JP7462043B2 - 凝集体を含む液体を移送する装置、システム、および方法 - Google Patents

凝集体を含む液体を移送する装置、システム、および方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2019年11月22日に出願された「APPARATUS, SYSTEMS, AND METHODS OF TRANSFERRING LIQUIDS CONTAINING AGGREGATES」という名称の米国仮特許出願第62/939,494号の利益を主張し、その開示全体を、あらゆる目的で参照によって本明細書に組み入れる。
本開示は、凝集体を含む液体を移送する装置、システム、および方法に関する。
分析試験では、1つまたはそれ以上の液体が、1つまたはそれ以上のポンプを使用してある位置から別の位置に圧送されることがある。例えば、液体は、分析試験機器内の廃棄物収集容器におよび/または廃棄物収集容器から圧送される。分析試験機器によって行われるいくつかの反応は、液体中に分散された磁性粒子を使用することができる。いくつかの実施形態では、磁性粒子は、10μm~100μmの範囲内の横方向寸法(例えば直径)を有することがある。ポンプは、例えば、可撓性材料で作られた弁を含むダイヤフラムポンプとすることができる。
第1の態様によれば、液体中の粒子を受け入れるように構成された装置が開示される。この装置は、ハウジング入口およびハウジング出口を含むハウジングと;ハウジング入口とハウジング出口との間でハウジング内に位置する、粒子の最大横方向寸法よりも大きい空間を有するメッシュとを含む。
第2の態様によれば、臨床診断分析器が開示される。このシステムは、粒子を含む液体を圧送するように構成されたポンプと;粒子の凝集体を分離するように構成されたメッシュ装置とを含み、該メッシュ装置は、ポンプに連結されたハウジング入口およびハウジング出口を含むハウジングと、ハウジング入口とハウジング出口との間でハウジング内に位置する、粒子の最大横方向寸法よりも大きい空間を有するメッシュとを含む。
方法の態様では、粒子を含む液体を移送する方法が開示される。この方法は、粒子の最大横方向寸法よりも大きい幅を有する空間を有するメッシュを提供する工程と;粒子を含む液体をメッシュを通して動かす工程とを含み、該動きにより、粒子の凝集体を分離させる。
本開示のさらなる他の態様、構成、および利点は、いくつかの例示的実施形態および実装形態を示すことにより、以下の説明から容易に明らかになり得る。本開示は他の異なる実施形態も可能であり、そのいくつかの詳細は、すべて本開示の範囲から逸脱することなく、様々な点で修正されることがある。したがって、図面および説明は、性質上、限定的なものではなく例示的なものとみなされるべきである。本開示は、特許請求の範囲の範囲内にあるすべての修正形態、均等形態、および代替形態を網羅するためのものである。
以下で述べる図面は、例示目的のものにすぎず、必ずしも原寸に比例して描かれていない。図面は、本開示の範囲を限定することをなんら意図されていない。図面全体を通して、同様の要素は同様の参照符号を用いて識別される。
本開示の1つまたはそれ以上の実施形態によるメッシュ装置を含む液体移送システムのブロック図である。 本開示の1つまたはそれ以上の実施形態による、容器の形態でのメッシュ装置の断面図を含む液体移送システムのブロック図である。 本開示の1つまたはそれ以上の実施形態によるポンプの部分断面図である。 本開示の1つまたはそれ以上の実施形態による、入口弁が開状態にあり、磁性粒子の小さなクラスタを通している、ポンプの入口弁の断面図である。 弁が開状態にあり、磁性粒子の大きな凝集体によって損傷を受けている、ポンプの弁の側断面図である。 本開示の1つまたはそれ以上の実施形態による、様々な磁性粒子および磁性粒子の凝集体がメッシュを通過している、メッシュの正面図である。 本開示の1つまたはそれ以上の実施形態による、様々な磁性粒子および磁性粒子の凝集体がメッシュを通過しようとしている、メッシュの側面図である。 本開示の1つまたはそれ以上の実施形態による、様々な磁性粒子および磁性粒子の小さな凝集体がメッシュを通過した後のメッシュの側面図である。 本開示の1つまたはそれ以上の実施形態による、メッシュが位置しないメッシュ装置のハウジングの第1の部分の平面図である。 本開示の1つまたはそれ以上の実施形態による、円形のメッシュが位置するメッシュ装置のハウジングの第1の部分の平面図である。 本開示の1つまたはそれ以上の実施形態によるメッシュ装置の側面図である。 本開示の1つまたはそれ以上の実施形態による、ハウジングの第1の部分から延びるタブを含むメッシュ装置のハウジングの第1の部分の平面図である。 本開示の1つまたはそれ以上の実施形態による、ハウジングの第1の部分から延びるタブと、ハウジングの第1の部分に位置する円形のメッシュとを含むメッシュ装置のハウジングの第1の部分の平面図である。 本開示の1つまたはそれ以上の実施形態によるメッシュ装置の側面図である。 本開示の1つまたはそれ以上の実施形態による、磁性粒子を含む液体を移送する方法の流れ図である。
上で論じたように、磁性粒子(「磁性ビーズ」と呼ばれることもある)を含む液体は、試験が完了した後、1つまたはそれ以上のポンプを使用して1つまたはそれ以上の位置(例えば廃棄物収集容器)に圧送される。磁性粒子は、強磁性材料から作られる。磁性粒子は、それらの動きなどによって磁場に応答する粒子を含む。いくつかの実施形態では、強磁性材料はポリマーベースであり、他の実施形態では、強磁性材料は金属ベースである。磁性粒子は、有機または無機コーティングを含むことがある。さらに、磁性粒子は、液体に溶解しないことがある。経時的におよび移動中に、磁性粒子は互いに引き寄せられ、個々の磁性粒子の横方向寸法よりもはるかに大きい横方向寸法を有する磁性粒子の凝集体を形成することがある。例えば、磁性粒子凝集体のなかには、1.3mm以上の横方向寸法を有するものもあり得る。
そのようなシステムで使用されるポンプは、振動することができるダイヤフラムを含むダイヤフラムポンプとすることができる。振動ダイヤフラムは、磁性粒子を含む液体をポンプの入口弁を通してポンプチャンバに動かすことができる。次いで、振動ダイヤフラムは、液体および粒子をポンプチャンバからポンプの出口弁を通してポンプの出口に動かすことができる。動かされる液体の量は小さいことがあり、したがってポンプの入口弁と出口弁もかなり小さいことがある。いくつかの実施形態では、入口弁および/または出口弁は、例えば、約1.3mmの横方向寸法(例えば直径)を有することがある。いくつかの実施形態では、入口弁および出口弁は可撓性フラップを含むことがあり、可撓性フラップは開閉し、液体および磁性粒子の逆流を制御するために逆止弁として動作する。
弁を通る磁性粒子の凝集体の流れは、ポンプを損傷するおよび/または詰まらせることがある。例えば、より大きな凝集体は、弁に衝突する、または弁に引っ掛かることがあり、例えば可撓性フラップを早期に摩耗させることによって弁を損傷することがある。場合によっては、より大きな凝集体により可撓性フラップが正しく閉じることができないことがあり、これにより、ポンプが液体を効率的に移送できなくなる。これらの場合には、ポンプが損傷されることがあり、早期に修理および/または交換する必要があり得る。さらに、これらの場合には、ポンプを含む分析試験機器が無効にされて、不要なダウンタイムを引き起こす可能性がある。
磁性粒子の凝集体によって引き起こされる上述した問題は、本明細書に開示される装置、システム、および方法によって軽減することができる。いくつかの実施形態では、メッシュを含むメッシュ装置が、磁性凝集体を含む液体を移送する液体ラインに連結される。メッシュは、磁性粒子の最大横方向寸法よりも大きい空間(例えば開口部)を有することがあり、これは、メッシュがフィルタとして働くことを妨げる。したがって、すべての個々の磁性粒子がメッシュを通過することができる。凝集体は、液体ラインを動くときにエネルギーを獲得する。磁性粒子の凝集体は、凝集体がメッシュと衝突するとき、個々の磁性粒子またはより小さな凝集体に分離される(例えば分解される)。例えば、メッシュに接触する凝集体によって費やされるエネルギーは、凝集体を一体に保持する力よりも大きく、したがって凝集体は分解し(すなわち分離し)、メッシュを通過する。いくつかの実施形態では、磁力が凝集体を一体に保持することがある。いくつかの実施形態では、付着力が、凝集体を一体に保持することがある。例えば、磁性粒子は、磁性粒子を互いに付着させて凝集体を形成させるタンパク質または他の化学物質でコーティングされていることがある。いくつかの実施形態では、付着力と磁力との両方が凝集体を一体に保持することがある。
いくつかの実施形態では、メッシュの最大空間の寸法は、ポンプの入口弁の横方向寸法よりも小さい。したがって、大きな凝集体はメッシュによって分解され、メッシュの最大空間以下のサイズを有する凝集体のみがメッシュを通過することができ、したがって、ポンプの入口弁に受け入れることができる。これらの凝集体は、入口弁の横方向寸法よりも小さく、したがって、凝集体は、入口弁を詰まらせることなくまたは大きく損傷することなく、入口弁を通過する。
いくつかの実施形態では、メッシュ内の空間の寸法は約1.2mmであり、入口弁の横方向寸法は約1.3mmである。メッシュは、複数の開口部(メッシュに形成された空間)を含む任意の適切な構造でよい。例えば、メッシュは、空間を形成するために織り合わされたステンレス鋼ワイヤで作られたワイヤメッシュでよい。空間は、磁性粒子またはより小さな凝集体が通過することができる開口部である。例えば、ワイヤは、約0.254mmの直径を有することがあり、メッシュは、31%~41%(公称で約36%)の開口面積を有することがある。開口面積は、例えばメッシュの中心面を流れが通過することができる面積である。メッシュは、他の材料、例えば他の非磁性材料で作られることもあり、最大の凝集体よりも小さい他の適切な寸法を有することもある。メッシュは、入口弁よりも小さい他の適切な寸法を有することもある。
上述した実施形態を、他の装置、システム、および方法と共に、図1A~6を参照して以下でさらにより詳細に述べる。
図1Aを参照すると、図1Aは、磁性粒子などの粒子を含む液体を異なる位置間で移送するように構成される液体移送システム100のブロック図を示す。液体移送システム100は、磁性粒子(例えば図3Bの磁性粒子340)が懸濁されている液体を輸送することができる。磁性粒子は、10μm~100μmの範囲内の横方向寸法(直径)を有することがある。いくつかの実施形態では、磁性粒子は、他の横方向寸法を有することがある。磁性粒子は、シリコンなどの結合剤でコーティングされ、イムノアッセイまたは他の化学的/診断分析のための分析物結合剤として使用されることがある。したがって、液体移送システム100は、イムノアッセイ機器や臨床診断分析器などにおいて実装される。
液体移送システム100は、液体/粒子源102を含む、またはそれに連結することができる。液体/粒子源102は、磁性粒子など凝集しやすい粒子を含む任意の液体源でよい。いくつかの実施形態では、液体/粒子源102は、磁性粒子を含む液体が含まれたキュベット、ウェル、または他の容器でよい。他の実施形態では、液体/粒子源102は、処理後に廃棄された磁性粒子を含む廃液を蓄積するように構成された一次廃棄物収集容器(図示せず)でよい。
液体/粒子源102は、メッシュ装置104の入口104Aに連結され、メッシュ装置104については以下でより詳細に述べる。メッシュ装置104は、粒子(例えば磁性粒子)の凝集体を分解(すなわち分離)して、個々の粒子(例えば個々の磁性粒子)および/またはより小さな凝集体にするように機能する。
ポンプ106は、メッシュ装置104の出口104Bに連結され、磁性粒子およびより小さな凝集体を含む液体を圧送するように構成される。ポンプ106は、メッシュ装置104を通る液体の流量を制御することができる。流量は、メッシュ装置104を通る磁性粒子の速度を制御する1つのパラメータであり、磁性凝集体にエネルギーを提供し、メッシュ装置104と衝突するときに磁性凝集体が分解または分離できるようにする。いくつかの実施形態では、メッシュ装置104を通る流量は、約0.3L/分である。いくつかの実施形態では、流量は、0.2L/分~0.4L/分の範囲内でよい。ポンプ106は、メッシュ装置104を通して他の流量を提供することもできる。
以下でより詳細に述べるように、ポンプ106は、可撓性材料で作られた弁を含むダイヤフラムポンプとすることができる。メッシュ装置104は、磁性粒子の凝集体を分解して、十分に小さい横方向寸法の小さな凝集体または個々の磁性粒子にし、それにより、凝集体がポンプ106を損傷しないおよび/または詰まらせないようにする。例えば、より小さな凝集体や個々の磁性粒子は、可撓性の弁を詰まらせないおよび/または損傷しない。ポンプは、磁性粒子および/または小さな凝集体を含む液体を廃棄物収集部108に放出することができる。
ここで図1Bを参照すると、図1Bは、容器110の形態でのメッシュ装置104の実施形態の断面図を含む、液体移送システム100の実施形態のブロック図を示す。容器110は、ポンプ106が容器110から液体を取り除く時まで、磁性粒子を含む液体を貯蔵することができる。容器110は、入口104Aと出口104Bとの間に位置するメッシュ112を含むことがある。メッシュ112は、入口104Aと出口104Bとの間を流れる液体がすべてメッシュ112を通過するように、容器110内に位置および構成される。したがって、液体中の磁性粒子および磁性粒子の凝集体はすべて、メッシュ112を通過し、本明細書で述べるように分離される。
図2Aおよび2Bをさらに参照する。図2Aは、ポンプ106(図1A~1B)と同様または同一とすることができるポンプ106(例えばダイヤフラムポンプ)の部分断面図を示す。図2Bは、開状態にあり、磁性粒子の小さな凝集体を通す入口弁214Aの側断面図を示す。ポンプ106は、メッシュ装置104に連結された入口206Aを含むことがある。ポンプ106は、廃棄物収集部108または他の連結先に連結された出口206Bを含むこともある。ポンプ106は、入口206Aに連結された入口弁214Aと、出口206Bに連結された出口弁214Bとを含むことがある。
図2Bは、入口弁214Aの拡大図を示し、入口弁214Aは、出口弁214Bと実質的に同様とすることができる。入口弁214Aは、入口弁214Aを閉じるために封止面217を封止し、入口弁214Aを開くために封止面217から開封されるフラップ215を含むことがある。フラップ215は、位置217Aで封止面217に取り付けることができる。フラップ215は、例えば、エチレンプロピレンジエンモノマー(EPDM)、パーフルオロエラストマー(FFKM)、または他の適切なポリマーなどの可撓性材料で作られることがある。入口弁214Aは、例えば約1.3mmとすることができる横方向入口寸法(例えば直径)D21を有することがある。入口弁214Aは、他の横方向寸法を有することがある。
ポンプ106は、チャンバ216と、ダイヤフラム218と、ダイヤフラム218に連結されたアクチュエータ220とを含むこともある。ダイヤフラム218の動きをもたらすように、アクチュエータ220にモータ(図示せず)が連結される。使用時、ダイヤフラム218は、アクチュエータ220によって引き下げられ、これにより、磁性粒子を含む液体を、入口弁214Aを通してチャンバ216に引き込む。次いで、ダイヤフラム218は、アクチュエータ220によって押し上げられ、これにより、液体をチャンバ216から、出口弁214Bを通して出口206Bから押し出す。
上述したように、磁性粒子の大きな凝集体が入口弁214Aに入った場合、凝集体が入口弁214Aを詰まらせるおよび/または損傷することがある。図2Bに示されるように、磁性粒子240の小さな凝集体242は、フラップ215を詰まらせるまたは損傷することなく入口弁214Aを通過するのに十分に小さい。例えば、小さな凝集体242はメッシュ装置104を通過しており、メッシュ装置104によって大きな凝集体から分解されているので横方向入口寸法D21よりもはるかに小さいことがある。
図2Cは、メッシュ装置104を含まない従来のシステムからの、開状態にあり、磁性粒子240の大きな凝集体244によって損傷される弁214Cの側断面図を示す。弁214Cは、本明細書で述べるようにメッシュ装置104が前にないので、磁性粒子240の大きな凝集体244が弁214Cに入っている。例えば、いくつかの実施形態では、大きな凝集体244は、横方向入口寸法D21に近い横方向寸法を有することがあり、弁214Cを詰まらせるおよび/または損傷することがある。図2Cに示されるように、大きな凝集体244は、フラップ215Cを損傷しており、弁214Cを適切に閉じることができないようにする。いくつかの実施形態では、大きな凝集体244は、弁214Cの一部分が除去される程度まで弁214Cの一部を浸食することがあり、これは、適切な弁の封止を損なわせる。いくつかの実施形態では、大きな凝集体244は、横方向入口寸法D21から1.0mm以内のサイズを有する。
図3A~3Cをさらに参照すると、図3A~3Cは、メッシュ装置内に含まれるメッシュ312の実施形態の様々な図を示す。メッシュ312は、メッシュ112(図1B)と同様または同一でよい。図3Aは、様々な磁性粒子および磁性粒子の大きな凝集体342、344がメッシュ312を通過しようとしている状態でのメッシュ312の正面図を示す。図3Bは、図3Aのメッシュ312の側面図を示し、様々な磁性粒子および磁性粒子の凝集体がメッシュ312を通過しようとしている。図3Cは、磁性粒子340および磁性粒子の小さな凝集体346がメッシュ312を通過した後のメッシュ312の側面図を示す。小さな凝集体346は、メッシュ312と衝突した大きな凝集体342、344から破壊されてできたものとすることができる。
メッシュ312は、第1の側面330Aと、第1の側面330Aとは反対側の第2の側面330Bとを含むことがある。第1の側面330Aは入口と呼ばれることがあり、第2の側面330Bは出口と呼ばれることがある。メッシュ312は、織り合わせとして交差するまたは重なり合う複数の部材332を含むことがあり、第1の側面330Aと第2の側面330Bとの間に延びる複数の空間334(例えば開口部)を形成する。部材332を含めて、メッシュ312は、磁性粒子がメッシュ312に引き寄せられないように、非磁性材料で作られる。
部材332は、図示されるように、第1の方向に延びる1つまたはそれ以上の第1の部材332Aと、例えば第1の方向に垂直な第2の方向に延びる1つまたはそれ以上の第2の部材332Bとを含むことがある。図3Aに示される実施形態では、第1の部材332Aは水平方向に延びるように示され、第2の部材332Bは垂直方向に延びるように示されている。いくつかの実施形態では、メッシュ312は単一の材料片から作られ、その単一の材料片に空間334が形成される(例えば切り抜かれる)。他の実施形態では、メッシュ312は、織り合わされた材料から作られる。例えば、第1の部材332Aが第2の部材332Bと織り合わされて、空間334を形成する。いくつかの実施形態では、第1の部材332Aは、第1の方向に延びる第1のワイヤであり、第2の部材332Bは、第2の方向に延びる第2のワイヤであり、第1のワイヤが第2のワイヤと織り合わされる。
空間334は、平面図において方形であってよく、幅W31を有することがある。空間334は、円形または矩形などの他の形状を有することもある。部材332は、厚さT31(またはT31に等しい直径)を有することがある。例えば、幅W31は、第1の部材332A間と、第2の部材332B間とで同じ距離でよい。さらに、第1の部材332Aおよび第2の部材332Bは、同じ厚さT31を有することがある。いくつかの実施形態では、幅W31は、ポンプ106の入口弁214A(図2)の横方向入口寸法D21(図2)よりも小さい。例えば、幅W31は、横方向入口寸法D21よりも少なくとも0.5mm~1.5mm小さくすることができる。いくつかの実施形態では、幅W31は、横方向入口寸法D21よりも1.0mm小さい。幅W31を横方向入口寸法D21よりも小さくすることによって、横方向入口寸法D21以上の大きさの磁性粒子の凝集体が入口弁214Aに入り、入口弁214Aを詰まらせるおよび/または損傷するのが防止される。いくつかの実施形態では、横方向入口寸法D21は1.3mmであり、幅W31は1.2mmである。いくつかの実施形態では、メッシュ312は、大きな凝集体342、344を分解して小さな凝集体346にするようにサイズ設定され、ここで、小さな凝集体346は、横方向入口寸法D21の95%以下の最大横方向寸法を有する。
いくつかの実施形態では、第1の部材332Aおよび第2の部材332Bは、ステンレス鋼T-316ワイヤなどのワイヤで作られる。第1の部材332Aおよび第2の部材332Bは、他の非磁性材料など他の材料で作ることもできる。いくつかの実施形態では、厚さT31は、ワイヤの厚さ(直径)であり、0.127mm~0.381mmの範囲内である。いくつかの実施形態では、厚さT31は約0.254mmである。メッシュ312の表面積の一部である空間334で構成される開口面積は、31%~41%の範囲内にすることができる。いくつかの実施形態では、開口面積は36%である。
図3A~3Bは、メッシュ312と相互作用する磁性粒子340および磁性粒子の大きな凝集体342、344を示す。この相互作用は、大きな凝集体342、344を分解して、個々の磁性粒子340および小さな凝集体346にする。磁性粒子340ならびに磁性粒子の大きな凝集体342、344および小さな凝集体346は、部材332および空間334に対して原寸に比例して描かれてはいないことがある。図示されるように、磁性粒子340は、空間334を通過することができる。いくつかの実施形態では、磁性粒子340は、10μm~100μmの範囲内の横方向寸法(例えば直径)を有することがあり、これは、空間334の幅W31よりも小さい。
第1の大きな凝集体342は、複数の磁性粒子340から形成される。第1の大きな凝集体342は、図3Aおよび3Bでは、空間334Aと空間334Bとの間に位置する部材332Cと衝突して示されている。部材332Cは、第1の部材332Aのうちの1つとすることができる。第1の大きな凝集体342は、メッシュ312を通過する液体の速度にほぼ等しい速度で移動していることがある。したがって、第1の大きな凝集体342は、運動量およびエネルギーを有する。第1の大きな凝集体342が部材332Cと衝突するとき、衝突のエネルギーは、第1の大きな凝集体342を分解または分離して、個々の磁性粒子340および/または小さな凝集体346にする。例えば、衝突で費やされるエネルギーは、第1の大きな凝集体342を一体に保持する磁力よりも大きい。図3Aに示されるように、第1の大きな凝集体342は、もともと最大横方向幅W32(例えば直径)を有していたが、分解して、第1の小さな凝集体346A、第2の小さな凝集体346B、および個々の磁性粒子340を含む成分になっている。これらの成分はすべて、幅W32よりも小さく、メッシュ312およびポンプ106の入口弁214A(図2B)を通過するのに十分に小さい。
第2の大きな凝集体344は、空間334の幅W31よりも大きい最大横方向幅W33(図3A)を有することがある。第2の大きな凝集体344は、空間334Cに接近して示されている。第2の大きな凝集体344が空間334Cを通過しようとするとき、第2の大きな凝集体344は、空間334Cを形成する部材332と衝突する。この衝突は、第2の大きな凝集体344の磁性粒子340を分離し、第2の大きな凝集体344を分解させて、より小さな成分にする。図3Cの実施形態では、第2の大きな凝集体344は、第3の小さな凝集体346C、第4の小さな凝集体346D、および第5の小さな凝集体346Eとして示される3つの小さな凝集体、ならびにいくつかの磁性粒子340に分割している。これらの成分は、メッシュ312の幅W31および入口弁214Aの横方向入口寸法D21(図2B)よりも小さい幅を有し、したがって成分は入口弁214Aを詰まらせないおよび/または損傷しない。
ここで図4A~4Cを参照すると、図4A~4Cは、メッシュ装置404の一例の様々な構成要素を示す。図4Aは、メッシュ412が位置しないハウジングの第1の部分440Aの平面図を示す。図4Bは、メッシュ412が位置するハウジングの第1の部分440Aの平面図を示す。図4Cは、メッシュ装置404の側面図を示す。
図4Aを参照すると、ハウジングの第1の部分440Aは、円形の外周辺部を有するものとして示されている。ハウジングの第1の部分440Aは、方形または楕円形など他の形状でもよい。ハウジングの第1の部分440Aは、例えば液体/粒子源102(図1A~1B)から液体を受け入れるハウジング入口442Aを含むことがある。ハウジングの第1の部分440Aは、液体および粒子/凝集体を受け入れるおよび/または含む第1のキャビティ444Aを有することがある。図4Cに示されるように、ハウジングの第1の部分440Aは、ハウジングの第2の部分440Bに取り付けられて、ハウジング440を形成する。ハウジングの第2の部分440Bは、ポンプ106(図1A~1B)などに液体および磁性粒子340/小さな凝集体346を放出するハウジング出口442B(図4C)を有することがある。ハウジングの第2の部分440Bは、液体および粒子340/小さな凝集体346を含む第2のキャビティ444Bを含むことがある。いくつかの実施形態では、ハウジングの第2の部分440Bは、ハウジングの第1の部分440Aと同一または実質的に同様とすることができる。
ハウジングの第1の部分440Aは、メッシュ412をハウジング440内の固定位置に保持する1つまたはそれ以上の支持体446を含むことがある。メッシュ412は、メッシュ312(図3A~3C)と同一または同様の空間および部材(例えばワイヤ)を有することがある。メッシュ412は、適切なサイズに切断または形成され、支持体にハウジングの第1の部分440A内で設置される。次いで、ハウジングの第2の部分440Bは、図4Cに示されるように、接着剤または機械的連結などによってハウジングの第1の部分440Aに取り付けられてハウジング440を形成する。ハウジング440内のメッシュ412の位置は、ハウジング入口442Aとハウジング出口442Bとの間を通る液体がすべてメッシュ412を通過することを可能にすることがある。したがって、図3A~3Bを参照して述べたように、磁性粒子の凝集体は分離されて、小さな凝集体346(図3C)および/または個々の磁性粒子340になる。
ここで図5A~5Cを参照すると、図5A~5Cは、メッシュ装置504の別の実施形態の様々な構成要素を示す。図5Aは、メッシュ512が位置しないハウジングの第1の部分540Aの平面図を示す。図5Bは、メッシュ512が位置するハウジングの第1の部分540Aの平面図を示す。図5Cは、メッシュ装置504の側面図を示す。
図5Aを参照すると、ハウジングの第1の部分540Aは、ハウジングの第1の部分440A(図4A)と同様とすることができる。ハウジングの第1の部分540Aは円形として示されているが、方形または楕円形など他の形状でもよい。ハウジングの第1の部分540Aは、例えば液体/粒子源102(図1A~1B)から液体および粒子/凝集体を受け入れるハウジング入口542Aを含むことがある。ハウジングの第1の部分540Aは、液体および粒子/凝集体を受け入れるおよび/または含む第1のキャビティ544Aを有することがある。図5Cに示されるように、ハウジングの第1の部分540Aは、タブ550A~550Dを使用してハウジングの第2の部分540Bに取り付けられて、ハウジング540を形成する。ハウジングの第2の部分540Bは、ポンプ106(図1A~1B)などに液体および磁性粒子340/小さな凝集体346(図3C)を放出するハウジング出口542Bを含むことがある。ハウジングの第2の部分540Bは、液体を含む第2のキャビティ544Bを含むことがある。いくつかの実施形態では、ハウジングの第2の部分540Bは、ハウジングの第1の部分540Aと同一または実質的に同様とすることができる。
ハウジングの第1の部分540Aは、メッシュ512をハウジング540内の固定位置に保持する1つまたはそれ以上の支持体546を含むことがある。メッシュ512は、メッシュ312(図3A~3C)と同一または同様の空間および部材(例えばワイヤ)を有することがある。メッシュ512は、適切なサイズに切断または形成され、ハウジングの第1の部分540A内で支持体546に設置されることがある。ハウジングの第1の部分540Aは、ハウジングの第1の部分540Aの外面から延びる第1のタブ550Aおよび第2のタブ550Bを含むことがある。ハウジングの第2の部分540Bは、ハウジングの第2の部分540Bの外面から延びる第3のタブ550Cおよび第4のタブ550Dを含むことがある。第1のタブ550Aは第3のタブ550Cと係合し、第2のタブ550Bは第4のタブ550Dと係合し、ハウジングの第1の部分540Aをハウジングの第2の部分540Bに連結して、ハウジング540を形成する。いくつかの実施形態では、ねじまたは他の締結具が、第1のタブ550Aを通して第3のタブ550C内に、および第2のタブ550Bを通して第4のタブ550D内に配置されて、ハウジングの第1の部分540Aをハウジングの第2の部分540Bに取り付ける。
ハウジングの第1の部分540Aは、溝など(図示せず)に位置するガスケット552を含むことがある。ガスケット552は、メッシュ512の外側に位置し、ハウジングの第1の部分540Aとハウジングの第2の部分540Bとの間の接合部から液体が出るのを防ぐことができる。
図1Bのメッシュ装置104の実施形態にさらに言及する。メッシュ装置104は、メッシュ312(図3A)、メッシュ412(図4B)、またはメッシュ512(図5B)と実質的に同様のメッシュ112を含む。容器110は、メッシュ112の入口側に位置する第1のキャビティ144Aと、メッシュ112の出口側に位置する第2のキャビティ144Bとを有することがある。メッシュ装置104は、ポンプ106がメッシュ装置104から液体を圧送する時まで、液体/粒子源102から受け入れられた液体を貯蔵することができる。いくつかの実施形態では、液体は、磁性粒子が互いに引き寄せられて新たな凝集体を形成する時間がないように短期間だけメッシュ装置104内に貯蔵される。ハウジングという用語は、本明細書で使用するとき、メッシュを収容および支持するように適用された任意の適切な構造を有することができ、例えば導管またはポンプに統合することができる。
別の態様では、粒子(例えば磁性粒子340)を含む液体を移送する方法が、図6の流れ図に開示されて述べられている。方法600は、工程602で、粒子の最大横方向寸法よりも大きい幅(例えば幅W31)を有する空間(例えば空間334)を有するメッシュ(例えばメッシュ312)を提供することを含む。この方法は、工程604で、粒子を含む液体をメッシュを通して動かす工程ことを含み、この該動きにより、粒子の凝集体(例えば大きな凝集体342、344)を分離させる。
液体移送システム100およびその実施形態は、本明細書では、磁性粒子を含む液体を輸送するものとして述べてきた。液体移送システム100およびその実施形態は、他の粒子を含む液体を輸送することもできる。例えば、液体移送システム100およびその実施形態は、付着力または他の力によって凝集体を形成することがある粒子を含む液体を輸送することができる。例えば、粒子はタンパク質コーティングを有することがあり、このタンパク質コーティングは、粒子を一体に引き寄せて凝集体を形成する。
本開示は様々な修正および代替形態を取ることができるが、特定のアセンブリおよび装置の実施形態ならびにその方法が、図面に例として示され、本明細書で詳細に述べられている。しかし、開示された特定のアセンブリ、装置、または方法に本開示を限定することは意図されておらず、逆に、特許請求の範囲の範囲内にあるすべての修正形態、均等形態、および代替形態を網羅することが意図されていることを理解されたい。

Claims (17)

  1. 液体中の粒子を受け入れるように構成された装置であって:
    ハウジング入口およびハウジング出口を含むハウジングと;
    ハウジング入口とハウジング出口との間でハウジング内に位置する、粒子の最大横方向寸法よりも大きい空間を有するメッシュと
    を含み、
    該粒子は、磁性粒子であり、
    該メッシュは、非磁性鋼であり、
    分析試験機器に使用され、該液体を圧送するポンプの入口弁を、該ハウジング出口に連結する、
    前記装置。
  2. 空間は方形である、請求項1に記載の装置。
  3. 空間は1.3mm未満の幅を有する、請求項1に記載の装置。
  4. 空間は1.15mm~1.25mmの範囲内の幅を有する、請求項1に記載の装置。
  5. ハウジングは非磁性材料で作られる、請求項1に記載の装置。
  6. 前記ポンプに連結されるように構成され、入口弁は、横方向入口寸法を有し、空間は、入口弁の横方向入口寸法よりも小さい、請求項1に記載の装置。
  7. メッシュは、空間の間に位置する部材を含み、該部材は、0.127mm~0.381mmの範囲内の厚さを有する、請求項1に記載の装置。
  8. メッシュは、メッシュの表面積に対して、31%~41%の範囲内の開口面積を有する、請求項1に記載の装置。
  9. 第1の方向に延びる第1のワイヤおよび第2の方向に延びる第2のワイヤを含み、ここで、第1のワイヤは第2のワイヤと一体に織り合わされ、空間は、第1のワイヤと第2のワイヤとの間に位置する、請求項1に記載の装置。
  10. 臨床診断分析器であって:
    粒子を含む液体を圧送するように構成されたポンプと;
    粒子の凝集体を分離するように構成されたメッシュ装置とを含み、
    該メッシュ装置は:
    ハウジング入口およびハウジング出口を含み、該ハウジング出口がポンプと連結されたハウジングと;
    ハウジング入口とハウジング出口との間でハウジング内に位置する、粒子の最大横方向寸法よりも大きい空間を有するメッシュと
    を含み、
    該粒子は、磁性粒子であり、
    該メッシュは、非磁性鋼である、
    前記臨床診断分析器。
  11. イムノアッセイ機器に実装される、請求項10に記載の臨床診断分析器。
  12. 空間は1.15mm~1.25mmの範囲内の幅を有する、請求項10に記載の臨床診断分析器。
  13. 空間は1.3mm未満の幅を有する、請求項10に記載の臨床診断分析器。
  14. メッシュは、第1の方向に延びる第1のワイヤおよび第2の方向に延びる第2のワイヤを含み、第1のワイヤは第2のワイヤと一体に織り合わされ、空間は、第1のワイヤと第2のワイヤとの間に位置する、請求項10に記載の臨床診断分析器。
  15. メッシュは、空間の間に位置する1つまたはそれ以上の部材を含み、該部材は、0.127mm~0.381mmの範囲内の厚さを有する、請求項10に記載の臨床診断分析器。
  16. メッシュは、メッシュの表面積に対して、31%~41%の範囲内の開口面積を有する、請求項10に記載の臨床診断分析器。
  17. 粒子を含む液体を移送する方法であって:
    粒子の最大横方向寸法よりも大きい幅を有する空間を有するメッシュを提供する工程と;
    粒子を含む液体をメッシュを通して動かす工程と
    を含み、
    該動きにより、粒子の凝集体を分離させて、
    該粒子は、磁性粒子であり、
    該メッシュは、非磁性鋼であり、ハウジング入口とハウジング出口との間でハウジング内に位置し、
    分析試験機器に使用され、該液体を圧送するポンプの入口弁を、該ハウジング出口に連結する、
    前記方法。
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