JP7425676B2 - 走行玩具及び走行玩具セット - Google Patents

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本発明は、左右一対の駆動輪と、走行面に接地するように構成されて、走行面上に描かれた軌道を検知する通電検知部と、を備え、該軌道に沿って自律的に走行するように構成される走行玩具と、該走行玩具を備えた走行玩具セットに関する。
従来、左右一対の駆動輪と、走行面に接地して走行面上に描かれた軌道を検知する通電検知部を備えて、軌道に沿って自律的に走行する走行玩具があった(例えば、特許文献1参照)。
この走行玩具では、左右一対の駆動輪が玩具本体の後端側に、通電検知部が前端側に配置されていた。通電検知部は、通電を検知する3つの電極を備えていた。
この走行玩具では、3つの電極の通電状態を検知することにより、軌道の直線部と曲部とを判断して軌道に追随するように駆動輪の駆動を制御され、また、3つの電極のいずれの通電も検知されない時は、軌道を探すべく、また走行玩具が遠方まで移動しないように、その場で回転するように駆動輪の駆動を制御されていた。
またこの走行玩具には、水を付着させると変色して描画することができる水変色性シート(以下、シートと略して言うことがある)が付属しており、同じく付属する水付着具により水変色性シート上に水を付着させて軌道を描くと、走行玩具は、この軌道に沿って走行するように構成されていた。
この水変色性シートは可撓性のあるシート状材料により構成されるもので、不使用時には通常折り畳んで保管されるものであり、使用時にはこれを広げて使用するが、使用時に折り目が残り、走行面に凹凸が生じることがある。そのような状態で走行玩具をその上で走行させる場合、走行玩具がシートの山折りの折り目や、谷折りの折り目の後の部位等といった凸部に交差するように進行すると、走行玩具は、走行面に接地する電極がこの凸部に持ち上げられるため一対の駆動輪を支点にして後方に傾斜する態様となる。この傾斜状態のまま進行して電極が凸部の頂部を通過すると、3つの電極が全て走行面から浮き、走行面すなわち軌道から離れる状態となる。すると上述したように、3つの電極のいずれの通電も検知されない状態となるため、走行玩具はその場で回転するように制御され、軌道を外れて脱線することとなり、使用者を落胆させてしまうという問題があった。(例えば、非特許文献1)
特開2003-320176号公報 TOY CATALOGUE 2015-2016 ケミカルトイ&定番品 パイロットインキ株式会社 2015年6月 p.15
本発明は上述の課題を解決するものであって、可撓性を有するシート材等からなる走行面上に生じた凸部を跨ぐように走行させた場合にも、通電検知用の電極が走行面への接触状態を維持でき、軌道に沿った走行を継続できる走行玩具と、該走行玩具を備えた走行玩具セットを提供することを目的とする。
本願発明に係る走行玩具は、玩具本体の前端側における下面側に走行面に接地するように配置されて、走行面上に描かれた軌道を検知する通電検知部と、玩具本体における通電検知部から後方側に離れた位置に配置される左右一対の駆動輪と、を備え、該軌道に沿って自律的に走行するように構成される走行玩具であって、
通電検知部が、玩具本体の下面側から出没可能に突出して走行面に接地する少なくとも3つの電極を備え、
玩具本体の後端付近に、玩具本体の下面側から下方に向かって突出し、玩具本体が一対の駆動輪を支点として後方に傾斜した際に走行面に着地して玩具本体の後方への傾斜を抑制する傾斜抑制突出部が設けられ、
玩具本体が一対の駆動輪を支点として後方に傾斜し、傾斜抑制突出部が走行面に着地する傾斜状態において、3つの電極の先端部が走行面に接触するように、3つの電極の玩具本体の下面側からの突出長さが決定されている
ことを特徴とする。
この構成では、走行玩具が、可撓性を有するシート材からなる走行面上を軌道に沿って走行中に、走行面上に生じた折り目等からなる凸部に差し掛かった場合にも、玩具本体の前端側に設けられる電極が凸部に持ち上げられて後方に傾斜はするものの、玩具本体の後端付近における下面側に設けられた傾斜抑制突出部が走行面に着地して玩具本体の傾斜角度が最小限に抑制される一方、そのような傾斜状態においても、3本の電極の先端部が走行面に接触するように電極の玩具本体の下面側からの突出長さが設定されているため、電極は軌道から離れることなく、軌道に対する接触状態を維持できるから、走行玩具は、軌道を見失わずに、軌道に沿った走行を継続することができる。
したがって、本願発明に係る走行玩具は、可撓性を有するシート材からなる走行面上に生じた凸部を跨ぐように走行させた場合にも、電極が走行面に対する接触状態を維持でき、軌道に沿った走行を継続することができる。
上記した走行玩具では、通電検知部がさらに、玩具本体の下面側から走行面近傍まで延びるように設けられて、3つの電極を支持する電極支持部を備え、電極支持部が、上下方向に沿って延び、3つの電極をそれぞれ挿通させる3つのスリーブ部を備え、3つの電極が、細い棒状に形成されてスリーブ部に挿通され、電極支持部の下端部から出没可能に突出するように構成されていることが望ましい。
この構成では、出没可能に構成される電極が円滑に上下運動を行えるように、電極支持部が電極を支持することができ、また走行中に電極を過度に露出させないようにして、細い棒状に形成される電極の破損等を防止できる。
上記した走行玩具では、さらに、傾斜抑制突出部が、走行面に接する接地部位を、玩具本体の左右方向に幅広とした面状の部位とするように構成されていることが望ましい。この構成では、走行玩具が走行中に後方に傾斜して、傾斜抑制突出部が走行面に着地する傾斜状態になった場合でも、接地部位が玩具本体の左右方向に幅広とした面状の部位としており、そのまま走行面に摺動しても、走行面を傷つける虞が少ない。
また上記した走行玩具では、3つの電極が、前記電極支持部に全体が没入可能に構成されることが望ましい。この構成では、例えば使用者が玩具本体を上方から手で把持して任意の走行面上で走行玩具を転がすように遊ぶような、玩具本体に対し上方からの押圧力が加えられた場合に、電極の全体が電極支持部に没入するため、電極の先端部により走行面を傷つける虞がない。
本発明の一実施形態である走行玩具セットの概観図である。 水変色性シートの断面図である。 水付着具の断面図である。 実施形態の走行玩具の無荷重時における正面図である。 実施形態の走行玩具の底面図である。 実施形態の走行玩具の、走行面上に載置された状態における側面図である。 図4のVII-VII線断面図である。 傾斜抑制突出部が走行面に着地する後方への傾斜状態となった走行玩具を示す側面図である。 制御装置による走行制御処理を説明する図である。 図6のX-X線断面図である。 図7の部分拡大図であり、通電検知部を示す。 通常の走行時と比較した、後方に傾斜して後端側が走行面に着地した状態における走行玩具の傾斜角度を示す図であり、(A)は実施形態の走行玩具を、(B)は比較例の走行玩具を示す。 実施形態の走行玩具が走行面上の凸部を通過する様子を示す図である。
以下に本発明の望ましい実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す走行玩具セットPは、走行玩具Tと、走行玩具Tをその上で走らせる描画用シート69と、描画用シート69上に水を付着させる水付着具90と、を備えてなる。走行玩具Tは、水付着具90を使用して描画用シート69の走行面72に予め描かれた軌道80に沿って自律的に走行するように構成されるものである。
図1及び2に示すように、本願実施形態の描画用シート69は、水を付着させると変色して描画することができる水変色性シート70の下面側に、水変色性シート70からの水漏れを防止するための、可撓性を有し、所定の合成樹脂からなるシート体79を積層させたものである。描画用シート69は折り畳み可能な厚さに形成され、折り畳んでコンパクトに収納、運搬ができる。
水変色性シート70は、布帛,紙,または合成樹脂等からなる、可撓性を有するシート状の支持体75上に、吸液性を有し、吸液状態と非吸液状態とで透明性が異なるように構成される多孔質層77を積層させてなるものである。
支持体75は、本願実施形態では、青色の布帛、詳しくは、ポリエステルサテン生地を使用している。
多孔質層77は、低屈折率顔料をバインダー樹脂に分散状態に固着させてなる層であり、非吸液状態では透明性が低く、下層の支持体75の色を完全に隠蔽する隠蔽性を発揮するが、吸液状態になると透明性が上昇し、支持体75の色を視認可能とさせるように構成されるものである。本願実施形態の多孔質層77は非吸液状態において白色に形成されており、例えば水付着具90を使用して部分的に水を塗布すれば、水を塗布した部位の透明性が上昇し、支持体75の青色を透過させるため、その部位が周囲の非吸液部位の白色の部分と比較して変色したように見える。これにより、軌道80を含め、任意の絵や文字を水変色性シート70に描く(書く)ことができるように構成されている。
本願実施形態では青色の布帛を支持体75として使用し、多孔質層77の吸水時に、この青色を透過させて視認可能とさせる構成としているが、変形例として、白色の布帛を支持体75として使用し、多孔質層77を形成する前に、図示は省略するが、支持体75上に、一般染料や顔料、蛍光染料や顔料を含む非変色性インキ、金属光沢顔料を含むインキ等により着色層を設けて、多孔質層77の吸水時に着色層の色が透過するように構成してもよい。着色層は、一色だけでなく、部分ごとに様々な色に塗り分けて構成してもよい。
図3に示すように、本願実施形態における水付着具90は、水を収容する筒状のタンク部92に水吸収体93を収容し、タンク部92の先端92aに、水吸収体93と接続され、水変色性シート70上に水を導出するペン先部材94を備えた筆記具である。ペン先部材94としては、連続気孔を有するプラスチック多孔体や繊維加工体等を使用できる。なお、ペン先部材94は水吸収体93と一体に形成されていてもよい。
前述したように、水変色性シート70の表面を構成する、非吸液状態において白色に形成される多孔質層77に、この水付着具90のペン先部材94から水を導出させて線を描くと、線を描いた部分における多孔質層77の透明性が上昇して、下面側の青色の支持体75の色を透過させるため、周囲の白色に対して線が明確に視認できる。走行玩具Tは、このようにして描いた軌道80に沿って走行するように構成されている。
図1及び図4から図6に示すように、走行玩具Tは、例えば電車等の乗物の形態を模した玩具であって、玩具本体3と、左右一対の駆動輪7(7L,7R)と、走行面に接地するように構成されて、走行面72に描かれた軌道80を検知する通電検知部20と、を備える。後述するスイッチ18により電源を入れ、水変色性シート70の走行面72に、水で描かれた軌道80上に載置すると、走行玩具Tは通電検知部20により軌道80を検知し、該軌道80に沿って走行するように構成されている。
図7に示すように、本願実施形態における走行玩具Tの玩具本体3は、例えば電車等の乗物を模した形状に形成された意匠カバー部9と、駆動輪7や通電検知部20を備える車体4と、を備え、意匠カバー部9が車体4を覆う態様で車体4に着脱可能に取り付けられる構成としている。本願実施形態における玩具本体3は、車体4と意匠カバー部9とを含めた状態における前後方向の長さを、約125mmとしている。
左右の駆動輪7(7L,7R)は、図5から図7に示すように、後述する通電検知部20より後方である玩具本体3の後端3c側に配置されている。本願実施形態では、駆動輪7(7L,7R)は、その駆動軸8が、玩具本体3の前後方向長さにおける後端3cから約1/3の位置に配置され、車高すなわち玩具本体3の下面3aと走行面との距離が約3.5mmとなるように、車体4の下面4aから各々その一部が突出する態様で左右に配置されている。図7,図9及び図10に示すように、車体4は、左右の駆動輪7L,7Rを各々独立して回転駆動させるために、それぞれを回転駆動させるための2個のモータ5(5L,5R)と、その駆動力をそれぞれ駆動輪7L,7Rに伝達するための2個のギア部6(6L,6R)と、を内蔵する。また車体4は、軌道80を検知する通電検知部20から入力される通電検知信号に基づいて走行玩具Tの動作を制御する制御装置30を備える。また、車体4の下面4aには、スイッチ18が配置されている。なお、図5から図7において符号13で示される部材は、車体4から意匠カバー部9を取り外すときに用いられる一対の把持部13である。
図5から図7に示すように、通電検知部20は、玩具本体3の前後方向における長さの中心より前方側である前端3b側における左右の中央付近において、玩具本体3の下面3aに配置される。本願実施形態の通電検知部20は、玩具本体3の前後方向長さにおける前端3bから約1/5の位置において、車体4の前端部4b近傍における下面4aに配置される。図7及び図11に示すように、通電検知部20は、玩具本体3の下面3a側から出没可能に突出して走行面72に接地するように構成される3本の細い棒状の電極としての電極ピン22(22A,22B,22C)を備える。また本願実施形態の通電検知部20は、玩具本体3の下面3a側から下方に延びるように設けられ、電極ピン22を支持する電極支持部25をさらに備える。
図7及び図11に示すように、本願実施形態における電極支持部25は、玩具本体3の下面3aとなる車体4の下面4aから、後述するように、走行玩具Tを走行面72上に載置した状態で、走行面72近傍まで柱状に延びるように形成されるもので、細い棒状である電極ピン22(22A,22B,22C)の折れ等を防止し、電極ピン22が円滑に上下運動を行えるように電極ピン22を周囲から支持する部位である。本願実施形態では、電極支持部25は、3本の電極ピン22をそれぞれ挿通させる3本のスリーブ部25aを備える。各スリーブ部25aは、車体4の底壁部4cを貫通するように上下方向に沿って形成されている。なお、本願実施形態における電極支持部25は、玩具本体3の下面3aからの長さを3mmとしている。
図5及び図9に示すように、3本の電極ピン22は、電極ピン22A,電極ピン22B及び電極ピン22Cから構成され、玩具本体3の左右方向、すなわち走行玩具Tの進行方向に直交する方向において、相互に所定の間隔をおいて配置される。本願実施形態では、走行玩具Tの平面視において三角形状をなすように、左右の中央に配置される電極ピン22Cの斜め右前に電極ピン22A,斜め左前に電極ピン22Bが配置されている。各電極ピン22は、走行面72上を滑らかに摺動するように、先端部22dを丸められた形状としている。また、各電極ピン22の下端22e側には、つば部22fが設けられており、各電極ピン22は、つば部22fを電極支持部25の上面25dに当接させるようにし、先端部22d側を電極支持部25の下端部25bから突出させる態様で各スリーブ部25aに挿通されている。3本の電極ピン22は、その状態で、各々が圧縮コイルばね23により、下方に突出する方向に付勢されている。走行玩具Tを手で持ち上げたときのような無荷重時には、3本すべての電極ピン22が、電極支持部25の下端部25bから3.3mm突出するように設定されている。すなわち、図4及び図7に示すように、無荷重時においては、電極ピン22の先端部22d側が、一対の駆動輪7よりも下方に突出する態様となる。この無荷重時の電極ピン22の突出長さが、電極ピン22の最大突出長さMLを構成する。そして図6に示すように、走行玩具Tを走行面72上に載置した際には、電極ピン22(22A,22B,22C)が走行面72からの押圧力を受け、圧縮コイルばね23による付勢力とは反対方向の上方に押され、電極支持部25にほぼ埋没しながらも、走行面72に接地する態様となる。この走行時の電極ピン22の電極支持部25からの突出長さは、0.8mmに設定されている。すなわち電極支持部25は、走行玩具Tが走行面72上に載置された状態で、走行面72近傍まで延びる構成としている。このように電極支持部25から出没可能に構成されることで、電極ピン22は、可撓性を有するシート材から成る描画用シート69の走行面72に多少の凹凸が生じている場合でも、走行面72に追従し、軌道80の高い検出精度を発揮できるように構成されている。なお、各電極ピン22は、使用者が玩具本体3を上方から手で把持して任意の走行面上で走行玩具Tを転がすように遊ぶような、玩具本体3に対し上方からの押圧力が加えられた場合には、先端部22dにより走行面を傷つけることのないように、電極支持部25に全体が没入するように構成されている。
これら3本の電極ピン22は、所定の図示しない通電検知回路を介して制御装置30に接続されており、電極ピン22A及び電極ピン22Cの両方が走行面72上の吸水部位に接触した場合に、通電検知回路により電極ピン22A,22C間の通電が検知されて制御装置30に通電検知信号が入力され、電極ピン22B及び電極ピン22Cの両方が走行面72上の吸水部位に接触した場合に、通電検知回路により電極ピン22B,22C間の通電が検知されて制御装置30に通電検知信号が入力されるように構成されている。
図9を参照しつつ、制御装置30による走行玩具Tの走行制御処理を説明する。図9の(A)に示すように、3本の電極ピン22が全て走行面72上に水で描かれた軌道80、すなわち水変色性シート70における吸水部位、に接触している場合には、電極ピン22A,22C間の通電と、電極ピン22B,22C間の通電と、が検知されて、それぞれ通電検知信号が制御装置30に入力される。すると、制御装置30は、それぞれ左右の駆動輪7L,7Rを駆動させるためのモータ5L,5Rの両方を駆動させるので、走行玩具Tは直進する。図9の(B)に示すように、走行玩具Tが、軌道80における右カーブ部位に差し掛かり、3本の電極ピン22のうち左前方に配置される電極ピン22Bが軌道80(すなわち吸水部位)から外れた場合には、電極ピン22A,22C間の通電のみが検知され、通電検知信号が制御装置30に入力される。この場合、制御装置30は、右側のモータ5Rを停止させて左側のモータ5Lのみを駆動させ、左側の駆動輪7Lのみを回転させる。その結果、走行玩具Tは、右側に旋回して走行方向を軌道80に沿うように修正する。旋回後、再び3本の電極ピン22のすべてが軌道80に接触状態になれば、図9(A)に示す直進状態に再び移行する。図9(C)に示すように、走行玩具Tが、軌道80における左カーブ部位に差し掛かり、3本の電極ピン22のうち右前方に配置される電極ピン22Aが軌道80(すなわち吸水部位)から外れた場合には、電極ピン22B,22C間の通電のみが検知される。この場合、制御装置30は、左側のモータ5Lを停止させて右側のモータ5Rのみを駆動させ、右側の駆動輪7Rのみを回転させる。その結果、走行玩具Tは、左側に旋回し、軌道80に沿うように走行方向を修正する。もし、電極ピン22A,22C間と電極ピン22B,22C間とのいずれにも通電が検知されない場合には、制御装置30は、所定の時間、左右のモータ5のうちの一方の例えばモータ5Rのみを駆動させて走行玩具Tを左方向にUターンさせ、その間に電極ピン22による通電が検知されない場合は、該一方のモータ5Rを停止させて他方のモータ5Lのみを駆動させ、走行玩具Tを反対方向にUターンさせる。これを繰り返して所定の時間通電が検知されない場合には、走行玩具Tを停止させる。
そして玩具本体3は、図5から図8及び図10に示すように、後端3c付近に、下面3a側から下方に向かって突出する部位である、傾斜抑制突出部35を備える。傾斜抑制突出部35は、走行玩具Tが、一対の駆動輪7を支点にして後方に傾斜した際に走行面72に着地する部位であり、傾斜抑制突出部35が走行面72に着地することで、玩具本体3の後方への傾斜角度を抑制するものである。本願実施形態では、傾斜抑制突出部35は、図5,図6及び図10に示すように、玩具本体3の後端3c付近となる車体4の後端部4e近傍において、下面4aにおける左右の中央付近に設けられ、下面4aから、下面4aと平行に平坦な板状に***し、側面視において円弧を描きつつなだらかに車体4の後壁部4dに連なるように形成される。またその外形は、鋭い突起を形成することが無いよう、丸みを帯びた形状に形成されている。図8に示すように、傾斜抑制突出部35は、玩具本体3が一対の駆動輪7を支点に後方に傾斜した際に、その板状の後端35a側における左右方向に幅広とした面状の部位である接地部位35b(図5において斜線で示す部位)において、走行面に接地するように構成されている。
具体的には、図12(A)に示すように、本願実施形態の走行玩具Tでは、通常の走行時における駆動輪7と電極ピン22の先端部22dとの接線t1(走行時の走行面72に相当する)と、傾斜抑制突出部35の接地部位35bと駆動輪7との接線t2(傾斜抑制突出部35が接地した尻もち状態における走行面72に相当する)と、の間の角度θ1が2.2°となるように、すなわち、玩具本体3における通常の走行状態からの後方への最大傾斜角度が2.2°に抑制されるように、玩具本体3の下面3aからの傾斜抑制突出部35の突出量が設定されている。そしてこの時、前側に配置される電極ピン22A,22Bの配置位置における電極支持部25の下端部25bと走行面72との、電極ピン22の突出方向に沿った離隔距離D(図8)は3.3mmとなる。
そして本願実施形態の走行玩具Tでは、玩具本体3が、一対の駆動輪7を支点として、玩具本体3の後端3c付近における下面3a側に設けられた傾斜抑制突出部35が走行面72に着地する後方への傾斜状態となった時に、上述した電極ピン22の先端部22dが走行面72に接触するように、通電検知部20における電極支持部25の下端部25bからの電極ピン22の突出長さが決定されている。言い換えれば、電極ピン22の最大突出長さMLが、前側に配置される電極ピン22A,22Bの配置位置における電極支持部25の下端部25bと走行面72との、電極ピン22の突出方向に沿った離隔距離D以上となるように、電極ピン22の突出長さが決定されている。
本願実施形態の走行玩具Tでは、一対の駆動輪7を支点として玩具本体3が後方に傾斜し、傾斜抑制突出部35が走行面72に着地した尻もち状態において、前側に配置される電極ピン22A,22Bの配置位置における電極支持部25の下端部25bと走行面72との、電極ピン22の突出方向に沿った離隔距離Dは3.3mmであるところ、前述したように、各電極ピン22は、無荷重時の最大突出長さMLを3.3mmとしており、先端部22d,22dが走行面72に接触することとなる(図8)。後側に配置される電極ピン22Cについては、その配置位置における電極支持部25の下端部25bと走行面72との離隔距離は、前側の電極ピン22A,22Bのそれよりも若干小さいため、電極ピン22Cの先端部22dも走行面72に接触することとなる。
また玩具本体3には、スピーカー15が設けられる。スピーカー15は、例えば、通電検知部20から入力される通電検知信号等に基づいて制御装置30から入力される音信号を出力する。
上記したように構成される走行玩具Tでは、軌道80を検知する通電検知部20が、玩具本体3の前端3b側における下面3a側に設けられ、玩具本体3の下面3a側から出没可能に突出して走行面72に接地する3つの電極としての電極ピン22を備える。玩具本体3の後端3c付近に、玩具本体3の下面3a側から下方に向かって突出し、玩具本体3が一対の駆動輪7を支点として後方に傾斜した際に走行面72に着地して玩具本体3の後方への傾斜を抑制する傾斜抑制突出部35が設けられている。そして玩具本体3が、一対の駆動輪7を支点として、傾斜抑制突出部35が走行面72に着地する後方への傾斜状態、すなわち本願実施形態の玩具本体3における後方への最大の傾斜状態、となった時に、3つの電極33の先端部22dが走行面72に接触するように、玩具本体3の下面3a側からの電極22の突出長さが決定されている。
この構成では、走行玩具Tが、上述した描画用シート69等からなる走行面72上を軌道80に沿って走行中に、山折りの折り目等からなる凸部69aに差し掛かった場合、図13に示すように、玩具本体3の前端3b側に設けられ、電極22を備えた通電検知部20が凸部69aに持ち上げられて後方に傾斜はするものの、玩具本体3の後端3c付近における下面3a側に設けられた傾斜抑制突出部35が走行面72に着地して玩具本体3の傾斜角度が最小限に抑制される一方、そのような傾斜状態においても、3本の電極22の先端部22dが走行面72に接触するように電極22の玩具本体3の下面3a側からの突出長さが設定されているため、電極22は軌道80(すなわち吸水部位)から離れることなく、軌道80に対する接触状態を維持できて、またそれにより、電極22により走行面72上の凸部69aを押し潰しながら進むことができるから、制御装置30は、入力される通電検知信号に応じて、走行玩具Tの走行制御を続行することができる。
したがって、本願実施形態における走行玩具Tは、可撓性を有するシート材等からなる走行面72上に生じた凸部69aを跨ぐように走行させた場合にも、電極22(22A,22B,22C)が走行面72に対する接触状態を維持でき、軌道80を見失わずに軌道80に沿った走行を継続することができる。
また本願実施形態における走行玩具Tでは、傾斜抑制突出部35により、傾斜抑制突出部35が走行面72に着地した後方への傾斜状態における玩具本体3の傾斜角度が最小限に抑制されて、玩具本体3の下面3aと走行面72との離隔距離も最小限に抑制されるため、走行面72に接触させるために電極22の玩具本体3の下面3a側からの突出量、すなわち無荷重時における電極22の最大突出長さML、を過度に長くする必要がない。無荷重時における電極22の最大突出長さMLが過度に長ければ、電極22の破損の可能性が高まる。
ちなみに、比較例として、他の条件を実施形態の走行玩具Tと同じとし、玩具本体3に傾斜抑制突出部35が設けられていないものとした走行玩具100の側面図を図12(B)に示す。走行玩具100では、通常の走行時における駆動輪107と電極ピン122の先端122dとの接線t3(走行時の走行面72に相当)と、玩具本体103における後端103c側の接地部位103dと駆動輪107との接線t4(後端103c側が着地した尻もち状態における走行面72に相当)と、の間の角度θ2は6.3°であり、傾斜抑制突出部35が設けられている走行玩具Tと比較して、通常の走行状態からの後方への最大傾斜角度が大きく、玩具本体103の後端103c側が着地する尻もち状態における玩具本体103の下面103aと走行面72との離隔距離も大きい。
比較例の走行玩具100では、走行面72上を軌道80に沿って走行中に、走行面72上に生じた凸部69aに差し掛かった場合、図12(B)において二点鎖線で示すように、凸部69aにより電極ピン122を備えた通電検知部120が持ち上げられる弾みで、容易に玩具本体103の後端103c側が走行面72に着地する大きな傾斜状態となる。その傾斜状態のまま走行すると、図12(B)に示すように、電極ピン122が凸部69aの頂部69aaを通過し、3本の電極ピン122が全て走行面72すなわち軌道80から離れてしまう。すると、いずれの電極122における通電も検知できなくなり、制御装置30が、片方の駆動輪7のみを駆動させる走行制御をするため、走行玩具100が左右どちらかに回転し、軌道80を外れて軌道80を見失ってしまう。
また本願実施形態の走行玩具Tでは、3つの電極22は細い棒状に形成され、玩具本体3の下面3a側から走行面72近傍まで柱状に延びるように設けられる電極支持部25に支持されている。電極支持部25は、3つの電極22をそれぞれ挿通させる、上下方向に沿って延びるスリーブ部25aを備えている。3つの電極は、各々スリーブ部25aに挿通及び支持され、電極支持部25の下端部25bから出没可能に突出するように構成されている。
この構成では、出没可能に構成される電極22が円滑に上下運動を行えるように、電極支持部25が電極を支持することができ、また走行中に電極22を過度に露出させないようにして、細い棒状に形成される電極22の破損等を防止できる。
また本願実施形態の走行玩具Tでは、傾斜抑制突出部35が、玩具本体3が後方に傾斜した際に走行面72に接地する接地部位35bを、玩具本体3の左右方向に幅広とした面状の部位とするように構成されている。この構成によれば、走行玩具Tが走行中に後方に傾斜して、傾斜抑制突出部35が走行面72に着地する傾斜状態になった場合でも、接地部位35bが玩具本体3の左右方向に幅広とした面状の部位としており、そのまま走行面72に摺動しても、例えば傾斜抑制突出部の接地部位が、玩具本体3の前後方向に沿って延びる細い線状等に形成される場合と比較して、走行面72を傷つける虞が少ない。傾斜抑制突出部の接地部位が、玩具本体3の前後方向に沿って延びる細い線状とされる場合には、その接地部位が走行面72に摺動すれば、走行面72に傷をつける虞がある。
また本願実施形態の走行玩具Tでは、3つの電極22が、電極支持部25に全体が没入可能に構成されている。この構成では、例えば使用者が玩具本体3を上方から手で把持して任意の走行面上で走行玩具を転がすように遊ぶような場合、すなわち玩具本体3に対し上方からの押圧力が加えられた場合に電極22の全体が電極支持部25に没入するため、電極22の先端部22dにより走行面を傷つける虞がない。
本願実施形態では、玩具本体3の後端3c付近における下面3a側に下方に突出するように設けられる傾斜抑制突出部35を、玩具本体3の下面3aの左右方向における中央付近において部分的に***する形状としたが、傾斜抑制突出部35の形状はこれに限られない。傾斜抑制突出部は例えば、玩具本体の後端3c付近における下面3a側に、玩具本体の左右方向の略全域に亘って下方に***するような形状としてもよい。また、部分的に***する傾斜抑制突出部を、玩具本体3の後端3c付近における下面3aにおいて、左右方向に2個並設させるような態様としてもよい。
本願実施形態では、玩具本体3が、駆動輪7や通電検知部20が設けられる車体4に、電車等の乗物の形態を模した意匠カバー部9が着脱可能に取り付けられてなるものとし、車体4に傾斜抑制突出部35が設けられる構成としている。しかしながら、傾斜抑制突出部35は、意匠カバー部9における、玩具本体3の後端部3c付近の位置に設けられてもよい。
また本願実施形態では、玩具本体3が、駆動輪7や通電検知部20が設けられる車体4に、乗物等の形態を模した意匠カバー部9が着脱可能に取り付けられてなる構成としたが、玩具本体3は、意匠カバー部9を使用せず、駆動輪7や通電検知部20が設けられる車体自体の外形を、乗物を模した形状とする構成としてもよい。そして、本願実施形態における意匠カバー部9が一体化した態様の車体(すなわち玩具本体)の後端付近における下面側に、傾斜抑制突出部35を設ければよい。また玩具本体の外形は、乗物を模した形状に限らず、任意のキャラクター等を模した形状としてもよい。
本願実施形態では、水で描かれた軌道80を検知する3本の電極22は、走行玩具Tの平面視において三角形状をなすように、左右の中央に配置される電極22Cの斜め前の右側と左側に、それぞれ電極22Aと電極22Bが配置される構成とした。しかしながら3本の電極22の配置態様はこれに限られるものではなく、玩具本体3の左右方向、すなわち進行方向に直交する方向に沿った直線を成すように、3つの電極22を配置してもよい。このような配置態様によっても、本願実施形態の玩具本体3と同様の走行制御処理を行うことができる。また通電を検知する電極は、少なくとも3つあれば、同様の走行制御処理を行うことができる。
また、水変色性シート70に対しては、本願実施形態の水付着具90によらず、筆等の筆記具、刷毛やローラー等の塗布具、あるいは指を使って水を付着させて、軌道80やその他の絵を描くこともできる。また水付着具として、タンク部92の先端92aに、本願実施形態のペン先部材94の代わりに、ローラー式の水導出部を設けたものを使用することもできる。
3…玩具本体、3a…下面、3b…前端、3c…後端、7(7L,7R)…駆動輪、20…通電検知部、22…電極、22d…先端部、25…電極支持部、25a…スリーブ部、25b…下端部、35…傾斜抑制突出部、35b…接地部位、69…シート、70…水変色性シート、72…走行面、75…支持体、77…多孔質層、80…軌道、90…水付着具、P…走行玩具セット、T…走行玩具

Claims (6)

  1. 玩具本体の前端側における下面側に走行面に接地するように配置されて、前記走行面上に描かれた軌道を検知する通電検知部と、前記玩具本体における前記通電検知部から後方側に離れた位置に配置される左右一対の駆動輪と、を備え、前記軌道に沿って自律的に走行するように構成される走行玩具であって、
    前記通電検知部が、前記玩具本体の下面側から出没可能に突出して前記走行面に接地する少なくとも3つの電極を備え、
    前記玩具本体の後端付近に、前記玩具本体の下面側から下方に向かって突出し、前記玩具本体が前記一対の駆動輪を支点として後方に傾斜した際に前記走行面に着地して前記玩具本体の後方への傾斜を抑制する傾斜抑制突出部が設けられ、
    前記玩具本体が前記一対の駆動輪を支点として後方に傾斜し、前記傾斜抑制突出部が前記走行面に着地する傾斜状態において、前記3つの電極の先端部が前記走行面に接触するように、前記3つの電極の前記玩具本体の下面側からの突出長さが決定されている
    ことを特徴とする走行玩具。
  2. 前記通電検知部がさらに、前記玩具本体の下面側から前記走行面近傍まで延びるように設けられて、前記3つの電極を支持する電極支持部を備え、
    前記電極支持部が、上下方向に沿って延び、前記3つの電極をそれぞれ挿通させる3つのスリーブ部を備え、
    前記3つの電極が、細い棒状に形成されて前記スリーブ部に挿通され、前記電極支持部の下端部から出没可能に突出するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の走行玩具。
  3. 前記3つの電極が、前記電極支持部に全体が没入可能に構成されることを特徴とする請求項2に記載の走行玩具。
  4. 前記傾斜抑制突出部が、前記走行面に接する接地部位を、前記玩具本体の左右方向に幅広とした面状の部位とするように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の走行玩具。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の走行玩具と、前記走行面を構成するシートを備える走行玩具セットであって、
    前記シートは、低屈折率顔料をバインダー樹脂に分散状態に固着させてなり、吸液状態と非吸液状態とで透明性が異なるように構成される多孔質層を、可撓性を有するシート状の支持体上に積層させた水変色性シートからなる
    ことを特徴とする走行玩具セット。
  6. 前記水変色性シートに水を付着させる水付着具をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の走行玩具セット。

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