JP2011039996A - 作業支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の部署が連携して行う作業の推進を支援する。
【解決手段】作業支援システム1において、端末2は、現場の作業者が所持し、事前に決められた作業の手順を確認し、その作業の進捗状況を入力するとともに、その他の文書を送受信するための端末である。端末2A及び2Bは変電所構内で、端末2Cは変電所構外で、端末2Xは保守現場でそれぞれ用いられる。管理サーバ3は、電力会社の管理部署に設置され、作業ごとに予め決められた手順を記憶し、その手順に基づいて端末2に作業指示を送信し、作業の進捗状況の報告を要求する。そして、端末2から進捗状況の報告を受け、作業ごとに指定された関係箇所のサーバ4〜6に配信する。制御所サーバ4は、制御所に設置され、管理サーバ3から作業進捗状況の配信を受け、その作業進捗状況に応じた対応指示を制御所のメインモニタに表示する。営業所サーバ5及び電力所サーバ6も、制御所サーバ4と同様である。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業の進捗状況を把握し、進捗状況に応じた対応を指示することにより、作業の推進を支援するシステムに関する。
従来上長や運転機関が現場の作業の進捗状況を把握する際には、現場作業者から停電復旧等の作業の進捗状況を電話で聞き取り、その状況を電話で関係部署に連絡することにより対応していた。また、電話で聞き取った情報をその都度メモにとる方法が主流であった。このような対応を行っていると、作業の進捗を確認する都度、連絡の手間がかかり、確認と連絡が度重なると、現場作業の進行を妨げることがあった。しかも、実際には、詳細な状況が連絡し難い側面があった。
具体的には、停電復旧等の作業にあたって最新の現場情報が入手し難いため、関係部署との間で手戻りが発生し、停電時間を無用に延ばすことになり、電力系統の最適な運用を阻害する要因になってしまう。また、口頭による複数部署への連絡は、非常に時間がかかり、聞き漏らしや勘違い等があるほか、正確な記録が残らないことから、後で再発防止策を検討する際に、事故等の問題発生時に適切な処理が行われていたか否かを確認し難い側面がある。
そこで、特許文献1には、保守員によるコンピュータ装置等の電気機器の保守作業を効率化することを目的として、保守員に対する幾つかの質問の回答に基づいて障害原因及び故障被疑部品を推定し、当該保守員に対して作業を指示するとともに、当該保守員から作業の終了報告を受け付ける保守支援システムが提案されている。
特開2006−215682号公報
しかしながら、特許文献1のシステムは、機器の不良状態に対する対処方法をガイダンスする仕組みになっており、作業の進捗状況に関する情報が提供、共有されないので、各作業者や上長、各関係部署が進捗状況に応じて相互に連携、協力することができない。また、保守員による故障機器の保守作業を支援するものであるが、例えば、電力系統の停電復旧に向けて複数の関係部署が連携する作業を支援するような機能は備わっていない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、複数の部署が連携して行う作業の推進を支援することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、作業支援システムであって、現場の作業者によって所持され、予め定められた作業の進捗状況が入力される端末と、前記作業を管理する部署に設置される管理サーバと、前記作業に係る業務上の関係部署に設置される関係部署サーバと、を備え、前記端末が、入力された前記進捗状況及び当該作業の識別情報を含む作業進捗情報を前記管理サーバに送信する手段を備え、前記管理サーバが、前記作業の識別情報と、当該作業の関係部署とを対応付けた関係部署データを予め記憶する手段と、前記端末から前記作業進捗情報を受信した場合に、予め記憶された前記関係部署データを参照して、前記作業進捗情報に含まれる前記作業の識別情報に対応付けられた前記関係部署を特定し、当該関係部署サーバに前記作業進捗情報を送信する手段と、を備え、前記関係部署サーバが、前記作業の識別情報と、当該作業の進捗状況と、当該進捗状況に応じた対応指示とを対応付けた対応指示データを予め記憶する手段と、前記管理サーバから前記作業進捗情報を受信した場合に、予め記憶された前記対応指示データを参照して、前記作業進捗情報に含まれる前記作業の識別情報及び進捗状況に対応付けられた前記対応指示を特定し、出力する手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、予め定められた作業について進捗状況が入力されるので、進捗状況を容易に把握することができる。また、作業ごとに対応付けられた関係部署に進捗状況が送付されるので、関係部署は進捗状況に基づいた適切な対応を指示することができる。これによれば、現場を含む複数の部署が連携して行う作業を支援することができる。
また、本発明は、上記作業支援システムにおいて、前記端末が、前記作業が他作業の終了を開始条件とする場合に、当該他作業に係る端末から当該他作業の進捗状況を受信する手段と、他作業が前記作業の終了を開始条件とする場合に、当該他作業に係る端末に前記作業の進捗状況を送信する手段と、をさらに備えることとしてもよい。
この構成によれば、複数の現場作業の間に、他の作業が終了しなければその作業が開始できないといった連携関係がある場合に、端末間において作業の進捗状況を送受信する。これによれば、複数の現場が連携して行う作業を支援することができる。
また、本発明は、上記作業支援システムにおいて、前記管理サーバが、前記作業の作業内容の確認を依頼する確認依頼メッセージを前記端末に送信する手段と、前記端末から前記作業の作業内容の変更承認を要求する変更承認要求メッセージを受信した場合に、当該変更承認要求メッセージを前記関係部署サーバに送信する手段と、前記関係部署サーバから前記作業の作業内容の変更を承認する変更承認メッセージを受信した場合に、前記作業内容の変更に応じて当該作業内容に関する処理を行うプログラムを修正する手段と、をさらに備え、前記端末が、前記管理サーバから前記確認依頼メッセージを受信した場合に、前記作業の作業内容に変更があったときに、前記変更承認要求メッセージを前記管理サーバに送信する手段をさらに備え、前記関係部署サーバが、前記管理サーバから前記変更承認要求メッセージを受信した場合に、前記作業の作業内容の変更を承認するときに、前記変更承認メッセージを前記管理サーバに送信する手段をさらに備えることとしてもよい。
この構成によれば、作業内容に変更がある場合に、端末が変更承認要求を発し、関係部署サーバが作業内容の変更を承認し、管理サーバが変更した作業内容に係るプログラムを修正する。これによれば、作業内容の変更に際して、各装置が連携して対処することができる。
また、本発明は、上記作業支援システムにおいて、前記端末が、前記管理サーバから前記確認依頼メッセージを受信した場合に、前記作業の作業内容に変更がないとき、又は、当該変更の処理が終了したときに、当該作業が他作業の終了を開始条件とする際に、前記管理サーバに、前記プログラムが参照、更新するデータの送信を要求するデータ要求メッセージを送信する手段と、前記管理サーバから前記基本データを受信した場合に、当該基本データを確認する手段と、をさらに備え、前記管理サーバが、前記端末から前記基本データ要求メッセージを受信した場合に、前記基本データを前記端末に送信する手段をさらに備えることとしてもよい。
この構成によれば、作業内容の変更に関する処理が終了したときに、その作業が他作業と連携している際に、基本データを確認する。これによれば、プログラム処理につながる作業内容の確認だけでなく、そのプログラムが参照、更新するデータも確認することになるので、確実なメンテナンスが可能になる。
また、本発明は、上記作業支援システムにおいて、前記管理サーバが、前記作業の作業内容に変更があった場合に、当該作業の総括者が所持する総括者端末があるときに、当該総括者端末に前記変更の承認を要求するメッセージを送信する手段をさらに備えることとしてもよい。
この構成によれば、変更のあった作業に関して、当該作業を総括する総括者がいる場合に、その総括者に変更の承認を要求することにより、総括者は作業に変更のあったことを認識し、他の作業との関係等を確認し、必要に応じて関係箇所との連絡・調整を行うことができる。
その他、本願が開示する課題及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、複数の部署が連携して行う作業の推進を支援することができる。
作業支援システム1の構成を示す図である。 端末2のハードウェア構成を示す図である。 管理サーバ3のハードウェア構成を示す図である。 制御所サーバ4のハードウェア構成を示す図である。 端末2や各サーバの記憶部に記憶されるデータの構成を示す図であり、(a)は端末2の記憶部25に記憶される作業進捗データ25Aの構成を示し、(b)は管理サーバ3の記憶部35に記憶される関係箇所データ35Aの構成を示し、(c)は制御所サーバ4の記憶部45に記憶される対応指示データ45Aの構成を示す。 作業支援システム1の作業推進支援処理を示すフローチャートである。 作業支援システム1の作業確認変更処理を示すフローチャートである。 作業支援システム1の作業確認変更処理を示すフローチャートである。 作業指示情報を表示した画面を示す図であり、(a)は作業の概要及び発受信箇所を表示した画面G1を示し、(b)は作業工程を表示した画面G2を示し、(c)は具体的な作業手順を表示した画面G3を示し、(d)は具体的な作業手順を表示した画面G4を示す。 総括者端末に表示される総括者用の画面を示す図であり、(a)は作業実施の予定及びその連絡に関する画面H1を示し、(b)は作業工程の画面H2を示し、(c)は停電範囲を表示した画面H3を示し、(d)は作業の各工程の予定時間を表示した画面H4を示す。
以下、図面を参照しながら、電力会社での作業を例にして、本発明を実施するための形態を説明する。本発明の実施の形態に係る作業支援システムは、端末が、予め決められた作業(例えば、作業試験項目、停電操作要求、変電所の入退所等)の進捗状況を含む作業進捗情報を管理サーバに送信し、管理サーバが作業進捗情報を受信するとともに、当該作業に係る関係部署サーバに送信し、関係部署サーバが作業進捗情報を受信し、進捗状況に応じた対応指示(例えば、停電復旧方法や対応時間のガイダンス等)を表示するものである。関係部署サーバは、対応指示を管理サーバ経由で端末に送信してもよい。
また、端末は、他の端末に係る作業と、自端末に係る作業とが連携する場合には、作業の進捗状況を相互に送受信する。すなわち、自端末に係る作業が、他の端末に係る作業が終了しなければ開始できないときには、他の端末に係る作業の進捗状況を他の端末から受信し、表示する。一方、他の端末に係る作業が、自端末に係る作業が終了しなければ開始できないときには、自端末に係る作業の進捗状況を他の端末に送信する。
≪システムの構成と概要≫
図1は、作業支援システム1の構成を示す図である。作業支援システム1は、端末2、管理サーバ3、制御所サーバ4、営業所サーバ5及び電力所サーバ6を備える。端末2は、現場の作業者が所持し、事前に決められた作業の手順を確認し、その作業の進捗状況を入力するとともに、その他の文書(緊急時の連絡を含む)を送受信するための端末であり、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)によって実現される。端末2A及び2Bは変電所構内で用いられ、端末2Cは変電所構外で用いられ、端末2Xは保守現場で用いられる。なお、端末2は、現場の作業者だけでなく、各作業の責任者を総括する総括者が所持することもある。
管理サーバ3は、電力会社の管理部署に設置され、作業名称ごとに予め決められた手順を記憶し、その手順に基づいて端末2に作業指示を送信するとともに、作業の進捗状況の報告を要求する。そして、端末2から進捗状況の報告を受け、作業ごとに指定された関係箇所のサーバ4〜6に配信する。なお、事前に指定されている進捗状況の報告とは別に、所定の要求を端末2から受信したときには、該当する関係箇所のサーバ4〜6に当該要求を配信する。また、緊急時には、消防署、警察署、基準局等のサーバ(図示せず)に連絡を行う。
制御所サーバ4は、電力会社の制御所に設置され、管理サーバ3から作業進捗状況の配信を受け、その作業進捗状況に応じた対応指示を制御所に設置されたメインモニタに表示する。営業所サーバ5は、電力会社の営業所に設置され、管理サーバ3から作業進捗状況の配信を受け、その作業進捗状況に応じた対応指示を保守担当箇所に設置されたメインモニタに表示するとともに、その対応指示を保守現場にいる保守担当者が所持する端末2Xに送信する。電力所サーバ6は、電力会社の保守担当箇所に設置され、管理サーバ3から作業進捗状況の配信を受け、その作業進捗状況に応じた対応指示を保守担当箇所に設置されたメインモニタに表示するとともに、その対応指示を変電所構外にいる担当者が所持する端末2Cに送信する。なお、いずれのサーバ4〜6も、メインモニタの代わりに音声や光によって対応指示を表示してもよいし、管理サーバ3を経由して進捗状況の報告元の端末2に対応指示を送信するようにしてもよい。
端末2A及び2Bは、無線変換機T1及びネットワークN1を介して管理サーバ3と通信する。端末Cは、無線変換機T2、ネットワークN2及び無線変換機T3を介して電力所サーバ6と通信する。営業所サーバ5は、ネットワークN3を介して管理サーバ3と通信する。無線変換機T1〜T3は、無線信号と、有線信号とを相互に変換する機器であり、無線基地局等により実現される。ネットワークN1〜N3は、電力会社の各部署間におけるデータ送受信を行う通信網であり、電力会社内に構築されたLAN(Local Area Network)等によって実現される。
図2は、端末2のハードウェア構成を示す図である。端末2は、通信部21、表示部22、入力部23、処理部24及び記憶部25を備える。通信部21は、ネットワークを介してサーバと通信を行う部分であり、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。表示部22は、処理部24からの指示によりデータを表示する部分であり、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等によって実現される。入力部23は、現場作業者がデータ(例えば、進捗状況のデータ)を入力する部分であり、例えば、操作ボタンやタッチパネル等によって実現される。処理部24は、各部間のデータの受け渡しを行うととともに、端末2全体の制御を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)が所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部25は、処理部24からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、例えば、フラッシュメモリやハードディスク装置等の不揮発性記憶装置によって実現される。
図3は、管理サーバ3のハードウェア構成を示す図である。管理サーバ3は、通信部31、表示部32、入力部33、処理部34及び記憶部35を備える。通信部31は、ネットワークを介して端末2や他のサーバと通信を行う部分であり、例えば、NIC等によって実現される。表示部32は、処理部34からの指示によりデータを表示する部分であり、例えば、液晶ディスプレイ等によって実現される。入力部33は、作業管理者がデータ(例えば、作業手順のデータ)を入力する部分であり、例えば、マウスやキーボード等によって実現される。処理部34は、各部間のデータの受け渡しを行うととともに、管理サーバ3全体の制御を行うものであり、CPUが所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部35は、処理部34からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、例えば、フラッシュメモリやハードディスク装置等の不揮発性記憶装置によって実現される。
図4は、制御所サーバ4のハードウェア構成を示す図である。制御所サーバ4は、通信部41、表示部42、入力部43、処理部44及び記憶部45を備える。通信部41は、ネットワークを介して端末2や他のサーバと通信を行う部分であり、例えば、NIC等によって実現される。表示部42は、処理部44からの指示によりデータを表示する部分であり、例えば、液晶ディスプレイ等によって実現されるが、大型のメインモニタを用いて作業の進捗状況に応じた対応指示を表示することもある。入力部43は、オペレータがデータ(例えば、作業の進捗状況に応じた対応指示のデータ)を入力する部分であり、例えば、マウスやキーボード等によって実現される。処理部44は、各部間のデータの受け渡しを行うととともに、制御所サーバ4全体の制御を行うものであり、CPUが所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部45は、処理部44からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、例えば、フラッシュメモリやハードディスク装置等の不揮発性記憶装置によって実現される。なお、営業所サーバ5及び電力所サーバ6も、制御所サーバ4と同様のハードウェア構成を有するものとする。
≪データの構成≫
図5は、端末2や各サーバの記憶部に記憶されるデータの構成を示す図である。図5(a)は、端末2の記憶部25に記憶される作業進捗データ25Aの構成を示す。作業進捗データ25Aは、当該端末2を所持する作業者が担当する作業及びそれに関連する作業の進捗状況を示すデータであり、作業名称25A1、進捗状況25A2及び他作業条件25A3を含むレコードからなる。作業名称25A1は、作業に固有の名称(作業の識別情報)を示すものであり、略称でもよいし、作業の詳細が分かる名称でもよい。進捗状況25A2は、当該作業の進捗状況であり、現時点で完了した最新の作業を示すものであり、例えば、作業名称25A1が停電作業の場合には、作業開始、停電要求、停電操作完了、作業着手、中間検査及び作業終了のうち、いずれかが作業者に指定されることにより設定される。他作業条件25A3は、当該作業の中で他の作業の進捗状況に影響を受けるものがあるときに、その条件を示すものであり、例えば、A作業及びB作業における作業アースはずしは、C作業が終了した後でなければ実施できないことが示される。
図5(b)は、管理サーバ3の記憶部35に記憶される関係箇所データ35Aの構成を示す。関係箇所データ35Aは、作業ごとに予め決められた関係箇所を示すデータであり、作業名称35A1及び関係箇所35A2を含むレコードからなる。作業名称35A1は、現場の作業に固有の名称を示す。関係箇所35A2は、当該作業に関係する箇所(制御所、営業所、電力所)を示し、管理サーバ3が端末2から作業進捗情報を受信した際に、当該作業の関係箇所のサーバに作業進捗情報を配信する。
図5(c)は、制御所サーバ4の記憶部45に記憶される対応指示データ45Aの構成を示す。対応指示データ45Aは、作業及びその進捗状況に応じた対応指示を示すデータであり、作業名称45A1、進捗状況45A2及び対応指示45A3を含むレコードからなる。作業名称45A1は、作業に固有の名称を示す。進捗状況45A2は、当該作業の進捗状況であり、現時点で完了した最新の作業を示す。対応指示45A3は、当該作業が当該進捗状況にある際に対応すべき内容を指示するものである。例えば、停電作業において停電復旧見込みである場合には、系統復旧方針による操作指令が対応指示として示されている。なお、営業所サーバ5及び電力所サーバ6の記憶部にも、対応指示データ45Aと同様のデータが記憶されるものとする。
なお、管理サーバ3の記憶部35には、作業名称と、当該作業の各手順(進捗状況のマイルストーンにもなる)とを対応付けたデータが記憶され、端末2に送信され、端末2の表示部22に表示される。
≪システムの処理≫
図6は、作業支援システム1の作業推進支援処理を示すフローチャートである。本処理では、管理サーバ3が端末2に対して作業指示及び進捗状況要求を送信し、端末2が進捗状況を管理サーバ3に返信し、関係箇所のサーバが管理サーバ3経由で進捗状況を受信し、その進捗状況に応じた対応指示を出力する。
まず、管理サーバ3は、インターネット等(通信部31)又は所定の媒体を通じて基本プログラム及び基本データを取得し、記憶部35に登録する(S601)。基本プログラムは、管理サーバ3が端末2及び他のサーバ4〜6と連携して現場作業支援に係る一連の処理を実行するためのプログラムであり、記憶部35に記憶され、処理部34によって逐次実行される。基本データは、管理サーバ3が現場作業支援に係る一連の処理を実行するために必要なデータ(関係箇所データ35Aを含む)であり、記憶部35に記憶され、処理部34によって実行される基本プログラムに参照され、更新される。
次に、管理サーバ3は、記憶部35のデータに基づいて作業指示情報を作成し、端末2に送信する(S602)。端末2は、管理サーバ3から作業指示情報を受信し、表示部22に表示する(S603)。
図8は、作業指示情報を表示した画面を示す図である。図8(a)は、作業の概要及び発受信箇所を表示した画面G1を示す。作業の概要としてA作業の作業件名、作業時間及び停電範囲が表示されており、B作業及びC作業の概要を参照することもできる。図8(b)〜(d)の画面G2〜G4は、図8(a)の画面G1のうち、左側画面の作業件名以下を下にスクロールすると順次表示される。図8(b)は、作業工程を表示した画面G2を示し、A〜C作業には、作業開始、作業着手、中間検査、作業アースはずし、終了検査、作業終了及び作業完了の各チェックポイントがあることを示している。図8(c)及び(d)は、具体的な作業手順を表示した画面G3及びG4を示し、作業手順として、作業開始、停電、作業着手、作業アース付け、中間検査、作業アースはずし、終了検査及び作業終了が指示されたことを示している。作業者が各手順を選択すると、図8(a)の画面G1のうち、右側画面に発信箇所や受信箇所が表示されるが、発信箇所や受信箇所を追加することもできる。また、網掛けの部分は、各手順の進捗に従って順次下がっていく。
そして、管理サーバ3は、作業指示情報を送信してから所定時間後に、当該作業の進捗状況を要求するメッセージを送信する(S604)。端末2は、管理サーバ3から作業進捗状況の要求メッセージを受信し、表示部22に表示する(S605)。現場作業者は、自らが所持する端末2に表示された要求メッセージを見て、現時点における作業の進捗状況を入力する。具体的には、図8(c)の画面G3及び(d)の画面G4に表示された各工程(予め決められた作業の各手順)のうち、完了した工程のチェックボックスをワンクリックで選択する。これにより、当該チェックボックスにレ点が付き、そのときの時刻が記録される。続いて、端末2は、現場作業者の入力内容に従って作業名称及び進捗状況を含む作業進捗情報を作成し、管理サーバ3に送信する(S606)。管理サーバ3は、端末2から作業進捗情報を受信し(S607)、その作業進捗情報に含まれる作業名称をキーとして、記憶部35に記憶された関係箇所データ35Aの作業名称35A1を検索し、該当する作業名称35A1の関係箇所35A2を特定し、その関係箇所35A2のサーバに作業進捗情報を送信する(S608)。関係箇所のサーバのアドレスを取得するには、関係箇所と、そのサーバのIPアドレスと対応付けたテーブルを予め記憶し、そのテーブルを参照してもよいし、関係箇所データ35Aの関係箇所35A2をサーバのIPアドレスに置き換えてもよい。
関係箇所のサーバは、管理サーバ3から作業進捗情報を受信する(S609)。関係箇所のサーバが制御所サーバ4であれば、受信した作業進捗情報に含まれる作業名称及び進捗状況をキーとして、記憶部45に記憶された対応指示データ45Aの作業名称45A1及び進捗状況45A2を検索し、該当する作業名称45A1及び進捗状況45A2に応じた対応指示45A3を特定し、対応指示情報を作成し、管理サーバ3に送信する(S610)。また、その対応指示情報を制御所のメインモニタに表示する(S611)。なお、関係箇所のサーバが営業所サーバ5や電力所サーバ6の場合も、S610及びS611と同様の処理を行う。
管理サーバ3は、関係箇所のサーバから対応指示情報を受信し(S612)、その対応指示情報を、S607で受信した作業進捗情報の送信元である端末2に送信する(S613)。当該端末2は、管理サーバ3から対応指示情報を受信し、表示部22に表示する(S614)。現場の作業者は、端末2の表示部22に表示された対応指示に従って、対応作業を実施する。
図7A及び図7Bは、作業支援システム1の作業確認変更処理を示すフローチャートである。本処理では、管理サーバ3が端末2に対して工程ごとに作業内容の確認依頼を行い、端末2が作業内容に変更がある場合に、変更承認要求を管理サーバ3経由で関係箇所のサーバに対して行い、関係箇所のサーバが承認を行う。そして、工程に他作業の終了条件がある場合や、関係箇所の対応が必要な場合に、端末2から管理サーバ3及び関係箇所のサーバにその旨が通知され、各サーバで必要な処理が行われる。
なお、作業と、当該作業の各工程とを対応付けたデータが、管理サーバ3の記憶部35に記憶され、端末2に送信され、端末2の記憶部25にも記憶される。
また、作業者の端末2には、総括者の機能を設定可能とする。総括者は、各作業の責任者を総括し、各作業計画及び実施に関する打合せ等を通じて、作業を同一場所で実施することによる災害発生防止に必要な次の事項について、関係箇所との連絡・調整を行い、各作業間の協調を図る。
(1)共通の作業アース、危険区画標示付け
(2)作業場所、作業範囲、作業時間、作業の進捗状況等
そして、各作業の責任者は、上記について総括者に協力するとともに、打合せ後の計画・工程等に変更を生じた場合は、速やかに総括者に連絡する。
続いて、作業支援システム1の作業確認変更処理の詳細を説明する。まず、管理サーバ3は、端末2に係る作業に含まれる全ての工程を表示部22に表示する(S701)。そして、1つの工程に関して作業内容の確認を依頼するメッセージを端末2に送信する(S702)。「1つの工程」は、作業における各手順の1つであり、全ての工程から1ずつ順次選択してもよいし、表示された全ての工程から管理者により選択された1の工程であってもよい。
端末2は、管理サーバ3から確認依頼のメッセージを受信し(S703)、選択された工程の作業内容に変更があるか否かを確認する(S704)。変更があれば(S704のYES)、作業内容の変更に対する承認を要求するメッセージを管理サーバ3に送信する(S705)。変更がなければ(S704のNO)、S711の判定を行う。
管理サーバ3は、端末2から変更承認要求のメッセージを受信し、そのメッセージを含む端末情報を関係箇所のサーバへ送信する(S706)。関係箇所のサーバの特定及びアドレスの取得は、図6のS608の処理と同様に行う(以下、管理サーバ3から関係箇所のサーバへの情報送信について同様)。関係箇所のサーバは、管理サーバ3から端末情報を受信し、その端末情報に含まれる変更承認要求のメッセージを参照し、承認するか否かを判定する(S707)。承認するのであれば(S707のYES)承認を通知するメッセージを管理サーバ3に送信し(S708)、承認しないのであれば(S707のNO)承認不可を通知するメッセージを管理サーバ3に送信する(S709)。
管理サーバ3は、関係箇所のサーバから承認通知のメッセージを受信すると、工程の作業内容の変更に応じて基本プログラムを修正し、作業内容変更済を示す端末情報を関係箇所のサーバに送信する(S710)。そして、関係箇所のサーバから受信したメッセージが承認通知又は承認不可にかかわらず、管理サーバ3は次の工程作業の確認依頼を行う(S702)。
端末2は、工程の作業内容に変更がない場合(S704のNO)や、変更承認要求に対する応答を受信した場合に、記憶部25の作業進捗データ25Aを参照して、その工程に他作業の終了条件があるか否かを判定する(S711)。他作業の終了条件があれば(S711のYES)、工程確認の1つの処理が終了したことになり(S727)、作業終了条件設定がされている作業の終了まで待機する。他作業の終了条件がなければ(S711のNO)、管理サーバ3に基本データを要求するメッセージを送信する(S712)。
管理サーバ3は、端末2から基本データ要求のメッセージを受信し、その応答として基本データを端末2に送信する(S713)。送信対象の基本データは、作業開始、作業着手、入所、退所、その他の確認情報であり、順次1つずつ送信する。端末2は、管理サーバ3から基本データを受信し、確認する(S714)。具体的には、他端末の作業者が、当該他端末に表示された送信情報を確認したか否かを判定し、未確認であれば音声や光を発信することにより作業者に対して確認を促し、確認したと判定できるまで待機する。さらなる確認が必要であれば(S714のNO)、次の基本データを要求するメッセージを管理サーバ3に送信する(S715)。確認がOKであれば(S714のYES)、確認済を通知するメッセージを管理サーバ3に送信する(S716)。
管理サーバ3は、端末2から確認済通知のメッセージを含む端末情報を受信し、関係箇所のサーバへ送信する(S717)とともに、情報履歴として、当該端末情報を保存する(S718)。その後、端末2に対してS720の判定処理を行うように通知する。関係箇所のサーバは、管理サーバ3から端末情報を受信し、記憶する(S719)。
端末2は、関係箇所の対応が必要であれば(S720のYES)、関係箇所の対応を依頼するメッセージを管理サーバ3へ送信する(S721)。管理サーバ3は、関係箇所の対応依頼のメッセージを含む端末情報を受信し、関係箇所のサーバへ送信する(S722)。関係箇所のサーバは、管理サーバ3から端末情報を受信し、関係箇所の対応依頼に対する応答として、対応予定時間を管理サーバ3へ送信する(S723)。管理サーバ3は、関係箇所のサーバから対応予定時間を含む関係箇所情報を受信し、端末2及び他の関係箇所のサーバへ送信する(S724)とともに、端末情報及び関係箇所情報を保存する(S725)。そして、情報を保存した旨のメッセージを端末2に送信する。
端末2は、関係箇所情報として各作業の作業ステップ実施情報、都度要求事項、系統復旧完了予定時間、営業所操作員現地到着予定時間等を管理サーバ3から受信し(S726)、S711の判定処理に戻る。関係箇所の対応が必要でない場合には(S720のNO)、端末情報及び関係箇所情報を保存するように管理サーバ3に通知する。他作業の終了条件がない場合(S711のNO)や管理サーバ3から情報保存のメッセージを受信した場合には、工程確認の1つの処理を終了する(S727)。管理サーバ3は、当該工程の作業について総括者端末が設置されているか否かを判定する(S728)。総括者端末が設置されていれば(S728のYES)、作業内容の変更等の承認を要求するメッセージを総括者端末へ送信する(S729)。
総括者端末は、管理サーバ3から承認要求のメッセージを受信し、確認し(S730)、確認済の旨を示すメッセージを管理サーバ3に送信する。管理サーバ3は、端末2から確認済のメッセージを受信した場合や、総括者端末が設置されていない場合(S728のNO)に、確認依頼すべき次の工程があるか否かを判定する(S731)。次の工程があれば(S731のYES)、S702の処理に戻る。次の工程がなければ(S731のNO)、作業変更確認処理を終了する。
図9は、総括者端末に表示される総括者用の画面を示す図である。図9(a)は、作業実施の予定及びその連絡に関する画面H1を示す。画面H1の左側には、作業ごとに作業件名、作業時間及び立会者が示され、作業実施連絡を指示するチェックボックスが表示され、さらに最新状況を示す都度要求画面が表示される。画面H1の右側には、情報の発信箇所及び受信箇所が示される。作業実施の内容を更新すると、作業実施連絡のボックスが■に反転点滅する。総括者により作業が選択され、送信のボタンがクリックされると、作業実施連絡のボックスが点滅から点灯に変化し、送信先端末の受信を示す▼が点灯する。
図9(b)は、作業工程の画面H2を示す。これは、A〜C作業には、作業開始、作業着手、中間検査、作業アースはずし、終了検査、作業終了及び作業完了の各チェックポイントがあることを示している。そして、作業間において、現場の工程に関係があるものは太線で結ぶ。例えば、図9(b)の太線は、C作業が作業終了にならなければ、A作業及びB作業の作業アースはずしが開始できないことを示す。総括者のボックスは、A〜C作業全体の進捗状況を示すが、A〜C作業のうち、1又は2の個別の工程のみ完了時は白抜き表示にし、全作業の工程が完了した後に塗りつぶす。
図9(c)は、停電範囲を表示した画面H3を示す。作業系統図のうち、作業に伴って停電する範囲を表示する。図9(d)は、作業の各工程の予定時間を表示した画面H4を示す。なお、画面H4は、作業着手だけでなく、中間検査、作業アースはずし、終了検査、作業終了及び作業完了の各工程についても設定される。
なお、上記実施の形態では、図1に示す作業支援システム1内の各装置(端末及びサーバ)を機能させるために、CPUで実行されるプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録し、その記録したプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行させることにより、本発明の実施の形態に係る作業支援システム1が実現されるものとする。この場合、プログラムをインターネット等のネットワーク経由でコンピュータに提供してもよいし、プログラムが書き込まれた半導体チップ等をコンピュータに組み込んでもよい。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、作業支援システム1において、作業における各工程の進捗情報は、現場の作業者(管理者でもよい)の所持する端末2にワンクリックで入力され、管理サーバ3へ送信され、その情報を基に自動的に関係箇所(制御所、営業所及び電力所。その他登録指定箇所として、例えば、作業関係他班、警察署、消防署、道路管理局等を含んでもよい。)のサーバへ逐次最新の進捗情報が送信され、その進捗情報に基づいて対応指示(停電復旧方法、対応時間等)がガイダンスとして出力される。これによれば、作業の進捗状況を容易に把握でき、対応を必要とする関係箇所の手戻りをなくし、各箇所の最適な準備・対応を支援し、連絡落ちを防止できる。その結果として供給信頼度の高い電力系統へ迅速に復旧することができる。また、復旧支援ガイダンスに加え、緊急時には、事前に決められた緊急連絡先へ最新の情報が一斉に自動送信される。
相互に連携する複数の作業がある場合、最も状況を把握している作業箇所の責任者(作業者でもよい)の間で相互に作業の進捗状況が確認できるので、最適な作業工程が組める。また、共有化された情報に基づいて相互に確認し合えるので、誤認操作や危険行動の抑止も期待できる。
停電を伴う作業の場合には、不必要な停電時間の短縮につながり、設備信頼度及び顧客満足度の向上につながる。変電所等の入退所の報告にも使用が可能である。
さらに、作業支援システム1は、道路工事等の交通系統管理にも適用できる。例えば、変化する状況の下で最適の系統をガイダンスすることができる。また、現場や関係箇所の間で作業の進捗情報を共有するとともに、連絡落ちをなくすことにより、通常の定期点検やトラブル事故に対して、より効率的に作業復旧をすることができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、上記実施の形態では、作業の工程のうち、終了した工程を進捗状況としたが、ある工程まで終わった場合の作業の残り時間を予め決めておくことにより、終了時刻を推定し、報告することができる。これにより、関係箇所は、終了時刻に応じてさらに適切な対応指示を行うことができる。
1 作業支援システム
2 端末
24 処理部
25 記憶部
25A1 作業名称(作業の識別情報)
25A2 進捗状況
25A3 他作業条件
3 管理サーバ
34 処理部
35 記憶部
35A 関係箇所データ(関係部署データ)
35A1 作業名称(作業の識別情報)
35A2 関係箇所(関係部署)
4 制御所サーバ(関係部署サーバ)
44 処理部
45 記憶部
45A 対応指示データ
45A1 作業名称(作業の識別情報)
45A2 進捗状況
45A3 対応指示
5 営業所サーバ(関係部署サーバ)
6 電力所サーバ(関係部署サーバ)

Claims (5)

  1. 現場の作業者によって所持され、予め定められた作業の進捗状況が入力される端末と、
    前記作業を管理する部署に設置される管理サーバと、
    前記作業に係る業務上の関係部署に設置される関係部署サーバと、
    を備え、
    前記端末は、
    入力された前記進捗状況及び当該作業の識別情報を含む作業進捗情報を前記管理サーバに送信する手段
    を備え、
    前記管理サーバは、
    前記作業の識別情報と、当該作業の関係部署とを対応付けた関係部署データを予め記憶する手段と、
    前記端末から前記作業進捗情報を受信した場合に、予め記憶された前記関係部署データを参照して、前記作業進捗情報に含まれる前記作業の識別情報に対応付けられた前記関係部署を特定し、当該関係部署サーバに前記作業進捗情報を送信する手段と、
    を備え、
    前記関係部署サーバは、
    前記作業の識別情報と、当該作業の進捗状況と、当該進捗状況に応じた対応指示とを対応付けた対応指示データを予め記憶する手段と、
    前記管理サーバから前記作業進捗情報を受信した場合に、予め記憶された前記対応指示データを参照して、前記作業進捗情報に含まれる前記作業の識別情報及び進捗状況に対応付けられた前記対応指示を特定し、出力する手段と、
    を備える
    ことを特徴とする作業支援システム。
  2. 請求項1に記載の作業支援システムであって、
    前記端末は、
    前記作業が他作業の終了を開始条件とする場合に、当該他作業に係る端末から当該他作業の進捗状況を受信する手段と、
    他作業が前記作業の終了を開始条件とする場合に、当該他作業に係る端末に前記作業の進捗状況を送信する手段と、
    をさらに備えることを特徴とする作業支援システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の作業支援システムであって、
    前記管理サーバは、
    前記作業の作業内容の確認を依頼する確認依頼メッセージを前記端末に送信する手段と、
    前記端末から前記作業の作業内容の変更承認を要求する変更承認要求メッセージを受信した場合に、当該変更承認要求メッセージを前記関係部署サーバに送信する手段と、
    前記関係部署サーバから前記作業の作業内容の変更を承認する変更承認メッセージを受信した場合に、前記作業内容の変更に応じて当該作業内容に関する処理を行うプログラムを修正する手段と、
    をさらに備え、
    前記端末は、
    前記管理サーバから前記確認依頼メッセージを受信した場合に、前記作業の作業内容に変更があったときに、前記変更承認要求メッセージを前記管理サーバに送信する手段
    をさらに備え、
    前記関係部署サーバは、
    前記管理サーバから前記変更承認要求メッセージを受信した場合に、前記作業の作業内容の変更を承認するときに、前記変更承認メッセージを前記管理サーバに送信する手段
    をさらに備える
    ことを特徴とする作業支援システム。
  4. 請求項3に記載の作業支援システムであって、
    前記端末は、
    前記管理サーバから前記確認依頼メッセージを受信した場合に、前記作業の作業内容に変更がないとき、又は、当該変更の処理が終了したときに、当該作業が他作業の終了を開始条件とする際に、前記管理サーバに、前記プログラムが参照、更新するデータの送信を要求するデータ要求メッセージを送信する手段と、
    前記管理サーバから前記基本データを受信した場合に、当該基本データを確認する手段と、
    をさらに備え、
    前記管理サーバは、
    前記端末から前記基本データ要求メッセージを受信した場合に、前記基本データを前記端末に送信する手段
    をさらに備える
    ことを特徴とする作業支援システム。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の作業支援システムであって、
    前記管理サーバは、
    前記作業の作業内容に変更があった場合に、当該作業の総括者が所持する総括者端末があるときに、当該総括者端末に前記変更の承認を要求するメッセージを送信する手段
    をさらに備えることを特徴とする作業支援システム。
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