JP7435661B2 - 管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駐車場において車両を管理する管理装置の技術分野に関する。
この種の装置として、例えば、駐車している車両がユーザにより指定された出発予定時刻までに乗車場所に到着するように該車両を自動走行させる装置が提案されている(特許文献1参照)。或いは、駐車スペースに駐車している車両がピックアップ位置にちょうどよく到着するように、駐車スペースからピックアップ位置までの経路を生成して、車両の移動開始時間を決定する装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開2015-176468号公報 国際公開第2015/062769号
例えば特許文献1に記載の技術では、複数のユーザが判定時間差内の出発予定時刻を指定している場合(即ち、互いに近似する時刻に複数のユーザが車両の出庫を希望している場合)、乗車場所に相対的に近いユーザの車両が、該乗車場所から相対的に遠いユーザの車両よりも先に乗車場所に到着するように移動される。
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、ユーザが出発予定時刻に乗車場所に到着することを前提としており、ユーザが予定通りに行動しない場合(例えば、ユーザが出発予定時刻より大幅に遅れて乗車場所に到着する等)については考慮されていない。この点については、特許文献2に記載の技術でも考慮されていない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、駐車車両の適切な出庫を行うことができる管理装置を提供することを課題とする。
本発明の一態様に係る管理装置は、車両の駐車場からの出庫を実施する管理装置であって、前記車両のユーザにより指定された指定出庫時刻より所定時間前に、前記ユーザの現在位置を取得する取得手段と、前記取得された現在位置と前記車両への乗車予定エリアとの距離に基づいて、前記ユーザが前記乗車予定エリアに到着する時刻である到着時刻を推定する推定手段と、前記推定された到着時刻を考慮して、前記車両が前記乗車予定エリアに到着する時刻である出庫時刻を調整する調整手段と、を備え、前記調整手段は、前記推定された到着時刻に基づいて、前記車両の出庫を実施するか否かを判定し、前記調整手段は、前記推定された到着時刻が、現在時刻から、前記所定時間より長い第1時間後の第1時刻より後である場合に、前記車両の出庫を実施しないと判定するというものである。
実施形態に係る駐車場の概要を示す図である。 実施形態に係る駐車場側装置の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る入庫処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る出庫処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る出庫処理判定を示すフローチャートである。 ユーザの現在位置と駐車場との間の距離の場合分けの一例を示す概念図である。
管理装置に係る実施形態について図1乃至図6を参照して説明する。以下の実施形態では、管理装置の一例として「駐車場管理装置」を挙げる。
(概要)
先ず、実施形態に係る駐車場管理装置が設置された駐車場の概要について図1を参照して説明する。図1は、実施形態に係る駐車場の概要を示す図である。
図1において、車両のユーザは駐車場の場外の降車場所で降車する。車両の入庫時には、駐車場管理装置は、車両に所定の駐車スペース(例えば、図1において太枠で示す駐車スペース)に駐車する旨の指示を送信する。該指示を受信した車両は、例えば自動走行機能により、入庫ゲートを通って駐車場内に進入し所定の駐車スペースに駐車する。車両の出庫時には、駐車場管理装置は、出庫させるべき車両に乗車場所に移動する旨の指示を送信する。該指示を受信した車両は、例えば自動走行機能により、出庫ゲートを通って駐車場内から乗車場所に移動する。仮に乗車場所に空きスペースがない場合、出庫する車両は、出庫ゲート近傍の待機スペースで待機する。
(構成)
次に、駐車場管理装置の構成について図2を参照して説明する。図2は、実施形態に係る駐車場側装置の構成を示すブロック図である。
図2において、駐車場管理装置10は、通信部11、監視部12、駐車場データベース(DB)13、入庫指示部14、出庫指示部15及び出庫判定部16を備えて構成されている。監視部12は、例えばカメラや光センサ等によって、駐車場内、降車場所及び乗車場所各々の車両状況等を監視する。駐車場データベース13には、例えば駐車スペースの数、各駐車スペースの位置(座標)、走行経路情報、過去の利用状況に係る情報等が格納されている。尚、入庫指示部14、出庫指示部15及び出庫判定部16については後述する。
駐車場管理装置10が設置された駐車場(図1参照)が対象とする車両20は、通信部21及びECU(Electronic Control Unit)22を備えて構成されている。ECU22は、例えば自車周辺監視機能、駐車位置探索機能、走行経路生成機能、自動運転機能及び自動駐車機能等を有する。これらの機能については、既存の技術により実現可能であるので、その詳細についての説明は省略する。
車両20のユーザが保持するユーザ端末30は、通信部31、HMI(Human Machine Interface)32及び位置検出部33を備えて構成されている。ユーザ端末30は、車両20の駐車に係る指示(例えば出庫指示)や、車両20の駐車スペースに係る情報の表示を実施可能である。位置検出部33は、ユーザ端末30の位置(即ち、ユーザの位置)を検出する。ユーザ端末30は、専用端末であってもよいし、例えばスマートフォン等に専用のアプリケーションがインストールされることにより実現される端末であってもよい。
(駐車場管理装置の動作)
次に、駐車場管理装置10の動作について図3乃至図6を参照して説明する。図3は、実施形態に係る入庫処理を示すフローチャートである。図4は、実施形態に係る出庫処理を示すフローチャートである。図5は、実施形態に係る出庫処理判定を示すフローチャートである。図6は、ユーザの現在位置と駐車場との間の距離の場合分けの一例を示す概念図である。
1.入庫処理
図3において、先ず、降車場所(図1参照)で車両20のユーザにより、駐車システムが起動されると、車両20と駐車場管理装置10とが相互に無線通信可能となる(ステップS121)。ここで、駐車システムの起動は、ユーザが車両20に設けられた所定のスイッチ等(図示せず)を操作することにより行われてもよいし、ユーザ端末30を介して行われてもよい。尚、駐車システムとは、例えば自車周辺監視機能、駐車位置探索機能、走行経路生成機能、自動運転機能及び自動駐車機能(図2参照)を包含する概念である。駐車システムが起動されると、これらの機能が有効となる。
車両20と通信可能となった後、駐車場管理装置10の入庫指示部14は、監視部12の出力(例えば駐車場内の車両状況等を示す情報)に基づいて、車両20が入庫可能であるか否かを判定する。そして、入庫指示部14は、判定結果を入庫可否情報として車両20に送信する(ステップS111)。車両20のECU22は入庫可否情報を取得して(ステップS122)、該入庫可否情報に応じた情報(例えば“入庫可能である”、“満車である”等)をユーザに報知する。
尚、図1では便宜上、降車場所が駐車場に隣接しているが、降車場所が駐車場から比較的離れた場所に設けられている場合もある。入庫可否情報が車両20に送信されることにより、ユーザは駐車場を利用可能であるか否か知ることができる。
入庫可否情報により車両20が駐車場に入庫できない(即ち、満車である)旨が示された場合、以降はユーザの判断に委ねられる(例えば、他の駐車場を利用するために車両20が移動されたり、入庫可能となるまで降車場所で待機したりする)。
ここでは、入庫可否情報により車両20が駐車場に入庫できる旨が示されたと仮定して、図3に示す入庫処理について説明を進める。上記ステップS122の後、ユーザにより設定された出庫時刻が取得される(ステップS112、S123)。
このとき、ユーザが車両20に設けられた入力デバイス等(図示せず)を介して出庫時刻を設定した場合、車両20のECU22は、設定された出庫時刻を取得して、例えばメモリ等に記憶する。ECU22は更に、通信部21を介して、出庫時刻を示す信号を駐車場管理装置10に送信する。該信号を受信した駐車場管理装置10の入庫指示部14は、該信号により示される出庫時刻を、例えば車両20を示す固有情報や車両20の駐車場所を示す情報等と紐付けて駐車場DB13に記憶する。或いは、ユーザがユーザ端末30のHMI32を介して出庫時刻を設定した場合、通信部31を介して、出庫時刻を示す信号が駐車場管理装置10及び車両20に送信される。
その後、駐車場管理装置10の入庫指示部14は、例えば駐車場DB13に格納されている駐車スペースの位置や走行経路情報を参照して、車両20の駐車場所、及び降車場所から該駐車場所までの走行経路を決定して、該決定された駐車場所及び走行経路を示す信号を車両20に送信する(ステップS113)。
車両20のECU22は、駐車場所及び走行経路を示す信号を取得する(ステップS124)。ユーザが車両20から降車した後、ECU22は、取得された信号により示される走行経路を参照しつつ、例えば自車周辺監視機能により検知された車両20周辺の障害物等を考慮して、走行経路生成機能により車両20が実際に走行すべき走行経路を生成する。そして、ECU22は、自動運転機能により、該生成された走行経路に沿って車両20が走行するように、例えばエンジンやモータ、各種アクチュエータ等を制御する。車両20が、入庫ゲートを通って、上記取得された信号により示される駐車場所付近に移動した後、ECU22は、駐車位置探索機能により駐車場所(例えば駐車スペースを示す白線等)を検出し、自動駐車機能により、車両20を駐車場所に駐車させる。(ステップS125)。
その後、ECU22は、車両20を待機モードにする(ステップS126)。ここで、「待機モード」は、例えば車両20と駐車場管理装置10との間の通信を可能としつつ、エネルギ消費が抑制される状態である。
尚、上記ステップS112及びS123の処理(即ち、出庫時刻の取得及び記憶)は、省略されてよい。つまり、ユーザは入庫時に出庫時刻を設定しなくてもよい。この場合、車両20の駐車が完了した後に、ユーザ端末30を介して出庫時刻が設定されてもよいし、ユーザが車両20の出庫を希望するタイミングで、出庫指示を示す信号がユーザ端末30から駐車場管理装置10に送信されてもよい。
2.出庫処理
図4において、先ず、駐車場管理装置10の出庫指示部15は、車両20について設定された出庫時刻の所定時間前であるか否かを判定する(ステップS211)。ここで、「所定時間」は、例えば車両20の駐車場所から乗車場所(図1参照)までの移動に要する時間等を考慮して設定される。
ステップS211の判定において、設定された出庫時刻の所定時間前であると判定された場合(ステップS211:Yes)、出庫指示部15は、後述するステップS213の処理を行う。他方、ステップS211の判定において、設定された出庫時刻の所定時間前ではないと判定された場合(ステップS211:No)、出庫指示部15は、車両20の出庫指示があるか否かを判定する(ステップS212)。
ステップS212の判定において、出庫指示がない(例えば出庫指示を示す信号を受信していない)と判定された場合(ステップS212:No)、出庫指示部15は、第1所定期間(例えば数十ミリ秒~数百ミリ秒)経過後に再びステップS211の判定を行う。他方、ステップS212の判定において、出庫指示があると判定された場合(ステップS212:Yes)、出庫判定部16は、車両20を実際に出庫させるか否かを判定する出庫判定処理を行う(ステップS213)。
ここで、出庫判定処理について図5のフローチャートを参照して具体的に説明する。図5において、出庫判定部16は、ユーザ端末30の位置検出部33により検出された位置を示す信号を受信することによって、車両20のユーザの現在位置を取得する(ステップS301)。次に、出庫判定部16は、ステップS301の処理により取得された現在位置と、乗車場所との間の距離等に基づいて、ユーザの乗車場所への到着時刻を推定する(ステップS302)。
出庫判定部16は、到着時刻の推定の際に、現在位置と乗車場所との間の距離に加えて、例えば、ユーザが交通手段を利用する可能性、休日・祝日、時間帯等も考慮する。到着時刻は、例えば図6に示すように、(i)ユーザが数分以内に乗車場所に到着場合(ケースA)、(ii)ユーザが数十分~数時間のうちに乗車場所に到着する場合(ケースB)、(iii)ユーザが半日以上(又は数時間以上)経過しなければ乗車場所に到着しない場合(ケースC)のいずれに該当するかを判断可能な程度の精度で推定される。
ステップS302の処理により推定された到着時刻が現在時刻から数分以内である場合(ステップS303:数分以内)、出庫判定部16は、車両20の出庫を実施すると判定する(ステップS304)。続いて、出庫判定部16は、即時出庫の旨を示す信号を出庫指示部15に送信する(ステップS305)。該ステップS305の処理と並行して、出庫判定部16は、車両20を出庫させる旨を示す信号を、ユーザ端末30に送信する(ステップS306)。
ステップS302の処理により推定された到着時刻が現在時刻から数十分~数時間後である場合(ステップS303:数十分~数時間)、出庫判定部16は、車両20の出庫を実施しないと判定する(ステップS307)。続いて、出庫判定部16は、推定された到着時刻に基づいて、車両20に係る出庫時間を自動的に再設定する(ステップS308)。次に、出庫判定部16は、再設定された出庫時刻を示す信号を、ユーザ端末30に送信する(ステップS309)。
尚、出庫指示があったときに推定された到着時刻が現在時刻から数十分~数時間後である場合、出庫判定部16は、ステップS308の処理において、推定された到着時刻に基づいて、車両20に係る出庫時間を自動的に設定する。
ステップS302の処理により推定された到着時刻が現在時刻から数時間以上後である場合(ステップS303:数時間以上)、出庫判定部16は、車両20の出庫を実施しないと判定する(ステップS310)。続いて、出庫判定部16は、車両20の出庫を実施しない旨と出庫時刻の再設定を促すメッセージとを示す信号を、ユーザ端末30に送信する(ステップS311)。次に、出庫判定部16は、新たな出庫時刻を取得したか否か(例えばユーザ端末30から新たな出庫時刻を示す信号を受信したか否か)を判定する(ステップS312)。この判定において、新たな出庫時刻を取得していないと判定された場合(ステップS312:No)、第2所定期間(例えば数十ミリ秒~数百ミリ秒)経過後に再びステップS312の判定を行う。他方、新たな出庫時刻を取得したと判定された場合(ステップS312:Yes)、出庫判定部16は、車両20の出庫時刻を更新して、図5に示す出庫処理判定を終了する。
尚、出庫指示があったときに推定された到着時刻が現在時刻から数時間以上後である場合、出庫判定部16は、ステップS311の処理において、出庫指示を受け付けられない旨の信号をユーザ端末30に送信する。
再び図4に戻り、上述の出庫処理判定の後、出庫指示部15は、即時出庫であるか否かを判定する(ステップS214)。この判定において、即時出庫ではないと判定された場合(ステップS214:No)、出庫指示部15は、第3所定期間(例えば数十ミリ秒~数百ミリ秒)経過後に再びステップS211の判定を行う。
他方、ステップS214の判定において、即時出庫であると判定された場合(ステップS214:Yes)、出庫指示部15は、通信部11を介して、出庫連絡を車両20に送信する(ステップS215)。出庫連絡を受信した車両20のECU22は、待機モードを解除する。
次に、出庫指示部15は、例えば駐車場DB13に格納されている走行経路情報等を参照して、乗車場所での車両20の待機位置、及び駐車場所から該待機位置までの走行経路を決定して、該決定された待機位置及び走行経路を示す信号を車両20に送信する(ステップS216)。
車両20のECU22は、待機位置及び走行経路を示す信号を取得する(ステップS221)。次に、ECU22は、取得された信号により示される走行経路を参照しつつ、例えば自車周辺監視機能により検知された車両20周辺の障害物等を考慮して、走行経路生成機能により車両20が実際に走行すべき走行経路を生成する。そして、ECU22は、自動運転機能により、該生成された走行経路に沿って車両20が走行するように、例えばエンジンやモータ、各種アクチュエータ等を制御する。車両20が、出庫ゲートを通って、上記取得された信号により示される待機位置付近に移動した後、ECU22は、駐車位置探索機能により待機位置を検出し、自動駐車機能により、車両20を待機位置に駐車させる。(ステップS222)。
(技術的効果)
当該駐車場管理装置10では、ユーザの現在位置と乗車場所との間の距離等に基づく到着時刻に基づいて、実際に車両20を出庫させるか否かが判定される。このため、車両20が、スペースに限りのある乗車場所で、比較的長時間待機する事態を抑制することができる。言い換えれば、車両20の乗車場所の占有時間を抑制することができる。この結果、車両20が乗車場所を比較的長時間占有しているために、後続の車両が乗車場所へ移動できない事態を回避することができる。
当該駐車場管理装置10では特に、推定された到着時刻が現在時刻から数十分~数時間後である場合、出庫判定部16により出庫時刻が自動的に再設定される。また、推定された到着時刻が現在時刻から数時間以上である場合、出庫判定部16により出庫時刻の再設定を促す旨のメッセージがユーザ端末30に送信される。このため、当該駐車場管理装置10によれば、当初設定された出庫時刻に従って車両20の出庫が行われる事態を回避することができる。
上述の出庫処理が行われることにより、乗車場所には、主に、すぐに乗車可能なユーザの車両が移動することになる。この結果、乗車場所での車両の待機時間が減少し、駐車車両のスムーズな出庫が期待できる。従って、当該駐車場管理装置10によれば、駐車車両の適切な出庫を行うことができる。
<変形例>
上述の第1実施形態では、車両20が自動走行可能に構成されていることを前提としている。例えばパレット(荷役台)上の車両をパレットごと搬送したり、コンベアにより車両を搬送したりすることが可能な搬送機構を備える駐車場にも、上述の駐車場管理装置10を適用することができる。このような駐車場では、自動走行機能を有しない車両も対象とすることができる。
以上に説明した実施形態及び変形例から導き出される発明の各種態様を以下に説明する。
発明の一態様に係る管理装置は、車両の駐車場からの出庫を、前記車両を自走させることによって実施する管理装置であって、前記車両のユーザにより指定された出庫時刻より所定時間前に、又は、前記ユーザにより出庫指示があった時に、前記ユーザの現在位置を取得する取得手段と、前記取得された現在位置に基づいて、前記ユーザの前記車両への乗車予定位置への到着時刻を推定する推定手段と、前記推定された到着時刻を考慮して前記車両の前記出庫時刻を調整する調整手段と、を備えるというものである。上述の実施形態においては、「出庫判定部16」が取得手段、推定手段及び調整手段の一例に相当する。
「自走」とは、例えば自動運転機能等により車両が自動的に走行することに限らず、例えばコンベア等の搬送機構により車両が自動的に搬送(移動)されることも含む概念である。「出庫時刻の調整」は、出庫時刻が自動的に調整されることに限らず、ユーザに出庫時刻の再設定を提案すること等も含む概念である。
当該管理装置では、ユーザの現在位置に基づいて該ユーザの乗車予定位置への到着時刻が推定され、該推定された到着時刻を考慮して車両の出庫時刻が調整される。このため、ユーザが乗車予定位置に到着するまでに相当な時間を要する場合には、出庫時刻が調整される(例えば再設定される)ので、車両が乗車予定位置において待機し続ける事態を回避することができる。尚、ユーザが比較的早期に乗車予定位置に到着すると推定される場合には、指定された出庫時刻又は出庫指示に従って車両が出庫される。従って、当該管理装置によれば、駐車車両の適切な出庫を行うことができる。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う管理装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
10…駐車場管理装置、11、21、31…通信部、12…監視部、13…駐車場データベース、14…入庫指示部、15…出庫指示部、16…出庫判定部、20…車両、22…ECU、30…ユーザ端末、32…HMI、33…位置検出部

Claims (13)

  1. 車両の駐車場からの出庫を実施する管理装置であって、
    前記車両のユーザにより指定された指定出庫時刻より所定時間前に、前記ユーザの現在位置を取得する取得手段と、
    前記取得された現在位置と前記車両への乗車予定エリアとの距離に基づいて、前記ユーザが前記乗車予定エリアに到着する時刻である到着時刻を推定する推定手段と、
    前記推定された到着時刻を考慮して、前記車両が前記乗車予定エリアに到着する時刻である出庫時刻を調整する調整手段と、
    を備え、
    前記調整手段は、前記推定された到着時刻に基づいて、前記車両の出庫を実施するか否かを判定し、
    前記調整手段は、前記推定された到着時刻が、現在時刻から、前記所定時間より長い第1時間後の第1時刻より後である場合に、前記車両の出庫を実施しないと判定する
    ことを特徴とする管理装置。
  2. 前記調整手段は、前記推定された到着時刻が、現在時刻から、前記所定時間より長い第1時間後の第1時刻より後である場合に、前記出庫時刻を調整することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記調整手段は、前記推定された到着時刻が、現在時刻から、前記所定時間より長い第1時間後の第1時刻より後であり、且つ、現在時刻から、前記第1時間より長い第2時間後の第2時刻より前である場合に、前記車両の出庫を実施しないと判定するとともに、前記出庫時刻を自動的に調整することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  4. 前記調整手段は、前記推定された到着時刻が、前記第2時刻より後である場合に、前記車両の出庫を実施しないと判定するとともに、前記ユーザの端末に前記車両の出庫を実施しない旨を通知することを特徴とする請求項3に記載の管理装置。
  5. 前記調整手段は、前記車両の出庫を実施しない旨を通知した際に、前記指定出庫時刻の再指定を要求することを特徴とする請求項4に記載の管理装置。
  6. 前記調整手段は、前記推定された到着時刻が、現在時刻から、前記所定時間より長い前記第1時間後の第1時刻より前である場合に、前記車両の出庫を実施すると判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の管理装置。
  7. 車両の駐車場からの出庫を実施する管理装置であって、
    ーザにより出庫指示があった時に、前記ユーザの現在位置を取得する取得手段と、
    前記取得された現在位置と前記車両への乗車予定エリアとの距離に基づいて、前記ユーザが前記乗車予定エリアに到着する時刻である到着時刻を推定する推定手段と、
    前記推定された到着時刻を考慮して、前記車両が前記乗車予定エリアに到着する時刻である出庫時刻を調整する調整手段と、
    を備え、
    前記調整手段は、前記推定された到着時刻に基づいて、前記車両の出庫を実施するか否かを判定し、
    前記調整手段は、前記推定された到着時刻が、現在時刻から、所定時間より長い第1時間後の第1時刻より後である場合に、前記車両の出庫を実施しないと判定する
    ことを特徴とする管理装置。
  8. 前記調整手段は、前記推定された到着時刻が現在時刻から第1時間後である第1時刻より後である場合に、前記出庫時刻を調整することを特徴とする請求項7に記載の管理装置。
  9. 前記調整手段は、前記推定された到着時刻が、現在時刻から、前記所定時間より長い第1時間後の第1時刻より後であり、且つ、現在時刻から、前記第1時間より長い第2時間後の第2時刻より前である場合に、前記車両の出庫を実施しないと判定するとともに、前記出庫時刻を自動的に調整することを特徴とする請求項7に記載の管理装置。
  10. 前記調整手段は、前記推定された到着時刻が、前記第2時刻より後である場合に、前記車両の出庫を実施しないと判定するとともに、前記ユーザの端末に前記車両の出庫を実施しない旨を通知することを特徴とする請求項9に記載の管理装置。
  11. 前記調整手段は、前記推定された到着時刻が、現在時刻から、前記所定時間より長い第1時間後の第1時刻より前である場合に、前記車両の出庫を実施すると判定することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一項に記載の管理装置。
  12. 車両の駐車場からの出庫を実施する管理装置における前記車両の出庫方法であって、
    前記管理装置が、前記車両のユーザにより指定された指定出庫時刻より所定時間前に、前記ユーザの現在位置を取得する取得ステップと、
    前記管理装置が、前記取得された現在位置と前記車両への乗車予定エリアとの位置に基づいて、前記ユーザが前記乗車予定エリアに到着する時刻である到着時刻を推定する推定ステップと、
    前記管理装置が、前記推定された到着時刻を考慮して、前記車両が前記乗車予定エリアに到着する時刻である出庫時刻を調整する調整ステップと、
    を有し、
    前記調整ステップにおいて、前記推定された到着時刻に基づいて、前記車両の出庫を実施するか否かが判定され、
    前記調整ステップにおいて、前記推定された到着時刻が、現在時刻から、前記所定時間より長い第1時間後の第1時刻より後である場合に、前記車両の出庫を実施しないと判定される
    ことを特徴とする出庫方法。
  13. 車両の駐車場からの出庫を実施する管理装置における前記車両の出庫方法であって、
    前記管理装置が、ユーザにより出庫指示があった時に、前記ユーザの現在位置を取得する取得ステップと、
    前記管理装置が、前記取得された現在位置と前記車両への乗車予定エリアとの距離に基づいて、前記ユーザの前記乗車予定エリアに到着する時刻である到着時刻を推定する推定ステップと、
    前記管理装置が、前記推定された到着時刻を考慮して、前記車両が前記乗車予定エリアに到着する時刻である出庫時刻を調整する調整ステップと、
    を有し、
    前記調整ステップにおいて、前記推定された到着時刻に基づいて、前記車両の出庫を実施するか否かが判定され、
    前記調整ステップにおいて、前記推定された到着時刻が、現在時刻から、所定時間より長い第1時間後の第1時刻より後である場合に、前記車両の出庫を実施しないと判定される
    ことを特徴とする出庫方法。
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