JP7462519B2 - 分電盤の機器取付レール - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、上記構成において、膨出部の後方への膨出幅は、レール本体の奥行きの長さに等しく、レール本体を箱体に固定すると、膨出部の背面が、箱体の内側背面に当接することを特徴とする。
図1は、本発明の分電盤の機器取付レールの下部を示す斜視図である。図2(a)は、本発明の分電盤の機器取付レールの下部を示す分解斜視図、図2(b)は、図2(a)の丸枠A内を示す拡大分解斜視図、図2(c)は、図2(a)の丸枠A内における分電盤の機器取付レールを示す拡大分解側面図である。
分電盤の機器取付レール1(以下、機器取付レール1)は、少なくとも分電盤の箱体Bの内側背面B1における左右両側面近傍それぞれに一本ずつ取り付けられるものである。以下では、箱体Bの左側面近傍に取り付けられる機器取付レール1を取り上げて説明するが、その他の箇所に取り付けられる機器取付レール1も同様である。
機器取付レール1は、図1に示すように、レール本体2と、取付部材3とを備える。
レール本体2は、図2(a)に示すように、上下に延びる長尺板材であり、断面形状が後方に向けて開口するコ字形状に形成される。また、レール本体2の上端部2a及び下端部2bは、後方への張り出し幅が短くなっている。さらに、レール本体2には、図示しない電子機器の取り付けに用いられる貫通孔4a,4bが、それぞれレール本体2の前面と左右両側面とに、所定の間隔で複数設けられている。
続いて、分電盤の箱体Bへの機器取付レール1の取り付け方法を説明する。
まず、レール本体2の下端部2bを、取付部材3の挿入孔5に上方から挿入し、レール本体2と取付部材3とを一体化する。また、機器取付レール1を箱体Bに固定するための固定手段としての取付ボルト8を、分電盤の箱体Bの内側背面B1の所定位置に、前方に向けて突出するように設ける。この時、図3に示すように、取付ボルト8と箱体Bの底面B2との距離Hと、取付部材3における透孔6から取付部材3の下面までの長さLが、等しくなるようにする。
次に、機器取付レール1の傾斜状体を維持したまま、取付部材3の膨出部7の曲面7aが、箱体Bの内側背面B1及び底面B2に当接する位置まで移動させる。その後、曲面7aと、箱体Bの内側背面B1及び底面B2との当接状態を維持したまま、取付部材3の下端部3aを支点に、図3に矢印で示すように、機器取付レール1を箱体Bの内側背面B1に向けて回動して起立させる。この時、曲面7aによって、機器取付レール1の回動が円滑に進行する。取付ボルト8と箱体Bの底面B2との距離Hと、取付部材3における透孔6から取付部材3の下面までの長さLが等しいため、機器取付レール1の回動に伴い、取付ボルト8が、取付部材3の透孔6に後方から前方に向けて挿通され、図4に示すように、機器取付レール1は、箱体Bへの取付状態となる。機器取付レール1は、箱体Bへの取付状態において、レール本体2の後端縁及び取付部材3の膨出部7の背面が箱体Bの内側背面B1に当接する。従って、レール本体2が内側背面B1から浮くことがないため、機器取付レール1の箱体Bへの取付状態を安定させることができる。
従って、従来のように、機器取付レール1の箱体Bへの取り付けに際し、機器取付レール1を持ち上げる必要はなく、機器取付レール1を取付部材3の下端部3aを支点とする回転動作だけで、分電盤の箱体Bの内側背面B1に容易に取り付けることができる。
このようにして構成される機器取付レール1によれば、機器取付レール1を取付部材3の下端部3aを支点とする回転動作だけで、分電盤の箱体Bの内側背面B1に容易に取り付けることができる。その際、箱体Bの内側背面B1に別途軸体等の専用の部材を設ける必要がないため、汎用性が高い。また、取付部材3にレール本体2の下端部2bを挿入する挿入孔5を設けることで、レール本体2の下端部2bを加工する必要がないため、容易にレール本体2と取付部材3とを組み合わせることができる。加えて、機器取付レール1を箱体Bの底面B2に接触させた状態から機器取付レール1を持ち上げる必要がないため、予め機器取付レール1に機器を固定した状態でも、容易に機器取付レール1の取付作業を実施できる。
例えば、レール本体の長さ、貫通孔の数、貫通孔の形成箇所は、分電盤のサイズ等に応じて任意に設定可能である。
また、レール本体の形状は、分電盤の内側背面への取り付けが可能であり、取付部材への挿入が可能であれば、限定されない。
また、取付部材は、レール本体を分電盤の内側背面に取り付け可能とするとともに、取付レールの回動を円滑に行えるものであれば、その形状は限定されず、例えば、膨出部の張り出し幅、透孔を設ける箇所等を任意に設計可能である。
また、固定手段は、取付ボルトに限定されず、任意の固定手段を適用できる。
また、分電盤の箱体に取り付けられる取付レールの本数は、分電盤に収容する電気機器に応じて、任意に設定可能である。
また、取付レールへの電子機器の取り付けは、任意の取付方法が適用可能であり、電子機器を取付レールに直接取り付けても良いし、電子機器を取り付けた板状の仲介部材を取付レールに固定するようにする等しても良い。
Claims (1)
- 分電盤の箱体の内側背面に設けられ、前面に向けて突出する固定手段を介して前記箱体に固定される分電盤の機器取付レールであって、
上下に延びる長尺形状のレール本体と、前記レール本体の下端に取り付けられる取付部材とを備え、
前記取付部材は、前記取付部材の前面から背面に貫通し、前記固定手段の挿通を許容する透孔と、前記取付部材の上面に設けられ、上方から前記レール本体の下端が挿入される挿入孔と、前記取付部材の下部に設けられ、後方へ向けて膨出する膨出部と、を備え、
前記取付部材は、前記挿入孔から前記取付部材の下端までの長さが、前記固定手段から前記箱体の底面までの距離に等しく、
前記膨出部は、その背面から下面にかけて曲面が形成されることを特徴とする分電盤の機器取付レール。
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JP2020144850A JP7462519B2 (ja) | 2020-08-28 | 2020-08-28 | 分電盤の機器取付レール |
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Citations (3)
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JP2000507800A (ja) | 1996-11-19 | 2000-06-20 | リッタル―ヴェルク ルードルフ ロー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト | 組立板を有する配電盤 |
US20190132976A1 (en) | 2017-10-26 | 2019-05-02 | Rittal Gmbh & Co. Kg | Stabilizing arrangement for transporting a switch cabinet |
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