JP7481686B1 - 吊ボルト用振止ボルト取付金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】吊ボルト用振止ボルト取付金具への吊ボルト等の装着を容易にする。【解決手段】例えば、吊ボルトA、振止ボルトB~Dを連結する取付金具は、吊ボルトAを固定する吊ボルト固定部材110、吊ボルト固定部材110に対し吊ボルトAの方向に直交する第2の方向の両側に設けられ、第2の方向に直交する面内で振止ボルトB・Cを固定する振止ボルト固定部材130・130’、吊ボルト固定部材110に対し第1、第2の方向に直交する第3の方向側に設けられ、第1、第2の方向を含む面に平行な面内で振止ボルトDを固定する振止ボルト固定部材130”、吊ボルト固定部材110、振止ボルト固定部材130~130”を結合する結合ボルト140・141を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、構造物の天井面から設備機器等を懸垂する吊ボルトに、地震等による振動を抑制するための振止ボルトを取り付けるためなどに用いられるボルト取付金具に関する。
地震時に設備機器(ケーブルラックや機器、配管を載置する鋼材)の損傷や落下を減らすため、振れ止めが施工される。自重支持用の吊り材より斜材を連結させて、(軸方向や軸直角方向の)振れ止め施工するための振止金具が考案されてきた。具体的には、例えば、三方向の斜め支持ボルトに接続することが可能な振止金具として、一対の斜め支持体を左右両端部に連結する固定板を設け、固定板の左右両端部に一対のL形金具を固定し、各L形金具の対向した開放端部間から吊りボルトを挿入するように構成し、開放端部連結時に吊りボルトが挟着されるように構成し、L形金具の開放端部に第三の斜め支持体を着脱自在に設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2014-185723号公報
上記のような振止金具では、部品の点数が多いとともに各部品を固定する固定箇所が多く、作業性が低下しがちであった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、少ない部品点数で装着を容易にし、作業性を容易に向上させられるようにすることを目的としている。
上記の目的を達成するために、
本発明は、
吊ボルトまたは振止ボルトである第1から第4のボルトを連結するための吊ボルト用振止ボルト取付金具であって、
上記第1のボルトを挟持して固定する第1のボルト固定部材と、
それぞれ、上記第1のボルト固定部材に対して、上記第1のボルトの方向である第1の方向に直交する第2の方向の一方側または他方側に設けられ、上記第2の方向に直交する面内で上記第2または第3のボルトを固定する第2および第3のボルト固定部材と、
上記第1のボルト固定部材に対して、上記第1および第2の方向に直交する第3の方向側に設けられ、上記第1および第2の方向を含む面に平行な面内で上記第4のボルトを固定する第4のボルト固定部材と、
上記第1から第3のボルト固定部材を互いに結合させる第1の結合部材と、
上記第1および第4のボルト固定部材を互いに結合させる第2の結合部材と、
を有することを特徴とする。
これにより、第1、第2の結合部材による結合によって、第1から第4のボルトを容易に固定することができ、確実な仮止めを容易にしつつ、作業性を高めることが容易にできる。
本発明では、少ない部品点数で装着を容易にし、作業性を容易に向上させることができる。
実施形態1のボルト取付金具の分解斜視図である。 実施形態1のボルト取付金具の正面図である。 実施形態1のボルト取付金具の吊ボルト装着時の動作を示す正面図である。 実施形態2のボルト取付金具の正面図である。 変形例のボルト取付金具の要部の断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の各実施形態において、他の実施形態と同様の機能を有する構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
(実施形態1)
吊ボルトA(第1のボルト)に振止ボルトB~D(第2~第4のボルト)を連結する実施形態1のボルト取付金具100は、図1~図3に示すように、吊ボルトAを固定する吊ボルト固定部材110(第1のボルト固定部材)と、ベース部材120と、振止ボルトB~Dを固定する3つの振止ボルト固定部材130・130’・130”(第2~4のボルト固定部材)とを有している。吊ボルト固定部材110と、その両側に配置される2つの振止ボルトB・C用の振止ボルト固定部材130・130’とは、結合ボルト140(第1の結合ボルト、第1の結合部材)によって結合されるとともに、吊ボルト固定部材110と、もう1つの振止ボルトD用の振止ボルト固定部材130とは、結合ボルト141(第2の結合ボルト、第2の結合部材)によって結合されている。
上記吊ボルト固定部材110は、ベース部材111と押さえ部材112とによって吊ボルトAを挟持するように構成されている。より詳しくは、ベース部材111は、底壁部111aと、これに立設され、係合凹部111cが形成された1対の側壁部111bとを有している。押さえ部材112は、底壁部112aと、これに立設された側壁部112bとを有し、底壁部112aの押さえ部112cによって、ベース部材111の係合凹部111cに嵌まり込んだ吊ボルトAを押し付けるようになっている。
ベース部材111には、側壁部111bに形成された突出部が直角に折り曲げられた当接部111dが設けられる一方、押さえ部材112には、側壁部112bの一部が切り欠かれた当接部112dが設けられ、上記当接部111d・112dを支点として、ベース部材111と押さえ部材112とが相対的に(一方が他方に対して)揺動可能に構成されている。そこで、ベース部材111および押さえ部材112の一端側の押圧部111e・112eを押圧することにより他端側の係合凹部111cと押さえ部112cとの間(挟持部)が開く一方、上記押圧部111e・112eの押圧を解除することにより、後述する圧縮コイルバネ160・160’の付勢力によって吊ボルトAが挟持されるようになっている。
振止ボルト固定部材130・130’・130”は、それぞれ、ボルト孔132が形成された略矩形の底壁部131と、その各辺から立設される断面四角形状の側壁部133とを有している。上記側壁部133のうち、対向する1対の側壁部133には、振止ボルトB~Dが嵌まり込む係合凹部134が形成されている。
振止ボルト固定部材130は、吊ボルト固定部材110におけるベース部材111の底壁部111a側に圧縮コイルバネ160を介して配置され、振止ボルトBを固定するようになっている。また、振止ボルト固定部材130’は、吊ボルト固定部材110における押さえ部材112の底壁部112a側に圧縮コイルバネ160’を介して配置され、振止ボルトCを固定するようになっている。すなわち、振止ボルト固定部材130・130’は、吊ボルトAの方向である第1の方向に直交する第2の方向の一方側または他方側に設けられ、振止ボルトB・Cを上記第2の方向に直交する面内で回転可能な所定の位置に固定するようになっている。
上記吊ボルト固定部材110と振止ボルト固定部材130・130’とは、それぞれのボルト孔111f・112f・132に挿通される結合ボルト140とナット150とによって結合され、吊ボルトA、および振止ボルトB・Cが固定されるようになっている。
振止ボルト固定部材130”は、吊ボルト固定部材110におけるベース部材111の上記1対の側壁部111bを接続する接続側壁部111g側に、ベース部材120、および圧縮コイルバネ160”を介して配置され、振止ボルトDを固定するようになっている。すなわち、振止ボルト固定部材130”は、吊ボルト固定部材110に対して、吊ボルトAの方向(第1の方向)と、これに直交する方向(第2の方向)とに直交する方向(第3の方向)側に設けられ、振止ボルトDを上記第1および第2の方向を含む面に平行な面内で回転可能な所定の位置に固定するようになっている。
上記吊ボルト固定部材110、ベース部材120、および振止ボルト固定部材130”は、ボルト孔111h・121・132に挿通される結合ボルト141とナット151とによって結合され、吊ボルトDが固定されるようになっている。
圧縮コイルバネ160・160’は、その付勢力により通常時は押さえ部材112の押さえ部112cがベース部材111の側壁部111bにおける係合凹部111cを閉塞した状態とする。そして、ベース部材111および押さえ部材112の押圧部111e・112eが押圧操作されることにより、当接部111d・112dを支点としてベース部材111と押さえ部材112とが相対的に揺動して係合凹部111cが開放された状態となり、吊ボルトAを嵌め込んで、仮止し得るようになっている。
また、圧縮コイルバネ160・160’・160”は、吊ボルト固定部材110側よりも振止ボルト固定部材130・130’・130”側の方が巻き線径が大きい円錐螺旋状に形成され、その素線の外径および間隔を、圧縮コイルバネ160・160’・160”が振止ボルトB~Dの外周に当接し、振止ボルト固定部材130・130’・130”の係合凹部134の奥へ向けて押圧するような大きさに設定し、圧縮コイルバネ160・160’・160”の素線の振止ボルトB~Dの外周への当接を確実にして、振止ボルトB~Dの仮止が容易にできるようになっている。
上記のようなボルト取付金具100は、ナット150(または結合ボルト140)を適度に締め込むことによって、吊ボルト固定部材110と振止ボルト固定部材130・130’の側壁部133との間の間隔が振止ボルトB・Cが通過し得る程度で、かつ、圧縮コイルバネ160・160’の付勢力により、吊ボルト固定部材110の押さえ部材112の押さえ部112cがベース部材111の係合凹部111c付近に所定の押圧力で押し付けられるようにされて用いられる。この状態で、ベース部材111および押さえ部材112の押圧部111e・112eが押圧操作されると、押さえ部材112の押さえ部112cとベース部材111の係合凹部111c付近との間隔が開き、吊ボルトAを係合凹部111cに嵌め込み、押さえ部材112により押圧して仮止することが容易にできる。
次に、吊ボルト固定部材110と振止ボルト固定部材130・130’の側壁部133との間に振止ボルトB・Cを押し込むと、圧縮コイルバネ160・160’の素線が振止ボルトB・Cの外周に当接し、振止ボルトB・Cを仮止することが容易にできる。同様に、ベース部材120と振止ボルト固定部材130”の側壁部133との間に振止ボルトDを押し込むと、圧縮コイルバネ160”の素線が振止ボルトDの外周に当接し、振止ボルトDを仮止することが容易にできる。
そこで、ナット150を締め込むと、振止ボルト固定部材130、吊ボルト固定部材110、および振止ボルト固定部材130’が密着して、振止ボルト固定部材130・130’、の係合凹部134に嵌まり込んだ振止ボルトB・Cを確実に固定することが容易にできる。また、ナット151を締め込むと、ベース部材120と、振止ボルト固定部材130”とが密着して、振止ボルト固定部材130”、の係合凹部134に嵌まり込んだ振止ボルトDを確実に固定することが容易にできる。
上記のように、2つのナット150・151(または2本の結合ボルト140・141)を締め付けることによって、吊ボルトA、および振止ボルトB~Dを容易に固定することができ、確実な仮止めを容易にしつつ、作業性を高めることが容易にできる。
また、結合ボルト140・141やナット150・151など取付に必要なものが組み込まれているため、容易に片手で作業できるとともに、高所作業時の安全性を高くすることが容易にできる。
上記のように圧縮コイルバネ160・160’・160”が振止ボルトB~Dを振止ボルト固定部材130・130’・130”の係合凹部134の奥へ向けて押圧するように設定されていることによって、振止ボルトB~Dを仮止することが容易にでき、各ボルトA~Dの固定位置の調整も容易にできる。
(実施形態2)
吊ボルト固定部材110は、上記のように押圧部111e・112eが設けられるのに変えて、またはこれが設けられるとともに、例えば図4に示すように、ベース部材111および/または押さえ部材112に、吊ボルトAを押し付けることによりベース部材111と押さえ部材112との間隔が拡がる方向の力を作用させる傾斜部111i・112gが形成されるようにしてもよい。この場合にも、やはり、吊ボルトAを吊ボルト固定部材110に挟持させて仮止めすることが容易にできるとともに、2本の結合ボルト140・141を締め付けることによって、吊ボルトA、および振止ボルトB~Dを容易に固定することができ、確実な仮止めを容易にしつつ、作業性を高めることが容易にできる。
(その他の事項)
なお、上記の例では吊ボルト固定部材110に吊ボルトAが固定され、振止ボルト固定部材130・130’・130”に振止ボルトB~Dが固定される例を示したが、それぞれ、どのようなボルトを固定するかは種々設定可能である。
また、吊ボルト固定部材110に吊ボルトAを挟持させたり、振止ボルトB~Dを振止ボルト固定部材130・130’・130”の係合凹部134の奥へ向けて押圧する付勢力を作用させたりするためには、圧縮コイルバネ160等に限らず、例えばC字形状に撓ませた板バネを用いるなどしてもよい。より具体的には、例えば、板バネの一端部が振止ボルト固定部材130等の底壁部131に当接するとともに、板バネの中間部が吊ボルト固定部材110に当接することにより、吊ボルトAが挟持されて仮止めされるようにしたり、板バネの他端部が振止ボルトB~Dに当接して、振止ボルトB~Dを仮止めしたりすることができる。
また、上記の例では、1本の結合ボルト140によって吊ボルト固定部材110、振止ボルト固定部材130・130’が互いに結合されて、吊ボルトA、および振止ボルトB・Cが挟持、固定される例を示したが、これに限らず、例えば吊ボルトAを吊ボルト固定部材110に挟持固定させるボルトと、振止ボルトBを振止ボルト固定部材130と吊ボルト固定部材110との間に挟持固定させるボルトと、振止ボルトCを振止ボルト固定部材130’と吊ボルト固定部材110との間に挟持固定させるボルトとを、それぞれ別個に設けてもよい。
また、吊ボルトAを吊ボルト固定部材110に挟持固定させるボルトとしては、例えば図4に示すように振止ボルトDを挟持固定する結合ボルト141を兼ねさせたり、別途、同様のボルトを設けたりしてもよい。また、例えば図5に示すように吊ボルト固定部材110がベース部材113とフック部材114とを備え、上記フック部材114をフック部材引込ボルト142とナット152によりベース部材113に向けて引き込むことによって、吊ボルトAがベース部材113とフック部材114との間に挟持固定されるようにしてもよい。さらに、上記のようなフック部材引込ボルト142が、図4に示すような振止ボルトDを挟持固定する結合ボルト141を兼ねるようにしてもよい。
また、圧縮コイルバネ160・160’は、振止ボルト固定部材130・130’と吊ボルト固定部材110との間に設けられるのに限らず、振止ボルト固定部材130・130’の少なくとも一方における吊ボルト固定部材110と反対側に設けられるようにしてもよい。同様に、圧縮コイルバネ160”は、振止ボルト固定部材130”における吊ボルト固定部材110と反対側に設けられるようにしてもよい。これらによっても、吊ボルトAや振止ボルトB~Dを吊ボルト固定部材110の係合凹部111cや振止ボルト固定部材130・130’・130”の係合凹部134の奥へ向けて押圧する付勢力を作用させて仮止め可能にすることが容易にできる。
100 ボルト取付金具
110 吊ボルト固定部材
111 ベース部材
111a 底壁部
111b 側壁部
111c 係合凹部
111d 当接部
111e 押圧部
111f ボルト孔
111g 接続側壁部
111h ボルト孔
111i 傾斜部
112 押さえ部材
112a 底壁部
112b 側壁部
112c 押さえ部
112d 当接部
112e 押圧部
112f ボルト孔
112g 傾斜部
113 ベース部材
114 フック部材
120 ベース部材
121 ボルト孔
130 振止ボルト固定部材
130’ 振止ボルト固定部材
130” 振止ボルト固定部材
131 底壁部
132 ボルト孔
133 側壁部
134 係合凹部
140・141 結合ボルト
142 フック部材引込ボルト
150・151・152 ナット
160 圧縮コイルバネ
160’ 圧縮コイルバネ
160” 圧縮コイルバネ

Claims (8)

  1. 吊ボルトまたは振止ボルトである第1から第4のボルトを連結するための吊ボルト用振 止ボルト取付金具であって、
    上記第1のボルトを挟持して固定する第1のボルト固定部材と、
    それぞれ、上記第1のボルト固定部材に対して、上記第1のボルトの方向である第1の 方向に直交する第2の方向の一方側または他方側に設けられ、上記第2の方向に直交する 面内で上記第2または第3のボルトを固定する第2および第3のボルト固定部材と、
    上記第1のボルト固定部材に対して、上記第1および第2の方向に直交する第3の方向 側に設けられ、上記第1および第2の方向を含む面に平行な面内で上記第4のボルトを固 定する第4のボルト固定部材と、
    上記第1から第3のボルト固定部材を互いに結合させる第1の結合部材と、
    上記第1および第4のボルト固定部材を互いに結合させる第2の結合部材と、
    を有し、
    上記第1の結合部材は、上記第1から第3のボルト固定部材を互いに結合させる第1の 結合ボルトを有し、
    上記第2の結合部材は、上記第1および第4のボルト固定部材を互いに結合させる第2 の結合ボルトを有するとともに、
    さらに、上記第1のボルト固定部材が上記第1のボルトを挟持して仮止めさせる付勢力を生じる第1の付勢部材、および上記第4のボルト固定部材が上記第4のボルトを挟持して仮止めさせる付勢力を生じる第2の付勢部材の少なくとも1つを有することを特徴とする吊ボルト用振止ボルト取付金具。
  2. 吊ボルトまたは振止ボルトである第1から第4のボルトを連結するための吊ボルト用振 止ボルト取付金具であって、
    上記第1のボルトを挟持して固定する第1のボルト固定部材と、
    それぞれ、上記第1のボルト固定部材に対して、上記第1のボルトの方向である第1の 方向に直交する第2の方向の一方側または他方側に設けられ、上記第2の方向に直交する 面内で上記第2または第3のボルトを固定する第2および第3のボルト固定部材と、
    上記第1のボルト固定部材に対して、上記第1および第2の方向に直交する第3の方向 側に設けられ、上記第1および第2の方向を含む面に平行な面内で上記第4のボルトを固 定する第4のボルト固定部材と、
    上記第1から第3のボルト固定部材を互いに結合させる第1の結合部材と、
    上記第1および第4のボルト固定部材を互いに結合させる第2の結合部材と、
    を有し、
    上記第1のボルト固定部材は、ベース部材と、上記第1のボルトを上記ベース部材との間に挟持するフック部材とを有し、上記フック部材をフック部材引込ボルトにより上記ベース部材に向けて引き込むことによって、上記第1のボルトが固定されることを特徴とする吊ボルト用振止ボルト取付金具。
  3. 請求項1の吊ボルト用振止ボルト取付金具であって、
    上記第1または第2の付勢部材は、
    上記第1のボルト固定部材と、上記第2から第4のボルト固定部材との間の少なくとも1箇所に設けられる圧縮バネ、および
    上記第2から第4のボルト固定部材の少なくとも1つにおける上記第1のボルト固定部材と反対側に設けられる圧縮バネの少なくとも1つの圧縮バネを有することを特徴とする吊ボルト用振止ボルト取付金具。
  4. 吊ボルトまたは振止ボルトである第1から第4のボルトを連結するための吊ボルト用振 止ボルト取付金具であって、
    上記第1のボルトを挟持して固定する第1のボルト固定部材と、
    それぞれ、上記第1のボルト固定部材に対して、上記第1のボルトの方向である第1の 方向に直交する第2の方向の一方側または他方側に設けられ、上記第2の方向に直交する 面内で上記第2または第3のボルトを固定する第2および第3のボルト固定部材と、
    上記第1のボルト固定部材に対して、上記第1および第2の方向に直交する第3の方向 側に設けられ、上記第1および第2の方向を含む面に平行な面内で上記第4のボルトを固 定する第4のボルト固定部材と、
    上記第1から第3のボルト固定部材を互いに結合させる第1の結合部材と、
    上記第1および第4のボルト固定部材を互いに結合させる第2の結合部材と、
    を有し、
    上記第1のボルト固定部材は、ベース部材と押さえ部材とを有し、上記ベース部材と押さえ部材とは、当接部を支点として相対的に揺動可能に設けられ、一端側の押圧部を押圧することにより他端側の挟持部が開き、上記押圧部の押圧を解除することにより、上記挟持部が上記第1のボルトを挟持することを特徴とする吊ボルト用振止ボルト取付金具。
  5. 吊ボルトまたは振止ボルトである第1から第4のボルトを連結するための吊ボルト用振 止ボルト取付金具であって、
    上記第1のボルトを挟持して固定する第1のボルト固定部材と、
    それぞれ、上記第1のボルト固定部材に対して、上記第1のボルトの方向である第1の 方向に直交する第2の方向の一方側または他方側に設けられ、上記第2の方向に直交する 面内で上記第2または第3のボルトを固定する第2および第3のボルト固定部材と、
    上記第1のボルト固定部材に対して、上記第1および第2の方向に直交する第3の方向 側に設けられ、上記第1および第2の方向を含む面に平行な面内で上記第4のボルトを固 定する第4のボルト固定部材と、
    上記第1から第3のボルト固定部材を互いに結合させる第1の結合部材と、
    上記第1および第4のボルト固定部材を互いに結合させる第2の結合部材と、
    を有し、
    上記第1のボルト固定部材は、ベース部材と押さえ部材とを有し、
    上記ベース部材および押さえ部材の少なくとも一方に、上記第1のボルトを押し付けることにより上記ベース部材と押さえ部材との間隔が拡がる方向の力を作用させる傾斜部が形成されていることを特徴とする吊ボルト用振止ボルト取付金具。
  6. 請求項1から請求項5のうち何れか1項の吊ボルト用振止ボルト取付金具であって、
    上記第2から第4のボルト固定部材は、それぞれ、底壁部と、上記底壁部に立設され、上記第2から第4のボルトが嵌まり込む係合凹部が形成された側壁部とを有することを特徴とする吊ボルト用振止ボルト取付金具。
  7. 請求項6の吊ボルト用振止ボルト取付金具であって、
    上記第1のボルト固定部材と、上記第2から第4のボルト固定部材との間の少なくとも1箇所に設けられる圧縮バネを有し、
    上記圧縮バネは、圧縮コイルバネ、または板バネによって構成され、第2から第4のボルトの外周に当接して、上記第2から第4のボルトを上記第2から第4のボルト固定部材における上記側壁部の係合凹部の奥へ向けて押圧することを特徴とする吊ボルト用振止ボルト取付金具。
  8. 請求項1から請求項5のうち何れか1項の吊ボルト用振止ボルト取付金具であって、
    上記第2から第4のボルト固定部材は、共通の部材であることを特徴とする吊ボルト用振止ボルト取付金具。
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