JP7471945B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7471945B2
JP7471945B2 JP2020127705A JP2020127705A JP7471945B2 JP 7471945 B2 JP7471945 B2 JP 7471945B2 JP 2020127705 A JP2020127705 A JP 2020127705A JP 2020127705 A JP2020127705 A JP 2020127705A JP 7471945 B2 JP7471945 B2 JP 7471945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image carrier
developer
intermediate transfer
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020127705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021051286A (ja
Inventor
良浩 三井
伸一 縣
拓也 岡
靖数 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to US17/018,951 priority Critical patent/US11099503B2/en
Publication of JP2021051286A publication Critical patent/JP2021051286A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7471945B2 publication Critical patent/JP7471945B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置に関する。特に、電子写真方式を用いて記録材に画像を形成する電子写真画像形成装置に関する。
従来から、画像形成装置本体にプロセスカートリッジが着脱可能な構成がある。また、プロセスカートリッジには、転写後に感光体ドラム上に残留する「転写残トナー」や、非画像部に存在する「かぶりトナー」を回収して保存する廃トナーボックスを備える構成もある。
一方、近年では、プロセスカートリッジの小型化及び大容量化が求められており、プロセスカートリッジの廃トナーボックス(容量)の削減が検討されている(特許文献1、2を参照する)。
具体的には、特許文献1では、現像ローラの表面に、ゴム層よりも体積抵抗率が高いアルミナ層を設けることにより、「かぶりトナー」の発生を減少させ、これに伴いプロセスカートリッジの廃トナーボックスの容量の削減を図っている。
また、特許文献2では、現像剤や現像プロセス条件を最適化することにより、「転写残トナー」や「かぶりトナー」などの廃トナー量を低減させ、プロセスカートリッジの廃トナーボックスの容量を削減している。
特開2015-94897 特開2001-343779
しかしながら、特許文献1、2の構成にはまだ改善の余地があった。具体的に、例えば、プリンタの紙つまり(以下、「ジャム」と言う)が発生した場合に、紙に転写されずに感光体ドラムなどに転移された多量の「(ジャム)トナー」もプロセスカートリッジの廃トナーボックスに回収されて収容される。このため、特許文献1、2では、「ジャム」のような突発的な場合の対応(ジャム処理)に備え、プロセスカートリッジの廃トナーボックスの容量を予め、ある程度維持しておく必要があった。したがって、プロセスカートリッジに備えられた廃トナーボックスのミニマイズ化はまだ十分とは言えない。
本発明は、上記の問題に鑑みて、カートリッジに備えられた回収現像剤ボックスの容量のミニマイズ化の向上を図りつつ、ジャム処理にも有効に対応できる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、
静電潜像から現像された現像剤像を表面に担持し、回転可能な像担持体と、
前記静電潜像を現像するために前記像担持体に供給される現像剤を担持し、前記像担持体と当接可能な、現像剤担持体と、
前記像担持体の表面を照射して露光させる露光部材と、
前記像担持体の表面と接し、前記像担持体から転写された前記現像剤像を担持し、回転可能な中間転写体と、
前記中間転写体の表面を清掃する清掃部材と、
前記中間転写体から、前記現像剤像を記録するための記録媒体に前記現像剤像を二次転写させる二次転写部材と、
前記二次転写部材によって前記記録媒体に転写された前記現像剤像を定着させる定着部材と、
前記記録媒体の搬送状態を検知する検知部材と、
制御部と、
を備える、画像形成装置であって、
前記制御部は、
前記検知部材が前記記録媒体の搬送状態が不良であることを検知したとき、前記像担持体および前記中間転写体の回転動作を停止せずに継続させる第1動作と、
前記不良が検知されてから、前記像担持体の回転動作によって前記像担持体の表面が所定距離を移動したときに、前記像担持体の回転動作を停止させる第2動作と、を順に行わせ、
前記第1動作において、
前記定着部材の定着動作が停止され、
前記所定距離は、
前記現像剤担持体と接する現像位置から、前記中間転写体と接する転写位置までの、前記像担持体の回転方向における前記像担持体の表面の長さ以上であり、
かつ、前記二次転写部材における二次転写位置から、前記定着部材における定着位置までの、前記記録媒体が移動する期間内における、前記像担持体の表面が移動した距離以下である、ことを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、カートリッジに備えられた回収現像剤ボックスの容量のミニマイズ化の向上を図りつつ、ジャム処理にも有効に対応できる。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の断面概念図 本発明の実施例1に係る画像形成装置の制御ブロック図 (a)本発明の実施例1に係る画像形成装置に使用されるプロセスカートリッジの断面概念図;(b)プロセスカートリッジにおける当接位置および離間位置を示す概念図;(c)所定距離Lを示す模式図;(d)所定距離Lの最大値を示す模式図 本発明の実施例1に係る画像形成装置におけるジャム(発生)時の制御に関するフローチャート (a)(b)本発明の実施例1および比較例に係る画像形成装置における現像剤の転移状況を示す模式図 本発明の実施例2に係る画像形成装置におけるジャム(復帰)時の制御に関するフローチャート (a)(b)本発明の実施例2および参考例(実施例1)に係る画像形成装置における現像剤の転移状況を示す模式図 本発明の実施例3に係る画像形成装置におけるジャム(発生)時の制御に関するフローチャート
以下、本発明に係る電子写真画像形成装置を図面に則して説明する。なお、以下に説明する実施例は、例示的に本発明を説明するものであって、以下に記載される構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置関係などは、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれに限定するものではない。
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザビームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
また、画像形成装置の一部を構成するプロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置の本体に対して着脱可能とするものである。また、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置の本体に着脱可能とするものである。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置の本体に着脱可能とするものである。
以下、本発明の実施を例(以下、本実施例と称する)に係る電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置)の構成、および、画像形成プロセスについて、図面に基づいて説明する。
以下、図1~図5を用いて本発明の実施例1における、画像形成装置の全体構成、プロセスカートリッジの構成、発明の特徴となる構成について説明する。
[画像形成装置の全体構成]
以下、本発明の電子写真画像形成装置(画像形成装置)の一実施形態の全体構成について説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置の断面概念図である。
図1に示すように、本発明の画像形成装置100は、中間転写方式を採用したフルカラーレーザビームプリンタである。画像形成装置100は、画像情報に従って、記録材35(例えば、記録用紙、プラスチックシート、布など)にトナー(現像剤)80を用いてフルカラー画像を形成することができる。画像情報は、画像形成装置本体100Aに接続された画像読み取り装置、或いは画像形成装置本体に通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ等のホスト機器から、画像形成装置本体に入力される。
画像形成装置100は、複数の画像形成部としてのプロセスカートリッジ7が、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するためのSY、SM、SC、SKを有する。
プロセスカートリッジ7は、画像形成装置本体に設けられた装着ガイド、位置決め部材などの装着手段を介して、画像形成装置100に着脱可能となっている。本実施例では、各色用のプロセスカートリッジ7は全て同一形状を有しており、各色用のプロセスカートリッジ7内には、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー(現像剤)80が収容されている。
感光体ドラム1(像担持体)の周囲には、スキャナユニットからなる露光装置30(露光部材)が配置されている。露光装置30は、画像情報に基づきレーザを照射して感光体ドラム1上に静電像(静電潜像T0)を形成する。レーザ露光の書き出しは、主走査方向(シート材の搬送方向と直交する方向)では、走査ラインごとにBDと呼ばれるポリゴンスキャナ内の位置信号から行われる。一方で、副走査方向(シート材の搬送方向)では、シート材搬送路内のスイッチ(不図示)を起点とするTОP信号から所定の時間だけ遅延させて行われる。これにより、4つのプロセスステーションY、M、C、Bkにおいて、常に感光体ドラム1上の同じ位置(露光位置Y1)に対してレーザ露光を行うことができる。
4個の感光体ドラム1に対向して、感光体ドラム1上のトナー像(現像剤像T1)を記録材35に転写するための中間転写体としての中間転写ベルト31が配置されている。中間転写体としての無端状のベルトで形成された中間転写ベルト31は、全ての感光体ドラム1に当接し、図示矢印B方向(反時計方向)に循環移動(回転)する。なお、感光体ドラム1と中間転写ベルト31の当接位置は、後述する転写位置Y2である。
中間転写ベルト31の内周面側には、感光体ドラム1(a~d)に対向するように、一次転写手段としての、4個の一次転写ローラ32が並設されている。そして、一次転写ローラ32に、図示しない一次転写バイアス印加手段としての一次転写バイアス電源(高圧電源)から、トナーの正規の帯電極性とは逆極性のバイアスが印加される。これによって、転写位置Y2において感光体ドラム1上のトナー像が中間転写ベルト31(中間転写体)の外周側の表面31a上に転写(一次転写)される。
また、中間転写ベルト31の外周面側において二次転写手段としての二次転写ローラ33が配置されている。そして、二次転写ローラ33に、図示しない二次転写バイアス印加手段としての二次転写バイアス電源(高圧電源)から、トナーの正規の帯電極性とは逆極性のバイアスが印加される。これによって、中間転写ベルト31上のトナー像が記録材35に転写(二次転写)される。例えば、フルカラー画像の形成時には、上述のプロセスが、画像形成部SY、SM、SC、SKにおいて順次に行われ、中間転写ベルト31上に各色のトナー像が順次に重ね合わせて一次転写される。
画像形成装置100は、二次転写部に記録材35を搬送する搬送手段としてのピックアップローラ144と搬送ローラ148、レジストローラ160を備えている。記録材35は、露光開始から予め決められたタイミングで、ピックアップローラ144によって給紙される。その後、搬送ローラ148、レジストローラ160により搬送され、さらに記録材35の先端が紙検知用センサ161で検知されると、搬送ローラ148およびレジストローラ160は一時停止して待機状態となる。そして予め決められたタイミングで、搬送ローラ148およびレジストローラ160の駆動を再開する。すると待機状態にある記録材35が動き出し、二次転写部へと向けて搬送される。なお、紙検知用センサ161は、後述する「検知部材D」に接続されており、検知部材Dに信号を出力することができる。
給紙と再給紙が露光開始から予め決められたタイミングで実行されることにより、中間転写ベルト31上のトナー像が、二次転写部で記録材35とちょうど具合よく重なることにより、記録材35上にトナー像が位置ずれなく二次転写される。
トナー像が転写された記録材35は、定着手段としての定着装置(定着部材)34に搬送される。定着装置34において記録材35に熱および圧力を加えられることで、記録材35にトナー像が定着される。
二次転写後に中間転写ベルト31上に残留した転写残トナーは中間転写ベルトの清掃部材11Aにより回収され、回収トナーボックス11B(回収現像剤ボックス)に収容される。
[画像形成装置の制御系]
次に画像形成装置の制御系について説明する。
図2は、本発明の実施例1に係る画像形成装置の制御ブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置のすべての処理は、システムコントローラ901によって統括的に制御している。システムコントローラ901(制御部)は、主に画像形成装置内の各負荷の駆動、センサ類の情報収集解析、表示部906、すなわちユーザーインターフェースとのデータ交換の役割を担っている。システムコントローラ901には、その役割を担うためにCPU903を搭載している。CPU903は、同様にシステムコントローラ901に搭載したROM904に格納されたプログラムによって、予め決められた画像形成に関係した様々なシーケンスを実行する。その際、一時的にまたは恒久的に保存することが必要なデータを格納するためにRAM905も搭載している。RAM905には、高圧制御部908への高圧設定値、各種データ、表示部906からの画像形成指令情報などを保存する。
表示部906からシステムコントローラ901は、ユーザにより設定された印刷条件、濃度設定値などの情報を得る。その一方、システムコントローラ901から表示部906へは、画像形成装置の状態、例えば画像形成枚数や画像形成中か否かの情報、ジャムの発生やその箇所等をユーザに示すためのデータを送出している。
本画像形成装置は、装置内部の各所に複数のモータ、クラッチ/ソレノイド等のDC負荷、及びフォトインタラプター等のセンサを配置している。つまり、モータの駆動や各DC負荷を適宜駆動させることで、記録媒体の搬送や各ユニットの駆動を行っており、その動作を監視しているものが各種センサである。
そこでシステムコントローラ901は、各種センサからの信号をセンサ入力部911で検知し、その信号を元にモータ制御部909により各モータの停止、駆動を制御する。909により中間転写ベルト31と感光体ドラムとの当接離間、及び現像ローラと感光体ドラムとの当接離間動作も制御する。
また、同時に、DC負荷制御部910により、クラッチ/ソレノイドを動作させて画像形成動作を円滑に進めている。また、高圧制御部908に各種高圧制御信号を送出することで、高圧ユニット914を構成する、帯電ローラ、現像ローラ、一次転写ローラ、二次転写ローラなどに適切な高圧を印可させている。
更に定着装置34には加熱体としての定着ヒータ915が内蔵されており、ACドライバ912によってON/OFF制御されている。またこの際、定着ヒータ915にはその温度を測定するための温度検知体としてのサーミスタ913が設けられている。そして、A/Dコンバータ907によって、定着ヒータの温度変化に応じたサーミスタ913の抵抗値変化を電圧値に変換した後、デジタル値としてシステムコントローラ901に入力される。この温度データをもとに前述のACドライバ912を制御している。
[プロセスカートリッジの構成]
次に、本実施例の画像形成装置100に装着されるプロセスカートリッジ7の全体構成について、図3を用いて説明する。
図3(a)は、本発明の実施例1に係る画像形成装置に使用されるプロセスカートリッジの断面概念図であり、図3(b)は、プロセスカートリッジにおける当接位置および離間位置を示す概念図である。また、図3(c)は、所定距離Lを示す模式図であり、図3(d)は、所定距離Lの最大値を示す模式図
本実施例では、収容しているトナーの種類(色)を除いて、各色用のプロセスカートリッジ7の構成及び動作は実質的に同一である。
図3(a)には、感光体ドラム1の長手方向(回転軸線方向)に沿って見たプロセスカートリッジ7が示されている。なお、図3(a)に示すプロセスカートリッジ7は、画像形成装置本体に装着された状態での姿勢である。以下、プロセスカートリッジの各部材の位置関係や方向等について記載する場合は、図3に示す姿勢における位置関係や方向等を示している。
本実施例では、プロセスカートリッジ7は、感光体ドラム1(像担持体)等を備えた感光体ユニット13と、現像ローラ17(現像剤担持体)等を備えた現像ユニット4とを一体化して構成される。
感光体ユニット13は、感光体ユニット13内の各種要素を支持する枠体としてのクリーニング枠体(第1枠体)13aを有する。クリーニング枠体13aには、感光体ドラム1が図示しない軸受を介して回転可能に取り付けられている。感光体ドラム1は、図示しない駆動手段(駆動源)としての駆動モータの駆動力が感光体ユニット13に伝達されることで、画像形成動作に応じて図示矢印A方向(時計方向)に回転駆動される。
本実施例にて、画像形成プロセスの中心となる感光体ドラム1は、アルミニウム製シリンダの外周面に機能性膜である下引き層、キャリア発生層、キャリア移送層を順にコーティングした(有機)感光体ドラム1を用いている。
また、感光体ユニット13には、感光体ドラム1の周面上に接触するように、クリーニング部材6(第2清掃部材)、帯電ローラ2が配置されている。クリーニング部材6によって感光体ドラム1の表面から除去された転写残トナーは、クリーニング枠体13aの内部に形成された回収トナーボックス(回収現像剤室)14に落下して収容される。
帯電手段である帯電ローラ2は、導電性ゴムのローラ部を感光体ドラム1に加圧接触することで従動回転する。
ここで、帯電ローラ2の芯金には、帯電工程として、感光体ドラム1に対して所定の直流電圧が印加されており、これにより感光体ドラム1の表面には、一様な暗部電位(Vd)が形成される。前述の露光装置30からのレーザ光によって画像データに対応して発光されるレーザ光のスポットパターンは、感光体ドラム1を露光し、露光された部位は、キャリア発生層からのキャリアにより表面の電荷が消失し、電位が低下する。この結果、露光部位は所定の明部電位(Vl)、未露光部位は所定の暗部電位(Vd)の静電潜像が、感光体ドラム1上に形成される。本実施例では、Vd=-500V、Vl=-100Vとした。
一方、現像ユニット4は、枠体(第2枠体)4aを備え、トナー80を担持するための現像剤担持体としての現像ローラ17と、現像ローラ17にトナーを供給する供給部材としてのトナー供給ローラ20が配置された現像室18a、を有している。更に、現像ユニット4の枠体(第2枠体)4aには、トナーを収容するトナー収容室(現像剤収容室)18bを有し、トナー収容室18bは、トナー供給ローラ20よりも重力方向下方に位置している。なお、現像室18aとトナー収容室18bは、仕切部18cによって枠体4aの内部空間を区画して形成されているが、開口18dによって連通されている。
また、トナー供給ローラ20は、現像ローラ17との間にトナーのニップ部N(現像ローラ17とトナー供給ローラ20とでトナーを挟む部分)を形成し、回転している。
トナー収容室18c内には、攪拌搬送部材22が設けられている。攪拌搬送部材22は、トナー収容室18c内に収容されたトナーを攪拌すると共に、トナー供給ローラ20の上部に向けて図中矢印G方向にトナーを搬送するためのものでもある。
現像ブレード21は現像ローラ17の下方に配置され、現像ローラに対してカウンターで当接しており、トナー供給ローラ20によって供給されたトナーのコート量規制及び電荷付与を行っている。本実施例では、現像ブレード21として、厚さ0.1mmの板バネ状のSUS製の薄板を用い、薄板のバネ弾性を利用して当接圧力を形成し、その表面がトナー及び現像ローラ17に当接される。ここで、現像ブレードとしてはこの限りではなく、リン青銅やアルミニウム等の金属薄板でも良い。また、現像ブレード21の表面にポリアミドエラストマーやウレタンゴムやウレタン樹脂等の薄膜を被覆したものを用いても良い。
トナーは、現像ブレード21と現像ローラ17との摺擦により摩擦帯電されて電荷を付与されると同時に層厚規制される。また、本実施例においては、現像ブレード21に不図示のブレードバイアス電源から所定電圧を印加し、トナーコートの安定化を図っている。本実施例においては、ブレードバイアスとしてV=-500Vを印加した。
現像ローラ17と感光体ドラム1とは、対向部において各々の表面が同方向(本実施例では下から上に向かう方向)に移動するようにそれぞれ回転する。
なお、本実施例では、現像ローラ17は、感光体ドラム1に接触して配置されているが、現像ローラ17は、感光体ドラム1に対して所定間隔を開けて近接配置される構成であってもよい。
本実施例においては、現像ローラ17に印加された所定のDCバイアスに対して、摩擦帯電によりマイナスに帯電したトナーが、感光体ドラム1に接触する現像部(現像位置Y3)において、その電位差から、明部電位部にのみ転移して静電潜像を顕像化する。本実施例においては、現像ローラに対してV=-300Vを印加することにより、明部電位部との電位差ΔV=200Vを形成し、トナー像を形成した。
トナー供給ローラ20は、導電性芯金の外周に発泡体層を形成した弾性スポンジローラである。トナー供給ローラ20と現像ローラ17は所定の侵入量、即ち、図3にて、トナー供給ローラ20が現像ローラ17により凹状とされるその凹み量△Eを持って接触している。トナー供給ローラ20と現像ローラ17とは、ニップ部Nにおいて互いに逆方向に周速差を持って回転しており、この動作により、トナー供給ローラ20による現像ローラ17へのトナー供給を行っている。
[ジャム(発生)時の動作]
次に、図4を用いて本実施例における、記録媒体のジャム発生時の動作(制御)について説明する。
図4は、本発明の実施例1に係る画像形成装置におけるジャム(発生)時の制御に関するフローチャートである。
まず、本実施例の画像形成装置100は、定着装置34の定着ローラ170を回転する定着モータ(不図示)と、中間転写ベルト31を回転駆動させるベルトモータ(不図示)を備えている。また、画像形成装置100には、プロセスカートリッジ7における感光体ユニットと現像ユニットを、それぞれ独立に回転駆動可能なカートリッジ駆動用モータ(不図示)も備えられている。
システムコントローラ901(制御部)は、モータ制御部909に制御信号を送ることによりこれらのモータの駆動、停止を制御することができる。また、システムコントローラ901は、定着排紙センサ171や紙検知用センサ161など各種センサから出力された信号を、センサ入力部911を介して検知部材Dに入力し、「搬送不良(ジャム)」を検知している。即ち、システムコントローラ901には、画像形成装置のジャム発生箇所を検知(特定)できる「搬送不良検知手段(検知部材D)が備えられている。
画像形成中では、システムコントローラ901は、ジャムが発生していないかを常に監視し続ける。
図4に示すように、本実施例では、ステップS1(ジャム検知工程)において、システムコントローラ901(検知部材D)は、画像形成動作中にジャムの発生を検知したとき、ステップS2に進む。
ステップS2では、システムコントローラ901(制御部)は、まず露光装置30による露光動作を停止する。それと同時に、プロセスカートリッジ7、中間転写ベルト31、2次転写ローラ33の回転駆動を停止せず、所定期間において継続する。
なお、この所定(継続)期間は、おおよそ、露光部(露光位置Y1)~転写部(転写位置Y2)までの(静電潜像/トナー像の移動経路上における)所定距離Lに相当する距離d1(本実施例では、d1=45mm)に対応するものである。言い換えれば、この所定(継続)期間は、感光体ドラムの表面を、所定距離Lに移動(回転)させるのに必要な時間である。
そして、ジャムの発生を検知してから、所定期間(所定距離L)が経過(移動)したとき、システムコントローラ901は、画像形成装置100の画像形成動作を停止する(ステップS3)。具体的には、ステップS3において、画像形成装置100に含まれるプロセスカートリッジ7、中間転写ベルト31および2次転写ローラ33の(画像形成に係る)動作が停止される。
なお、ステップS2において、定着装置34(定着部材)の定着動作によって、定着ローラに紙が巻き付いてしまう、所謂「巻きつきジャム」が発生する場合も考えられる。このような問題を未然に防ぐために、ジャム検知工程(ステップS1)でジャム検知した後のステップS2の工程において、予め定着装置34の定着動作を停止としてもよい。
次に、図5を用いて、本実施例のジャム後の処理(ステップS2の動作)により現像剤の転移状況について説明する。
なお、比較例として、ステップS2(第1の動作)を行わず、ジャム発生後に画像形成装置の画像形成動作を直ちに停止した場合についても、本実施例の場合と比較しながら説明する。
図5(a)は、本発明の実施例1に係る画像形成装置における現像剤の転移状況を示す模式図ある。図5(b)は、比較例における現像剤の転移状況を示す模式図である。
具体的に、図5(a、b)には、画像形成装置100の第3ステーション(シアン)と第4ステーション(ブラック)における各部材に付着(滞留)する現像剤の状況が示めされている。
図5(b)に示すように、比較例では、ジャム発生(検知した)時に、即時駆動停止及び各種バイアスをOFFに切り替えられる(画像形成動作を停止する)ため、感光体ドラムには、現像(転移)された(ジャム)トナーHがそのまま残る。
即ち、比較例の場合では、ジャム直後に感光体ドラム上のトナーHの処理(回収)を行わないとき、トナーHが保持する(摩擦帯電による)電荷が減衰する。そのため、ジャム復帰動作の際、感光体ドラム上のトナーHを再度転写しよう(移動させよう)としても困難となり、トナーHをプロセスカートリッジの回収トナーボックス14に回収しなければならない。よって、比較例の場合では、感光体ドラム上のジャムトナーHを、中間転写ベルト31上に転写させ、中間転写ベルトのクリーニング装置(回収トナーボックス11B)に回収されることができなくなる。
一方、本実施例では、図5(a)に示すように、ジャム発生を検知した時、感光体ドラムの駆動を停止せず、感光体ドラムに現像(転移)されたトナーを中間転写ベルト31に転写(転移)しきってから停止することができる。したがって、ジャム復帰動作時には、感光ドラム上のトナーHは、すでに中間転写ベルトに移動済のため、プロセスカートリッジ7の回収トナーボックス14にジャム発生時の感光体ドラム上の多量のジャムトナーHを回収する必要性もなくなる。
より具体的には、本実施例では、ジャム発生を検知し後に、露光動作を停止する。そして、(現像部(現像位置Y3)~転写部(転写位置Y2)までの距離d2)+(露光部(露光位置Y1)~現像部(現像位置Y3)までの距離d3)分(なお、d1=d2+d3)だけ、画像形成動作(駆動)を延長(継続)していた。
これにより、ステップS2において、ジャム発生時には感光体ドラム上に現像(転移)されていなかった潜像部分に対応する(現像ローラ上の帯電済)現像剤(ジャムトナーH)を、感光体ドラム1に十分に現像(転移)させることができる。その上、現像剤を更に感光体ドラム1から中間転写ベルト31上に転写(転移)することができる。
よって、ジャム復帰動作時に、現像剤(ジャムトナーH)を、プロセスカートリッジの回収トナーボックス14に回収させる必要性を回避することができる。即ち、ジャムトナーH回収のための容積を予めプロセスカートリッジ7に確保しておく必要もなくなり、ジャム処理を有効に行えると共に、プロセスカートリッジ7の回収トナーボックスの容積のミニマイズ化を向上させることができる。
なお、本実施例のステップS2では、プロセスカートリッジ7、中間転写ベルト31、2次転写ローラ33の駆動動作について、前述した「所定距離L」分だけ、その駆動動作(画像形成動作)を継続している。また、前述した通り、所定距離Lは、露光部(露光位置Y1)~転写部(転写位置Y2)までの距離d1(=d2+d3)に相当する。なお、本実施例では、ステップS2を実行する際には、定着ローラ170の動作を停止させていた。
これにより、前述したような定着ローラ巻きつきジャムが発生した場合でも、更なる巻きつき悪化を有効に防ぐことができる。よって、プロセスカートリッジ7の回収トナーボックス14への回収量(容量)ミニマイズを図えると共に、定着ローラ巻きつきジャムの悪化を抑制することができる。なお、その場合、画像形成装置内に搬送される記録材35にゆるやかな撓みが発生する場合もあるが、ジャムの処理等に影響を及ぼすことはない。
次に、ジャム発生(検知)した直後、ステップS2において画像形成装置の定着ローラ170の動作を停止させた状態で、所定距離Lの上限について検討する。例えば、実験例として、二次転写位置Y5から定着位置Y4までの距離d4(本実施例では、d4=120mm)を超えるように所定距離Lを設定した場合、下記の現象が起こりうる。即ち、記録材35の折曲りにより、1枚(同一)の記録材上の画像のうち未定着トナー(領域)同士が「接触」する可能性が高くなり、結果的にジャムの発生によりユーザに更なる不快感を与える可能性が考えられる。
より具体的には、ステップS2において、定着ローラ170のニップ(定着位置Y4)と2次転写ローラ33のニップ(二次転写位置Y5)との間の距離以上に、ジャム検知後に画像形成動作を継続させると、上記のような「接触」現象が発生しやすくなる。この観点から、ステップS2における「所定距離(L)」の上限(max)として、「二次転写位置Y5」から「定着位置Y4」までの距離d4を超えない(d4≧L)ように設定することができる。
即ち、本実施例では、所定距離(L)は、
露光装置30(露光部材)による感光体ドラム1(像担持体)の表面1yにおける露光位置(Y1)から、中間転写ベルト31(中間転写体)と接する転写位置(Y2)までの、感光体ドラム1の回転方向Aにおける感光体ドラム1の表面1yの長さ以上であり、
かつ、二次転写ローラ33(二次転写部材)における二次転写位置(Y5)から、定着装置34(定着部材)における定着位置(Y4)までの、記録媒体が移動する期間内における、感光体ドラム1の表面1yが移動した距離以下である。
所定距離を上記の範囲内とすることにより、カートリッジに備えられた回収現像剤ボックスの容量のミニマイズ化の向上を図りつつ、ジャム処理にも有効に対応できる。特に、ジャムの発生によりユーザに与える不快感を効果的に軽減することができる。
また、図5(a)に示す本実施例では、ジャム復帰時の動作を行う際、感光体ドラムと中間転写ベルト31とが接触した状態で、転写バイアスを印加していない。なお、転写ベルト上のトナーが感光体ドラムへ転移する量を少なくするために、転写バイアスを印加してもよい。
(実施例1の変形例)
また、本実施例では、システムコントローラ901(検知部材D)がジャム検知(ステップS1)後に、レーザによる露光動作を停止し、連続的に画像形成動作を継続する(ステップS2)例を示した。しかしながら、一つの変形例として、ジャム検知後(ステップS1)に、一旦画像形成動作を停止し(ステップS21)、その直後に本実施例に示す制御(ステップS2)を行っても良い。即ち、図4に示すステップS1とステップS2の間に、新たに「一時停止(S21)」、「再開(S22)」というステップを追加してもよい。
なお、この場合でも、ステップS2の後に、画像形成動作を再度停止する(ステップS3)。
即ち、制御部(901)の検知部材Dが、記録媒体の搬送状態が不良であることを検知したとき、第1動作(S2)と、第2動作(S3)とを順に行わせる。ここで、第1動作(S2)では、像担持体および中間転写体の回転動作を一時停止させ(ステップS21)てから、像担持体および中間転写体の回転動作を再開する(ステップS22)。
そして、第2動作(S3)では、像担持体および中間転写体の回転動作を再開(S22)してから、像担持体の回転動作によって像担持体の表面が所定距離を移動したときに、像担持体の回転動作を停止させる。
以上説明したように、本実施例の画像形成装置によれば、カートリッジに備えられた回収現像剤ボックスの容量のミニマイズ化の向上を図りつつ、ジャム処理にも有効に対応できる。即ち、ジャム発生時においてもプロセスカートリッジの回収トナーボックス14に対する回収量がミニマイズ化された画像形成装置を提供することができる。
また、本実施例では、「所定距離L」を用いて、ジャム検知後の処理を制御しているが、例えば、像担持体や中間転写体の回転速度に応じて所定距離Lに対応する所定時間tで制御を行ってもよい。
実施例2では、前述した実施例1と同様な画像形成装置100(図1に示す)を用いて、ジャムから復帰する際の動作(制御)に関する他の実施形態について説明する。
[ジャム復帰時の動作]
図6、7を用いて本実施例における記録媒体のジャム復帰後の動作について説明する。
なお、図6は、本発明の実施例2に係る画像形成装置におけるジャム(復帰)時の制御に関するフローチャートである。
図6に示すように、画像形成動作中、システムコントローラ901は、ジャム発生を検知し(ステップS1を参照)、初期動作(ステップS2、S3を参照)を行った後に、ジャム復帰後か否かを常に監視し続ける(ステップA1)。
なお、ステップA1では、システムコントローラ901は、例えば紙検知用センサ161(検知部材D)で紙が除去されたことを検知し、ジャム復帰後であることを判断する。
具体的には、ステップA1では、前述したステップS2、ステップS3の動作が実行され、更に紙がジャム部位から除去されたという「ジャム復帰後」の状態を検知する。
そして、「ジャム復帰後」を検知した後、転写部材と感光体ドラムを当接状態から離間状態へ変更する(ステップA2)。
次に、感光体ドラムと中間転写ベルト31を、所定距離L(若しくは所定時間t)で回転駆動して中間転写ベルト31上のトナーを中間転写ベルトクリーニング装置11(11A、11B)に回収する。(ステップA3)
その後、画像形成装置の動作を最終的に停止する(ステップA4)。
なお、ステップA2では、転写~感光体ドラムの離間動作を行わず、ジャム復帰時に中間転写ベルト31と感光体ドラム1とを当接したままの実施例1と、本実施例(実施例2)との違いについて、図7を用いて説明する。
図7(a)は、本発明の実施例2に係る画像形成装置における現像剤の転移状況を示す模式図ある。図7(b)は、参考例として実施例1における現像剤の転移状況を示す模式図である。
前述したように、実施例1では、ジャム復帰時に上流のステーション(感光体ドラム1c)から中間転写ベルト上に転写された(ジャム)トナーHがそのまま残っている。ジャム直後に処理を行わない場合、中間転写ベルト上のトナーHが保持する摩擦帯電電荷は減衰する。そのためジャム復帰動作時に、中間転写ベルトと感光体ドラムとを接触させた状態では、感光体ドラムにジャムトナーHが再転写される可能性がある。具体的には、転写バイアスを印加していても、下流のステーション(感光体ドラム1d)において中間転写ベルト上のジャムトナーHが感光体ドラム(1d)に少量ながら再転写する可能性がある。
実施例2では、ジャム復帰時に、感光体ドラムと中間転写ベルト31を物理的に離間している。このため、実施例1のような可能性がなくなる。これにより、ジャム復帰処理時にプロセスカートリッジの回収トナーボックス14(回収現像剤室)には、中間転写ベルトから転写(転移)されるトナーが回収されることは無い。したがって、実施例1に比べ、実施例2は、更にプロセスカートリッジの回収トナーボックス容積のミニマイズ化に有利と言える。
なお、本実施例は、実施例1と同様に、カートリッジに備えられた回収現像剤ボックスの容量のミニマイズ化の向上を図りつつ、ジャム処理にも有効に対応できる。
本実施例では、前述した実施例1と同様な画像形成装置100(図1に示す)を用いて、ジャム発生時における動作制御に関する他の実施形態について説明する。
[ジャム発生時の動作]
図8を用いて、本実施例における記録媒体のジャム発生時の動作(制御)について説明する。図8は、本発明の実施例3に係る画像形成装置におけるジャム(発生)時の制御に関するフローチャートである。
本実施例では、ステップB1において、システムコントローラ901は、画像形成中にジャムが発生していないかを常に監視し続ける。
そして、システムコントローラ901(検知部材D)は、ジャムの発生を検知したとき、現像ローラと感光体ドラムを離間する(ステップB2)。
次に、システムコントローラ901は、感光体ドラムと中間転写ベルトを所定距離L(もしくは所定時間t)だけ回転駆動し、感光体ドラム上のトナーを中間転写ベルトに転写する(ステップB3)。なお、本実施例では、所定距離Lは、現像位置Y3~転写位置Y2までの距離d2(d2=25mm)に相当するものである。
その後、画像形成装置の動作を停止する(ステップB4)。
本実施例は、実施例1に比べ、さらに、露光部(露光位置Y1)~現像位置(Y3)までの距離分に対応するジャム発生時の動作に伴うトナー消費量を削減する効果がある。
即ち、本実施例では、所定距離(L)は、
現像ローラ17(現像剤担持体)と接する現像位置(Y3)から、中間転写ベルト31(中間転写体)と接する転写位置(Y2)までの、感光体ドラム1の回転方向Aにおける感光体ドラム1の表面1yの長さ以上であり、
かつ、二次転写ローラ33(二次転写部材)における二次転写位置(Y5)から、定着装置34(定着部材)における定着位置(Y4)までの、記録媒体が移動する期間内における、感光体ドラム1の表面1yが移動した距離以下である。
所定距離(L)を上記の範囲内とすることにより、カートリッジに備えられた回収現像剤ボックスの容量のミニマイズ化の向上を図りつつ、ジャム処理にも有効に対応できる。特に、ジャムの発生によりユーザに与える不快感を効果的に軽減することができる。
[他の実施形態]
本発明は、プロセスカートリッジにはクリーニング部材6および回収トナーボックス14を備えず、かつ画像形成中に帯電ローラ2に転写残トナーやかぶりトナーが接触するような構成に対しても適用可能である。
また、本発明の実施例1~3で示した制御を行うことにより、ジャム発生時に生じたトナーの帯電ローラ2に対する接触量を軽減することも可能である。これにより、帯電ローラ2のトナー汚れの抑制や、帯電ローラ2上のトナーを除去するための制御を省くことができるなどの効果も得られる。
本発明の構成を以下のように纏めることができる。
本発明の画像形成装置100は、像担持体(感光体ドラム1)と、現像剤担持体(現像ローラ17)と、露光部材(露光装置30)と、中間転写体(中間転写ベルト31)と、中間転写体の表面31aを清掃する清掃部材11Aと、を備える。なお、現像剤担持体は、静電潜像を現像するために像担持体に供給される現像剤を担持し像担持体と当接可能である。また、露光装置は、像担持体の表面を照射して露光させるものである。
また、画像形成装置100は、中間転写体から、現像剤像T1を記録するための記録媒体(記録材35)に現像剤像を二次転写させる二次転写部材(二次転写ローラ33)を有する。そして、画像形成装置100は、二次転写部材によって記録媒体に転写された現像剤像を定着させる定着部材(定着装置34)を有する。さらに、画像形成部材100は、記録媒体の搬送状態を検知する検知部材Dと、制御部(システムコントローラ901)と、をも備える。
なお、像担持体は、静電潜像T0から現像された現像剤像T1を表面1yに担持し、回転可能である。また、中間転写体31は、像担持体の表面1yと接し、像担持体から転写された現像剤像T1を担持し、回転可能である。
制御部は、検知部材Dが記録媒体の搬送状態が不良であることを検知したとき、第1動作(S2)と、第2動作(S3)とを順に行わせ、像担持体の表面に滞留した現像剤(ジャムトナーH)は、像担持体から中間転写体へ転写される。なお、第1動作(S2)では、像担持体および中間転写体の回転動作を停止せずに継続させる。また、第2動作(S3)では、搬送状態の不良が検知されてから、像担持体の回転動作によって像担持体の表面が所定距離(L)を移動したときに、像担持体の回転動作を停止させる。
そして、第1動作において、定着部材の定着動作が停止される。
所定距離は、現像剤担持体に接する現像位置(Y3)から、中間転写体と接する転写位置(Y2)までの、像担持体の回転方向における像担持体の表面の長さ以上であり、
かつ、二次転写部材における二次転写位置(Y5)から、定着部材における定着位置(Y4)までの、記録媒体が移動する期間内における、像担持体の表面が移動した距離以下である。
これにより、ジャム発生した際に、像担持体の表面に残留したジャムトナーを効率よく中間転写体へ移動することができ、結果的にプロセスカートリッジの回収トナーのための容積を低減させることができる。即ち、プロセスカートリッジの容量のミニマイズ化を図りつつ、ジャム処理にも対応できる。特に、ジャム時における定着部材への紙巻き付くことを軽減することができる。
また、本発明の画像形成装置では、所定距離(L)を、露光位置(Y1)から、転写位置(Y2)までの、像担持体の回転方向における像担持体の表面の長さ以上とすることができる。
特に、所定距離(L)を、露光部材による像担持体の表面における露光位置Y1から、中間転写体と接する転写位置Y2までの、像担持体の回転方向Aにおける像担持体の表面の長さ(d1)としてもよい。
所定距離(L)を長さd1、もしくは、これ以上とすることにより、ジャム直前まで露光部材によって形成された潜像に埋められたトナー(ジャムトナー)を漏れなく中間転写体へ移動することができる。
また、本発明の画像形成装置では、現像剤担持体(現像ローラ17)は、像担持体と当接可能な第1位置Z1と、像担持体から離間可能な第2位置Z2とに移動可能なように構成されてもよい。制御部は、第1動作(S2)において、現像剤担持体を第1位置から第2位置に移動させることができる。
これにより、新たに現像剤担持体から像担持体へ(ジャム)トナーが転移されることを軽減できる。
なお、現像剤担持体を第2位置に位置させた状態で第1動作(S2)を行う場合には、所定距離Lを下記の通りとすることができる。
例えば、第1動作において、本発明の画像形成装置では、所定距離Lを、現像位置Y3から、転写位置Y2までの、像担持体の回転方向Aにおける像担持体の表面の長さ(d2)とすることができる。
所定距離(L)を長さd2とすることにより、効率よく像担持体上のジャムトナーを中間転写体へ移動させることができる。
また、本発明の画像形成装置では、中間転写体31を、像担持体1と当接可能な第3位置Z3と、像担持体から離間可能な第4位置Z4とに移動可能なように構成してもよい。制御部は、第2動作(S3)の後に、中間転写体を第4位置に位置させると共に、像担持体および中間転写体を所定時間t(若しくは、所定距離L)で回転させる第3動作(A2、A3)を行わせることができる。
これにより、下流側ステーションの像担持体へのトナーの逆転写を防ぐことができる。
また、本発明の画像形成装置では、中間転写体31は電位が印加可能なように構成されており、制御部は、第3動作(A2,A3)において、画像を形成する画像形成時と同極性の電位が中間転写体に印加されるように制御を行ってもよい。
これにより、像担持体から中間転写体へのトナーの転移を促進することができる。
また、本発明の画像形成装置では、清掃部材11Aによって、中間転写体31から回収された現像剤を収容する回収現像剤ボックス11Bを有してもよい。
また、本発明の画像形成装置では、像担持体1と、像担持体の表面1yを清掃する第2清掃部材(クリーニング部材)6と、枠体13Aと、を備えるカートリッジ(プロセスカートリッジ)7を有することができる。また、カートリッジは、画像形成装置の装置本体100Aに対して着脱可能である。なお、カートリッジの枠体は、像担持体1および第2清掃部材6を支持すると共に、第2清掃部材によって像担持体の表面から回収された現像剤を収容する回収現像剤室(回収トナーボックス)14を形成するように構成することができる。
また、本発明の画像形成装置では、カートリッジ7は、第2枠体(枠体)4aを備えることができる。また、回収現像剤室(回収トナーボックス)14は、現像剤収容室(トナー収容室)18bよりも容積が小さく設定することができる。なお、カートリッジの第2枠体4aは、像担持体上の静電潜像を現像するための現像剤を収容する現像剤収容室18bを形成するように構成することができる。
また、本発明の画像形成装置100は、像担持体(感光体ドラム1)と、現像剤担持体(現像ローラ17)と、露光部材(露光装置30)と、中間転写体(中間転写ベルト31)と、中間転写体の表面31aを清掃する清掃部材11Aと、を備える。なお、現像剤担持体は、静電潜像を現像するために像担持体に供給される現像剤を担持し像担持体と当接可能である。また、露光部材は、像担持体の表面を照射して露光させるものである。
また、画像形成装置は、中間転写体から、現像剤像T1を記録するための記録媒体(記録材35)に現像剤像を二次転写させる二次転写部材(二次転写ローラ33)を有する。そして、画像形成装置100は、二次転写部材によって記録媒体に転写された現像剤像を定着させる定着部材(定着装置34)を有する。さらに、画像形成部材100は、記録媒体の搬送状態を検知する検知部材Dと、制御部(システムコントローラ901)と、をも備える。
なお、像担持体は、静電潜像T0から現像された現像剤像T1を表面1yに担持し、回転可能である。また、中間転写体31は、像担持体の表面1yと接し、像担持体から転写された現像剤像T1を担持し、回転可能である。
制御部は、検知部材Dが記録媒体の搬送状態が不良であることを検知したとき、第1動作(S2)と、第2動作(S3)とを順に行わせ、像担持体の表面に滞留した現像剤(ジャムトナーH)は、像担持体から中間転写体へ転写される。なお、第1動作(S2)では、像担持体および中間転写体の回転動作を一時停止させてから、像担持体および中間転写体の回転動作を再開する。また、第2動作(S3)では、像担持体および中間転写体の回転動作を再開してから、像担持体の回転動作によって像担持体の表面が所定距離を移動したときに、像担持体の回転動作を停止させる。
そして、第1動作において、定着部材の定着動作が停止される。
所定距離は、現像剤担持体に接する現像位置(Y3)から、中間転写体と接する転写位置(Y2)までの、像担持体の回転方向における像担持体の表面の長さ以上であり、
かつ、二次転写部材における二次転写位置(Y5)から、定着部材における定着位置(Y4)までの、記録媒体が移動する期間内における、像担持体の表面が移動した距離以下である。
これにより、ジャム発生した際に、像担持体の表面に残留したジャムトナーを効率よく中間転写体へ移動することができ、結果的にプロセスカートリッジにおける回収トナーのための容積を削減することができる。即ち、プロセスカートリッジの容量のミニマイズ化を図りつつ、ジャム処理にも対応できる。特に、ジャム時における定着部材への紙巻き付くことを軽減することができる。
1(a~d) 感光体ドラム(像担持体)
1y 感光体ドラム(像担持体)の表面
11A 清掃部材
17 現像ローラ(現像剤担持体)
30 露光装置(露光部材)
31 中間転写ベルト(中間転写体)
31a 中間転写ベルト(中間転写体)の表面
33 二次転写ローラ(二次転写部材)
34 定着装置(定着部材)
35 記録材(記録媒体)
100 画像形成装置
901 システムコントローラ(制御部)
D 検知部材
H (ジャム)トナー(現像剤)
S2 ステップ(第1動作)
S3 ステップ(第2動作)
T0 静電潜像
T1 現像剤像
Y2 転写位置
Y3 現像位置
Y4 定着位置
Y5 二次転写位置

Claims (11)

  1. 静電潜像から現像された現像剤像を表面に担持し、回転可能な像担持体と、
    前記静電潜像を現像するために前記像担持体に供給される現像剤を担持し、前記像担持体と当接可能な、現像剤担持体と、
    前記像担持体の表面を照射して露光させる露光部材と、
    前記像担持体の表面と接し、前記像担持体から転写された前記現像剤像を担持し、回転可能な中間転写体と、
    前記中間転写体の表面を清掃する清掃部材と、
    前記中間転写体から、前記現像剤像を記録するための記録媒体に前記現像剤像を二次転写させる二次転写部材と、
    前記二次転写部材によって前記記録媒体に転写された前記現像剤像を定着させる定着部材と、
    前記記録媒体の搬送状態を検知する検知部材と、
    制御部と、
    を備える、画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記検知部材が前記記録媒体の搬送状態が不良であることを検知したとき、前記像担持体および前記中間転写体の回転動作を停止せずに継続させる第1動作と、
    前記不良が検知されてから、前記像担持体の回転動作によって前記像担持体の表面が所定距離を移動したときに、前記像担持体の回転動作を停止させる第2動作と、を順に行わせ、
    前記第1動作において、
    前記定着部材の定着動作が停止され、
    前記所定距離は、
    前記現像剤担持体と接する現像位置から、前記中間転写体と接する転写位置までの、前記像担持体の回転方向における前記像担持体の表面の長さ以上であり、
    かつ、前記二次転写部材における二次転写位置から、前記定着部材における定着位置までの、前記記録媒体が移動する期間内における、前記像担持体の表面が移動した距離以下である、ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記所定距離は、
    前記露光部材による前記像担持体の表面における露光位置から、前記中間転写体と接する転写位置までの、前記像担持体の回転方向における前記像担持体の表面の長さ以上である、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記所定距離は、
    前記露光位置から、前記転写位置までの、前記像担持体の回転方向における前記像担持体の表面の長さである、ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像剤担持体は、
    前記像担持体と当接可能な第1位置と、前記像担持体から離間可能な第2位置とに移動可能なように構成されており、
    前記制御部は、前記第1動作において、前記現像剤担持体を前記第1位置から前記第2位置に移動させる、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1動作において、
    前記所定距離は、前記現像位置から、前記転写位置までの、前記像担持体の回転方向における前記像担持体の表面の長さである、ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記中間転写体は、
    前記像担持体と当接可能な第3位置と、前記像担持体から離間可能な第4位置とに移動可能なように構成されており、
    前記制御部は、前記第2動作の後に、前記中間転写体を前記第4位置に位置させると共に、前記像担持体および前記中間転写体を所定時間で回転させる第3動作を行わせる、ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記中間転写体は電位が印加可能なように構成されており、
    前記制御部は、前記第3動作において、画像を形成する画像形成時と同極性の電位が前記中間転写体に印加されるように制御を行う、ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記清掃部材によって、前記中間転写体から回収された現像剤を収容する回収現像剤ボックスを有する、ことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記像担持体と、
    前記像担持体の表面を清掃する第2清掃部材と、
    前記像担持体および前記第2清掃部材を支持すると共に、前記第2清掃部材によって前記像担持体の表面から回収された現像剤を収容する回収現像剤室を形成する枠体と、を備えるカートリッジを有し、
    前記カートリッジは、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能である、ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記カートリッジは、前記像担持体上の静電潜像を現像するための現像剤を収容する現像剤収容室を形成する第2枠体を備え、
    前記回収現像剤室は、前記現像剤収容室よりも容積が小さい、ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 静電潜像から現像された現像剤像を表面に担持し、回転可能な像担持体と、
    前記静電潜像を現像するために前記像担持体に供給される現像剤を担持し、前記像担持体と当接可能な、現像剤担持体と、
    前記像担持体の表面を照射して露光させる露光部材と、
    前記像担持体の表面と接し、前記像担持体から転写された前記現像剤像を担持し、回転可能な中間転写体と、
    前記中間転写体の表面を清掃する清掃部材と、
    前記中間転写体から、前記現像剤像を記録するための記録媒体に前記現像剤像を二次転写させる二次転写部材と、
    前記二次転写部材によって前記記録媒体に転写された前記現像剤像を定着させる定着部材と、
    前記記録媒体の搬送状態を検知する検知部材と、
    制御部と、
    を備える、画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記検知部材が前記記録媒体の搬送状態が不良であることを検知したとき、前記像担持体および前記中間転写体の回転動作を一時停止させてから、前記像担持体および前記中間転写体の回転動作を再開する第1動作と、
    前記像担持体および前記中間転写体の回転動作を再開してから、前記像担持体の回転動作によって前記像担持体の表面が所定距離を移動したときに、前記像担持体の回転動作を停止させる第2動作と、を順に行わせ、
    前記第1動作において、
    前記定着部材の定着動作が停止され、
    前記所定距離は、
    前記現像剤担持体と接する現像位置から、前記中間転写体と接する転写位置までの、前記像担持体の回転方向における前記像担持体の表面の長さ以上であり、
    かつ、前記二次転写部材における二次転写位置から、前記定着部材における定着位置までの、前記記録媒体が移動する期間内における、前記像担持体の表面が移動した距離以下である、ことを特徴とする画像形成装置。
JP2020127705A 2019-09-17 2020-07-28 画像形成装置 Active JP7471945B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US17/018,951 US11099503B2 (en) 2019-09-17 2020-09-11 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019168210 2019-09-17
JP2019168210 2019-09-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021051286A JP2021051286A (ja) 2021-04-01
JP7471945B2 true JP7471945B2 (ja) 2024-04-22

Family

ID=75157821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020127705A Active JP7471945B2 (ja) 2019-09-17 2020-07-28 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7471945B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003057906A (ja) 2001-08-09 2003-02-28 Konica Corp 画像形成装置
JP2003195696A (ja) 2001-12-27 2003-07-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003057906A (ja) 2001-08-09 2003-02-28 Konica Corp 画像形成装置
JP2003195696A (ja) 2001-12-27 2003-07-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021051286A (ja) 2021-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8428477B2 (en) Image forming apparatus
JP6780460B2 (ja) 画像形成装置
JP4829638B2 (ja) 画像形成装置
JP2009047911A (ja) 帯電装置、画像形成ユニット及び画像形成装置
JP4885526B2 (ja) 画像形成装置
JP2010210799A (ja) 潤滑剤塗布機構、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5094211B2 (ja) 画像形成装置
JP4431560B2 (ja) 画像形成装置
JP7471945B2 (ja) 画像形成装置
JP2007328094A (ja) 画像形成装置
US8995862B2 (en) Image forming apparatus
JP2007093771A (ja) 画像形成装置
US8977152B2 (en) Image forming apparatus having developer stirring control
US11099503B2 (en) Image forming apparatus
JP2001100469A (ja) 画像形成装置
US11899381B2 (en) Image forming apparatus
US20070104514A1 (en) Image forming method and printing method thereof
US11892791B2 (en) Image forming apparatus
US10942467B1 (en) Charging device, image carrying unit, and image forming apparatus
JP4478432B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP4367040B2 (ja) 画像形成装置
JP2003295611A (ja) 画像形成装置
JP6098753B1 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2004317994A (ja) 画像形成装置
JP6319629B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230626

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20231213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7471945

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150