JP7490988B2 - クーポン発行装置、方法、及び、プログラム - Google Patents

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Description

本開示は、店舗におけるクーポンの発行に関する。
店舗において、顧客の購買履歴を基に、精算後にクーポンを発行することが行われている。特許文献1には、精算時に会員カードを読み取って、顧客にクーポンを発行するクーポン発行システムが開示されている。
顧客に発行するクーポンは携帯端末に配信されうる。特許文献2には、リーダライタ部を介して、顧客の携帯端末にクーポンを提供するデジタルサイネージ装置が開示されている。
特開2018-180575号公報 特開2014-197301号公報
特許文献1および特許文献2において、発行されるクーポンは、顧客の来店時の条件を考慮して決定されていない。このため、顧客は来店時の条件に適したクーポンを、該来店による商品購入のために利用することができない。
本開示の目的の一つは、上述の課題を解決し、顧客の来店時に、該来店時の条件に適したクーポンを発行できるクーポン発行装置、方法、及び、プログラムを提供することにある。
本開示に係るクーポン発行装置は、店舗に来店した顧客を撮像した画像に基づいて生成された、該顧客に関する滞在中の情報を取得する取得手段と、取得した前記情報に応じたクーポンを決定する決定手段と、前記来店した顧客に対して、決定した前記クーポンを出力する出力手段と、を備える。
本開示に係るクーポン発行方法は、店舗に来店した顧客を撮像した画像に基づいて生成された、該顧客に関する滞在中の情報を取得し、取得した前記情報に応じたクーポンを決定し、前記来店した顧客に対して、決定した前記クーポンを出力する。
本開示に係るクーポン発行プログラムは、店舗に来店した顧客を撮像した画像に基づいて生成された、該顧客に関する滞在中の情報を取得する処理と、取得した前記情報に応じたクーポンを決定する処理と、前記来店した顧客に対して、決定した前記クーポンを出力する処理と、をコンピュータに実行させる。
本開示の効果は、顧客の来店時に、該来店時の条件に適したクーポンを発行できることである。
第1実施形態に係るクーポン発行装置10の構成を例示するブロック図である。 第1実施形態に係るクーポン発行装置10の動作例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るクーポン発行システムの構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係るクーポン発行システムが利用される店舗の一例を示す概要図である。 第2実施形態に係る生成部14が生成する顧客識別情報の例を示す図である。 第2実施形態に係る分析部15が分析した分析結果の例を示す図である。 第2実施形態に係る分析部15が分析した分析結果の例を示す図である。 第2実施形態に係る分析部15が分析した分析結果の例を示す図である。 第2実施形態の具体例1に係る条件情報の例を示す図である。 第2実施形態の具体例2に係る条件情報の他の例を示す図である。 第2実施形態の具体例3に係る条件情報の他の例を示す図である。 第2実施形態に係るクーポン発行システムの動作例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る携帯端末200が表示するクーポンの例を示す図である。 第2実施形態に係る携帯端末200が表示するクーポンの他の例を示す図である。 第3実施形態に係るクーポン発行システムの構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係る表示装置400におけるクーポンを取得させるための情報の表示例を示す図である。 第3実施形態に係る表示装置400におけるクーポンを取得させるための情報の表示例を示す図である。 第4実施形態に係る表示装置400におけるクーポンが利用可能であることの表示例を示す図である。 クーポン発行装置100に係るハードウエア構成図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
[構成]
図1は、第1実施形態に係るクーポン発行装置10の構成を例示するブロック図である。クーポン発行装置10は、取得部11、決定部12、及び、出力部13を備える。取得部11、決定部12、及び、出力部13は、それぞれ、本開示の取得手段、決定手段、及び、出力手段の一実施形態である。
取得部11は、店舗に滞在中の顧客に関する滞在中の情報を取得する。滞在中の情報とは、例えば、顧客の来店時の服装、顧客の滞在時の店内行動である。決定部12は、取得した顧客に関する情報に応じたクーポンを決定する。クーポンは、例えば、顧客が購入する商品に割引を適用するもの、または、商品を購入すると顧客にポイントを付与するものである。なお、ここでは、顧客がクーポンを取得するため情報(例えば、クーポンが表示されるWebページのURL(Uniform Resource Locator)等)も、クーポンと呼ぶ。
出力部13は、顧客に対して、決定したクーポンを出力する。出力部13は、例えば、顧客の携帯端末にクーポンを送信する。また、出力部13は、店舗に設置された表示装置に、クーポンの情報を送信し、顧客に対してクーポンを表示させてもよい。また、出力部13は、プリンタに、クーポンの情報を送信し、顧客用のクーポンを印刷させてもよい。
[動作]
以下、第1実施形態におけるクーポン発行装置10の動作について、図2を用いて説明する。図2は、第1実施形態に係るクーポン発行装置10の動作を示すフローチャートである。
取得部11は、店舗に来店した顧客を撮像した画像に基づいて生成された、該顧客に関する滞在中の情報を取得する(ステップS11)。取得部11は取得した情報を決定部12に送信する。決定部12は、取得した情報に応じたクーポンを決定する(ステップS12)。決定部12は出力部13に決定したクーポンを送信する。出力部13は、来店した顧客に対して、決定したクーポンを出力する(ステップS13)。
[効果]
第1実施形態によれば、顧客の来店時に、該来店時の条件に適したクーポンを発行できる。その理由は、取得部11が、来店した顧客に関する滞在中の情報を取得し、決定部12が、取得した情報に応じたクーポンを決定し、出力部13が、該来店した顧客に対して、決定したクーポンを出力するからである。
また、上述の特許文献1の技術において、クーポンは、商品を購入した顧客に対して発行されていた。第1実施形態によれば、何も購入せずに退店する予定の顧客にもクーポンを発行できる。これにより、クーポン発行をきっかけに顧客の商品購入が促進され、店舗の売り上げにつなげることができる。
〔第2実施形態〕
[構成]
図3は第2実施形態に係るクーポン発行システム1の構成を示すブロック図である。第2実施形態に係るクーポン発行システム1は、クーポン発行装置100、携帯端末200、顧客検出装置301、及び、撮像装置302を備える。クーポン発行装置100と、顧客検出装置301、及び、撮像装置302とは、例えば、店舗内のネットワークにより接続される。クーポン発行装置100と、携帯端末200とは、例えば、店舗内のネットワークやインターネットワーク、通信回線等により接続される。
図4は、第2実施形態に係るクーポン発行システム1が利用される店舗の一例を示す概要図である。店舗には、出入り口、陳列エリア、及び精算エリアがある。陳列エリアは、商品が陳列されるエリアである。精算エリアは、顧客が購入する商品の精算を行うエリアである。精算エリアは、顧客が精算を待つために並ぶエリアを含んでもよい。来店した顧客は、出入り口を通って入店する。次に、顧客は、陳列エリアに移動し、陳列された商品のうち購入する商品を選ぶ。さらに、顧客は、精算エリアに移動し、購入する商品の精算を行う。そして、顧客は、出入り口を通って退店する。
顧客検出装置301は、例えば、出入り口付近に設置される。撮像装置302は、例えば、陳列エリアに設置される。なお、顧客検出装置301は、陳列エリアに設置されてもよい。
<携帯端末200>
携帯端末200は、店舗を利用する顧客が使用する情報通信端末である。携帯端末200はクーポンの取得及び利用に用いられる。携帯端末200は、例えば、スマートフォンである。
<顧客検出装置301>
顧客検出装置301は、顧客を検出するための、非接触IC(Integrated Circuit)チップリーダライタ、カードリーダライタ、バーコードリーダ、カメラ等のセンサ、及び、顧客を撮像するためのカメラを含む。顧客検出装置301は、非接触ICチップリーダライタ、カードリーダライタ、バーコードリーダ、カメラ等を用いて、店舗に来店した顧客を検出する。図4において、顧客検出装置301は店舗の中の入口付近に設置されているが、店舗に来店する顧客を検出できれば、顧客検出装置301は店舗の外に設けられてもよい。
具体的には、顧客検出装置301は、顧客を識別するための情報である、識別ID(Identifier)を取得する。識別IDとして、例えば、店舗の会員IDが用いられる。この場合、顧客検出装置301は、非接触ICチップリーダライタやカードリーダライタから、顧客により提示された携帯端末200に内蔵された非接触ICチップや、ICカードまたは磁気カード形式の会員証から読み出された識別IDを取得する。また、顧客検出装置301は、バーコードリーダやカメラから、会員証から読み取られた識別IDを示すバーコードや2次元コードの情報を取得してもよい。
また、顧客検出装置301は、カメラから顧客の顔画像を取得し、顔画像認証により識別IDを取得してもよい。同様に顧客検出装置301は、他のセンサを用いて、虹彩認証、指紋認証、静脈認証等、顔画像認証以外の他の生体認証手段により識別IDを取得してもよい。
さらに、顧客検出装置301は、識別IDを取得することに加え、識別IDを取得した顧客を撮像する。顧客検出装置301は、識別IDと顧客を撮像した画像とをクーポン発行装置100に送信する。顧客検出装置301が撮像した画像は、後述するクーポン発行装置100の生成部14により、顧客識別情報を生成するために用いられる。
なお、顧客を識別できれば、識別IDとして、顧客が使用する携帯端末200の端末ID等、他のIDが用いられてもよい。
<撮像装置302>
撮像装置302は、顧客を撮像するためのカメラである。撮像装置302は、店舗に滞在中の顧客を撮像し、クーポン発行装置100に画像を送信する。撮像装置302は、店舗に滞在中の顧客の画像を、例えば、後述するクーポン発行装置100の分析部15に送信する。撮像装置302は店舗の入口付近に設けられてもよいし、店舗内に複数設けられてもよい。
なお、撮像装置302のカメラは、顧客検出装置301のカメラと同じものであってもよい。この場合、顧客検出装置301が撮像装置302の機能を有していてもよい。
また、撮像装置302のカメラは、後述する、サイネージ装置等の表示装置400に含まれるカメラと同じものであってもよい。この場合、表示装置400が撮像装置302の機能を有していてもよい。
<クーポン発行装置100>
第2実施形態のクーポン発行装置100は、第1実施形態のクーポン発行装置10の構成に加えて、生成部14、分析部15、及び、記憶部16を備える。なお、クーポン発行装置100について、第1実施形態に係る構成と同様の構成については説明を省略する。
生成部14は、顧客検出装置301から識別IDと画像を受信する。生成部14は、画像から顧客を特定する特徴量を抽出し、顧客識別情報を生成する。図5は、生成部14が生成する顧客識別情報の一例を示す図である。顧客識別情報では、図5に示すように、識別IDと該識別IDの顧客の特徴量データとが関連付けられている。
分析部15は、顧客識別情報を参照し、既知の画像認識技術や画像分析技術により、撮像装置302から受信した画像に含まれる顧客の識別IDを特定する。次に分析部15は、撮像装置302が撮像した画像を、既知の画像認識技術や画像分析技術により分析し、分析結果として、識別IDを特定した顧客の滞在中の情報を生成する。図6A~6Cは、分析部15による分析結果の例を示す図である。なお、分析部15による画像認識技術や画像分析技術として、AI(Artificial Intelligence)による画像認識技術や画像分析技術が用いられてもよい。
取得部11は、分析部15から滞在中の顧客の識別IDと、該顧客の滞在中の情報を取得する。
記憶部16は、クーポンの発行条件を示す条件情報を記憶する。図7A~7Cは、記憶部16が記憶する条件情報の例を示す図である。条件情報では、図7A~7Cに示すように、クーポンの発行条件と該発行条件に対して発行されるクーポン情報が関連づけられている。クーポンの発行条件には、顧客の滞在中の情報に関する条件が設定される。クーポンの発行条件は、店舗のオーナーや店員などが任意に設定することができる。クーポン情報には、クーポンが適用される商品、該商品に対する割引額や割引率等が設定される。
決定部12は、記憶部16が記憶する条件情報を参照して、取得部11が取得した顧客の滞在中の情報が発行条件を満たす場合、該発行条件に応じて、該顧客に発行するクーポンを決定する。
出力部13は、滞在中の顧客による購入商品の精算前に、顧客に対して、決定したクーポンを出力する。以下の説明において、精算前とは、例えば、顧客が購入しようとする商品の登録が完了する前である。また、精算前とは、顧客が購入しようとする商品の登録を始める前、または、精算処理が完了する前であってもよい。第2実施形態においては、出力部13が、顧客が陳列エリアにいる場合に顧客の携帯端末200にクーポンを送信することにより、このような精算前のクーポンの出力を実現する。顧客が陳列エリアにいることの検出方法については、後述する。
出力部13は、顧客が陳列エリアにいる場合に、該顧客の携帯端末200に、決定したクーポンを送信(出力)する。クーポンの送信方法についても後述する。出力部13が出力したクーポンは、クーポンが出力された時点から利用することができる。
[動作]
以下、第2実施形態におけるクーポン発行システムの動作について、図8を用いて説明する。図8は、第2実施形態に係るクーポン発行システムの動作を示すフローチャートである。
顧客検出装置301は、店舗に来店した顧客、または、店舗内に滞在中の顧客の識別IDを取得し(ステップS21)、該顧客を撮像する(ステップS22)。顧客検出装置301は、識別IDと撮像した画像をクーポン発行装置100に送信する(ステップS23)。クーポン発行装置100の生成部14は、顧客検出装置301から識別IDと画像を受信し、顧客識別情報を生成する(ステップS101)。
撮像装置302は、滞在中の顧客を撮像し(ステップS31)、撮像した画像をクーポン発行装置100に送信する(ステップS32)。撮像装置302は、一人の顧客について、画像の撮像を繰り返してもよい。
次に、クーポン発行装置100の分析部15は、撮像装置302から画像を受信し、顧客識別情報を参照して顧客の滞在中の情報を生成する(ステップS102)。
取得部11は分析部15から、顧客の滞在中の情報を取得する(ステップS110)。決定部12は、条件情報に基づいてクーポンを決定する(ステップS120)。出力部13は顧客の携帯端末200にクーポンを送信する(ステップS130)。顧客は、携帯端末200により、出力されたクーポンを取得し、精算時に利用する。
以下、クーポンの決定、クーポンの出力、及び、クーポンの利用について、具体例を説明する。なお、ここでは、顧客検出装置301が検出した識別ID「C1」~「C4」の顧客について、生成部14が図5のような顧客識別情報を生成したものと仮定する。
(クーポンの決定)
クーポン発行装置100がクーポンを決定する方法について、3つの具体例を説明する。
・具体例1
顧客に関する滞在中の情報は、例えば、顧客が店舗内に滞在しているときの服装に関する情報である。服装に関する情報は、例えば、服装の種類や、色等の情報である。この場合、決定部12は顧客の服装に応じたクーポンを決定する。なお、顧客に関する滞在中の情報として、服装に関する情報に加え、推定した顧客の年齢や、性別が用いられてもよい。図6Aは、具体例1に係る分析結果の例を示す図である。図7Aは、具体例1に係る条件情報の例を示す図である。
例えば、分析部15は、顧客を撮像した画像に基づいて、識別ID「C1」の顧客について、図6Aのように、顧客の滞在中の情報(服装の種類、顧客の年齢、及び、性別)を分析する。決定部12は、図7Aの条件情報を参照し、図6Aの顧客の滞在中の情報が満たす発行条件に対応する、商品「飲料A」、割引額「10円」のクーポンを、識別ID「C1」の顧客に発行するクーポンに決定する。
・具体例2
顧客に関する滞在中の情報は、例えば、顧客が店舗内に滞在しているときの、顧客と他の顧客とを含む、同一のグループと推定される複数の顧客の関係(以下、グループ関係とも記載)である。グループ関係とは、例えば、友人や家族などである。この場合、決定部12は、グループ関係に応じたクーポンを決定する。なお、顧客に関する滞在中の情報として、グループ関係に加え、グループの人数(グループ人数)が用いられてもよい。また、条件情報では、クーポン情報に、発行されるクーポンが適用される商品、割引率等に加えて、該クーポンの利用条件が設定されていてもよい。利用条件には、例えば、商品の同時購入数、商品のサイズ、同時購入される商品の組み合わせ等に関する条件が設定される。図6Bは、具体例2に係る分析結果の例を示す図である。図7Bは、具体例2に係る条件情報の例を示す図である。
分析部15は、複数の顧客を撮像した画像に基づいて、顧客の距離等を算出することで、顧客のグループを特定し、該グループの人数を推定する。さらに、分析部15は、グループ内の各顧客について推定した年齢、性別、及び、顧客間の距離等に基づいて、グループ関係を推定する。例えば、分析部15は、識別ID「C1」及び「C2」の顧客について、図6Bのように、顧客の滞在中の情報(グループ関係、グループ人数)を分析する。図6Bに示す分析結果において、顧客「C1」及び「C2」は同じグループIDのグループに属し、そのグループ関係は「友人」であると分析されている。決定部12は、図7Bの条件情報を参照し、図6Bの顧客の滞在中の情報が満たす発行条件に対応する、商品「飲料A」、割引率「10%」、利用条件「2個購入で割引」のクーポンを、識別ID「C1」及び「C2」の顧客に発行するクーポンに決定する。
・具体例3
顧客に関する滞在中の情報は、顧客が店舗内に滞在しているときに関心を持った可能性がある商品(以下、関心商品とも記載)である。例えば、特定の商品の前における顧客の滞在時間が所定値以上の場合、該特定の商品を、関心商品として、検出できる。この場合、決定部12は関心商品に応じたクーポンを決定する。なお、顧客に関する滞在中の情報として、関心商品に加え、顧客の関心商品の前における滞在時間が用いられてもよい。図6Cは、具体例3に係る分析結果の例を示す図である。図7Cは、具体例3に係る条件情報の例を示す図である。
例えば、分析部15は、顧客を撮像した画像に基づいて、識別ID「C1」の顧客について、図6Cのように、顧客の滞在中の情報(関心商品、滞在時間)を分析する。分析部15は、例えば、識別ID「C1」の顧客が「飲料A」の前に10秒以上滞在すると、「飲料A」を関心商品として検出する。分析部15は、さらに、「飲料A」の前の滞在時間が45秒であることを検出する。決定部12は、図7Cの条件情報を参照し、図6Cの顧客の滞在中の情報が満たす発行条件に対応する、商品「飲料A」、ポイント還元率「2%」のクーポンを、識別ID「C1」の顧客に発行するクーポンに決定する。
具体例3において、関心商品は、特定の商品の前に顧客が滞在した時間を分析することで検出する例について説明した。しかし、顧客が関心を持った商品は、分析部15が店舗内の顧客の行動または動線を分析することで検出してもよい。店舗内の顧客の行動とは、例えば、陳列された商品を手に取る、棚に戻す、所定の時間見るなどの陳列エリアでの行動である。顧客の動線とは、例えば、どの陳列棚の前をどれくらいの速さで顧客が通過したかを示す。記憶部16は、条件情報として、顧客の行動または動線に基づいて発行するクーポンの対象を記憶してもよい。
上記具体例において、画像から分析された情報を滞在中の情報として用いる場合について説明したが、さらに、顧客が来店した時刻を顧客の滞在中の情報として用いてもよい。この場合、例えば顧客検出装置301が、識別IDを取得した時刻を取得部11に送信してもよいし、撮像装置302が顧客を撮像した時刻を取得部11に送信してもよい。記憶部16は、顧客が店舗内に滞在している時間帯と、クーポンを発行する対象である商品を示す条件情報を記憶する。これにより、決定部12は、顧客が来店した時刻に応じたクーポンを決定することができる。
さらに、条件情報には、顧客の滞在中の情報に加え、さらに、顧客の過去の購買履歴に応じた、クーポン発行対象商品が設定されてもよい。この場合、記憶部16は識別IDと顧客の過去の購買履歴を関連付けて記憶し、購買履歴を決定部12に送信する。これにより、決定部12は、滞在中の情報に加え、購買履歴に応じたクーポンを決定することができる。
(クーポンの出力)
店舗に滞在中の顧客がクーポンを取得する方法の具体例を説明する。出力部13は、顧客が購入商品の精算を行う前に、決定したクーポンを出力するために、顧客が陳列エリアにいる場合に、決定されたクーポンを出力する。
顧客検出装置301が来店した顧客を検出してから、クーポン発行装置100の決定部12が該顧客に発行するクーポンを決定するまでに要する時間が、顧客が精算エリアに移動するまでの時間より十分短い場合は、クーポンが決定されたタイミングに顧客は陳列エリアにいると考えられる。
同様に、陳列エリアに設置された撮像装置302が顧客の画像(滞在中の情報を分析するための画像)を撮像してから、クーポン発行装置100の決定部12が該顧客に発行するクーポンを決定するまでに要する時間が、顧客が精算エリアに移動するまでの時間より十分短い場合は、クーポンが決定されたタイミングに顧客は陳列エリアにいると考えられる。
これらの場合、出力部13は、発行するクーポンが決定されたタイミングで、決定されたクーポンを出力する。
また、出力部13は、発行するクーポンが決定されたタイミング以外でも、陳列エリアに設置された撮像装置302により撮像された画像により、顧客が特定されたタイミングで、当該顧客に対して決定されたクーポンを出力してもよい。
また、顧客が陳列エリアにいることは、例えば、陳列エリア内の携帯端末200とは通信可能で、陳列エリア外の携帯端末200とは通信不可能となるように設定された通信手段により検出してもよい。このような通信手段として、例えば、Bluetooth(登録商標)通信、Wi-Fi(登録商標)通信、NFC(Near Field Communication)などが利用できる。これらの通信手段は、店舗内ネットワークで用いられる通信手段でもよい。これらの通信手段により、携帯端末200とクーポン発行装置100に接続された通信装置(図示せず)の間の通信が可能になると、携帯端末200または通信装置が、クーポン発行装置100に対し、顧客が店舗内にいることを通知する。出力部13は、該通知を受信したタイミングで、決定されたクーポンを出力する。
さらに、顧客が陳列エリアにいることは、GPS(Global Positioning System)や屋内ビーコンにより検出してもよい。この場合、携帯端末200がGPSや屋内ビーコンにより取得した携帯端末200の位置情報をクーポン発行装置100に送信する。クーポン発行装置100は、受信した位置情報に基づき、顧客の携帯端末200が店舗内にいることを検出する。
さらに、顧客が店舗内にいることは、陳列エリアに設置された、非接触ICチップリーダライタや、カードリーダライタ、バーコードリーダ、カメラ等のセンサにより取得した、顧客の会員IDや生体情報によって検出してもよい。
出力部13は、例えば、店舗内のネットワークやインターネットワーク、通信回線等を介して、電子メールにより、顧客の携帯端末200にクーポンを送信する。この場合、記憶部16に、顧客の電子メールアドレスが会員ID(識別ID)に関連付けて記憶される。出力部13は、会員ID(識別ID)に関連付けられた電子メールアドレスにクーポンを送信する。
また、出力部13は、上述のBluetooth通信、Wi-Fi通信、NFC等の通信手段を介して、顧客の携帯端末200上の所定のアプリケーションにクーポンを送信してもよい。この場合、記憶部16に、会員ID(識別ID)と端末IDが関連付けて記憶される。出力部13は、会員ID(識別ID)に関連付けられた端末IDの携帯端末200にクーポンを送信する。
また、出力部13は、携帯端末200に、クーポンを取得するためのURLを送信してもよい。この場合、携帯端末200は、URLに基づいて、ウェブサーバからクーポンを表示するウェブページを取得する。
(クーポンの利用)
顧客がクーポンを利用する方法について説明する。クーポンを取得すると、携帯端末200は表示部にクーポンを表示してもよい。精算時において顧客は、例えば、表示部を店員に見せることでクーポンを利用することができる。図9は、携帯端末200が表示するクーポンの例を示す図である。図9の例では、クーポンとして文字列21が表示されている。店員は文字列21を見て、PoS(Point of Sales)レジスタを操作し、例えば商品Aについて、購入価格に割引を適用する。
図10は、クーポンの他の例を示す図である。図10に示す携帯端末200には、クーポンとしてコード22が表示されている。コード22は2次元コードやバーコードなどである。店員はコード22をPoSレジスタに接続されたバーコードリーダ等を用いて読み取って、割引を適用してもよい。なお、店舗に設置されるPoSレジスタが、顧客が操作するセルフレジである場合、顧客は自らバーコードリーダ等を用いてコード22を読み取ってクーポンを利用する。
上記例では、顧客が、店員またはPoSレジスタに対してクーポンを表示して、クーポンを利用する場合について説明したが、クーポンの利用方法はこれに限られない。例えば、顧客はPoSレジスタに接続された近距離無線通信機に、携帯端末200をかざすことでクーポンの情報をPoSレジスタに送信し、クーポンを利用してもよい。
[効果]
第2実施形態によれば、顧客が、来店時の条件に適したクーポンを、来店時の精算前のタイミングで取得できる。その理由は、出力部13が、顧客が購入商品の精算を行う前に、決定したクーポンを出力するからである。これにより、来店時の条件に適した商品を購入するきっかけを顧客に与えることができ、クーポンが顧客の購買行動につなげることができる。
〔第3実施形態〕
[構成]
図11は、第3実施形態に係るクーポン発行システム2の構成を示すブロック図である。第3実施形態に係るクーポン発行システム2は、さらに表示装置400を備える点で第2実施形態に係るクーポン発行システム1と異なる。
第2実施形態においては、クーポン発行装置100が顧客の携帯端末200にクーポンを送信(出力)する場合について説明した。第3実施形態では、顧客は携帯端末200を用いて、表示装置400からクーポンを取得する。
第3実施形態においては、クーポン発行装置100の出力部13が、陳列エリアに設置された表示装置400にクーポン(クーポンを取得させるための情報)を表示することにより、精算前のクーポンの出力を実現する。
表示装置400は、陳列エリアに設置される。表示装置400は、例えば、デジタルサイネージ、電子棚札、または、投影機である。投影機を用いる場合、投影機は床、壁、商品棚など、陳列エリアの任意の場所に、クーポンを取得させるための情報を投影する。表示装置400は、本開示の表示手段の一実施形態である。
クーポンを取得させるための情報は、例えばクーポンを携帯端末200に表示させるためのURLを符号化した2次元コードである。図12A及び図12Bは、第3実施形態に係る表示装置400におけるクーポンを取得させるための情報の表示例を示す図である。図12A、12Bにおいて、表示装置400は2次元コード42を表示する。携帯端末200の撮像部は2次元コードを撮像し、コードを変換してURLを取得する。携帯端末200はURLのリンク先の情報を取得して、クーポンを表示させる。
また、表示装置400は、顧客が自分宛てのクーポンを取得できるように、図12Bに示すようにコード42と共に、クーポンを出力する対象の顧客の名前41を表示してもよい。この場合、記憶部16は、識別IDと顧客の名前41とを関連づけて記憶し、出力部13は、クーポンを出力する対象の顧客の識別IDに関連づけられた名前41を、コード42とともに、表示装置400に出力する。顧客は名前41を確認して、2次元コード42が自分宛てのクーポンであることを認識する。表示装置400は、顧客の名前41の代わりに、会員ID、顧客の顔画像、またはそれぞれの顧客が事前に設定したクーポン識別用画像を表示してもよい。
決定部12が決定したクーポンと、クーポンを出力する対象の顧客を一致させるため、分析部15は、撮像装置302が顧客を撮像した画像に基づき、顧客の位置を検出させてもよい。この場合、出力部13は、顧客が表示装置400に近づいたときに、コード42を表示装置400に出力してもよい。
[動作]
以下、第3実施形態におけるクーポン発行システムの動作について説明する。上述の第2実施形態の、ステップS130において、出力部13は、表示装置400に決定したクーポンを取得させるための情報を出力する。表示装置400は決定したクーポンを取得させるための情報を表示する。携帯端末200は、表示されたクーポンを取得させるための情報を取得し、該情報に基づいて、クーポンを取得する。
[効果]
第3実施形態によれば、第2実施形態と同様に、顧客が、来店時の条件に適したクーポンを、来店時の精算前のタイミングで取得できる。その理由は、出力部13が陳列エリアに設置された表示装置400に、決定したクーポンを取得させるための情報を出力するためである。これにより、第2実施形態と同様に、来店時の条件に適した商品を購入するきっかけを顧客に与えることができ、店舗の売り上げの向上が期待できる。
[変形例]
第3実施形態において、コード42を表示装置400に表示させる場合について説明したが、クーポンを取得させるための情報は2次元コードに限られない。クーポンを取得させるための情報は文字列、画像、模様等であってもよい。
表示装置400に表示させたクーポンは、誰でも取得でき、利用することができる構成であってもよい。ただし、決定部12は、クーポンが利用できる顧客を制限したクーポンを決定し、表示装置400に表示させてもよい。例えば、利用できる顧客を制限する場合、顧客Xに関する滞在中の情報に基づいて決定、出力されたクーポンは、顧客Xしか利用することができない。
〔第4実施形態〕
[構成]
第2実施形態において、出力部13が携帯端末200にクーポンを送信する場合について説明した。しかし、携帯端末200にクーポンを送信しただけでは、顧客はクーポンに気が付くことができない場合がある。そこで第4実施形態に係るクーポン発行システムは、第2実施形態のクーポン発行システムの構成に加えて、さらに、報知部(図示せず)を備える。報知部は、本開示の表示制御手段の一実施形態である。
報知部は、出力部13が携帯端末200にクーポンを送信した場合に、顧客にクーポンが利用可能であることを報知する。例えば、報知部は、クーポンが利用可能であることを陳列エリアに設置された表示装置400に表示させる。クーポンが出力された顧客と、報知する対象の顧客とを一致させるため、分析部15は、撮像装置302が顧客を撮像した画像に基づき、顧客の位置を検出してもよい。この場合、報知部は、顧客が表示装置400に近づいたときに、クーポンが利用可能であることを表示装置400に表示させる。
図13は、第4実施形態に係る表示装置400におけるクーポンが利用可能であることの表示例を示す図である。図13の例において、記憶部16は、識別IDとそれぞれの顧客が事前に設定したクーポン識別用画像43を関連付けて記憶する。報知部はクーポン識別用画像43とクーポンが利用可能であることを示すメッセージを表示装置400に送信する。顧客は自ら事前に設定したクーポン識別用画像43を見て、メッセージが自分宛てであることを認識する。顧客は携帯端末200が取得したクーポンを確認して、精算エリアでクーポンを利用する。報知部は、店舗に設置されたスピーカを制御して、クーポンが利用可能であることを、音声により顧客に報知してもよい。
[効果]
一般的なクーポン発行装置では、顧客は精算時にクーポンが利用可能であることに気が付かず、クーポンの利用機会を逃す場合がある。第4実施形態によれば、報知部が、出力部13が、顧客に対して決定したクーポンを出力した場合に、クーポンが利用可能であることを表示装置400に表示させるから、クーポンが顧客の購買行動につながる可能性が向上する。
[ハードウエア構成]
上記手順は、クーポン発行装置10、または100として機能するコンピュータ(図14の9000)に、クーポン発行装置100としての機能を実現させるプログラムにより実現可能である。このようなコンピュータは、図14のCPU(Central Processing Unit)9010、通信インターフェース9020、メモリ9030、補助記憶装置9040を備える構成に例示される。すなわち、図14のCPU9010にて、クーポン発行プログラムを実行し、その補助記憶装置9040等に保持された各計算パラメーターの更新処理を実施させればよい。
上記した各実施形態に示した装置の各部(処理手段、機能)は、クーポン発行装置10、100、携帯端末200、顧客検出装置301、撮像装置302、表示装置400に搭載されたプロセッサに、そのハードウエアを用いて、上記した各処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本開示を説明した。しかしながら、本開示は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本開示は、本開示のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
上述の実施形態では、顧客の精算前のクーポンの出力を実現するために、顧客が陳列エリアにいる場合に、顧客の携帯端末200に決定したクーポンを送信し、あるいは、陳列エリアに設置された表示装置400にクーポンを取得させるための情報を表示した。しかしながら、これに限らず、顧客の精算前にクーポンを送信できれば、出力部13は、顧客が精算エリアにいる場合に、顧客の携帯端末200にクーポンを送信してもよい。また、出力部13は、PoSレジスタのディスプレイ等、精算エリアに設置された表示装置400にクーポンを取得させるための情報を表示させてもよい。この場合、出力部13は、例えば、顧客の購入商品の精算前かどうかを、PoSレジスタから取得した該顧客の精算履歴から判定してもよい。
同様に、報知部は、顧客の精算前に、PoSレジスタのディスプレイ等、精算エリアに設置された表示装置400にクーポンが利用可能であることを表示させてもよい。
10、100 クーポン発行装置
11 取得部
12 決定部
13 出力部
14 生成部
15 分析部
16 記憶部
200 携帯端末
301 顧客検出装置
302 撮像装置
400 表示装置

Claims (10)

  1. 店舗において顧客を撮像した画像に基づいて生成された、該顧客に関する滞在中の情報を取得する取得手段と、
    前記顧客に関する滞在中の情報に応じたクーポンを決定する決定手段と、
    前記顧客が購入商品の精算を行う前に、該顧客が所持する端末に、決定した前記クーポンを出力する出力手段と
    前記店舗において前記顧客を撮像した画像に基づき、該顧客の位置を分析する分析手段と、
    所持する端末に前記クーポンが出力された前記顧客が前記店舗に設置された表示装置に近づいたことが分析された場合、前記クーポンが利用可能であることを、前記表示装置に表示させる表示制御手段と
    を備えるクーポン発行装置。
  2. 前記表示装置は、商品が陳列される陳列エリアと、顧客が購入商品の精算を行う精算エリアと、を含む前記店舗のうち、前記陳列エリアに設置される
    請求項1に記載のクーポン発行装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記クーポンが利用可能であることのメッセージと共に、前記顧客が事前に設定した、メッセージの宛先を識別する画像を表示させる
    請求項2に記載のクーポン発行装置。
  4. 前記表示装置は、購入商品の精算を行うレジスタのディスプレイである
    請求項1に記載のクーポン発行装置。
  5. 前記店舗は、商品が陳列される陳列エリアと、顧客が購入商品の精算を行う精算エリアと、を含み、
    前記出力手段は、前記顧客が前記陳列エリアにいる場合に、前記顧客が所持する端末に前記クーポンを出力する
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載のクーポン発行装置。
  6. 前記顧客に関する滞在中の情報は、前記顧客が前記店舗内に滞在しているときの服装であり、
    前記決定手段は、前記服装に応じたクーポンを決定する
    請求項1乃至のいずれか1項に記載のクーポン発行装置。
  7. 前記顧客に関する滞在中の情報は、前記顧客が前記店舗内に滞在しているときに関心を持った可能性がある商品であり、
    前記決定手段は、前記顧客が関心を持った可能性がある商品に応じたクーポンを決定する
    請求項1乃至のいずれか1項に記載のクーポン発行装置。
  8. 前記顧客に関する滞在中の情報は、前記顧客が前記店舗内に滞在しているときの、前記顧客と他の顧客とを含む複数の顧客の関係であり、
    前記決定手段は、前記複数の顧客の関係に応じたクーポンを決定する
    請求項1乃至のいずれか1項に記載のクーポン発行装置。
  9. コンピュータが、
    店舗において顧客を撮像した画像に基づいて生成された、該顧客に関する滞在中の情報を取得し、
    前記顧客に関する滞在中の情報に応じたクーポンを決定し、
    前記顧客が購入商品の精算を行う前に、前記顧客が所持する端末に、決定した前記クーポンを出力し、
    前記店舗において前記顧客を撮像した画像に基づき、該顧客の位置を分析し、
    所持する端末に前記クーポンが出力された前記顧客が前記店舗に設置された表示装置に近づいたことが分析された場合、前記クーポンが利用可能であることを、前記表示装置に表示させる
    クーポン発行方法。
  10. 店舗において顧客を撮像した画像に基づいて生成された、該顧客に関する滞在中の情報を取得する処理と、
    前記顧客に関する滞在中の情報に応じたクーポンを決定する処理と、
    前記顧客が購入商品の精算を行う前に、前記顧客が所持する端末に、決定した前記クーポンを出力する処理と、
    前記店舗において前記顧客を撮像した画像に基づき、該顧客の位置を分析する処理と、
    所持する端末に前記クーポンが出力された前記顧客が前記店舗に設置された表示装置に近づいたことが分析された場合、前記クーポンが利用可能であることを、前記表示装置に表示させる処理と
    をコンピュータに実行させるクーポン発行プログラム。
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