JP7449581B2 - コンデンサの測定装置及びコンデンサの測定方法 - Google Patents

コンデンサの測定装置及びコンデンサの測定方法 Download PDF

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Description

本開示による実施形態は、コンデンサの測定装置及びコンデンサの測定方法に関する。
コンデンサの電気的特性の1つに、漏れ電流がある。一般に、コンデンサの漏れ電流を測定するためには、あらかじめコンデンサに蓄える電荷を充電によって飽和させておき、それでもなお流れる電流を漏れ電流として測定する。よって、大容量であればあるほど電荷を飽和させるためには長い時間が必要となる。そのため漏れ電流を測定するために長い時間が必要となっている。
漏れ電流の測定では、例えば、一定時間充電してそのあと電流を測定する方法が知られている。一方、実際のコンデンサは個体差があり、充電が早いコンデンサ、及び、遅いコンデンサがある。複数のコンデンサを試験する場合、遅めのコンデンサに合わせて充電時間を設定することになる。これは充電が早めのコンデンサにとっては時間のロスとなる。もし充電が早めのコンデンサに合わせると、充電が遅めのコンデンサはまだ充電途中のため電流が大きく測定されてしまい、良品であっても不良品と判定されて生産のロスとなってしまう。つまり生産時間のロスを優先すると歩留まりが悪化し、歩留まりを考慮すると、生産時間のロスとなる。
両者を考慮した条件を見出しても、ロットが変わると最適な条件が変わってしまい、条件導出を繰り返さなければならない。この充電時間の個体差は、静電容量が比較的小さい、例えば、10μF以下のような場合においては問題とならないレベルである。近年の、例えば、300μFを超えるようなMLCC(Multilayer Ceramic Capacitor)が製品化されている状況において、10μFを超えるような製品では個体差、ロット差の絶対値が大きくなるため問題が顕在化する。
特許文献1では、漏れ電流を効率よく判別する方法として、一定経過時間での2つの時点で電流値を測定し、2つの電流値と経過時間から十分に充電が進んだ状態を近似式で算出して予測することが提案されている。しかし、この方法はあくまで予測であるため、信頼性の高い測定方法とは言えない。車載やインフラなど高い信頼性が求められる用途では適用が困難である。
特許文献2では、充電時間の一部を搬送時間に利用することで総合的な効率を上げる方法が提案されている。しかし、この方法を適用して効果が得られるのは、静電容量が、例えば、およそ10μFまでが限界である。10μFを超えるようなコンデンサに適用しても効果が得られない。近年の、例えば、300μFを超えるようなMLCCが製品化されている状況において、問題解決策とはならない。
特許第3293540号公報 特許第3156658号公報
コンデンサメーカーは生産した電子部品の全数について特性検査を行い、良品のみが出荷される。例えばMLCCは年間約2兆個生産される。このような大量のコンデンサを全数検査するためには、非常に効率のよい測定装置が望まれる。コンデンサの測定装置は、多くの場合静電容量の測定、漏れ電流の測定で構成される。
近年コンデンサの大容量化が進んでおり、したがって漏れ電流の測定時間が長時間化している。非常に効率のよい測定装置の実現のためには、漏れ電流の測定について極限まで効率を高めることが求められる。
そこで、本開示では、漏れ電流をより適切なタイミングで測定することができるコンデンサの測定装置及びコンデンサの測定方法を提供する。
本開示によれば、コンデンサの充電中に、前記コンデンサに流れる流入電流の電流値を逐次検出する電流検出部と、
前記流入電流の電流値の時間変化に基づいたタイミングにおける、前記流入電流の電流値を、前記コンデンサの漏れ電流の電流値として取得する電流取得部と、を備える、コンデンサの測定装置が提供される。
逐次検出される前記流入電流の電流値の時間差分値を逐次算出する算出部をさらに備え、
前記電流取得部は、前記時間差分値と第1所定値との比較に基づいた前記タイミングにおける、前記流入電流の電流値を、前記漏れ電流の電流値として取得してもよい。
前記電流取得部は、前記時間差分値の絶対値が前記第1所定値未満になる前記タイミングにおける、前記流入電流の電流値を、前記漏れ電流の電流値として取得してもよい。
前記電流検出部は、複数の前記コンデンサの充電中に、複数の前記コンデンサのそれぞれに流れる前記流入電流の電流値を並行して逐次検出し、
前記電流取得部は、前記タイミングに達した前記コンデンサから順次、前記流入電流の電流値を、前記漏れ電流の電流値として取得してもよい。
前記漏れ電流の電流値と第2所定値との比較に基づいて、前記コンデンサの良否を判定する判定部をさらに備えてもよい。
前記電流検出部は、複数の前記コンデンサの充電中に、複数の前記コンデンサのそれぞれに流れる前記流入電流の電流値を並行して逐次検出し、
前記判定部は、前記漏れ電流の電流値が取得された前記コンデンサから順次、良否を判定してもよい。
前記タイミングで前記コンデンサの充電を停止するように、前記コンデンサを充電する充電部を制御する制御部をさらに備えてもよい。
前記電流検出部は、複数の前記コンデンサの充電中に、複数の前記コンデンサのそれぞれに流れる前記流入電流の電流値を並行して逐次検出し、
前記制御部は、前記タイミングに達した前記コンデンサから順次、前記コンデンサの充電を停止するように、前記充電部を制御してもよい。
ノイズを除去するように、前記電流検出部により検出された前記流入電流の電流値を処理するノイズ処理部をさらに備えてもよい。
本開示によれば、コンデンサの充電中に、前記コンデンサに流れる流入電流の電流値を逐次検出し、
前記流入電流の電流値の時間変化に基づいたタイミングにおける、前記流入電流の電流値を、前記コンデンサの漏れ電流の電流値として取得する、ことを具備する、コンデンサの測定方法が提供される。
第1実施形態によるコンデンサの測定装置の構成の一例を示す図である。 漏れ電流測定に関わる一般的なコンデンサの等価回路図である。 コンデンサに規定電圧を印加して充電を行った場合のコンデンサに流れる電流の時間変化を示す図である。 第1実施形態によるコンデンサの測定装置の構成の一例を示す平面図である。 第1実施形態によるコンデンサの測定装置の動作の一例を示すフロー図である。 第1実施形態による漏れ電流の測定の一例を示す図である。 第1実施形態によるコンデンサの良否判定の一例を示す図である。 第2実施形態によるコンデンサの測定装置の構成の一例を示す図である。 第3実施形態によるコンデンサの測定装置の構成の一例を示す図である。 第4実施形態によるコンデンサの測定装置の構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態によるコンデンサの測定装置100の構成の一例を示す図である。コンデンサの測定装置100は、被測定対象のコンデンサC0が良品であるか否かを判定する。コンデンサの測定装置100は、例えば、コンデンサC0の漏れ電流を測定する。
図2は漏れ電流測定に関わる一般的なコンデンサC0の等価回路図である。図2に示すようにコンデンサC0は等価的に、主容量Cと、絶縁抵抗R1と、誘電吸収因子Dとを並列接続して構成される。誘電吸収因子Dは、コンデンサC0に電圧を印加したときに内部に発生する電界により形成される誘電分極を、直列接続された内部抵抗と容量(以下、誘電分極容量)とで表したものである。誘電分極は、コンデンサC0の充電を開始してから一定時間経過後に安定するが、安定するまでの間は内部抵抗を介して誘電分極容量への充電が行われる。
誘電吸収因子Dは、図2に示すように直列接続された内部抵抗と誘電分極容量の一組だけで等価的に表されるとは限らず、直列接続された内部抵抗と誘電分極容量の組を複数組並列に接続した等価回路で表される場合もありうる。このような場合でも、コンデンサC0の充電時にコンデンサC0に流れる電流の時間変化は誘電吸収因子Dの内部構成に依存しないため、図2では、簡略化のために、内部抵抗と誘電分極容量の一組だけで誘電吸収因子Dを等価的に表している。
誘電分極が安定した後にコンデンサC0に流れる電流は、実際には絶縁抵抗R1を流れる漏れ電流である。したがって、コンデンサC0の漏れ電流を精度よく測定するには、誘電分極が安定した後に漏れ電流を測定する必要があり、この漏れ電流を測定することにより、絶縁抵抗R1も求めることができる。
図3はコンデンサC0に規定電圧を印加して充電を行った場合のコンデンサC0に流れる電流の時間変化を示す図であり、横軸は時間、縦軸はコンデンサC0に流れる電流である。図3の領域Xは充電電流領域であり、主として主容量Cが充電される。領域Yは誘電吸収領域であり、誘電吸収因子Dが充電される。領域Zは誘電吸収因子Dが十分に充電された後の漏れ電流領域であり、この領域で漏れ電流が測定される。
誘電吸収領域Yにおいて誘電吸収因子Dを充電するのにはある程度長い時間を要するため、コンデンサC0に規定電圧を印加してから、漏れ電流領域Zに到達するまでの時間も長くなってしまう。上記の誘電吸収因子Dを充電して、漏れ電流領域Zに達した後に漏れ電流を測定しないと、正確な電流値を測定できない。
また、実際のコンデンサC0は個体差があり、充電が早いコンデンサ、及び、遅いコンデンサがある。この充電時間の個体差は、静電容量が比較的小さい、例えば、10μF以下のような場合においては問題とならないレベルである。近年の、例えば、300μFを超えるようなMLCC(Multilayer Ceramic Capacitor)が製品化されている状況において、10μFを超えるような製品では個体差又はロット差の絶対値が大きくなるため問題が顕在化する。
ここで、十分に充電が進んだ状態であるかどうかは、時間経過に対する電流値の変化が十分に小さくなったことで確認できる。連続で電流を測定し続けることができれば、その電流値の変化から十分に充電が進んだ状態であることがわかり、漏れ電流を測定するための最適なタイミングがわかる。これにより、コンデンサの大容量化、及び、信頼性向上の要求に対し、個体差又はロット差によらず漏れ電流をより適切なタイミングで測定することができる。
図1に示すコンデンサの測定装置100は、充放電部10と、電流制限回路20と、電流測定回路30と、電圧増幅回路40と、AD(Analog to Digital)変換カード50と、PC(Personal Computer)60と、を備える。
充放電部10は、コンデンサC0を充放電する。充放電部10は、電源11と、スイッチ12と、を有する。
電源11は、コンデンサC0に直流の電源電圧Eを供給する。電源電圧Eは、例えば、10Vである。
スイッチ12は、コンデンサC0と電源11との間の接続を切り替え可能なスイッチである。スイッチ12は、コンデンサC0を充電する際、コンデンサC0と電源11とを電気的に接続させる。スイッチ12は、コンデンサC0の充電を停止する際、コンデンサC0と電源11とを電気的に切断させる。スイッチ12は、コンデンサC0を放電する際、コンデンサC0とグランドノードGNDとを電気的に接続させる。スイッチ12は、例えば、PC60により制御される。
図1に示すように、コンデンサC0と充放電部10との間に、電流制限回路20及び電流測定回路30が接続される。
電流制限回路20は、コンデンサC0に流れる電流(流入電流)を制限する。電流制限回路20は、例えば、コンデンサC0に流れる電流を50mAに制限する。電流制限回路20は、例えば、抵抗である。抵抗値は、流入電流の大きさに応じて決められる。なお、電流制限回路20は、充放電部10に含まれていてもよい。
電流測定回路30は、コンデンサC0に流れる電流を測定する。例えば、1μA以下の微少電流を安定的に測定するために、低ノイズの電流測定回路30が用いられる。電流測定回路30は、電流電圧変換回路を有する。電流電圧変換回路は、例えば、100Ωのシャント抵抗31を有し、このシャント抵抗31の電圧降下が検出される。
電圧増幅回路40は、電流測定回路30の測定結果を増幅させる。より詳細には、電圧増幅回路40は、シャント抵抗31の両端の電圧を増幅して出力する。例えば、1μA以下の微少電流を安定的に測定するために、低ノイズの電圧増幅回路40が用いられる。電圧増幅回路40は、例えば、オペアンプを有し、電圧を500倍に増幅する。オペアンプの電源として、例えば、低リップルのドロッパー型の電源を使用する。
AD変換カード50は、電圧増幅回路40で増幅された電流測定回路30の測定結果をAD変換する。AD変換カード50は、AD変換器51を有する。AD変換器51として、例えば、16ビット分解能で±15V耐圧、±10V入力のAD変換器を使用する。AD変換器51のサンプリング周波数は、例えば、100kHzである。
また、AD変換カード50(以下、電流検出部とも呼ばれる場合がある)は、コンデンサC0の充電中に、コンデンサC0に流れる流入電流の電流値を逐次検出する。AD変換カード50の入力部には、電圧増幅回路40により増幅された電圧が入力される。AD変換カード50は、例えば、1ミリ秒周期等の所定の周期で流入電流の電流値を継続して検出する。
なお、電流制限回路20、電流測定回路30及び電圧増幅回路40は、例えば、基板Sに配置される。AD変換カード50は、シールド付きのケーブルにより基板Sと接続される。これにより、ノイズを抑制することができる。
PC60は、AD変換カード50から出力される、流入電流の電流値のデジタル信号を受け取る。また、PC60は、流入電流の電流値に基づいて、種々の演算、処理及び制御を行う。PC60は、演算処理部61と、記憶部62と、を有する。
演算処理部61は、記憶制御部と、ノイズ処理部と、算出部と、電流取得部と、制御部と、判定部と、を有する。演算処理部61は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。なお、記憶制御部、ノイズ処理部、算出部、電流取得部、制御部、及び、判定部は、1つのCPUで実現されてもよく、それぞれ別個のCPUで実現されてもよい。
記憶制御部は、電流検出部(AD変換カード50)により検出された電流値等のデータを記憶部62に記憶させる。
ノイズ処理部は、ノイズを除去するように、電流検出部により検出された流入電流の電流値を処理する。ノイズ処理は、例えば、区間平均化処理(実施例での処理です。)、平均化処理である。しかし、これに限られず、他のノイズ処理が用いられてもよい。
算出部は、逐次検出される流入電流の電流値の時間差分値を逐次算出する。より詳細には、算出部は、ノイズ処理された電流値の時間差分値を逐次算出する。
電流取得部は、漏れ電流を測定する。より詳細には、電流取得部は、流入電流の電流値の時間変化に基づいた取得タイミングにおける、流入電流の電流値を、コンデンサC0の漏れ電流の電流値として取得する。「取得タイミング」は、コンデンサC0の充電が十分進み、漏れ電流が測定可能となるタイミングである。また、取得タイミングは、図3における漏れ電流領域Zに到達するタイミングでもある。これにより、コンデンサC0の個体差又はロット差によらず、より適切なタイミングで漏れ電流を測定することができる。
なお、漏れ電流の測定の詳細については、図6を参照して、後で説明する。
制御部は、充放電部10を制御する。制御部は、取得タイミングでコンデンサC0の充電を停止するように、充放電部10(スイッチ12)を制御する。これにより、漏れ電流の測定が完了するタイミングでコンデンサC0の充電を停止することができる。
判定部は、漏れ電流の電流値に基づいて、コンデンサC0の良否を判定する。
なお、良否判定の詳細については、図7を参照して、後で説明する。
記憶部62は、記憶制御部、ノイズ処理部、算出部、及び、電流取得部で得られるデータ、並びに、判定部で得られる判定結果等を記憶する。記憶部62は、後で説明する、漏れ電流の測定、及び、良否判定にそれぞれ用いられるしきい値TV1、TV2を予め記憶する。記憶部62は、例えば、メモリ(RAM(Random Access Memory))である。
図4は、第1実施形態によるコンデンサの測定装置100の構成の一例を示す平面図である。
被測定対象コンデンサC0であるワークはリニアフィーダ1にて分離供給部2に搬送される。分離供給部2は、個々のワークを、円形の搬送テーブル3の周囲にほぼ等間隔で配置された複数のワーク収納孔4に1つずつ収納する。搬送テーブル3は、その中心軸5の周りを例えば図示のR方向に間欠的に回転可能とされ、搬送テーブル3の周縁部に沿って、複数の測定ステージ8が互いに間隔を隔てて配置されている。
複数の測定ステージ8の底面には2つのプローブ(図4では不図示)がワークの両端に設けた電極に対し上下に移動可能に設けられている。搬送テーブル3の移動に伴って、ワーク収納孔4が測定ステージ8の位置に来ると、2つのプローブがワークの両端電極に当接する。これにより、コンデンサC0が図1の回路に接続される。
図4に示す例では、ワーク収納孔4の間隔とほぼ同じ間隔で、測定ステージ8が設けられる。漏れ電流の測定時には、搬送テーブル3は停止し、測定ステージ8のプローブは全コンデンサに接続される。全コンデンサに同時に充電及び漏れ電流の測定が行われる。なお、図4に示すワーク収納孔4及び測定ステージ8の数は、一例である。また、図4に示す例に限られず、測定ステージ8は、1つだけ設けられてもよい。この場合、搬送テーブル3の回転に伴って、1つずつコンデンサの測定が行われる。
漏れ電流を測定した後、ワークに充電された電荷を放電して、ワークは排出ステージ9から図示されない収納箱に向けて排出される。ワークが排出されて空になったワーク収納孔4には、再び分離供給部2において次のワークが収納される。
次に、図5~図7を参照して、コンデンサの測定方法について説明する。
図5は、第1実施形態によるコンデンサの測定装置100の動作の一例を示すフロー図である。図6は、第1実施形態による漏れ電流の測定の一例を示す図である。図6は、上段から順に、コンデンサC0に供給される電圧の電圧値、流入電流の電流値(ノイズあり)、流入電流の電流値の平均電流値(ノイズ低減)、及び、流入電流の電流値の時間差分値の時間変化を示す。横軸に示す時刻は、共通している。
なお、図6では、時刻t1付近、すなわち、図3の充電電流領域Xにおける電流値、平均電流値及び時間差分値は、省略されている。これは、流入電流の電流値が時間の経過により減少する領域で、漏れ電流の測定が行われるためである。また、図6における時間差分値は、絶対値を示す。
まず、搬送テーブル3は、MLCC(コンデンサC0)を回路に接続する(S10)。すなわち、図1に示す回路にコンデンサC0が接続される。
次に、充放電部10は、コンデンサC0に直流電圧を印加する(S20)。これにより、コンデンサC0が充電される。コンデンサには、例えば、10Vの直流電圧が印加される。これにより、図6の時刻t1に示すように、電圧が立ち上がる。なお、電流制限回路20により、コンデンサC0に流れる電流は、例えば、50mAに制限される。
次に、電流検出部は、電圧印加中に、コンデンサC0に流れる流入電流の電流値CV1を検出する(S30)。電流値CV1のデータ点は、例えば、1ミリ秒周期で検出される。
次に、ノイズ処理部は、電流値CV1を平均化処理する(S40)。ノイズ処理部は、例えば、逐次検出される電流値CV1を平均化処理した平均電流値CV2を逐次計算する。ノイズ処理部は、或る電流値CV1のデータ点の周囲の区間に含まれる電流値CV1の平均値を平均電流値CV2として計算する。「区間」は、例えば、10ミリ秒、すなわち、電流値CV1のデータ10点分の範囲である。ノイズ処理部は、電流値CV1のデータ点を順番にずらしながら、平均電流値CV2を計算する。これにより、図6に示すように、電流値CV1のノイズを低減した平均電流値CV2が得られる。なお、1区間は、電流値CV1のデータ10点分に限られない。
次に、算出部は、平均電流値CV2の時間差分値TDを算出する(S50)。算出部は、逐次計算される平均電流値CV2を時間差分して、時間差分値TDを逐次算出する。平均電流値CV2は離散データであるため、算出部は、連続する平均電流値CV2の差分の値を時間差分値TDとして算出する。算出部は、例えば、データ10点毎に平均電流値CV2を抽出し、抽出された隣接する平均電流値CV2の差分の値を算出する。なお、抽出されるデータ点の間隔は、10点に限られない。
次に、電流取得部は、時間差分値TDがしきい値TV1未満であるか否かを判定する(S60)。しきい値TV1は、例えば、10(nA/区間)である。図6に示す例では、1区間は、10ミリ秒(電流値CV1のデータ10点)である。しきい値TV1は、例えば、時間差分値TDが収束するまでの時間、装置の時間当たりの収量、測定計の精度、及び、ノイズの影響を鑑みて決められる。
時間差分値TDがしきい値TV1以上である場合(ステップS60のNO)、充電及び電流値の検出が続けられる。したがって、時間差分値TDがしきい値TV1未満になるまで、ステップS30~S60が繰り返し実行される。
一方、時間差分値TDがしきい値TV1未満である場合(ステップS60のYES)、電流取得部は、漏れ電流の電流値を取得する(S70)。すなわち、電流取得部は、時間差分値TDとしきい値TV1(第1所定値)との比較に基づいた取得タイミングにおける、流入電流の電流値を、漏れ電流の電流値として取得する。より詳細には、取得タイミングは、時間差分値TDの絶対値がしきい値TV1未満になるタイミングである。
図6の時刻t2に示すように、時間差分値TDがしきい値TV1を下回った取得タイミングで、コンデンサC0の充電が十分に進んだ状態であると考えられる。電流取得部は、時刻t2における平均電流値CV2を、漏れ電流の電流値として取得する。
次に、充放電部10は、電圧印加を開放させる(S80)。すなわち、制御部は、充放電部10のスイッチ12を制御し、コンデンサC0の充電を停止させる。図6の時刻t3に示すように、電圧が立ち下がる。
次に、充放電部10は、コンデンサC0を放電させる(S90)。すなわち、制御部は、充放電部10のスイッチ12を制御し、コンデンサC0を放電させる。なお、電流制限回路20により、放電電流は、例えば、50mAに制限される。
次に、判定部は、ステップS70で得られた漏れ電流の電流値に基づいて、MLCCの良否を判定する(S100)。
その後、搬送テーブル3は、回転することによりコンデンサC0を排出させる。コンデンサC0は、判定部による良否判定の結果に応じて、良品又は不良品に分類される。
なお、ステップS80、S90は、ステップS70とほぼ並行して実行されてもよい。ステップS100は、ステップS70の後に実行され、ステップS80、S90とほぼ並行して実行されてもよい。すなわち、良否判定は、漏れ電流の電流値が取得された直後に行われてもよい。
図7は、第1実施形態によるコンデンサC0の良否判定の一例を示す図である。
図7に示す例では、3つのワークA、B、Cの良否判定が行われる。ワークA、B、Cの漏れ電流の測定は、図6で行われている処理を同時並行に行われている。
電流検出部は、複数のコンデンサC0の充電中に、複数のコンデンサC0のそれぞれに流れる流入電流の電流値を並行して逐次検出する。電流取得部は、取得タイミングに達したコンデンサC0から順次、流入電流の電流値を、漏れ電流の電流値として取得する。制御部は、取得タイミングに達したコンデンサC0から順次、充電を停止するように、充放電部10を制御する。
判定部は、漏れ電流の電流値と、しきい値TV2(第2所定値)と、の比較に基づいて、コンデンサC0の良否を判定する。良品は漏れ電流が小さい。したがって、判定部は、漏れ電流の電流値がしきい値TV2未満である場合、コンデンサC0が良品であると判定する。判定部は、漏れ電流の電流値がしきい値TV2以上である場合、コンデンサC0が不良品であると判定する。しきい値TV2は、例えば、基準となる測定器で測定されたコンデンサにて、本機(コンデンサの測定装置100)との相関をとり決められる。
また、判定部は、漏れ電流の電流値が取得されたコンデンサC0から順次、良否を判定する。
図7に示すように、時刻t1から時刻t21まで、充電及び電流値の測定がワークA、B、Cに同時に行われる。時刻t21において、ワークAの時間差分値TDaがしきい値TV1を下回ると、電荷が飽和して充電完了と判断される。したがって、ワークAの充電及び電流値の測定が停止される。ワークAの漏れ電流の電流値は、時刻t21における平均電流値CV2aである。時刻t21における平均電流値CV2aは、しきい値TV2よりも低い。したがって、判定部は、ワークAが良品であると判定する。
時刻t21から時刻t22まで、充電及び電流値の測定がワークB、Cに同時に行われる。時刻t22において、ワークCの時間差分値TDcがしきい値TV1を下回ると、電荷が飽和して充電完了と判断される。したがって、ワークCの充電及び電流値の測定が停止される。ワークCの漏れ電流の電流値は、時刻t22における平均電流値CV2cである。時刻t22における平均電流値CV2cは、しきい値TV2よりも高い。したがって、判定部は、ワークCが不良品であると判定する。
時刻t22から時刻t23まで、充電及び電流値の測定がワークBに行われる。時刻t23において、ワークBの時間差分値TDbがしきい値TV1を下回ると、電荷が飽和して充電完了と判断される。したがって、ワークBの充電及び電流値の測定が停止される。ワークBの漏れ電流の電流値は、時刻t23における平均電流値CV2bである。時刻t23における平均電流値CV2cは、しきい値TV2よりも低い。したがって、判定部は、ワークBが良品であると判定する。
全てのワークに対して漏れ電流の測定及び良否判定が行われた後、次の工程が実行される。
ここで、ワークA、Bは、いずれも良品であるが、個体差によって充電時間が異なっている。第1実施形態では、個体差によらず、それぞれのワークにとって適切なタイミングで漏れ電流が測定される。
以上のように、第1実施形態によれば、電流取得部は、逐次検出される流入電流の時間変化に基づいた取得タイミングで、流入電流の電流値を漏れ電流の電流値として取得する。これにより、コンデンサの大容量化及び信頼性向上の要求に対し、コンデンサC0の個体差によらず、より適切なタイミングで漏れ電流を測定することができる。したがって、より短時間で漏れ電流を測定することができる。
また、第1実施形態では、図7を参照して説明したように、複数のワーク、すなわち、多チャンネルで同時に、漏れ電流の測定及び良否判定を連続して行うことができる。
もし、電流取得部が設けられない場合、複数のワークの個体差を考慮した充電時間の条件を設定する方法も考えられる。しかし、充電時間が遅いコンデンサに合わせて条件を設定すると、生産時間のロスにつながる可能性がある。また、充電時間が早いコンデンサに合わせて条件を設定すると、歩留まりの悪化につながる可能性がある。また、個体差を考慮した充電時間の条件を見出しても、ロットが変わると最適な条件が変わってしまい、条件導出を繰り返さなければならない可能性がある。
これに対して、第1実施形態では、充電時間の条件を設定する必要がなく、個体差又はロット差によらず、ワークごとに適切なタイミングで漏れ電流の測定及び良否判定を行うことができる。これにより、時間のロス、及び、不適切なタイミングで漏れ電流が測定されることによる歩留まりの悪化を抑制することができる。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態によるコンデンサの測定装置100の構成の一例を示す図である。第2実施形態は、1つのPC60が複数の測定回路で共有されている点で、第1実施形態とは異なっている。
図8に示す例では、PC60に、充放電部10、電流制限回路20、電流測定回路30、電圧増幅回路40及びAD変換カード50を含む測定回路が複数接続されている。これにより、1つのPC60を用いて、複数のワーク(複数のチャンネル)に、漏れ電流の測定及び良否判定を並行して行うことができる。
例えば、実験によると、静電容量が330μFのMLCCに4Vで充電すると、およそ10秒で満充電となり電流値が安定する。1ミリ秒毎に電流を測定すると測定値は1万個のデータとなる。1,000チャンネルで同時に測定すると全体として1,000万個のデータとなる。データ1つを8バイトとすれば、データ総量は80メガバイトである。さらにそれぞれのチャンネルについてノイズ除去、時間差分するような計算が必要である。
記憶部62は、例えば、1ギガバイトのメモリである。上記の80メガバイトのデータ量は、1ギガバイトのメモリを有するPC60で取り扱うことができる。
演算処理部61は、例えば、2.4GHzクロック、マルチコアCPUである。アナログ信号に特有の高周波ノイズを、10ミリ秒区間の平均化処理により除去したあと時間差分するような計算が、2.4GHzクロック、マルチコア(例えば、4コア)CPUであれば短時間に実行できる。すぐに結果が必要となる用途では、演算処理部61は、高い計算能力を有することがより好ましい。
第2実施形態のように、1つのPC60で複数のワークが処理されてもよい。この場合にも、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
図9は、第3実施形態によるコンデンサの測定装置100の構成の一例を示す図である。第3実施形態は、第1実施形態と比較して、AD変換カード50よりも後の構成が異なっている。
コンデンサの測定装置100は、演算処理部71と、記憶部72と、制御コンピュータ80と、を備える。
第2実施形態による演算処理部71は、図1に示す第1実施形態による演算処理部61とほぼ同様の機能を有する。演算処理部71は、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のロジック回路である。演算処理部71は、例えば、漏れ電流の測定結果、及び、良否判定の結果を制御コンピュータ80に送る。
第2実施形態による記憶部72は、図1に示す第1実施形態による記憶部62とほぼ同様の機能を有する。
制御コンピュータ80は、例えば、測定のデータの収集、及び、演算処理部71への制御指令の送信等を行う。制御コンピュータ80は、例えば、PCである。
PC60等を用いたソフトウェアによる処理に限られず、第3実施形態のように、ハードウェアによる処理が組み合わされてもよい。この場合にも、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
図10は、第4実施形態によるコンデンサの測定装置100の構成の一例を示す図である。第4実施形態は、それぞれ1つの演算処理部71及び記憶部72が複数の測定回路で共有されている点で、第3実施形態とは異なっている。したがって、第4実施形態は、第2実施形態と第3実施形態との組み合わせである。この場合にも、第2実施形態及び第3実施形態と同様の効果を得ることができる。
100 コンデンサの測定装置、10 充放電部、20 電流制限回路、30 電流測定回路、40 電圧増幅回路、50 AD変換カード、60 PC、61 演算処理部、62 記憶部、71 演算処理部、72 記憶部、C0 コンデンサ、CV1 電流値、CV2 平均電流値、TD 時間差分値、TV1 しきい値、TV2 しきい値

Claims (9)

  1. コンデンサの充電中に、前記コンデンサに流れる流入電流の電流値を逐次検出する電流検出部と、
    逐次検出される前記流入電流の電流値の時間差分値を逐次算出する算出部と、
    前記時間差分値と第1所定値との比較に基づいたタイミングにおける、前記流入電流の電流値を、前記コンデンサの漏れ電流の電流値として取得する電流取得部と、を備える、コンデンサの測定装置。
  2. 前記電流取得部は、前記時間差分値の絶対値が前記第1所定値未満になる前記タイミングにおける、前記流入電流の電流値を、前記漏れ電流の電流値として取得する、請求項に記載のコンデンサの測定装置。
  3. 前記電流検出部は、複数の前記コンデンサの充電中に、複数の前記コンデンサのそれぞれに流れる前記流入電流の電流値を並行して逐次検出し、
    前記電流取得部は、前記タイミングに達した前記コンデンサから順次、前記流入電流の電流値を、前記漏れ電流の電流値として取得する、請求項1又は2に記載のコンデンサの測定装置。
  4. 前記漏れ電流の電流値と第2所定値との比較に基づいて、前記コンデンサの良否を判定する判定部をさらに備える、請求項1乃至のいずれか一項に記載のコンデンサの測定装置。
  5. 前記電流検出部は、複数の前記コンデンサの充電中に、複数の前記コンデンサのそれぞれに流れる前記流入電流の電流値を並行して逐次検出し、
    前記判定部は、前記漏れ電流の電流値が取得された前記コンデンサから順次、良否を判定する、請求項に記載のコンデンサの測定装置。
  6. 前記タイミングで前記コンデンサの充電を停止するように、前記コンデンサを充電する充電部を制御する制御部をさらに備える、請求項1乃至のいずれか一項に記載のコンデンサの測定装置。
  7. 前記電流検出部は、複数の前記コンデンサの充電中に、複数の前記コンデンサのそれぞれに流れる前記流入電流の電流値を並行して逐次検出し、
    前記制御部は、前記タイミングに達した前記コンデンサから順次、前記コンデンサの充電を停止するように、前記充電部を制御する、請求項に記載のコンデンサの測定装置。
  8. ノイズを除去するように、前記電流検出部により検出された前記流入電流の電流値を処理するノイズ処理部をさらに備える、請求項1乃至のいずれか一項に記載のコンデンサの測定装置。
  9. コンデンサの充電中に、前記コンデンサに流れる流入電流の電流値を逐次検出し、
    逐次検出される前記流入電流の電流値の時間差分値を逐次算出し、
    前記時間差分値と第1所定値との比較に基づいたタイミングにおける、前記流入電流の電流値を、前記コンデンサの漏れ電流の電流値として取得する、ことを具備する、コンデンサの測定方法。
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