部207の表面は、その周囲の面よりも僅かに前方へ張り出す。主板部910の前面911は、周縁部207の表面、即ち前側面部202の外面よりも僅かにケース200の外側に張り出す。外側に張り出した主板部910の前面911の面積は、前側面部202の面積よりも小さい。
また、金属板900が前側面部202にインサート成形された状態において、金属板900の後面901、即ち内側の面は、ケース200の内部に露出する。金属板900の後面901は、前側面部202の内面と面一となる。
前側面部202の内面には、金属板900の周囲であって左右両側の位置に、上下方向に延びる突条部210が形成される(図5(a)参照)。突条部210の面は、上端部が、上方に向かうに従って前側面部202の内面に近づく傾斜面211とされている。
ケース200の後側面部203には、内面に、左右方向に所定の間隔で並ぶように、上下方向に延びる3つのリブ220が形成される。これらリブ220で補強されることにより、後側面部203が前後方向に反りにくくなる。
ケース200の左側面部204および右側面部205には、外面の上端部と下端部に取付タブ230が設けられる。各取付タブ230には、挿通孔231が形成される。挿通孔231には、孔の強度を上げるために金属製のカラー232が嵌め込まれる。フィルムコンデンサ1が外部装置等の設置部に設置される際、これら取付タブ230がネジ等によって設置部に固定される。
図6(a)および(b)は、ケース200にコンデンサ素子ユニット100が収容された状態のフィルムコンデンサ1の側面断面図である。図6(a)では、フィルムコンデンサ1が中央位置で切断されており、図6(b)では、フィルムコンデンサ1が左端部の位置で切断されている。
コンデンサ素子ユニット100は、ケース200の上面の開口200aからケース200内に収容される。ケース200の内部において、突条部210と後側面部203の内面との間の寸法は、板バネ部660を含めたコンデンサ素子ユニット100の前後方向の寸法よりも小さい。このため、コンデンサ素子ユニット100は、板バネ部660を前方に撓ませるようにして、突条部210と後側面部203との間に挿入される。この際、コンデンサ素子ユニット100は、前側の下端部が突条部210の上端部の傾斜面211に当接し、傾斜面211により後方へと案内されることで、円滑に挿入される。
図6(a)に示すように、コンデンサ素子ユニット100がケース200内に収容されると、コンデンサ素子ユニット100の前側が突条部210に当接する。これにより、金属板900の後面901とコンデンサ素子ユニット100との間に、充填樹脂300が入り込む所定の隙間Sが確保される。図6(b)の矢印に示すように、コンデンサ素子ユニット100は、撓んだ板バネ部660の弾性によって、金属板900の方向へ押圧され、突条部210にしっかりと当接する。これにより、金属板900とコンデンサ素子ユニット100との間の隙間Sを一定に維持しやすくなる。
コンデンサ素子ユニット100が収容されたケース200内に、液相状態の充填樹脂300が注入される。このとき、充填樹脂300が第1バスバー500の流通孔550および第2バスバー600の流通孔650を通ることにより、第1バスバー500と第2バスバー600の内側である4つのコンデンサ素子400の部分に充填樹脂300が行き渡りやすくなる。充填樹脂300が開口200aの近傍までケース200内に満たされ、充填樹脂300の注入が完了すると、ケース200が加熱される。これにより、ケース200内の充填樹脂300が硬化する。
ケース200内のコンデンサ素子ユニット100は、第1バスバー500の第1電極端子部510が、絶縁シート800および充填樹脂300を介して金属板900と対向する。充填樹脂300および絶縁シート800により、金属板900とコンデンサ素子ユニット100の第1バスバー500との間の絶縁性が確保される。
このようにして、図1に示すようなフィルムコンデンサ1が完成する。
フィルムコンデンサ1は、外部装置等に搭載される。第1接続端子部540と第2接続端子部640に、外部装置等に備えられた、これら接続端子部540、640に対応する一対の外部端子(図示せず)が、取付孔541、641を用いたネジ止めにより接続される。
フィルムコンデンサ1において、各コンデンサ素子400に通電が行われたとき、コンデンサ素子ユニット100では、各コンデンサ素子400、第1バスバー500および第2バスバー600が発熱し得る。コンデンサ素子ユニット100から放出された熱は、充填樹脂300およびケース200を通じて外部に放熱される。このとき、ケース200には、前側面部202に熱導電性が高い金属板900がインサート成形されているので、コンデンサ素子ユニット100からの熱は、金属板900を通じて良く放熱される。よって、全体として、ケース200からの放熱効果が高まる。
なお、フィルムコンデンサ1が外部装置に搭載された際、外部装置側で準備された冷却器(図示せず)を金属板900の主板部910の前面911に装着することができる。この場合、冷却器により冷却(吸熱)されることで、ケース200からの放熱効果が一層高まる。
さて、ケース200と金属板900は、その熱膨張係数が大きく異なり得る。また、充填樹脂300と金属板900も、その熱膨張係数が大きく異なり得る。フィルムコンデンサ1が温度変化(熱衝撃等)に晒されると、熱膨張係数の違いによる伸縮率の違いにより、ケース200と金属板900との界面部分およびケース200と充填樹脂300との界面部分に、両者を引き離そうとする応力が働く。こうなると、ケース200と金属板900との間およびケース200と充填樹脂300との間の密着性が低下しやすくなる。よって、フィルムコンデンサ1が大きく振動するなどして、ケース200に大きな外力が加わったときにケース200と金属板900との間およびケース200と充填樹脂300との間に剥離が生じることが懸念される。
本実施の形態では、ケース200と金属板900との間およびケース200と充填樹脂300との間に、万一、剥離が生じても、金属板900は、被被覆部920がケース200の開口206の周縁部207に外側から覆われているので、外側へは動かない。よって、金属板900がケース200の外側に離脱してしまうことが防止される。
また、フィルムコンデンサ1において、金属板900とコンデンサ素子ユニット100との間の隙間(距離)が小さいと絶縁性の確保が難しくなり、隙間が大きいとコンデンサ素子ユニット100からの熱が金属板900に伝わり難くなって金属板900による放熱性が悪くなる。
本実施の形態では、金属板900がインサート成形された前側面部202に突条部210が設けられ、コンデンサ素子ユニット100が、突条部210に当接するとともに板バネ部660によって突条部210側に押圧されるように構成されている。これにより、金属板900とコンデンサ素子ユニット100との間の隙間を適正な隙間に維持しやすくなるので、絶縁性を確保しつつ良好な放熱性を担保できる。
<実施の形態の効果>
以上、本実施の形態によれば、以下の効果が奏される。
フィルムコンデンサ1は、コンデンサ素子400が収容される樹脂製のケース200と、ケース200にインサート成形された金属板900と、ケース200内に充填される充填樹脂300と、を備え、金属板900は、主板部910と、主板部910の周縁に設けられる被被覆部920と、を含む。主板部910の前面911(外側の面)がケース200に形成された開口206から外部に露出する。また被被覆部920の外側の面は、ケース200における開口206の周縁部207に覆われる。
この構成によれば、フィルムコンデンサ1が温度変化(熱衝撃等)に晒されることで、ケース200と金属板900との間およびケース200と充填樹脂300との間に、万一、剥離が生じても、被被覆部920が周縁部207に外側から覆われているので、金属板900が外側へは動かない。よって、金属板900がケース200の外側に離脱してしまうことが防止される。
また、金属板900は、主板部910の前面911(外側の面)が、被被覆部920の前面921(外側の面)よりもケース200から外側へ向かう方向へ張り出すような構成とされる。
この構成によれば、主板部910の前面911を、ケース200の外部に近づけることができる、あるいは、本実施の形態のようにケース200の外部に出すことができるので、金属板900に伝わった熱がより外部に放出されやすくなり、ケース200の放熱性が一層良くなる。さらに、主板部910の前面911がケース200の外面と面一にされた場合または本実施の形態のようにケース200の外部に出された場合は、フィルムコンデンサ1の設置先で準備された冷却器を容易に主板部910の前面911に装着することが可能となり、フィルムコンデンサ1が冷却されやすくなる。
さらに、金属板900の後面901(内側の面)がケース200の内部に露出するように、金属板900がケース200にインサート成形される。
この構成によれば、コンデンサ素子ユニット100からの熱が金属板900に伝わりやすくなる。
さらに、主板部910の前面911(外側の面)の面積は、金属板900がインサート成形された前側面部202の面積よりも小さくされている。
この構成によれば、前側面部202の外面の面内方向において、金属板900が前側面部202よりも外側にはみ出さないようにでき、フィルムコンデンサ1のサイズが大きくなることを防止できる。
さらに、フィルムコンデンサ1は、金属板900が、コンデンサ素子ユニット100の第1バスバー500に対向するように構成されている。
この構成によれば、第1バスバー500で発生した熱およびコンデンサ素子400から第1バスバー500に伝わった熱を金属板900に効率よく伝えることができる。
さらに、フィルムコンデンサ1は、金属板900がインサート成形された前側面部202の内面における金属板900の周囲の位置から突出し、コンデンサ素子ユニット100に当接する突条部210と、弾性を有し、当該弾性によりコンデンサ素子ユニット100を金属板900、即ち突条部210へ向かって押圧する板バネ部660と、をさらに備える。
この構成によれば、金属板900とコンデンサ素子ユニット100との間の隙間を適正な隙間に維持しやすくなるので、絶縁性を確保しつつ良好な放熱性を担保できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、また、本発明の適用例も、上記実施の形態の他に、種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施の形態では、ケース200の前側面部202に金属板900がインサート成形された。しかしながら、上記の構成に限らず、ケース200の底面部201、後側面部203、左側面部204または右側面部205に金属板900がインサート成形されてもよい。金属板900が後側面部203にインサート成形された場合は、第2バスバー600の第2電極端子部610が金属板900と対向することになる。ただし、最も面積が大きな前側面部202または後側面部203に金属板900がインサート成形されると、金属板900のサイズを大きくできるので、ケース200の放熱性が高まりやすくなる。さらに、金属板900が、ケース200の1つの面部ではなく、前側面部202と後側面部203など、複数の面部にインサート成形されてもてもよい。さらに、1つの面部に、複数の金属板900が、適宜の方向に並べられるようにしてインサート成形されてもよい。
また、上記実施の形態では、金属板900において、被被覆部920が、主板部910の周縁に主板部910の全周を囲むように設けられた。しかしながら、被被覆部920は、主板部910の周縁に設けられ、ケース200における開口206の周縁部207に外側から覆われれば、如何なる形態であってもよい。たとえば、図7(a)に示すように、被被覆部920は、主板部910の上縁、下縁、左縁および右縁の一部に設けられてもよい。また、図7(b)に示すように、被被覆部920は、主板部910の4つの角部の縁に設けられてもよい。また、図7(a)のように被被覆部920が上下左右の4か所に設けられるのではなく、被被覆部920が上下あるいは左右の2か所のみに設けられてもよい。さらに、図7(b)のように被被覆部920が4つの角部に設けられるのではなく、被被覆部920が対角の位置にある2つの角部のみに設けられてもよい。
さらに、上記実施の形態では、金属板900は、その後面901(内側の面)がケース200の内部に露出するようにケース200(前側面部202)にインサート成形された。しかしながら、金属板900は、少なくとも、主板部910の前面911(外側の面)がケース200の外部に露出するようにケース200にインサート成形されればよく、図8(a)に示すように、その後面901がケース200の内部に露出しないようにケース200にインサート成形されてもよい。
さらに、上記実施の形態では、金属板900は、主板部910の前面911が、ケース200(前側面部202)の外面(周縁部207の表面)よりも僅かに外側に張り出すようにケース200にインサート成形された。しかしながら、金属板900は、主板部910の前面911が、ケース200の外面と面一となるように、あるいは、ケース200の外面よりも内側に引っ込むように、ケース200にインサート成形されてもよい。主板部910の前面911がケース200の外面よりも内側に引っ込む場合、主板部910の前面911と被被覆部920の前面921とが面一となってもよい。
さらに、主板部910の前面911が、ケース200の外面よりも外側に張り出すような構成とされる場合に、図8(b)に示すように、主板部910は、張出部分912が非張出部分913よりもサイズが大きくなるような構成とされてもよい。この場合、フィルムコンデンサ1のサイズを増加させないために、主板部910、即ち張出部分912の前面911は、上下左右の方向に前側面部202からはみ出さないよう、その面積が前側面部202の面積よりも小さくなることが望ましい。しかしながら、フィルムコンデンサ1のサイズ増加よりも放熱性が重視される場合には、張出部分912の前面911の面積が前側面部202の面積よりも大きくなるようにされてもよい。
さらに、上記実施の形態では、ケース200の前側面部202の内面に突条部210が設けられた。しかしながら、コンデンサ素子ユニット100側、たとえば、第1バスバー500に突条部が設けられ、この突条部が前側面部202の内面に当接するような構成とされてもよい。また、金属板900とコンデンサ素子ユニット100との間に隙間を生じさせるものであれば、突条部210とは異なる形状の突部がケース200側またはコンデンサ素子ユニット100側に設けられてよい。
さらに、上記実施の形態では、コンデンサ素子ユニット100は、自身に設けられた板バネ部660によって金属板900の方向へ押圧される。しかしながら、コンデンサ素子ユニット100を押圧する押圧部は、上記の構造以外の弾性を有する構造とされてよく、また、コンデンサ素子ユニット100に設けられていなくてもよい。
さらに、上記実施の形態では、コンデンサ素子ユニット100に絶縁シート800が備えられた。しかしながら、充填樹脂300のみでも絶縁性が確保できるような場合には、コンデンサ素子ユニット100から絶縁シート800がなくされてもよい。
さらに、ケース200および金属板900の形状は、上記実施の形態に限定されるものではなく、上記実施の形態とは異なるものであってもよい。
さらに、上記実施の形態では、フィルムコンデンサ1に4個のコンデンサ素子400が備えられた。しかしながら、コンデンサ素子400の個数は、1個である場合も含めて、適宜、変更することができる。
さらに、上記実施の形態では、コンデンサ素子400は、誘電体フィルム上にアルミニウムを蒸着させた2枚の金属化フィルムを重ね、重ねた金属化フィルムを巻回または積層することで形成されたものであるが、これ以外にも、誘電体フィルムの両面にアルミニウムを蒸着させた金属化フィルムと絶縁フィルムとを重ね、これを巻回または積層することにより、これらコンデンサ素子400が形成されてもよい。
さらに、上記実施の形態では、本発明のコンデンサの一例として、フィルムコンデンサ1が挙げられた。しかしながら、本発明は、フィルムコンデンサ1以外のコンデンサに適用することもできる。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
なお、上記実施の形態の説明において「上方」「下方」等の方向を示す用語は、構成部材の相対的な位置関係にのみ依存する相対的な方向を示すものであり、鉛直方向、水平方向等の絶対的な方向を示すものではない。
本発明は、各種電子機器、電気機器、産業機器、車両の電装等に使用されるコンデンサに有用である。
1 フィルムコンデンサ(コンデンサ)
100 コンデンサ素子ユニット
200 ケース
201 底面部
202 前側面部
203 後側面部
204 左側面部
205 右側面部
206 開口
207 周縁部
210 突条部(突部)
300 充填樹脂
400 コンデンサ素子
410 第1端面電極(電極)
420 第2端面電極
500 第1バスバー(バスバー)
600 第2バスバー
660 板バネ部(押圧部)
900 金属板
901 後面(内側の面)
910 主板部
911 前面(外側の面)
920 被被覆部
921 前面(外側の面)

Claims (7)

  1. コンデンサ素子と、
    前記コンデンサ素子が収容される樹脂製のケースと、
    前記ケースにインサート成形された金属板と、
    前記ケース内に充填される充填樹脂と、を備え、
    前記金属板は、主板部と、前記主板部の周縁に設けられる被被覆部と、を含み、
    前記主板部の外側の面が前記ケースに形成された開口から外部に露出
    前記被被覆部の外側の面は、前記ケースにおける前記開口の周縁部に覆われる、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  2. 請求項1に記載のコンデンサにおいて、
    前記主板部の前記外側の面は、前記被被覆部の前記外側の面よりも前記ケースの外側へ向かう方向へ張り出す、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  3. 請求項1または2に記載のコンデンサにおいて、
    前記金属板の内側の面が前記ケースの内部に露出するように、前記金属板が前記ケースにインサート成形される、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項に記載のコンデンサにおいて、
    前記ケースは、底面部および当該底面部から立ち上がる4つの側面部を含み、
    前記金属板は、前記側面部または前記底面部の内の1つの面部にインサート成形される、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  5. 請求項4に記載のコンデンサにおいて、
    前記主板部の前記外側の面の面積は、前記金属板がインサート成形された前記面部の面積よりも小さい、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  6. 請求項4または5に記載のコンデンサにおいて、
    前記コンデンサ素子の電極に接続されるバスバーを、さらに備え、
    前記金属板は、前記バスバーと対向する、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  7. 請求項4ないし6の何れか一項に記載のコンデンサにおいて、
    前記コンデンサ素子の電極に接続され、前記コンデンサ素子とともにコンデンサ素子ユニットを構成するバスバーと
    前記金属板がインサート成形された前記面部の内面および前記コンデンサ素子ユニットのうちの一方における前記金属板の周囲の位置から突出し、他方に当接する突部と、
    弾性を有し、前記コンデンサ素子ユニットを前記金属板へ向かって押圧する押圧部と、をさらに備える、
    ことを特徴とするコンデンサ。
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