JP7427881B2 - 情報処理装置および作業支援方法 - Google Patents

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Description

この発明は、表示画面を備えた、各施設に設けられ、ネットワークで接続された情報処理装置および当該情報処理装置を用いておこなう作業支援方法に関する。
従来、たとえば停電作業操作において、制御所での操作実施状況は、作業現場や他の関係個所の施設において、操作の実施状況の確認などは電話によってのみおこなわれていた。
具体的には、たとえば、制御所、作業側1、作業側2、関係個所1、関係個所2という各施設において、停電作業操作において、まず、作業側1は、電話による制御所への操作要求をおこなう。制御所は、作業側1からの操作要求の電話を受ける。また、作業側2は、電話による制御所への操作要求をおこなう。制御所は、作業側2からの操作要求の電話を受ける。ここで、制御所は作業件名の照合をおこなう。そして、制御所は、操作票を自動実行により立ち上げる。
その後、制御所は、電話による関係各所1への操作開始連絡をおこなう。関係各所1は、制御所からの操作要求の電話を受ける。また、制御所は、電話による関係各所2への操作開始連絡をおこなう。関係各所2は、制御所からの操作要求の電話を受ける。
つぎに、制御所は、操作票の自動実行により、停電操作をおこなう。そして、制御所は、作業側1へ操作指令を電話で出す。作業側1は、制御所からの操作指令の電話を受ける。作業側1は、現地操作をおこない、制御所へ、操作の連絡を電話でおこなう。制御所は、作業側1から電話で操作の連絡を受ける。
つぎに、制御所は、作業側1および作業側2へ作業開始の連絡を、それぞれ、電話でおこなう。作業側1および作業側2は、制御所から作業開始の連絡を、それぞれ、電話で受ける。また、制御所は、関係個所1および関係個所2へ作業開始の連絡を、それぞれ、電話でおこなう。関係個所1および関係個所2は、制御所から作業開始の連絡を、それぞれ、電話で受ける。そして、作業側1および作業側2は、それぞれ、現地作業を実施する。
作業側1および作業側2は、それぞれ、制御所へ作業終了見込時間を電話で連絡する。制御所は、作業側1および作業側2から、それぞれ、作業終了見込時間の連絡を電話で受ける。そして、制御所は、関係個所1および関係個所2へ、それぞれ、作業終了見込時間を電話で連絡する。関係個所1および関係個所2は、それぞれ、制御所2から、作業終了見込時間の連絡を電話で受ける。そして、引き続き、作業側1および作業側2は、それぞれ、現地作業を実施する。
作業側1および作業側2は、それぞれ、制御所へ作業終了を電話で連絡する。制御所は、作業側1および作業側2から、それぞれ、作業終了の連絡を電話で受ける。そして、制御所は、それぞれ、関係個所1および関係個所2へ作業終了を電話で連絡する。関係個所1および関係個所2は、制御所2から、それぞれ、作業終了の連絡を電話で受ける。
その後、制御所は、作業側1へ操作指令を電話で出す。作業側1は、制御所から操作指令を電話で受け、現地操作をおこなう。そして、作業側1は、制御所へ操作の連絡を電話でおこなう。制御所は、作業側1から操作連絡を電話で受ける。そして、制御所は、操作票による自動実行により、復旧操作をおこなう。
このように、操作指令や情報共有のための電話連絡が多くおこなわれているのが現状である。
関連する技術として、たとえば、作業担当者の作業担当者用端末、運転責任者の運転責任者用端末、制御所担当者の制御所用端末のそれぞれがサーバに接続されており、各端末に入力された作業進捗状況の情報がサーバを介して各者間で作業進捗状況の情報を共有化し、これにより、停電作業の円滑な実行と管理ができる作業進捗状況管理システムに関する技術がある(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
また、関連する技術として、たとえば、現場の作業者が端末を所持し、事前に決められた作業の手順を確認し、その作業の進捗状況を入力するとともに、その他の文書を送受信する。管理サーバは、電力会社の管理部署に設置され、端末に作業指示を送信し、作業の進捗状況の報告を要求し、端末から進捗状況の報告を受け、作業ごとに指定された関係個所のサーバに配信する。制御所サーバは、制御所に設置され、管理サーバから作業進捗状況の配信を受け、その作業進捗状況に応じた対応指示を制御所のメインモニタに表示する。これにより、複数の部署が連携しておこなう作業の推進を支援する作業支援システムに関する技術がある(たとえば、下記特許文献2を参照。)。
特開2012-256206号公報 特開2011-39996号公報
しかしながら、停電作業操作において制御所での操作実施状況は、現場や他関係個所においてリアルタイムに確認することができない。また、操作の実施状況は電話によってのみおこなわれていたため、複数個所で作業がある場合や関係個所が多数存在する場合、操作指令や情報共有のための連絡対応が煩雑になるという問題点があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、電話連絡などの操作員の負担を軽減し、作業の効率化、適正化を図ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる情報処理装置は、表示画面を備えた、各施設に設けられ、ネットワークで接続された情報処理装置であって、前記各施設が対応する操作にかかる操作票画面に関する情報を受信する受信部と、前記受信部によって受信された前記操作票画面を前記表示画面に表示し、当該操作票画面の内容に基づいて実行する他施設への連絡にかかる連絡画面を前記表示画面に表示する制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理装置は、上記の発明において、前記連絡画面が、表示されている前記操作票画面上にポップアップすることを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理装置は、上記の発明において、前記制御部が、前記連絡画面を表示する際に、音または振動の少なくともいずれかを出力することを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理装置は、上記の発明において、前記連絡画面の内容に対する操作者からの入力操作を受け付ける操作入力部と、前記操作入力部によって受け付けられた前記入力操作に関する情報を送信する送信部と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理装置は、上記の発明において、前記受信部が、他施設からの連絡の確認にかかる確認画面に関する情報を受信し、前記制御部が、前記受信部によって受信された前記確認画面を前記表示画面に表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理装置は、上記の発明において、前記確認画面が、表示されている前記操作票画面上にポップアップすることを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理装置は、上記の発明において、前記制御部が、前記確認画面を表示する際に、音または振動の少なくともいずれかを出力することを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理装置は、上記の発明において、前記制御部が、前記各施設が対応する操作のうち、自施設が対応する操作を抽出し、前記操作票画面の当該操作に該当する部分を他の部分と区別可能に表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理装置は、上記の発明において、前記各施設が、電力会社における制御所、変電所、送配電所、営業所の少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる作業支援方法は、表示画面を備えた、各施設に設けられ、ネットワークで接続された情報処理装置を用いておこなう作業支援方法であって、前記各施設が対応する操作にかかる操作票画面に関する情報を受信し、受信された操作票画面を前記表示画面に表示し、前記操作票画面の内容に基づいて実行する他施設への連絡にかかる連絡画面を前記表示画面に表示する、処理を前記情報処理装置が実行することを特徴とする。
この発明にかかる情報処理装置および作業支援方法によれば、電話連絡などの操作員の負担を軽減することができ、また、操作状況が容易に確認可能とすることで、作業の効率化、適正化を図ることができるという効果を奏する。
この発明にかかる実施の形態の情報処理装置を含む全体システムの概要の一例を示す説明図である。 この発明にかかる実施の形態の情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 サーバの処理手順の一例を示すフローチャートである。 この発明にかかる実施の形態の情報処理装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。 表示画面に表示される操作票の一例を示す説明図である。 表示画面に表示される操作票の別の一例を示す説明図である。 表示画面に表示される連絡画面の一例を示す説明図である。 表示画面に表示される確認画面の一例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置および作業支援方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(全体システムの構成)
図1は、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置(タブレット端末101~105)を含む全体システムの概要の一例を示す説明図である。図1において、全体システムは、サーバ100と、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置であるタブレット端末101、102、103、104、105を備える。サーバ100とタブレット端末101~105は、それぞれ、インターネットや社内LANなどのネットワーク150によって接続されている。
サーバ100は、各施設の各種情報を管理するサーバである。サーバ100は、各施設におけるタブレット端末101~105を管理・制御する。そして、施設間、すなわち、タブレット端末101~105の情報の送受信を制御する。
図1において、タブレット端末101は、電力会社の各施設のうちの一つの制御所(「○○制御所」)に設けられた情報処理装置である。タブレット端末102は、電力会社の各施設のうちの一つの変電所(「○○変電所」)に設けられた情報処理装置である。タブレット端末103は、電力会社の各施設のうちの一つの送電所(「△△送電所」)に設けられた情報処理装置である。タブレット端末104は、電力会社の各施設のうちの一つの営業所(「××営業所」)に設けられた情報処理装置である。タブレット端末105は、電力会社の各施設のうちのもう一つ別の制御所(「□□制御所」)に設けられた情報処理装置である。
このように、各施設は、電力会社における制御所、変電所、送配電所、営業所の少なくともいずれか一つを含んでいてもよい。
したがって、いずれかのタブレット端末、たとえば、タブレット端末101から送信された情報は、サーバ100を介して、他のタブレット端末102~105の少なくともいずれか一つによって受信される。また、タブレット端末101から、他のタブレット端末102~105の複数の端末へ同時配信することもできる。
(情報処理装置の構成)
つぎに、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置の一例であるタブレット端末101~105の構成について説明する。図2は、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置(タブレット端末101~105)の構成の一例を示すブロック図である。
図2において、情報処理装置(タブレット端末101~105)は、表示画面200と、制御部201と、送受信部202と、操作入力部203と、を備える構成となっている。また、表示画面200は、タッチパネル210を備えている。また、スピーカー211、バイブレーター212を備えている。情報処理装置は、タブレット端末のほか、パーソナルコンピュータや、携帯型の情報処理端末装置(たとえば、スマートフォン)などであってもよい。
表示画面200は、文字、画像、図形などのほか、入力欄や各種ボタンなどを表示する液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどである。
制御部201は、CPU(Central Processing Unit)、メモリなどによって、その機能を実現することができる。CPUは、タブレット端末101~105の全体の制御をつかさどる。メモリは、ブートプログラムなどのプログラムや各種データなどを記憶している。また、メモリは、CPUのワークエリアとして使用される。メモリは、たとえば、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disc Drive)およびHD(Hard Disc)などによって実現することができる。
送受信部202は、通信インタフェースなどによって、その機能を実現することができる。通信インタフェースは、ネットワーク150に接続され、各タブレット端末101~105の内部と外部装置との有線あるいは無線の情報通信をつかさどる。より具体的には、LANケーブル、無線LAN、Wi-Fi、移動通信規格(3G、4G、5G)、PHS回線などによる通信であってもよい。
操作入力部203は、タブレット端末101~105の各種操作指示をおこなうほか、各種データの入力をおこなう。操作入力部203は、タッチパネル210のほか、各種スイッチやボタンを備えた操作パネルや、タブレット端末101~105に接続されたキーボード、マウスなどのポインティングデバイスであってもよい。
また、タブレット端末101~105は、有線または無線により、プリンタに接続されていてもよい。プリンタは、データの印刷をおこなうレーザプリンタ、インクジェットプリンタ、インクドットプリンタなどの各種プリンタである。モノクロプリンタでもよく、カラープリンタでもよい。
送受信部202は、各施設が対応する操作にかかる操作票画面に関する情報を、ネットワーク150を介して受信する。
制御部201は、送受信部202によって受信された操作票画面を表示画面200に表示する。また、制御部201は、送受信部202によって受信された操作票画面の内容に基づいて実行する他施設への連絡にかかる連絡画面を表示画面200に表示する。
制御部201は、連絡画面を表示画面200に表示する際に、当該連絡画面を、表示画面200に表示されている操作票画面上にポップアップするように表示してもよい。
制御部201は、連絡画面を表示する際に、スピーカー211を制御して音を出力するようにしてもよい。制御部201は、連絡画面を表示する際に、バイブレーター212を制御して、振動を出力する、すなわち、タブレット端末101~105を振動させるようにしてもよい。音の出力と振動の出力は、いずれか一方だけおこなうようにしてもよく、また、両方を同時におこなうようにしてもよい。
操作入力部203は、表示画面200に表示された連絡画面の内容に対する操作者からの入力操作を受け付ける。具体的には、たとえば、連絡画面に表示された送信ボタンや確認ボタンが操作者によって押下されたことを認識する。そして、送受信部202は、操作入力部203によって受け付けられた入力操作に関する情報を、ネットワーク150を介してサーバ100へ送信する。
送受信部202は、他施設からの連絡の確認にかかる確認画面に関する情報を受信する。そして、制御部201は、送受信部202によって受信された確認画面を表示画面200に表示する。
制御部201は、確認画面を表示画面200に表示する際に、当該確認画面を、表示画面200に表示されている操作票画面上にポップアップするように表示してもよい。
制御部201は、確認画面を表示する際に、スピーカー211を制御して音を出力するようにしてもよい。制御部201は、連絡画面を表示する際に、バイブレーター212を制御して、振動を出力する、すなわち、タブレット端末101~105を振動させるようにしてもよい。音の出力と振動の出力は、いずれか一方だけおこなうようにしてもよく、また、両方を同時におこなうようにしてもよい。
スピーカー211から出力する音は、連絡画面と確認画面とで同じ種類の音であってもよく、また、それぞれ異なる種類の音であってもよい。音は、たとえば、ブザー音、アラーム音、音声などであってもよい。また、バイブレーター212による振動は、連絡画面と確認画面とで同じ種類の振動であってもよく、また、それぞれ異なる種類の振動であってもよい。振動の種類とは、振動の間隔、強弱などである。
このようにして、連絡画面が表示されたときと、確認画面が表示されたときで、違いを出すことで、操作者にその違いを認識させるようにしてもよい。
制御部201は、操作票画面に示されている各施設が対応する操作のうち、自施設が対応する操作を抽出し、操作に該当する部分を強調表示、すなわち他の部分と区別可能に表示するようにしてもよい。このようにすることで、各タブレット端末101~105に表示された操作票画面において、自施設が対応する操作を、各施設の操作者が一見して認識できるようになる。
(サーバ100の処理手順)
図3は、サーバ100の処理手順の一例を示すフローチャートである。図3のフローチャートにおいて、サーバ100は、ネットワーク150を介して、いずれかのタブレット端末101~105から操作票情報を受信したか否かを判断する(ステップS301)。
ここで、操作票情報を受信するのを待って(ステップS301:No)、操作票情報を受信した場合(ステップS301:Yes)は、受信した操作票情報の送信先を決定する(ステップS302)。
そして、決定された送信先に当該操作票情報を送信し(ステップS303)、一連の処理を終了する。
このように、サーバ100は、操作票情報を受信する都度、当該操作票情報を該当するタブレット端末101~105の少なくともいずれかへ送信することができるので、各タブレット端末101~105間で操作票情報を確実に共有することができる。
(情報処理装置の処理手順)
図4は、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置(タブレット端末101~105)の処理手順の一例を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、ネットワーク150を介して、操作票情報を受信したか否かを判断する(ステップS401)。
ここで、操作票情報を受信するのを待って(ステップS401:No)、操作票情報を受信した場合(ステップS401:Yes)は、つぎに、受信した操作票情報の中に自施設が対応すべき事項があるか否かを判断する(ステップS402)。
ここで、自施設が対応すべき事項がない場合(ステップS402:No)は、何もせずに、ステップS404へ移行する。一方、自施設が対応すべき事項がある場合(ステップS402:Yes)は、操作票情報のうちの該当する個所(帳票の行部分)が強調表示されるように強調処理、すなわち、他の行部分と区別可能に表示する処理をおこない(ステップS403)、ステップS404へ移行する。
つぎに、操作票の現在実行中の個所(帳票の行部分)を着色処理し(ステップS404)、操作票情報を表示する(ステップS405)。
その後、連絡または確認があったか否かを判断する(ステップS406)。ここで、連絡または確認がなければ(ステップS406:No)は、一連の処理を終了する。一方、連絡または確認があった場合(ステップS406:Yes)は、当該連絡にかかる連絡画面または当該確認にかかる確認画面を表示画面200にポップアップ表示する(ステップS407)。
そして、表示された連絡画面の送信ボタンまたは確認画面の確認ボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS408)。ここで、表示された連絡画面の送信ボタンまたは確認画面の確認ボタンが押下されるのを待って(ステップS408:No)、押下された場合(ステップS408:Yes)は、表示されていた連絡画面または確認画面を消去し(ステップS409)、必要に応じて、送信処理をおこない(ステップS410)、一連の処理を終了する。
(表示画面200の内容)
図5および図6は、表示画面200に表示される操作票の一例を示す説明図である。図5は、○○制御所のタブレット端末101の表示画面200の表示内容を示しており、図6は、○○変電所のタブレット端末102の表示画面の表示内容を示している。
図5において、操作票500は、「指令個所」、「中継個所」、「操作個所」、「所名」、「操作内容」、「発令者」、「中継者」、「受令者」、「時刻」の各項目からなる。
「指令個所」には、指令をおこなう施設が表示される。中継する施設がある場合は、「中継個所」にその施設名が表示される。「操作個所」には、操作をおこなう施設名が表示される。「所名」には、現地作業を実施する施設名が表示される。「操作内容」には、操作の内容が表示される。「発令者」には、発令をした担当者の名前が表示される。「中継者」には、中継した担当者の名前が表示される。「受令者」には指令を受けた担当者の名前が表示される。「時刻」には、操作がおこなわれた時刻が表示される。ここで、『・・制』は制御所を示しており、『・・変』は、変電所を示している。
○○制御所が対応すべき事項、すなわち、「操作個所」が『○○制』になっている帳票の行部分、すなわち、図5の操作票500における、行501~510のうち、行501、502、503、504、505、506、507、508、509について、強調表示する。すなわち、行501~509について、行510とは区別可能に表示すべく、行501~509の表示文字を、行510と比較して太文字にすることで強調表示をすることができる。
これにより、行501~509が、自施設、すなわち、○○制御所が対応すべき事項であり、行510は、○○制御所が対応しない事項であるということが一目でわかる。
また、現在実行中の個所である行506、507、508、509を着色表示している。これにより、行506~509が、現在実行中の個所であるということが一目でわかる。
図6に示す操作票600は、図5に示した操作票500と同じ内容である。しかしながら、図5の操作票500は、○○制御所のタブレット端末101の表示画面200に表示されるのに対して、図6の操作票600は、○○変電所のタブレット端末102の表示画面200に表示されるものであるから、強調表示される部分のみが異なる。
すなわち、操作票600においては、行501~509について、行601~609とは区別可能に表示すべく、行610の表示文字を、行601~609と比較して太文字にすることで強調表示をしている。これにより、行610が、自施設、すなわち、○○変電所が対応すべき事項であり、行601~609は、○○変電所が対応しない事項であるということが一目でわかる。
図7は、表示画面200に表示される連絡画面の一例を示す説明図である。図7において、操作票700は、○○制御所のタブレット端末101の表示画面200に表示される操作票である。操作票700において、現在実行中の個所が着色処理がなされている行710であることがわかる。
この操作票700の上に、連絡画面701がポップアップ表示されている。連絡画面701には、連絡先(「○○変へ」)と連絡内容(「操作指令」)が表示される。また、連絡画面701には、送信ボタン702が表示される。○○制御所の操作者は、この表示画面200の連絡画面701を見て、連絡先および連絡内容を確認した後、送信ボタン702を押下する。送信ボタン702が押下されると、この連絡画面701は消去し、操作票700のみが引き続き表示画面200に表示されることになる。
図8は、表示画面200に表示される確認画面の一例を示す説明図である。図8において、操作票800は、○○制御所のタブレット端末101の表示画面200に表示される操作票である。操作票800において、現在実行中の個所が着色処理がなされている行810であることがわかる。
この操作票800の上に、確認画面801がポップアップ表示されている。確認画面801には、確認内容(「受令確認」)が表示される。また、確認画面801には、確認ボタン802が表示される。○○制御所の操作者は、この表示画面200の確認画面801を見て、確認内容を確認した後、確認ボタン802を押下する。確認ボタン802が押下されると、この確認画面801は消去し、操作票800のみが引き続き表示画面200に表示されることになる。
以上説明したように、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置は、表示画面200を備えた、各施設に設けられ、ネットワーク150で接続された情報処理装置(タブレット端末101~105)であって、各施設が対応する操作にかかる操作票画面に関する情報を受信する送受信部202と、送受信部202によって受信された操作票画面を表示画面200に表示し、当該操作票画面の内容に基づいて実行する他施設への連絡にかかる連絡画面701を表示画面200に表示する制御部201と、を備えているので、電話連絡などの操作員の負担を軽減することができ、また、操作状況が容易に確認可能とすることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置は、連絡画面701が、表示されている操作票700の画面上にポップアップするので、操作者は、連絡画面701を見逃すことがなく、確実に対応を取ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置は、制御部201が、連絡画面701を表示する際に、音または振動の少なくともいずれかを出力するので、連絡画面701が表示されていることを操作者に確実に気づかせることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置は、連絡画面701の内容に対する操作者からの入力操作を受け付ける操作入力部203と、操作入力部203によって受け付けられた入力操作に関する情報を送信する送受信部202と、を備えるので、各施設における状況を確実に他の施設に伝達することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置は、送受信部202は、他施設からの連絡の確認にかかる確認画面801に関する情報を受信し、制御部201は、送受信部202によって受信された確認画面801を表示画面200に表示するので、電話連絡などの操作員の負担を軽減することができ、また、操作状況が容易に確認可能とすることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置は、確認画面801が、表示されている操作票800の画面上にポップアップするので、操作者は、確認画面801を見逃すことがなく、確実に対応を取ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置は、制御部201は、確認画面801を表示する際に、音または振動の少なくともいずれかを出力するので、確認画面801が表示されていることを操作者に確実に気づかせることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置は、制御部201は、各施設が対応する操作のうち、自施設が対応する操作を抽出し、操作票画面の当該操作に該当する部分を他の部分と区別可能に表示するので、自施設が対応すべき事項が一目でわかり、他施設の対応と混同してしまうことを防止することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置は、各施設は、電力会社における制御所、変電所、送配電所、営業所の少なくともいずれか一つを含むので、電力会社における停電作業操作における情報共有を効率的におこなうことができる。
また、この発明にかかる実施の形態の作業支援方法は、表示画面200を備えた、各施設に設けられ、ネットワークで接続された情報処理装置(タブレット端末101~105)を用いておこなう作業支援方法であって、各施設が対応する操作にかかる操作票画面に関する情報を受信し、受信された操作票画面を表示画面200に表示し、操作票画面の内容に基づいて実行する他施設への連絡にかかる連絡画面701を表示画面200に表示する、処理を情報処理装置が実行するので、電話連絡などの操作員の負担を軽減することができ、また、操作状況が容易に確認可能とすることができ、作業の効率化、適正化を図ることができる。
以上のように、この発明にかかる情報処理装置は、表示画面を備えた、各施設に設けられ、ネットワークで接続された情報処理装置およびその情報処理装置を用いておこなう作業支援方法に有用であり、特に、電力会社における停電作業操作を効率的に支援する情報処理装置および作業支援方法に適している。
100 サーバ
101 ○○制御所のタブレット端末
102 ○○変電所のタブレット端末
103 △△送電所のタブレット端末
104 ××営業所のタブレット端末
105 □□制御所のタブレット端末
150 ネットワーク
200 表示画面
201 制御部
202 送受信部
203 操作入力部
210 タッチパネル
211 スピーカー
212 バイブレーター
500、600、700、800 操作票
701 連絡画面
702 送信ボタン
801 確認画面
802 確認ボタン

Claims (9)

  1. 表示画面を備えた、各施設に設けられ、ネットワークで接続された情報処理装置であって、
    前記各施設が対応する操作にかかる操作票画面に関する情報を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された情報にかかる前記操作票画面を前記表示画面に表示し、当該操作票画面の内容のうち、自施設が対応すべき操作事項に該当する部分をそれ以外の部分と区別可能に表示し、当該操作票画面の内容のうち、現在実行中の操作事項に該当する部分をそれ以外の部分と区別可能に表示し、当該現在実行中の操作事項のうち、他施設が対応すべき操作事項であって、自施設が当該他施設へ連絡すべき操作事項がある場合に、当該他施設への連絡にかかる連絡画面を前記表示画面に表示する制御部と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記連絡画面は、表示されている前記操作票画面上にポップアップすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記連絡画面を表示する際に、音または振動の少なくともいずれかを出力することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記連絡画面の内容に対する操作者からの入力操作を受け付ける操作入力部と、
    前記操作入力部によって受け付けられた前記入力操作に関する情報を前記他施設へ送信する送信部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 前記受信部は、前記他施設からの連絡の確認にかかる確認画面に関する情報を受信し、
    前記制御部は、前記受信部によって受信された前記確認画面を前記表示画面に表示することを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記確認画面は、表示されている前記操作票画面上にポップアップすることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記確認画面を表示する際に、音または振動の少なくともいずれかを出力することを特徴とする請求項5または6に記載の情報処理装置。
  8. 前記各施設は、電力会社における制御所、変電所、送配電所、営業所の少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする請求項1~のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  9. 表示画面を備えた、各施設に設けられ、ネットワークで接続された情報処理装置を用いておこなう作業支援方法であって、
    前記各施設が対応する操作にかかる操作票画面に関する情報を受信し、
    受信された情報にかかる前記操作票画面を前記表示画面に表示し、
    前記操作票画面の内容のうち、自施設が対応すべき操作事項に該当する部分をそれ以外の部分と区別可能に表示し、
    前記操作票画面の内容のうち、現在実行中の操作事項に該当する部分をそれ以外の部分と区別可能に表示し、
    前記現在実行中の操作事項のうち、他施設が対応すべき操作事項であって、自施設が当該他施設へ連絡すべき操作事項がある場合に、当該他施設への連絡にかかる連絡画面を前記表示画面に表示する、
    処理を前記情報処理装置が実行することを特徴とする作業支援方法。
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