JP7445637B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
従来、前輪を軸支するフロントフォークと、前輪の回転を検出するセンサーと、センサーからフロントフォークに沿って上方に延出するセンサーケーブルとを備える鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-15134号公報
ところで、上記従来の鞍乗り型車両では、センサーケーブルが車両の外側に露出しているため、鞍乗り型車両の走行中に飛び石や水はねがセンサーケーブルに影響することがある。このため、センサーケーブルを飛び石等から保護することが望まれる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両において、センサーから上方に延出するセンサーケーブルを簡単な構造で保護できるようにすることを目的とする。
鞍乗り型車両は、前輪を軸支するフロントフォークと、前記前輪の回転を検出するセンサーと、前記センサーから上方に延出するセンサーケーブルとを備える鞍乗り型車両において、前記フロントフォークは、筒状のフォークチューブと、前記フォークチューブから後方に延出するステー部とを備え、前記ステー部は、前記フロントフォークの軸線に沿って上下に延び、前記センサーケーブルは、前記ステー部の上部から下部にかけて前記ステー部によって車幅方向外側から覆われ、前記ステー部に取り付けられ前記前輪のブレーキ装置のブレーキキャリパーが固定されるセンサー支持部材が設けられ、前記センサーは、センサー支持部材に固定され、前記センサー支持部材は、前記センサーケーブルをガイドするケーブルガイド部を備え、前記ケーブルガイド部は、車幅方向に突出する凸部であり、前記センサーケーブルは、前記ステー部と前記センサー支持部材とによって車幅方向で挟まれることを特徴とする。
鞍乗り型車両において、センサーから上方に延出するセンサーケーブルを簡単な構造で保護できる。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の前輪の周辺部の左側面図である。 センサーケーブルの配索状態を示す左側面図である。 センサー支持部材の左側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の前輪11の周辺部の左側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム(不図示)と、この車体フレームに支持されるパワーユニット(不図示)と、前輪11を操舵自在に支持するフロントフォーク12と、後輪(不図示)を支持するスイングアーム(不図示)と、乗員用のシート(不図示)とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員が上記シートに跨るようにして着座する車両である。鞍乗り型車両10は、自動二輪車である。
上記後輪は、上記パワーユニットが発生させる駆動力によって駆動される。パワーユニットは、内燃機関または電動モーターである。
フロントフォーク12は、上記車体フレームの前端部に設けられるヘッドパイプ(不図示)によって左右に回動自在に支持される。
フロントフォーク12は、上記ヘッドパイプに回動自在に軸支されるステアリングシャフト(不図示)と、上記ステアリングシャフトの上端部に固定されるトップブリッジ(不図示)と、上記ステアリングシャフトの下端部に固定されるボトムブリッジ(不図示)と、上記トップブリッジ及びボトムブリッジに支持される左右一対のフォークチューブ20とを備える。筒状のフォークチューブ20は、このチューブの軸方向にストロークするテレスコピック式のサスペンションである。
フォークチューブ20は、車両側面視で後傾して配置される。前輪11は、左右のフォークチューブ20の下端部を車幅方向(左右方向)に接続する車軸11aに軸支される。
乗員がフロントフォーク12を左右に操舵するためのハンドル(不図示)は、フロントフォーク12の上端部に取り付けられる。
詳細には、フォークチューブ20は、上記トップブリッジ及びボトムブリッジに固定される固定チューブ20aと、固定チューブ20aに対し軸方向にストロークする可動チューブ20bと、可動チューブ20bの下端部に固定されるボトムケース20cとを備える。
車軸11aは、ボトムケース20cの下端部に支持される。
また、フロントフォーク12は、フォークチューブ20の下端部から後方に延出するステー部21を備える。
ステー部21は、ボトムケース20cの後面から後方に延出する。ステー部21は、車両側面視では、上下に長く延びる板状部である。ステー部21は、車両側面視では、フォークチューブ20の軸線20dに沿って後上がりに傾斜している。ステー部21は、ボトムケース20cの上面に対し上方に延出する。後方から見ると、ステー部21の上部は、可動チューブ20bに後方から重なる。ステー部21は、ボトムケース20cと一体に形成されている。
前輪11は、ホイール13と、タイヤ14とを備える。
車軸11aは、ホイール13の中心に位置するハブ13aに挿通される。タイヤ14は、ホイール13の外周を構成するリム13bに取り付けられる。
フロントフォーク12には、前輪11を上方から覆うフェンダー15が取り付けられる。
ホイール13の外側面には、パルサーリング30が固定される。パルサーリング30は、車軸11aと同軸の位置関係で配置されるリング状である。パルサーリング30は、前輪11と一体に回転する。パルサーリング30は、周方向に等間隔で設けられる複数の被検出部30aを備える。
鞍乗り型車両10は、パルサーリング30の回転を検出するセンサー31と、センサー31から上方に延出するセンサーケーブル32とを備える。
センサー31は、被検出部30aを非接触で検出する。センサー31は、例えばピックアップコイルであり、回転する被検出部30aを検出する際の磁束の変化をパルサーリング30の回転として検出する。パルサーリング30の回転数は、前輪11の回転数に等しい。
センサーケーブル32は、上方に延びて、鞍乗り型車両10の制御ユニット(不図示)に接続される。センサーケーブル32は、センサー31を上記制御ユニットに接続する電線である。この制御ユニットは、センサー31が検出したパルサーリング30の回転の情報から、鞍乗り型車両10の車速を算出する。すなわち、センサー31は車速センサーである。
フロントフォーク12のステー部21には、センサー支持部材50が取り付けられる。センサー31は、センサー支持部材50に固定される。
鞍乗り型車両10は、前輪11を制動するブレーキ装置40を備える。
ブレーキ装置40は、ホイール13に固定されるブレーキディスク41と、ブレーキディスク41を挟圧する液圧式のブレーキキャリパー42と、ブレーキキャリパー42に接続されるブレーキホース43とを備える。ブレーキキャリパー42は、ブレーキホース43から供給される液圧によってブレーキディスク41を車幅方向に挟圧することで前輪11を制動する。
ブレーキディスク41は、車軸11aと同軸の位置関係で配置されるリング状である。ブレーキディスク41は、ホイール13の外側面に固定され、ホイール13と一体に回転する。ブレーキディスク41は、フォークチューブ20に対し車幅方向内側に位置する。
ブレーキディスク41よりも小径に形成されたパルサーリング30は、ブレーキディスク41の中心に設けられた開口41aの内側に配置される。
ブレーキキャリパー42は、センサー支持部材50に固定される。すなわち、センサー支持部材50は、センサー31を支持する部材であるとともに、ブレーキキャリパー42を支持するキャリパー支持部材でもある。
ステー部21の後方且つブレーキキャリパー42の上方には、光を外側方に反射する反射板45が設けられる。
図2は、センサーケーブル32の配索状態を示す左側面図である。図3は、センサー支持部材50の左側面図である。
図1~図3を参照し、センサー支持部材50は、車両側面視で、上下方向に長く延びる板状である。センサー支持部材50は、ボトムケース20cの後方に位置する。
センサー支持部材50は、上下方向に長く延びる板状の支持部材本体51と、支持部材本体51から車幅方向外側に突出する上側固定部52(固定部)及び下側固定部53(固定具、ケーブルガイド部)と、センサー31が取り付けられるセンサー取付部54とを備える。
また、センサー支持部材50は、支持部材本体51から車幅方向外側に突出する上側ケーブルガイド部55(ケーブルガイド部)及び下側ケーブルガイド部56(ケーブルガイド部)を備える。
さらに、センサー支持部材50は、ブレーキキャリパー42が取り付けられる上側キャリパー固定部57及び下側キャリパー固定部58を備える。
支持部材本体51は、車両側面視では、軸線20dに沿うように後傾した姿勢で配置される。
上側固定部52は、支持部材本体51の上端部に設けられる。上側固定部52は、支持部材本体51の外側面から車幅方向外側に突出する筒状のボス部である。
下側固定部53は、支持部材本体51の上下の中間部に設けられ、上側固定部52に対し前下方に位置する。下側固定部53は、支持部材本体51の外側面から車幅方向外側に突出する筒状のボス部である。
センサー支持部材50は、ステー部21に車幅方向外側から挿通される上側締結具59(締結具)及び下側締結具60(締結具)によって、ステー部21に締結される。
センサー支持部材50は、ステー部21に対し車幅方向内側に配置される。センサー支持部材50は、上側固定部52及び下側固定部53がステー部21の車幅方向の内側面21aに当接するように配置される。
上側締結具59は、ステー部21の上端部に設けられた孔に車幅方向外側から挿通され、上側固定部52の内周部に締結される。
下側締結具60は、ステー部21の下端部に設けられた孔に車幅方向外側から挿通され、下側固定部53の内周部に締結される。
支持部材本体51は、ステー部21の内側面21aに対し車幅方向内側に離間する離間部51aを、上側固定部52と下側固定部53との間に備える。離間部51aは、ステー部21によって車幅方向外側から覆われている。
上側ケーブルガイド部55は、支持部材本体51の上部に設けられ、上側固定部52に対し前下方、且つ、下側固定部53に対し上方に位置する。
上側ケーブルガイド部55は、支持部材本体51の外側面から車幅方向外側に突出する凸部である。上側ケーブルガイド部55は、前後方向に並べて一対設けられる。
下側ケーブルガイド部56は、支持部材本体51の上下の中間部に設けられ、上側ケーブルガイド部55に対し前下方に位置する。
下側ケーブルガイド部56は、支持部材本体51の外側面から車幅方向外側に突出する凸部である。下側ケーブルガイド部56は、下側固定部53の前面部に隣接して下側固定部53の前方に設けられる。
上側ケーブルガイド部55及び下側ケーブルガイド部56は、ステー部21によって車幅方向外側から覆われている。上側ケーブルガイド部55及び下側ケーブルガイド部56は、内側面21aに車幅方向内側から対向する。
下側固定部53に対し下方に位置するセンサー支持部材50の下部50aは、車両側面視で、ステー部21の下方に位置し、ステー部21によって車幅方向外側から覆われていない。このため、ステー部21の下部50aは車幅方向外側に露出する。ステー部21の上部は、大部分がステー部21によって車幅方向外側から覆われている。
センサー取付部54は、下部50aの下端部に設けられている。センサー取付部54は、下側固定部53に対し前下方に位置する。
センサー31は、センサーケース31aと、センサーケース31aに支持される検出部31b(図3)とを備える。センサーケーブル32の下端部32aは、センサー31の上端部に接続される。
センサー31は、センサーケース31aの下部に車幅方向外側から挿通されるセンサー締結具33によって、センサー取付部54に締結される。
センサー取付部54は、センサーケース31aを車幅方向内側から受ける座面部54aと、センサー締結具33が締結される固定孔54bと、検出部31bが挿通される貫通孔54cと、座面部54aに対し車幅方向外側に突出する回り止め部54dとを備える。
センサー31は、センサー締結具33が固定孔54bに締結されることでセンサー取付部54に固定される。センサー31は、センサーケース31aの後部が回り止め部54dに当接することで回り止めされる。
検出部31bは、貫通孔54cから被検出部30aに対向し、被検出部30aを検出する。
センサー31は、ステー部21の下方に位置し、ステー部21によって車幅方向外側から覆われていない。センサー31は、車両前後方向でボトムケース20cとブレーキキャリパー42との間に位置し、車幅方向外側に露出している。
ブレーキキャリパー42は、ステー部21及びセンサー支持部材50に対し後方に配置される。
ブレーキキャリパー42は、ブレーキキャリパー42の前部の上部に挿通される上側キャリパー締結具42aと、ブレーキキャリパー42の前部の下部に挿通される下側キャリパー締結具42bとによって、センサー支持部材50に固定される。
ブレーキキャリパー42は、支持部材本体51の車幅方向の外側面に当接するように配置され、上側キャリパー締結具42a及び下側キャリパー締結具42bによって締結される。
上側キャリパー締結具42aが締結される上側キャリパー固定部57は、センサー支持部材50の上部に設けられる孔部である。上側キャリパー固定部57は、上側締結具59に対し後下方、且つ、下側締結具60に対し後上方に配置される。上側キャリパー固定部57は、ステー部21の後方に位置し、車幅方向外側に露出する。
下側キャリパー締結具42bが締結される下側キャリパー固定部58は、センサー支持部材50の下部50aに設けられる孔部である。下側キャリパー固定部58は、下側締結具60に対し下方、且つ、センサー31に対し後方に配置される。下側キャリパー固定部58は、ステー部21の下方に位置し、車幅方向外側に露出する。
センサーケーブル32は、センサー31からステー部21に向けて上方に延び、ステー部21の車幅方向内側を配索され、その後、ステー部21に対し上方に延出する。すなわち、センサーケーブル32は、ステー部21の車幅方向内側を配索される内側配索部32bを備える。
内側配索部32bは、ボトムケース20cの後方且つブレーキキャリパー42の前方を後上方に延びる。内側配索部32bは、車両側面視で、ブレーキディスク41に車幅方向外側から重なる。
内側配索部32bは、ステー部21の内側面21aに沿って後上方に延びる。内側配索部32bは、ステー部21によって車幅方向外側から覆われている。このため、内側配索部32bはステー部21によって車幅方向外側から保護され、飛び石や水はねから内側配索部32bを保護できる。また、車両側面視で、内側配索部32bがステー部21によって隠されるため、鞍乗り型車両10の外観をシンプルにでき、外観性が良い。
また、内側配索部32bは、センサー支持部材50の外側面によって車幅方向内側から覆われている。このため、センサー支持部材50によって内側配索部32bを車幅方向内側から保護できる。
さらに、内側配索部32bは、センサー支持部材50とステー部21とによって車幅方向に挟まれ、車幅方向の移動を規制される。このため、内側配索部32bを効果的に保持できる。
内側配索部32bは、下側ケーブルガイド部56と下側固定部53とによって前後方向に挟まれるように配索されることで、配索をガイドされている。すなわち、下側固定部53は、内側配索部32bをガイドするケーブルガイド部としても機能している。下側固定部53は、車幅方向外側に突出する凸部である。
内側配索部32bは、下側ケーブルガイド部56の上方において、一対の上側ケーブルガイド部55によって前後方向に挟まれるように配索されることで、配索をガイドされている。
内側配索部32bは、上側ケーブルガイド部55の上方では、センサー支持部材50の離間部51aとステー部21の内側面21aとの間を通ってステー部21の後方に延出する。次いで、センサーケーブル32は、上側締結具59と上側キャリパー締結具42aとの間を後方に延び、その後、上方に延びる。
センサーケーブル32の下端部32a及びセンサー31は、ステー部21の下方に位置し、車幅方向外側に露出している。このため、センサーケーブル32の下端部32a及びセンサー31に車幅方向外側から容易にアクセスでき、センサーケーブル32及びセンサー31のメンテナンス性が良い。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、鞍乗り型車両10は、前輪11を軸支するフロントフォーク12と、前輪11の回転を検出するセンサー31と、センサー31から上方に延出するセンサーケーブル32とを備え、フロントフォーク12は、筒状のフォークチューブ20と、フォークチューブ20から後方に延出するステー部21とを備え、ステー部21に取り付けられるセンサー支持部材50が設けられる。センサー31は、センサー支持部材50に固定され、センサーケーブル32は、ステー部21によって車幅方向外側から覆われる。
この構成によれば、センサーケーブル32を車幅方向外側から覆うステー部21によって、センサーケーブル32を保護できる。このため、フロントフォーク12が備えるステー部21を利用して、簡単な構造でセンサーケーブル32を保護できる。
また、センサーケーブル32の下端部32aは、ステー部21の下方で車幅方向外側に露出する。
この構成によれば、センサーケーブル32の下端部32aが車幅方向外側に露出するため、センサーケーブル32及びセンサー31のメンテナンス性が良い。また、センサーケーブル32の下端部32aの上方では、ステー部21によってセンサーケーブル32を保護できる。
また、センサー支持部材50は、センサーケーブル32をガイドするケーブルガイド部として、上側ケーブルガイド部55、下側ケーブルガイド部56、及び下側固定部53を備える。
この構成によれば、上側ケーブルガイド部55、下側ケーブルガイド部56、及び下側固定部53によってセンサーケーブル32を容易に配索できる。
さらに、上側ケーブルガイド部55、下側ケーブルガイド部56、及び下側固定部53は、車幅方向に突出する凸部である。
この構成によれば、凸部による簡単な構造でセンサーケーブル32を容易にガイドできる。
また、上側ケーブルガイド部55、下側ケーブルガイド部56、及び下側固定部53は、ステー部21によって車幅方向外側から覆われる。
この構成によれば、上側ケーブルガイド部55、下側ケーブルガイド部56、及び下側固定部53をステー部21によって隠すことができ、外観性が良い。
また、センサー支持部材50は、上側締結具59及び下側締結具60によってステー部21の車幅方向の内側面21aに固定される上側固定部52及び下側固定部53を上下に一対備え、センサー支持部材50は、内側面21aに対し車幅方向内側に離間する離間部51aを上側固定部52と下側固定部53との間に備え、センサーケーブル32は、内側面21aと離間部51aとの間を通される。
この構成によれば、内側面21aと離間部51aとによってセンサーケーブル32を簡単な構造でガイドできる。また、上下の上側固定部52及び下側固定部53を利用して、センサーケーブル32の上下の位置を規制できる。
また、センサー支持部材50には、前輪11のブレーキ装置40のブレーキキャリパー42が固定される。
この構成によれば、センサー支持部材50を利用してブレーキキャリパー42を簡単な構造で支持できる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、鞍乗り型車両10として自動二輪車を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備える3輪の鞍乗り型車両、及び4輪以上を備える鞍乗り型車両に適用可能である。
[上記実施の形態によりサポートされる構成]
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)前輪を軸支するフロントフォークと、前記前輪の回転を検出するセンサーと、前記センサーから上方に延出するセンサーケーブルとを備える鞍乗り型車両において、前記フロントフォークは、筒状のフォークチューブと、前記フォークチューブから後方に延出するステー部とを備え、前記ステー部に取り付けられるセンサー支持部材が設けられ、前記センサーは、センサー支持部材に固定され、前記センサーケーブルは、前記ステー部によって車幅方向外側から覆われることを特徴とする鞍乗り型車両。
この構成によれば、センサーケーブルを車幅方向外側から覆うステー部によって、センサーケーブルを保護できる。このため、フロントフォークが備えるステー部を利用して、簡単な構造でセンサーケーブルを保護できる。
(構成2)前記センサーケーブルの下端部は、前記ステー部の下方で車幅方向外側に露出することを特徴とする構成1記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、センサーケーブルの下端部が車幅方向外側の露出するため、センサーケーブル及びセンサーのメンテナンス性が良い。また、センサーケーブルの下端部の上方では、ステー部によってセンサーケーブルを保護できる。
(構成3)前記センサー支持部材は、前記センサーケーブルをガイドするケーブルガイド部を備えることを特徴とする構成1または2記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、ケーブルガイド部によってセンサーケーブルを容易に配索できる。
(構成4)前記ケーブルガイド部は、車幅方向に突出する凸部であることを特徴とする構成3記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、凸部による簡単な構造でセンサーケーブルを容易にガイドできる。
(構成5)前記ケーブルガイド部は、前記ステー部によって車幅方向外側から覆われることを特徴とする構成3または4記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、ケーブルガイド部をステー部によって隠すことができ、外観性が良い。
(構成6)前記センサー支持部材は、締結具によって前記ステー部の車幅方向の内側面に固定される固定部を上下に一対備え、前記センサー支持部材は、前記内側面に対し車幅方向内側に離間する離間部を上下の前記固定部の間に備え、前記センサーケーブルは、前記内側面と前記離間部との間を通されることを特徴とする構成1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、内側面と離間部とによってセンサーケーブルを簡単な構造でガイドできる。また、上下の固定部を利用して、センサーケーブルの上下の位置を規制できる。
(構成7)前記センサー支持部材には、前記前輪のブレーキ装置のブレーキキャリパーが固定されることを特徴とする構成1から6のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、センサー支持部材を利用してブレーキキャリパーを簡単な構造で支持できる。
10 鞍乗り型車両
11 前輪
12 フロントフォーク
20 フォークチューブ
21 ステー部
21a 内側面
31 センサー
32 センサーケーブル
32a 下端部
40 ブレーキ装置
42 ブレーキキャリパー
50 センサー支持部材
51a 離間部
52 上側固定部(固定部)
53 下側固定部(固定部、ケーブルガイド部)
55 上側ケーブルガイド部(ケーブルガイド部)
56 下側ケーブルガイド部(ケーブルガイド部)
59 上側締結具(締結具)
60 下側締結具(締結具)

Claims (7)

  1. 前輪(11)を軸支するフロントフォーク(12)と、前記前輪(11)の回転を検出するセンサー(31)と、前記センサー(31)から上方に延出するセンサーケーブル(32)とを備える鞍乗り型車両において、
    前記フロントフォーク(12)は、筒状のフォークチューブ(20)と、前記フォークチューブ(20)から後方に延出するステー部(21)とを備え、
    前記ステー部(21)は、前記フロントフォーク(12)の軸線(20d)に沿って上下に延び、
    前記センサーケーブル(32)は、前記ステー部(21)の上部から下部にかけて前記ステー部(21)によって車幅方向外側から覆われ、
    前記ステー部(21)に取り付けられ前記前輪(11)のブレーキ装置(40)のブレーキキャリパー(42)が固定されるセンサー支持部材(50)が設けられ、
    前記センサー(31)は、センサー支持部材(50)に固定され、
    前記センサー支持部材(50)は、前記センサーケーブル(32)をガイドするケーブルガイド部(53,55,56)を備え、
    前記ケーブルガイド部(53,55,56)は、車幅方向に突出する凸部であり、
    前記センサーケーブル(33)は、前記ステー部(21)と前記センサー支持部材(50)とによって車幅方向で挟まれることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記センサーケーブル(32)の下端部(32a)は、前記ステー部(21)の下方で車幅方向外側に露出することを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記センサー支持部材(50)は、前記センサーケーブル(32)をガイドするケーブルガイド部(53,55,56)を備えることを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記ケーブルガイド部(53,55,56)は、車幅方向に突出する凸部であることを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記ケーブルガイド部(53,55,56)は、前記ステー部(21)によって車幅方向外側から覆われることを特徴とする請求項3または4記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記センサー支持部材(50)は、締結具(59,60)によって前記ステー部(21)の車幅方向の内側面(21a)に固定される固定部(52,53)を上下に一対備え、
    前記センサー支持部材(50)は、前記内側面(21a)に対し車幅方向内側に離間する離間部(51a)を上下の前記固定部(52,53)の間に備え、
    前記センサーケーブル(32)は、前記内側面(21a)と前記離間部(51a)との間を通されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記センサー支持部材(50)には、前記前輪(11)のブレーキ装置(40)のブレーキキャリパー(42)が固定されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
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