JP7434048B2 - ニーエアバッグ及びニーエアバッグ装置 - Google Patents

ニーエアバッグ及びニーエアバッグ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7434048B2
JP7434048B2 JP2020079883A JP2020079883A JP7434048B2 JP 7434048 B2 JP7434048 B2 JP 7434048B2 JP 2020079883 A JP2020079883 A JP 2020079883A JP 2020079883 A JP2020079883 A JP 2020079883A JP 7434048 B2 JP7434048 B2 JP 7434048B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subchamber
knee
thin
knee airbag
occupant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020079883A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021172291A (ja
Inventor
友希 横田
篤 京谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Joyson Safety Systems Japan GK
Original Assignee
Joyson Safety Systems Japan GK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Joyson Safety Systems Japan GK filed Critical Joyson Safety Systems Japan GK
Priority to JP2020079883A priority Critical patent/JP7434048B2/ja
Publication of JP2021172291A publication Critical patent/JP2021172291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7434048B2 publication Critical patent/JP7434048B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Description

本発明は、ニーエアバッグ及びニーエアバッグ装置に関し、特に、乗員の足元の空間が広い車両に適したニーエアバッグ及びニーエアバッグ装置に関する。
自動車等の車両には、車両衝突時に乗員の下腿部(膝部及び脛部を含む部分)に生じる衝撃を吸収するためのニーエアバッグ装置が配置されることがある。かかるニーエアバッグ装置は、一般に、乗員の膝前の内装カバーであるインストルメントパネルに配置され、車両衝突時にインストルメントパネルと乗員との間にエアバッグを膨張展開させるように構成されている。
例えば、特許文献1には、車両構造と乗員との間に膨張展開され、乗員の下腿部が車両構造に衝突しないように保護する主チャンバと、該主チャンバの外面(乗員側の面)に膨張展開され、乗員の下腿部の側方移動を制限する補助チャンバと、を備えたエアバッグ装置が開示されている。
特開2018-203248号公報
近年の車両は、内装のデザインが多様化し、インストルメントパネルにグローブボックスを配置せずに、乗員の足元に広い空間を形成したデザインも誕生している。しかしながら、特許文献1に記載された発明等、従来の多くのニーエアバッグは、乗員の足元が狭い空間であることを想定している。したがって、乗員の足元に広い空間が形成された車両には、従来のニーエアバッグ装置を適用することが難しいという問題がある。
本発明は上述した問題点に鑑み創案されたものであり、乗員の足元に広い空間が形成された車両に使用することができる、ニーエアバッグ及びニーエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、乗員の下腿部の前方で膨張展開されるニーエアバッグであって、車両構造物側に膨張展開されるメインチャンバと、前記メインチャンバと前記乗員との間に膨張展開される複数のサブチャンバと、を備え、前記複数のサブチャンバは、前記乗員の膝部の前方に配置されるニーサブチャンバと、前記乗員の脛部の前方に配置されるシンサブチャンバと、を含み、前記メインチャンバから前記サブチャンバに膨張ガスを供給するガス供給路と、前記ニーサブチャンバと前記シンサブチャンバとの間で前記膨張ガスを流通可能なガス流路と、を備え、前記ニーサブチャンバは、頂部が前記メインチャンバの頂部よりも高さ位置が高くなるように構成されている、ことを特徴とするニーエアバッグが提供される。
前記複数のサブチャンバは、それぞれ一枚のメインパネルを含み、前記メインチャンバに接続されていてもよい。
前記ニーサブチャンバは、前記シンサブチャンバの厚さよりも大きい厚さを有していてもよい。このとき、前記ガス供給路は、前記ニーサブチャンバに形成されていてもよい。
前記シンサブチャンバは、複数のチャンバによって構成されていてもよい。
また、前記ニーサブチャンバは、膨張展開時又は乗員接触時に前記車両構造物と接触可能に構成されていてもよい。
前記ガス供給路は、前記ニーサブチャンバ及び前記シンサブチャンバの何れか一方に形成されていてもよいし、前記ニーサブチャンバ及び前記シンサブチャンバの両方に形成されていてもよい。
前記シンサブチャンバは、前記ニーサブチャンバの厚さよりも大きい厚さを有していてもよい。このとき、前記ガス供給路は、前記シンサブチャンバに形成されていてもよい。
前記メインチャンバは、前記サブチャンバの横幅よりも小さい横幅を有していてもよい。
前記メインチャンバは縦長形状を有し、前記ニーサブチャンバ及び前記シンサブチャンバはそれぞれ横長形状を有していてもよい。
また、本発明によれば、上述したニーエアバッグを備える、ことを特徴とするニーエアバッグ装置が提供される。
上述した本発明に係るニーエアバッグ及びニーエアバッグ装置によれば、ニーエアバッグを車両構造物側に膨張展開されるメインチャンバと乗員側に膨張展開される複数のサブチャンバとにより構成したことから、乗員の足元の広い空間を主にメインチャンバで充填し、乗員の下腿部を主にサブチャンバで拘束することができる。したがって、本発明によれば、メインチャンバ及びサブチャンバによってニーエアバッグの機能分担を図ることができ、乗員の足元に広い空間が形成された車両にもニーエアバッグを使用することができる。
本発明の一実施形態に係るニーエアバッグ装置を示す断面図であり、(A)は膨張展開前の状態、(B)は膨張展開完了後の状態、を示している。 図1に示したニーエアバッグを示す図であり、(A)は正面図、(B)は背面図、である。 図1(B)におけるニーエアバッグのIII矢視図であり、(A)は膨張展開完了状態、(B)は乗員接触状態、を示している。 メインチャンバを構成するメインパネルを示す平面図であり、(A)は平面展開した状態、(B)は袋体を構成するために折り重ねた状態、を示している。 ニーサブチャンバを構成するメインパネルを示す平面図であり、(A)は平面展開した状態、(B)は袋体を構成するために折り重ねた状態、を示している。 第一シンサブチャンバを構成するメインパネルを示す平面図であり、(A)は平面展開した状態、(B)は袋体を構成するために折り重ねた状態、(C)はメインチャンバに接合するために袋体を折り畳んだ状態、を示している。 第二シンサブチャンバを構成するメインパネルを示す平面図であり、(A)は平面展開した状態、(B)は袋体を構成するために折り重ねた状態、を示している。 ニーエアバッグの変形例を示す断面図であり、(A)は第一変形例、(B)は第二変形例、を示している。 ニーエアバッグの変形例を示す断面図であり、(A)は第三変形例、(B)は第四変形例、を示している。 ニーエアバッグ装置の他の使用例を示す断面図であり、(A)は膨張展開完了状態、(B)は乗員接触状態、を示している。
以下、本発明の実施形態について図1(A)~図10(B)を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の一実施形態に係るニーエアバッグ装置を示す断面図であり、(A)は膨張展開前の状態、(B)は膨張展開完了後の状態、を示している。図2は、図1に示したニーエアバッグを示す図であり、(A)は正面図、(B)は背面図、である。図3は、図1(B)におけるニーエアバッグのIII矢視図であり、(A)は膨張展開完了状態、(B)は乗員接触状態、を示している。
本発明の一実施形態に係るニーエアバッグ装置1は、図1(A)~図2(B)に示したように、乗員の下腿部Mの前方で膨張展開されるニーエアバッグ2と、ニーエアバッグ2に膨張ガスを供給するインフレータ3と、ニーエアバッグ2及びインフレータ3を収容するリテーナ4と、を備え、ニーエアバッグ2は、車両構造物P側に膨張展開されるメインチャンバ5と、メインチャンバ5と乗員の下腿部Mとの間に膨張展開される複数のサブチャンバ6と、を備えている。なお、本明細書において、「下腿部」とは、「膝から足首までの部分」を意味し、乗員の膝部及び脛部を含む部分を意味している。
車両構造物Pは、例えば、インストルメントパネルである。インストルメントパネルは、車両の前席正面に配置された内装部品全体の総称であり、ダッシュボードと称する場合もある。インストルメントパネルの前面には、グローブボックスを配置することが多いが、近年の内装のデザインの多様化から、グローブボックスを配置しないデザインも誕生している。かかるデザインのインストルメントパネルは、例えば、図1(A)に示したように、前面下部に大きな凹部Qを有し、乗員の足元に広い空間が形成されている。
インフレータ3は、例えば、略円柱形状の外形を有し、先端部にガス噴出口が形成されている。インフレータ3の先端部はニーエアバッグ2のメインチャンバ5内に挿入されており、本体部はリテーナ4に固定される。インフレータ3は、図示しないECU(電子制御ユニット)に接続されており、ECUが車両の衝突を感知すると、インフレータ3の内部に格納された薬剤を燃焼させて膨張ガスを発生させ、ニーエアバッグ2に膨張ガスを供給する。
リテーナ4は、例えば、図1(A)に示したように、略箱形状を有し、車両構造物Pの下部に配置されている。リテーナ4は、折り畳まれて収容されたニーエアバッグ2を乗員の下腿部Mに向かって放出するように配置されている。なお、図示しないが、リテーナ4の前面に位置するインストルメントパネルには、ニーエアバッグ2の膨張展開時にインストルメントパネルを開裂させる薄肉部(テアライン)が形成されていてもよい。
ニーエアバッグ2は、図1(B)に示したように、主に凹部Qを充填するメインチャンバ5と、主に乗員の下腿部Mを拘束するサブチャンバ6と、を備えている。また、サブチャンバ6は、乗員の膝部の前方に配置されるニーサブチャンバ61と、乗員の脛部の前方に配置されるシンサブチャンバ62と、を備えている。また、シンサブチャンバ62は、例えば、ニーサブチャンバ61の下方に隣接するように配置される第一シンサブチャンバ62aと、第一シンサブチャンバ62aの下方に隣接するように配置される第二シンサブチャンバ62bと、を備えている。
図1(B)及び図3(A)に示したように、メインチャンバ5の高さ(凹部Qの斜面に沿った方向の長さ)をHmとし、メインチャンバ5の横幅(車両の左右方向の長さ)をWmとすれば、Hm>Wmの関係を有している。すなわち、メインチャンバ5は縦長形状を有しており、略円柱形状に膨張展開される。なお、図1において、メインチャンバ5の厚さ(高さHm及び横幅Wmに垂直な方向の長さ)をDmとする。
また、図3(A)に示したように、サブチャンバ6の横幅をWsとすれば、Wm<Wsの関係を有している。すなわち、メインチャンバ5は、サブチャンバ6の横幅Wsよりも小さい横幅Wmを有している。メインチャンバ5は、主に、乗員の足元に広い空間を形成する凹部Qを充填する機能を担保するものであるため、乗員の下腿部Mと接触するサブチャンバ6のように横幅を大きくする必要はない。
このように、メインチャンバ5を横幅Wmが狭い縦長形状に形成することにより、メインチャンバ5の厚さDmを確保しつつ、メインチャンバ5の容量を小さくすることができる。したがって、ニーエアバッグ2の膨張展開時に、メインチャンバ5を迅速に膨張展開させることができ、サブチャンバ6を乗員の下腿部Mを拘束するのに適した位置に膨張展開させることができる。
また、メインチャンバ5は、ニーサブチャンバ61、第一シンサブチャンバ62a及び第二シンサブチャンバ62bのそれぞれに膨張ガスを供給するガス供給路7を有している。すなわち、ガス供給路7は、ニーサブチャンバ61及びシンサブチャンバ62の両方に連通するように形成されている。
したがって、ニーエアバッグ2の膨張展開時には、インフレータ3からメインチャンバ5に供給された膨張ガスは、ガス供給路7を介して、サブチャンバ6を構成する各チャンバ(ニーサブチャンバ61、第一シンサブチャンバ62a及び第二シンサブチャンバ62b)にそれぞれ供給される。
かかる構成により、ニーエアバッグ2の膨張展開時に、メインチャンバ5からニーサブチャンバ61、第一シンサブチャンバ62a及び第二シンサブチャンバ62bにそれぞれ膨張ガスを迅速に供給することができ、ニーエアバッグ2の全体を早期に膨張展開することができる。
なお、メインチャンバ5の背面には、図2(B)に示したように、インフレータ3を接続するためのマウスクロス5mが縫合されていてもよい。また、図示しないが、メインチャンバ5は、必要に応じて、補強用のパッチクロスや膨張ガスの流れを制御するデフューザ等を備えていてもよい。
サブチャンバ6は、例えば、図2(A)に示したように、メインチャンバ5の表面に乗員の下腿部Mに沿って多段に配置された横長形状の複数のチャンバによって構成される。本実施形態において、乗員の膝部に相当する位置に配置される最上段のチャンバは、ニーサブチャンバ61と定義される。
また、本実施形態において、乗員の脛部の上部に相当する位置に配置されるチャンバは、第一シンサブチャンバ62aと定義される。また、本実施形態において、乗員の脛部の下部に相当する位置に配置されるチャンバは、第二シンサブチャンバ62bと定義される。シンサブチャンバ62は、第一シンサブチャンバ62a及び第二シンサブチャンバ62bの総称である。脛部は膝部と比較して上下方向のストロークが長いことから、本実施形態のように、シンサブチャンバ62を複数のチャンバによって構成してもよい。
サブチャンバ6を構成する、ニーサブチャンバ61、第一シンサブチャンバ62a及び第二シンサブチャンバ62bは、図2(A)及び図2(B)に示したように、全て横長形状を有している。かかる構成により、乗員の両足の下腿部Mにサブチャンバ6を接触させて拘束することができる。
また、サブチャンバ6は、ニーサブチャンバ61と第一シンサブチャンバ62aとの間で膨張ガスを流通可能な第一ガス流路8と、第一シンサブチャンバ62aと第二シンサブチャンバ62bとの間で膨張ガスを流通可能な第二ガス流路9と、を備えている。第一ガス流路8及び第二ガス流路9における膨張ガスの流れ方向は、ニーサブチャンバ61、第一シンサブチャンバ62a及び第二シンサブチャンバ62bの内圧の大きさによって変化する。なお、図1(B)では、ニーエアバッグ2の膨張展開時に膨張ガスが流れると考えられる方向を矢印で図示してある。
ところで、乗員の膝部は人体の中でも比較的硬い部分であり、ニーエアバッグ2に衝突したときの衝突エネルギーが大きい部分である。したがって、ニーサブチャンバ61は、乗員の膝部の衝突エネルギーを効率よく吸収することができるように、膨張展開した状態で、車両構造物P(インストルメントパネル)に当接又は近接した状態となるようにレイアウトされる。
例えば、図1(B)に示したように、ニーサブチャンバ61は、頂部61uがメインチャンバ5の頂部5uよりも高さ位置が高くなるように構成される。ここで、メインチャンバ5の頂部5uは、メインチャンバ5の高さHmの延伸方向の最も高い点を意味し、ニーサブチャンバ61の頂部61uは、メインチャンバ5の高さHmの延伸方向の最も高い点を意味している。
したがって、図示したように、頂部5uと頂部61uとの間には、メインチャンバ5の高さHmの延伸方向にΔHのギャップが形成される。かかる構成により、凹部Qをメインチャンバ5で充填しつつ、ニーサブチャンバ61で乗員の膝部の衝突エネルギーを吸収し、膝部と車両構造物Pとの接触を抑制することができる。
シンサブチャンバ62(第一シンサブチャンバ62a及び第二シンサブチャンバ62b)は、例えば、ニーサブチャンバ61よりも小さい形状に形成される。具体的には、シンサブチャンバ62は、乗員の膝部がニーサブチャンバ61に衝突するタイミングと乗員の脛部がシンサブチャンバ62に衝突するタイミングとが略同時となるようにレイアウトされる。なお、第一シンサブチャンバ62a及び第二シンサブチャンバ62bの形状及び大きさは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
図3(A)及び図3(B)に示したように、メインチャンバ5を縦長形状に形成し、サブチャンバ6を横長形状に形成することにより、乗員の下腿部Mに接触するサブチャンバ6をメインチャンバ5で乗員側に速やかに接近させつつ、乗員の両足の下腿部Mの前にサブチャンバ6を膨張展開することができる。
次に、ニーエアバッグ2の各チャンバの作成方法について、図4(A)~図7(B)を参照しつつ説明する。なお、図4(A)~図7(B)の各図において、二点鎖線で示した線は縫合予定線を示している。
最初に、メインチャンバ5の作成方法について説明する。ここで、図4は、メインチャンバを構成するメインパネルを示す平面図であり、(A)は平面展開した状態、(B)は袋体を構成するために折り重ねた状態、を示している。
メインチャンバ5は、例えば、図4(A)に示したように、縦長の略長方形の一枚のメインパネル5pを含む。図4(B)に示したように、メインパネル5pを折り線Lで上下に二つ折りにして折り重ね、外周をU字状に縫合することによってチャンバが構成される。図4(A)に示したように、メインパネル5pの上部にはサブチャンバ6に膨張ガスを供給するガス供給路7を構成する複数の開口部が形成されている。また、図4(A)に示したように、メインパネル5pの下部にはインフレータ3を接続するためのスリット5s等が形成されている。
図4(B)に示した状態で、上段の開口部列5aは、ニーサブチャンバ61に膨張ガスを供給するガス供給路7を構成する。また、中段の開口部列5bは、第一シンサブチャンバ62aに膨張ガスを供給するガス供給路7を構成する。また、下段の開口部列5cは、第二シンサブチャンバ62bに膨張ガスを供給するガス供給路7を構成する。
なお、メインチャンバ5を構成するメインパネル5pは、図示した形状及び構成に限定されるものではない。例えば、メインパネル5pは楕円形状や多角形状であってもよい。また、メインチャンバ5は、二枚のパネルを積み重ねて、その外周を縫合することによってチャンバを形成するようにしてもよい。また、メインチャンバ5は、テザー等を用いて形状を保持するようにしてもよい。
次に、ニーサブチャンバ61の作成方法について説明する。ここで、図5は、ニーサブチャンバを構成するメインパネルを示す平面図であり、(A)は平面展開した状態、(B)は袋体を構成するために折り重ねた状態、を示している。
ニーサブチャンバ61は、例えば、図5(A)に示したように、横長の略長方形の一枚のメインパネル61pを含む。図5(B)に示したように、メインパネル61pを折り線Lで上下に二つ折りにして折り重ね、外周を逆U字状に縫合することによってチャンバが構成される。
また、図5(A)に示したように、折り線L上には第一シンサブチャンバ62aと連通する複数の開口部が形成されている。この複数の開口部によって構成される開口部列61aは、第一シンサブチャンバ62aとの間で膨張ガスを流通させる第一ガス流路8を構成する。また、折り線Lの上方にはメインチャンバ5と連通する複数の開口部が形成されている。この複数の開口部によって構成される開口部列61bは、メインチャンバ5から膨張ガスを供給するガス供給路7を構成する。
図5(B)に示した状態のニーサブチャンバ61を構成するメインパネル61pの開口部列61bと、図4(B)に示した状態のメインチャンバ5を構成するメインパネル5pの開口部列5aとを連通するように位置決めし、その外周を縫合することによって、ニーサブチャンバ61がメインチャンバ5に接合される。このとき、図2(A)及び図2(B)に示したように、ニーサブチャンバ61を構成するメインパネル61pの開口部列61aが下向きになるように配置される。
なお、ニーサブチャンバ61を構成するメインパネル61pは、図示した形状及び構成に限定されるものではない。例えば、メインパネル61pは楕円形状や多角形状であってもよい。また、ニーサブチャンバ61は、二枚のパネルを積み重ねて、その外周を縫合することによってチャンバを形成するようにしてもよい。また、ニーサブチャンバ61は、テザー等を用いて形状を保持するようにしてもよい。
次に、第一シンサブチャンバ62aの作成方法について説明する。ここで、図6は、第一シンサブチャンバを構成するメインパネルを示す平面図であり、(A)は平面展開した状態、(B)は袋体を構成するために折り重ねた状態、(C)はメインチャンバに接合するために袋体を折り畳んだ状態、を示している。
第一シンサブチャンバ62aは、例えば、図6(A)に示したように、横長の略長方形の一枚のメインパネル62pを含む。図6(B)に示したように、メインパネル62pを折り線Lで上下に二つ折りにして折り重ね、外周を逆U字状に縫合することによってチャンバが構成される。
また、図6(A)に示したように、折り線Lの上方にはニーサブチャンバ61と連通する複数の開口部が形成されている。この複数の開口部によって構成される開口部列62dは、ニーサブチャンバ61との間で膨張ガスを流通させる第一ガス流路8を構成する。
また、折り線Lの下方には第二シンサブチャンバ62bと連通する複数の開口部が形成されている。この複数の開口部によって構成される開口部列62eは、第二シンサブチャンバ62bとの間で膨張ガスを流通させる第二ガス流路9を構成する。
さらに、開口部列62eの下方にはメインチャンバ5と連通する複数の開口部が形成されている。この複数の開口部によって構成される開口部列62fは、メインチャンバ5から膨張ガスを供給するガス供給路7を構成する。
図6(B)に示した袋体に形成した第一シンサブチャンバ62aをメインチャンバ5に縫合する際には、図6(C)に示したように、開口部列62d及び開口部列62eに折り目がくるように折り畳んで変形させる。
図6(C)に示した状態の第一シンサブチャンバ62aを構成するメインパネル62pの開口部列62fと、図4(B)に示した状態のメインチャンバ5を構成するメインパネル5pの開口部列5bとを連通するように位置決めし、その外周を縫合することによって、ニーサブチャンバ61がメインチャンバ5に接合される。
このとき、第一シンサブチャンバ62aを構成するメインパネル62pの開口部列62dと、ニーサブチャンバ61を構成するメインパネル61pの開口部列61aとは、連通するように位置決めされ、その外周を縫合することによって、第一シンサブチャンバ62aとニーサブチャンバ61とが接合される。
なお、第一シンサブチャンバ62aを構成するメインパネル62pは、図示した形状及び構成に限定されるものではない。例えば、メインパネル62pは楕円形状や多角形状であってもよい。また、第一シンサブチャンバ62aは、二枚のパネルを積み重ねて、その外周を縫合することによってチャンバを形成するようにしてもよい。また、第一シンサブチャンバ62aは、テザー等を用いて形状を保持するようにしてもよい。
次に、第二シンサブチャンバ62bの作成方法について説明する。ここで、図7は、第二シンサブチャンバを構成するメインパネルを示す平面図であり、(A)は平面展開した状態、(B)は袋体を構成するために折り重ねた状態、を示している。
第二シンサブチャンバ62bは、例えば、図7(A)に示したように、横長の略楕円形の一枚のメインパネル62qを含む。図7(B)に示したように、メインパネル62qを折り線Lで上下に二つ折りにして折り重ね、外周を略U字状に縫合することによってチャンバが構成される。
また、図7(A)に示したように、折り線L上には第一シンサブチャンバ62aと連通する複数の開口部が形成されている。この複数の開口部によって構成される開口部列62gは、第一シンサブチャンバ62aとの間で膨張ガスを流通させる第二ガス流路9を構成する。また、折り線Lの上方にはメインチャンバ5と連通する複数の開口部が形成されている。この複数の開口部によって構成される開口部列62hは、メインチャンバ5から膨張ガスを供給するガス供給路7を構成する。
図7(B)に示した状態の第二シンサブチャンバ62bを構成するメインパネル62qの開口部列62hと、図4(B)に示した状態のメインチャンバ5を構成するメインパネル5pの開口部列5cとを連通するように位置決めし、その外周を縫合することによって、第二シンサブチャンバ62bがメインチャンバ5に接合される。
このとき、第二シンサブチャンバ62bを構成するメインパネル62qの開口部列62gと、第一シンサブチャンバ62aを構成するメインパネル62pの開口部列62eとは、連通するように位置決めされ、その外周を縫合することによって、第二シンサブチャンバ62bと第一シンサブチャンバ62aとが接合される。
なお、第二シンサブチャンバ62bを構成するメインパネル62qは、図示した形状及び構成に限定されるものではない。例えば、メインパネル62qは長方形状や多角形状であってもよい。また、第二シンサブチャンバ62bは、二枚のパネルを積み重ねて、その外周を縫合することによってチャンバを形成するようにしてもよい。また、第二シンサブチャンバ62bは、テザー等を用いて形状を保持するようにしてもよい。
上述した本実施形態に係るニーエアバッグ装置1によれば、ニーエアバッグ2を車両構造物P側に膨張展開されるメインチャンバ5と乗員側に膨張展開される複数のサブチャンバ6とにより構成したことから、乗員の足元の広い空間を主にメインチャンバ5で充填し、乗員の下腿部Mを主にサブチャンバ6で拘束することができる。
したがって、本実施形態によれば、メインチャンバ5及びサブチャンバ6によってニーエアバッグ2の機能分担を図ることができ、乗員の足元に広い空間が形成された車両にもニーエアバッグ2を使用することができる。
次に、本実施形態に係るニーエアバッグ装置1の変形例について、図8(A)~図9(B)を参照しつつ説明する。ここで、図8は、ニーエアバッグの変形例を示す断面図であり、(A)は第一変形例、(B)は第二変形例、を示している。図9は、ニーエアバッグの変形例を示す断面図であり、(A)は第三変形例、(B)は第四変形例、を示している。なお、上述した実施形態と同じ構成部品については、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
図8(A)に示した第一変形例は、ガス供給路7をニーサブチャンバ61のみに形成したものである。したがって、インフレータ3からメインチャンバ5に供給された膨張ガスは、ニーサブチャンバ61→第一シンサブチャンバ62a→第二シンサブチャンバ62bの順に供給される。
かかる構成により、ニーサブチャンバ61をシンサブチャンバ62よりも早期に膨張展開させることができる。したがって、早い段階で乗員の膝部を拘束することができ、乗員の腰部の前方移動を抑制することができる。
また、かかる第一変形例において、ニーサブチャンバ61は、シンサブチャンバ62の厚さよりも大きい厚さを有していてもよい。図示したように、ニーサブチャンバ61の厚さをDsnとし、シンサブチャンバ62の厚さをDssとすれば、Dsn>Dssの関係を有している。
このように、先に膨張ガスが供給されるニーサブチャンバ61を厚くし、後に膨張ガスが供給されるシンサブチャンバ62を薄く形成することにより、ニーサブチャンバ61の早期展開を担保しつつシンサブチャンバ62も速やかに膨張展開させることができる。なお、図示しないが、末端に位置する第二シンサブチャンバ62bの厚さは、第一シンサブチャンバ62aの厚さよりも小さくなるように形成してもよい。
図8(B)に示した第二変形例は、ガス供給路7をシンサブチャンバ62(第一シンサブチャンバ62a及び第二シンサブチャンバ62b)のみに形成したものである。したがって、インフレータ3からメインチャンバ5に供給された膨張ガスは、第一シンサブチャンバ62a/第二シンサブチャンバ62b→ニーサブチャンバ61の順に供給される。
かかる構成により、シンサブチャンバ62をニーサブチャンバ61よりも早期に膨張展開させることができる。したがって、早い段階で乗員の脛部を拘束することができ、乗員の下腿部に発生するモーメントを抑制することができる。
また、かかる第二変形例において、シンサブチャンバ62は、ニーサブチャンバ61の厚さよりも大きい厚さを有していてもよい。図示したように、Dsn<Dssの関係を有している。
このように、先に膨張ガスが供給されるシンサブチャンバ62を厚くし、後に膨張ガスが供給されるニーサブチャンバ61を薄く形成することにより、シンサブチャンバ62の早期展開を担保しつつニーサブチャンバ61も速やかに膨張展開させることができる。なお、図示しないが、第一シンサブチャンバ62aの厚さは、第二シンサブチャンバ62bの厚さよりも小さく、ニーサブチャンバ61の厚さよりも大きくなるように形成してもよい。
図9(A)に示した第三変形例は、シンサブチャンバ62を一つのチャンバで構成したものである。このとき、シンサブチャンバ62の外形は、例えば、上述した第一シンサブチャンバ62a及び第二シンサブチャンバ62bによって構成される外形に近似した形状に形成される。
図9(B)に示した第四変形例は、シンサブチャンバ62を三つのチャンバで構成したものである。図示したように、本変形例では、第二シンサブチャンバ62bの下方に第三シンサブチャンバ62cが配置される。また、第二シンサブチャンバ62bと第三シンサブチャンバ62cとの間で膨張ガスを流通させる第三ガス流路10が形成される。かかる構成により、より広範囲に渡って乗員の脛部を拘束することができる。
上述した第三変形例~第四変形例に示したように、シンサブチャンバ62の個数及び形状は任意に設計することができる。なお、図示しないが、シンサブチャンバ62の個数が増えるにしたがって、シンサブチャンバ62を構成する各チャンバの厚さ又は径を小さくするようにしてもよい。
次に、図1(B)に示したニーエアバッグ装置1の他の使用例について、図10(A)及び図10(B)を参照しつつ説明する。ここで、図10は、ニーエアバッグ装置の使用例を示す断面図であり、(A)は膨張展開完了状態、(B)は乗員接触状態、を示している。なお、上述した実施形態と同じ構成部品については、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1(B)に示した実施形態のように、凹部Qが深い、すなわち、インストルメントパネル(車両構造物P)の前面から大きく抉れるように形成されている場合には、ニーエアバッグ2の膨張展開完了状態において、ニーサブチャンバ61が凹部Qの天井部Qcに接触する場合がある。この場合、ニーサブチャンバ61の上方への移動が天井部Qcによって規制されていることから、乗員の下腿部Mが接触したときであってもニーサブチャンバ61の逃げを抑制することができ、乗員の下腿部Mを拘束することができる。
また、凹部Qが深い場合であっても、天井部Qcの傾斜角度によっては、ニーエアバッグ2の膨張展開完了状態において、ニーサブチャンバ61が凹部Qの天井部Qcに接触しない場合もあり得る。しかしながら、この場合であっても、ニーエアバッグ2は凹部Qの下方に配置されていることから、乗員の下腿部Mがニーエアバッグ2に接触すると、ニーサブチャンバ61は天井部Qcに押し付けられて接触することとなる。
図10(A)及び図10(B)に示した使用例は、凹部Qが浅い、すなわち、インストルメントパネル(車両構造物P)の前面からの抉れ量が小さい場合を想定したものである。この場合、図10(A)に示したように、ニーエアバッグ2の膨張展開完了状態において、ニーサブチャンバ61がインストルメントパネル(車両構造物P)に接触しない場合がある。
この場合、図10(B)に示したように、乗員の下腿部Mがニーエアバッグ2に接触すると、ニーサブチャンバ61はインストルメントパネル(車両構造物P)に押し付けられて接触することとなる。この接触により、インストルメントパネル(車両構造物P)の表面を反力面として利用することができ、ニーサブチャンバ61の膝部の拘束力を安定させることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1 ニーエアバッグ装置
2 ニーエアバッグ
3 インフレータ
4 リテーナ
5 メインチャンバ
5a,5b,5c 開口部列
5m マウスクロス
5p メインチャンバのメインパネル
5s スリット
5u メインチャンバの頂部
6 サブチャンバ
7 ガス供給路
8 第一ガス流路
9 第二ガス流路
10 第三ガス流路
61 ニーサブチャンバ
61a,61b 開口部列
61p ニーサブチャンバのメインパネル
61u ニーサブチャンバの頂部
62 シンサブチャンバ
62a 第一シンサブチャンバ
62b 第二シンサブチャンバ
62c 第三シンサブチャンバ
62d~62h 開口部列
62p 第一シンサブチャンバのメインパネル
62q 第二シンサブチャンバのメインパネル
M 下腿部
P 車両構造物
Q 凹部
Qc 天井部

Claims (12)

  1. 乗員の下腿部の前方で膨張展開されるニーエアバッグであって、
    車両構造物側に膨張展開されるメインチャンバと、
    前記メインチャンバと前記乗員との間に膨張展開される複数のサブチャンバと、を備え、
    前記複数のサブチャンバは、前記乗員の膝部の前方に配置されるニーサブチャンバと、
    前記乗員の脛部の前方に配置されるシンサブチャンバと、を含み、
    前記メインチャンバから前記サブチャンバに膨張ガスを供給するガス供給路と、
    前記ニーサブチャンバと前記シンサブチャンバとの間で前記膨張ガスを流通可能なガス流路と、を備え、
    前記ニーサブチャンバは、頂部が前記メインチャンバの頂部よりも高さ位置が高くなるように構成されている、
    ことを特徴とするニーエアバッグ。
  2. 前記複数のサブチャンバは、それぞれ一枚のメインパネルを含み、前記メインチャンバに接続されている、請求項1に記載のニーエアバッグ。
  3. 前記ニーサブチャンバは、前記シンサブチャンバの厚さよりも大きい厚さを有する、請求項1に記載のニーエアバッグ。
  4. 前記ガス供給路は、前記ニーサブチャンバに形成されている、請求項3に記載のニーエアバッグ。
  5. 前記シンサブチャンバは、複数のチャンバによって構成されている、請求項1に記載のニーエアバッグ。
  6. 前記ニーサブチャンバは、膨張展開時又は乗員接触時に前記車両構造物と接触可能に構成されている、請求項1に記載のニーエアバッグ。
  7. 前記ガス供給路は、前記ニーサブチャンバ及び前記シンサブチャンバの何れか一方又は両方に形成されている、請求項1に記載のニーエアバッグ。
  8. 前記シンサブチャンバは、前記ニーサブチャンバの厚さよりも大きい厚さを有する、請求項1に記載のニーエアバッグ。
  9. 前記ガス供給路は、前記シンサブチャンバに形成されている、請求項8に記載のニーエアバッグ。
  10. 前記メインチャンバは、前記サブチャンバの横幅よりも小さい横幅を有する、請求項1に記載のニーエアバッグ。
  11. 前記メインチャンバは縦長形状を有し、前記ニーサブチャンバ及び前記シンサブチャンバはそれぞれ横長形状を有している、請求項1に記載のニーエアバッグ。
  12. 請求項1~11の何れか一項に記載されたニーエアバッグを備える、ことを特徴とするニーエアバッグ装置。
JP2020079883A 2020-04-29 2020-04-29 ニーエアバッグ及びニーエアバッグ装置 Active JP7434048B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020079883A JP7434048B2 (ja) 2020-04-29 2020-04-29 ニーエアバッグ及びニーエアバッグ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020079883A JP7434048B2 (ja) 2020-04-29 2020-04-29 ニーエアバッグ及びニーエアバッグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021172291A JP2021172291A (ja) 2021-11-01
JP7434048B2 true JP7434048B2 (ja) 2024-02-20

Family

ID=78279097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020079883A Active JP7434048B2 (ja) 2020-04-29 2020-04-29 ニーエアバッグ及びニーエアバッグ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7434048B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003306116A (ja) 2002-04-15 2003-10-28 Takata Corp 乗員脚部保護装置
JP2005186886A (ja) 2003-12-26 2005-07-14 Nippon Plast Co Ltd 車両用のニーエアバッグ装置
US20100019473A1 (en) 2006-02-17 2010-01-28 Tk Holdings Inc. Airbag system
JP2015085761A (ja) 2013-10-29 2015-05-07 トヨタ自動車株式会社 乗員脚部保護装置
JP2017202769A (ja) 2016-05-12 2017-11-16 本田技研工業株式会社 乗員保護装置
JP2018127116A (ja) 2017-02-09 2018-08-16 タカタ株式会社 ニーエアバッグ及びニーエアバッグ装置
JP2019084945A (ja) 2017-11-07 2019-06-06 Joyson Safety Systems Japan株式会社 ニーエアバッグ及びニーエアバッグ装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003306116A (ja) 2002-04-15 2003-10-28 Takata Corp 乗員脚部保護装置
JP2005186886A (ja) 2003-12-26 2005-07-14 Nippon Plast Co Ltd 車両用のニーエアバッグ装置
US20100019473A1 (en) 2006-02-17 2010-01-28 Tk Holdings Inc. Airbag system
JP2015085761A (ja) 2013-10-29 2015-05-07 トヨタ自動車株式会社 乗員脚部保護装置
JP2017202769A (ja) 2016-05-12 2017-11-16 本田技研工業株式会社 乗員保護装置
JP2018127116A (ja) 2017-02-09 2018-08-16 タカタ株式会社 ニーエアバッグ及びニーエアバッグ装置
JP2019084945A (ja) 2017-11-07 2019-06-06 Joyson Safety Systems Japan株式会社 ニーエアバッグ及びニーエアバッグ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021172291A (ja) 2021-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9469270B2 (en) Leg airbag apparatus and automobile
JP7100509B2 (ja) エアバッグ装置
JP5203417B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP5463199B2 (ja) エアバッグ装置
JP4168283B2 (ja) 乗員保護装置
JP5445083B2 (ja) サイドエアバッグ装置
JP5196530B2 (ja) 膝保護用エアバッグ装置
JP5800653B2 (ja) エアバッグ
US10351091B2 (en) Occupant's leg restraint device and airbag for occupant's leg restraint device
JP6911629B2 (ja) 車両用ニーエアバッグ装置及びニーエアバッグの折り畳み方法
CN110116700B (zh) 侧气囊装置
JP2008087632A (ja) サイドエアバッグ装置
JP2009018715A (ja) サイドエアバッグ装置
JP6582872B2 (ja) 乗員脚部拘束装置
JP4954003B2 (ja) ニーエアバッグ装置
JP5026026B2 (ja) エアバッグ
JP2008126714A (ja) エアバッグ装置
JP4909556B2 (ja) エアバッグ
JP7434048B2 (ja) ニーエアバッグ及びニーエアバッグ装置
JP7411115B2 (ja) エアバッグ装置
JP5520500B2 (ja) ニーエアバッグ装置
JP4847258B2 (ja) エアバッグ装置
JP2018016083A (ja) 脚部用エアバッグ
JP7152898B2 (ja) エアバッグの製造方法
WO2020036048A1 (ja) サイドエアバッグ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231011

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7434048

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150