JP7443007B2 - 商品情報表示システム、店舗サーバ及び表示制御プログラム - Google Patents

商品情報表示システム、店舗サーバ及び表示制御プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、商品情報表示システム、店舗サーバ及び表示制御プログラムに関する。
多数の商品を購入する予定の買物客の中は、購入予定の商品に漏れがないように、紙片に商品名や品目名を記載したメモを作成して、店舗内でそのメモに記載される商品を確認しつつ購入している。また、買物客自身が所有する情報端末に搭載されるアプリケーションプログラムの1つである買物支援プログラムを利用して、購入予定の商品を予め記録する買物リスト機能をメモとして利用することもある。
一方、店舗では、買物客が購入しようとする商品の在庫が切れていたり、その商品自体を取り扱っていなかったりする場合もあり得る。買物客には、該当商品が店舗に有るか無いか判らないため、そのような在庫切れまたは非取扱商品を目指して、店舗内を探し回ることとなってしまう。
特開2013-37428号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、買物客が購入しようとする商品の有無を買物客に通知できる商品情報表示システム、店舗サーバ及び表示制御プログラムを提供しようとするものである。
一実施形態において、商品情報表示システムは、店舗サーバと、情報端末と、第1の記憶手段と、を備える。店舗サーバは、店舗に存在する商品それぞれについての商品情報を蓄積した商品データベースを管理する。情報端末は、外部機器と通信するための通信部及び情報を表示する表示部を有し、買物客が店舗内で携帯する。第1の記憶手段は、買物客が購入しようとする商品の品目を示す購入予定品目情報を記憶する。また、店舗サーバは、情報端末との間で情報授受が可能となったとき、第1の記憶手段から購入予定品目情報を取得する。店舗サーバは、購入予定品目情報に基づいて商品データベースを検索して、買物客が購入しようとする品目の商品の在庫を確認する。店舗サーバは、買物客が購入しようとする品目の商品の在庫有無を含む在庫情報を情報端末に送信して、情報端末の表示部に表示させる。
図1は、第1実施形態に係る商品情報表示システムの全体構成を示すブロック図である。 図2は、図1中の顧客サーバの要部回路構成を示すブロック図である。 図3は、顧客サーバにおける商品データベースに保存される商品データレコードの主要なデータ構造を示す模式図である。 図4は、顧客サーバにおける会員データベースに保存される会員データレコードの主要なデータ構造を示す模式図である。 図5は、図1中の情報端末の要部回路構成を示すブロック図である。 図6は、情報端末における買物リスト記憶部の主要なデータ構造を示す模式図である。 図7は、情報端末のプロセッサが実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。 図8は、情報端末のタッチパネルに表示される買物リスト作成画面の一例を示す模式図である。 図9は、店舗サーバのプロセッサが実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。 図10は、情報端末のタッチパネルに表示される選択画面の一例を示す模式図である。 図11は、情報端末のタッチパネルに表示される商品情報画面の一例を示す模式図である。 図12は、商品情報画面においてポップアップ表示されるアラート画面の一例を示す模式図である。 図13は、第2実施形態に係る商品情報表示システムにおける情報端末のプロセッサが実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。 図14は、第2実施形態に係る商品情報表示システムにおける店舗サーバのプロセッサが実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。 図15は、第3実施形態に係る商品情報表示システムにおける情報端末のプロセッサが実行する主要な情報処理の手順の一部を示す流れ図である。 図16は、第4実施形態に係る商品情報表示システムにおける情報端末のプロセッサが実行する主要な情報処理の手順の一部を示す流れ図である。 図17は、第4実施形態に係る商品情報表示システムにおける店舗サーバのプロセッサが実行する主要な情報処理の手順の一部を示す流れ図である。 図18は、第5実施形態に係る商品情報表示システムの全体構成を示すブロック図である。 図19は、図18中のカートコントローラの要部回路構成を示すブロック図である。 図20は、図18中のカート情報端末の要部回路構成を示すブロック図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る商品情報表示システムの全体構成を示すブロック図である。商品情報表示システムは、店舗システム1、Webサーバ2及び情報端末3を含む。店舗システム1、Webサーバ2及び情報端末3は、インターネットなどのネットワークINTを介して、情報の授受が可能となっている。
店舗システム1は、店舗サーバ10、通信サーバ20、複数のPOS(Point Of Sales)端末30及びアクセスポイント(図1ではAPと示す)40を含む。店舗サーバ10、通信サーバ20、POS端末30及びアクセスポイント40は、LAN(Local Area Network)等のネットワーク50に接続されている。
情報端末3は、買物客が所有するスマートフォンやタブレットなどの情報処理機器である。買物客は、情報端末3を携帯して店舗システム1が構成された店舗に来店し、商品を購入する。情報端末3は、無線ユニットを備えている。情報端末3は、アクセスポイント40と無線通信を行う。アクセスポイント40は、ネットワーク50に繋がる店舗サーバ10と、情報端末3との通信を中継する。アクセスポイント40は、図1では1台のみ示しているが、店舗の規模等により2台以上あってもよい。
POS端末30は、会計を担当する店員であるキャッシャが買上商品の登録と決済とを行う対面レジに配置されている。対面レジは、スキャナを有する。スキャナは、定置式であってもよいし手持ち式であってもよい。キャッシャは、スキャナで買上商品のバーコードを1品ずつスキャンすることで、買上商品の販売データをPOS端末30に登録する。POS端末30は、登録された買上商品の決済金額を算出する。買物客は決済金額相当の代金をキャッシャへ支払う。代金は現金、クレジットカード、電子マネー、ポイント、商品券等の金券等で支払うことが可能である。POS端末30は、買上商品の登録と会計とを処理する商品販売処理装置の一例である。
図2は、店舗サーバ10の要部回路構成を示すブロック図である。店舗サーバ10は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13、通信インターフェース14及びシステム伝送路15を備える。システム伝送路15は、アドレスバス,データバス,制御信号線等を含む。店舗サーバ10は、システム伝送路15に、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13及び通信インターフェース14を接続する。店舗サーバ10は、プロセッサ11、メインメモリ12及び補助記憶デバイス13と、これらを接続するシステム伝送路15とによってコンピュータを構成する。
プロセッサ11は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ11は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、店舗サーバ10としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ11は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
メインメモリ12は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ12は、プロセッサ11が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性または揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ12は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ11によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。例えば不揮発性のメモリ領域はROM(Read Only Memory)である。揮発性のメモリ領域はRAM(Random Access Memory)である。
補助記憶デバイス13は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス13として使用される。補助記憶デバイス13は、プロセッサ11が各種の処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ11での処理によって作成されたデータを保存する。補助記憶デバイス13は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
通信インターフェース14は、ネットワーク50を介して接続される各部との間で通信プロトコルに従いデータの送信及び受信を行う。
店舗サーバ10は、補助記憶デバイス13に、商品データベース131及び会員データベース132を備える。図2では、データベースは、DBと略記されている。
商品データベース131は、店舗で販売される各商品に関するデータを保存する。図3は、商品データベース131に保存される1商品あたりの商品データレコード131Rの主要なデータ構造を示す模式図である。図3に示すように、商品データレコード131Rは、商品ID、商品名、価格、分類名称、商品情報等の項目を含む。
商品IDは、各商品を個々に識別するために商品毎に設定された一意のコードである。商品名及び価格は、その商品IDで特定される商品の名称及び1点当たりの販売価格である。
分類名称は、商品IDで特定される商品が属する分類を特定する情報である。例えば商品「りんご」には、「ふじ」、「ジョナゴールド」、「紅玉」等多くの品種があり、品種毎に異なる商品IDが設定される。しかし、いずれの品種であっても、分類名称は「りんご」に統一される。
商品情報は、商品IDで特定される商品についての詳細情報である。商品情報は、例えば、当該商品の商品画像、商品名、価格、商品説明を含む。商品説明は、原材料、成分や分量、製造メーカ、製造工場、産地など、当該商品を購入するか否かを買物客が決定する際の判断材料となる情報を含むことができる。
会員データベース132は、ポイント会員等の会員登録をした客、いわゆる会員に関するデータを保存する。図4は、会員データベース132に保存される1会員あたりの会員データレコード132Rの主要なデータ構造を示す模式図である。図示するように会員データレコード132Rは、会員ID、購買履歴データ、買物リスト等の項目を含む。
会員IDは、各会員を個々に識別するために会員毎に設定された一意のコードである。会員は、会員IDが記録された記録媒体を所有する。記録媒体は、例えば磁気カード、接触式IC(Integrated Circuit)カード、非接触式ICカード、スマートフォンすなわち情報端末3等である。
購買履歴データは、その会員IDで特定される会員がいつ何を購入したかという購買履歴を示すデータである。
買物リストは、その会員IDで特定される会員が買物を予定している商品に関するデータである。買物客は、Webサーバ2から情報端末3にダウンロードした商品情報表示制御プログラムにより、店舗への来店前に予め買物リストを作成することができる。買物リストは、買物客が買物を予定している商品、つまり買物客が購入しようとする商品の品目を示す購入予定品目情報である品目名称を含む。品目名称は、商品データレコード131Rに設定される商品名であってもよいし分類名称であってもよい。つまり、商品「りんご」を品種に拘わらず購入を予定している買物客は、買物リストに品目名称として「りんご」を登録すればよい。一方、例えば商品名が「ふじりんご」の商品「りんご」の購入を予定している買物客は、買物リストに品目名称として「ふじりんご」を登録すればよい。
また、会員データベース132は、会員になっていない顧客であるワンタイム会員についてのデータを一時記憶することができる。このワンタイム会員についての会員データレコード132Rであるゲストレコードは、会員IDに代えて、ゲストIDを含む。買物客は、店舗の会員となっていなくても、商品情報表示制御プログラムが発行するゲストIDにより、会員に準じたサービスを受けることが可能になる。ワンタイム会員の会員データレコード132Rでは、購買履歴データは無視される。また、買物終了後、ワンタイム会員の会員データレコード132Rは会員データベース132から削除される。
通信サーバ20は、店舗サーバ10とWebサーバ2や図示しない電子マネーセンタなどとの間で、インターネットまたは電子マネー専用ネットワークなどのネットワークINTを介して行われるデータ通信処理を支援する。電子マネーセンタは、電子マネーの登録ユーザ毎に、その電子マネーに係るデータを記述した電子マネーレコードを保存する電子マネーデータベースを管理し、電子マネーによる決済を支援する。
図5は、情報端末3の要部回路構成を示すブロック図である。情報端末3は、プロセッサ3A、メインメモリ3B、補助記憶デバイス3C、無線ユニット3D、タッチパネル3E、マイク3F、スピーカ3G、カメラ3H、各種センサ3I及びシステム伝送路3Jを備える。システム伝送路3Jは、アドレスバス,データバス,制御信号線等を含む。情報端末3は、システム伝送路3Jに、プロセッサ3A、メインメモリ3B、補助記憶デバイス3C、無線ユニット3D、タッチパネル3E、マイク3F、スピーカ3G、カメラ3H及び各種センサ3Iを接続する。情報端末3は、プロセッサ3A、メインメモリ3B及び補助記憶デバイス3Cと、これらを接続するシステム伝送路3Jとによってコンピュータを構成する。
プロセッサ3Aは、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ3Aは、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ3Aは、例えばCPUである。
メインメモリ3Bは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ3Bは、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ3Bは、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。メインメモリ3Bは、プロセッサ3Aが各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性または揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ3Bは、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ3Aによってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。例えば不揮発性のメモリ領域はROMである。揮発性のメモリ領域はRAMである。
補助記憶デバイス3Cは、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROMあるいはSSD等が補助記憶デバイス3Cとして使用される。補助記憶デバイス3Cは、プロセッサ3Aが各種の処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ3Aでの処理によって作成されたデータを保存する。補助記憶デバイス3C、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
無線ユニット3Dは、各部機器との間で通信プロトコルに従いデータの送信及び受信を無線により行う。例えば、無線ユニット3Dは、図示しない携帯電話基地局と通信して、電話回線網と接続し、通話機能を提供することができる。また、無線ユニット3Dは、買物客の家庭や勤務先、街頭などに配置された図示しないアクセスポイントと無線通信を行って、インターネットなどのネットワークINTを介してWebサーバ2との間で情報の授受を行うことができる。さらに、無線ユニット3Dは、店舗に入店したときに、店舗システム1のアクセスポイント40と無線通信を行って、店舗サーバ10と情報の授受を行うことができる。
タッチパネル3Eは、情報端末3の入力デバイスと表示デバイスとを兼ね備えた機器である。マイク3Fは音声を入力するための入力デバイスであり、スピーカ3Gは、音声や音楽を出力するための出力デバイスである。カメラ3Hは、画像を取得するための入力デバイスである。各種センサ3Iは、明るさ測定用の照度センサ、位置測定用のGPSセンサ、姿勢測定用のジャイロセンサなどを含み得る。
情報端末3は、補助記憶デバイス13に、商品情報表示制御プログラム3C1、買物リスト記憶部3C2及び商品情報記憶部3C3を備えることができる。商品情報表示制御プログラム3C1は、プロセッサ3Aを中枢とするコンピュータに、買物リストを作成させる処理や、商品情報を表示させる処理などを実行させるためのアプリケーションプログラムである。
買物リスト記憶部3C2は、商品情報表示制御プログラム3C1の実行により買物客操作によって作成される買物リストを保存する。図6は、買物リスト記憶部3C2の主要なデータ構造を示す模式図である。買物リスト記憶部3C2は、総予算額、品目名称、個別予算額、購入フラグの各情報を記述するための領域A1~A4を有する。領域A1は、今回の買物で使用する予算の総額を記述するための領域である。領域A2は、購入しようとする商品の品目名称である商品名または分類名を記述するための領域である。領域A3は、各商品について使用可能な予算額を記述するための領域である。領域A4、各商品を購入したかどうかを示す購入フラグを記述するための領域である。購入フラグは、買物リストを作成した段階では「0」にリセットされており、該当する商品を購入することで「1」がセットされる。
商品情報記憶部3C3は、買物リストに基づいて店舗システム1の店舗サーバ10から送信されてくる商品情報を記憶するための領域である。
以下、本第1実施形態に係る商品情報表示システムの主要な動作について説明する。以下に説明する処理の内容は一例である。同様な結果を得ることが可能であれば、その処理手順及び処理内容は特に限定されるものではない。
図7は、情報端末3のプロセッサ3Aが、商品情報表示制御プログラムに従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。先ず、プロセッサ3Aは、買物リストを作成する(Act3A01)。
図8は、このとき情報端末3のタッチパネル3Eに表示される買物リスト作成画面の一例を示す模式図である。図8に示すように、買物リストでは、今回の買物で使用する予算、購入しようとする商品の商品名または分類名などを指定することができる。なお、店舗の会員となっており会員IDでログインしている場合には、Webサーバ2により該当店舗の店舗サーバ10から、買物客の購買履歴に基づく商品や、お薦め商品などで、商品の絞り込みを行えるようにしてもよい。
買物リストが作成されたならば、プロセッサ3Aは、その内容を補助記憶デバイス3Cの買物リスト記憶部3C2に保存する(Act3A02)。
そして、プロセッサ3Aは、買物客が店舗に出かけて、無線ユニット3Dによって店舗システム1のアクセスポイント40との無線通信が確立し、店舗サーバ10へのアクセスが可能になるのを待つ(Act3A03)。なお、無線ユニット3Dがアクセスポイント40と通信を確立するための通信設定情報は、商品情報表示制御プログラムの一部として補助記憶デバイス3Cに保存されている。
プロセッサ3Aは、店舗サーバ10へのアクセスが可能になったと判定した場合(Act3A03のYES)、ログイン情報を店舗サーバ10へ送信して、認証を受ける(Act3A04)。このログイン情報は、店舗の会員となっていれば会員IDを含む。そうでない場合には、ゲストIDを含む。
図9は、店舗サーバ10のプロセッサ11が実行する商品情報表示に係わる情報処理の手順を示す流れ図である。プロセッサ11は、情報端末3からのログイン情報を通信インターフェース14により受信したことに応答して、この流れ図に示す手順を開始する。先ず、プロセッサ11は、受信したログイン情報に含まれるIDにより会員データベース132を検索して(Act101)、会員であるか否かを判定する(Act102)。会員でないと判定した場合(ActA102のNO)、プロセッサ11は、会員データベース132にワンタイム会員についての会員データレコード132Rであるゲストレコードを作成する(Act103)。
その後、或いは、上記Act102において会員であると判定した場合(Act102のYES)、プロセッサ11は、無線ユニット3Dにより認証OKを情報端末3に送信して、情報端末3から買物リストの情報が送信されてくるのを待つ(Act104)。
図7に示すように、情報端末3のプロセッサ3Aは、買物リスト記憶部3C2に記憶されている買物リストの情報を無線ユニット3Dにより店舗サーバ10へ送信する(Act3A05)。そして、店舗サーバ10から在庫情報が送信されてくるのを待つ(Act3A06)。
図9に示すように、店舗サーバ10のプロセッサ11は、通信インターフェース14により情報端末3からの買物リストの情報を受信したと判定した場合(Act104のYES)、その受信した買物リストの情報を会員データベース132の該当する会員データレコード132Rに保存する(Act105)。そして、この会員データレコード132Rに保存した買物リストの情報に基づいて、プロセッサ11は、商品データベース131を検索して、商品情報を取得する(Act106)。すなわち、プロセッサ11は、買物リストにおける品目名称として商品の商品名が存在すれば、該当商品についての商品情報を取得する。また、プロセッサ11は、買物リストにおける品目名称として分類名が存在すれば、その分類に該当する全ての商品について商品情報を取得する。そして、プロセッサ11は、取得した商品情報を含む在庫情報を、通信インターフェース14により情報端末3へ送信する(Act107)。なお、商品データベース131を検索した結果、在庫が無い商品や取り扱いが無い商品については、プロセッサ11は、在庫情報に商品情報ではなく在庫無し情報を含める。その後、プロセッサ11は、情報端末3から終了指示が送信されてくるのを待つ(Act108)。
図7に示すように、情報端末3のプロセッサ3Aは、無線ユニット3Dにより店舗サーバ10からの在庫情報を受信したと判定した場合(Act3A06のYES)、その受信した在庫情報を補助記憶デバイス3Cの商品情報記憶部3C3に保存する(Act3A07)。そして、プロセッサ3Aは、この在庫情報に基づいて選択画面を作成して、タッチパネル3Eに表示する(Act3A08)。
図10は、情報端末3のタッチパネル3Eに表示される選択画面の一例を示す模式図である。図10に示すように、選択画面では、今回の買物で使用する予算、購入しようとする商品の品目名称のリストである購入予定商品リスト、及び現在の購入金額を表示することができる。現在の購入金額は、後述するように商品情報画面で購入を選択した商品の価格の合計金額である。
選択画面の購入予定商品リストにおいて、購入済みの商品は識別表示される。これにより、買物客は、未購入の商品が何れであるのかを容易に判別できる。
さらに、選択画面の購入予定商品リストにおいて、保存した在庫情報に含まれる在庫無し情報に従って、当該店舗に在庫が無い商品または取り扱っていない商品は、「在庫無し」として識別表示される。これにより、買物客は、その店舗に無い商品を求めて探し回ることを無くすことができる。
こうして選択画面を表示したならば、プロセッサ3Aは、タッチパネル3Eの選択画面の購入予定商品リストの内の一つに対応する位置がタッチされたかどうか、つまり、買物客によってリスト選択がなされたか否かを判定する(Act3A09)。リスト選択がなされていないと判定した場合(Act3A09のNO)、プロセッサ3Aは、タッチパネル3Eの選択画面の[終了]ボタン画像に対応する位置がタッチされたか否かを判定する(Act3A10)。タッチパネル3Eの選択画面の[終了]ボタン画像に対応する位置がタッチされていないと判定した場合(Act3A09のNO)、プロセッサ3Aは、制御処理を上記Act3A08に戻す。
買物客によってリスト選択がなされたと判定した場合(Act3A09のYES)、プロセッサ3Aは、商品情報記憶部3C3に保存された在庫情報における該当商品の商品情報から商品情報画面を作成して、タッチパネル3Eに表示する(Act3A11)。
図11は、情報端末3のタッチパネル3Eに表示される商品情報画面の一例を示す模式図である。図11に示すように、商品情報画面では、候補商品についての商品情報である、商品画像、商品名称、金額、商品説明などを表示することができる。買物客によって選択されたリストが品目名称である場合、複数の商品が対応する場合がある。そのような場合、他の候補商品についての商品情報を閲覧できるように、商品情報画面は[前商品]ボタン画像及び[次商品]ボタン画像を含むことができる。なお、そのように複数の商品が存在する場合、どのような順番で候補商品の商品情報を表示するかは、システム設計によってもよいし、予め買物リスト作成時に買物客が指定できるようにしてもよい。例えば、店舗が推奨する商品から優先的に候補商品とする、お奨め順とすることができる。これは、当該店舗で販売個数が多い順とする、セール品を先に表示する、などである。また、価格が安い順、単位量当たりの価格が安い順、購入に対する付加ポイントが多い順、などが考えられる。さらに、買物客が会員である場合には、会員データベース132に当該買物客の購買履歴データが保存されているので、それに基づいて候補順を決定することで、買物客の嗜好を反映した情報提供が行える。
また、商品情報画面は、買物客が表示されている候補商品を購入するとしたときにタッチされる[選択]ボタン画像を含む。買物客は、商品を買物カゴに入れる前後の任意の時点で[選択]ボタン画像に対応する位置をタッチすることができる。
さらに、商品情報画面には、配送依頼を希望する際にチェックされるチェック欄を含めることができる。例えば米や飲料といった重量物を購入する場合、このチェック欄に対応する位置をタッチしてチェックを付した上で[選択]ボタン画像に対応する位置をタッチすることで、該当商品の配送を依頼することができる。買物客が会員である場合、会員データベース132に当該買物客の配送先を登録しておくことで、配送が可能になる。よって、会員ではないゲストIDでログインした買物客については、このチェック欄は選択不可の状態としておく。また、この配送が指定された商品については、チェックアウト時に、POS端末30にて代金が支払われたことを確認の上で、実際の配送を行わなければならないことは言うまでも無い。
買物客は、任意の時点で、リスト選択を行うことができる。例えば、買物客は、品目の何れかを選択して商品情報画面を表示させ、その状態で該当品目の商品を陳列している商品棚のコーナーへ進み、商品情報を見ながら購入する商品を決定することができる。また逆に、商品選択画面の購入予定商品リストを確認して何れかの品目の商品を陳列している商品棚のコーナーへ進み、そこで該当品目のリスト選択を行って、商品情報画面を表示させ、商品情報を見ながら購入する商品を決定することもできる。
プロセッサ3Aは、上記Act3A11において商品情報画面をタッチパネル3Eに表示させた後、[前商品]ボタン画像または[次商品]ボタン画像に対応する位置がタッチされたか否か判定する(Act3A12)。[前商品]ボタン画像または[次商品]ボタン画像に対応する位置がタッチされたと判定した場合(Act3A12のYES)、プロセッサ3Aは、制御処理を上記Act3A11に戻す。こうして戻ったAct3A11では、プロセッサ3Aは、前または次の候補商品についての商品情報画面をタッチパネル3Eに表示させる。
また、[前商品]ボタン画像または[次商品]ボタン画像に対応する位置がタッチされていないと判定した場合(Act3A12のNO)、プロセッサ3Aは、[選択]ボタン画像に対応する位置がタッチされたか否か判定する(Act3A13)。[選択]ボタン画像に対応する位置がタッチされていないと判定した場合(Act3A13のNO)、プロセッサ3Aは、[戻る]ボタン画像に対応する位置がタッチされたか否か判定する(Act3A14)。[戻る]ボタン画像に対応する位置がタッチされていないと判定した場合(Act3A14のNO)、プロセッサ3Aは、制御処理を上記Act3A11に戻し、その候補商品についての商品情報画面の表示を続ける。これに対して、[戻る]ボタン画像に対応する位置がタッチされたと判定した場合(Act3A14のYES)、プロセッサ3Aは、制御処理を上記Act3A08に戻して、選択画面をタッチパネル3Eに表示させる。
また、[選択]ボタン画像に対応する位置がタッチされたと判定した場合(Act3A13のYES)、プロセッサ3Aは、補助記憶デバイス3Cの買物リスト記憶部3C2に記憶されている買物リストを更新する(ct3A15)。すなわち、買物リスト記憶部3C2における該当商品の商品名または分類名に対応する領域A4の購入フラグを「1」にセットする。その後、プロセッサ3Aは、制御処理を上記Act3A08に戻す。これにより、表示される選択画面では、購入予定商品リストにおいて購入済み商品として識別表示されるようになる。
なお、[選択]ボタン画像に対応する位置がタッチされた際、プロセッサ3Aは、当該商品を購入することにより買上金額の合計を算出し、それが設定された予算を超える場合には、例えば図12に示すように、その旨を示すアラート画面をポップアップ表示させるようにしてもよい。すなわち、予算を超えて選択しようとする場合には、予算をオーバーしてもよいか確認する。このアラート画面は、予算を超える1回目の選択時のみ表示すればよい。
こうして、買物客は、選択画面や商品情報画面を見ながら該当品目の商品を陳列している商品棚のコーナーで所望の商品を購入することができる。
選択画面の[終了]ボタン画像に対応する位置がタッチされたと判定した場合(Act3A310のYES)、プロセッサ3Aは、無線ユニット3Dにより店舗サーバ10へ終了指示を送信する(ct3A05)。そして、プロセッサ3Aは、商品情報表示制御プログラムによる動作を終了する。この終了指示は、購入した商品を特定する情報を含む。
図9に示すように、店舗サーバ10のプロセッサ11は、通信インターフェース14により情報端末3からの終了指示を受信したと判定した場合(Act108のYES)、会員データベースを更新する(Act109)。すなわち、買物客が会員である場合には、会員データベースの該当する会員データレコード132Rの購買履歴データに、終了指示に含まれていた購入した商品の情報を追加する。また、買物客が会員でない場合は、会員データベースに作成したワンタイム会員についての会員データレコード132Rであるゲストレコードを削除する。そして、この商品情報表示に係わる情報処理を終了する。
このように本実施形態によれば、情報端末3は、買物客が購入しようとする商品の品目を示す購入予定品目情報を含む買物リストを、第1の記憶手段である買物リスト記憶部3C2に記憶しておく。その後、この情報端末3を携帯した買物客が店舗に来店し、情報端末3と店舗サーバ10との間で情報授受が可能となったとき、店舗サーバ10は、情報端末3から購入予定品目情報を含む買物リストを取得し、購入予定品目情報に基づいて商品データベースを検索して、買物客が購入しようとする品目の商品の在庫を確認する。そして、店舗サーバ10は、買物客が購入しようとする品目の商品の在庫有無を含む在庫情報をから情報端末3に送信し、情報端末3は、表示部であるタッチパネル3Eに選択画面として、該当商品の在庫の有無を表示する。したがって、買物客が購入しようとする商品の有無を買物客に通知できるようになる。
また、店舗サーバ10から情報端末3に送信される在庫情報は、在庫が有る該当品目の商品それぞれについての商品情報を含み、情報端末3、この在庫が有る該当品目の前記商品それぞれについての商品情報を第2の記憶手段である商品情報記憶部3C3に記憶する。そして、情報端末3の表示制御手段として機能するプロセッサ3Aは、商品情報記憶部3C3に記憶した商品の中から選択した少なくとも一つの候補商品についての商品情報をタッチパネル3Eに表示させる。買物客が買物リストで指定した品目が分類名である場合、その品目に該当する複数の商品が存在する。買物客は、購入しようとする品目は決めていても、商品を決めていない場合、商品の価格だけでは無く、量、成分、原産地など、その買物客が重視する独自の観点に基づいて購入する商品を決定する。この決定を行うために、買物客は、店舗の商品棚に並べられた商品を一つ一つ手にとって、商品に付されたラベルに記載された情報を読み取る必要がある。また、価格のみを重視するとしても、商品棚に明示された価格票の位置が実際の商品とずれている場合もあり得る。本実施形態によれば、商品棚に並べられている商品についての商品情報を、情報端末3のタッチパネル3Eの表示で確認することができるので、実際の商品を手にとって確認する手間が無く、また、実際の商品と価格票との位置が合致していなくても、商品の正しい価格を知ることができる。
[第2実施形態]
情報端末3で作成した買物リストは、補助記憶デバイス3Cに保存する代わりに、Webサーバ2に保存しておくようにしても良い。その場合には、補助記憶デバイス3Cに買物リスト記憶部3C2は設けられない。また、店舗サーバ10から情報端末3へ商品情報を送信する代わりに、商品情報を含む画面を画像情報として送信しても良い。その場合には、補助記憶デバイス3Cに商品情報記憶部3C3は設けられない。このような構成とした場合について、第2実施形態として説明する。
図13は、第2実施形態における情報端末3のプロセッサ3Aが実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図であり、図14は、第2実施形態における店舗サーバ10のプロセッサ11が実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。以下、これらの図を参照して第2実施形態における情報処理手順を説明するが、第1実施形態と同様の手順については図7及び図9と同じ参照を付し、その説明は省略するものとする。
情報端末3のプロセッサ3Aは、図13に示すように、Act3A01において作成した買物リストの内容を、無線ユニット3DによりインターネットなどのネットワークINTを介してWebサーバ2が管理する記憶部に保存する(Act3A21)。その後、第1実施形態同様、情報端末3を携帯した買物客が店舗に来店して、店舗サーバ10へのアクセスが可能になったならば、ログイン情報を店舗サーバ10へ送信する。ここで、本第2実施形態では、情報端末3には買物リストの情報を保存していないので、第1実施形態のAct3A05のような買物リストの情報の送信は行わずに、店舗サーバ10から在庫情報を含む選択画面の画像情報が送信されてくるのを待つ(Act3A22)。
ログイン情報を受けた店舗サーバ10のプロセッサ11は、図14に示すように、Act102において会員であると判定した場合、或いは、Act103において会員データベース132にワンタイム会員についての会員データレコード132Rであるゲストレコードを作成した後、通信インターフェース14によりインターネットなどのネットワークINTを介して、Webサーバ2に買物リスト要求を送信する(Act111)。この買物リスト要求は、情報端末3から受信したログイン情報に含まれる会員IDまたはゲストIDを含む。そして、プロセッサ11は、制御処理をAct104に進めて、Webサーバ2から買物リストの情報が送信されてくるのを待つこととなる。
Webサーバ2は、この会員IDまたはゲストIDにより記憶部に記憶してある買物リストを特定し、店舗サーバ10へその買物リストの情報を含む返信を行う。プロセッサ11は、通信インターフェース14によりWebサーバ2からの買物リストの情報を受信したならば、第1実施形態と同様に、受信した買物リストの情報を会員データベース132の該当する会員データレコード132Rに保存し、買物リストの情報に基づいて商品データベース131から商品情報を取得することとなる。そして、プロセッサ11は、取得した商品情報を会員データベース132の該当する会員データレコード132Rに保存する(Act112)。次に、プロセッサ11は、保存した買物リストの情報と商品情報とに基づいて、情報端末3で表示させるための選択画面の画像情報を作成する(Act113)。この選択画面の画像情報は、図10に示したように、在庫情報を含むものとなる。そして、プロセッサ11は、この作成した選択画面の画像情報を、通信インターフェース14により情報端末3へ送信する(Act114)。
その後、プロセッサ11は、通信インターフェース14により情報端末3から商品情報依頼を受信したか否かを判定する(Act115)。商品情報依頼を受信していないと判定した場合(Act115のNO)、プロセッサ11は、通信インターフェース14により情報端末3から買物リスト更新依頼を受信したか否かを判定する(Act116)。買物リスト更新依頼を受信していないと判定した場合(Act116のNO)、プロセッサ11は、通信インターフェース14により情報端末3から終了指示を受信したか否かを判定する(Act108)。終了指示を受信していないと判定した場合(Act108のNO)、プロセッサ11は、制御処理をAct115に戻す。こうして、プロセッサ11は、情報端末3からの商品情報依頼、買物リスト更新依頼または終了指示を受信するのを待つ。
情報端末3のプロセッサ3Aは、図13に示すように、無線ユニット3Dにより店舗サーバ10から選択画面の画像情報を受信した場合(Act3A22のYES)、その受信した画像情報による選択画面を、タッチパネル3Eに表示する(Act3A08)。その後、プロセッサ3Aは、買物客によるリスト選択または選択画面の[終了]ボタン画像に対応する位置のタッチを待つこととなる。
買物客によってリスト選択がなされると、プロセッサ3Aは、タッチされた位置に対応する商品についての商品情報画面を依頼する商品情報依頼を、無線ユニット3Dにより店舗サーバ10へ送信する(ct3A23)。その後、プロセッサ3Aは、店舗サーバ10から商品情報画面の画像情報が送信されてくるのを待つ(Act3A24)。
図14に示すように、店舗サーバ10のプロセッサ11は、通信インターフェース14により情報端末3からの商品情報依頼を受信したと判定した場合(Act115のYES)、会員データベース132の該当する会員データレコード132Rに保存された該当商品の商品情報から商品情報画面の画像情報を作成して、この作成した商品情報画面の画像情報を、通信インターフェース14により情報端末3へ送信する(Act117)。その後、プロセッサ11は、制御処理をAct115に戻す。
図13に示すように、情報端末3のプロセッサ3Aは、無線ユニット3Dにより店舗サーバ10から商品情報画面の画像情報を受信した場合(Act3A24のYES)、その受信した画像情報による商品情報画面を、タッチパネル3Eに表示する(Act3A11)。その後、プロセッサ3Aは、第1実施形態と同様に、商品情報画面における[前商品]ボタン画像、[次商品]ボタン画像、[選択]ボタン画像、[戻る]ボタン画像に対応する位置がタッチされるのを待つ。
[前商品]ボタン画像または[次商品]ボタン画像に対応する位置がタッチされると、プロセッサ3Aは、制御処理を上記Act3A23に戻して、前または次の商品についての商品情報画面を依頼する商品情報依頼を店舗サーバ10へ送信することになる。
また、[戻る]ボタン画像に対応する位置がタッチされると、プロセッサ3Aは、制御処理を上記Act3A08に戻し、選択画面をタッチパネル3Eに表示させる。
また、[選択]ボタン画像に対応する位置がタッチされたと判定した場合(Act3A13のYES)、プロセッサ3Aは、買物リストの更新を依頼する買物リスト更新依頼を、無線ユニット3Dにより店舗サーバ10へ送信する(ct3A25)。その後、プロセッサ3Aは、制御処理を上記Act3A22に戻し、更新された新たな選択画面の画像情報が送信されてくるのを待つことになる。
図14に示すように、店舗サーバ10のプロセッサ11は、通信インターフェース14により情報端末3から買物リスト更新依頼を受信したと判定した場合(Act116のYES)、会員データベース132の該当する会員データレコード132Rに保存してある買物リストの情報を更新する(Act118)。すなわち、買物リストの情報における購入フラグを「1」にセットする。その後、プロセッサ11は、制御処理を上記Act113に戻して、更新された新たな選択画面の画像情報を生成することになる。
このように本実施形態によれば、情報端末3は、買物客が購入しようとする商品の品目を示す購入予定品目情報を含む買物リストを、第1の記憶手段であるWebサーバ2に記憶させる。その後、情報端末3を携帯した買物客が店舗に来店し、情報端末3と店舗サーバ10との間で情報授受が可能となったとき、店舗サーバ10は、Webサーバ2から買物客が設定した購入予定品目情報を含む買物リストを取得し、購入予定品目情報に基づいて商品データベースを検索して、買物客が購入しようとする品目の商品の在庫を確認する。そして、店舗サーバ10は、買物客が購入しようとする品目の商品の在庫有無を示す在庫情報を含む選択画面の画像情報を作成して、これを情報端末3に送信することで、情報端末3は、表示部であるタッチパネル3Eに選択画面として、該当商品の在庫の有無を表示する。したがって、買物客が購入しようとする商品の有無を買物客に通知できるようになる。
また、店舗サーバ10は、さらに、在庫が有る該当品目の商品の中から選択した少なくとも一つの候補商品についての商品情報を、商品情報画面の画像情報として情報端末3に送信して、情報端末3のタッチパネル3Eに表示させる。よって、商品棚に並べられている商品についての商品情報を、情報端末3のタッチパネル3Eの表示で確認することができるので、実際の商品を手にとって確認する手間が無く、また、実際の商品と価格票との位置が合致していなくても、商品の正しい価格を知ることができる。
[第3実施形態]
第1実施形態では、買物客が任意の時点に商品情報画面を表示させるようにしているが、買物客の指示によらずに選択画面から商品画面に切り替えるようにしてもよい。これを第3実施形態として説明する。
例えば、商品が陳列される商品棚に、陳列された商品の品目情報を発信するRFID(Radio Frequency Identification)タグなどを設置し、情報端末3の無線ユニット3DにこのRFIDタグの読み取り機能を持たせることで、情報端末3のプロセッサ3Aは、当該情報端末3がどの品目の商品近傍に位置にいるのかを検出することができる。
また、店舗内に複数の固定基地局を設置し、各固定基地局からBLE(Blue tooth Low Energy(Blue toothは登録商標))波やUWB(Ultra Wide Band、超広帯域無線)波を発信し、情報端末3の無線ユニット3Dでそれらを受信して、それぞれの入射角や到達時間に基づいて、当該情報端末3の位置座標を測定することができる。そして、情報端末3が店舗内の座標マップを有していれば、測定した位置座標とマップとの照合により、プロセッサ3Aは、当該情報端末3がどの品目の商品近傍に位置にいるのかを検出することができる。
図15は、第3実施形態における情報端末3のプロセッサ3Aが実行する主要な情報処理の手順の一部を示す流れ図である。以下、この図を参照して第3実施形態における情報処理手順を説明するが、第1実施形態と同様の手順については図7と同じ参照を付し、その説明は省略するものとする。
図15に示すように、情報端末3のプロセッサ3Aは、Act3A08において選択画面を表示した後、当該情報端末3の位置を検出する(Act3A31)。そして、プロセッサ3Aは、その検出した情報端末3の位置が、リスト商品位置であるか否かを判定する(Act3A32)。すなわち、プロセッサ3Aは、買物リストに記述されている品目に該当する商品を陳列している商品棚の位置に、当該情報端末3が到達したか否かを判定する。検出した情報端末3の位置がリスト商品位置でないと判定した場合(Act3A32のNO)、プロセッサ3Aは、制御処理をAct3A10に進める。そして、検出した情報端末3の位置がリスト商品位置であると判定した場合(Act3A32のYES)、プロセッサ3Aは、制御処理をAct3A11に進めて、商品情報画面を表示することになる。
このように本実施形態によれば、情報端末3は、当該情報端末3の店舗内の位置を検出し、その検出結果に従って適切な商品画像を選択してタッチパネル3Eに表示する。したがって、買物客の手間を省くことが可能になる。
[第4実施形態]
第3実施形態のような位置検出に基づく選択画面から商品画面への切り替えは、第2実施形態のように買物リストをWebサーバ2に保存した場合も行うことができる。これを第4実施形態として説明する。
図16は、第4実施形態における情報端末3のプロセッサ3Aが実行する主要な情報処理の手順の一部を示す流れ図であり、図17は、第4実施形態における店舗サーバ10のプロセッサ11が実行する主要な情報処理の手順の一部を示す流れ図である。以下、これらの図を参照して第4実施形態における情報処理手順を説明するが、第2実施形態と同様の手順については図13及び図14と同じ参照を付し、その説明は省略するものとする。
図16に示すように、情報端末3のプロセッサ3Aは、Act3A08において選択画面を表示した後、当該情報端末3の位置を検出する(Act3A31)。そして、プロセッサ3Aは、その検出した情報端末3の位置を示す位置情報を、無線ユニット3Dにより店舗サーバ10へ送信する(ct3A41)。その後、プロセッサ3Aは、店舗サーバ10から商品情報画面の画像情報を受信したか否かを判定する(Act3A42)。店舗サーバ10から商品情報画面の画像情報を受信していないと判定した場合(Act3A42のNO)、プロセッサ3Aは、制御処理をAct3A10に進める。
店舗サーバ10のプロセッサ11は、図17に示すように、ActA114において選択画面の画像情報を情報端末3へ送信した後、通信インターフェース14により情報端末3から位置情報を受信するのを待つ(Act121)。そして、情報端末3から位置情報を受信したと判定した場合(Act121のYES)、プロセッサ11は、会員データベース132の該当する会員データレコード132Rに保存した買物リストに記述されている品目に該当する商品を陳列している商品棚の位置に、当該情報端末3が到達したか否かを判定する。検出した情報端末3の位置がリスト商品位置でないと判定した場合(Act122)、プロセッサ11は、制御処理をAct121に戻す。そして、検出した情報端末3の位置がリスト商品位置であると判定した場合(Act122のYES)、プロセッサ11は、制御処理をAct117に進めて、会員データレコード132Rに保存された該当商品の商品情報から商品情報画面の画像情報を作成して、この作成した商品情報画面の画像情報を、通信インターフェース14により情報端末3へ送信することとなる。
図16に示すように、店舗サーバ10から商品情報画面の画像情報を受信したと判定した場合(Act3A42のYES)、プロセッサ3Aは、制御処理をAct3A11に進めて、受信した画像情報による商品情報画面をタッチパネル3Eに表示する。そして、この商品情報画面における[前商品]ボタン画像または[次商品]ボタン画像に対応する位置がタッチさると、プロセッサ3Aは、タッチされた位置に対応する商品についての商品情報画面を依頼する商品情報依頼を、無線ユニット3Dにより店舗サーバ10へ送信する(ct3A43)。その後、プロセッサ3Aは、店舗サーバ10から商品情報画面の画像情報が送信されてくるのを待つ(Act3A44)。そして、無線ユニット3Dにより店舗サーバ10から商品情報画面の画像情報を受信した場合(Act3A44のYES)、プロセッサ3Aは、制御処理をAct3A11に戻し、その受信した画像情報による商品情報画面をタッチパネル3Eに表示することになる。
このように本実施形態によれば、情報端末3は、当該情報端末3の店舗内の位置を検出し、その検出結果を店舗サーバ10に送信することで、店舗サーバ10から情報端末3の位置に従って適切な商品画像を選択して、商品情報画面の画像情報が返されてくる。したがって、買物客の手間を省くことが可能になる。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態として、店舗システム1がカートPOSシステムである場合を説明する。カートPOSシステムショッピングカートにタッチパネル、スキャナ等を備えた情報端末を設ける。ショッピングカートを使用する買物客は、購入しようとする商品をショッピングカートに載せる際に、その購買商品の識別コードをスキャナで読み取らせて商品登録を行う。このように、カートPOSシステムは、買物客自身が買物をしながら商品登録を行うので、会計場、いわゆるレジの混雑を緩和できる。
図18は、第5実施形態に係る商品情報表示システムの全体構成を示すブロック図である。ここで、第1実施形態と同様の構成については、図1と同じ参照符号を付すことで、その説明は省略する。
店舗システム1は、前述した店舗サーバ10、通信サーバ20、複数のPOS端末30、アクセスポイント40及びネットワーク50に加えて、カートコントローラ60、複数の会計機70及び複数のカート情報端末80を含む。カートコントローラ60及び複数の会計機70は、店舗サーバ10とネットワーク50を介して接続している。複数のカート情報端末80は、アクセスポイント40を介して、ネットワーク50に繋がる店舗サーバ10と接続されることができる。
カートコントローラ60は、カート情報端末80と協働することで、そのカート情報端末80がPOS端末30として機能しているように見せかけるための支援を行う。
会計機70は、購買商品の会計を店員または買物客が行うことを可能とした機器である。会計機70は、周知のセルフ式POS端末である。会計機70の台数は、特に制限されない。
カート情報端末80は、店舗に来店した買物客に店舗内で携帯するよう貸与され、買物客が、商品の登録に係るデータの入力をセルフで行うことを可能とした機器である。カート情報端末80は、ショッピングカートCに設けられている。以下では、ショッピングカートCを単にカートCと称する。複数のカートCに、それぞれカート情報端末80が設けられている。カートCは、そのカートCを使用する買物客が購入しようとする商品を搬送する搬送体の一例である。
図19は、カートコントローラ60の要部回路構成を示すブロック図である。カートコントローラ60は、プロセッサ61、メインメモリ62、補助記憶デバイス63、通信インターフェース64及びシステム伝送路65を備え、システム伝送路65に、プロセッサ61、メインメモリ62、補助記憶デバイス63及び通信インターフェース64を接続する。カートコントローラ60は、プロセッサ61、メインメモリ62及び補助記憶デバイス63と、これらを接続するシステム伝送路65とによってコンピュータを構成する。プロセッサ61、メインメモリ62、補助記憶デバイス63及び通信インターフェース64の概略説明は、店舗サーバ10に対する説明と同様でよい。
カートコントローラ60は、メインメモリ62における揮発性領域の一部を、カート情報端末テーブル621及び会計機テーブル622として使用する。カート情報端末テーブル621は、各カートCにそれぞれ設けられたカート情報端末80別に種々の情報を保持する領域を備える。
カート情報端末テーブル621は、端末ID、会員ID、登録リスト、会計コードなどの各情報を記述するための領域を有する。端末IDは、各カート情報端末80を個々に識別するためにカート情報端末80毎に設定された一意のコードである。登録リストは、カート情報端末80で登録された商品に関する情報をリスト化したものであり、一連の番号順に、商品ID、商品名、点数、金額などを記述している。会計コードは、カート情報端末80で商品登録が行われた商取引を識別するために商取引毎に発番されるコードである。
会計機テーブル622は、会計機ID、会計機ステータス、などの情報を記述するための領域を有する。会計機IDは、各会計機70を個々に識別するために会計機70毎に設定された一意のコードである。会計機ステータスは、会計機IDで特定される会計機70の状態を示す情報であり、これにより、プロセッサ61は、どの会計機70が使用中であるか判別することができる。
図20は、カート情報端末80の要部回路構成を示すブロック図である。カート情報端末80は、プロセッサ81、メインメモリ82、補助記憶デバイス83、無線ユニット84、タッチパネル85、スキャナ86、リーダ87及びシステム伝送路88を備える。システム伝送路88は、アドレスバス,データバス,制御信号線等を含む。カート情報端末80は、システム伝送路88に、プロセッサ81、メインメモリ82、補助記憶デバイス83、無線ユニット84、タッチパネル85、スキャナ86及びリーダ87を直接または信号入出力回路を介して接続する。カート情報端末80は、プロセッサ81、メインメモリ82及び補助記憶デバイス83と、これらを接続するシステム伝送路88とによってコンピュータを構成する。プロセッサ81、メインメモリ82、補助記憶デバイス83及び無線ユニット84の概略説明は、店舗サーバ10に対する説明と同様でよい。
タッチパネル85は、カート情報端末80の入力デバイスと表示デバイスとを兼ね備えた機器である。カート情報端末80は、店舗サーバ10で作成された画像情報に基づきタッチパネル85に画像を表示することができる。
スキャナ86は、撮像部としてのカメラを有する。スキャナ86は、カメラで撮影した画像からバーコードまたは二次元データコード等のコードシンボルを読み取る。
リーダ87は、記録媒体に記録された会員IDを読み取る。リーダ87は、記録媒体が磁気カードの場合は磁気カードリーダであり、接触式ICカードの場合にはICカードリーダである。非接触式ICカードやスマートフォン等のようにRFIDを使用した記録媒体の場合には、RFIDリーダがリーダ87として使用される。
このようなカートPOSシステムでは、第2または第4実施形態のように、買物客が店舗への来店前に買物リストを作成してWebサーバ2に保存しておく。そして、店舗に来店した際に、情報端末3に代えてカート情報端末80を使用してログインする。これにより、カート情報端末80のプロセッサ61は、第2または第4実施形態で説明した情報端末3の処理手順の内、来店後の制御処理を実行することができる。これにより、買物客が携帯する情報端末3を使用した場合と同様に、選択画面や商品情報画面をカート情報端末80のタッチパネル85に表示して、買物客が商品情報を閲覧することができる。
このように本実施形態によれば、買物客は、店舗への来店前に、Webサーバにアクセスして購入予定品目情報を含む買物リストを記憶させておくことで、店舗に来店した買物客に店舗内で携帯するよう貸与されるカート情報端末80を利用して、選択画面や商品情報画面を閲覧できる。よって、本第5実施形態においても、前述した第2または第4実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、買物客が携帯する情報端末3については、前述した第1乃至第4実施形態の何れかと同様とすることができる。
なお、情報端末3は、カート情報端末80の代替として利用することも可能である。すなわち、バーコードリーダアプリケーションプログラムとカメラ3Hによりスキャナ86を実現でき、商品情報表示制御プログラムに会員IDでログインしているので、リーダ87による会員IDの読み取りなども不要である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、当初の特許請求の範囲の記載を付記する。
[1] 店舗に存在する商品それぞれについての商品情報を蓄積した商品データベースを管理する店舗サーバと、
外部機器と通信するための通信部及び情報を表示する表示部を有し、買物客が前記店舗内で携帯する情報端末と、
前記買物客が購入しようとする商品の品目を示す購入予定品目情報を記憶する第1の記憶手段と、
を具備し、
前記店舗サーバは、
前記情報端末との間で情報授受が可能となったとき、前記第1の記憶手段から前記購入予定品目情報を取得し、
前記購入予定品目情報に基づいて前記商品データベースを検索して、前記買物客が購入しようとする品目の商品の在庫を確認し、
前記買物客が購入しようとする品目の商品の在庫有無を含む在庫情報を前記情報端末に送信して、前記情報端末の前記表示部に表示させる、商品情報表示システム。
[2] 前記店舗サーバは、さらに、在庫が有る該当品目の商品の中から選択した少なくとも一つの候補商品についての商品情報を前記情報端末に送信して、前記情報端末の前記表示部に表示させる、[1]に記載の商品情報表示システム。
[3] 前記情報端末は、前記店舗に来店した買物客に前記店舗内で携帯するよう貸与され、
前記第1の記憶手段は、前記店舗サーバがアクセス可能なWebサーバによって管理され、
前記買物客は、前記店舗への来店前に、前記Webサーバにアクセスして前記購入予定品目情報を前記第1の記憶手段に記憶させる、[1]または[2]に記載の商品情報表示システム。
[4] 前記店舗サーバから前記情報端末に送信される前記在庫情報は、在庫が有る該当品目の商品それぞれについての商品情報を含み、
前記情報端末は、
前記通信部で受信した前記在庫情報に含まれる、前記在庫が有る該当品目の前記商品それぞれについての前記商品情報を記憶する第2の記憶手段と、
前記記憶した商品の中から選択した少なくとも一つの候補商品についての前記商品情報を前記表示部に表示させる表示制御手段と、
を有する、[1]に記載の商品情報表示システム。
[5] 店舗に存在する商品それぞれについての商品情報を蓄積した商品データベースと、
買物客が前記店舗内で携帯する情報端末との間で情報授受が可能となったとき、前記買物客が購入しようとする商品の品目を示す購入予定品目情報を、前記情報端末またはWebサーバから取得する取得手段と、
前記購入予定品目情報に基づいて前記商品データベースを検索して、前記買物客が購入しようとする品目の商品の在庫を確認する確認手段と、
前記買物客が購入しようとする品目の商品の在庫有無を含む在庫情報を前記情報端末に送信する送信手段と、
を具備する店舗サーバ。
[6] 情報を記憶するための記憶部、外部機器と通信するための通信部及び情報を表示する表示部を有し、買物客が店舗内で携帯する、情報端末のコンピュータに、
前記通信部によって、前記店舗に存在する商品それぞれについての商品情報を蓄積した商品データベースを管理する店舗サーバから、前記買物客が予め設定した、前記買物客が購入しようとする商品の品目を示す購入予定品目情報に基づいて決定された、前記買物客が購入しようとする品目に該当する商品に関する在庫情報を受信する処理と、
前記店舗サーバから送信されてきた前記在庫情報に基づいて、前記買物客が購入しようとする品目に該当する商品の在庫の有無を、前記表示部に表示させる処理と、
を行わせるための表示制御プログラム。
1…店舗システム、 2…Webサーバ、 3…情報端末、 3A,11,61,81…プロセッサ、 3B,12,62,82…メインメモリ、 3C,13,63,83…補助記憶デバイス、 3C1…商品情報表示制御プログラム、 3C2…買物リスト記憶部、 3C3…商品情報記憶部、 3D,84…無線ユニット、 3E,85…タッチパネル、 3F…マイク、 3G…スピーカ、 3H…カメラ、 3I…各種センサ、 3J,15,65,88…システム伝送路、 10…店舗サーバ、 14,64…通信インターフェース、 20…通信サーバ、 30…POS端末、 40…アクセスポイント、 50…ネットワーク、 60…カートコントローラ、 70…会計機、 80…カート情報端末、 86…スキャナ、 87…リーダ、 131…商品データベース、 131R…商品データレコード、 132…会員データベース、 132R…会員データレコード、 621…カート情報端末テーブル、 622…会計機テーブル、 INT…ネットワーク。

Claims (6)

  1. 店舗に存在する商品それぞれについての商品情報を蓄積した商品データベースを管理する店舗サーバと、
    外部機器と通信するための通信部及び情報を表示する表示部を有し、買物客が前記店舗内で携帯する情報端末と、
    前記買物客が購入しようとする商品の品目を示す購入予定品目情報及び各商品を購入したかどうかを示す購入フラグを記憶する第1の記憶手段と、
    を具備し、
    前記店舗サーバは、
    前記情報端末との間で情報授受が可能となったとき、前記第1の記憶手段から前記購入予定品目情報を取得し、
    前記購入予定品目情報に基づいて前記商品データベースを検索して、前記買物客が購入しようとする品目の商品の在庫を確認し、
    前記買物客が購入しようとする品目の商品の在庫有無を含み、在庫が有る該当品目の商品それぞれについての商品情報を含む在庫情報を前記情報端末に送信し、
    前記情報端末は、
    前記通信部で受信した前記在庫情報に基づいて、前記買物客が購入しようとする品目の商品の在庫の有無を示す選択画面を前記表示部に表示させ、
    前記選択画面を表示させた後、前記情報端末の前記店舗内の位置に基づいて前記在庫が有る該当品目の商品の中から選択した少なくとも一つの候補商品についての前記商品情報及び表示されている候補商品を購入するとしたときにタッチされるボタン画像であって、前記購入フラグを更新するためのボタン画像を前記表示部に表示させる、
    商品情報表示システム。
  2. 前記情報端末の前記店舗内の位置を検出する位置検出手段をさらに具備する、請求項1に記載の商品情報表示システム。
  3. 前記情報端末は、前記店舗に来店した買物客に前記店舗内で携帯するよう貸与され、 前記第1の記憶手段は、前記店舗サーバがアクセス可能なWebサーバによって管理され、
    前記買物客は、前記店舗への来店前に、前記Webサーバにアクセスして前記購入予定品目情報を前記第1の記憶手段に記憶させる、請求項1または2に記載の商品情報表示システム。
  4. 店舗に存在する商品それぞれについての商品情報を蓄積した商品データベースを管理する店舗サーバと、
    外部機器と通信するための通信部及び情報を表示する表示部を有し、買物客が前記店舗内で携帯する情報端末と、
    前記買物客が購入しようとする商品の品目を示す購入予定品目情報及び各商品を購入したかどうかを示す購入フラグを記憶する第1の記憶手段と、
    を具備し、
    前記店舗サーバは、
    前記情報端末との間で情報授受が可能となったとき、前記第1の記憶手段から前記購入予定品目情報を取得し、
    前記購入予定品目情報に基づいて前記商品データベースを検索して、前記買物客が購入しようとする品目の商品の在庫を確認し、
    前記買物客が購入しようとする品目の商品の在庫の有無を示す選択画面の画像情報を作成し、前記選択画面の画像情報を前記情報端末へ送信し、
    前記選択画面の画像情報を前記情報端末へ送信した後、前記情報端末の前記店舗内の位置に基づいて前記在庫が有る該当品目の商品の中から選択した少なくとも一つの候補商品についての前記商品情報から、表示されている候補商品を購入するとしたときにタッチされるボタン画像であって、前記購入フラグを更新するためのボタン画像を含む商品情報画面の画像情報を作成し、前記商品情報画面の画像情報を前記情報端末へ送信する、
    商品情報表示システム。
  5. 店舗に存在する商品それぞれについての商品情報を蓄積した商品データベースと、
    買物客が前記店舗内で携帯する情報端末との間で情報授受が可能となったとき、前記買物客が購入しようとする商品の品目を示す購入予定品目情報を、前記情報端末またはWebサーバから取得する取得手段と、
    前記購入予定品目情報に基づいて前記商品データベースを検索して、前記買物客が購入しようとする品目の商品の在庫を確認する確認手段と、
    前記買物客が購入しようとする品目の商品の在庫の有無を示す選択画面の画像情報を作成し、前記選択画面の画像情報を前記情報端末へ送信し、前記選択画面の画像情報を前記情報端末へ送信した後、前記情報端末の前記店舗内の位置に基づいて前記在庫が有る該当品目の商品の中から選択した少なくとも一つの候補商品についての前記商品情報から、表示されている候補商品を購入するとしたときにタッチされるボタン画像であって、前記情報端末に記憶されている各商品を購入したかどうかを示す購入フラグを更新するためのボタン画像を含む商品情報画面の画像情報を作成し、前記商品情報画面の画像情報を前記情報端末へ送信する送信手段と、
    を具備する店舗サーバ。
  6. 情報及び各商品を購入したかどうかを示す購入フラグを記憶するための記憶部、外部機器と通信するための通信部及び情報を表示する表示部を有し、買物客が店舗内で携帯する、情報端末のコンピュータに、
    前記通信部によって、前記店舗に存在する商品それぞれについての商品情報を蓄積した商品データベースを管理する店舗サーバから、前記買物客が予め設定した、前記買物客が購入しようとする商品の品目を示す購入予定品目情報に基づいて決定された、前記買物客が購入しようとする品目の商品の在庫有無を含み、在庫が有る該当品目の商品それぞれについての商品情報を含む在庫情報を受信する処理と、
    前記店舗サーバから送信されてきた前記在庫情報に基づいて、前記買物客が購入しようとする品目の商品の在庫の有無を示す選択画面を前記表示部に表示させ、前記選択画面を表示させた後、前記情報端末の前記店舗内の位置に基づいて前記在庫が有る該当品目の商品の中から選択した少なくとも一つの候補商品についての前記商品情報及び表示されている候補商品を購入するとしたときにタッチされるボタン画像であって、前記購入フラグを更新するためのボタン画像を前記表示部に表示させる処理と、
    を行わせるための表示制御プログラム。
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