JP7476651B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来から、会議などの共同作業により作成される情報を、共有すべき関係者間で効率的に共有する支援サーバがあった。共同作業を支援する従来の支援サーバは、ログイン処理を行った正当なユーザ(ログイン・ユーザ)と、そのログイン・ユーザと同じ所在位置にいる他のユーザと、が関係している共同作業空間の候補を抽出していた(例えば特許文献1参照)。
近年のクラウドコンピューティングの普及により、ユーザは例えば複数のユーザで共有してグループ作業の効率化を図るSharePoint(登録商標)などのサイト(共有サイト)を利用できるようになった。また、共有サイトに保存したファイルのurlを複数のユーザにメールで配信することで、複数のユーザが後から簡単にファイルを見ることができていた。さらに、共有サイトは目的毎に作成されることが多い。したがって、同じ目的の成果物は同じ共有サイトに保存することで、複数のユーザで共有できる。
しかしながら、電子黒板装置(インタラクティブホワイトボード:IWB)などの複数人のユーザが共有して利用する情報処理装置では、共有サイトを共有するユーザの特定に必要な情報の登録に手間が掛かる場合があった。なお、特許文献1は、共有サイトを共有するユーザの特定に必要な情報の登録の手間を解消するものではない。
本発明の実施の形態は、共有サイトを共有するユーザの特定の手間を軽減できる情報処理装置を提供することを目的とする。
上記した課題を達成するために本願請求項1は、複数人のユーザが共有して利用する情報処理装置であって、ユーザを検出する検出手段により検出された前記ユーザを参加者として管理する参加者管理手段と、検出された前記ユーザに共有サイトを選択させ、選択された前記共有サイトに基づき、前記参加者管理手段に管理させる前記参加者の候補を提案する共有サイト管理手段と、を有し、前記共有サイト管理手段は、前記情報処理装置において選択された前記共有サイトと前記参加者とが対応付けられて蓄積された情報に基づき、提案する前記参加者の候補を特定することと、前記参加者管理手段が管理する前記参加者の人数と、選択された前記共有サイトと対応付けられて蓄積された前記参加者の人数と、を比較し、前記参加者管理手段が管理する前記参加者の人数が、選択された前記共有サイトと対応付けられて蓄積された前記参加者の人数よりも少なければ、前記参加者の候補を提案することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、共有サイトを共有するユーザの特定の手間を軽減できる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る電子黒板装置の一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。 アカウント情報の一例の構成図である。 ユーザ情報一覧の一例の構成図である。 外部サービス設定情報の一例の構成図である。 参加者管理情報一覧の一例の構成図である。 電子黒板利用情報の一例の構成図である。 電子黒板利用情報の一例の構成図である。 共有サイト情報の一例の構成図である。 共有サイト情報管理部に送信する共有サイト名一覧の一例の構成図である。 共有サイト情報管理部が返す各共有サイトの利用者一覧の一例の構成図である。 一実施形態に係る電子黒板装置の外観図である。 電子黒板装置を使った会議の流れの一例のフローチャートである。 参加者追加受付開始の処理の一例のフローチャートである。 共有サイト選択の処理の一例のフローチャートである。 参加者提案の処理の一例のフローチャートである。 電子黒板装置に表示されるUIの一例のイメージ図である。 電子黒板装置に表示されるUIの一例のイメージ図である。 保存通知メールの一例のイメージ図である。 主催者を認証・設定する処理の一例のフローチャートである。 参加者の候補から選択された参加者を参加者管理情報に追加する処理の一例のフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。 本実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。 参加者提案の処理の一例のフローチャートである。 電子黒板装置に表示されるUIの一例のイメージ図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態では電子黒板装置を利用する会議の例を説明するが、会議に限定するものでなく、セミナーや講義など、様々な状況に適用できる。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は、ユーザ情報サーバ装置10と、外部サービス群システム12と、電子黒板装置14と、利用情報蓄積サーバ装置16とが、インターネットやLANなどのネットワーク18を介して通信可能に接続されている。
ユーザ情報サーバ装置10と電子黒板装置14と利用情報蓄積サーバ装置16とは電子黒板システムを構成する。電子黒板システムは、電子黒板システム外部の外部サービス群システム12と連携して動作することで、電子黒板装置14に関連した機能を提供する。
外部サービス群システム12が提供する外部サービス群は、例えばユーザサービス、共有サイトサービス、ストレージサービス、メールサービス、スケジュールサービス(カレンダーサービス)等から構成されるOffice365(登録商標)等の統合サービスを指す。
外部サービス群は、ユーザサービス、共有サイトサービス、ストレージサービス、メールサービス、スケジュールサービス等のサービスを同一のユーザアカウントで利用できる形で提供される。外部サービス群システム12が提供する外部サービス群は、グループウェアとも呼ばれるものであり、同じ外部サービス群に属する各サービスが同じ認証情報(IDとパスワードの組み合わせ、アクセストークン等)で利用できるものである。これらの外部サービス群は、ユーザ毎に異なるものであってもよく、一つもしくは複数あってもよい。なお、外部サービス群は、異なる主体(会社等)によって運営されていなくてもよく、ユーザサービスや共有サイトサービスを有していれば、外部サービスでなくてもよい。外部サービス群システム12は一台以上のコンピュータにより実現される。
ユーザ情報サーバ装置10は、後述するユーザ情報一覧、外部サービス設定情報などを保存し、外部サービス群システム12又は電子黒板装置14から利用される。ユーザ情報サーバ装置10は複数台の電子黒板装置14で共用してもよく、同一ネットワークセグメント上になくてもよい。また、ユーザ情報サーバ装置10は電子黒板装置14に内蔵されていてもよい。ユーザ情報サーバ装置10は一台以上のコンピュータにより実現される。
電子黒板装置14は複数のユーザが参加する会議で利用される。電子黒板装置14は例えば電子ペンや手により描画された画像を表示する。また、電子黒板装置14はUSBメモリ、ケーブルを介して接続されるPC、又は、外部サービス群システム12などから読み出した電子ファイルの画像を表示することもできる。さらに、電子黒板装置14はカメラにより撮影された画像を表示することもできる。
電子黒板装置14は一例であり、会議システムの端末、ディスプレイ、プロジェクタ等、複数人のユーザが共有して利用する装置であれば、どのような装置であってもよい。電子黒板装置14は、複数人のユーザが共有して利用する情報処理装置の一例である。利用情報蓄積サーバ装置16は、後述する電子黒板利用情報、共有サイト情報などを保存し、電子黒板装置14から利用される。
なお、図1に示す情報処理システム1の構成は一例である。例えばユーザ情報サーバ装置10、外部サービス群システム12、又は利用情報蓄積サーバ装置16の機能の少なくとも一部は電子黒板装置14に備えるようにしてもよい。情報処理システム1はユーザ情報サーバ装置10、外部サービス群システム12、電子黒板装置14、又は利用情報蓄積サーバ装置16の機能の少なくとも一部を、ユーザ情報サーバ装置10、外部サービス群システム12、電子黒板装置14及び利用情報蓄積サーバ装置16以外の他の情報処理装置で実現する構成であってもよい。
<ハードウェア構成>
《コンピュータ》
図1に示すユーザ情報サーバ装置10、外部サービス群システム12、及び利用情報蓄積サーバ装置16は、例えば図2に示すようなハードウェア構成のコンピュータ500により実現される。図2は、本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2に示されているように、コンピュータ500はCPU(Central Processing Unit)501、ROM(Read Only Memory)502、RAM(Random Access Memory)503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、データバス510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、プログラムに従ってコンピュータ500全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。
ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウインドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、ネットワーク18を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。データバス510は、CPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
《電子黒板装置》
図3は本実施形態に係る電子黒板装置の一例のハードウェア構成図である。図3に示すように、電子黒板装置14は、CPU601、ROM202、RAM603、SSD(Solid State Drive)604、ネットワークI/F605、及び外部機器接続I/F606を備えている。
これらのうち、CPU601は、プログラムに従って電子黒板装置14全体の動作を制御する。ROM602はCPU601やIPL等のCPU601の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM603は、CPU601のワークエリアとして使用される。SSD604は、電子黒板装置14用のプログラム等の各種データを記憶する。
ネットワークI/F605は、ネットワーク18との通信を制御する。外部機器接続I/F606は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USBメモリ630、外付け機器(マイク640、スピーカ650、カメラ660)である。
また、電子黒板装置14は、キャプチャデバイス611、GPU612、ディスプレイコントローラ613、接触センサ614、センサコントローラ615、電子ペンコントローラ616、ICカードリーダ617、近距離通信回路619、及び近距離通信回路619のアンテナ619a、電源スイッチ622及び選択スイッチ類623を備えている。
これらのうち、キャプチャデバイス611は、外付けのPC670のディスプレイに対して映像情報を静止画または動画として表示させる。GPU(Graphics Processing Unit)612は、グラフィクスを専門に扱う半導体チップである。ディスプレイコントローラ613は、GPU612からの出力画像をディスプレイ680等へ出力するために画面表示の制御及び管理を行う。
接触センサ614はディスプレイ680上に電子ペン690やユーザの手H等が接触したことを検知する。センサコントローラ615は接触センサ614の処理を制御する。接触センサ614は、赤外線遮断方式による座標の入力及び座標の検出を行う。この座標の入力及び座標の検出する方法は、ディスプレイ680の上側両端部に設置された2つ受発光装置が、ディスプレイ680に平行して複数の赤外線を放射し、ディスプレイ680の周囲に設けられた反射部材によって反射されて、受光素子が放射した光の光路と同一の光路上を戻って来る光を受光する方法である。
接触センサ614は、物体によって遮断された2つの受発光装置が放射した赤外線のIDをセンサコントローラ615に出力し、センサコントローラ615が、物体の接触位置である座標位置を特定する。電子ペンコントローラ616は、電子ペン690と通信することで、ディスプレイ680へのペン先のタッチやペン尻のタッチの有無を判断する。
ICカードリーダ617はICカード700に埋め込まれたRFタグからICカード700に固有の識別情報を無線通信で読み取る。ICカードリーダ617は電子黒板装置14に内蔵されていても、電子黒板装置14に外付けされていてもよい。なお、ICカード700はスマートフォンなどのスマートデバイスが内蔵するものでもよい。また、電子黒板装置14はユーザを識別可能な識別情報を取得できるのであればICカードリーダ617以外を利用してもよく、生体認証装置(指紋、掌紋、虹彩、顔など)やバーコード読み取り装置等を利用してもよい。
また、近距離通信回路619はNFCやBluetooth(登録商標)等の通信回路である。電源スイッチ622は、電子黒板装置14の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。選択スイッチ類623は、例えば、ディスプレイ680の表示の明暗や色合い等を調整するためのスイッチ群である。
更に、電子黒板装置14はバスライン610を備えている。バスライン610は、図3に示されているCPU601等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
なお、接触センサ614は、赤外線遮断方式に限らず、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネル、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネルなどの種々の検出手段を用いてもよい。また、電子ペンコントローラ616が、電子ペン690のペン先及びペン尻だけでなく、電子ペン690のユーザが握る部分や、その他の電子ペンの部分のタッチの有無を判断するようにしてもよい。
<機能構成>
第1の実施形態に係る情報処理システム1は、例えば図4に示す機能構成により実現される。図4は本実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。図4の機能構成は、本実施形態の説明に不要な構成について適宜省略している。
図4の情報処理システム1は、ユーザ情報サーバ装置10と、外部サービス群システム12と、電子黒板装置14と、利用情報蓄積サーバ装置16と、を有する構成である。図4では外部サービス群システム12の一例として外部サービス群システム「office.example.com」を示している。
外部サービス群システム12はユーザに提供する外部サービス群としてユーザサービス30、共有サイトサービス32、及びメールサービス36を例示している。外部サービス群システム12のユーザサービス30は例えば図5に示すようなアカウント情報を保存している。図5はアカウント情報の一例の構成図である。図5に示すように外部サービス群システム12のユーザサービス30は、アカウント情報として、ユーザID、名前、及びメールアドレスを保存する。
共有サイトサービス32は複数人のユーザで共有する(共同で利用する)サイト(共有サイト)を提供する。共有サイトでは、ユーザがファイルの読み込み/保存を行うことができる。また、共有サイトは目的毎に作成できる。共有サイトは、同じ目的のために作業を行う複数人のユーザ(グループ作業を行う複数人のユーザ)が、同じ共有サイトに対してファイルの読み込み/保存を行うことができる。
メールサービス36は外部サービス群システム12におけるユーザごとのメールアドレスを管理し、ユーザにメール機能を提供する。メールサービス36は、外部サービス群システム12におけるユーザのメールアドレスを宛先とする電子メールを保管する。
ユーザ情報サーバ装置10は外部サービス設定情報部20及びユーザ情報部22を有する構成である。ユーザ情報部22は例えば図6に示すユーザ情報一覧を保存している。図6はユーザ情報一覧の一例の構成図である。図6に示すようにユーザ情報一覧は、ユーザID、名前、メールアドレス、外部サービス設定ID及び識別情報を保存する。
メールアドレスは図5のメールアドレスと異なり、例えばイントラネットワークで利用するメールアドレスである。外部サービス設定IDは、後述の外部サービス設定情報を識別する情報である。識別情報は例えばICカード700に固有の識別情報である。図6のユーザ情報一覧によれば、ユーザのICカード700から読み取った識別情報からユーザのユーザID及び外部サービス設定情報を特定できる。
外部サービス設定情報部20は例えば図7に示すような外部サービス設定情報を保存している。図7は外部サービス設定情報の一例の構成図である。図7に示す外部サービス設定情報は、外部サービス群システム12を利用するためのユーザ毎に異なる設定情報である。外部サービス設定情報は、外部サービス設定ID、ユーザID、アドレス情報、外部サービスのユーザID、及び外部サービスの認証トークンを保存する。
アドレス情報、及び、外部サービスのユーザIDは、外部サービス群システム12への接続情報の一例である。外部サービスの認証トークンは外部サービス群システム12の認証情報の一例である。
電子黒板装置14は、共有サイト管理部42と、参加者管理部44と、書込表示部46と、ICカード検出部48と、を有する構成である。ICカード検出部48は検出したユーザのICカード700から識別情報を読み取る。参加者管理部44は会議の参加者を例えば図8のような参加者管理情報一覧で管理する。
図8は、参加者管理情報一覧の一例の構成図である。参加者管理情報一覧は、会議の参加者として認識されたユーザのユーザIDと、そのユーザIDの参加者が主催者であるか否かを示す情報と、外部サービス設定情報と、メールアドレスとを保存する。例えば参加者管理部44はICカード検出部48が読み取った識別情報を利用して図6のユーザ情報一覧からユーザ情報を特定し、特定したユーザ情報のユーザIDを参加者のユーザIDとして参加者管理情報一覧に保存する。
図8の参加者管理情報一覧は、ユーザID「user001」「user002」「user004」の参加者のうち、ユーザID「user001」の参加者が主催者である例を示している。また、参加者管理部44は利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に対して通知を行う。具体的に、参加者管理部44は電子黒板装置14の利用開始時に最初に参加者(主催者)が追加されたタイミングで、会議開催の時刻と、主催者のユーザIDとを通知する。その後、参加者管理部44は会議の開催中に、参加者が追加される度に、参加者のユーザIDを通知する。また、参加者管理部44は電子黒板装置14の利用終了時に、会議終了の時刻を通知する。それぞれの通知には電子黒板装置14の機器IDが含まれる。
書込表示部46はユーザの電子黒板装置14への書き込みを受け付け、その書き込みの内容を表示する。共有サイト管理部42は後述の共有サイト選択画面を表示する。共有サイト選択画面では、共有サイトの検索を行うことができ、検索結果の中から共有サイトを選択できる。その際、共有サイト管理部42は検索結果の中の共有サイト名一覧を共有サイト情報管理部50に送信し、各共有サイト名の利用者一覧(ユーザID一覧)を取得する。また、共有サイト管理部42はユーザ情報部22から図6のユーザ情報一覧を取得する。共有サイト管理部42は、各共有サイト名のユーザID一覧と図6のユーザ情報一覧とに基づき、各共有サイト名のユーザIDに対応している名前を判定する。その結果、共有サイト選択画面では、共有サイト名だけでなく、その共有サイトの利用者を表示することができる。
共有サイトが選択されると、共有サイト管理部42は、選択された共有サイトの共有サイト名と電子黒板装置14の機器IDとを、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。また、共有サイト管理部42は共有サイトが選択されると、参加者提案画面を表示する。参加者提案画面で提案される参加者(参加者候補)は、選択された共有サイトの利用者である。なお、既に参加者として選択されている共有サイトの利用者は参加者候補として参加者提案画面に表示されない。
また、共有サイト管理部42は電子黒板装置14の書き込みの内容をファイルとして共有サイトに保存し、且つ、保存したファイルのurlをメールとして送信する機能を持つ後述の共有サイト保存画面を表示する。その際のメールの送信先は、参加者管理部44で参加者として管理されているユーザとなる。
利用情報蓄積サーバ装置16は共有サイト情報管理部50、利用情報管理部52、共有サイト情報記憶部54、及び電子黒板利用情報記憶部56を有する構成である。利用情報管理部52は例えば図9及び図10に示す電子黒板利用情報を電子黒板利用情報記憶部56に記憶させて管理する。図9及び図10は電子黒板利用情報の一例の構成図である。図9及び図10に示すように電子黒板利用情報は、機器ID、時刻、及びイベントを記憶する。利用情報管理部52は、共有サイト管理部42、及び参加者管理部44から通知を受け取ると、その通知の情報を図9及び図10の電子黒板利用情報に追加する。
図9では機器ID「K100029」の電子黒板装置14で「2018 11/10の12:51」まで利用された電子黒板利用情報の例を示している。図9及び図10ではイベント「Start meeting」が会議開始のイベントを示している。イベント「End meeting」は会議終了のイベントを示している。
イベント「Add user ユーザID」は、そのユーザIDのユーザによる電子黒板装置14の利用開始のイベントを示している。イベント「Select site 共有サイト名」は、共有サイトの選択のイベントを示している。
例えば図9ではユーザID「user001」のMaryが「10:01」にICカード700をICカードリーダ617にかざし、機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を開始している。その後、ユーザID「user004」のItohとユーザID「user005」のSuzukiとユーザID「user006」のKudohがICカード700をICカードリーダ617にかざし、機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を開始している。また「10:05」に共有サイト名「Abc Project」の共有サイトが選択されている。また「10:50」に機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を終了している。
さらに、図9ではユーザID「user001」のMaryが「12:01」にICカード700をICカードリーダ617にかざし、機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を開始している。その後、ユーザID「user002」のSatoとユーザID「user003」のSaitoがICカード700をICカードリーダ617にかざし、機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を開始している。また「12:05」に共有サイト名「Abc Tech」の共有サイトが選択されている。また「12:50」に機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を終了している。
図10では機器ID「K100029」の電子黒板装置14で「2018 11/12の13:01~14:10」まで利用された電子黒板利用情報が、図9の電子黒板利用情報に追加されている。
例えば図10ではユーザID「user001」のMaryが「13:01」にICカード700をICカードリーダ617にかざし、機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を開始している。その後、ユーザID「user002」のSatoとユーザID「user004」のItohがICカード700をICカードリーダ617にかざし、機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を開始している。また「13:05」に共有サイト名「Abc Project」の共有サイトが選択されている。その後、ユーザID「user006」のKudohがICカード700をICカードリーダ617にかざし、機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を開始している。また「14:10」に機器ID「K100029」の電子黒板装置14の利用を終了している。
共有サイト情報管理部50は例えば図11に示す共有サイト情報を共有サイト情報記憶部54に記憶させて管理する。図11は共有サイト情報の一例の構成図である。共有サイト情報は図9の電子黒板利用情報に基づき作成されている。図11に示すように共有サイト情報は、共有サイト名、及びユーザIDを記憶する。共有サイト名は共有サイトの名称である。ユーザIDは、その共有サイトを利用した会議の参加者である。
例えば図11の「2018 11/12の13:00時点」の共有サイト情報には、図9の電子黒板利用情報の共有サイト名「Abc Project」を選択した会議において、参加者として「user001」「user004」「user005」「user006」が参加していたという情報を用いて、共有サイト名「Abc Project」とユーザID「user001」「user004」「user005」「user006」とが対応付けられている。
また、例えば図11の共有サイト情報には、図9の電子黒板利用情報の共有サイト名「Abc Tech」を選択した会議において、参加者として「user001」「user002」「user003」が参加していたという情報を用いて、共有サイト名「Abc Tech」とユーザID「user001」「user002」「user003」とが対応付けられている。
なお、本実施形態では共有サイト情報を電子黒板利用情報に基づき作成しているが、共有サイトサービス32から各共有サイトの利用者情報(外部サービスのユーザID一覧)を取得し、図7の外部サービス設定情報を用いてユーザID一覧に変換し、そのユーザID一覧を共有サイト情報のユーザIDとしてもよい。ただし、共有サイトサービス32から取得できる各共有サイトの利用者情報は、共有サイトにアクセスしただけのユーザなどが含まれているため、会議の参加者という観点からすれば、精度の低い情報となる可能性がある。図9及び図10の電子黒板利用情報は実際に会議に参加したユーザが記憶されているため、精度の高い情報となる。
また、共有サイトサービス32から取得できる各共有サイトの利用者情報を利用する場合は共有サイト情報において共有サイト名と対応付けられるユーザIDの数が多くなる可能性があるため、例えば共有サイトを利用した回数や最終利用日時などで絞り込んで使用するようにしてもよい。
共有サイト情報管理部50は任意のタイミング(例えば1時間に1度)で、利用情報管理部52から電子黒板利用情報を取得し、共有サイトが選ばれている会議の参加者を判別し、図11の共有サイト情報を更新する。
また、共有サイト情報管理部50は電子黒板装置14の共有サイト管理部42から送信された図12に示すような共有サイト名一覧に基づき、図13に示すような各共有サイトの利用者一覧を共有サイト管理部42に返す。
図12は共有サイト情報管理部に送信する共有サイト名一覧の一例の構成図である。図13は共有サイト情報管理部が返す各共有サイトの利用者一覧の一例の構成図である。図12は電子黒板利用情報が図9である場合の例である。図13は共有サイト情報が図11であり、図12の共有サイト名一覧を共有サイト情報管理部50に送信した場合に返される各共有サイトの利用者一覧の一例である。
なお、図4の構成は一例であって、他の構成であってもよい。例えば電子黒板装置14の各部は2つの装置から構成されてもよく、電子黒板装置14のICカード検出部48及び書込表示部46以外の各部をサーバ装置で実現するような構成でもよい。また、装置構成を変えず、電子黒板装置14のICカード検出部48及び書込表示部46以外の各部をユーザ情報サーバ装置10又は利用情報蓄積サーバ装置16が有する構成としてもよいし、ユーザ情報サーバ装置10のユーザ情報部22と外部サービス設定情報部20とを異なる装置が有する構成としてもよい。さらに、装置構成を変えず、利用情報蓄積サーバ装置16の共有サイト情報管理部50、利用情報管理部52、共有サイト情報記憶部54、及び電子黒板利用情報記憶部56を異なる装置が有する構成としてもよい。
<電子黒板装置の機能概要>
図14は、一実施形態に係る電子黒板装置の外観図である。図14に示すように、電子黒板装置14は、ディスプレイ680、カメラ660、およびICカードリーダ617を備える。また、ディスプレイ680には、後述の操作パネル900が表示されている。一実施形態に係る電子黒板装置14は、少なくとも下記の機能1~機能5を有する。
《機能1:電子黒板機能》
電子黒板装置14は、電子ペン690や指により、電子ホワイトボードへの書き込みが可能である。電子黒板装置14は、電子ホワイトボードに書き込み込まれた内容の画像の画像データを、メール送信したり、外部サービス群システム12のストレージサービスにより提供されるストレージに格納したりすることが可能である。なお、電子黒板装置14は、会議用資料等のファイルの表示や、ファイルの編集を行うこともできる。
《機能2:認証機能》
電子黒板装置14は、ICカードリーダ617、カメラ660、生体認証装置等を用いて認証情報等を取得し、認証情報等に基づいてユーザ認証を行うことができる。電子黒板装置14は、ユーザ認証を自装置が行ってもよく、ユーザ認証を外部装置に行わせてもよい。ICカードリーダ617は、ICカード700から例えばICカード700に固有の識別情報などの認証情報を取得し、図6のユーザ情報一覧を参照して認証情報の一致を判定することにより、ユーザ認証を行うことができる。カメラ660により撮影された顔画像から特徴量を抽出し、ユーザ情報一覧に登録しておいた特徴量との一致を判定することにより、ユーザ認証を行うこともできる。
《機能3:外部サービス連携機能》
電子黒板装置14は、外部サービス群システム12との連携が可能である。例えば、電子黒板装置14は、上記認証機能によってユーザ認証されたユーザの外部サービス設定情報を用いて外部サービスからユーザのスケジュール予定情報を取得し、会議予定の予定出席者のメールアドレス宛に、会議中の板書やファイル等の情報をメールで送信することができる。また、例えば、電子黒板装置14は、ユーザ認証されたユーザの外部サービス群システム12のストレージサービスにより提供されるストレージにアクセスし、ファイルを取得したり、他の機器とファイルを共有したり、他の機器へファイルを転送したりすることができる。
《機能4:遠隔共有機能》
電子黒板装置14は、離れた場所に設置された複数の情報処理装置(他の電子黒板装置14、PC等)との間で、電子黒板装置14に表示されている画面の共有、共同編集(遠隔での電子黒板機能の実行)、カメラ660によって撮像された遠隔会議の参加者等の画像や映像の共有、マイク640の音声の共有等が可能である。画面の共有とは、離れた場所に設置された複数の情報処理装置の間で、それぞれの情報処理装置で同じ内容を表示(遠隔共有)し、その内容を遠隔会議で議論するために用いること等を意味する。画面の共同編集とは、同じ画面に複数の情報処理装置から書き込みを行ったり、ファイル編集したりする事等を意味する。
《機能5:その他機能》
電子黒板装置14は、ブラウザやメールアプリ等、一般的なPCやスマートデバイス上で動作するアプリケーションと同様のアプリケーションを備えていてもよい。
なお、上記各機能は、電子黒板装置14のハードウェアとソフトウェアとが協働することにより実現される。ソフトウェアは、電子黒板装置14および外部装置の複数のソフトウェアが協働して動作するものも含む。
<処理>
第1の実施形態に係る情報処理システム1は、例えば図15に示すような手順で電子黒板装置14を用いた会議を行う。図15は、電子黒板装置を使った会議の流れの一例のフローチャートである。
ステップS10において、電子黒板装置14は起動し、例えば図14に示した操作パネル900を表示して、ICカード700によるログインを待ち受ける。会議を行う主催者は、自分のICカード700をICカード検出部48にかざす。
ICカード検出部48がICカード700を検出すると、電子黒板装置14はステップS12に進み、ICカード700から読み取った識別情報からユーザ情報を特定し、そのユーザを主催者として認証・設定する。本実施形態では最初に認証を行ったユーザを会議の主催者として設定している。ステップS12の認証・設定は、ID/パスワード認証や顔認証であってもよい。
ステップS14に進み、参加者管理部44は認証されたユーザを参加者管理情報一覧に主催者として追加する。また、参加者管理部44は利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に、機器IDと共に、時刻、会議開始のイベント、ユーザによる利用開始のイベントを通知する。
ステップS16に進み、電子黒板装置14は例えば図19に示すような操作パネル1000をユーザインタフェース(以下、UIと呼ぶ)として表示する。図19は電子黒板装置に表示されるUIの一例のイメージ図である。図19の操作パネル1000は参加者一覧1002と会議終了ボタン1004と共有サイト選択ボタン1008と共有サイト保存ボタン1012とが表示されている。なお、ステップS16で表示させる図19の操作パネル1000では、参加者一覧1002に主催者である「Mary」のみが表示されている。
ステップS18において電子黒板装置14は参加者追加受付を開始する。図16は参加者追加受付開始の処理の一例のフローチャートである。ステップS50において電子黒板装置14は参加者追加受付の処理が開始されると、主催者以外のユーザからのICカード700などによるログインを待ち受ける。
主催者以外のユーザも自分のICカード700をICカード検出部48にかざす。ICカード700を検出すると、電子黒板装置14はステップS52に進み、ICカード700から読み取った識別情報からユーザ情報を特定し、会議の参加者として認証・設定する。電子黒板装置14は会議の参加者として認証・設定したユーザを参加者一覧1002に追加する。また、電子黒板装置14はステップS54に進み、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に、機器IDと共に、追加された参加者による利用開始のイベントを通知する。図19の操作パネル1000aは、会議の参加者として認証・設定された主催者以外のユーザが参加者一覧1002に追加されている。
図15のステップS20に戻り、電子黒板装置14は共有サイト選択ボタン1008が押下されたものとする。共有サイト選択ボタン1008が押下されると、電子黒板装置14の共有サイト管理部42は共有サイト選択を開始する。図17は共有サイト選択の処理の一例のフローチャートである。
ステップS60において、電子黒板装置14は図19に示すような共有サイト選択画面1040を表示する。共有サイト選択画面1040には、共有サイトの検索キーワードの入力欄1042、検索ボタン1044、検索結果1046、及び設定ボタン1048が表示される。検索結果1046には、共有サイト名と、利用者と、共有サイトを選択するチェックボックスと、が表示されている。
入力欄1042に共有サイトの検索キーワードが入力された後、検索ボタン1044が押下されると、ステップS62に進み、電子黒板装置14は共有サイトサービス32の例えばサイト検索APIを用いて、共有サイトの検索を実行する。電子黒板装置14は共有サイトの検索結果を共有サイトサービス32から取得する。なお、ステップS62において、電子黒板装置14は会議にて電子黒板装置14に最初にログイン操作を行った主催者の外部サービス設定情報(図7)に含まれる外部サービスの認証トークンを指定して(共有サイトサービス32に送って)、共有サイトの読み込み要求を共有サイトサービス32に対して行っており、これによって、多数の共有サイトのうち主催者が権限を有する共有サイトのみが検索結果として取得される。
電子黒板装置14はステップS64に進み、共有サイトの検索結果に含まれる共有サイト名一覧を作成する。電子黒板装置14は作成した共有サイト名一覧を図12に示すように利用情報蓄積サーバ装置16の共有サイト情報管理部50に送信し、図13に示すような各共有サイトの利用者一覧を取得する。
ステップS66に進み、電子黒板装置14は共有サイト選択画面1040に共有サイトの検索結果1046を表示する。図19の共有サイト選択画面1040では設定ボタン1048を押下することで、チェックボックスにより選択された状態の共有サイトを、利用する共有サイトとして設定できる。
利用する共有サイトが設定されると、電子黒板装置14はステップS68において、機器IDと共に、設定された共有サイトを共有サイトの選択のイベントにより、利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。
利用する共有サイトが設定された電子黒板装置14の共有サイト管理部42は図15のステップS22に戻り、参加者提案の処理を開始する。図18は参加者提案の処理の一例のフローチャートである。
ステップS80において、電子黒板装置14は図8の参加者管理情報一覧から現在の参加者を取得する。ステップS82に進み、電子黒板装置14は図17のステップS64で取得した図13の各共有サイトの利用者一覧から、設定された共有サイトの利用者一覧を取得する。電子黒板装置14は設定された共有サイトの利用者一覧に含まれるユーザのうち、現在の参加者に含まれていないユーザを参加者の候補(提案参加者)として選択する。そして、電子黒板装置14は図19の参加者提案画面1050を表示する。
図19の参加者提案画面1050では、参加者の候補1052がチェックボックスにより選択可能に表示されている。図19の参加者提案画面1050では追加ボタン1054を押下することで、チェックボックスにより選択された状態の参加者の候補1052を参加者として図8の参加者管理情報一覧に追加できる。
また、ステップS86に進み、電子黒板装置14は利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に、機器IDと共に、追加された参加者による利用開始のイベントを通知する。さらに、追加ボタン1054が押下されると、電子黒板装置14は、設定された共有サイトと追加された参加者とを図19の操作パネル1000bに示すように表示する。図19の操作パネル1000bでは共有サイト選択画面1040で設定された共有サイト名「Abc Project」と参加者提案画面1050で追加された参加者であるユーザ名「Kudoh」とが追加されている。
なお、ここでは参加者提案画面1050の参加者の候補1052から追加する参加者をユーザに選択させる例を説明したが、設定された共有サイトの利用者一覧に含まれているユーザ全員を、参加者として図8の参加者管理情報一覧に追加するようにしてもよい。
図15のステップS24に戻り、会議を実施中の電子黒板装置14は会議画面を表示し、ユーザの電子黒板装置14への書き込み等の操作を受け付ける。
ステップS26において、電子黒板装置14は操作パネル1000bの共有サイト保存ボタン1012が押下されたものとする。共有サイト保存ボタン1012が押下されると、電子黒板装置14の共有サイト管理部42は図20に示すような共有サイト保存画面1060を表示する。図20は電子黒板装置に表示されるUIの一例のイメージ図である。共有サイト保存画面1060には、選択された共有サイトのフォルダから保存先のフォルダを選択する欄1062、保存ファイルのファイル名を入力する欄1064、保存ファイルのリンクをメール送信するか否かを選択させるチェックボックス1066、参加者のメール送信先一覧1068、配信者のメール送信先一覧1070、及び保存ボタン1072が表示されている。なお、配信者は参加者の候補1052のうち、現在の参加者に追加されなかったユーザである。
電子黒板装置14は共有サイト保存画面1060を表示する際、図8の参加者管理情報一覧を利用し、参加者のメール送信先一覧1068を表示する。また、電子黒板装置14は参加者の候補1052のうち、図8の参加者管理情報一覧に追加されなかったユーザを、配信者のメール送信先一覧1070として表示する。また、電子黒板装置14は選択された共有サイトのフォルダ構造の情報を、選択された共有サイト名をキーとして、共有サイトサービス32から取得する。
なお、電子黒板装置14は参加者の候補1052のうち、参加者提案画面1050で追加する参加者として選択され、図8の参加者管理情報一覧に追加された参加者に対しても、参加者管理情報一覧に含まれるメールアドレスを用いてメール配信を行うようにしてもよい。また、会議中に共有サイトサービス32の情報を使って、参加者として追加された参加者のストレージサービスへアクセスできるようにしてもよく、この場合、読み込みは許可せず、書き込みのみ許可するというような制御を行うことも可能である。
例えばユーザが保存を実行すると、電子黒板装置14は板書内容のファイルを選択された保存先のフォルダに保存するために、共有サイト名と保存先のフォルダのパスとをキーとしてファイルの保存を行う。また、電子黒板装置14はチェックボックス1066が保存ファイルのリンクをメール送信する状態に選択されていれば、保存したファイルのurlを本文に記載した例えば図21の保存通知メールを、参加者のメール送信先一覧1068及び配信者のメール送信先一覧1070の全ての送信先又はチェックボックスなどにより選択した一部の送信先に送信する。
図21は保存通知メールの一例のイメージ図である。保存通知メールの本文には、共有サイトに保存したファイルを開くことのできるurlが記載されている。なお、urlは一例であって、共有サイトに保存したファイルを開くことのできる情報であればよく、例えば共有サイト名とファイルパスとで記載してもよい。さらに、保存通知メールはurlに替えて、板書内容のファイルを添付するようにしてもよい。
図15のステップS28に戻り、電子黒板装置14は操作パネル1000bの会議終了ボタン1004が押下されたものとする。会議終了ボタン1004が押下されると、電子黒板装置14は参加者の追加受付を終了し、ステップS30において会議終了のイベントを利用情報蓄積サーバ装置16の利用情報管理部52に通知する。
図15のステップS12では、例えば図22に示す手順で主催者を認証・設定する。図22は主催者を認証・設定する処理の一例のフローチャートである。図22は電子黒板装置14のICカード検出部48がICカード700を検出し、ICカード700から識別情報を読み取った後の処理を示している。
ステップS100に進み、参加者管理部44はICカード検出部48がICカード700から読み取った識別情報を取得する。ステップS102に進み、参加者管理部44は図6に示したユーザ情報一覧を参照し、ステップS100で取得した識別情報のユーザを図6に示したユーザ情報一覧から特定する。また、参加者管理部44は図7に示した外部サービス設定情報を参照し、特定したユーザの外部サービス設定情報を図7の外部サービス設定情報から特定する。ステップS104に進み、参加者管理部44は特定したユーザを主催者として管理し、参加者一覧1002に追加する。
例えば図6のユーザ情報一覧に示した「Mary Smith」のICカード700を検出したICカード検出部48は、ICカード700から識別情報「ICCARD-123」を読み取る。ステップS100において、参加者管理部44はICカード検出部48から識別情報「ICCARD-123」を取得する。ステップS102に進み、参加者管理部44は取得した識別情報「ICCARD-123」に基づき、ユーザ情報サーバ装置10の外部サービス設定情報部20とユーザ情報部22とに問い合わせる。
ユーザ情報部22は、問い合わせのあった識別情報「ICCARD-123」による検索を行い、ユーザID「user001」のユーザ情報を特定し、電子黒板装置14の参加者管理部44に返す。また、外部サービス設定情報部20は特定されたユーザID「user001」による検索を行い、図7に示した外部サービス設定情報「connect1a」を特定し、電子黒板装置14の参加者管理部44に返す。
また、参加者管理部44は外部サービス設定情報「connect1a」のメールアドレスを外部サービス設定情報部20に問い合わせる。外部サービス設定情報部20は外部サービス設定情報「connect1a」の外部サービスの認証トークンである「eyJhbGc11…」を利用し、ユーザサービス30からユーザID「office1」のメールアドレス「office1@office.example.com」を特定し、電子黒板装置14の参加者管理部44に返す。
ステップS104において、参加者管理部44はユーザID「user001」のユーザを主催者として図8の参加者管理情報一覧で管理し、参加者一覧1002に追加できると共に、ユーザID「user001」のユーザの外部サービス設定情報「connect1a」を管理できる。これにより、会議の主催者「Mary Smith」が参加者管理部44に登録され、図8で示す参加者管理情報一覧に、ユーザID「user001」と、外部サービス設定ID「connect1a」と、メールアドレス「office1@office.example.com」と、が対応付けられて保存される。
図18のステップS84では、例えば図23に示す手順で、参加者の候補1052から選択された参加者を図8の参加者管理情報一覧に追加する処理を行う。図23は、参加者の候補から選択された参加者を参加者管理情報に追加する処理の一例のフローチャートである。
ステップS110において電子黒板装置14の参加者管理部44は参加者の候補1052から選択された参加者のユーザIDを受け取る。ステップS112において、参加者管理部44は、そのユーザIDの外部サービス設定情報を外部サービス設定情報部20に照会する。ステップS114に進み、参加者管理部44は参加者の候補1052から選択された参加者の外部サービス設定情報に基づき、図8の参加者管理情報一覧に、参加者の候補1052から選択された参加者を追加する。
例えば参加者の候補1052から「Kudoh」が選択された場合、参加者管理部44はユーザID「user006」に対応する外部サービス設定情報を外部サービス設定情報部20に問い合わせる。
参加者管理部44は外部サービス設定情報部20から返された、ユーザID「user006」に対応する外部サービス設定情報「connect6a」を利用し、ユーザサービス30からユーザID「office6」のメールアドレスである「office6@office.example.com」を取得する。そして、参加者管理部44は図8の参加者管理情報一覧に、ユーザID「user006」と外部サービス設定情報「connect6a」とメールアドレス「office6@office.example.com」とを追加できる。
このような手順により、本実施形態では電子黒板装置14で会議に利用された共有サイトと、その会議の参加者とを対応付けた情報(共有サイト情報)を記憶しておき、選択された共有サイトに対応付けられている会議の参加者を、参加者の候補1052として利用する。これにより、共有サイトを利用する会議において過去に出席していた参加者を参加者の候補1052として提案できるので、会議の参加者を特定する手間を軽減できると共に、特定した会議の参加者の情報を利用して、板書内容のメール送信や会議に関する通知などの会議に関する様々なサービスを提供できる。
また、本実施形態では、ICカード700による認証を行っていなかった参加者を参加状態とすることや、ICカード700の無い参加者を参加状態とすることが容易となる。
以上、第1の実施形態によれば、電子黒板装置14の利用情報に基づき、会議の参加者と共有サイトとを共有サイト情報として対応付けておくことで、選択された共有サイトに対応する参加者の候補を提案することができる。したがって、第1の実施形態によれば、共有サイトを利用する会議の参加者を電子黒板装置14で特定する手間を削減できる。
[他の実施形態]
第1の実施形態では図4に示すような情報処理システム1の例を説明したが、例えば図24に示すような機能構成であってもよい。図24は本実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。図24の情報処理システム1は、図4の共有サイト管理部42の機能が電子黒板装置14からユーザ情報サーバ装置10に移されている。なお、図24の機能構成図は一部を除いて図4の機能構成図と同一であるため、適宜説明を省略する。
図24の電子黒板装置14は、画面制御部43と、参加者管理部44と、書込表示部46と、ICカード検出部48と、を有する構成である。また、ユーザ情報サーバ装置10は外部サービス設定情報部20、ユーザ情報部22、及び共有サイト管理部24を有する構成である。
電子黒板装置14の画面制御部43はユーザ情報サーバ装置10の共有サイト管理部24を利用することで、図4の共有サイト管理部42と同様な機能を実現できる。例えば電子黒板装置14は、ユーザ情報サーバ装置10から例えば外部サービスの認証トークンを取得しなくても、ユーザ情報サーバ装置10を介することで、共有サイトサービス32にアクセスできる。
また、情報処理システム1は、例えば図25に示すような機能構成であってもよい。図25は本実施形態に係る情報処理システムの一例の機能構成図である。図25の情報処理システム1は、図4の共有サイト管理部42に人数把握部49が追加された構成である。人数把握部49はカメラ660により撮影された会議室の撮影画像から会議室にいる参加者の人数を把握する。共有サイト管理部42は、図8の参加者管理情報一覧に追加されている参加者の人数が、人数把握部49により把握された会議室にいる参加者の人数よりも少ない場合に、参加者提案画面1050を表示し、同じ、もしくは多い場合に、参加者提案画面1050を表示しない。なお、参加者提案画面1050を表示する場合は、図8の参加者管理情報一覧に追加されている参加者の人数と、人数把握部49により把握された会議室にいる参加者の人数との差分(足りない人数)を表示してもよい。
図25の情報処理システム1では、例えば図4の情報処理システム1における図18の参加者提案の処理が図26に示すような参加者提案の処理に変更される。図26は参加者提案の処理の一例のフローチャートである。図27は電子黒板装置に表示されるUIの一例のイメージ図である。
ステップS120において、電子黒板装置14は図8の参加者管理情報一覧から現在の参加者の人数を取得する。ステップS122に進み、電子黒板装置14は人数把握部49が把握した会議室にいる参加者の人数を取得する。ステップS124に進み、電子黒板装置14は現在の参加者の人数が、人数把握部49の把握した会議室にいる参加者の人数よりも少ないか否かを判定する。
現在の参加者の人数が、人数把握部49の把握した会議室にいる参加者の人数よりも少なければ、電子黒板装置14はステップS126に進み、図27の参加者提案画面1050を表示する。図27の参加者提案画面1050では、図19の参加者提案画面1050に「1名参加者が少ないです。」などの足りない人数が追加で表示されている。これにより、ユーザは図27の参加者提案画面1050において追加すべき人数を容易に把握できる。ステップS126の後のステップS128及びS130の処理は図18のステップS84及びS86と同様である。
なお、現在の参加者の人数が、人数把握部49の把握した会議室にいる参加者の人数と同じ、もしくは多ければ、電子黒板装置14は参加者管理情報一覧に追加すべき参加者がいないと判断し、ステップS126及びS128の処理をスキップし、図27の参加者提案画面1050を表示しないようにしてもよい。
人数把握部49を用いた構成により、参加者管理部44によって会議の参加者として認識されていない参加者が会議室に存在する場合のみに参加者提案画面1050が表示されるため、すべての参加者がすでに認識されているのにも関わらず参加者提案画面1050が表示されてしまうことを防ぐことが可能となる。
また、スケジュールサービスに予定が登録されていなかった会議(突発的な会議)においてユーザを電子黒板装置14で認識する場合、またはスケジュールサービスに登録されたスケジュール予定情報の参加予定者に含まれていないユーザを電子黒板装置14で認証させるためには、基本的にユーザからのIDとパスワード等の情報を受け付ける必要がある。
特に画面にキーボードを表示してIDとパスワードの入力を受け付けることは、電子黒板装置14が複数のユーザ(会議参加者)から閲覧される装置の性質上、意図せずとも他のユーザが入力中のパスワードの見てしまうこともあり、セキュリティ上好ましくない。
また、ICカード700をICカードリーダ617にかざすことにより、ICカード700に記憶されたIDとパスワードの入力を受け付けることも可能であるが、参加者全員が必ずしもICカード700を所持しているとは限らず、ICカード700に対して事前に情報を記憶させる必要がある。
電子黒板システムの外部のサービスである共有サイトサービス32に対応するサーバ上に保存されたユーザ情報を用いてユーザの認識を行うことにより、本実施形態はセキュリティを担保した上で、ICカード700等、別のデバイスを会議参加者全員が所持する必要がなくなる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。なお、本実施形態で説明した情報処理システム1は一例であって、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。
ある実施形態では、ユーザ情報サーバ装置10や利用情報蓄積サーバ装置16は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワーク18や共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。同様に、電子黒板装置14は、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
さらに、ユーザ情報サーバ装置10、電子黒板装置14、及び利用情報蓄積サーバ装置16は開示された処理ステップを様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、所定のユニットによって実行されるプロセスは、電子黒板装置14によって実行され得る。同様に、所定のユニットの機能は、電子黒板装置14によって実行することができる。また、ユーザ情報サーバ装置10と電子黒板装置14と利用情報蓄積サーバ装置16の各要素は、1つのサーバ装置にまとめられていてもよいし、複数の装置に分けられていてもよい。
電子黒板装置14は、例えばPJ(Projector:プロジェクタ)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、携帯電話、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPC等であってもよい。
なお、参加者管理部44は特許請求の範囲に記載した参加者管理手段の一例である。共有サイト管理部42は共有サイト管理手段の一例である。
1 情報処理システム
10 ユーザ情報サーバ装置
12 外部サービス群システム
14 電子黒板装置
16 利用情報蓄積サーバ装置
18 ネットワーク
20 外部サービス設定情報部
22 ユーザ情報部
30 ユーザサービス
32 共有サイトサービス
36 メールサービス
42 共有サイト管理部
44 参加者管理部
46 書込表示部
48 ICカード検出部
50 共有サイト情報管理部
52 利用情報管理部
54 共有サイト情報記憶部
56 電子黒板利用情報記憶部
617 ICカードリーダ
660 カメラ
700 ICカード
1000、1000a、1000b 操作パネル
1040 共有サイト選択画面
1050 参加者提案画面
1060 共有サイト保存画面
特開2010-72784号公報

Claims (11)

  1. 複数人のユーザが共有して利用する情報処理装置であって、
    ユーザを検出する検出手段により検出された前記ユーザを参加者として管理する参加者管理手段と、
    検出された前記ユーザに共有サイトを選択させ、選択された前記共有サイトに基づき、前記参加者管理手段に管理させる前記参加者の候補を提案する共有サイト管理手段と、
    を有し、
    前記共有サイト管理手段は、前記情報処理装置において選択された前記共有サイトと前記参加者とが対応付けられて蓄積された情報に基づき、提案する前記参加者の候補を特定することと、前記参加者管理手段が管理する前記参加者の人数と、選択された前記共有サイトと対応付けられて蓄積された前記参加者の人数と、を比較し、前記参加者管理手段が管理する前記参加者の人数が、選択された前記共有サイトと対応付けられて蓄積された前記参加者の人数よりも少なければ、前記参加者の候補を提案すること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 前記共有サイト管理手段は、検出された前記ユーザと対応付けられた外部サービス設定情報を用いて外部サービスから取得した前記共有サイトの利用者の情報に基づき、前記共有サイトの利用者を、提案する前記参加者の候補として利用すること
    を特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  3. 前記共有サイト管理手段は、前記参加者の候補から前記参加者管理手段に管理させる前記参加者を前記ユーザに選択させる参加者提案画面を表示して、前記ユーザから前記参加者を選択する操作を受け付けること
    を特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記共有サイト管理手段は、前記参加者管理手段に既に管理されている前記参加者を前記参加者提案画面に表示する前記参加者の候補から除くこと
    を特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  5. 前記共有サイト管理手段は、前記参加者の候補の全員を、前記参加者管理手段に管理させる前記参加者として選択すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  6. 前記共有サイト管理手段は、前記共有サイトへファイルを保存する操作と、保存した前記ファイルへアクセスするための情報をメールで通知する操作と、を前記ユーザから受け付ける共有サイト保存画面を表示すること
    を特徴とする請求項1乃至何れか一項記載の情報処理装置。
  7. 前記共有サイト管理手段は、前記参加者を前記メールの送信先とすること
    を特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  8. 前記共有サイト管理手段は、前記参加者の候補であり、且つ前記参加者管理手段により前記参加者として管理されていない前記ユーザを、前記メールの送信先とすること
    を特徴とする請求項又は記載の情報処理装置。
  9. 複数人のユーザが共有して利用する情報処理装置と、前記ユーザと外部サービス設定情報とを対応付けるユーザ情報装置と、前記情報処理装置において利用された共有サイトの情報を蓄積する利用情報蓄積装置と、を含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    ユーザを検出する検出手段により検出された前記ユーザを参加者として管理する参加者管理手段と、
    検出された前記ユーザに共有サイトを選択させ、選択された前記共有サイトの前記利用情報蓄積装置に蓄積された前記情報に基づき、前記参加者管理手段に管理させる前記参加者の候補を提案する共有サイト管理手段と、
    を有し、
    前記共有サイト管理手段は、前記情報処理装置において選択された前記共有サイトと前記参加者とが対応付けられて蓄積された情報に基づき、提案する前記参加者の候補を特定することと、前記参加者管理手段が管理する前記参加者の人数と、選択された前記共有サイトと対応付けられて蓄積された前記参加者の人数と、を比較し、前記参加者管理手段が管理する前記参加者の人数が、選択された前記共有サイトと対応付けられて蓄積された前記参加者の人数よりも少なければ、前記参加者の候補を提案すること
    を特徴とする情報処理システム。
  10. 複数人のユーザが共有して利用する情報処理装置において実行される情報処理方法であって、
    ユーザを検出する検出手段により検出された前記ユーザを参加者として管理する参加者管理ステップと、
    検出された前記ユーザに共有サイトを選択させ、選択された前記共有サイトに基づき、前記参加者管理ステップで管理させる前記参加者の候補を提案する共有サイト管理ステップと、
    を有し、
    前記共有サイト管理ステップは、前記情報処理装置において選択された前記共有サイトと前記参加者とが対応付けられて蓄積された情報に基づき、提案する前記参加者の候補を特定することと、前記参加者管理ステップで管理する前記参加者の人数と、選択された前記共有サイトと対応付けられて蓄積された前記参加者の人数と、を比較し、前記参加者管理ステップで管理する前記参加者の人数が、選択された前記共有サイトと対応付けられて蓄積された前記参加者の人数よりも少なければ、前記参加者の候補を提案すること
    を特徴とする情報処理方法。
  11. 複数人のユーザが共有して利用する情報処理装置を、
    ユーザを検出する検出手段により検出された前記ユーザを参加者として管理する参加者管理手段、
    検出された前記ユーザに共有サイトを選択させ、選択された前記共有サイトに基づき、前記参加者管理手段に管理させる前記参加者の候補を提案する共有サイト管理手段、
    として機能させ
    前記共有サイト管理手段は、前記情報処理装置において選択された前記共有サイトと前記参加者とが対応付けられて蓄積された情報に基づき、提案する前記参加者の候補を特定することと、前記参加者管理手段が管理する前記参加者の人数と、選択された前記共有サイトと対応付けられて蓄積された前記参加者の人数と、を比較し、前記参加者管理手段が管理する前記参加者の人数が、選択された前記共有サイトと対応付けられて蓄積された前記参加者の人数よりも少なければ、前記参加者の候補を提案すること
    を特徴とするプログラム。
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