JP4367040B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ、これらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置に関し、より詳しくは、画像形成装置におけるクリーニング技術の改良に関する。
従来から、電子写真方式(静電転写方式)を利用した複写機、プリンター等の画像形成装置が広く知られている。このような画像形成装置では、最終転写体によって記録シート上にトナー像を転写し、そのトナー像を定着することにより、永久像としてのトナー像が記録シート上に形成される。そして、記録シート上に転写されなかったトナーは、画像形成装置内のクリーニング装置によって除去される。
画像形成装置内のクリーニングに関しては、従来から次のような技術が提案されている。すなわち、中間転写体上や最終転写体上の残留トナーを最終転写体上に集め、その最終転写体に接触しているクリーニング装置により残留トナーを一括してクリーニングする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、最終転写体及び第2の中間転写体間で記録シートに多重色トナーを転写させるが、その多重色トナーは通常マイナスに帯電している(これを正極トナーという)。そして、この多重色トナーの記録シートへの転写不良が起きないように最終転写体の電圧が設定されており、クリーニング装置は、この多重色トナーにおける残留トナー(正極トナー)のクリーニング不良を回避する電圧設定を基本としている。
特開2001−75448公報
しかしながら、記録シートの種類や搬送速度によっては、最終転写体に印加する電圧(過剰電流)により、多重色の残留トナーのうち、ある単色の残留トナーが逆極トナーになる(プラスに帯電される)ことがあり、上記電圧設定のクリーニング装置では、逆極トナーとなった単色の残留トナーを完全に回収することができなかった。そのため、図7で示すように、回収しきれなかった残留トナー(逆極トナー)が上流側の第1の中間転写体とのニップ部において、次の多重色トナーと重なり合い、いわゆるゴーストとなって最終画像上に現れてしまうことがあった。
そこで、本発明は、このような問題点に鑑み、記録媒体の種類や搬送速度によって残留トナーの帯電状態(極性)が変化しても、その残留トナーを確実に回収・除去することができる画像形成装置を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の画像形成装置は、表面に帯電電位の差による静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体の表面にトナー画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体のトナー像が転写される転写体と、前記転写体から記録媒体にトナー像を転写する最終転写体と、前記転写体と接触するクリーニング体と、これら像担持体、転写体、最終転写体、クリーニング体間の電位勾配を制御する制御手段と、を備えた画像形成装置において、前記クリーニング体には、前記転写体のトナー像が前記記録媒体に転写された際に、該転写体上に残留する逆極トナーを前記クリーニング体に付着させるような電位勾配を形成させる逆極トナー付着電圧と、前記転写体のトナー像が前記記録媒体に転写された際に、該転写体上に残留する正極トナーを前記クリーニング体に付着させるような電位勾配を形成させる正極トナー付着電圧と、が印加されるように構成され、前記転写体のトナー像を前記記録媒体に転写させる際の前記クリーニング体の電圧が、前記記録媒体の種類に応じて、前記逆極トナー付着電圧及び前記正極トナー付着電圧に切り替えられることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、転写体のトナー像を記録媒体に転写させる際のクリーニング体の電圧は、記録媒体の種類に応じて、逆極トナー付着電圧及び正極トナー付着電圧に切り替えられる。したがって、記録媒体の種類によって残留トナーの帯電状況(極性)が変化しても、それに応じた適切な電圧値が設定されるので、確実に残留トナーを回収することができる。よって、ゴーストなどは発生しない。
また、本発明に係る請求項2に記載の画像形成装置は、表面に帯電電位の差による静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体の表面にトナー画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体のトナー像が転写される転写体と、前記転写体から記録媒体にトナー像を転写する最終転写体と、前記転写体と接触するクリーニング体と、これら像担持体、転写体、最終転写体、クリーニング体間の電位勾配を制御する制御手段と、を備えた画像形成装置において、前記クリーニング体には、前記転写体のトナー像が前記記録媒体に転写された際に、該転写体上に残留する逆極トナーを前記クリーニング体に付着させるような電位勾配を形成させる逆極トナー付着電圧と、前記転写体のトナー像が前記記録媒体に転写された際に、該転写体上に残留する正極トナーを前記クリーニング体に付着させるような電位勾配を形成させる正極トナー付着電圧と、が印加されるように構成され、前記転写体のトナー像を前記記録媒体に転写させる際の前記クリーニング体の電圧が、前記記録媒体の搬送速度に応じて、前記逆極トナー付着電圧及び前記正極トナー付着電圧に切り替えられることを特徴としている。
請求項2の発明によれば、転写体のトナー像を記録媒体に転写させる際のクリーニング体の電圧は、記録媒体の搬送速度に応じて、逆極トナー付着電圧及び正極トナー付着電圧に切り替えられる。したがって、記録媒体の搬送速度によって残留トナーの帯電状況(極性)が変化しても、それに応じた適切な電圧値が設定されるので、確実に残留トナーを回収することができる。よって、ゴーストなどは発生しない。
また、請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、連続印字中において、前記クリーニング体の電圧が切り替わるときに、記録媒体を搬送させずにクリーニングを行うことを特徴としている。
また、請求項に記載の画像形成装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記像担持体として、異なる色用の複数の像担持体を備え、前記転写体として、前記複数の像担持体からトナー像が転写される第1の転写体と、第1の転写体からトナー像が転写され、最終転写体に接触して、記録媒体へトナー像を転写する第2の転写体と、を備えたことを特徴としている。
そして、請求項に記載の画像形成装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記像担持体として、異なる色用の複数の像担持体を備え、前記転写体として、前記複数の像担持体の一部と接触する第1の上流側中間転写体と、前記複数の像担持体の残りと接触する第1の下流側中間転写体と、これら第1の上流側中間転写体及び第1の下流側中間転写体に接触し、第1の上流側中間転写体からトナー画像が転写された後に、第1の下流側中間転写体からトナー画像が転写される第2の中間転写体と、を備え、前記最終転写体は、前記第2の中間転写体に接触することを特徴としている。
更に、請求項に記載の画像形成装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記像担持体として、イエロー用、マゼンタ用、ブラック用、シアン用の4つの像担持体を備え、前記転写体として、これら4つの像担持体のうち、それぞれ2つの像担持体と接触する第1の上流側中間転写体及び第1の下流側中間転写体と、これら第1の上流側中間転写体及び第1の下流側中間転写体に接触し、第1の上流側中間転写体からトナー画像が転写された後に、第1の下流側中間転写体からトナー画像が転写される第2の中間転写体と、を備え、前記最終転写体は、前記第2の中間転写体に接触することを特徴としている。
また、請求項に記載の画像形成装置は、請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置において、前記クリーニング体として、前記第1の上流側中間転写体に接触する第1の上流側クリーニング体と、前記第2の中間転写体に接触する第2のクリーニング体と、を備えたことを特徴としている。
そして、請求項に記載の画像形成装置は、請求項に記載の画像形成装置において、前記制御手段が、記録媒体転写後の逆極トナーが、前記第2の中間転写体を経て、前記第2のクリーニング体に付着するような画像形成用電位勾配を形成することを特徴としており、請求項9に記載の画像形成装置は、請求項7に記載の画像形成装置において、前記制御手段が、記録媒体転写後の正極トナーが、前記第2の中間転写体を経て、前記第2のクリーニング体に付着するような画像形成用電位勾配を形成することを特徴としている。
また、請求項1に記載の画像形成装置は、請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記制御手段が、記録媒体転写後の逆極トナーが、前記第2の中間転写体、前記第1の上流側中間転写体を経て、前記第1の上流側クリーニング体に付着するような電位勾配を形成することを特徴としている。
また、請求項1に記載の画像形成装置は、請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記クリーニング体として、前記第1の下流側中間転写体に接触する第1の下流側クリーニング体を備えたことを特徴としており、請求項12に記載の画像形成装置は、請求項11に記載の画像形成装置において、前記制御手段が、最終転写体上の逆極トナーが、前記第2の中間転写体、前記第1の下流側中間転写体を経て、前記第1の下流側クリーニング体に付着するような電位勾配を形成することを特徴としている。
また、請求項1に記載の画像形成装置は、請求項1〜請求項12の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記クリーニング体が、少なくとも1つのロールにより構成されていることを特徴としている。
また、請求項1に記載の画像形成装置は、請求項1〜請求項12の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記クリーニング体がクリーニングロールであり、該クリーニングロールに圧接するクリーニングブレードと、これらクリーニングロール及びクリーニングブレードによりクリーニングされたトナーを回収する収容体と、を有するクリーニング装置を備えたことを特徴としている。
なお、画像形成手段としては、像担持体の表面を一様に帯電する帯電手段、出力用画像に対応する静電潜像を像担持体の表面に形成する潜像形成手段(露光手段)、像担持体の表面に形成された静電潜像に対して選択的にトナーを付与する現像手段などが挙げられる。また、帯電手段の一態様として、像担持体と接触して、その表面を一様に帯電する接触型帯電体が挙げられる。この場合、制御手段は、像担持体、中間転写体、最終転写体、クリーニング体に加え、この接触型帯電体間の電位勾配も制御する。
以上、本発明によれば、記録媒体の種類や搬送速度に応じて最適なクリーニング電圧が選択されるため、残留トナーの極性に拘わらず、確実にその残留トナーを回収することができる。
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。図1は本発明に係る画像形成装置としてのタンデム型フルカラープリンターを示す概略側面図であり、図2は図1に示したフルカラープリンターの要部を示す概略側面図である。このフルカラープリンター10は、大きく分けて、画像形成部12、中間転写装置14、最終転写部16、定着装置18、給紙部20により構成されている。
画像形成部12は、イエロー(Y)用、マゼンタ(M)用、ブラック(K)用、シアン(C)用の4つの画像形成ユニット22Y、22M、22K、22Cと、露光装置24とで構成されている。各画像形成ユニット22Y〜22Cは、それぞれ4つの感光体ドラム(像担持体)26Y、26M、26K、26Cと、感光体ドラム26Y〜26Cにそれぞれ接触する帯電ロール(接触型帯電体)28Y、28M、28K、28Cと、感光体ドラム26Y〜26Cにそれぞれ対峙する現像装置30Y、30M、30K、30Cと、感光体ドラム26Y〜26Cにそれぞれ接触する感光体ブラシロール32Y、32M、32K、32Cとで構成されている。
ここで、感光体ドラム26周辺の各部材の配置としては、感光体ドラム26を中心に、感光体ドラム26の回転方向上流側から下流側にかけて、帯電ロール28、現像装置30、後述する第1の上流側又は下流側中間転写ロール34、36、感光体ブラシロール32が順に配設されている。
感光体ドラム26Y〜26Cは、帯電ロール28Y〜28Cによって−900V程度のDC電圧が印加され、これにより、約−420V程度に一様に帯電される。そして、露光装置24で静電潜像が書き込まれた際に、その表面電位は約−70V程度にまで除電される。
現像装置30Y〜30Cは、現像ロール、現像剤量規制部材、現像剤搬送部材と、現像剤を搬送して撹拌するオーガーとを備えた磁気ブラシ接触型2成分現像方式の現像装置である。なお、現像剤量規制部材によって規制されて現像部に搬送される現像剤量は約30g/m2〜45g/m2であり、このときに現像ロール上に存在するトナーの帯電量は約−40μC/g〜−50μC/g程度である。この現像装置30Y〜30Cには、AC+DCの現像電圧を印加して現像が実施されるが、この現像電圧はACが4kHz、1.3kVppで、DCが−350V程度である。
中間転写装置14は、感光体ドラム26Y、26Mに接触する第1の上流側中間転写ロール(第1の上流側中間転写体)34と、感光体ドラム26K、26Cに接触する第1の下流側中間転写ロール(第1の下流側中間転写体)36と、これら2つの第1の中間転写ロール34、36に接触する第2の中間転写ロール38(第2の中間転写体)と、第2の中間転写ロール38上におけるトナー画像の有無及び濃度を光学的に検知するトナーセンサー40を備えている。このトナーセンサー40の検知結果に基いて、各帯電バイアス、各現像バイアス、各現像装置30におけるトナー補給量などが制御される。
また、第1の上流側中間転写ロール34は第1の上流側クリーニング装置42を備えている。この第1の上流側クリーニング装置42は、第1の上流側中間転写ロール34に接触する金属(ステンレス)製のクリーニングロール(クリーニング体)44と、そのクリーニングロール44に当接するクリーニングブレード46と、クリーニングロール44よりも第1の上流側中間転写ロール34の回転方向上流側近傍において、その中間転写ロール34に接触するブラシロール48と、これらクリーニングロール44、クリーニングブレード46、ブラシロール48を収容するクリーナーハウジング(収容体)50を備えている。
同様に、第1の下流側中間転写ロール36は第1の下流側クリーニング装置52を備えている。この第1の下流側クリーニング装置52は、第1の下流側中間転写ロール36に接触する金属(ステンレス)製のクリーニングロール(クリーニング体)54と、そのクリーニングロール54に当接するクリーニングブレード56と、クリーニングロール54よりも第1の下流側中間転写ロール36の回転方向上流側近傍において、その中間転写ロール36に接触するブラシロール58と、これらクリーニングロール54、クリーニングブレード56、ブラシロール58を収容するクリーナーハウジング(収容体)60を備えている。
更に、第2の中間転写ロール38は第2のクリーニング装置62を備えている。この第2のクリーニング装置62は、第2の中間転写ロール38に接触する金属(ステンレス)製のクリーニングロール(クリーニング体)64と、そのクリーニングロール64に当接するクリーニングブレード66と、クリーニングロール64よりも第2の中間転写ロール38の回転方向下流側近傍において、その中間転写ロール38に接触するブラシロール68と、これらクリーニングロール64、クリーニングブレード66、ブラシロール68を収容するクリーナーハウジング(収容体)70を備えている。
ここで、第1の上流側中間転写ロール34における周辺部材の配置としては、第1の上流側中間転写ロール34を中心に、第1の上流側中間転写ロール34の回転方向上流側から下流側にかけて、感光体ドラム26M、感光体ドラム26Y、第2の中間転写ロール38、ブラシロール48、クリーニングロール44が順に配設されている。
また、第1の下流側中間転写ロール36における周辺部材の配置としては、第1の下流側中間転写ロール36を中心に、第1の下流側中間転写ロール36の回転方向上流側から下流側にかけて、感光体ドラム26C、感光体ドラム26K、第2の中間転写ロール38、ブラシロール58、クリーニングロール54が順に配設されている。
更に、第2の中間転写ロール38における周辺部材の配置としては、第2の中間転写ロール38を中心に、第2の中間転写ロール38の回転方向上流側から下流側にかけて、第1の上流側中間転写ロール34、第1の下流側中間転写ロール36、トナーセンサー40、後述する最終転写ロール72、クリーニングロール64、ブラシロール68が順に配設されている。
第1の中間転写ロール34、36は、金属パイプの上にシリコンゴム層を設け、更にその上に高離型層をコーティングして形成されている。そして、感光体ドラム26Y〜26Cから、この第1の中間転写ロール34、36にトナー像を転写するのに必要な表面電位の最適値が、記録用紙Sの種類や搬送速度、トナーの帯電状態、雰囲気温度、湿度等により設定される。
第2の中間転写ロール38は、第1の中間転写ロール34、36と同様に、金属パイプの上にシリコンゴム層を設け、更にその上に高離型層をコーティングして形成されている。そして、第1の中間転写ロール34、36から、この第2の中間転写ロール38にトナー像を転写するのに必要な表面電位の最適値が、記録用紙Sの種類や搬送速度、トナーの帯電状態、雰囲気温度、湿度等により設定される。
最終転写部16を構成する最終転写ロール72は、金属パイプの上にウレタンゴム層を設け、更にその上に樹脂コーティングが施されて形成されている。そして、第2の中間転写ロール38から、記録用紙S上にトナー像を転写するために、この最終転写ロール72に印加する転写電圧の最適値が、記録用紙Sの種類や搬送速度、トナーの帯電状態、雰囲気温度、湿度等により設定される。通常、最終転写ロール72に印加する転写電圧は+1200V〜+4200V程度の範囲であり、ここでは定電圧制御方式を採用して、その最適値は常温常湿の環境下で+2000V程度である。
なお、最終転写ロール72は、第1の中間転写ロール34、36、第2の中間転写ロール38とは異なり、クリーニングロール(クリーニング体)が当接されていない構成である。また、各クリーニング装置42、52、62のクリーニングロール44、54、64及びブラシロール48、58、68に印加するクリーニング電圧の最適値も、記録用紙Sの種類や搬送速度、トナーの帯電状態、雰囲気温度、湿度等により設定される。
定着装置18は、加熱ロール74と加圧ロール76とが圧接されて定着ニップを形成している。加熱ロール74中には熱源としてのハロゲンランプ(図示省略)が配設され、定着時には加熱ロール74表面を所定の定着温度に加熱するように構成されている。また、この定着ニップに対して記録用紙Sの搬送方向下流側に、定着排出ロール対78が配設されている。
給紙部20は、給紙トレイ80から排出トレイ82に至るまでの記録用紙Sの搬送経路(図中点線で示す)Pに沿って形成されている。給紙トレイ80内には複数枚の記録用紙Sが収容されており、その給紙トレイ80から搬送経路Pの下流側にかけて、ピックアップロール84Aとリタードロール84Bからなるロール対84、搬送ロール対86、レジストロール対88、(最終転写ロール72及び定着装置18を経て)排出ロール対90が順に配設されている。
以上のような構成のフルカラープリンター10において、次に各中間転写ロール34、36、38、各クリーニングロール44、54、64、各ブラシロール48、58、68の電位制御について説明をする。上記したように、各中間転写ロール34、36、38、各クリーニングロール44、54、64、各ブラシロール48、58、68に印加する電圧は、記録用紙Sの種類や搬送速度、トナーの帯電状態、雰囲気温度、湿度等により設定され、これにより適切な電位勾配が形成される。
図3にその記録用紙Sの種類や搬送速度、トナーの帯電状態、雰囲気温度、湿度等により設定される各電圧モードを示す。そして、図4にそのうちの常温常湿(環境No.4)、低温低湿(環境No.0)、高温高湿(環境No.8)における各電圧モード値を一例として示す。なお、記録用紙Sの種類は、例えば用紙モードAが普通紙、用紙モードBが再生紙、用紙モードCが厚紙、用紙モードDがコート紙、用紙モードEがOHPのように設定される。そして、記録用紙Sの搬送速度は、例えば用紙モードA、Bが全速、用紙モードC、D、Eが半速のように設定される。
具体的に説明すると、例えば、常温常湿(環境No.4)下で、記録用紙Sが普通紙(用紙モードA)の場合、記録用紙Sの搬送速度は全速となり、この場合の電圧モードは図3から「逆極トナーキャッチ」モードとなることが判る。なお、記録用紙Sの種類が普通紙であることは、ユーザーがコンピューター上のプリンタードライバー等によって適宜入力することにより設定される。また、雰囲気温度、湿度はプリンター10にセンサーを設けて自動的に判別されるようにしてもよいし、上記と同様に、ユーザーがコンピューター上のプリンタードライバーによって適宜入力するようにしてもよい。
こうして、「逆極トナーキャッチ」モードであることが判明すると、図4で示すように、各環境毎、各用紙種類毎、各搬送速度毎に、各中間転写ロール34、36、38、各クリーニングロール44、54、64、各ブラシロール48、58、68に印加する電圧値が予め設定されているので、その中から上記「逆極トナーキャッチ」モードの電圧値が選択されて、各中間転写ロール34、36、38、各クリーニングロール44、54、64、各ブラシロール48、58、68に、それぞれ印加される。
すなわち、図4(A)で示すように、第1の中間転写ロール34、36は400V、第2の中間転写ロール38は850V、第1のクリーニング装置42、52のクリーニングロール44、54は100V、ブラシロール48、58は750V、第2のクリーニング装置62のクリーニングロール64は500V、ブラシロール68は1150Vに印加される。
この状態を図5で示す。この図5には常温常湿環境下での「逆極トナーキャッチ」モードにおける出力用画像としてのトナー画像の移動状況が示されている。なお、本実施例で使用するトナーは、マイナス帯電トナーである。したがって、正極トナーがマイナス帯電しており、逆極トナーがプラス帯電していることになる。
各画像形成ユニット22Y〜22Cにより、感光体ドラム26Y〜26C上にはそれぞれイエロー、マゼンタ、ブラック、シアンのトナー画像が形成される。すなわち、各感光体ドラム26の表面が帯電ロール28により一様に帯電され、露光装置24から出力画像に対応したレーザービームLが帯電後の感光体ドラム26表面に照射され、露光された部分と露光されなかった部分との電位差により、感光体ドラム26上には静電潜像が形成される。この静電潜像に対して、現像装置30が選択的にトナーを付与し、感光体ドラム26上にトナー画像が形成される。
まず、マゼンタ用の感光体ドラム26Mから、第1の上流側中間転写ロール34へマゼンタのトナー画像が一次転写される。次いで、イエロー用の感光体ドラム26Yから、第1の上流側中間転写ロール34へイエローのトナー画像が一次転写され、マゼンタのトナー画像に重ね合わされる。一方、同様に、シアン用の感光体ドラム26Cから、第1の下流側中間転写ロール36へシアンのトナー画像が一次転写される。次いで、ブラック用の感光体ドラム26Kから、第1の下流側中間転写ロール36へブラックのトナー画像が一次転写される。
一次転写されたマゼンタとイエローのトナー画像は、第2の中間転写ロール38へ二次転写される。一方、一次転写されたシアンとブラックのトナー画像も、第2の中間転写ロール38へ二次転写され、ここで先に二次転写されているマゼンタ、イエローのトナー画像と、シアンのトナー画像とが重ね合わされ、フルカラーのトナー画像が第2の中間転写ロール38上に形成される。
二次転写されたフルカラートナー画像及びブラックトナー画像は、第2の中間転写ロール38と最終転写ロール72との間のニップ部分に達する。そのタイミングに同期して、レジストロール対88(図1参照)から記録シートとしての記録用紙Sがニップ部分に搬送され、記録用紙S上にそのフルカラートナー画像及びブラックトナー画像が三次転写(最終転写)される。
なお、この記録用紙Sは、その後、定着装置18の加熱ロール74と加圧ロール76とのニップ部分を通過する(図1参照)。その際、両ロール74、76から与えられる熱と圧力との作用により、フルカラートナー画像及びブラックトナー画像が記録用紙Sに定着し、永久像となる。更に、その後、記録用紙Sは、排出ロール対90により排出トレイ82へと排出され、フルカラー画像形成が終了する。
一方、トナー画像を構成するトナーのうち、記録用紙Sに接触しても転写されず、そのまま第2の中間転写ロール38の回転とともに移動する残留トナーが存在する。この残留トナーの殆どはマイナス帯電しているが、最終転写ロール72に接触したことにより、プラスに帯電する逆極トナーも一部存在している。
したがって、この「逆極トナーキャッチ」モードの場合は、まず、第2のクリーニング装置62により、プラスに帯電している逆極の残留トナーが電位関係によりクリーニングロール64に付着し、クリーニングブレード66によりクリーニングロール64表面から掻き落とされて、クリーナーハウジング70内に収容される。なお、クリーナーハウジング70に収容されたトナーを図示しない回収ボックス内に搬送するように構成してもよい。
また、このとき、マイナスに帯電している正極の残留トナーは電位関係により、クリーニングロール64に付着することはない。クリーニングロール64に付着しなかった正極の残留トナーは、電位関係によりクリーニングロール64よりも下流側に配置されているブラシロール68に付着して保持され、第2の中間転写ロール38上から除去される。したがって、ゴーストが発生することはない。
また、例えば、常温常湿(環境No.4)下で、記録用紙Sが再生紙(用紙モードB)の場合、記録用紙Sの搬送速度は全速となり、この場合の電圧モードは図3から「正極トナーキャッチ」モードとなることが判る。したがって、上記と同様にして、図4(A)から第1の中間転写ロール34、36は400V、第2の中間転写ロール38は850V、第1のクリーニング装置42、52のクリーニングロール44、54は100V、ブラシロール48、58は900V、第2のクリーニング装置62のクリーニングロール64は1250V、ブラシロール68は1450Vに印加される。
この状態を図6で示す。この図6には常温常湿環境下での「正極トナーキャッチ」モードにおける出力用画像としてのトナー画像の移動状況が示されている。なお、上記したように、本実施例で使用するトナーは、マイナス帯電トナーである。したがって、正極トナーがマイナス帯電しており、逆極トナーがプラス帯電している。
各画像形成ユニット22Y〜22Cにより、感光体ドラム26Y〜26C上にはそれぞれイエロー、マゼンタ、ブラック、シアンのトナー画像が形成される。すなわち、各感光体ドラム26の表面が帯電ロール28により一様に帯電され、露光装置24から出力画像に対応したレーザービームLが帯電後の感光体ドラム26表面に照射され、露光された部分と露光されなかった部分との電位差により、感光体ドラム26上には静電潜像が形成される。この静電潜像に対して、現像装置30が選択的にトナーを付与し、感光体ドラム26上にトナー画像が形成される。
まず、マゼンタ用の感光体ドラム26Mから、第1の上流側中間転写ロール34へマゼンタのトナー画像が一次転写される。次いで、イエロー用の感光体ドラム26Yから、第1の上流側中間転写ロール34へイエローのトナー画像が一次転写され、マゼンタのトナー画像に重ね合わされる。一方、同様に、シアン用の感光体ドラム26Cから、第1の下流側中間転写ロール36へシアンのトナー画像が一次転写される。次いで、ブラック用の感光体ドラム26Kから、第1の下流側中間転写ロール36へブラックのトナー画像が一次転写される。
一次転写されたマゼンタとイエローのトナー画像は、第2の中間転写ロール38へ二次転写される。一方、一次転写されたシアンとブラックのトナー画像も、第2の中間転写ロール38へ二次転写され、ここで先に二次転写されているマゼンタ、イエローのトナー画像と、シアンのトナー画像とが重ね合わされ、フルカラーのトナー画像が第2の中間転写ロール38上に形成される。
二次転写されたフルカラートナー画像及びブラックトナー画像は、第2の中間転写ロール38と最終転写ロール72との間のニップ部分に達する。そのタイミングに同期して、レジストロール対88(図1参照)から記録シートとしての記録用紙Sがニップ部分に搬送され、記録用紙S上にそのフルカラートナー画像及びブラックトナー画像が三次転写(最終転写)される。
そして、この記録用紙Sは、その後、定着装置18の加熱ロール74と加圧ロール76とのニップ部分を通過する(図1参照)。その際、両ロール74、76から与えられる熱と圧力との作用により、フルカラートナー画像及びブラックトナー画像が記録用紙Sに定着し、永久像となる。更に、その後、記録用紙Sは、排出ロール対90により排出トレイ82へと排出され、フルカラー画像形成が終了する。
一方、トナー画像を構成するトナーのうち、記録用紙Sに接触しても転写されず、そのまま第2の中間転写ロール38の回転とともに移動する残留トナーが存在する。この残留トナーの殆どはマイナス帯電しているが、最終転写ロール72に接触したことにより、プラスに帯電する逆極トナーも一部存在している。
したがって、この「正極トナーキャッチ」モードの場合は、まず、第2のクリーニング装置62により、マイナスに帯電している正極の残留トナーが電位関係によりクリーニングロール64に付着し、クリーニングブレード66によりクリーニングロール64表面から掻き落とされて、クリーナーハウジング70内に収容される。なお、クリーナーハウジング70に収容されたトナーを図示しない回収ボックス内に搬送するように構成してもよいことは上記と同様である。
また、このとき、プラスに帯電している逆極の残留トナーは電位関係により、クリーニングロール64に付着することはない。クリーニングロール64に付着しなかった逆極の残留トナーは、電位関係によりクリーニングロール64よりも下流側に配置されているブラシロール68に付着して保持され、第2の中間転写ロール38上から除去される。したがって、ゴーストが発生することはない。
なお、各電圧が切り替わるとき、つまり、記録用紙Sの種類や搬送速度が変更されるときには、記録用紙Sを搬送することなく、上記したような電圧モード(「逆極トナーキャッチ」モード又は「正極トナーキャッチ」モード)でクリーニングを実行することが好ましい。また、このときには、第2のクリーニング装置62で残留トナーを除去するのではなく、第1の上流側中間転写ロール34を介して第1の上流側クリーニング装置42で除去するように構成したり、第1の下流側中間転写ロール36を介して第1の下流側クリーニング装置52で除去するように構成してもよい。
何れにしても、各中間転写ロール34、36、38、各クリーニングロール44、54、64、各ブラシロール48、58、68に形成される電位勾配は、記録用紙Sの種類や搬送速度、トナーの帯電状態、雰囲気温度、湿度等により予め決定されており、ユーザーが記録用紙Sの種類(用紙モード)や搬送速度等を適宜選択することにより、自動的に適切な電位勾配が形成される構成になっている。したがって、各中間転写ロール34、36、38上に残留している残留トナーは記録用紙Sの種類や搬送速度が変更されても確実に回収・除去される。
また、上記したフルカラープリンター10は、中間転写装置14として、第1の上流側中間転写ロール34、第1の下流側中間転写ロール36、第2の中間転写ロール38という3つの中間転写体を備えるが、中間転写装置14として、1つの中間転写ロール(図示省略)のみを備える場合も同様の効果が得られることは言うまでもない。
本発明に係るフルカラープリンターの概略側面図 本発明に係るフルカラープリンターの要部概略側面図 本発明に係る電圧モードを示す表 本発明に係る電圧モード値を示す表 本発明に係る「逆極トナーキャッチ」モードにおける動作説明図 本発明に係る「正極トナーキャッチ」モードにおける動作説明図 従来のフルカラープリンターの動作説明図
符号の説明
10 プリンター(画像形成装置)
22 画像形成ユニット(画像形成手段)
26 感光体ドラム(像担持体)
34 第1の上流側中間転写ロール(中間転写体)
36 第1の下流側中間転写ロール(中間転写体)
38 第2の中間転写ロール(中間転写体)
42 第1の上流側クリーニング装置
52 第1の下流側クリーニング装置
62 第2のクリーニング装置
44、54、64 クリーニングロール(クリーニング体)
46、56、66 クリーニングブレード
48、58、68 ブラシロール
50、60、70 クリーナーハウジング(収容体)
72 最終転写ロール(最終転写体)

Claims (14)

  1. 表面に帯電電位の差による静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体の表面にトナー画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体のトナー像が転写される転写体と、前記転写体から記録媒体にトナー像を転写する最終転写体と、前記転写体と接触するクリーニング体と、これら像担持体、転写体、最終転写体、クリーニング体間の電位勾配を制御する制御手段と、を備えた画像形成装置において、
    前記クリーニング体には、前記転写体のトナー像が前記記録媒体に転写された際に、該転写体上に残留する逆極トナーを前記クリーニング体に付着させるような電位勾配を形成させる逆極トナー付着電圧と、前記転写体のトナー像が前記記録媒体に転写された際に、該転写体上に残留する正極トナーを前記クリーニング体に付着させるような電位勾配を形成させる正極トナー付着電圧と、が印加されるように構成され、
    前記転写体のトナー像を前記記録媒体に転写させる際の前記クリーニング体の電圧が、前記記録媒体の種類に応じて、前記逆極トナー付着電圧及び前記正極トナー付着電圧に切り替えられることを特徴とする画像形成装置。
  2. 表面に帯電電位の差による静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体の表面にトナー画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体のトナー像が転写される転写体と、前記転写体から記録媒体にトナー像を転写する最終転写体と、前記転写体と接触するクリーニング体と、これら像担持体、転写体、最終転写体、クリーニング体間の電位勾配を制御する制御手段と、を備えた画像形成装置において、
    前記クリーニング体には、前記転写体のトナー像が前記記録媒体に転写された際に、該転写体上に残留する逆極トナーを前記クリーニング体に付着させるような電位勾配を形成させる逆極トナー付着電圧と、前記転写体のトナー像が前記記録媒体に転写された際に、該転写体上に残留する正極トナーを前記クリーニング体に付着させるような電位勾配を形成させる正極トナー付着電圧と、が印加されるように構成され、
    前記転写体のトナー像を前記記録媒体に転写させる際の前記クリーニング体の電圧が、前記記録媒体の搬送速度に応じて、前記逆極トナー付着電圧及び前記正極トナー付着電圧に切り替えられることを特徴とする画像形成装置。
  3. 連続印字中において、前記クリーニング体の電圧が切り替わるときに、記録媒体を搬送させずにクリーニングを行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体として、異なる色用の複数の像担持体を備え、前記転写体として、前記複数の像担持体からトナー像が転写される第1の転写体と、第1の転写体からトナー像が転写され、最終転写体に接触して、記録媒体へトナー像を転写する第2の転写体と、を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体として、異なる色用の複数の像担持体を備え、前記転写体として、前記複数の像担持体の一部と接触する第1の上流側中間転写体と、前記複数の像担持体の残りと接触する第1の下流側中間転写体と、これら第1の上流側中間転写体及び第1の下流側中間転写体に接触し、第1の上流側中間転写体からトナー画像が転写された後に、第1の下流側中間転写体からトナー画像が転写される第2の中間転写体と、を備え、前記最終転写体は、前記第2の中間転写体に接触することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体として、イエロー用、マゼンタ用、ブラック用、シアン用の4つの像担持体を備え、前記転写体として、これら4つの像担持体のうち、それぞれ2つの像担持体と接触する第1の上流側中間転写体及び第1の下流側中間転写体と、これら第1の上流側中間転写体及び第1の下流側中間転写体に接触し、第1の上流側中間転写体からトナー画像が転写された後に、第1の下流側中間転写体からトナー画像が転写される第2の中間転写体と、を備え、前記最終転写体は、前記第2の中間転写体に接触することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記クリーニング体として、前記第1の上流側中間転写体に接触する第1の上流側クリーニング体と、前記第2の中間転写体に接触する第2のクリーニング体と、を備えたことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、記録媒体転写後の逆極トナーが、前記第2の中間転写体を経て、前記第2のクリーニング体に付着するような画像形成用電位勾配を形成することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、記録媒体転写後の正極トナーが、前記第2の中間転写体を経て、前記第2のクリーニング体に付着するような画像形成用電位勾配を形成することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、記録媒体転写後の逆極トナーが、前記第2の中間転写体、前記第1の上流側中間転写体を経て、前記第1の上流側クリーニング体に付着するような電位勾配を形成することを特徴とする請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記クリーニング体として、前記第1の下流側中間転写体に接触する第1の下流側クリーニング体を備えたことを特徴とする請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、最終転写体上の逆極トナーが、前記第2の中間転写体、前記第1の下流側中間転写体を経て、前記第1の下流側クリーニング体に付着するような電位勾配を形成することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記クリーニング体は、少なくとも1つのロールにより構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項12の何れか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記クリーニング体はクリーニングロールであり、該クリーニングロールに圧接するクリーニングブレードと、これらクリーニングロール及びクリーニングブレードによりクリーニングされたトナーを回収する収容体と、を有するクリーニング装置を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項12の何れか1項に記載の画像形成装置。
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