JP2006221515A - Posシステム - Google Patents

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佳教 田村
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Abstract

【課題】 従来のPOSシステムによる決済方法では、小額の現金の取引等は煩雑になりやすく、顧客が多い場合処理が迅速にできず非効率である。
【解決手段】 POSシステムに顧客の生体情報を取得する生体情報取得手段と、生体情報取得手段により得られた顧客の生体情報に基づいて顧客が本人であるかの認証を行うユニットと前記生体情報と関連つけて顧客の属性情報を管理するサーバとを設けて、顧客が本人であると認証した後、サーバの顧客の属性情報を基に決済を行うようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は主として店舗内で使用され、顧客の買い物の決済やサービスポイントの管理を行うPOSシステムに関するものである。
量販店においては、決済端末に接続されたスキャナやバーコードリーダから商品に添付されている商品ラベルのバーコードを読み取って、その結果得られた商品名や単価などの商品情報をサーバに送り、一括的にデータベース化して販売傾向を分析したり、売れ筋商品を特定して仕入れに反映させるといったPOSシステムの利用が広く普及している。
このようなシステムには店員が顧客とが直接、相対して現金や商品をやり取りする決済端末が接続され、該端末は、顧客情報を集中管理しているサーバに、ネットワークを介して接続されている。決済端末はサーバから商品名や単価の情報をリアルタイムで受け取り、決済端末の表示部に商品の単価や合計金額を表示することができるので、店員に商品単価を一々暗記するなどの負担を負わせることなく計算が出来、顧客に付属の表示画面を介して金額情報が通知されるので店員は接客と現金及び商品のやり取りに集中することができる。その結果、販売の効率化に大いに貢献するものとなっている。
特開2001−306985号
しかしながら、これまでのPOSシステムでは金額あるいは商品情報の通知にのみ重きをおいており、直接的な現金のやり取り特に小額の硬貨のやり取りまでも効率化することは不可能であった。特にスーパーマーケットやディスカウントショップ等の量販店では比較的小額の商品が大量に販売されることも多く、店員と顧客の間の現金のやり取りは必然的に多くなる傾向にある。この場合、通常、1円単位の小額硬貨を含んだ現金支払いや釣銭のやり取りに時間を要した結果、決済端末付近で支払い待ちの顧客の長蛇の列ができ販売業務にも支障が出てくるケースも少なくない。そしてこのような現金のやり取りについての課題については根本的な解決が未だなされていない。
また、商品の購入金額に対して、一定の利率でポイント還元を行うポイント還元制度を採用する店舗も近年多くなってきている。このようなポイント還元制度を採用している量販店では決済端末での決済の際にサービス割引の処理をポイントカードと称す媒体を用いて配布し、決済が行われる毎に、専用のカードリーダで読み取らせるとともに、顧客に還元したポイント数を当該カードに更新して書き込むことでサービス割引処理を行っている。
しかしながら、カードを利用したポイント管理方式では顧客はポイントカードを常に携帯していなくてならず、携帯していない顧客はサービスが受けられなかったり、販売店側にとってもカードの新規発行や汚損による再発行により維持管理費用もばかにならず、決して使い勝手のよいものではなかった。さらに、現金の決済と同様に、現状のPOSシステムではポイントカードのポイントサービス処理についても、時間がかかり決済の行列が長くなってしまい顧客に不快感を与えてしまうという問題もある。
また、現状のPOSシステムにおいては、顧客の購入する商品を一つ一つバーコードで読み取り入力する形態であるために、顧客の購入傾向は比較的把握しやすいと考えられるが、仮に顧客の購入傾向を的確に把握できたとしてもその情報を顧客に効率よく宣伝活動としてフィードバックできない構成となっており、システムを活用しきてれていない面がある。
上記のような課題を解決するために、POSシステムに顧客の眼の画像データから虹彩の情報を取得する虹彩情報取得手段と虹彩情報取得手段により得られた顧客の虹彩の情報に基づいて顧客が本人であるかの認証を行うユニットと前記虹彩情報と関連つけて顧客の属性情報を管理するサーバとを設けて、顧客が本人であると認証した後、サーバの顧客の属性情報を基に決済を行うようにした。
また、虹彩の認証により顧客が本人であることが確認されると、その顧客の購入傾向から、特定の商品の宣伝情報を検索して店舗内に配置された各種端末に出力するようにした。
本願の発明によれば、決済端末に虹彩認証ユニットを設けることにより顧客の生体情報から本人確認が可能になるので、決済の際、現金並びにクレジットカード等を介さない決済が可能となり、人手により現金の受け渡しが減るため決済レジでの対応がスムーズになり顧客を長時間またせることが無くなって店舗でのサービスの向上が図れる。また、ポイントカードと称す媒体を携帯していなくても、顧客が必ずポイントサービスを受けることができるようになり、ポイントカードの新規発行や汚損による再発行が不必要となるのでポイントカードの維持管理手数料の低減も見込める。これによってポイントのカードの受け渡し動作が不要になる顧客を長時間またせることが無くなり、加えて顧客のポイントの還元率を算出して通知する機能を設けることにより、顧客は、自身の還元状況を把握してより効率的な買い物を行える。
また、顧客の購入履歴から顧客の嗜好にあわせてコマーシャル情報を表示して通知するようにしたので顧客が知りたい商品情報を提供することができ、顧客のサービス向上が可能となる。
以下に、図面を参照して本発明によるPOSシステムの実施例について説明する。
本願の実施例1は、顧客の眼から採取した虹彩のデータを用いて、顧客の本人認証を認証を行ったのち、決済端末での買い物の精算の際、代金を登録されている口座から引き落とすようにしたものである。
(構成)
以下に本発明の実施例1について説明する。図1は実施例1のPOSシステムの構成を示した構成図である。また、図2は当該POSシステムをスーパーマーケットを例として店舗内に配置した状態を示した図である。以降、各図面に共通する要素には同一の符号を付す。本実施例を図1および2を用いて以下に説明する。
図1に示した本発明による決済端末1には、購入金額等を表示して顧客に通知するLCD等よりなる表示装置2、顧客が購入しようとする商品に添付されたバーコードラベルを読取るバーコードリーダ3、顧客の目の画像から、虹彩の部分を抽出して、顧客を認証する虹彩認証ユニット4、顧客あるいは係員が追加の情報を手入力するためのキーボード等からなる入力装置5が接続されており、また虹彩認証ユニット4には、顧客の目の画像を取得するカメラ6が接続されている。
一方、顧客登録用の虹彩登録端末7には、購入金額等を表示して顧客に通知するLCD等よりなる表示装置8、顧客が登録にあたって記入する申込書を読み取ってイメージを取り込む帳票スキャナ9、顧客の目の画像から、虹彩の部分を抽出して、顧客を認証する虹彩認証ユニット10、顧客あるいは係員が追加の情報を手入力するためのキーボード等からなる入力装置11が接続されており、また虹彩認証ユニット10には、顧客の目の画像を取得するカメラ12が接続されている。カメラ12は虹彩登録ユニット11に接続されて顧客の目の画像を取得する。
図2には、このようなPOSシステムを店舗内に配置する場合のレイアウト例が示してある。このような店舗にはさまざまな形態がありすべてについて取り上げることは本明細書では不可能であるので、説明の都合上、スーパーマーケットでの使用例を例示するが、当然、本発明は当該例に限定されものではない。以下、例に従って説明を行う。
まず図2において店舗内は、当該店舗に初めて買い物にやってきた顧客(図2の黒丸)に対して、登録の手続きを行うための顧客登録カウンタAを入り口E付近に設ける。
顧客登録カウンタAには虹彩登録端末7とそれに接続された上述した装置群が配置される。また店舗内には、いわゆる「レジ」といわれる決済端末1による決済コーナBを設け、買い物を済ませる顧客が当該決済コーナBで決済を行う。この当該決済コーナBは顧客の列に対応できるように、複数の長テーブルからなり、決済端末はその各テーブル毎に配置される。併せて決済端末に接続される各種機器もテーブル毎に設けられる。
複数の決済端末及び虹彩登録端末は店舗内LANによりサーバ13に接続されている。サーバ13の本体は、顧客の目にふれることのない店舗内の管理事務室Cに配置しておき、店長やそれに準ずる役割の店員がサーバ13の図示しない画面から各種操作を行えるようになっている。決済端末1、虹彩登録端末7、サーバ13の情報は有線または無線のLANを介して相互にアクセス可能に構成されている。
(動作)
次に本願の実施例1の動作について説明する。顧客が初来店で登録を行う場合、まず、本システムの使用に当たっては、図2の顧客経路L1に示すように、入店後、顧客は顧客登録カウンタAに赴く。そして顧客は最初の会員登録時に顧客自身の虹彩のデータを虹彩登録端末2によって登録するとともに、顧客情報を規定の帳票に記入して提出する。
なお、この場合、初めて来店した顧客がデータ登録作業を間違いなく行えるように、顧客の入店を検知するカメラやセンサ店舗入口付近に設置して、顧客が入店したことを検知することにより虹彩登録カウンタAへ導く店内表示や音声ガイダンスを行ってもよい。このとき、カメラに移った顧客の全身像や顔貌から登録済み顧客であるとして、ガイダンスを行わないようにしたりしてもよい。
顧客登録カウンタAでは、待機していた係員の指示に従い、顧客はカメラ12に向き合い虹彩画像を入力するとともに、顧客は登録に必要な情報を手書きにより所定の帳票に記入する。顧客が手書き記入した帳票は係員により帳票スキャナ9により帳票イメージを取得する。虹彩登録端末に組み込まれた文字認識ソフト等に読み取られ、記入された文字列がデータ化される。そして、帳票イメージデータと文字データは登録端末中に一時保存される。
顧客は係員の指示に従いカメラ12に向かう。このとき、直接目をレンズに近づけて眼球を撮影する形式のカメラと、まず、上半身を広角的に撮影して。目のある領域を特定して、カメラ自身がズームアップすることにより、目を撮影する形式のカメラとの何れかが使用されるが、特に前者の形式のカメラの場合、目に直接機材が触れることを嫌悪する顧客がいることなどから、システム的には特に問題はないが顧客サービスの点では不十分である。よってできれば後者の形式のカメラを採用するのが好ましい。
この形式のカメラでは、すでに述べたように自分の上半身の画像を撮影して、当該画像を画像処理することにより、顧客の体の形状を認識したのち、顔面を特定して再度カメラの焦点を顔面に合わせる。そして顔の各部位識別して目の位置を特定したのち、目の画像を撮影し、該画像より虹彩の存在する領域をフォーカスしたのちその範囲のデータを虹彩データとして抽出する。
虹彩データは、人間の眼球の表面層のパターン、特に虹彩と呼ばれる、水晶体を中心に放射状の黒い筋や外周の輪郭などのパターンで形成され、このパターンは幼年期に形成され個人ごとに固有の文様を呈している。
また、その文様は生涯普遍であるので、個人を特定するための生体特徴として非常に優れた性質を有している。そのため、虹彩に光学的な走査を行い、その走査によって抽出された明暗をデジタル符号化データ化して使用することにより、個人を識別するのに特に優れたデータを得ることができる。虹彩の撮影にあたっては撮影のトリガとなるカメラ12のスイッチの入力は、顧客の接近を感知して自動に行われるようにしてもよいし、補助するオペレータのスイッチ入力により行うようにしてもよい。
かくして、顧客自身或いは係員の装置オペレーションにより、顧客の目の画像が取得される。取得された虹彩画像は一旦、虹彩登録端末7に保存され、当該端末にインストールされた専用アプリケーションにて、虹彩コードとして2進数のデータ列に変換される。虹彩コードは前記した虹彩画像データから、まず画像中の最も暗い領域を瞳孔であるとして、その位置を特定し瞳孔の中心を切り出す。虹彩は瞳孔を中心とした同心円の領域に文様を有しているので、瞳孔中心を極座標の中心として、中心の周囲を円状にスキャンしていき、該文様の暗い部分を2値データの"1"、明るい部分を"0"として置き換えることにより当該文様を2値データの数列に置き換えることができる。このような方法で2値化された虹彩コードは虹彩登録端末6に一端記録保存される。
上記の一連の登録手続きで取得された各種データは虹彩登録装置6の表示部に一端表示され、顧客とオペレータの双方で表示内容を確認し、不備がなければキーボード等の入力装置を使って入力完了の指示を行う。入力の完了の入力を虹彩登録端末が受けると、それまで保存していた各種データである虹彩コード、顧客の目のイメージ、及び顧客情報(顧客の氏名、住所、電話番号、年齢、性別、顧客の代金振替用の銀行の口座番号等)、銀行届出印の印影又は顧客直筆サインの画像データを一括してサーバ13に送信する。
サーバ13側では料金支払用の口座が設定され、ポイントカード管理口座が開設される。なお、決済用口座については、虹彩データ登録と同時に別途、銀行口座を開設するようにしても、顧客の指定する銀行口座を決済用に設定してもよいが、これらの決済口座への入金については後日、顧客の指定した通常の金融機関のATMで預け入れ、振込み、振替え、入金で行うものとする。
なお、上述した表示確認において顧客により情報の不備が指摘された場合は、最初の入力手続きに戻って再度情報入力するか、あるいは顧客の希望により登録を中断する。次に顧客が会員登録の手続きを終了した後、実際に顧客が店舗内で買い物をする際の決済手順を以降説明する。顧客は、通常の小売店での買い物と同様に、図2の顧客経路L2のような経路で店内を歩き自由に買い物をする。
そして、顧客は自分が必要な買い物の品物をすべて持って、支払いを行うべく決済端末コーナBのうち、いずれかのテーブルの列に並ぶ。決済に先立ち、決済端末コーナBに設置された決済端末近傍の虹彩認証ユニットの前に移動して、会員登録時と同じように目をカメラに位置付けて虹彩画像を取得する。
取得された虹彩画像データは決済端末1に転送され、虹彩データ登録時と全く同じ方法で虹彩コードに変換される。決済端末1は虹彩コードと決済端末番号をサーバ13に転送する。サーバ13は既に登録されている虹彩コードのデータベースと照合する。照合の結果が一致した場合は顧客属性情報を決済端末1に表示する。
レジ担当店員が決済端末1に接続されるバーコードリーダ3を使って、商品ラベルに付加されたバーコードを1つ1つ読み取り入力を行う。決済端末1はそのバーコードのデータを順次サーバ13におくり、サーバ13は予め記録していた商品データベースからそのバーコードから商品名と価格を特定する。このように順次商品ラベルのバーコードを読取ながら、図5に示すような購入リストとして顧客の虹彩情報とともにサーバ11に記録される。
その後、顧客の持ち込んだ一通りの商品の単価を合算して集計して合計金額を算出する。決済端末1からオペレータがキーボード等の入力装置5の代金合計キーを押下すると、サーバ13は合計金額を決済端末1の表示部に表示する。顧客は合計金額を確認し、表示された請求内容で決済をすることを了承して確認キーを押し下げると、決済実行の情報がサーバ13に送信されて、決済の動作を完了するとともに顧客はそのまま購入品を持って店舗から出て行く。購入代金は顧客の決済口座から後日引き落とされ決済がすべて完了する。
本願の実施例2は虹彩認証を用いて顧客の認証を行ったのち、顧客の買い物の利用状況の情報を検索することより、顧客のニーズに合わせた情報の提供を随時行うものである。
(構成)
以下に本発明の実施例2を説明する。図3は本発明の実施例2のPOSシステムの構成を示した概略図である。また、図4は当該POSシステムをスーパーマーケットを例として店舗内に配置した状態を示した図である。本実施例の構成は図1に示した第1の実施の形態の構成に、JPEG画像やMPEG画像などの映像ファイルや各種音声ファイルによるコマーシャルデータを保存および集積したサーバ14を新たに接続し、必要に応じてサーバ13からサーバ14にアクセスして、商品別にコマーシャルを送信できる構成とした点が異なる。
さらに、その実施にあたっては図4に示したように、さらに店舗内の経路L2のような顧客が見て歩く製品の陳列棚等の並びや、買い物に疲れた顧客が休憩するような空間に、新たに小型の情報端末Cを設けて、自由に検索できるようにしておく。この情報端末Cにも図示しない虹彩取得用カメラを設けて、必要に応じて顧客が自分の虹彩を撮影できるようにしておくと、顧客が自由に自分専用の情報にアクセスできるようになる。このとき、後述するように、サーバ13とサーバ14を用いて、顧客の虹彩データをもとに、顧客特有の買い物傾向から、その顧客に適した各種の情報を抽出して情報端末Cに表示あるいは発音させる。
(動作)
次に本願の実施例2の動作について説明する。本実施の形態では、顧客が初めての来店の場合、第1の実施の形態と同様に顧客は最初の会員登録時に顧客自身の虹彩のデータと顧客情報を虹彩登録ユニット7によって登録する。登録の動作については、第1の実施の形態と全く同じなので説明は省略する。
会員登録を済ませた顧客は、通常の小売店での買い物と同様に、店内を歩き自由に買い物をする。このときの経路は図2のL2となる。本実施の形態では店舗内の経路L2のような通路の途中や製品の陳列棚等の並びや、買い物に疲れた顧客が休憩するような空間に、新たに情報端末Cを設けて、自由に検索できるようにしておく。これらの端末にも図示しない虹彩取得用カメラを設けて、必要に応じて顧客が自分の虹彩を撮影できるようにしておくと、顧客が自由に自分専用の情報にアクセスできるようになる。顧客は、買い物の途中で、自分のよく頻繁に買う商品が本日はいくらで売られているのかを随時知りたいという欲求があるが、一般にこの手の情報は、新聞の折込チラシや店頭での値札を頼りにしなければならず、顧客が内容を覚えきれなかったりして忘れてしまうことがある。
このようなとき後述する方法により、顧客の虹彩データをもとに顧客特有の買い物傾向から、その顧客に適した各種の情報を当該情報端末Cに表示あるいは、発音させて顧客個別の商品コマーシャルを行う。
また、顧客が買い物の品物を持って支払いを行うため決済端末コーナBに並ぶ。このときも決済に先立ち、決済端末コーナBに設置された決済端末1の虹彩認証ユニット4の前に移動して、会員登録時と同じように目をカメラ6に位置付けて虹彩画像を取得する。そして決済端末1は虹彩コードと端末番号をサーバ13に転送する。サーバ13は既に登録されている虹彩コードと受信した虹彩コードとを照合する。照合の結果が一致した場合は顧客が本人であることが承認された旨を決済端末1の表示画面に表示するとともに、順次顧客の購入する製品や関連商品についての動画を表示する。以下の動画表示の方法について説明する。
次に決済端末1に接続されるバーコードリーダ3から商品ラベルに付加されたバーコードを読み取り、決済端末1はそのバーコードのデータをサーバ13におくり、サーバ13はそのバーコードから商品名を特定する。 特定された商品名をキーにして、サーバ13はサーバ14内に格納されている各種商品コマーシャル音声または画像データ等を検索し、目的とする該データが見つかると、そのデータを画像サーバ14から選択して、サーバ13を経由した後、決済端末1に送信する。決済端末1はサーバ13から受信した顧客に応じた商品コマーシャルを表示装置2に表示する。サーバ14内には、商品別にコマーシャル画像をたとえばJPEG静止画像やMPEG動画像によりファイル化しておいて、顧客の製品情報と関連付けて格納してあるので、そのまま、必要なファイルのみを表示装置に表示することができる。なお、サーバ14のデータを、決済端末1に表示するときは、顧客が決済したときに決済端末1からサーバ13に送られてきた端末番号を基に、送信すべき決済端末を特定する。店内に配置された全情報端末(決済端末、虹彩登録端末含む)に固有の端末番号を付与設定しておけば、上記した方法により特定の端末のみに必要な情報を送ることができる。なお、図6はサーバ13に格納された顧客購入履歴のデータに、商品コードを付与して管理したデータを示したものである。顧客の決済時に当該商品コードを参照し、サーバ14を検索するためのデータ形式である。
一方、サーバ14には店舗で販売している商品すべての情報を各種画像ファイルの形式で商品単位に記録しておき、そのヘッダとして商品コードのデータを付与しておく。顧客購入履歴の情報から購入頻度の高い商品コードを割り出す。そして前述した方法により購入頻度の高い商品順にその商品コードを用いてサーバ14を参照する。商品コードにより当該商品コードのヘッダを有するファイルを検索し順次サーバ13に送信された後、決済端末1等ネットワークに接続された端末の画面に表示される。これにより、顧客個々人に対応した効果的な販促活動が行えることとなる。
図4に示したように店舗内の各所に情報端末Cを配置しておき当該情報端末にコマーシャル情報を配信し表示するようにしてもよい。また配置される情報端末の個々に小型のカメラを搭載して虹彩を取得できる構成にしておくことにより、顧客が店内を見て歩きながら、必要に併せて自分に必要な商品情報を得ることができ、顧客の買い物の判断に役立てることができる。
本願の実施例3は実施例1及び実施例2と同様に、虹彩データを用いて顧客の個人認証を行った後、買い物の決済を行う構成とし、さらに顧客の買い物の利用状況にあわせて、ポイントを付与するとともに、最新のポイント情報をサーバで集中的に管理し、顧客に随時最新のポイント情報の提供を行うものである。
(構成)
以下に本発明の実施例3の構成を説明する。本実施の構成は、実施例1及び実施例2の構成に加え、サーバ13上の顧客取引履歴情報の顧客の買い物の情報に加えて、図7に示すように商品毎の付与ポイントに関する情報も管理し、一定の期間取引があった顧客に対しては、取引のあった期間の通算の取引実績のポイントとポイントの還元率を算出するようにし、顧客に表示画面を介して通知するようにしたものである。
虹彩認証ユニット3は顧客の虹彩画像を取得する。取得された虹彩画像データは決済端末1に転送される。決済端末番号をサーバ13に転送する。サーバ13は照合結果OKの場合は、顧客属性情報を発信するとともに、顧客固有のある一定期間の取引実績からポイントを集計してサーバ13は決済端末1に送信する。決済端末1はサーバ13から受信した顧客のポイントの履歴と還元率を表示装置2に表示する。ポイントの還元率は利用度の多い商品、商品分類を解析し製品毎に求め表示してもよい。
(動作)
次に本発明の実施例3の動作について説明する。顧客が初来店で登録を行う場合、実施例1及び実施例2と同様に顧客は最初の会員登録時に顧客自身の虹彩のデータと顧客情報を虹彩登録ユニット9によって登録する。会員登録を済ませた顧客は、通常の小売店での買い物と同様に店内を歩き自由に買い物をする。顧客が買い物の品物を持って、支払いを行うべく決済端末コーナBに並ぶ。決済に先立ち、決済端末コーナBに設置された決済端末の近傍の虹彩認証ユニットの前に移動して、会員登録時と同じように目をカメラに位置付けて虹彩画像を取得する。取得された虹彩画像データは決済端末1に転送され虹彩コードに変換される。
決済端末1は虹彩コードと決済端末番号をサーバ11に転送する。サーバ11では既に登録されている虹彩コードのデータベースと照合する。照合の結果が一致した場合は顧客属性情報を決済端末1に表示する。
次に決済端末1に接続されるバーコードリーダ3から商品ラベルに付加されたバーコードを読み取り、決済端末1はそのバーコードのデータをサーバ13におくり、サーバ13はそのバーコードデータを元に商品名を特定し、当該商品の価格及びポイントを参照する。このように順次商品ラベルのバーコードを読取っていきながら、決済端末1は商品名、単価、合計金額、商品別ポイント、合計ポイントを集計していく。
決済端末1からオペレータがキーボード等の入力装置の代金合計キーを押下すると、サーバ13は合計金額、合計ポイントを決済端末1の表示部に表示する。顧客は合計金額を確認し、合計ポイントを今回の決済で使用するか決済端末1に接続された顧客操作部の入力装置を使って選択する。サーバ13は合計ポイントを今回の決済で使用が確認された場合、合計金額から合計ポイント分代金を差し引き代金の合計金額とする。決済口座の暗証番号を入力し確認キーを押し下げると、顧客の決済口座から後日、代金が引き落とされる。顧客ポイント情報が初期化される。このときサーバ13の各種商品情報のデータベースも更新して取引を終了する。
上記の場合、ポイント情報を表示するのは決済端末1の表示装置にしているが、実施例2のように、店舗内の各所に情報端末を配置しておき当該情報端末にポイント情報をサーバ13から配信し表示するようにしてもよい。これら配置される情報端末の個々に小型のカメラを搭載して虹彩を取得できる構成にしておくことにより、顧客が店内を見て歩きながら、必要に併せて自分に必要なポイント情報を得ることができ、顧客の買い物の判断に役立てることができる。
本願の実施例1のPOSシステムの構成図 本願の実施例1のPOSシステムを店舗に配置したレイアウト図 本願の実施例2のPOSシステムの構成図 本願の実施例2のPOSシステムを店舗に配置したレイアウト図 本願の実施例2の顧客購入履歴のデータ構成 本願の実施例2の商品コードを付与した顧客購入履歴のデータ構成 本願の実施例3の商品ポイントを付与した顧客購入履歴のデータ構成
符号の説明
1 決済端末
2 表示装置
3 バーコードリーダ
4 虹彩認証ユニット
5 入力装置
6 カメラ
11 サーバ

Claims (5)

  1. 顧客の決済情報を記録し管理するサーバと、顧客と相対して料金の授受を行う決済端末を有し、前記サーバと決済端末を通信で結び、顧客の決済情報を管理するPOSシステムにおいて、
    顧客の生体情報を取得し該生体情報に基づいて顧客が本人であるかの認証を行う顧客認証手段を有し、
    前記顧客認証手段により、顧客が本人であると認証すると決済を行うことを特徴とするPOSシステム。
  2. 前記サーバ上に顧客毎の取引履歴情報を記録し、前記顧客認証手段により、顧客が本人であると認証されると、顧客の生体情報により、前記取引履歴情報を検索して更新することを特徴とする請求項1記載のPOSシステム。
  3. 前記サーバ上に顧客固有の取引履歴情報を記録し、その一定期間の取引履歴よりポイント還元率を算出し、前記ポイント還元率を各顧客の決済毎に表示部に表示することを特徴とする請求項1記載のPOSシステム。
  4. サーバ上に顧客固有の取引履歴情報を管理し、その取引履歴情報より顧客の嗜好を解析し、次回の決済時に各顧客の嗜好に応じた商品情報を表示部に表示することを特徴とする請求項1及び2記載のPOSシステム。
  5. 顧客の決済情報を記録し管理するサーバと、顧客と相対して料金の授受を行う決済端末を有し、前記サーバと決済端末を通信で結び、顧客の決済情報を管理するPOSシステムにおいて、
    顧客の生体情報を取得し、該生体情報に基づいて顧客が本人であるかの認証を行う顧客認証手段と、
    顧客が購入する商品の宣伝情報を記録する商品情報記録手段とを設け、
    前記顧客認証手段により、顧客が本人であると認証すると決済を行うことを特徴とするPOSシステム。
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