JP6987469B2 - 検査管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば自動車工場で製造された自動車などの所望の検査対象を検査するのに用いられる検査管理システムに関する。
この種の検査管理システムとしては、たとえば特許文献1,2などに記載のものがある。
これらの文献に記載の検査管理システムにおいては、自動車工場において製造された自動車の検査員が、通信端末を携帯するように構成されている。前記通信端末には、検査作業の内容が表示され、この表示にしたがって検査を進めていくように構成されている。このため、検査漏れなどを防止することが可能である。また、検査データを収集し、これを分析して纏めるといったことも容易となる。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように改善すべき余地があった。
すなわち、自動車の検査項目としては、種々の項目があり、その中には、一定の資格を有する検査員によって検査されることが義務付けられている項目もある。これに対し、従来においては、検査員が一定の資格を有するか否かには関係なく、通信端末を利用して検査を進めることが可能とされているのが実情である。このため、一定の資格を有しない検査員が通信端末を使用し、検査すべきでない検査項目を、過誤により、あるいは意図的に検査し、その検査結果が適正なものであると誤認される事態を生じる場合がある。このようなことは、検査の適正化を図り、検査に対する信頼性を高くする観点からすると、適切に防止することが望まれる。
特開2017−196707号公報 特許第6236231号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、不当な検査を適切に防止し、検査の適正化を好適に図ることが可能な検査管理システムを提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される検査管理システムは、検査員が操作することにより、所定の検査に関するデータ入力が可能なデータ処理装置と、このデータ処理装置との相互間でデータ通信が可能な情報管理端末と、を備えている、検査管理システムであって、前記データ処理装置は、前記検査員によって前記所定の検査をする旨の選択操作がなされたときには、前記検査員の生体認証用のデータを取得して前記情報管理端末に送信可能とされているのに対し、前記情報管理端末においては、前記検査員の検査資格の有無・内容に関するデータが予め記憶されていることにより、この記憶されたデータに基づき、前記生体認証用のデータにより特定される前記検査員が、前記所定の検査を行なうのに正当な検査員であるか否かの判断処理がなされ、かつこの判断処理の結果、前記検査員が正当な検査員である場合には、前記データ処理装置への前記検査に関するデータ入力が可能とされる一方、前記検査員が正当な検査員でない場合には、前記データ処理装置への前記検査に関するデータ入力は不可とされるとともに、前記検査員が前記データ処理装置を用いて前記検査に関するデータ入力を終えた場合における処理として、前記データ処理装置は、前記検査員の生体認証用のデータを再度取得して前記情報管理端末に送信可能とされているのに対し、前記情報管理端末においては、前記再度取得された生体認証用のデータにより特定される前記検査員が、前記所定の検査を行なうのに正当な者であるか否かの判断処理が再度なされ、この判断処理の結果、前記検査員が正当な検査員である場合には、前記データ処理装置に入力された結果のデータは、適正であると判断されて前記情報管理端末に送信される一方、前記検査員が正当な検査員でない場合には、前記結果のデータは前記情報管理端末に送信されない構成とされていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、検査員が検査を開始する場合、この検査員が正当な検査員である場合には、データ処理装置を用いて所定の検査を適切に行なうことが可能であるが、これとは異なり、その検査員が正当な検査員でない場合には、データ処理装置を用いて所定の検査を行なうことはできなくなる。このため、正当ではない検査員によって作成された不適正な検査結果が、適正な検査結果であると誤認される事態を適切に防止することが可能となる。このようなことから、検査の適正化を図り、検査に対する信頼性を高くすることができる。
さらに、検査員がデータ処理装置を用いた検査を終えた場合には、その検査員が正当であるか否かの判断がなされ、正当である場合には、前記検査が適正であるとされるものの、そうでない場合には、前記検査は不適正なものとされる。このため、本発明の第1の側面により提供される検査管理システムと同様に、正当ではない検査員による検査結果が、適正な検査結果であると誤認される事態が適切に防止される。その結果、検査の適正化を図り、検査に対する信頼性を高くすることが可能である。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明に係る検査管理システムの全体の概要の一例を示す説明図である。 (a)は、図1に示す検査管理システムを構成する情報管理端末のハード構成の概要を示すブロック図であり、(b)は、図1に示す検査管理システムを構成する通信端末のハード構成の概要を示すブロック図である。 図1の検査管理システムにおける動作処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1で示す検査管理システムを構成するディスプレイで表示される画面の一例を示す概略正面図である。 図2(b)で示す通信端末で表示される画面の一例を示す概略正面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1に示す検査管理システムSYは、自動車工場における最終ラインとして設置される自動車の検査ラインLに適用されている。検査ラインLは、たとえば調整ラインLa、計器ラインLb、および外観・室内終検(最終検査)ラインLcなどからなり、この検査ラインLにおける各種の検査としては、一定の資格(例:自動車検査員資格)が要求されるものと、そうではないものとがある。
検査管理システムSYは、その構成機器として、検査員が操作するための複数の通信端末1、工場内の管理事務室あるいは検査ラインLの近くなどに設置される情報管理端末2、および検査ラインLにおける各検査員から見易い箇所に設置される1または複数の大型のディスプレイ3(「あんどん」と称される)を具備している。ディスプレイ3には、緊急時に点灯させるためのランプ30や、警報音発生用の音響装置31などが適宜付属して設けられている。
通信端末1は、検査員が検査ラインLにおいて操作するための端末であり、本発明でいう「データ処理装置」の具体例に相当する。この通信端末1は、スマートホン、あるいはタブレット型端末などのモバイル端末に、後述する動作を生じさせるためのプログラムをインストールすることにより構成されている。図1においては、検査員がベルトを用いて腕に装着可能なスマートホンとしての通信端末1(1a)、および検査ラインLの近傍に配置されるタブレット型端末としての通信端末1(1b)の二種類が示されているが、いずれであってもよく、またこれらが混在した状態で用いられていてもよい。
検査ラインLにおいては、無線LANシステムが構築されており、通信端末1と情報管理端末2との間では、ワイヤレス通信が可能とされている。無線LANシステムは、たとえばWi−Fiネットワークシステムである。
通信端末1は、図2(b)に示すように、CPUなどを用いて構成されたデータ処理部10、Wi-Fiなどの無線通信が可能な通信回路11、ROMやRAMなどを有する記憶部12、液晶表示器などを利用した表示部13、操作部14、撮像カメラ15、およびスピーカ16を具備しており、かつこれらが互いにバス接続された構成である。操作部14は、タッチパネル方式が採用されており、表示部13と組み合わされている。好ましくは、記憶部12には、自動車の検査を進めていくための検査用プログラムデータDcが記憶されている。また、通信端末1を操作する操作員の顔を撮像カメラ15によって撮像することにより、顔認証用の撮像データを得るための顔認証データ作成プログラムデータDdも記憶されている。好ましくは、それらのプログラムデータDc,Ddは、情報管理端末2、またはこれとは別に設置されて工場内全体のデータ管理を行なうためのホストコンピュータ(不図示)から適宜にダウンロード可能とされている。
情報管理端末2は、たとえばパーソナルコンピュータを用いて構成されており、そのハード構成自体は、撮像カメラ15を具備しない点を除くと通信端末1と同様である。具体的には、この情報管理端末2は、図2(a)に示すように、データ処理部20、通信回路21、記憶部22、表示部23、操作部24、およびスピーカ25を具備している。図1に示すように、プリンタ26も接続される。また、ディスプレイ3に画像データを送信し、所定の情報を表示させる機能も備えている。
記憶部22には、検査員に関するデータDa、およびシステムダウン用データDbがインストールされている。
検査員に関するデータDaは、たとえば複数の検査員のそれぞれの氏名、社員番号、顔認証用のデータ、検査資格の有無・内容、自動車検査員講習の受講履歴、実務経験年数などのデータである。また、この検査員に関するデータDaは、たとえば前記したホストコンピュータから送信されてきたものであって、その内容は適宜に更新されるが、データ内容が不正に書き換えられることを防止すべく、一定の責任および権限をもつ一部の者のみが前記データDaの書き換えを行なうことが可能とされている。
システムダウン用データDbは、検査管理システムSYがダウンした場合に、いわゆるオフラインで検査を進めることを可能とするためのデータであり、たとえば手書き入力用の完成検査成績表C(図1を参照)をプリンタ26から印字出力可能とするデータが該当する。
情報管理端末2および複数の通信端末1は、検査員の顔認証用の撮像データに基づき、当該検査員が検査を行なうのに適する者であるか否かの判断を行ない、その判断結果によって特有の処理が行なわれるように構成されている。ただし、その詳細については、後述する。
次に、前記した検査管理システムSYの作用について、図3に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、検査員が通信端末1の電源をオンにして通信端末1を起動させると、各種のプログラムを実行するためのアイコン表示がなされるが、このアイコンには、自動車の検査を行なうためのアイコンが含まれている(S1,S2)。次いで、検査員が自動車の所定の検査を行なう旨の選択操作を行なうと、顔認証実行用の画面表示がなされる(S3:YES,S4)。この場合、当該検査員の氏名、あるいは社員番号などの所定事項の記入を要求する画面を表示させて、その記入が行なわれた場合にのみ、顔認証実行用の画面表示が行なわれ、かつこの記入された事項を、顔認証時の付属データとするように構成することもできる。
前記した顔認証は、初回の顔認証であり、本実施形態においては、後述するように、検査終了時において2回目の顔認証が行なわれる。
前記した顔認証実行用の画面表示に対応し、検査員が撮像カメラ15を利用して自分の顔を撮像し、その操作が完了すると、この撮像データは、情報管理端末2に送信される(S5,S6)。前記した付属データがある場合には、この付属データも併せて送信される。
情報管理端末2においては、通信端末1から受信した顔認証用の撮像データに基づいて検査員が特定され、かつ記憶部22に記憶されている検査員に関するデータDaが参照されることにより、前記検査員が正当な検査員であるか否かが判断される(S31)。この判断においては、前記検査員が今回の検査を行なうのに必要な資格を有するか否かが判断され、資格を有する場合には正当、資格を有しない場合には正当ではないと判断される。この判断結果は、通信端末1に即座に返信される(S32)。
また、前記判断結果は、情報管理端末2に記録される(S33)。一方、前記検査員に関する情報は、ディスプレイ3に表示され、かつ検査員が正当であるか否かの判断結果は、ディスプレイ3における画面表示にも反映される。
より具体的には、ディスプレイ3には、たとえば図4に示すような態様で、検査ラインに配置される複数の検査員の氏名(たとえば「○山△夫」など)が、検査項目に対応してリアルタイムで表示される。情報管理端末2の前記判断処理において、検査員が正当であると判断された場合には、この検査員の氏名がディスプレイに表示される。このことにより、誰がどのような検査を担当しているのかが、他の検査員などにおいて容易に察知することが可能となる。一方、前記判断処理において、検査員は正当ではないと判断された場合にも、検査員の氏名が表示されるが、この場合には、たとえば他の検査員などの注意を喚起するように、当該検査員の表示箇所が、他の一般部分とは色彩が相違するなどの区別化が図られた状態で表示される(たとえば、図4の符号n1で示す斜線部分など)。このことにより、正当ではない検査員が検査についたこと、あるいは検査につこうとしていることを、他の検査員などが容易に察知することが可能となり、検査員を交代させるなどの対応措置を迅速に採ることができる。
検査員が正当であるか否かについての判断結果に関するデータが、通信端末1で受信された場合において、前記検査員は正当ではない旨の判断結果であった場合には、その旨が通信端末1において画面表示される(S7:NO,S19)。また、これに伴い、通信端
末1の使用を不許可とする処理、およびその旨の画面表示も行なわれる(S20)。通信端末1の使用を不許可とする処理は、たとえば検査用の画面表示がなされないようにする処理、あるいは検査用の画面表示が仮になされた場合であっても、検査結果のデータを入力不可とする処理である。このことにより、正当ではない検査員が自動車の検査を進めていくことは、適切に防止される。
一方、前記とは異なり、検査員は正当である旨の判断結果であった場合には、通信端末1において、所定の検査を進めていくための画面表示がなされる(S7:YES,S8)。この画面表示は、たとえば図5に示すような態様であり、検査員の署名欄C1に加え、複数の検査項目表示欄C2、および検査結果記入欄C3などがある。検査結果記入欄C3のデータ入力は、たとえば検査項目表示欄C2のうち、所望の検査項目の表示部分をタップし、選択してから、手書き方式で検査結果記入欄C3への文字データ入力が可能とされている。このような方式によれば、検査結果の入力を迅速に行なうことができ、また融通性にも優れたものとなる。
図5に示したような表示にしたがって検査を進め、検査結果のデータ入力がなされる都度、そのデータは通信端末1に記録されていくが(S9:YES,S10)、一通りの検査が終了すると、その後は2回目の顔認証を行なうべく、顔認証実行用の画面が再表示される(S11:YES,S12)。この表示にしたがい、検査員が自分の顔を再度撮像すると、この撮像データは、初回の撮像データと同様に、情報管理端末2に送信される(S13,S14)。情報管理端末2においては、初回の顔認証の場合と同様な手順で、前記検査員が正当であるか否かが判断され、その判断結果が通信端末1に返信される(S34,S35)。検査員が交代し、2回目の顔認証時において、検査員が正当な検査員ではない場合には、初回の顔認証時と同様に、ディスプレイ3における当該検査員の表示は、注意を喚起する旨の表示に切り替わるようにされている。
なお、検査員が交代した場合であっても、新たな検査員が正当な検査員であれば、正当な検査員である旨の判断がなされる。この場合、検査員が交代した旨が記録され、好ましくは、ディスプレイ3においても、その旨を察知し得る画面表示とされる。
情報管理端末2から通信端末1に返信された判断結果が、前記検査員は正当ではない旨である場合には、その旨が通信端末1において画面表示される(S15:NO,S21)。また、これに伴い、通信端末1において先に入力された検査に関するデータは不適正なものであるとして処理され、またその旨の画面表示もなされる(S22)。このことにより、たとえば検査前の初回の顔認証時においては正当な検査員であったものの、その後に正当ではない検査員に交代して検査がなされたような場合には、検査結果が不適正とされ、この検査結果が適正な検査結果であると誤認されることは適切に防止される。
一方、通信端末1に返信された判断結果が、前記検査員は正当である旨である場合には、先になされた検査結果のデータは適正であると判断され、この検査結果のデータは、情報管理端末2に送信される(S16,S17)。これに対し、情報管理端末2においては、受診した検査結果のデータを記録する(S36)。情報管理端末2は、複数の検査員が使用する個々の通信端末1から検査結果に関する適正なデータを受信するが、好ましくは、このデータに基づき、検査結果が記入された完成検査成績表のデータを作成し、かつこれをプリンタ26などを利用して出力可能とされている。したがって、完成検査成績表の作成が容易であり、検査処理の効率を高めることが可能である。また、この場合において、より好ましくは、一定の有資格者のみが検査し得る特定の検査項目に関する検査結果データと、そうではない一般検査項目に関する検査結果データとを区分したかたちで完成検査成績表が作成される。
その後、この検査管理システムSYにおいては、通信端末1において所定の終了操作が
なされなければ、前記した一連の動作処理を再度繰り返すことにより、次の自動車の検査を適切に、かつ効率よく行なうことが可能である(S18:NO,S3)。通信端末1において所定の終了操作がなされた場合には、情報管理端末2において、その旨が察知され、ディスプレイ3における前記検査員の画面表示が終了する(S37)。このことにより、前記検査員が、検査から離れたことを他の検査員などが適切に察知することが可能となる。
前記した一連の動作処理手順によれば、正当ではない検査員によって検査が進められることは適切に阻止される。また、検査途中で正当ではない検査員に交代された場合には、その検査結果が不適正とされる。したがって、いわゆる不正検査がなされ、その検査結果が適正なものであると誤認されることを徹底して防止することが可能となり、検査結果に対する信頼性を高いものとすることが可能である。
フローチャートには不記載であるが、前記した検査管理システムSYは、次のような機能をさらに備えた構成とすることが可能である。
すなわち、前記した動作処理手順では、顔認証時において、検査員が正当な検査員ではない場合に、ディスプレイ3において、その旨を察知し得る画面表示がなされるようにしているが、これに加えて、検査の管理者などに対して呼び出し動作が行なわれる。この呼び出し動作は、たとえばディスプレイ3とは別の視覚的報知手段、音響を利用した報知手段、あるいは管理者などが所有する携帯型通信機器へのコールなどが該当する。
また、ディスプレイ3においては、現時点における検査員を表示することに加え、検査の交代要員が表示される。さらには、検査工程において、なんらかの不具合を生じた場合には、その不具合をリアルタイムで表示することが可能な構成とされる。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る検査管理システムの各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
上述の実施形態においては、検査員の顔認証が検査前と検査終了時との計2回行なわれているが、これに限定されず、たとえば検査員の交代時などの検査途中でさらに行なわれるなど、計3回以上の回数で行なわれてもよい
検査員が正当な検査員であるか否かを判断するための手段は、顔認証に限らない。顔認証以外の生体認証(たとえば、指紋、虹彩、静脈、手のひら、声紋、耳介などを利用した認証)でもよい。
本発明でいう「データ処理装置」は、スマートホンやタブレット型端末など、携帯に適するものが好ましいが、これに代えて、または加えて、たとえば小型ノートパソコンなどを用いた構成とすることも可能である。
検査対象は、自動車に限らず、自動車以外の車両をも検査対象とすることができることは勿論のこと、それ以外の様々なものを検査対象とすることが可能である。
SY 検査管理システム
1(1a,1b) 通信端末(データ処理装置)
2 情報管理端末

Claims (1)

  1. 検査員が操作することにより、所定の検査に関するデータ入力が可能なデータ処理装置と、
    このデータ処理装置との相互間でデータ通信が可能な情報管理端末と、
    を備えている、検査管理システムであって、
    前記データ処理装置は、前記検査員によって前記所定の検査をする旨の選択操作がなされたときには、前記検査員の生体認証用のデータを取得して前記情報管理端末に送信可能とされているのに対し、
    前記情報管理端末においては、前記検査員の検査資格の有無・内容に関するデータが予め記憶されていることにより、この記憶されたデータに基づき、前記生体認証用のデータにより特定される前記検査員が、前記所定の検査を行なうのに正当な検査員であるか否かの判断処理がなされ、かつこの判断処理の結果、前記検査員が正当な検査員である場合には、前記データ処理装置への前記検査に関するデータ入力が可能とされる一方、前記検査員が正当な検査員でない場合には、前記データ処理装置への前記検査に関するデータ入力は不可とされるとともに、
    前記検査員が前記データ処理装置を用いて前記検査に関するデータ入力を終えた場合における処理として、前記データ処理装置は、前記検査員の生体認証用のデータを再度取得して前記情報管理端末に送信可能とされているのに対し、
    前記情報管理端末においては、前記再度取得された生体認証用のデータにより特定される前記検査員が、前記所定の検査を行なうのに正当な者であるか否かの判断処理が再度なされ、この判断処理の結果、前記検査員が正当な検査員である場合には、前記データ処理装置に入力された結果のデータは、適正であると判断されて前記情報管理端末に送信される一方、前記検査員が正当な検査員でない場合には、前記結果のデータは前記情報管理端末に送信されない構成とされていることを特徴とする、検査管理システム。
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