JP7493686B1 - 半導体装置及び電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

半導体装置(100A,100B,100C,100D,100E)は、ヒートスプレッダ(10)と、半導体素子(20)と、冷却器(40)と、絶縁層(50)と、封止部材(70)とを備える。ヒートスプレッダは、第1面(10a)と、第1面の反対面である第2面(10b)とを有する。半導体素子は、第3面(20a)と第3面の反対面である第4面(20b)とを有し、かつ第4面が第1面と対向するように配置されている。冷却器は、絶縁層を介して第1面と対向するように配置されている。冷却器の内部には、冷媒が流れる流路(41)が設けられている。封止部材は、ヒートスプレッダ、半導体素子及び冷却器を封止している。平面視において、冷却器の投影面積は、ヒートスプレッダの投影面積以下である。

Description

本開示は、半導体装置及び電力変換装置に関する。
例えば、特開2018-182105号公報(特許文献1)には、半導体装置が記載されている。特許文献1に記載の半導体装置は、冷却器と、半導体素子と、リードフレームと、封止部材とを有している。冷却器は、第1主面と第1主面の反対面である第2主面とを有している。第1主面上には、素子パターン層が配置されている。冷却器の内部には、冷媒が流れる流路が設けられている。
半導体素子は、表面と、裏面とを有している。半導体素子は、素子パターン層上に配置されている。半導体素子の裏面の電極は、第1接合材により、素子パターン層に電気的に接続されている。リードフレームの一方端部は、第2接合材により、半導体素子の表面の電極に電気的に接続されている。リードフレームの他方端部は、第3接合材により、素子パターン層に電気的に接続されている。冷却器、半導体素子及びリードフレームは、封止材により封止されている。
特開2018-182105号公報
特許文献1に記載の半導体装置では、半導体素子から発生した熱が、第1接合材及び素子パターン層を伝わって冷却器において放出される。しかしながら、特許文献1に記載の半導体装置では、冷却器のサイズが大きく、小型化が困難である。
本開示は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本開示は、高い冷却能力及び小型化を両立可能な半導体装置を提供するものである。
本開示の半導体装置は、ヒートスプレッダと、半導体素子と、冷却器と、絶縁層と、封止部材とを備える。ヒートスプレッダは、第1面と、第1面の反対面である第2面とを有する。半導体素子は、第3面と第3面の反対面である第4面とを有し、かつ第4面が第1面と対向するように配置されている。冷却器は、絶縁層を介して第1面と対向するように配置されている。冷却器の内部には、冷媒が流れる流路が設けられている。封止部材は、ヒートスプレッダ、半導体素子及び冷却器を封止している。平面視において、冷却器の投影面積は、ヒートスプレッダの投影面積以下である。
本開示の半導体装置によると、高い冷却能力及び小型化を両立可能である。
半導体装置100Aの平面図である。 図1中のII-IIにおける断面図である。 変形例に係る半導体装置100Aの平面図である。 半導体装置100Aの製造工程図である。 半導体装置100Bの断面図である。 半導体装置100Cの断面図である。 半導体装置100Dの平面図である。 半導体装置100Eの平面図である。 変形例に係る半導体装置100Eの平面図である。 電力変換システム200の構成を示すブロック図である。
本開示の実施形態の詳細を、図面を参照しながら説明する。以下の図面では、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さないものとする。以下の各実施の形態は、適宜組み合わせて適用されてもよい。
実施の形態1.
実施の形態1に係る半導体装置を説明する。実施の形態1に係る半導体装置を、半導体装置100Aとする。
(半導体装置100Aの構成)
以下に、半導体装置100Aの構成を説明する。
図1は、半導体装置100Aの平面図である。図1中では、冷却器40が点線で示されており、封止部材70が1点鎖線で示されている。図2は、図1中のII-IIにおける断面図である。図2には、後述する第1方向DR1に直交する半導体装置100Aの断面が示されている。図1及び図2に示されるように、半導体装置100Aは、ヒートスプレッダ10と、半導体素子20と、リードフレーム30と、冷却器40と、絶縁層50と、絶縁シート60と、封止部材70とを有している。
ヒートスプレッダ10は、第1面10aと、第2面10bとを有している。第1面10a及び第2面10bは、ヒートスプレッダ10の厚さ方向における端面である。第2面10bは、第1面10aの反対面である。ヒートスプレッダ10は、例えば、銅板である。ヒートスプレッダ10は、例えばプレス成形法で形成される。ヒートスプレッダ10の表面には、ディンプル形状等の凹凸が形成されていてもよい。これにより、封止部材70との密着性が改善され、半導体装置100Aの動作時の発熱に伴う熱応力による封止部材70のヒートスプレッダ10からの剥離が抑制される。
半導体素子20は、第3面20aと、第4面20bとを有している。第3面20a及び第4面20bは、半導体素子20の厚さ方向における端面である。第4面20bは、第3面20aの反対面である。半導体素子20は、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)である。半導体素子20は、第3面20aに第1電極及び第2電極を有しており、第4面20bに第3電極を有している。半導体素子20がIGBTである場合、第1電極及び第2電極はそれぞれエミッタ電極及びゲート電極であり、第3電極はコレクタ電極である。第1電極、第2電極及び第3電極は、例えば、アルミニウム又はシリコンを含有するアルミニウム合金で形成されている。半導体素子20は、半導体基板を用いて形成されている。半導体基板は、シリコン、炭化シリコン、窒化ガリウム又はダイヤモンド等の半導体材料で形成されている。半導体素子20は、例えば、直流電力を交流電力に変換するインバータ部に用いられる。
半導体素子20は、ヒートスプレッダ10上に配置されている。より具体的には、半導体素子20は、第4面20bが第1面10aと対向するように配置されている。第4面20bは、接合材80により、第1面10aに電気的に接続されている。これにより、半導体素子20の第3電極が、ヒートスプレッダ10に電気的に接続されている。接合材80は、例えば、はんだ合金、焼結銀粒子で形成されている。
リードフレーム30は、リード部31と、リード部32と、複数のリード部33とを有している。リードフレーム30は、例えば銅板をプレス成形することで形成されている。図示されていないが、リードフレーム30の表面には、ディンプル形状等の凹凸が形成されていてもよい。これにより、封止部材70との密着性が改善され、半導体装置100Aの動作時の発熱に伴う熱応力による封止部材70のリードフレーム30からの剥離が抑制される。リードフレーム30の厚さは、ヒートスプレッダ10の厚さよりも小さいことが好ましい。
リード部31は、半導体素子20に電気的に接続されている。より具体的には、リード部31は、接合材81により、半導体素子20の第1電極に電気的に接続されている。接合材81は、例えば、はんだ合金、焼結銀粒子で形成されている。リード部32は、ヒートスプレッダ10に電気的に接続されている。より具体的には、リード部32は、接合材82(図示せず)により、第1面10aに電気的に接続されている。接合材82は、例えば、はんだ合金、焼結銀粒子で形成されている。
リード部33は、半導体素子20に電気的に接続されている。より具体的には、リード部33は、ワイヤ83を用いたワイヤボンディングにより、半導体素子20の第2電極に電気的に接続されている。ワイヤ83は、例えば、銅、鉄、ニッケル、コバルト、アルミニウム又はこれらの合金で形成されている。
冷却器40の内部には、流路41が設けられている。流路41には、冷媒が流れる。冷媒は、例えば水であるが、これに限られるものではない。冷却器40の内部には、冷却効率を高めるため、フィン42が設けられている。フィン42に代えて、冷却器40の内部にピンが設けられていてもよい。冷却器40は、例えば、アルミニウム、銅等で形成されている。
冷却器40は、本体部43と、接続部44と、接続部45とを有している。本体部43は、第3面20aと間隔を空けて対向するように配置されている。平面視において、冷媒は、本体部43にある流路41の内部を、第1方向DR1に沿って流れる。なお、平面視とは、半導体装置100Aを第3面20aに直交する方向から見た場合をいう。
接続部44は、第1方向DR1における本体部43の一方端に接続されている。接続部45は、第1方向DR1における本体部43の他方端に接続されている。接続部44及び接続部45は、平面視において、第1方向DR1に沿って延在している。接続部44及び接続部45には、例えば、ホースが接続される。例えば接続部44に接続されているホースからは、冷媒が供給される。この冷媒は、接続部44にある流路41を通って、本体部43にある流路41を流れる、本体部43にある流路41を流れた冷媒は、接続部45にある流路41を通って、ホースから排出される。
平面視において、冷却器40の投影面積は、ヒートスプレッダ10の投影面積以下である。第1方向DR1に直交する断面視において、冷却器40(本体部43)の幅は、ヒートスプレッダ10の幅以下であることが好ましい。
絶縁層50は、第3面20aと冷却器40との間に介在されている。より具体的には、絶縁層50は、リードフレーム30(リード部31)が接続されている第3面20aと冷却器40との間に介在されている。絶縁層50により、冷却器40と半導体素子20(リードフレーム30)とが電気的に絶縁されている。絶縁層50は、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂で形成されている。この熱硬化性樹脂は、フィラーを含有していてもよい。このフィラーは、例えば、シリカ、アルミナ、窒化ホウ素等で形成されている。
絶縁シート60は、第5面60aと、第6面60bとを有している。第5面60a及び第6面60bは、絶縁シート60の厚さ方向における端面である。第6面60bは、第5面60aの反対面である。絶縁シート60は、金属層61と絶縁層62とを有している。金属層61及び絶縁層62は、重ね合わされている。第5面60aは絶縁層62で構成されており、第6面60bは金属層61で構成されている。金属層61は、例えば銅箔、銅板、アルミ板等である。絶縁層62は、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂で形成されている。この熱硬化性樹脂は、フィラーを含有していてもよい。このフィラーは、例えば、シリカ、アルミナ、窒化ホウ素等で形成されている。ヒートスプレッダ10は、第2面10bが第5面60aと対向するように絶縁シート60上に配置されている。
封止部材70は、ヒートスプレッダ10、半導体素子20、リードフレーム30、冷却器40、絶縁層50及び絶縁シート60を封止している。封止部材70からは、金属層61が露出している。平面視において、封止部材70の外周縁からは、リード部31、リード部32及びリード部33が第2方向DR2に沿って突出している。第2方向DR2は、平面視において第1方向DR1に直交する方向である。また、平面視において、封止部材70の外周縁からは、接続部44及び接続部45が、第1方向DR1に沿って突出している。平面視において封止部材70の外周縁から突出しているリード部31、リード部32及びリード部33のいずれもが、平面視において封止部材70の外周縁から突出している接続部44及び接続部45のいずれとも重なっていない。
封止部材70は、例えば、熱硬化性樹脂で形成されている。この熱硬化性樹脂は、例えばエポキシ樹脂、フェノール樹脂等である。封止部材70は、例えば、トランスファー成形又はコンプレッション成形等により形成される。封止部材70は、封止している各部材間の電気的な絶縁性を確保するとともに、半導体装置100Aのケースとして機能する。
<変形例>
上記の例では、半導体素子20の例としてIGBTを挙げたが、半導体素子20は、バイポーラトランジスタ、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)、GTO(Gate Turn-Off thyristor)であってもよい。また、半導体素子20は、ダイオードであってもよい。なお、半導体素子20がダイオードである場合、半導体素子20は、例えば、交流電力を直流電力に変換するコンバータ部に用いられる。
図3は、変形例に係る半導体装置100Aの平面図である。図3中では、冷却器40が点線で示されている。図3に示されるように、半導体装置100Aは、複数の半導体装置100Aを有していてもよい。この場合、リード部31は、複数の半導体素子20の各々の第1電極に電気的に接続されている。
(半導体装置100Aの製造方法)
以下に、半導体装置100Aの製造方法を説明する。
図4は、半導体装置100Aの製造工程図である。図4に示されるように、半導体装置100Aの製造方法は、準備工程S1と、封止工程S2とを有している。
準備工程S1では、ヒートスプレッダ10、半導体素子20、リードフレーム30、冷却器40、絶縁層50及び絶縁シート60が準備される。準備工程S1の段階で、半導体素子20は接合材80でヒートスプレッダ10に接続されており、リード部31が接合材81で半導体素子20に接続されており、リード部32が接合材82でヒートスプレッダ10に接続されており、リード部33がワイヤ83で半導体素子20に接続されている。準備工程S1の段階で、第3面20aと冷却器40との間には絶縁層50が介在されており、絶縁シート60(絶縁層62)が第2面10bに貼り付けられている。
封止工程S2は、準備工程S1の後に行われる。封止工程S2では、第1に、準備工程S1において準備されたヒートスプレッダ10、半導体素子20、リードフレーム30、冷却器40、絶縁層50及び絶縁シート60が、金型の内部に配置される。この際、上金型は、封止工程S2の後に封止部材70から突出するリード部31、リード部32、リード部33、接続部44及び接続部45の部分を押さえている。第2に、上金型と下金型との間の空間に、未硬化の封止部材70が注入される。なお、封止部材70を注入する際の圧力により、絶縁層50が半導体素子20及び冷却器40に密着するとともに、絶縁層62が金属層61及びヒートスプレッダ10に密着する。
第3に、封止部材70に対する加熱が行われる。これにより、封止部材70が硬化される。また、この加熱により絶縁層50及び絶縁層62も硬化し、半導体素子20及び冷却器40が絶縁層50で接着されるとともに、金属層61及びヒートスプレッダ10が絶縁層62で接着される。以上により、図1及び図2に示される構造の半導体装置100Aが製造されることになる。
(半導体装置100Aの効果)
以下に、半導体装置100Aの効果を説明する。
半導体装置100Aでは、平面視において冷却器40の投影面積がヒートスプレッダ10の投影面積以下になっているため、小型化が可能である。なお、第1方向DR1における冷却器40(本体部43)の幅がヒートスプレッダ10の幅以下である場合、さらなる小型化が可能である。
また、半導体装置100Aでは、冷却器40が、半導体素子20において発生した熱を拡散させることなく半導体素子20を冷却する。そして、冷却器40と半導体素子20との間にはリードフレーム30(リード部31)及び絶縁層50が存在するが、これらの部材は半導体素子20において発生した熱を拡散させるためのものではないため、平面視において冷却器40の投影面積をヒートスプレッダ10の投影面積以下としても、冷却能力は低下しにくい。このように、半導体装置100Aによると、高い冷却能力及び小型化の両立が可能である。
平面視において封止部材70の外周縁から突出しているリード部31、リード部32及びリード部33のいずれもが平面視において封止部材70の外周縁から突出している接続部44及び接続部45のいずれとも重なっていない場合、封止工程S2において上金型及び下金型のみで未硬化の封止部材70が流出することを抑制可能である。特に、封止部材70の外周縁から突出しているリード部31、リード部32及びリード部33の延在方向が封止部材70の外周縁から突出している接続部44及び接続部45の延在方向が直交している場合、上金型及び下金型の形状を簡略化することが可能であり、型抜き時の半導体装置100Aや金型の破損・欠けを抑制可能である。
実施の形態2.
実施の形態2に係る半導体装置を説明する。実施の形態2に係る半導体装置を、半導体装置100Bとする。ここでは、半導体装置100Aと異なる点を主に説明し、重複する説明は繰り返さないものとする。
(半導体装置100Bの構成)
以下に、半導体装置100Bの構成を説明する。
図5は、半導体装置100Bの断面図である。図5には、図1中のII-IIに対応する位置における半導体装置100Bの断面が示されている。図5に示されているように、半導体装置100Bは、ヒートスプレッダ10と、半導体素子20と、リードフレーム30と、冷却器40と、絶縁層50と、絶縁シート60と、封止部材70とを有している。半導体装置100Bは、接合材80、接合材81及び接合材82(図示せず)と、ワイヤ83とをさらに有している。これらの点に関して、半導体装置100Bの構成は、半導体装置100Aの構成と共通している。
半導体装置100Bでは、封止部材70が第3面20aと冷却器40との間(リード部31と冷却器40との間)に充填されており、第3面20aと冷却器40との間に充填されている封止部材70の部分が絶縁層50として機能している。この点に関して、半導体装置100Bの構成は、半導体装置100Aの構成と異なっている。
(半導体装置100Bの製造方法)
以下に、半導体装置100Bの製造方法を説明する。
半導体装置100Bの製造方法は、準備工程S1と、封止工程S2とを有している。この点に関して、半導体装置100Bの製造方法は、半導体装置100Aの製造方法と共通している。
半導体装置100Bの製造方法では、準備工程S1において、半導体素子20と冷却器40との間に、絶縁層50が介在されていない。また、半導体装置100Bの製造方法では、ヒートスプレッダ10、半導体素子20、リードフレーム30、冷却器40及び絶縁シート60が金型の内部に配置される際、半導体素子20と冷却器40との間に空間が空いている。この空間に金型の内部に注入された封止部材70が流れ込むことになる。これらの点に関して、半導体装置100Bの製造方法は、半導体装置100Aの製造方法と異なっている。
(半導体装置100Bの効果)
以下に、半導体装置100Bの効果を説明する。
半導体装置100Bでは、封止部材70の一部を絶縁層50として機能させることができるため、封止部材70とは別に絶縁層50を設けることが不要となり、使用される部材の数を減らすことができる。
封止部材70とは別の絶縁層50を設ける場合、封止工程S2において適切なタイミングで絶縁層50を硬化させないと、半導体素子20と冷却器40との間の密着性が不十分となることがある。半導体装置100Bでは、封止部材70の一部が絶縁層50として機能するため、絶縁層50が適切なタイミングで硬化されないことによる半導体素子20と冷却器40との間の密着性の低下を抑制可能である。
実施の形態3.
実施の形態3に係る半導体装置を説明する。実施の形態3に係る半導体装置を、半導体装置100Cとする。ここでは、半導体装置100Aと異なる点を主に説明し、重複する説明は繰り返さないものとする。
図6は、半導体装置100Cの断面図である。図6には、図1中のII-IIに対応する位置における半導体装置100Cの断面が示されている。図6に示されているように、半導体装置100Bは、ヒートスプレッダ10と、半導体素子20と、リードフレーム30と、冷却器40と、絶縁層50と、封止部材70とを有している。半導体装置100Cは、接合材80、接合材81及び接合材82(図示せず)と、ワイヤ83とをさらに有している。これらの点に関して、半導体装置100Cの構成は、半導体装置100Aの構成と共通している。
半導体装置100Cは、絶縁シート60に代えて絶縁基板63を有している。絶縁基板63は、絶縁基材64と、導電層65と、導電層66とを有している。絶縁基材64は、第7面64aと第8面64bとを有している。第7面64a及び第8面64bは、絶縁基材64の厚さ方向における端面である。第8面64bは、第7面64aの反対面である。絶縁基材64は、例えば、アルミナ、窒化アルミニウム、窒化シリコン等のセラミック材料で形成されている。絶縁基材64の厚さは、必要な絶縁耐圧を確保する観点から適宜選択される。
導電層65は、第7面64a上に配置されている。導電層66は、第8面64b上に配置されている。導電層65及び導電層66は、例えば銅、アルミニウム等で形成されている。半導体装置100Cでは、半導体素子20が、第4面20bが導電層65と対向するように配置されている。半導体装置100Cでは、第4面20b及び導電層65が接合材80により電気的に接続されており、導電層65及びリード部32が接合材82により電気的に接続されている。すなわち、半導体装置100Cでは、導電層65が、ヒートスプレッダ10として機能している。導電層65の厚さ及び導電層66の厚さは、冷却能力を確保する観点から適宜選択される。絶縁基板63の反りを抑制する観点から、導電層65の厚さ及び導電層66の厚さは、等しいことが好ましい。
半導体装置100Cでも、半導体装置100Aと同様に平面視において冷却器40の投影面積がヒートスプレッダ10の投影面積以下になっているため、高い冷却能力及び小型化の両立が可能である。
実施の形態4.
実施の形態4に係る半導体装置を説明する。実施の形態4に係る半導体装置を、半導体装置100Dとする。ここでは、半導体装置100Aと異なる点を主に説明し、重複する説明は繰り返さないものとする。
(半導体装置100Dの構成)
以下に、半導体装置100Dの構成を説明する。
図7は、半導体装置100Dの平面図である。図7に示されるように、半導体装置100Dは、ヒートスプレッダ10と、半導体素子20と、リードフレーム30と、冷却器40と、絶縁層50と、絶縁シート60と、封止部材70とを有している。半導体装置100Dは、接合材80と、接合材81と、接合材82(図示せず)とをさらに有している。これらの点に関して、半導体装置100Dの構成は、半導体装置100Aの構成と共通している。
半導体装置100Dは、複数の半導体素子20を有している。より具体的には、半導体装置100Dは、半導体素子20A及び半導体素子20Bを有している。半導体素子20A及び半導体素子20Bは、平面視において、第2方向DR2に沿って並んでいる。半導体装置100Dでは、リード部31が、半導体素子20Aの第3面20a及び半導体素子20Bの第3面20aに接合材81により電気的に接続されている。半導体装置100Dでは、冷却器40が、本体部46a及び本体部46bと、接続部47a、接続部47b及び接続部47cとを有している。
本体部46a及び本体部46bは、それぞれ絶縁層50を介在させて半導体素子20Aの第3面20a及び半導体素子20Bの第3面20aと対向するように配置されている。接続部47aは、第1方向DR1における本体部46aの一方端に接続されている。接続部47bは、第1方向DR1における本体部46bの一方端に接続されている。接続部47a及び接続部47bは、第1方向DR1に沿って、平面視における封止部材70の外周縁の1辺のみから突出している。接続部47cは、第1方向DR1における本体部46aの他方端及び第1方向DR1における本体部46bの他方端を接続している。接続部47cは、封止部材70から露出していない。これらの点に関して、半導体装置100Dの構成は、半導体装置100Aの構成と異なっている。
(半導体装置100Dの効果)
以下に、半導体装置100Dの効果を説明する。
半導体装置100Dでは、半導体素子20が偏った位置にある場合でも、高い冷却能力及び小型化の両立が可能である。また、半導体装置100Dでは、接続部47a及び接続部47bが平面視における封止部材70の外周縁の1辺のみから突出しているため、半導体装置100Dが設置される装置のケースにおいて半導体装置100Dの周囲に障害物がある場合でも、半導体装置100Dを当該障害物に近接配置でき、半導体装置100Dが設置される装置を小型化することが可能である。
実施の形態5.
実施の形態5に係る半導体装置を説明する。実施の形態5に係る半導体装置を、半導体装置100Eとする。ここでは、半導体装置100Dと異なる点を主に説明し、重複する説明は繰り返さないものとする。
(半導体装置100Eの構成)
以下に、半導体装置100Eの構成を説明する。
図8は、半導体装置100Eの平面図である。図8に示されるように、半導体装置100Eは、ヒートスプレッダ10と、複数の半導体素子20(半導体素子20A及び半導体素子20B)と、リードフレーム30と、冷却器40と、絶縁層50と、絶縁シート60と、封止部材70とを有している。半導体装置100Eは、さらに、接合材80と、接合材81と、接合材82(図示せず)とを有している。これらの点に関して、半導体装置100Eの構成は、半導体装置100Dの構成と共通している。
半導体装置100Eでは、冷却器40が、接続部47dをさらに有している。接続部47dは、接続部47cに接続されている。接続部47dは、平面視における封止部材70の外周縁から、第1方向DR1に沿って突出している。接続部47dが突出している封止部材70の外周縁の辺は、接続部47a及び接続部47bが突出している封止部材70の外周縁の辺とは第1方向DR1において反対側にある。すなわち、半導体装置100Eでは、平面視における封止部材70の外周縁から突出している冷却器40の接続部の数が、3つである。
冷媒は、例えば、接続部47dに接続されているホースから供給され、接続部47dにある流路41と接続部47cにある流路41との接続部において分岐される。分岐された冷媒の一方は、接続部47cにある流路41、本体部46aにある流路41及び接続部47aにある流路を流れ、接続部47aに接続されているホースから排出される。また、分岐された冷媒の他方は、接続部47cにある流路41、本体部46bにある流路41及び接続部47bにある流路を流れ、接続部47aに接続されているホースから排出される。これらの点に関して、半導体装置100Eの構成は、半導体装置100Dの構成と異なっている。
<変形例>
図9は、変形例に係る半導体装置100Eの平面図である。図9に示されるように、半導体装置100Eでは、冷却器40が、接続部47dに代えて、接続部47e及び接続部47fを有していてもよい。接続部47e及び接続部47fは、第1方向DR1における本体部46aの他方端及び第1方向DR1における本体部46bの他方端にそれぞれ接続されている。接続部47e及び接続部47fは、平面視における封止部材70の外周縁から、第1方向DR1に沿って突出している。
接続部47e及び接続部47fが突出している封止部材70の外周縁の辺は、接続部47a及び接続部47bが突出している封止部材70の外周縁の辺とは第1方向DR1において反対側にある。すなわち、半導体装置100Eでは、平面視における封止部材70の外周縁から突出している冷却器40の接続部の数が、3つ以上であってもよい。
冷却器40が接続部47e及び接続部47fを有している場合、冷媒は、接続部47eに接続されているホースから供給され、接続部47eにある流路41、本体部46aにある流路41及び接続部47aにある流路41を流れて、接続部47aに接続されているホースから排出される。冷媒は、接続部47fに接続されているホースから供給され、接続部47fにある流路41、本体部46bにある流路41及び接続部47bにある流路41を流れて、接続部47bに接続されているホースから排出される。このように、半導体装置100Dでは、冷却器40が複数の独立した流路41を有していてもよい。
(半導体装置100Eの効果)
以下に、半導体装置100Eの効果を説明する。
半導体装置100Eでは、冷却器40の流路41を途中で分岐されたり、冷却器40に複数の独立した流路41を設けたりすることが可能となる。そのため、半導体装置100Eでは、小型化を可能としつつ、冷却能力をさらに高めることが可能となる。
実施の形態6.
本実施の形態は、上述した実施の形態1~実施の形態5に係る半導体装置を電力変換装置に適用したものである。本開示は特定の電力変換装置に限定されるものではないが、以下においては、実施の形態6として、三相のインバータに本開示を適用した場合について説明する。実施の形態6に係る電力変換システムを、電力変換システム200とする。
図10は、電力変換システム200の構成を示すブロック図である。図10に示されるように、電力変換システムは、電源300、電力変換装置400、負荷500から構成されている。電源300は、直流電源であり、電力変換装置400に直流電力を供給する。電源300は種々のもので構成することが可能であり、例えば、直流系統、太陽電池、蓄電池で構成することができるし、交流系統に接続された整流回路やAC/DCコンバータで構成することとしてもよい。また、電源300を、直流系統から出力される直流電力を所定の電力に変換するDC/DCコンバータによって構成することとしてもよい。
電力変換装置400は、電源300と負荷500の間に接続された三相のインバータであり、電源300から供給された直流電力を交流電力に変換し、負荷500に交流電力を供給する。電力変換装置400は、図10に示されるように、直流電力を交流電力に変換して出力する主変換回路401と、主変換回路401を制御する制御信号を主変換回路401に出力する制御回路403とを備えている。
負荷500は、電力変換装置400から供給された交流電力によって駆動される三相の電動機である。なお、負荷500は特定の用途に限られるものではなく、各種電気機器に搭載された電動機であり、例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車、鉄道車両、エレベーター若しくは空調機器向けの電動機として用いられる。
以下、電力変換装置400の詳細を説明する。主変換回路401は、スイッチング素子と還流ダイオードを備えており(図示せず)、スイッチング素子がスイッチングすることによって、電源300から供給される直流電力を交流電力に変換し、負荷500に供給する。主変換回路401の具体的な回路構成は種々のものがあるが、本実施の形態に係る主変換回路401は、2レベルの三相フルブリッジ回路であり、6つのスイッチング素子とそれぞれのスイッチング素子に逆並列された6つの還流ダイオードから構成することができる。主変換回路401の各スイッチング素子及び各還流ダイオードの少なくともいずれかは、上述した実施の形態1~実施の形態5のいずれかに係る半導体装置に相当する半導体モジュール402が有するスイッチング素子又は還流ダイオードである。6つのスイッチング素子は2つのスイッチング素子ごとに直列接続され上下アームを構成し、各上下アームはフルブリッジ回路の各相(U相、V相、W相)を構成する。そして、各上下アームの出力端子、すなわち主変換回路401の3つの出力端子は、負荷500に接続される。
主変換回路401は、各スイッチング素子を駆動する駆動回路(図示なし)を備えているが、駆動回路は半導体モジュール402に内蔵されていてもよいし、半導体モジュール402とは別に駆動回路を備える構成であってもよい。駆動回路は、主変換回路401のスイッチング素子を駆動する駆動信号を生成し、主変換回路401のスイッチング素子の制御電極に供給する。具体的には、後述する制御回路403からの制御信号に従い、スイッチング素子をオン状態にする駆動信号とスイッチング素子をオフ状態にする駆動信号とを各スイッチング素子の制御電極に出力する。スイッチング素子をオン状態に維持する場合、駆動信号はスイッチング素子の閾値電圧以上の電圧信号(オン信号)であり、スイッチング素子をオフ状態に維持する場合、駆動信号はスイッチング素子の閾値電圧以下の電圧信号(オフ信号)となる。
制御回路403は、負荷500に所望の電力が供給されるよう主変換回路401のスイッチング素子を制御する。具体的には、負荷500に供給すべき電力に基づいて主変換回路401の各スイッチング素子がオン状態となるべき時間(オン時間)を算出する。例えば、出力すべき電圧に応じてスイッチング素子のオン時間を変調するPWM制御により主変換回路401を制御することができる。そして、各時点においてオン状態となるべきスイッチング素子にはオン信号を、オフ状態となるべきスイッチング素子にはオフ信号が出力されるよう、主変換回路401が備える駆動回路に制御指令(制御信号)を出力する。駆動回路は、この制御信号に従い、各スイッチング素子の制御電極にオン信号又はオフ信号を駆動信号として出力する。
電力変換装置400では、主変換回路401を構成する半導体モジュール402として上述した実施の形態1~実施の形態5に係る半導体装置を適用するため、半導体素子20の周囲における熱応力の発生を抑制しつつ、半導体素子20からの電流経路における電流密度の低減することが可能である。
本実施の形態では、2レベルの三相インバータに本開示を適用する例を説明したが、本開示は、これに限られるものではなく、種々の電力変換装置に適用することができる。本実施の形態では、2レベルの電力変換装置としたが3レベルやマルチレベルの電力変換装置であっても構わないし、単相負荷に電力を供給する場合には単相のインバータに本開示を適用しても構わない。また、直流負荷等に電力を供給する場合にはDC/DCコンバータやAC/DCコンバータに本開示を適用することも可能である。
また、本開示を適用した電力変換装置は、上述した負荷が電動機の場合に限定されるものではなく、例えば、放電加工機やレーザー加工機、又は誘導加熱調理器や非接触給電システムの電源装置として用いることもでき、さらには太陽光発電システムや蓄電システム等のパワーコンディショナーとして用いることも可能である。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であり、制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の基本的な範囲は上記の実施の形態ではなく請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
10 ヒートスプレッダ、10a 第1面、10b 第2面、20,20A,20B 半導体素子、20a 第3面、20b 第4面、30 リードフレーム、31,32,33 リード部、40 冷却器、41 流路、42 フィン、43 本体部、44,45 接続部、46a,46b 本体部、47a,47b,47c,47d,47e,47f 接続部、50 絶縁層、60 絶縁シート、60a 第5面、60b 第6面、61 金属層、62 絶縁層、63 絶縁基板、64 絶縁基材、64a 第7面、64b 第8面、65,66 導電層、70 封止部材、80,81,82 接合材、83 ワイヤ、100A,100B,100C,100D,100E 半導体装置、200 電力変換システム、300 電源、400 電力変換装置、401 主変換回路、402 半導体モジュール、403 制御回路、500 負荷、DR1 第1方向、DR2 第2方向、S1 準備工程、S2 封止工程。

Claims (9)

  1. ヒートスプレッダと、
    半導体素子と、
    冷却器と、
    絶縁層と、
    封止部材とを備え、
    前記ヒートスプレッダは、第1面と、前記第1面の反対面である第2面とを有し、
    前記半導体素子は、第3面と前記第3面の反対面である第4面とを有し、かつ前記第4面が前記第1面と対向するように配置されており、
    前記冷却器は、前記絶縁層を介して前記第1面と対向するように配置されており、
    前記冷却器の内部には、冷媒が流れる流路が設けられており、
    前記封止部材は、前記ヒートスプレッダ、前記半導体素子及び前記冷却器を封止しており、
    平面視において、前記冷却器の投影面積は、前記ヒートスプレッダの投影面積以下であ
    前記第3面に電気的に接続されているリードフレームをさらに備え、
    前記冷却器は、少なくとも1つの接続部を有し、
    前記リードフレームは、リード部を有し、
    前記接続部及び前記リード部は、平面視において、前記封止部材の外周縁から突出しており、かつ互いに重なっておらず、
    平面視において、前記接続部の延在している方向は、前記リード部の延在している方向と直交している、半導体装置。
  2. 前記半導体素子上にある前記流路の内部を流れる前記冷媒の方向に直交する断面視において、前記半導体素子上にある前記流路の幅は、前記ヒートスプレッダの幅以下である、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記接続部は、平面視において、前記封止部材の外周縁の1辺のみから突出している、請求項に記載の半導体装置。
  4. 平面視において前記封止部材の外周縁から突出している前記接続部の数は、3以上である、請求項に記載の半導体装置。
  5. 前記絶縁層は、前記第1面と前記冷却器との間に充填されている前記封止部材で構成されている、請求項に記載の半導体装置。
  6. 絶縁シートをさらに備え、
    前記ヒートスプレッダは、前記第2面が前記絶縁シートと対向するように前記絶縁シート上に配置されており、
    前記封止部材は前記絶縁シートをさらに封止している、請求項に記載の半導体装置。
  7. 絶縁基材をさらに備え、
    前記ヒートスプレッダは、前記第2面が前記絶縁基材と対向するように前記絶縁層上に配置されており、
    前記ヒートスプレッダ及び前記絶縁基材は、絶縁基板を構成しており、
    前記封止部材は前記絶縁基材をさらに封止している、請求項に記載の半導体装置。
  8. 前記リードフレームが有する全ての前記リード部に関して、前記リード部の延在方向と前記接続部の延在方向とが直交している、請求項1に記載の半導体装置。
  9. 請求項1~請求項のいずれか1項に記載の前記半導体装置を有し、入力される電力を変換して出力する主変換回路と、
    前記主変換回路を制御する制御信号を前記主変換回路に出力する制御回路とを備える、電力変換装置。
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