JP7426181B2 - 検査管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば自動車工場で製造された自動車などの所望の検査対象製品を検査するのに用いられる検査管理システムに関する。
この種の検査管理システムとしては、たとえば特許文献1,2に記載のものがある。
これらの文献に記載の検査管理システムにおいては、自動車工場において製造された自動車の検査員が、通信端末を携帯するように構成されている。前記通信端末には、検査作業の内容が表示され、この表示にしたがって検査を進めていくように構成されている。このため、検査漏れなどを防止することが可能である。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように改善すべき余地があった。
すなわち、前記従来技術において、通信端末は、検査作業を効率よく進めるための1つのツールとして用いられているに過ぎず、この通信端末を用いた検査が誰によってどのように進められているかを、管理者などが的確に察知することは困難なものとなっている。特許文献2においては、検査結果のデータに検査員のIDを付すように構成されているものの、検査の途中で検査員が交代した場合には、そのことを的確に察知することは困難なものとなっている。
従来において、前記した不具合を解消するには、検査員が交代したことなどを記載した報告書を作成し、これを管理者などに提出する必要がある。ところが、このような報告書の作成および提出は面倒である他、記載ミスが発生する虞もあり、信頼性に欠ける。
特開2017-196707号公報 特許第6236231号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、検査員に面倒な手間をかけさせることなく、検査員の交代などを含む検査に関する情報を適切に察知可能な検査管理システムを提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される検査管理システムは、検査員によって所定の検査ラインにおける検査に用いられ、かつ前記検査に関するデータ処理が可能な少なくとも1つの通信端末と、この通信端末から前記検査に関するデータを受信して記録することが可能な情報管理端末と、前記通信端末および前記情報管理端末とは別体の装置として構成されて、前記検査ラインに存在する検査員によって目視可能に設置され、かつ検査工程の種類およびその検査工程を担当する検査員名を対応させて表示するディスプレイと、を備えている、検査管理システムであって、前記通信端末は、この通信端末を用いて検査を行なう検査員を特定するためのデータ入力がなされ、かつ前記情報管理端末と通信接続されたログインの状態となることを必要条件として、前記検査に関するデータ処理が可能とされており、前記情報管理端末は、前記通信端末の前記ログインがなされる都度、前記検査を行なう検査員を特定し、このデータを前記検査に関するデータと関連付けて記録するように構成されており、前記通信端末の前記ログインがなされる場合には、このログインがなされる検査員が正当であるか否かが判断され、かつ正当である場合と正当でない場合とのいずれの場合においても、前記検査員に関する情報、および前記検査員が担当しようとする検査工程の種類の情報を含む特定の表示が、前記ディスプレイにおいてなされるとともに、前記検査員が正当でない場合には、その旨を判別することができるように、前記特定の表示は、前記検査員が正当である場合とは異なる態様の表示とされることを特徴としている。
このような構成によれば、情報管理端末に記録される検査に関するデータは、その検査を行なった検査員を特定するデータが関連付けられたものとなるため、所定の検査がどの検査員によってなされたかを容易かつ適切に知ることが可能となる。加えて、次のような効果がさらに得られる。
すなわち、検査員が交代する場合に、最初の検査員がログイン状態からログアウトし、かつ次の検査員が自己を特定するデータ入力を行ない、かつ新たにログインすると、情報管理端末においては、それら最初の検査員と次の検査員とのそれぞれが特定され、そのデータが記録されることとなる。したがって、前記従来技術とは異なり、検査員が交代したときには、情報管理端末において自動的にその記録がなされることとなり、検査員が報告書を提出するなどして検査員が交代した旨を報告する必要はなくなる。したがって、検査員の負担を少なくすることができる。また、検査に関するデータが検査員の交代に関するデータを含んだものとなれば、管理者などが検査を検証する上で有用性の高いものとなる。
さらに、本発明によれば、検査員によって検査が行なわれている際に、この検査が誰によって行なわれているかをリアルタイムで知ることもできる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明に係る検査管理システムの全体の概要の一例を示す説明図である。 (a)は、図1に示す検査管理システムを構成する通信端末のハード構成の概要を示すブロック図であり、(b)は、図1に示す検査管理システムを構成する情報管理端末のハード構成の概要を示すブロック図である。 図1の検査管理システムにおける動作処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1で示す検査管理システムを構成するディスプレイで表示される画面の一例を示す概略正面図である。 図2(a)で示す通信端末で表示される画面の例を示す要部概略正面図である。 図2(a)で示す通信端末で表示される画面の他の例を示す要部概略正面図である。 図2(a)で示す通信端末で表示される画面の他の例を示す概略正面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1に示す検査管理システムSYは、自動車工場における最終ラインとして設置される自動車の検査ラインLに適用されている。検査ラインLは、たとえば調整ラインLa、計器ラインLb、および外観・室内終検(最終検査)ラインLcなどからなり、この検査ラインLにおける各種の検査としては、一定の資格(例:自動車検査員資格)が要求されるものと、そうではないものとがある。
検査管理システムSYは、その構成機器として、検査員が操作するための複数の通信端末1、工場内の管理事務室あるいは検査ラインLの近くなどに設置される情報管理端末2、および検査ラインLにおける各検査員から見易い箇所に設置される1または複数の大型のディスプレイ3(「あんどん」と称される)を具備している。ディスプレイ3には、緊急時に点灯させるためのランプ30や、警報音発生用の音響装置31などが適宜付属して設けられている。
通信端末1は、検査員が検査ラインLにおいて操作するための端末であり、たとえばスマートホン、あるいはタブレット型端末などのモバイル端末であって、後述する動作を生じさせるためのプログラムがインストールされている。図1においては、検査員がベルトを用いて腕に装着可能なスマートホンとしての通信端末1(1a)、および検査ラインLの近傍に配されるタブレット型端末としての通信端末1(1b)の二種類が示されている。通信端末1は、これらのいずれであってもよく、またこれらが混在した状態で用いられていてもよい。
検査ラインLにおいては、無線LANシステムが構築されており、通信端末1と情報管理端末2との間では、ワイヤレス通信が可能とされている。無線LANシステムは、たとえばWi-Fiネットワークシステムである。
通信端末1は、図2(a)に示すように、CPUなどを用いて構成されたデータ処理部10、Wi-Fiなどの無線通信が可能な通信回路11、ROMやRAMなどを有する記憶部12、液晶表示器などを利用した表示部13、操作部14、撮像カメラ15、およびスピーカ16を具備しており、かつこれらが互いにバス接続された構成である。操作部14は、タッチパネル方式が採用されており、表示部13と組み合わされている。好ましくは、記憶部12には、自動車の検査を進めていくための検査用プログラムデータDcが記録されている。また、通信端末1を操作する検査員の顔を撮像カメラ15によって撮像することにより、顔認証用の撮像データを得るための顔認証データ作成プログラムデータDdも記録されている。好ましくは、それらのプログラムデータDc,Ddは、情報管理端末2、またはこれとは別に設置されて工場内全体のデータ管理を行なうためのホストコンピュータ(不図示)から適宜にダウンロード可能とされている。
情報管理端末2は、たとえばパーソナルコンピュータを用いて構成されており、その基本的なハード構成自体は、撮像カメラ15を具備しない点を除くと通信端末1と同様である。具体的には、この情報管理端末2は、図2(b)に示すように、データ処理部20、通信回路21、記憶部22、表示部23、操作部24、およびスピーカ25を具備している。図1に示すように、プリンタ26も接続される。また、ディスプレイ3に画像データを送信し、所定の情報を表示させる機能も備えている。
記憶部22には、検査員に関するデータDa、およびシステムダウン用データDbがインストールされている。
検査員に関するデータDaは、たとえば複数の検査員のそれぞれの氏名、社員番号、顔認証用のデータ、検査資格の有無・内容、自動車検査員講習の受講履歴、実務経験年数などのデータである。また、この検査員に関するデータDaは、たとえば前記したホストコンピュータから送信されてきたものであって、その内容は適宜に更新される。ただし、データ内容が不正に書き換えられることを防止すべく、一定の責任および権限をもつ一部の者のみが前記データDaの書き換えを行なうことが可能とされている。
システムダウン用データDbは、検査管理システムSYがダウンした場合に、いわゆるオフラインで検査を進めることを可能とするデータであり、たとえば手書き入力用の完成検査成績表C(図1を参照)をプリンタ26から印字出力可能とするデータが該当する。
通信端末1は、無条件で検査に用いることはできず、検査に用いるには、通信端末1を使用する検査員が誰であるかを特定するためのデータ入力、および情報管理端末2との通信接続がなされたログイン状態が設定されることが必要条件とされる。本実施形態においては、後述するように、検査員の顔認証用の撮像データが通信端末1から情報管理端末2に送信されることにより、通信端末1の有効なアクセス(ログイン状態)が許容されるようになっている。したがって、前記した顔認証にパスすれば、前記必要条件を満たすこととなる。
情報管理端末2は、通信端末1とのデータ通信により、後述するように、検査結果に関するデータを記憶部22に記録するが、これに関連付けられて、検査員に関するデータも記憶部22に記録されるように構成されている。
次に、前記した検査管理システムSYにおける動作処理手順の一例について、図3に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、通信端末1は、起動画面などにおいて、自動車の検査をする旨を選択するためのアイコン表示が可能とされている。検査員(以下、この特定の検査員を検査員Aとする)がこのアイコンに触れ、自動車の検査をする旨を選択すると、顔認証実行用の画面表示がなされる(S1:YES,S2)。
前記した顔認証実行用の画面表示に対応し、検査員Aが撮像カメラ15を利用して自分の顔を撮像し、その操作が完了すると、この撮像データは、情報管理端末2に送信される(S3:YES,S4)。
情報管理端末2においては、通信端末1から受信した顔認証用の撮像データに基づいて検査員Aが特定され、かつ記憶部22に記録されている検査員Aに関するデータDaが参照されることにより、検査員Aが正当な検査員であるか否かが判断される(S31)。たとえば、データDaの検査員リストに入っていない者(未登録者)は、正当な検査員として認められない。この判断結果のデータは、通信端末1に即座に送信される(S32)。このような判断結果のデータは、情報管理端末2の記憶部22に記録される(S33)。前記判断結果のデータには、検査員Aを特定するデータ(氏名など)が含まれる。
検査員Aに関する情報は、ディスプレイ3に表示される(S34)。好ましくは、検査員Aが正当であるか否かの判断結果は、ディスプレイ3における画面表示にも反映される。
より具体的には、ディスプレイ3には、たとえば図4に示すように、検査工程の種類と、それに対応する各検査員の氏名が表示された態様で行なわれる。たとえば、同図の符号n1で示す箇所が、検査員Aの表示に該当する。このことにより、誰がどのような検査を担当しているのかが、他の検査員などにおいても容易に察知することが可能となる。一方、前記判断処理において、検査員Aは正当ではないと判断された場合にも、検査員Aの氏名が表示されるが、この場合には、たとえば他の検査員などの注意を喚起するように、検査員Aの表示箇所が、他の一般部分とは色彩が相違するなどの区別化が図られた状態で表示される。このことにより、正当ではない検査員が検査についたこと、あるいは検査につこうとしていることを、他の検査員などが容易に察知することが可能となり、検査員Aを交代させるなどの対応措置を迅速に採ることができる。
検査員Aが正当であるか否かについての判断結果に関するデータが、通信端末1で受信された場合において、検査員Aは正当ではない旨の判断結果であった場合には、その旨が通信端末1において画面表示される(S5:NO,S20)。この場合、通信端末1は、検査に関するデータの入力などは不可の状態とされる。したがって、検査員Aが正当な検査員ではない場合に、通信端末1を利用して自動車の検査を進めていくことは適切に防止される。
一方、前記とは異なり、検査員は正当である旨の判断結果であった場合には、通信端末1は、情報管理端末2と通信接続されたログインの状態となり、その表示部13には、所定の検査を進めていくための画面表示がなされる(S5:YES,S6)。なお、このログインの時刻などは先に述べたステップS33において、情報管理端末2において記録される。
通信端末1の前記画面表示は、たとえば図5に示すような態様であり、検査項目の画像Iaや、検査員Aに関する情報を示す画像Ibなどが表示される。画像Ibは、検査員Aに自己の情報を確認させるためのものである。
前記した検査項目の画像Iaのうち、いずれか1つの検査項目をタップして選択すると、その検査を進めていくための画面表示に切り替わる。この画面表示は、たとえば図6に示すような画像I3を示すものであり、検査員の署名欄C1に加え、複数の検査項目表示欄C2、および検査結果記入欄C3などがある。検査結果記入欄C3のデータ入力は、たとえば検査項目表示欄C2のうち、所望の検査項目の表示部分をタップし、選択してから、手書き方式で検査結果記入欄C3への文字データ入力が可能とされている。このような方式によれば、検査結果の入力を迅速に行なうことができ、また融通性にも優れたものとなる。
図6に示したような表示にしたがって検査を進め、検査結果のデータ入力がなされる都度、そのデータは通信端末1に記録されていく(S7:YES,S8)。検査が完了すると、その後は2回目の顔認証を行なうべく、顔認証実行用の画面が再表示される(S9:YES,S10)。この表示にしたがい、検査員Aが自分の顔を再度撮像すると、この撮像データは、初回の撮像データと同様に、情報管理端末2に送信される(S11:YES,S12)。情報管理端末2においては、初回の顔認証の場合と同様な手順で、検査員Aが正当であるか否かが判断され、その判断結果が通信端末1に返信されるとともに、記憶部22にも記録される(S37,S38)。
検査前の初回の顔認証は、正当な検査員である検査員Aが行なっていたものの、その後に正当ではない検査員に交代し、顔認証を行なった場合には、情報管理端末2から通信端末1に返信された判断結果は、検査員は正当ではない旨となる。この場合には、その旨が通信端末1において画面表示される(S13:NO,S18)。また、これに伴い、通信端末1において先に入力された検査に関するデータは不適正なものであるとして処理され、またその旨の画面表示もなされる(S19)。このことにより、正当な検査員ではない検査員が行なった検査結果が、適正な検査結果であると誤認されることは適切に防止される。
一方、通信端末1に返信された判断結果が、検査員Aは正当である旨である場合には、先になされた検査結果のデータは適正であると判断され、この検査結果のデータは、情報管理端末2に送信される(S13:YES,S14)。また、その後通信端末1は、ログアウトとなる(S15)。これに対し、情報管理端末2においては、受信した検査結果のデータを記録する(S39)。この記録データには、検査を行なった検査員Aのデータが付加される。ログアウトの時刻なども記録される(S40)。ディスプレイ3からは検査員Aの表示が消去される(S41)。
情報管理端末2は、複数の検査員が使用する個々の通信端末1から検査結果に関する適正なデータを受信するが、好ましくは、このデータに基づき、検査結果が記入された完成検査成績表Cのデータを作成し、かつこれをプリンタ26などを利用して出力可能とされている。したがって、完成検査成績表Cの作成が容易であり、検査処理の効率を高めることが可能である。
その後、この検査管理システムSYにおいて、通信端末1の使用を終了する場合には、電源オフなどの使用終了操作を行なうこととなるが(S16:YES)、そうでない場合には、次の検査に通信端末1を再度用いることが可能である(S16:NO,S1)。
一方、前記とは異なり、検査員Aが検査を完了する前に、意図的にログアウトする場合がある。このログアウトを行なうための画面として、通信端末1においては、たとえば図
7に示すような画面表示が可能とされている。この画面表示においては、ログアウトの理由を示す項目C20(業務終了、トイレ、研修など)が示されており、これらのいずれかをタップして選択することにより、ログアウトとなる(S7:NOもしくはS9:NO,S17:YES,S15)。
検査の途中で前記したログアウトがなされた場合、その検査をその後に再開する場合には、ステップS1からやり直す必要がある。この場合において、検査員Aから他の検査員Bに交代する場合もある。検査員A,Bのいずれが検査を再開する場合であっても、検査を適切に進めていくには、既述した自己の顔認証を行ない、かつログイン状態とする必要がある。また、その旨の情報は情報管理端末2によって逐一記録され、検査の結果のデータと関連付けられて記録される。ログイン・ログアウトの時刻から、交代時刻も判明する。したがって、検査員Aが他の検査員Bに交代した場合に、その旨を別途報告したり、あるいは付加情報として検査員A,Bのいずれかが通信端末1に別途データ入力する手間は不要となり、便利である。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る検査管理システムの各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
上述の実施形態においては、検査を行なう検査員を特定するためのデータ入力が、顔認証によりなされているが、本発明はこれに限定されない。検査員を特定するためのデータ入力は、顔認証以外の生体認証(たとえば、指紋、虹彩、静脈、手のひら、声紋、耳介などを利用した認証)でもよく、さらには生体認証以外の手段(正当な検査員のみが知るパスワードなどを用いる手段、あるいは単に検査員の名前やIDを入力する手段など)を用いてもよい。
また、本発明では、通信端末1を用いて検査を進めていくための条件として、通信端末1が情報管理端末2と通信接続されたログインの状態になることが必要とされているが、ログインの状態は、通信端末1を使用して検査を進めていく全期間中にわたって継続している必要はなく、一時的にログイン状態に設定されただけでもよい。たとえば、通信端末の使用開始時と、検査の結果のデータを情報管理端末2に送信するときにのみログイン状態となる構成であってもよい。
本発明でいう「通信端末」は、スマートホンやタブレット型端末など、携帯に適するものが好ましいが、これに代えて、または加えて、たとえば小型ノートパソコンなどを用いた構成とすることも可能である。
検査対象製品は、自動車に限らず、自動車以外の車両を検査対象とすることができることは勿論のこと、それ以外の種々の製品を検査対象とすることが可能である。
SY 検査管理システム
1(1a,1b) 通信端末
2 情報管理端末

Claims (1)

  1. 検査員によって所定の検査ラインにおける検査に用いられ、かつ前記検査に関するデータ処理が可能な少なくとも1つの通信端末と、
    この通信端末から前記検査に関するデータを受信して記録することが可能な情報管理端末と、
    前記通信端末および前記情報管理端末とは別体の装置として構成されて、前記検査ラインに存在する検査員によって目視可能に設置され、かつ検査工程の種類およびその検査工程を担当する検査員名を対応させて表示するディスプレイと、
    を備えている、検査管理システムであって、
    前記通信端末は、この通信端末を用いて検査を行なう検査員を特定するためのデータ入力がなされ、かつ前記情報管理端末と通信接続されたログインの状態となることを必要条件として、前記検査に関するデータ処理が可能とされており、
    前記情報管理端末は、前記通信端末の前記ログインがなされる都度、前記検査を行なう検査員を特定し、このデータを前記検査に関するデータと関連付けて記録するように構成されており、
    前記通信端末の前記ログインがなされる場合には、このログインがなされる検査員が正当であるか否かが判断され、かつ正当である場合と正当でない場合とのいずれの場合においても、前記検査員に関する情報、および前記検査員が担当しようとする検査工程の種類の情報を含む特定の表示が、前記ディスプレイにおいてなされるとともに、前記検査員が正当でない場合には、その旨を判別することができるように、前記特定の表示は、前記検査員が正当である場合とは異なる態様の表示とされることを特徴とする、検査管理システム。
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