JP7469981B2 - 軒先構造 - Google Patents

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本開示は、軒先構造に関する。
住宅などの建物では、軒先構造として、建物本体の上部に、建物本体から張出すように張出部分となる庇を設けるものがある。その軒先構造では、庇において、小屋裏換気を行うために水返し構造を設けることが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-132126号公報
ここで、上記の軒先構造は、張出量の長い庇である場合、庇の先端側から換気を行わせるようにすると、庇の先端から居室までの間に距離があるため、大掛かりな水返しを必要としないことが多い。ところが、上記の軒先構造は、張出量が短い庇である場合、庇の先端から居室までの距離が短いため、複雑な水返し構造が必要になる。しかしながら、上記の軒先構造は、張出量が短い庇であると、物理的にスペースが足りないため、効率的に水返し構造を配置することが困難となる。
本開示は、上記の事情に鑑みて為されたもので、張出量が短い庇であっても水返し構造を容易に設けることのできる軒先構造を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本開示の軒先構造は、建物本体の上端部に設けられた建物側水切部と、前記建物本体の上部に設置される屋根パネルの端部近傍に設けられた屋根側水切部と、を備え、前記屋根側水切部と前記建物側水切部とは、前記屋根パネルが前記建物本体の上部に設置されると、軒樋の裏側において水平方向で並列されることで軒先水切を構成し、前記軒先水切は、前記屋根側水切部における前記軒樋の裏側で鉛直方向に伸びる鉛直面に設けられて前記軒樋の上側に通じる上側第1換気スリットと、前記鉛直面に設けられて前記軒樋の下側に通じる下側第1換気スリットと、前記上側第1換気スリットと前記下側第1換気スリットとを小屋裏空間に繋げる換気通路と、を有し、前記屋根側水切部と前記建物側水切部とは、間隔を置いて並列された間で、前記換気通路の少なくとも一部を形成している。
ここで、前記換気通路は、前記上側第1換気スリットから下方へ向けて伸びる第1通路部と、前記下側第1換気スリットから上方へ向けて伸びる第2通路部と、前記第1通路部と前記第2通路部との合流箇所から前記小屋裏空間へ向けて伸びる第3通路部と、を有し、前記第2通路部は、前記屋根側水切部と前記建物側水切部との間で形成されていることができる。
また、前記軒先水切は、前記第1通路部において、前記上側第1換気スリットとは異なる向きで前記屋根側水切部を貫通する第2換気スリットを有し、前記屋根パネルでは、前記小屋裏空間と前記第3通路部との間に壁上換気面戸が設けられ、前記壁上換気面戸では、前記第2換気スリットとは異なる向きで前記壁上換気面戸を貫通する第3換気スリットが設けられていてもよい。さらに、前記建物側水切部では、前記軒先水切を構成した状態において、前記屋根側水切部の下端の下側まで伸びる下端庇部分が設けられ、前記屋根側水切部は、鉛直方向で前記下端と前記下端庇部分との間に隙間を設ける長さとされていてもよい。
このように構成された本開示の軒先構造は、張出量が短い庇であっても水返し構造を容易に設けることができる。
ここで、前記換気通路は、前記上側第1換気スリットから下方へ向けて伸びる第1通路部と、前記下側第1換気スリットから上方へ向けて伸びる第2通路部と、前記第1通路部と前記第2通路部との合流箇所から前記小屋裏空間へ向けて伸びる第3通路部と、を有し、前記第2通路部は、前記屋根側水切部と前記建物側水切部との間で形成されている構成であれば、両換気スリットから侵入した風雨の勢いを弱めることができ、小屋裏空間への風雨の侵入を効果的に抑制できる。
前記軒先水切は、前記第1通路部において、前記上側第1換気スリットとは異なる向きで前記屋根側水切部を貫通する第2換気スリットを有し、前記屋根パネルでは、前記小屋裏空間と前記第3通路部との間に壁上換気面戸が設けられ、前記壁上換気面戸では、前記第2換気スリットとは異なる向きで前記壁上換気面戸を貫通する第3換気スリットが設けられている構成であれば、上側第1換気スリットから侵入した風雨の勢いをより効果的に弱めることができるとともに、両第1換気スリットから侵入して第3通路部を通った風雨の勢いをより効果的に弱めることができ、小屋裏空間への風雨の侵入を効果的に抑制できる。前記建物側水切部では、前記軒先水切を構成した状態において、前記屋根側水切部の下端の下側まで伸びる下端庇部分が設けられ、前記屋根側水切部は、鉛直方向で前記下端と前記下端庇部分との間に隙間を設ける長さとされている構成であれば、建物ユニットに屋根パネルを設置する際に、屋根側水切部と建物側水切部とが互いに干渉することを防止でき、適切に軒先水切を配置して水返し構造を設けることができる。
本開示に係る軒先構造を示す縦断面図である。 建物側水切部を示す説明図であり、(a)で斜視図を示し、(b)でI-I線に沿って得られた断面図を示す。 建物側水切部を建物ユニットに設ける様子を示す説明図である。 屋根側水切部を示す説明図であり、(a)で正面図を示し、(b)でII-II線に沿って得られた断面図を示す。 壁上換気面戸を示す説明図であり、(a)で正面図を示し、(b)でIII-III線に沿って得られた断面図を示す。 屋根側水切部を屋根パネルに設ける様子を示す説明図である。 屋根側水切部に各ブラケットを取り付けた様子を示す説明図であり、(a)で正面図を示し、(b)でIV-IV線に沿って得られた断面図を示す。 屋根側水切部が設けられた屋根パネルを、建物側水切部が設けられた建物ユニットに、取り付ける様子を示す説明図である。 図8を図1と同様の断面で示す説明図である。
以下に、本開示に係る軒先構造の一例について、図面を参照しつつ説明する。
本開示に係る実施例1として、建物1の軒先5において、軒先水切21を設けた軒先構造20を、図1から図9を用いて説明する。軒先構造20は、軒先水切21で水返し構造を形成することで小屋裏空間22の換気(小屋裏換気)を行うものであり、実施例1では、ユニット建物等の建物1に軒先構造20を設けている。
建物1は、戸建住宅や集合住宅等であり、建物本体2の上部において、建物本体2から外方へ張出すように屋根パネル3が設置されて庇4が形成されている。この実施例1の庇4は、張出量が短いものとされている。建物1では、この短い庇4により形成された軒先5に軒先構造20が適用される。以下では、建物本体2から見て庇4(屋根パネル3)が張り出す方向を軒先側ともいう。
ここで、建物1は、建物本体2に屋根パネル3が取り付けられるものであればどのような構造のものであっても良いが、実施例1ではユニット建物としている。ユニット建物は、工場で予め製造された略直方体状の建物ユニットを建築現場へ搬送して、建築現場で組み立てることにより、短期間のうちに建物1を構築できるようにしたものである。建物ユニットには、鋼製のもの(鋼製ユニット)や木製のもの(木質系ユニット)等があるが、実施例1では鋼製としている。鋼製の建物ユニットは、図3等に示すように、4本の柱6の上端部間を4本の屋根梁7で矩形状に連結し、4本の柱6の下端部間を4本の床梁で矩形状に連結してなるボックスラーメン構造のユニットフレームを有する。
建物本体2は、複数の建物ユニットによって構成される。図3等では、建物本体2における最上階の建物ユニットの屋根梁7の近傍を示している。この建物本体2では、屋根梁7における一対の妻屋根梁7aの近傍の軒先5に軒先構造20を適用する。建物本体2では、図1等に示すように、妻屋根梁7aの外側に外壁8としての外壁パネルが取付けられる。外壁8の上端部は、妻屋根梁7aの上端部と略同じ高さとされる。この妻屋根梁7aでは、長尺方向で間隔をおいて、複数の取付穴7c(図3参照)が設けられる。また、実施例1の建物本体2では、図1、図3に示すように、少なくとも最上階において連結梁11が設けられる。連結梁11は、断面がU字状とされており、2つの妻屋根梁7aの間でそれらと平行とされつつ2つの桁屋根梁7bを掛け渡して設けられる。
屋根パネル3は、図1、図6等に示すように、建物本体2の最上階の建物ユニットの上部に設置されるもので、実施例1では複数本の平行な屋根フレーム12を有する。屋根フレーム12は、対を為す妻屋根梁7aを架け渡すように伸ばされている。屋根パネル3では、屋根フレーム12の内部に、木桟13(野地板受木桟)を介して屋根面材となる野地板14が取り付けられる。野地板14では、上面に屋根葺材15が設けられる。実施例1の屋根パネル3では、屋根葺材15の上方に下地鋼板16等を介して複数の太陽光パネル17が設置される。各太陽光パネル17は、太陽光からのエネルギーを利用して発電するもので、得られた電力を適宜建物1等に送る。屋根フレーム12は、カバー部材18で上側から覆われる。このような構成とされた屋根パネル3は、ボルトナットセット等の固定具19(図8参照)で桁屋根梁7bの上端部に固定されて、建物本体2の上部に設置される。なお、屋根パネル3は、建物本体2の上部に設置されるものであればよく、実施例1の構造に限定されない。
実施例1の屋根パネル3では、図1等に示すように、建物本体2に設置された状態において、屋根フレーム12や木桟13や野地板14等が水平方向で軒先側が略外壁8の表面(外表面)の位置までの長さとされている。これに対し、屋根パネル3では、建物本体2の上部に設置された状態において、下地鋼板16やカバー部材18等が外壁8の表面の位置よりも僅かに外側へ張り出す長さとされている。これらの外壁8からの張出量は、軒先5に設けられる軒樋72の幅寸法の略半分程度とされており、屋根パネル3からの雨水が軒樋72に直接入るものとされている。これにより、建物1では、張出量の短い庇4が形成されている。
次に、庇4の下の軒先5における軒先構造20の構成について説明する。軒先構造20は、建物1の軒先5において小屋裏換気を行うことのできる軒先水切21を設けるものである。この軒先水切21は、建物側水切部30と屋根側水切部40とを備える。建物側水切部30は、建物本体2の外壁8から軒先側に突出されて建物本体2の上端縁部に設けられる。屋根側水切部40は、屋根パネル3において、庇4の下方の軒先側の端部に設けられる。建物側水切部30と屋根側水切部40とは、屋根パネル3が建物本体2の上部に設置されると、軒樋72の裏側において水平方向で並列されることで軒先水切21を構成する。
建物側水切部30は、図2に示すように、長尺な板状部材が屈曲されて構成されており、上側から順に水平部分31と傾斜部分32と鉛直部分33と下端庇部分34とを有する。水平部分31は、水平方向に沿って伸びる平板状とされ、建物本体2の妻屋根梁7aへと取り付けられる箇所となる。水平部分31では、長尺方向で間隔をおいて、複数の取付穴31aが設けられている。各取付穴31aは、妻屋根梁7aの取付穴7cに対応する位置関係とされている。
傾斜部分32は、妻屋根梁7aに取り付けられた状態において、妻屋根梁7aから外壁8を超えて建物本体2の外側へと突出する箇所であり(図1等参照)、外側に向かうに連れて下方へ向かうように傾斜する平板状とされている。鉛直部分33は、傾斜部分32の外側の端部から略鉛直方向に沿って下方へ向けて伸びる平板状とされている。下端庇部分34は、鉛直部分33の下側の端部から外側に向かうに連れて下方へ向かうように傾斜する平板状とされている。下端庇部分34では、下端部が部分的に二重になるように180°に折り返されたヘミング部が形成されて補強されている。
この建物側水切部30は、図1、図3に示すように、スペーサ35とともに妻屋根梁7aに取り付けられる。スペーサ35は、金属材料から形成された矩形状の板部材であり、略中央に取付穴35aが設けられている。
建物側水切部30は、次のように、建物本体2に取り付けられる。先ず、屋根パネル3が設置される前の建物本体2において、妻屋根梁7aの上に水平部分31が宛がわれて屋根側水切部40が配置され、その各取付穴31aに取付穴35aを合わせるように各スペーサ35が配置される。その後、各スペーサ35の取付穴35a、建物側水切部30の各取付穴31aおよび妻屋根梁7aの取付穴7cを通して、ボルトナットセット等の固定具36が取り付けられる。これにより、建物側水切部30は、スペーサ35とともに妻屋根梁7aに取り付けられる。このとき、建物側水切部30では、傾斜部分32を挟んで上下にシール材37が設けられる。シール材37は、傾斜部分32の上面と後述する壁上換気面戸60の下フランジ63との間と、傾斜部分32の下面と外壁8との間と、のそれぞれに設けられる。このシール材37は、粘着剤や接着剤で適宜貼り付けられ、設けられた箇所において建物本体2の外部との封止性を確保する。
屋根側水切部40は、図4に示すように、長尺な板状部材が屈曲されて構成されており、鉛直部分41と外側水平部分42と折返部分43と内側水平部分44と取付部分45と庇部分46とを有する。
鉛直部分41は、略鉛直方向に沿って伸びる平板状とされており、屋根側水切部40において鉛直方向に伸びる鉛直面を構成する(図1等参照)。この鉛直部分41は、屋根パネル3が建物本体2に設置されると、下側が建物側水切部30の鉛直部分33と水平方向で所定の間隔をおいて対向される。また、鉛直部分41は、屋根パネル3が建物本体2の上部に設置された状態において、鉛直方向で下端41aと下端庇部分34との間に隙間を設ける長さとされている。
外側水平部分42は、鉛直部分41の上端から外側(軒先側)へ向けて屈曲形成された平板状とされている。外側水平部分42は、屋根パネル3の庇4の下面と対向される箇所であり、その庇4との間に防水シール材47が設けられる。防水シール材47は、外側水平部分42と庇4とに接して設けられ、それらの間での防水性を確保する。この防水シール材47は、外側水平部分42や庇4に粘着剤や接着剤で適宜貼り付けられる。折返部分43は、外側水平部分42の外端から下方へ向けて屈曲形成された平板状とされている。折返部分43では、下端庇部分34と同様にヘミング部が形成されて補強されている。
内側水平部分44は、鉛直部分41において、外側水平部分42から鉛直方向で所定の間隔をおいた下方の位置に設けられ、鉛直部分41から内側(建物1側)へ向けて屈曲形成された平板状とされている。取付部分45は、内側水平部分44の内端から上方へ向けて屈曲形成された平板状とされている。取付部分45は、後述する壁上換気面戸60への取り付けのために、その鉛直部分61に宛がわられる箇所となる。庇部分46は、鉛直部分41において、下端41aから鉛直方向で所定の間隔をおいた位置に設けられ、鉛直部分41から外側に向かうに連れて下方へ向かうように傾斜する平板状とされている。
この屋根側水切部40では、上側第1換気スリット48と下側第1換気スリット49と第2換気スリット51とが設けられている。上側第1換気スリット48と下側第1換気スリット49とは、鉛直部分41を水平方向に貫通して設けられている。上側第1換気スリット48は、内側水平部分44よりも上方であって外側水平部分42よりも下方の位置に設けられている。下側第1換気スリット49は、内側水平部分44よりも下方であって庇部分46の上方の位置に設けられている。第2換気スリット51は、内側水平部分44を鉛直方向に貫通して設けられている。
実施例1の屋根側水切部40は、第1板部材40Aと第2板部材40Bとで構成されている。第1板部材40Aは、屋根側水切部40における外側に位置しており、折返部分43と外側水平部分42と鉛直部分41と庇部分46とを形成する。第2板部材40Bは、屋根側水切部40における内側に位置しており、取付部分45と内側水平部分44と鉛直部分41とを形成する。この第1板部材40Aと第2板部材40Bとは、図示を略すがリベット等の固定具により互いが重ね合わされることで、一体とされて屋根側水切部40を形成している。実施例1の屋根側水切部40では、上側第1換気スリット48が第1板部材40Aを貫通し、下側第1換気スリット49が第1板部材40Aおよび第2板部材40Bを貫通し、第2換気スリット51が第2板部材40Bを貫通している。そして、実施例1の屋根側水切部40では、第1板部材40Aにおける下側第1換気スリット49として切り欠いた箇所が折り曲げられることで、庇部分46が形成されている。なお、屋根側水切部40は、上記の各部(符合41から46)と各スリット(48、49、51)とを有していればよく、実施例1の構成に限定されない。
屋根パネル3では、図1、図5等に示すように、小屋裏空間22と外部との境目に壁上換気面戸60を設けている。小屋裏空間22は、屋根パネル3が建物本体2に取り付けられた状態において、建物本体2の上方で屋根パネル3内に形成される空間である。壁上換気面戸60は、長尺な板状部材が屈曲されて構成されており、鉛直部分61と上フランジ62と下フランジ63とを有する。鉛直部分61は、略鉛直方向に沿って伸びる平板状とされている。鉛直部分61は、外壁8の上端部に配置されることで、小屋裏空間22と外部との境目を形成する。この鉛直部分61は、図1を正面視して紙面と直交する方向に長尺とされ、その長尺方向の両端部に継部材64が適宜設けられる。
上フランジ62は、鉛直部分61の上端部から外側へ伸びるものとされる。上フランジ62は、野地板14の軒先側の端部の外側で、下地鋼板16等の屋根パネル3の下面に宛がわれる。下フランジ63は、鉛直部分61の下端部から内側に伸びるものとされる。下フランジ63は、上記のようにシール材37を介して建物側水切部30の傾斜部分32に宛がわれる。
この壁上換気面戸60では、第3換気スリット65と庇箇所66とが設けられている。第3換気スリット65は、鉛直部分61における鉛直方向の中心よりも下方で、その鉛直部分61を水平方向に貫通して設けられている。このため、第3換気スリット65は、壁上換気面戸60において、小屋裏空間22と外部と通じさせる箇所となる。庇箇所66は、第3換気スリット65の上方に設けられており、鉛直部分61から外側に向かうに連れて下方へ向かうように傾斜した後に略鉛直方向に沿って下方へ向かう平板状とされている。
また、屋根パネル3では、図1に示すように、壁上換気面戸60および屋根側水切部40の取り付けのために、軒先水切受金具67が設けられている。軒先水切受金具67は、壁上換気面戸60の裏側において、木桟13の先端部に取り付けられている。壁上換気面戸60は、ネジ等の固定具68が外方から鉛直部分61を通して軒先水切受金具67に嵌め合わされることで、屋根パネル3に固定される。また、屋根側水切部40は、図1、図6に示すように、取付部分45が壁上換気面戸60の鉛直部分61に宛がわれた状態で、ネジ等の固定具69が外方から取付部分45および鉛直部分61を通して軒先水切受金具67に嵌め合わされることで、屋根パネル3に固定される。これにより、屋根側水切部40は、壁上換気面戸60の外側で屋根パネル3に取り付けられる。
この屋根側水切部40には、図1、図7に示すように、ブラケット71(軒樋支持ブラケット)が取り付けられる。ブラケット71は、軒先5に軒樋72を設けるための部材であり、外側支持部71aと内側支持部71bと取付部71cとを有する。ブラケット71は、屋根側水切部40が伸びる方向で所要の間隔を置いて複数設けられる。各ブラケット71は、ネジ等の固定具73が取付部71cを通して屋根側水切部40の鉛直部分41に捻じ込まれることで、屋根側水切部40の所定の位置に設けられる。
軒樋72は、軒先5に設けられる樋であり、屋根側水切部40が伸びる方向に沿って設けられる。軒樋72は、底面72aと外側立上部72bと内側立上部72cとを有し、伸びる方向に直交する断面が略U字状とされている。軒樋72は、外側立上部72bの上縁部近傍が各ブラケット71の外側支持部71aに嵌め込まれるとともに、内側立上部72cの上縁部近傍が各ブラケット71の内側支持部71bに嵌め込まれることで、各ブラケット71を介して屋根側水切部40に取り付けられる。すると、屋根側水切部40は、軒樋72の内側立上部72cの裏側(背面側)に隠れる位置関係とされる。
次に、軒先水切21の設置について説明する。先ず、建物側水切部30と屋根側水切部40とは、最上階の建物本体2に屋根パネル3が設置される前に、工場において建物本体2または屋根パネル3にそれぞれ取り付けられる。建物側水切部30は、上記のように、建物本体2の両妻屋根梁7aに、各固定具36を用いて各スペーサ35とともに取り付けられる(図3参照)。また、屋根側水切部40は、上記のように、各固定具69が軒先水切受金具67に嵌め入れられることで、壁上換気面戸60を介して屋根パネル3に取り付けられる(図6参照)。その屋根パネル3では、上記のように、各ブラケット71を介して屋根側水切部40に軒樋72が取り付けられる(図1参照)。
その建物本体2は、従来と同様に建築現場に設けられる。その後、建築現場において、屋根パネル3が、図8、図9に示すように、複数のクリップ74aにより両桁屋根梁7bが支持された状態で吊下機構74により吊り下げられて、建物本体2の上方に載せられる。その後、屋根パネル3は、吊下機構74により建物本体2の上に降下され、固定具19により両桁屋根梁7bの上端部に固定されることで、建物本体2の上部に設置される。
すると、軒先5では、図1に示すように、水平方向で軒先側から順に、軒樋72と屋根側水切部40とが並ぶとともに、その内側に建物側水切部30と壁上換気面戸60とが鉛直方向で並ぶ。このとき、屋根側水切部40の鉛直部分41が、鉛直方向で下端41aと建物側水切部30の下端庇部分34との間に隙間を設ける長さとされているので、建物本体2に屋根パネル3が設置される際に屋根側水切部40と建物側水切部30とが干渉することが防止されている。この屋根側水切部40と建物側水切部30とは、鉛直部分41と鉛直部分33とが所定の間隔を置いて水平方向で並ぶことで、軒樋72の裏側で軒先水切21を構成し、壁上換気面戸60とともに軒先構造20を構成する。
この軒先水切21は、屋根側水切部40に設けられた上側第1換気スリット48と下側第1換気スリット49とを、屋根パネル3内の小屋裏空間22に繋げる換気通路80を形成する。この換気通路80は、第1通路部81と第2通路部82と第3通路部83とを有する。
第1通路部81は、屋根側水切部40の鉛直部分41と、壁上換気面戸60の鉛直部分61および庇箇所66と、の間で、鉛直部分41の上側第1換気スリット48から下方へ向けて伸びている。その上側第1換気スリット48は、軒樋72の裏側の鉛直部分41の上部に位置されており、軒樋72の上側に通じている。第1通路部81は、屋根側水切部40の内側水平部分44を鉛直方向に貫通する第2換気スリット51を通るものとされている。
第2通路部82は、屋根側水切部40の鉛直部分41と建物側水切部30の鉛直部分33との間で、鉛直部分41の下側第1換気スリット49から上方へ向けて伸びている。その下側第1換気スリット49は、軒樋72の裏側の鉛直部分41の下部に位置されており、軒樋72の下側に通じている。
第3通路部83は、第1通路部81と第2通路部82との合流箇所から小屋裏空間22へ向けて伸びている。第3通路部83は、壁上換気面戸60の庇箇所66と建物側水切部30の傾斜部分32との間で、壁上換気面戸60の第3換気スリット65に通じている。この第3通路部83は、第3換気スリット65を通して小屋裏空間22に接続されている。
このように、軒先構造20は、建物側水切部30が取り付けられた建物本体2に、屋根側水切部40が取り付けられた屋根パネル3を設置することで、軒先5に軒先水切21を設けることができる。その建物側水切部30および屋根側水切部40は、工場で予め建物本体2や屋根パネル3に取り付けることができるので、取付作業を簡易なものにできる。このため、軒先構造20は、張出量の短い庇4の軒先5であっても、建築現場における複雑な作業を必要とすることなく、かつ工場での取付作業を簡易なものとして、軒樋72の裏側に軒先水切21を配置できる。
この軒先構造20は、軒樋72の背面側(建物1側)の位置で軒先水切21により換気のための隙間を形成しており、その軒先水切21により基本的に風雨をブロックできる。その軒先水切21は、軒樋72の背面に覆い隠された部分に設けた上側第1換気スリット48と下側第1換気スリット49とで換気するので、張出量の短い庇4であっても換気性能を確保しつつ効率的に水返しを行わせることができる。また、軒先水切21は、軒樋72の上側に通じる上側第1換気スリット48と軒樋72の下側に通じる下側第1換気スリット49とを設けているので、一方から入った風雨を他方から排出できる。
軒先構造20は、第1通路部81が、上側第1換気スリット48から下方へ向けて伸びているとともに、その途中に上側第1換気スリット48とは異なる向きの第2換気スリット51が設けられている。このため、軒先構造20は、上側第1換気スリット48から第1通路部81に侵入した風雨の勢いを弱めることができる。また、軒先構造20は、第2通路部82が、下側第1換気スリット49から上方へ向けて伸びている。このため、軒先構造20は、下側第1換気スリット49から第2通路部82に侵入した風雨の勢いを弱めることができる。
軒先構造20は、第3通路部83が、第1通路部81と第2通路部82との合流位置から建物1側へ向けて伸びているとともに、壁上換気面戸60の第3換気スリット65を経て小屋裏空間22に接続されている。このため、軒先構造20は、第1通路部81や第2通路部82を経た風雨の勢いをさらに弱めることができるとともに、壁上換気面戸60により小屋裏空間22への風雨の侵入をブロックできる。加えて、軒先構造20は、壁上換気面戸60において庇箇所66を設けているので、風雨特に雨の第3換気スリット65への侵入をより効果的に抑制できる。これらのことから、軒先構造20は、より効果的な水返し構造を容易に設けることができる。
軒先構造20は、建物側水切部30をスペーサ35とともに妻屋根梁7aに取り付けている。このため、建物側水切部30では、第2通路部82、第3通路部83に侵入した雪(氷も含む)が傾斜部分32、鉛直部分33、下端庇部分34に付着した場合、その積雪荷重をスペーサ35の全面を介して妻屋根梁7aに伝達できる。これにより、軒先構造20は、建物側水切部30に雪が付着した場合であっても、その荷重を適切に逃がすことができる。加えて、建物1では、建物本体2において、両桁屋根梁7bを掛け渡して連結梁11を設けているので、軒先水切21特に建物側水切部30に風による荷重が生じた場合であっても、4本の屋根梁7の矩形状の連結状態が歪むことを連結梁11が抑制する。すなわち、建物1では、軒先水切21特に建物側水切部30が受ける風による荷重を、連結梁11に負担させることができる。
本開示に係る実施例1の軒先構造は、以下の各作用効果を得ることができる。
軒先構造20は、屋根パネル3が建物本体2の上部に設置されると、軒樋72の裏側において屋根側水切部40と建物側水切部30とが水平方向で並列されて軒先水切21を構成し、その軒先水切21が上側第1換気スリット48と下側第1換気スリット49と換気通路80とを有する。このため、軒先構造20は、張出量の短い庇4の軒先5であっても、容易に軒樋72の裏側に軒先水切21を配置して水返し構造を設けることができる。
軒先構造20は、屋根側水切部40と建物側水切部30とが間隔を置いて並列された間で換気通路80の少なくとも一部を形成している。このため、軒先構造20は、別々に設けた建物側水切部30と屋根側水切部40との位置関係を利用して換気通路80を形成でき、容易に効果的な水返し構造を設けることができる。
軒先構造20は、換気通路80が第1通路部81と第2通路部82と第3通路部83とを有し、その第2通路部82が屋根側水切部40と建物側水切部30との間で形成されている。このため、軒先構造20は、両第1換気スリット(48、49)から侵入した風雨の勢いを弱めることができ、小屋裏空間22への風雨の侵入を効果的に抑制できる。
軒先構造20は、軒先水切21の第1通路部81が第2換気スリット51を有する。このため、軒先構造20は、上側第1換気スリット48から侵入した風雨の勢いをより効果的に弱めることができ、小屋裏空間22への風雨の侵入を効果的に抑制できる。
軒先構造20は、屋根パネル3では壁上換気面戸60が設けられ、そこに第3換気スリット65が設けられている。このため、軒先構造20は、両第1換気スリット(48、49)から侵入して第3通路部83を通った風雨の勢いをより効果的に弱めることができ、小屋裏空間22への風雨の侵入を効果的に抑制できる。
軒先構造20は、壁上換気面戸60では第3換気スリット65の上方に庇箇所66が設けられている。このため、軒先構造20は、風雨特に雨の第3換気スリット65への侵入をより効果的に抑制でき、小屋裏空間22への風雨の侵入を効果的に抑制できる。
軒先構造20は、軒先水切21を構成した状態において、屋根側水切部40が、鉛直方向で下端41aと下端庇部分34との間に隙間を設ける長さとされている。このため、軒先構造20は、建物本体2に屋根パネル3を設置する際に、屋根側水切部40と建物側水切部30とが互いに干渉することを防止でき、適切に軒先水切21を配置して水返し構造を形成できる。
軒先構造20は、屋根側水切部40がスペーサ35とともに建物本体2の妻屋根梁7aに取り付けられている。このため、軒先構造20は、建物側水切部30に雪が付着した場合であっても、その荷重を妻屋根梁7aに伝達して逃がすことができる。
したがって、本開示の軒先構造20では、張出量が短い庇4であっても水返し構造を容易に設けることができる。
以上、本開示の軒先構造を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施例1では、屋根側水切部40において、上側第1換気スリット48と下側第1換気スリット49とを設けた鉛直部分41を鉛直方向に伸びるものとしているが、厳密な意味で鉛直方向に伸びていなくてもよく、実施例1の構成に限定されない。
また、実施例1では、第2換気スリット51が、屋根側水切部40において水平方向に伸びる内側水平部分44を貫通しているが、上側第1換気スリット48とは異なる向きで屋根側水切部40を貫通すればよく、実施例1の構成に限定されない。
さらに、実施例1では、第3換気スリット65が、壁上換気面戸60において鉛直方向に伸びる鉛直部分61を貫通しているが、第2換気スリット51とは異なる向きで壁上換気面戸60を貫通すればよく、実施例1の構成に限定されない。
2 建物本体 3 屋根パネル 20 軒先構造 21 軒先水切 22 小屋裏空間 30 建物側水切部 34 下端庇部分 35 スペーサ 40 屋根側水切部 41 (鉛直面としての)鉛直部分 41a 下端 48 上側第1換気スリット 49 下側第1換気スリット 51 第2換気スリット 60 壁上換気面戸 65 第3換気スリット 66 庇箇所 72 軒樋 80 換気通路 81 第1通路部 82 第2通路部 83 第3通路部

Claims (4)

  1. 建物本体の上端部に設けられた建物側水切部と、
    前記建物本体の上部に設置される屋根パネルの端部近傍に設けられた屋根側水切部と、を備え、
    前記屋根側水切部と前記建物側水切部とは、前記屋根パネルが前記建物本体の上部に設置されると、軒樋の裏側において水平方向で並列されることで軒先水切を構成し、
    前記軒先水切は、前記屋根側水切部における前記軒樋の裏側で鉛直方向に伸びる鉛直面に設けられて前記軒樋の上側に通じる上側第1換気スリットと、前記鉛直面に設けられて前記軒樋の下側に通じる下側第1換気スリットと、前記上側第1換気スリットと前記下側第1換気スリットとを小屋裏空間に繋げる換気通路と、を有し、
    前記屋根側水切部と前記建物側水切部とは、間隔を置いて並列された間で、前記換気通路の少なくとも一部を形成していることを特徴とする軒先構造。
  2. 前記換気通路は、前記上側第1換気スリットから下方へ向けて伸びる第1通路部と、前記下側第1換気スリットから上方へ向けて伸びる第2通路部と、前記第1通路部と前記第2通路部との合流箇所から前記小屋裏空間へ向けて伸びる第3通路部と、を有し、
    前記第2通路部は、前記屋根側水切部と前記建物側水切部との間で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の軒先構造。
  3. 前記軒先水切は、前記第1通路部において、前記上側第1換気スリットとは異なる向きで前記屋根側水切部を貫通する第2換気スリットを有し、
    前記屋根パネルでは、前記小屋裏空間と前記第3通路部との間に壁上換気面戸が設けられ、
    前記壁上換気面戸では、前記第2換気スリットとは異なる向きで前記壁上換気面戸を貫通する第3換気スリットが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の軒先構造。
  4. 前記建物側水切部では、前記軒先水切を構成した状態において、前記屋根側水切部の下端の下側まで伸びる下端庇部分が設けられ、
    前記屋根側水切部は、鉛直方向で前記下端と前記下端庇部分との間に隙間を設ける長さとされていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の軒先構造。
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