JP7492133B2 - 情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置 - Google Patents

情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置に関する。
車両や車列の移動に関する様々なデータをコンピュータの計算によって求める技術が知られている。例えば、出発地点から目標地点までの経路の中から最短経路を求める技術がある。また、交差点に進入する車両同士が衝突することを回避する技術もある。その一例として、交差点に進入する車両のうち優先度の低い車両を減速させるようにした車両制御システムが提案されている。
特開2006-338596号公報 特開2006-350568号公報
移動経路が交差する複数の車列が移動する場合には、その交差地点で車列同士が衝突しないように各車列の移動計画が策定される。ここで、上記のように車列同士の衝突を回避するために一部の車列を減速させた場合には、減速させた車列の移動時間が長くなり、移動効率が悪くなるという問題がある。
1つの側面では、本発明は、移動経路が交差する複数の車列のそれぞれを短時間で移動させることが可能な情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置を提供することを目的とする。
1つの案では、コンピュータに、移動経路が互いに交差する第1の車列と第2の車列のそれぞれについての移動経路情報、出発時刻、平均移動速度および車列長に基づき、第1の車列と第2の車列の各移動経路が交差する交差地点において、第1の車列と第2の車列のそれぞれが通過するために占有する占有期間を算出し、各占有期間が重複する場合には、第1の車列と第2の車列のそれぞれの優先度に基づいて、第1の車列と第2の車列の少なくとも一方の出発時刻または移動速度を調整する、処理を実行させる情報処理プログラムが提供される。
また、1つの案では、上記の情報処理プログラムを用いた処理と同様の処理をコンピュータが実行する情報処理方法が提供される。
さらに、1つの案では、上記の情報処理プログラムを用いた処理と同様の処理を実行する情報処理装置が提供される。
1つの側面では、移動経路が交差する複数の車列のそれぞれを短時間で移動させることができる。
第1の実施の形態に係る情報処理装置の構成例および処理例を示す図である。 第2の実施の形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 情報処理装置が備える処理機能の構成例を示す図である。 道路データの例を示す図である。 車列データの例を示す図である。 移動計画策定処理の例を示す図である。 最短経路作成処理の例を示すフローチャートである。 占有期間算出処理の例を示すフローチャート(その1)である。 占有期間算出処理の例を示すフローチャート(その2)である。 出発時刻調整処理の例を示すフローチャートである。 時刻調整サブルーチンの処理例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る情報処理装置の構成例および処理例を示す図である。図1に示す情報処理装置1は、移動する複数の車列についての移動計画を最適化することが可能な装置である。この情報処理装置1は、処理部2を有する。処理部2は、例えば、プロセッサとして実現される。
ここでは例として、図1の経路図11に示すように、車列が通過し得る地点P1~P6が存在するものとする。そして、車列21は、地点P1から地点P3,P5を経由して地点P6に到達する移動経路上を移動する。また、車列22は、地点P2から地点P3を介して地点P4に到達する移動経路上を移動する。この場合、車列21の移動経路と車列22の移動経路は、地点P3で互いに交差する。
処理部2は、このような車列21,22のそれぞれについての移動経路情報、出発時刻、平均移動速度、車列長および優先度を取得する。処理部2は、取得したこれらの情報のうち優先度以外の情報に基づき、各移動経路が交差する交差地点(地点P3)において、車列21,22のそれぞれが通過するために占有する占有期間を算出する(ステップS1)。占有期間は、例えば、車列が出発地点から目標地点まで平均移動速度で移動した場合において、車列の先頭が交差地点に到達した時刻から、車列の後端が交差地点を通り過ぎた時刻までの期間である。
処理部2は、車列21,22のそれぞれについて算出された占有期間が重複する場合、車列21,22のそれぞれの優先度に基づいて、少なくとも一方の車列の出発時刻を調整して、各占有期間の重複を回避する(ステップS2)。例えば、処理部2は、車列21,22のうち優先度が低い車列について、その出発時刻を遅らせることで、車列21,22が交差地点で衝突することを回避する。なお、優先度は、出発予定時刻を守るための優先順位を示し、例えば目標地点に対する早期到達の重要度などに応じて各車列にあらかじめ付与される。
図1の例では、車列22の優先度より車列21の優先度の方が高いものとする。この場合、処理部2は、交差地点での占有期間が重複しないように車列22の出発時刻を遅らせる。具体的には、処理部2は、交差地点での車列22の占有期間の開始時刻が、車列21の占有期間の終了時刻以後の時刻になるように、車列22の出発時刻を遅らせる。図1の経路図12は、この場合の移動の様子の一例を示している。
このような時刻調整により、移動経路が交差する車列21,22のそれぞれを短時間で移動させることが可能となる。すなわち、上記処理では、優先度の低い一方の車列の出発時刻を遅らせるだけで、車列21,22が交差地点で衝突することを回避できる。また、車列21,22のいずれも衝突回避のために減速する必要がないので、車列21,22のそれぞれが出発地点から目標地点まで移動するのにかかる時間は長くならない。したがって、車列21,22の衝突を回避するために車列21,22のそれぞれの移動時間を延ばさずに済む。これにより、車列21,22のそれぞれの移動効率を向上させることができる。また、車列21,22のそれぞれの移動時間を延ばすことなく、車列21,22の衝突を回避できる、ということもできる。
なお、ステップS2の時刻調整では、処理部2は例えば、車列21,22のうち優先度の高い車列21の出発時刻を早い時刻に調整することで、各占有期間の重複を回避してもよい。あるいは、処理部2は、優先度の高い車列21の出発時刻を早い時刻に調整するとともに、優先度の低い車列22の出発時刻を遅い時刻に調整することで、各占有期間の重複を回避してもよい。
ところで、情報処理装置1は、複数の車列のそれぞれについて、出発地点から目標地点までの最短経路を算出する機能を備えていてもよい。以下、第2の実施の形態として、このような最短経路算出機能を備えた情報処理装置を例示する。
〔第2の実施の形態〕
図2は、第2の実施の形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。図2に示す情報処理装置100は、複数の車列についての最適な移動計画を自動的に策定するための装置である。この情報処理装置100は、例えば、図2に示すようなコンピュータとして実現される。
図2に示す情報処理装置100は、プロセッサ101、RAM(Random Access Memory)102、HDD(Hard Disk Drive)103、グラフィックインタフェース(I/F)104、入力インタフェース(I/F)105、読み取り装置106および通信インタフェース(I/F)107を有する。
プロセッサ101は、情報処理装置100全体を統括的に制御する。プロセッサ101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはPLD(Programmable Logic Device)である。また、プロセッサ101は、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLDのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
RAM102は、情報処理装置100の主記憶装置として使用される。RAM102には、プロセッサ101に実行させるOS(Operating System)プログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、プロセッサ101による処理に必要な各種データが格納される。
HDD103は、情報処理装置100の補助記憶装置として使用される。HDD103には、OSプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、補助記憶装置としては、SSD(Solid State Drive)などの他の種類の不揮発性記憶装置を使用することもできる。
グラフィックインタフェース104には、表示装置104aが接続されている。グラフィックインタフェース104は、プロセッサ101からの命令にしたがって、画像を表示装置104aに表示させる。表示装置としては、液晶ディスプレイや有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイなどがある。
入力インタフェース105には、入力装置105aが接続されている。入力インタフェース105は、入力装置105aから出力される信号をプロセッサ101に送信する。入力装置105aとしては、キーボードやポインティングデバイスなどがある。ポインティングデバイスとしては、マウス、タッチパネル、タブレット、タッチパッド、トラックボールなどがある。
読み取り装置106には、可搬型記録媒体106aが脱着される。読み取り装置106は、可搬型記録媒体106aに記録されたデータを読み取ってプロセッサ101に送信する。可搬型記録媒体106aとしては、光ディスク、半導体メモリなどがある。
通信インタフェース107は、ネットワーク107aを介して他の装置との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、情報処理装置100の処理機能を実現することができる。
ところで、例えば陸上自衛隊では、部隊が移動する際に複数の車両が長い車列を組んで移動する場合がある。その車列の長さは1km程度になることもある。また、出発地点や目標地点が異なる複数の車列が同時期に移動する場合もある。このような場合には、各車列が効率よく移動できるような移動計画が策定される。
移動を効率化する方法の一例として、各車列についての出発地点から目標地点までの最短移動経路を求めて移動させることで、個々の車列の移動にかかる時間を最小限にとどめることができる。しかし、複数の車列の間で最短移動経路の一部が重複する場合には、重複区間で車列同士が衝突しないように移動計画を策定する必要があり、その策定作業には大きな手間がかかる。特に、各車列の速度や車列長が互いに異なる場合には、策定作業の手間が顕著に増大する。
本実施の形態において、情報処理装置100は、各車列の最短移動経路を計算によって求めるとともに、経路の一部が重複する場合に車列同士が衝突しないように、各車列についての移動計画を自動的に策定する。ここで、車列同士の衝突を回避する方法としては、衝突が予測される2つの車列のうちの一方を、重複区間に到達する前に減速させる方法が考えられる。しかし、この方法では、減速させた車列の移動時間が延びてしまい、その車列についての移動の効率が低下するという問題がある。例えば、車列の移動時間が長くなると、目標地点で予定していた作業の開始時間が遅れてしまう。あるいは、その車列の移動に関する作業者や装備などのリソースを他の作業に回す時間が短くなり、全体のリソース利用効率が悪化してしまう。
そこで、情報処理装置100は、車列間の衝突を回避しつつ、個々の車列の移動時間が最短になるように移動計画を策定する。この策定のために、各車列に対してあらかじめ優先度が設定される。そして、車列同士の衝突が予測される場合に、それらのうち優先度の低い車列の移動開始時刻を遅らせることで、衝突を回避しつつ。各車列の移動時間が変動しないようにする。
図3は、情報処理装置が備える処理機能の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100は、道路データ記憶部110、車列データ入力部120、最短経路決定部130、占有期間算出部140、出発時刻調整部150および移動計画出力部160を備える。
道路データ記憶部110は、例えばRAM102、HDD103など、情報処理装置100が備える記憶装置の記憶領域として実現される。道路データ記憶部110は、車列の移動対象となる道路に関するデータ(道路データ)を記憶する。後述するように、道路は、交差点などのポイントを示すノードの位置と、ノード間の距離(道路の長さ)とによって表される。
車列データ入力部120、最短経路決定部130、占有期間算出部140、出発時刻調整部150および移動計画出力部160の処理は、例えば、プロセッサ101が所定のプログラムを実行することで実現される。
車列データ入力部120は、移動する各車列に関するデータ(車列データ)の入力を受け付ける。車列データには、車列ごとに出発位置、目標位置、平均移動速度、車列長、出発予定時刻が記述される。すなわち、本実施の形態では、各車列に関するこれらの情報があらかじめ与えられる。また、各車列には優先度が設定され、車列ごとの優先度が車列データに記述される。このような車列データは、ユーザの操作によって入力される。
最短経路決定部130は、道路データと車列データに基づいて、各車列についての出発地点から目標地点までの最短移動経路を算出する。
占有期間算出部140は、最短移動経路上に含まれる各ノードを車列が通過したときにそのノードを占有する占有期間を、車列ごとに算出する。
出発時刻調整部150は、複数の車列の最短移動経路が同一のノードを通過する場合に、そのノードでの各車列の占有期間に基づいて、車列間の衝突が発生するかを判定する。出発時刻調整部150は、車列間の衝突が発生すると判定された場合には、車列の出発時刻を調整することで車列間の衝突を回避する。このとき、各車列に付与された優先度に基づいて、より低優先度の車列の出発時刻を遅らせるように調整が行われる。
移動計画出力部160は、移動計画として、各車列の最短移動経路および出発時刻を出力する。
図4は、道路データの例を示す図である。図4に示す道路データ111は、道路データ記憶部110にあらかじめ記憶される。道路データ111は、ノードデータNallとエッジデータEを含む。
ノードは、交差点や曲がり角などの道路上のポイントを示す。ノードを示すノードデータNallは、各ノードの位置情報(例えば緯度と経度)の集合として表される。各ノードは「Nid」と表され、添え字の「id」がノードを識別するノードIDを示す。例えば、N1はノードID「1」のノードを示し、N2はノードID「2」のノードを示す。
エッジは、ノードとノードとを結ぶ道路を示す。エッジを示すエッジデータEや、各エッジの距離の集合として表される。例えば、「E(1_2)」は、ノードID「1」のノードとノードID「2」のノードとの間のエッジを示し、エッジデータE内の「E(1_2)=5」とは、このエッジの距離が5kmであることを示す。
本実施の形態では例として、ノードN1~N10を含む図4の上側に示すような道路の構成を想定する。ノードN1,N3間、ノードN1,N4間、ノードN1,N6間、ノードN2,N3間、ノードN3,N7間、ノードN4,N5間、ノードN5,N6間、ノードN5,N10間、ノードN6,N7間、ノードN6,N9間、ノードN7,N8間、ノードN7,N9間、ノードN9,N10間のエッジの距離は、それぞれ5km、5km、5km、2km、6km、2km、4km、7km、3km、5km、3km、5km、3kmであるとする。
図5は、車列データの例を示す図である。本実施の形態では例として、車列A,Bの移動計画を策定するものとする。この場合、車列データ121は、車列Aについてのデータセット122a、車列Bについてのデータセット122b、車間距離データ123を含む。
データセット122aには、車列Aについての出発位置、目標位置、平均移動速度、車列長、出発予定時刻および優先度が設定される。同様に、データセット122bには、車列Bについての出発位置、目標位置、平均移動速度、車列長、出発予定時刻および優先度が設定される。なお、出発位置および目標位置は、それぞれノードのノードIDによって表される。出発予定時刻は、車列データ121の入力時点では暫定値である。優先度は、出発予定時刻を守るための優先順位を示し、例えば目標位置に対する早期到達の重要度などに応じて各車列にあらかじめ設定される。
車間距離データ123は、車列と車列との間の最小車間距離を示す。この最小車間距離は、車列間の安全性を保持するためにあらかじめ設定される。最小車間距離としては、全車列について共通の値が設定されるものとする。
以上の車列データ121は、オペレータの操作によって設定され、車列データ入力部120に入力される。次の図6では、図5に示した車列データ121を用いた場合の移動計画策定処理について説明する。
図6は、移動計画策定処理の例を示す図である。まず、最短経路決定部130は、車列データ121に含まれる出発位置および目標位置と道路データ111とに基づいて、車列A,Bのそれぞれについての最短移動経路を算出する。この算出は、例えば、ダイクストラ法を用いて実行することができる。
図6の経路図131aに示すように、車列Aの最短移動経路としては、ノードN1からノードN6,N7を経由してノードN8に到達する経路が算出される。また、図6の経路図131bに示すように、車列Bの最短移動経路としては、ノードN3からノードN7を経由してノードN9に到達する経路が算出される。
次に、占有期間算出部140は、車列A,Bのそれぞれについて、最短移動経路上に含まれる各ノードを車列が通過したときにそのノードを占有する占有期間を算出する。この占有期間は、車列データ121に含まれる平均移動速度、車列長、出発予定時刻および最小車間距離と、道路データ111に含まれる最短移動経路上のノードおよびエッジのデータとに基づいて算出される。特に、本実施の形態では、単にノードを車列が通過するのにかかる時間だけでなく、車列間の最小車間距離を加味して占有期間が算出される。すなわち、占有期間は、車列が対応する平均移動速度でノードを通過するのにかかる時間と、その車列が平均移動速度で最小車間距離を通過するのにかかる時間とを加算することで算出される。
図6のテーブル132aには、車列Aが出発予定時刻から平均移動速度で最短経路を移動した場合の、ノードN1,N6,N7,N8のそれぞれにおける占有期間の開始時間および終了時間が示されている。また、テーブル132bには、車列Bが出発予定時刻から平均移動速度で最短経路を移動した場合の、ノードN3,N7,N9のそれぞれにおける占有期間の開始時間および終了時間が示されている。
次に、出発時刻調整部150は、車列Aの最短移動経路と車列Bの最短移動経路との間で重複するノードがあるかを判定する。以下、重複するノードを「重複ノード」と記載する場合がある。図6の例では、ノードN7が重複ノードと判定される。この場合、出発時刻調整部150はさらに、ノードN7における車列A,Bのそれぞれの占有期間が重複するかを判定する。テーブル132a,132bからわかるように、ノードN7についての各占有期間における一部の期間が重複すると判定される。この場合、現状の出発予定時刻が適用されると、車列A,BはノードN7において衝突すると判定される。
このようなケースでは、出発時刻調整部150は、車列Aより優先度が低い車列Bについて、その出発時刻を遅らせることで占有期間の重複を回避する。具体的には、ノードN7における車列Bの占有期間が車列Aの占有期間の終了後に開始されるように、車列Bの出発時刻が遅い時刻に調整される。その結果、図6のテーブル132b1に示すように、車列Bの出発時刻(先頭のノードN3における占有期間の開始時刻)が6分36秒だけ遅い時刻に調整されることで、ノードN7での車列A,Bの衝突が回避される。
移動計画出力部160は、以上の処理によって策定された車列A,Bの移動計画を出力する。移動計画としては、車列A,Bのそれぞれの最短移動経路と、車列Aの出発時刻「10時00分00秒」と、車列Bの出発時刻「10時06分36秒」とが出力されることになる。
以上の処理により、情報処理装置100は、車列間の衝突を回避しつつ、個々の車列の移動時間が最短になるように移動計画を策定することができる。そして、オペレータが各車列の出発時刻、出発地点、目標地点、車列長、平均移動速度などの初期データを入力するだけで、このような移動計画を自動的に策定できるので、オペレータの作業効率を向上させることができる。
次に、情報処理装置100の処理について、フローチャートを用いてさらに詳しく説明する。
まず、図7は、最短経路作成処理の例を示すフローチャートである。
[ステップS11]車列データ入力部120には、複数の車列についての車列データが入力される。最短経路決定部130は、車列データから、各車列の出発位置Sposおよび目標位置Eposを取得する。ここで、出発位置Sposは、各車列の出発位置を示すノードIDが車列ID順に配列されたデータである。また、目標位置Eposは、各車列の目標位置を示すノードIDが車列ID順に配列されたデータである。
[ステップS12]最短経路決定部130は、出発位置Spos(または目標位置Epos)に含まれる要素数から、車列数Nを判定する。
[ステップS13]最短経路決定部130は、ステップS15をループ端とする最短経路作成ループを実行する。この最短経路作成ループでは、変数nに対して1から車列数Nまでの値が順に設定される。これにより、ループ内のステップS14の処理が車列ごとに実行される。
[ステップS14]最短経路決定部130は、道路データに基づき、Spos(n)を始点とし、Epos(n)を終点とする最短移動経路Nroute(n)を、ダイクストラ法を用いて算出する。ここで、Spos(n)はn番目の車列についての出発位置を示し、Epos(n)はn番目の車列についての目標位置を示す。最短移動経路Nroute(n)は、n番目の車列についての最短移動経路を示し、出発位置から目標位置までのノードIDの配列として表される。
[ステップS15]n=Nになったとき、最短経路ループが終了される。このとき、最短経路決定部130は、各車列の最短移動経路の配列として表される最短移動経路Nrouteを出力する。
次に、図8、図9は、占有期間算出処理の例を示すフローチャートである。
[ステップS21]占有期間算出部140は、最短移動経路Nrouteと車列数Nを取得する。
[ステップS22]占有期間算出部140は、車列データから、出発予定時刻Stime、車列長Length、平均移動速度Speedおよび最小車間距離Disを取得する。なお、これらのうち出発予定時刻Stime、車列長Lengthおよび平均移動速度Speedは、いずれも各車列に対応する要素の配列として表される。
[ステップS23]占有期間算出部140は、出発予定時刻Stimeに含まれる要素(各車列の出発予定時刻)の中から、最も早い時刻を基準時刻offtimeに設定する。
[ステップS24]占有期間算出部140は、ステップS31をループ端とする車列別期間算出ループを実行する。この車列別期間算出ループでは、変数nに対して1から車列数Nまでの値が順に設定される。これにより、ループ内のステップS25~S30の処理が車列ごとに実行される。
[ステップS25]占有期間算出部140は、n番目のノードの最短移動経路Nroute(n)から、その経路に含まれるノード数Nnum(n)を判定する。
[ステップS26]占有期間算出部140は、ステップS30をループ端とするノード別期間算出ループを実行する。このノード別期間算出ループでは、変数mに対して1からノード数Nnum(n)までの値が順に設定される。これにより、ループ内のステップS27~S29の処理が、最短移動経路内のノードごとに先頭ノードから順に実行される。
[ステップS27]占有期間算出部140は、現在の変数mの値が1かを判定する。変数mが1の場合、現在の処理対象が最短移動経路内の先頭ノードとなっており、処理がステップS28に進められる。一方、変数mが2以上の場合、現在の処理対象が最短移動経路内の2番目以降のノードとなっており、処理がステップS29に進められる。
[ステップS28]占有期間算出部140は、車列ID「n」の車列の先頭ノード(m=1)についての占有開始時刻Ntime0(n(Nid(m)))および占有終了時刻Ntime1(n(Nid(m)))を計算する。ここで、前述のようにNidの添え字「id」はノードIDを示すので、、「Nid(m)」は経路上のm番目のノードを示す。占有開始時刻Ntime0(n(Nid(m)))および占有終了時刻Ntime1(n(Nid(m)))は、それぞれ次の式(1-1),(1-2)によって算出される。
Ntime0(n(Nid(m)))=(Stime(n)-offtime)×3600 ・・・(1-1)
Ntime1(n(Nid(m)))=((Length(n)+Dis)/Speed(n))×3600+Ntime0(n(Nid(m))) ・・・(1-2)
式(1-1)では、車列ID「n」の車列についての出発予定時刻Stime(n)が、基準時刻offtimeを基準とした時刻に換算されるだけである。また、式(1-2)では、当該車列の車列長Length(n)と最小車間距離Disとの加算値を平均移動速度Speed(n)で除算して得られる時間(ノードを通り過ぎるのにかかる時間)に、占有開始時刻Ntime0(n(Nid(m)))が加算される。
[ステップS29]占有期間算出部140は、車列ID「n」の車列の2番目以降のノード(m≧2)についての占有開始時刻Ntime0(n(Nid(m)))および占有終了時刻Ntime1(n(Nid(m)))を計算する。これらの占有開始時刻Ntime0(n(Nid(m)))および占有終了時刻Ntime1(n(Nid(m)))は、それぞれ次の式(2-1),(2-2)によって算出される。
Ntime0(n(Nid(m)))=(E(id-1,id)/Speed(n)+(Stime(n)-offtime))×3600+Ntime1(n(Nid(m-1))) ・・・(2-1)
Ntime1(n(Nid(m)))=((Length(n)+Dis)/Speed(n))×3600+Ntime0(n(Nid(m))) ・・・(2-2)
式(2-1)では、前のノードから現ノードまでのエッジの距離E(id-1,id)を平均移動速度Speed(n)で除算した時間(前のノードからの移動時間)が、出発予定時刻Stime(n)から基準時刻offtimeを減算した時刻を加算することでスケール調整される。このようにして得られた値に、さらに前のノード((m-1)番目のノード)における占有終了時刻Ntime1(n(Nid(m-1)))が加算される。式(2-2)では、上記の式(1-2)と同様の計算が行われる。
[ステップS30]m=Nnum(n)になったとき、ノード別期間算出ループが終了される。このとき、占有期間算出部140は、車列ID「n」の車列の最短移動経路における各ノードでの占有開始時刻Ntime0(n)および占有終了時刻Ntime1(n)を出力する。
[ステップS31]n=Nになったとき、車列別期間算出ループが終了される。このとき、占有期間算出部140は、各車列に対応する全ノードでの占有開始時刻Ntime0および占有終了時刻Ntime1と、基準時刻offtimeとを出力する。
次に、図10は、出発時刻調整処理の例を示すフローチャートである。
[ステップS41]出発時刻調整部150は、各車列についての最短移動経路Nroute、占有開始時刻Ntime0および占有終了時刻Ntime1と、基準時刻offtimeとを取得する。
[ステップS42]出発時刻調整部150は、車列データから優先度Priを取得する。優先度Priは、各車列の優先度の配列として表される。
[ステップS43]出発時刻調整部150は、ステップS48をループ端とする車列別時刻調整ループを実行する。この車列別時刻調整ループでは、変数nに対して1から車列数Nまでの値が順に設定される。これにより、ループ内のステップS44~S47の処理が車列の数だけ実行される。
[ステップS44]出発時刻調整部150は、Pri(p)=nとなる車列ID「p」を取得する。この処理により、以下のステップS45~S47の処理が、優先度の高い車列から順に処理対象として選択されて実行される。
[ステップS45]出発時刻調整部150は、現在の変数nの値が1かを判定する。変数nが1の場合、優先度が最も高い車列を処理対象としてステップS46の処理が実行される。一方、変数nが2以上の場合、優先度の高さが2番目以上の車列を処理対象としてステップS47の処理が実行される。
[ステップS46]優先度が最も高い車列については、出発予定時刻(先頭ノードの占有開始時刻)を変更する必要はない。このため、出発時刻調整部150は、処理対象の車列についての各ノードの占有開始時刻Ntime0(p)および占有終了時刻Ntime1(p)を、それぞれそのまま占有開始時刻Ntime0’(p)および占有終了時刻Ntime1’(p)として出力する。
[ステップS47]出発時刻調整部150は、優先度の高さが2番目以上の車列についての時刻調整処理を実行する。この時刻調整処理では、優先度がより高い車列との間で同一ノードの占有期間が重複する場合に、処理対象の車列についての出発予定時刻が調整される。ステップS47では、処理対象の車列についての各ノードの占有開始時刻Ntime0’(p)および占有終了時刻Ntime1’(p)が出力される。
[ステップS48]n=Nになったとき、車列別時刻調整ループが終了される。このとき、出発時刻調整部150は、ステップS46,S47での出力結果を用いて、各車列に対応する全ノードでの占有開始時刻Ntime0’および占有終了時刻Ntime1’を出力する。
[ステップS49]出発時刻調整部150は、占有開始時刻Ntime0’に含まれる車列ごとの配列からそれぞれ第1要素、すなわち先頭ノードの占有開始時刻を抽出する。出発時刻調整部150は、抽出された車列ごとの占有開始時刻に基準時刻offtimeを加算することで、車列ごとの最終的な出発予定時刻Stime’を計算する。移動計画出力部160は、算出された車列ごとの出発予定時刻Stime’と、図7の処理により出力された車列ごとの最短移動経路Nrouteを、移動計画として出力する。
図11は、時刻調整サブルーチンの処理例を示すフローチャートである。この図11に示す処理は、図10のステップS47の処理に対応する。
[ステップS51]出発時刻調整部150は、ステップS58をループ端とするノード重複判定ループを実行する。このノード重複判定ループでは、変数qに対して1から(n-1)までの値が順に設定される。ここで、nは処理対象の車列の優先度を示しているので、ループ内のステップS52~S57の処理は、処理対象の車列より優先度の高い(優先度の値が小さい)車列の数だけ実行される。
[ステップS52]出発時刻調整部150は、Pri(r)=qとなる車列ID「r」を取得する。この処理により、以下のステップS54~S57の処理が、優先度がnより高い車列の中から優先度の高い順に選択されて実行される。
以下、優先度がnの車列を「現車列」と記載し、優先度がrの車列(優先度が現車列より高い車列)を「優先車列」と記載する。
[ステップS53]出発時刻調整部150は、優先車列の最短移動経路Nroute(r)に含まれる各ノードのノードIDと、現車列の最短移動経路Nroute(p)に含まれる各ノードのノードIDとを比較する。
[ステップS54]出発時刻調整部150は、ステップS53での比較結果から、最短移動経路Nroute(r),Nroute(p)の間で同一のノード(重複ノード)があるかを判定する。重複ノードがある場合、処理がステップS55に進められ、重複ノードがない場合、処理がステップS58に進められる。
[ステップS55]出発時刻調整部150は、重複ノードについての、優先車列による占有期間[Ntime0’(r),Ntime1’(r)]と現車列による占有期間[Ntime0(p),Ntime1(p)]とを比較する。ここで、占有期間[Ntime0(x),Ntime1(x)]は、車列ID「x」の車列についての該当ノードでの占有開始時刻Ntime0(x)から占有終了時刻Ntime1(x)までの期間を示す。
[ステップS56]出発時刻調整部150は、ステップS55での比較結果から、優先車列と現車列との間で占有期間の少なくとも一部が重複するかを判定する。占有期間の少なくとも一部が重複する(重複期間が存在する)場合、処理がステップS57に進められ、占有期間がまったく重複しない場合、処理がステップS58に進められる。
[ステップS57]出発時刻調整部150は、重複ノードについての優先車列の占有終了時刻Ntime1’(r)から、重複ノードについての現車列の占有開始時刻Ntime0(p)を減算した差分値を計算する。これにより、現ノードの出発予定時刻を遅らせる遅延時間が算出される。出発時刻調整部150は、算出された差分値を、現車列についての全ノードの占有開始時刻Ntime0(p)および占有終了時刻Ntime1(p)に加算して、現在の占有開始時刻Ntime0(p)および占有終了時刻Ntime1(p)を更新する。これにより、ノード重複判定ループ内で次にステップS55,S57が実行される際には、更新後の占有開始時刻Ntime0(p)および占有終了時刻Ntime1(p)が用いられるようになる。
[ステップS58]q=n-1になったとき、ノード重複判定ループが終了される。
[ステップS59]出発時刻調整部150は、現在設定されている現車列の占有開始時刻Ntime0(p)および占有終了時刻Ntime1(p)を、それぞれ占有開始時刻Ntime0’(p)および占有終了時刻Ntime1’(p)として出力する。占有開始時刻Ntime0’(p)および占有終了時刻Ntime1’(p)は、ノード重複判定ループでの最終出力となる。この後、処理が図10のステップS48に進められる。
以上の図11の処理では、優先度が2番目以上である現車列と、それより優先度が高い優先車列との間で、経路上の同じノードの占有期間が重複する場合に、各車列が衝突しないように現車列についての各ノードの占有期間が後ろ側にシフトされる。また、現車列に対応するすべての優先車列が優先度の高い順に選択されて、現車列と比較されていく。このため、現車列との衝突が発生すると予測される車列が優先車列の中に複数存在する場合でも、現車列についての占有期間が順次後ろ側に調整される。このため、現車列の移動時間を延ばすことなく、衝突が発生すると予測されるすべての優先車列と現車列との衝突を回避することができる。
なお、図10、図11の処理では、優先度の低い車列の出発時刻が遅い時刻に調整されているが、他の例として、優先度の高い車列の出発時刻を早い時刻に調整することで同一ノードでの占有期間の重複が回避されてもよい。
また、上記の第1、第2の実施の形態では、車列の出発時刻を調整することで各占有期間の重複を回避したが、車列の移動速度が調整されてもよい。例えば、優先度の高い車列の移動速度を高くすることで、同一ノードでの占有期間の重複が回避されてもよい。
また、上記の各実施の形態に示した装置(例えば、情報処理装置1,100)の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、各装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供され、そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記憶装置には、ハードディスク装置(HDD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc:BD、登録商標)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CDなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムまたはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムにしたがった処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムにしたがった処理を実行することもできる。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムにしたがった処理を実行することもできる。
1 情報処理装置
2 処理部
11,12 経路図
21,22 車列
P1~P6 地点
S1,S2 ステップ

Claims (5)

  1. コンピュータに、
    移動経路が互いに交差する第1の車列と第2の車列のそれぞれについての移動経路情報、出発時刻、平均移動速度および車列長に基づき、前記第1の車列と前記第2の車列の各移動経路が交差する交差地点において、前記第1の車列と前記第2の車列のそれぞれが通過するために占有する占有期間を算出し、
    前記各占有期間が重複する場合には、前記第1の車列と前記第2の車列のそれぞれの優先度に基づいて、前記第1の車列と前記第2の車列の少なくとも一方の出発時刻を調整する、
    処理を実行させる情報処理プログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    移動経路が異なる複数の車列のそれぞれについての出発地点および目標地点に基づいて、前記複数の車列のそれぞれの最短移動経路を算出する、
    処理をさらに実行させ、
    前記第1の車列と前記第2の車列として、前記複数の車列の中から前記最短移動経路が交差する車列が選択される、
    請求項1記載の情報処理プログラム。
  3. 前記占有期間は、対応する車列の車列長および平均移動速度と所定の最小車間距離とに基づき、前記対応する車列が当該平均移動速度で前記交差地点を通過するのにかかる時間と、前記対応する車列が当該平均移動速度で前記最小車間距離を通過するのにかかる時間とを加算することで算出される、
    請求項1または2記載の情報処理プログラム。
  4. コンピュータが、
    移動経路が互いに交差する第1の車列と第2の車列のそれぞれについての移動経路情報、出発時刻、平均移動速度および車列長に基づき、前記第1の車列と前記第2の車列の各移動経路が交差する交差地点において、前記第1の車列と前記第2の車列のそれぞれが通過するために占有する占有期間を算出し、
    前記各占有期間が重複する場合には、前記第1の車列と前記第2の車列のそれぞれの優先度に基づいて、前記第1の車列と前記第2の車列の少なくとも一方の出発時刻を調整する、
    情報処理方法。
  5. 移動経路が互いに交差する第1の車列と第2の車列のそれぞれについての移動経路情報、出発時刻、平均移動速度および車列長に基づき、前記第1の車列と前記第2の車列の各移動経路が交差する交差地点において、前記第1の車列と前記第2の車列のそれぞれが通過するために占有する占有期間を算出し、
    前記各占有期間が重複する場合には、前記第1の車列と前記第2の車列のそれぞれの優先度に基づいて、前記第1の車列と前記第2の車列の少なくとも一方の出発時刻を調整する、処理部、
    を有する情報処理装置。
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