JP7419769B2 - 半導体装置およびその試験方法 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置およびその試験方法に関し、特に内部電源生成回路および不揮発性メモリ回路を備えた半導体装置およびそのような半導体装置の初期不良を事前に除去する試験方法に関する。
集積化された半導体装置の中には、アナログ信号を処理する回路とデジタル信号を処理する回路とを混在したものがあり、一般に、アナログ回路は、外部電源電圧で動作し、デジタル回路は、外部電源電圧よりも低い電圧で動作するよう構成されている。この理由としては、デジタル回路は、電源電圧が低いほど耐圧構造が不要で、配線などの微細化が可能になるため、高集積化が可能であることによる。
図13は異なる電源電圧で動作する回路を備えた一般的な半導体装置の構成例を示すブロック図である。なお、以下の説明において、端子名とその端子における電圧、信号などは、同じ符号を用いることがある。
半導体装置100は、外部電源端子であるVCC端子、信号入力端子であるIN端子、グランド端子であるGND端子および内部電源の出力端子であるVDD端子を有している。半導体装置100は、また、クロック信号入力端子であるSCL端子、データ入出力端子であるSDA端子および信号出力端子であるOUT端子を有している。
半導体装置100は、たとえば、VCC系制御回路101、内部電源生成回路102、レベル変換回路103、VDD系制御回路104および不揮発性メモリ回路105を備えている。
VCC端子は、VCC系制御回路101および内部電源生成回路102の電源端子に接続され、VCC系制御回路101は、VCC端子に印加された電圧VCCによって動作し、内部電源生成回路102は、電圧VCCから電圧VDDを生成する。この内部電源生成回路102が生成した電圧VDDは、VDD端子、VDD系制御回路104および不揮発性メモリ回路105に供給される。
レベル変換回路103は、VCC系制御回路101とVDD系制御回路104との間に配置されてVCC系制御回路101の信号レベルとVDD系制御回路104の信号レベルとを相互に変換する。
不揮発性メモリ回路105は、VDD系制御回路104に対して機能を追加・変更したり、VDD系制御回路104が有する機能に対して各種調整したりするためのデータを格納しておくものであり、必要に応じて外部からSCL端子およびSDA端子を介してデータが転送される。
以上のような半導体装置100は、ウエハの製造工程、ウエハを個片化したチップの組立工程、製品出荷前などの段階で初期不良を検出することを目的とした各種試験が行われている。そのような試験の中で、VCC端子に規定の電圧よりも高い電圧を印加して内部の回路にストレスを与え、内部回路の特性が変化しないかを判断するバーンイン試験が知られている。
半導体装置100に対するバーンイン試験は、ウエハの状態で行う場合、バーンイン試験装置とウエハ上のVCC端子、VDD端子およびGND端子との間を配線して行われる。この場合、半導体装置100の回路構成によっては、バーンイン電圧の印加による不具合を回避するために余分に付加回路を設けなければならない場合がある。このようなバーンイン試験のための付加回路を増設することなしに試験を行うことができる半導体装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の半導体装置は、電圧制御型半導体素子のゲートスクリーニング試験時にゲートスクリーニング用電圧を印加可能にする外部接続端子を備えている。ゲートスクリーニング試験時に、外部接続端子にゲートスクリーニング用電圧を印加することで、電圧制御型半導体素子のゲートに接続されていた回路の動作を強制的に無効にするようにしている。
特開2019-007823号公報
しかしながら、バーンイン試験装置は、試験対象のウエハと接続することができる配線の数に制限があり、また、1回の試験でできるだけ多くの半導体装置を試験したいので、試験用の端子はできるだけ少ないことが望ましい。
さらに、上記の半導体装置では、VCC端子およびVDD端子に対して異なるバーンイン電圧を印加しなければならないため、バーンイン試験装置としては、それぞれのバーンイン電圧を生成できる電源回路を備える必要がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、試験用の端子を減らしてより多くの半導体装置の試験を可能にする半導体装置およびその試験方法を提供することを目的とする。
本発明では、上記の課題を解決するために、1つの案では、外部電源端子に印加された外部電源電圧から内部電源電圧を生成する内部電源生成回路と、外部からデータを書き換えできる不揮発性メモリ回路とを備えた半導体装置が提供される。この半導体装置の内部電源生成回路は、不揮発性メモリ回路に格納されたデータに基づいて内部電源電圧を設定する。不揮発性メモリ回路は、データが格納される不揮発性メモリと、不揮発性メモリを制御するメモリインタフェース回路と、メモリインタフェース回路が不揮発性メモリから読み出したデータを保持するレジスタ回路とを有し、外部電源電圧が印加される起動時にリセット信号を出力し、内部電源生成回路が十分に安定した電圧を出力後にリセット信号を解除するリセット回路を備え、不揮発性メモリ回路は、リセット信号の解除により動作を開始し、メモリインタフェース回路が不揮発性メモリのデータをレジスタ回路に保持させる。
本発明は、また、外部電源端子と、グランド端子と、外部電源端子に印加された外部電源電圧から内部電源電圧を生成する内部電源生成回路と、外部からデータを書き換えできる不揮発性メモリ回路と、外部電源電圧の印加による起動時に不揮発性メモリ回路に格納されたデータをもとに動作する制御回路とを備えた半導体装置の試験方法が提供される。この半導体装置の試験方法によれば、特性試験装置が不揮発性メモリ回路にバーンインモードのデータを書き込み、バーンイン試験装置が外部電源端子に第1のバーンイン電圧を印加して起動したときに不揮発性メモリ回路に格納されたデータを読み出し、データに従って内部電源生成回路に第2のバーンイン電圧を生成させることで、第1のバーンイン電圧および第2のバーンイン電圧による半導体装置のバーンイン試験を行い、特性試験装置がバーンイン試験後に不揮発性メモリ回路のデータを通常モードに書き換える。
上記構成の半導体装置およびその試験方法は、外部から与えるべき試験用電圧を半導体装置内部で生成するため、試験用端子を減らすことができる。また、半導体装置と接続される配線数が減るので、試験装置は、1回の試験で多くの半導体装置を試験できるという利点がある。
第1の実施の形態に係る半導体装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る半導体装置のバーンイン試験を行う試験方法の試験手順の一例を示す図である。 個片化された半導体装置としての圧力センサチップを樹脂ケースに組み込んだ圧力センサ装置の例を示す平面図である。 図3のx-x矢視断面図である。 第1の実施の形態に係る半導体装置の内部電源生成回路および不揮発性メモリ回路の具体的な構成例を示す回路図である。 第1の実施の形態に係る半導体装置の起動時の動作シーケンスを、(A)が通常モード、(B)がバーンインモードの場合で示す図である。 本発明の効果を示す図である。 第2の実施の形態に係る半導体装置の構成例を示すブロック図である。 第3の実施の形態に係る半導体装置の内部電源生成回路および不揮発性メモリ回路の具体的な構成例を示す回路図である。 第4の実施の形態に係る半導体装置の内部電源生成回路および不揮発性メモリ回路の具体的な構成例を示す回路図である。 不揮発性メモリ回路に格納されるトリム信号の内部電源電圧と設定値との関係を示す図である。 第5の実施の形態に係る半導体装置の内部電源生成回路および不揮発性メモリ回路の具体的な構成例を示す回路図である。 異なる電源電圧で動作する回路を備えた一般的な半導体装置の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図中、同一の符号で示される部分は、同一の構成要素を示している。また、各実施の形態は、矛盾のない範囲で複数の実施の形態を部分的に組み合わせて実施することができる。
図1は第1の実施の形態に係る半導体装置の構成例を示すブロック図、図2は第1の実施の形態に係る半導体装置のバーンイン試験を行う試験方法の試験手順の一例を示す図である。
第1の実施の形態に係る半導体装置10は、外部電源端子であるVCC端子、信号入力端子であるIN端子、グランド端子であるGND端子および内部電源の端子であるVDD端子を有している。半導体装置10は、また、クロック信号の入力端子であるSCL端子、データの入出力端子であるSDA端子およびこの半導体装置10によって処理された信号を出力する端子であるOUT端子を有している。ここで、VDD端子、SCL端子およびSDA端子は、スクリーニング試験などにて特性を測定または調整するために使用されるものである。
半導体装置10は、VCC系制御回路11、内部電源生成回路12、レベル変換回路13、VDD系制御回路14および不揮発性メモリ回路15を備え、電圧VCCおよび電圧VDDの2電源で動作する回路構成を有している。不揮発性メモリ回路15は、複数回の書き換えが可能な不揮発性メモリが望ましい。たとえば、不揮発性メモリとして、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read-Only Memory)やフラッシュメモリを用いることができる。
VCC系制御回路11は、VCC端子に給電される外部電源の電圧VCCによって動作され、たとえば、IN端子に入力された信号を処理するアナログ回路である。ここで、電圧VCCは、たとえば、5ボルト(V)である。
内部電源生成回路12は、VCC端子に給電された外部の電圧VCCから内部電源の電圧VDDを生成し、生成した電圧VDDをVDD系制御回路14および不揮発性メモリ回路15に供給する。ここで、電圧VDDは、たとえば、3.3Vである。
レベル変換回路13は、VCC系制御回路11の信号レベルをVDD系制御回路14の信号レベルに変換したり、VDD系制御回路14の信号レベルをVCC系制御回路11の信号レベルに変換したりする。
なお、IN端子に入力される信号としては、たとえば、物理量センサの出力値がある。また、物理量センサが半導体装置10に集積されている場合は、物理量センサとVCC系制御回路11の入力端子を内部配線で接続することにより、IN端子は不要となる。
VDD系制御回路14および不揮発性メモリ回路15は、たとえば、デジタル回路である。不揮発性メモリ回路15は、VDD系制御回路14に対して機能を追加・変更したり、VDD系制御回路14が有する機能に対して各種調整したりするためのデータや、内部電源生成回路12にバーンインモードを設定・解除するモード信号modeを格納している。
この半導体装置10は、バーンイン試験を行う前に、SCL端子に入力されるクロック信号およびSDA端子に入力されるデータを用いて不揮発性メモリ回路15に格納されているモード信号modeを通常モードからバーンインモードに書き換える。
バーンイン試験を行うとき、内部電源生成回路12は、不揮発性メモリ回路15に格納されたモード信号modeを受けてバーンインモードに設定される。これにより、内部電源生成回路12は、バーンイン試験時に、VCC端子に、たとえば、7.8VのVCCバーンイン電圧が印加されているとき、たとえば、4.5VのVDDバーンイン電圧を生成する。このとき、VCC系制御回路11は、VCCバーンイン電圧で所定期間エージングされ、同時に、VDD系制御回路14および不揮発性メモリ回路15は、VDDバーンイン電圧で所定期間エージングされる。つまり、半導体装置10は、VCC端子にVCCバーンイン電圧を印加するだけで、VDD系制御回路14および不揮発性メモリ回路15にVDDバーンイン電圧が印加されることになる。したがって、バーンイン試験装置は、VDD端子へVDDバーンイン電圧を印加するための配線が不要になるので、1回のバーンイン試験で試験可能な半導体装置10の数を増やすことができる。
バーンイン試験を行った後は、不揮発性メモリ回路15に格納されているモード信号modeをバーンインモードから通常モードに書き換え、通常モードの設定に戻される。これにより、VCC端子に5Vの電圧VCCが印加されて半導体装置10が起動されると、内部電源生成回路12は、規定の3.3Vの電圧VDDを生成することになる。このように、内部電源生成回路12は、不揮発性メモリ回路15に格納されたデータに基づいて内部電源電圧を設定することができる。
次に、半導体装置10のバーンイン試験を行う試験方法の試験手順について説明する。ここでは、バーンイン試験を半導体装置10がウエハの状態で行う場合を例に図2を参照して説明する。
まず、ウエハが製造されると、そのウエハは、ウエハ試験装置に移されて、不揮発性メモリの特性試験が行われる(ステップS1)。ここで、不揮発性メモリの特性が正常であることをウエハ試験装置が確認すると、ウエハ試験装置は、VCC端子に通常モードの電圧vcc_normalを印加した状態で、半導体装置10の各種特性試験を行う(ステップS2)。
次に、ウエハ試験装置は、SCL端子およびSDA端子を使って不揮発性メモリ回路15のモード信号modeを通常モードからバーンインモードに書き換え、VDDバーンインモードの設定を行う(ステップS3)。
次に、ウエハ試験装置は、VDD端子の電圧を測定して、内部電源生成回路12が4.5VのVDDバーンイン電圧を生成できていることを確認する(ステップS4)。ここで、内部電源生成回路12が4.5VのVDDバーンイン電圧を生成していれば、半導体装置10は、バーンインモードに設定されていることになる。
次に、半導体装置10がバーンインモードに設定されたウエハは、バーンイン試験装置に移されて、バーンイン試験が行われる(ステップS5)。すなわち、バーンイン試験装置は、半導体装置10のVCC端子にバーンインモードの電圧vcc_burninを印加し、電圧vcc_burninの印加状態を所定期間継続する。これにより、試験期間中、VCC系制御回路11は、通常の5Vの電圧より高い7.8Vの電圧vcc_burninで動作され、VDD系制御回路14および不揮発性メモリ回路15は、通常の3.3Vの電圧より高い4.5Vの電圧で動作される。
バーンイン試験が終了したウエハは、次に、ウエハ試験装置に戻され、ウエハ試験装置は、不揮発性メモリ回路15のモード信号modeをバーンインモードから通常モードに書き換え、VDD通常モードの設定を行う(ステップS6)。そして、ウエハ試験装置は、半導体装置10のVCC端子に通常モードの電圧vcc_normalを印加した状態で、半導体装置10のバーンイン試験後特性試験を行う(ステップS7)。ここで、バーンイン試験後特性試験をパスしたウエハは、組立工程に移される。
組立工程では、ウエハは、半導体チップ(半導体装置10)に個片化され、個片化された半導体装置10は、樹脂やセラミックなどからなりリード端子を備えた容器に組み込まれる。
図3は個片化された半導体装置としての圧力センサチップを樹脂ケースに組み込んだ圧力センサ装置の例を示す平面図、図4は図3のx-x矢視断面図である。なお、図3は、半導体圧力センサチップを露出した状態で示している。
圧力センサ装置50は、圧力センサチップ51を樹脂ケース52に組み込んで形成されている。圧力センサチップ51は、ダイヤフラム53とガラス台座とを有している。ダイヤフラム53は、シリコンの略中央部を薄膜加工して形成され、受圧面上には、図示しないひずみゲージが設けられている。樹脂ケース52は、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂、またはポリフェニレンサルファイド樹脂やポリブチレンテレフタレート樹脂などの熱可塑性樹脂でできており、中央部には、センサマウント凹部54が形成されている。センサマウント凹部54には、圧力センサチップ51が接着剤55によって接着されている。樹脂ケース52は、また、樹脂ケース52を貫通するようインサート成型された外部導出用のリード端子56~63を一体に有している。これらのリード端子56~63は、圧力センサチップ51のボンディングパッド64~71とボンディングワイヤ72~79によって電気的に接続されている。圧力センサチップ51の表面およびボンディングワイヤ72~79は、被測定圧力媒体に含まれる汚染物質などから保護しつつ、被測定圧力を圧力センサチップ51に伝達させるためのゲル状保護部材80により保護されている。
この圧力センサチップ51は、図示の例では、8つのボンディングパッド64~71を有している。ここでは、一例として、第1のボンディングパッド64は、センサ検出出力用パッドであり、第2のボンディングパッド65は、電圧VCC入力用パッドであり、第3のボンディングパッド66は、グランド用パッドである。また、第4ないし第8のボンディングパッド67~71は、圧力センサ装置50の感度調整などを行う際に使用される端子である。なお、圧力センサ装置50の感度調整などを行う際に使用されるリード端子およびボンディングパッドの数は、5個に限らず、4個以下でもよいし、6個以上でもよい。
なお、半導体装置10を圧力センサチップに適用した場合について説明したが、圧力センサチップ以外の物理量センサチップにも同様に適用することができる。また、半導体装置10は、物理量センサチップを備えていない半導体装置にも適用することができる。
図5は第1の実施の形態に係る半導体装置の内部電源生成回路および不揮発性メモリ回路の具体的な構成例を示す回路図、図6は第1の実施の形態に係る半導体装置の起動時の動作シーケンスを、(A)が通常モード、(B)がバーンインモードの場合で示す図、図7は本発明の効果を示す図である。
内部電源生成回路12は、基準電圧生成回路21、誤差アンプ22、出力トランジスタ23および内部電源電圧設定回路24を有し、内部電源電圧設定回路24は、抵抗R1,R2,R3およびスイッチSW1を有している。出力トランジスタ23は、ここでは、PチャネルのMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)を用いているが、他の形式のトランジスタを用いてもよい。
基準電圧生成回路21は、高電位端子がVCC端子に接続され、低電位端子が接地されて、電圧VCCから一定の電圧を基準電圧Vrefとして生成し、出力している。誤差アンプ22は、その反転入力端子に基準電圧生成回路21が生成した基準電圧Vrefを入力し、誤差アンプ22の出力端子は、出力トランジスタ23のゲート端子に接続されている。出力トランジスタ23のソース端子は、VCC端子に接続され、出力トランジスタ23のドレイン端子は、内部電源電圧設定回路24とVDD端子とに接続されている。内部電源電圧設定回路24では、抵抗R1の一方の端子が出力トランジスタ23のドレイン端子およびVDD端子に接続され、抵抗R1の他方の端子は、抵抗R3の一方の端子およびスイッチSW1の一方の端子に接続されている。抵抗R3の他方の端子およびスイッチSW1の他方の端子は、誤差アンプ22の非反転入力端子および抵抗R2の一方の端子に接続され、抵抗R2の他方の端子は、接地されている。これにより、内部電源生成回路12は、いわゆるリニアレギュレータを構成している。
VDD系制御回路14は、高電位端子がVDD端子に接続され、低電位端子が接地されていて、内部にリセット回路25を有している。このリセット回路25は、この第1の実施の形態では、VDD系制御回路14に設けられているが、他の回路に内蔵されたり、半導体装置10の中に独立して設けられたりしてもよい。なお、リセット回路25が出力するリセット信号resetは、たとえば、半導体装置10の起動時に出力され、VDD端子の電圧が規定の電圧まで上昇し、十分に安定した電圧に達した後に解除されるような信号である。
不揮発性メモリ回路15は、高電位端子がVDD端子に接続され、低電位端子が接地されていて、内部にレジスタ回路26と、メモリインタフェース(I/F)回路27と、通信インタフェース回路28と、不揮発性メモリ29とを有している。
レジスタ回路26は、n個のレジスタを有し、そのうちのレジスタ1の出力は、内部電源電圧設定回路24のスイッチSW1の制御入力端子に接続され、レジスタ回路26のレジスタ1の格納値がモード信号modeとしてスイッチSW1に与えられる。レジスタ4からレジスタnの格納値は、VDD系制御回路14に与えられ、VDD系制御回路14では、内部機能の微調整などに使用される。
レジスタ回路26は、メモリインタフェース回路27を介して不揮発性メモリ29に接続されており、メモリインタフェース回路27が不揮発性メモリ29を制御し、不揮発性メモリ29に格納されているデータを読み出してレジスタ回路26に書き込む。メモリインタフェース回路27は、通信インタフェース回路28が接続されていている。通信インタフェース回路28は、外部から与えられた通信信号をレジスタ回路26および不揮発性メモリ29に格納するデータに変換し、レジスタ回路26および不揮発性メモリ29に格納されたデータを通信信号に変換して外部へ出力する。
ここで、内部電源生成回路12において、誤差アンプ22は、反転入力端子に基準電圧Vrefを入力し、非反転入力端子に電圧VDDを抵抗R1,R2,R3で分圧した帰還電圧Vfbを入力している。誤差アンプ22は、基準電圧Vrefと帰還電圧Vfbとを比較して差分がゼロになるように出力トランジスタ23を制御し、電圧VDDを一定の値に保持する。帰還電圧Vfbを作る内部電源電圧設定回路24では、電圧VDDの分圧比の切り換えを決定する抵抗R3がスイッチSW1によって短絡可能に構成されている。スイッチSW1は、レジスタ回路26のレジスタ1から通常モードのモード信号modeを受けているとき、クローズ(オン)状態に制御され、バーンインモードのモード信号modeを受けているとき、オープン(オフ)状態に制御される。したがって、帰還電圧Vfbは、通常モードのとき、抵抗R1の値と抵抗R2の値との分圧比(R2/(R1+R2))によって決まる。また、バーンインモードのときの帰還電圧Vfbは、抵抗R1および抵抗R3の和の値と抵抗R2の値との分圧比(R2/(R1+R3+R2))によって決まる。分圧比は、通常モードのときよりもバーンインモードのときの方が小さく、その分、帰還電圧Vfbが低くなる。誤差アンプ22は、低くなった帰還電圧Vfbを基準電圧Vrefに等しくなるよう制御するので、その結果、電圧VDDは、通常モードのときよりもバーンインモードのときの方が高い電圧になる。
次に、この半導体装置10が起動したときにモード信号modeが通常モードであるかバーンインモードであるかを判断してスイッチSW1を制御するが、そのときの動作シーケンスについて説明する。
まず、不揮発性メモリ29に通常モードのモード信号modeが設定されていて、VCC端子に通常モードの電圧が印加された場合、図6(A)に示したように、VCC端子の電圧の上昇に追従してVDD端子の電圧およびリセット信号resetの電圧が上昇していく。
その後、VCC端子への印加電圧が通常モードの電圧vcc_normalに到達し、安定すると、VDD端子の電圧が通常モードの電圧vdd_normalに制御される。リセット信号resetは、電圧vdd_normalと同レベルの電圧レベルに維持される。このリセット信号resetがVDD端子の電圧と同等の電圧レベルに維持されている間、レジスタ回路26および不揮発性メモリ29のメモリ動作は、待機(wait)状態になる。
リセット回路25は、VCC端子およびVDD端子の少なくとも一方の電圧が所定の電圧以上であることを検出し、一定時間を経過すると、リセット信号resetを「L:ロー」レベルに変化させ、リセットを解除する。これに伴い、不揮発性メモリ回路15は、リセットが解除されて動作を開始する。不揮発性メモリ回路15では、メモリインタフェース回路27が不揮発性メモリ29の各アドレスの内容をレジスタ回路26の対応するレジスタに読み出す読み出し(read)動作が行われる。レジスタ回路26のレジスタ1に読み出される不揮発性メモリ29のアドレスの内容は、通常モードでは、「L」としてあるので、レジスタ1に読み出されたモード信号modeも「L」レベルであり、この場合、スイッチSW1は、クローズ状態に制御される。したがって、通常モードでは、VCC端子は、電圧vcc_normalが印加され、VDD端子の電圧は、電圧vdd_normalに制御される。メモリインタフェース回路27は、不揮発性メモリ29の各アドレスの内容のレジスタ回路26への読み出し、各レジスタへの格納が完了すると、レジスタ回路26および不揮発性メモリ29のメモリ動作は、待機状態になる。
次に、不揮発性メモリ29にバーンインモードのモード信号modeが設定されていて、VCC端子にバーンインモードの電圧vcc_burninが印加された場合、図6(B)に示したように、VCC端子の電圧の上昇に追従してVDD端子の電圧およびリセット信号resetの電圧は、電圧vdd_normalまで上昇していく。
その後、VCC端子への印加電圧がバーンインモードの電圧vcc_burninに到達し、安定すると、VDD端子の電圧は、通常モードの電圧vdd_normalに制御される。リセット信号resetは、電圧vdd_normalと同等の電圧レベルに維持される。このリセット信号resetがVDD端子の電圧と同等の電圧レベルに維持されている間、レジスタ回路26および不揮発性メモリ29のメモリ動作は、待機状態になる。
ここで、リセット回路25がリセット信号resetを「L」レベルに変化させて不揮発性メモリ回路15のリセットを解除すると、メモリインタフェース回路27では、不揮発性メモリ29の各アドレスの内容をレジスタ回路26の対応するレジスタに読み出す読み出し動作が行われる。レジスタ回路26のレジスタ1に読み出される不揮発性メモリ29の内容は、バーンインモードでは、「H:ハイ」としてあるので、モード信号modeも「H」レベルであり、この場合、スイッチSW1は、オープン状態に制御される。したがって、バーンインモードでは、VCC端子は、電圧vcc_burninが印加され、VDD端子の電圧は、電圧vdd_normalから電圧vdd_burninに切り換えられ、電圧vdd_burninに制御される。メモリインタフェース回路27は、不揮発性メモリ29の各アドレスの内容のレジスタ回路26への読み出し、各レジスタへの格納が完了すると、レジスタ回路26および不揮発性メモリ29のメモリ動作は、待機状態になる。このようにして、VDD端子の電圧は、バーンインモードの電圧vdd_burninに設定されることになる。
以上のように、この半導体装置10は、バーンイン試験のとき、不揮発性メモリ回路15にあらかじめ設定したモード信号modeを読み取って内部電源生成回路12がバーンインモードの電圧vdd_burninを生成するようにした。
このため、図7に示したように、バーンイン試験装置30は、ウエハ上の複数の半導体装置10,10-1~10-mに対してそれぞれVCC端子およびGND端子にだけ配線すればよい。バーンイン試験装置30と半導体装置10,10-1~10-mとの間の配線数を減らすことができるので、1回のバーンイン試験で試験可能な半導体装置数を増やすことができ、試験のスループットを向上させることができる。また、バーンイン試験装置30は、電圧vcc_burninだけを出力できる電源装置を用意すればよいので、バーンイン試験装置30のコストを低減することができる。
図8は第2の実施の形態に係る半導体装置の構成例を示すブロック図である。この図8において、図1に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
第2の実施の形態に係る半導体装置10aは、電圧VCC、電圧VDD1および電圧VDD2の3電源で動作する回路構成を有している。すなわち、半導体装置10aは、電圧VCCから電圧VDD1を生成する内部電源生成回路12aおよび電圧VDD2を生成する内部電源生成回路12bと、電圧VDD1で動作するVDD1系制御回路14aおよび電圧VDD2で動作するVDD2系制御回路14bを有している。内部電源生成回路12aで生成された電圧VDD1は、VDD1端子に出力され、内部電源生成回路12bで生成された電圧VDD2は、VDD2端子に出力される。
半導体装置10aは、さらに、VCC系制御回路11とVDD1系制御回路14aおよびVDD2系制御回路14bとの間でレベル変換するレベル変換回路13aおよびレベル変換回路13bと、VDD1系制御回路14aとVDD2系制御回路14bとの間でレベル変換するレベル変換回路13cとを有している。
この半導体装置10aでは、外部から供給される電圧VCCは、たとえば、5Vであり、内部で生成される電圧VDD1および電圧VDD2は、それぞれ、たとえば、3.3Vおよび1.8Vである。
この半導体装置10aにおいても、バーンイン試験の前に、不揮発性メモリ回路15にバーンインモードのモード信号modeをあらかじめ書き込んでおく。バーンイン試験のときには、不揮発性メモリ回路15にあらかじめ設定したモード信号modeを読み取って内部電源生成回路12aが3.3Vより高いバーンイン電圧を生成し、内部電源生成回路12bが1.8Vより高いバーンイン電圧を生成する。バーンイン試験の終了後は、不揮発性メモリ回路15のモード信号modeを通常モードに書き換えておく。
図9は第3の実施の形態に係る半導体装置の内部電源生成回路および不揮発性メモリ回路の具体的な構成例を示す回路図である。この図9において、図5に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
第3の実施の形態に係る半導体装置は、第1の実施の形態に係る半導体装置10の内部電源生成回路12を内部電源生成回路12cに変更している。内部電源生成回路12cは、基準電圧生成回路21、誤差アンプ22、出力トランジスタ23および内部電源電圧設定回路24aを有している。
内部電源電圧設定回路24aは、抵抗R1a,R1b,R2,R3、スイッチSW2a,SW2bおよびインバータ回路INV1を有している。スイッチSW2aの一方の端子は、出力トランジスタ23のドレインおよびVDD端子に接続され、スイッチSW2aの他方の端子は、抵抗R1aの一方の端子に接続されている。抵抗R1aの他方の端子は、抵抗R2の一方の端子および誤差アンプ22の非反転入力端子に接続され、抵抗R2の他方の端子は、接地されている。スイッチSW2bの一方の端子は、出力トランジスタ23のドレインおよびVDD端子に接続され、スイッチSW2bの他方の端子は、抵抗R1bの一方の端子に接続され、抵抗R1bの他方の端子は、抵抗R3の一方の端子に接続されている。抵抗R3の他方の端子は、抵抗R1aの他方の端子、抵抗R2の一方の端子および誤差アンプ22の非反転入力端子に接続されている。これにより、抵抗R1a,R2は、第1の分圧回路を構成し、抵抗R1b,R2,R3は、第2の分圧回路を構成し、第1の分圧回路および第2の分圧回路は、スイッチSW2aおよびスイッチSW2bによって相補的に有効にされている。スイッチSW2aの制御入力端子は、インバータ回路INV1の出力端子に接続され、インバータ回路INV1の入力端子およびスイッチSW2bの制御入力端子は、レジスタ回路26のレジスタ1の出力に接続されている。ここで、抵抗R1a,R1bは、それぞれ、図5の内部電源電圧設定回路24の抵抗R1と同じであり、抵抗R2,R3は、図5の内部電源電圧設定回路24の抵抗R2,R3とそれぞれ同じである。
この内部電源電圧設定回路24aによれば、レジスタ回路26のレジスタ1から出力されるモード信号modeは、通常モードでは、「L」レベルであるので、この場合、スイッチSW2aは、クローズ状態に制御され、スイッチSW2bは、オープン状態に制御される。
一方、バーンインモードのとき、レジスタ回路26のレジスタ1から出力されるモード信号modeは、「H」レベルであるので、この場合、スイッチSW2aは、オープン状態に制御され、スイッチSW2bは、クローズ状態に制御される。
したがって、通常モードのときの帰還電圧Vfbは、抵抗R1aの値と抵抗R2の値との分圧比によって決まり、バーンインモードのときの帰還電圧Vfbは、抵抗R1bおよび抵抗R3の和の値と抵抗R2の値との分圧比によって決まる。分圧比は、通常モードのときよりもバーンインモードのときの方が小さいので、電圧VDDは、通常モードのときよりもバーンインモードのときの方が高い電圧になる。
この第3の実施の形態に係る半導体装置では、内部電源電圧設定回路24aは、第1の実施の形態に係る半導体装置10の内部電源電圧設定回路24と構成が異なるが、通常モードとバーンインモードとで同じ動作をする。したがって、第3の実施の形態に係る半導体装置は、第1の実施の形態に係る半導体装置10と同じ動作をすることになる。
図10は第4の実施の形態に係る半導体装置の内部電源生成回路および不揮発性メモリ回路の具体的な構成例を示す回路図、図11は不揮発性メモリ回路に格納されるトリム信号の内部電源電圧と設定値との関係を示す図である。この図10において、図5に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
第4の実施の形態に係る半導体装置は、第1の実施の形態に係る半導体装置10の内部電源生成回路12を内部電源生成回路12dに変更している。内部電源生成回路12dは、基準電圧生成回路21、誤差アンプ22、出力トランジスタ23および内部電源電圧設定回路24bを有している。
内部電源電圧設定回路24bは、抵抗R1,R2a~R2n,R3、スイッチSW1,SW3b~SW3nおよびインバータ回路INV2を有している。抵抗R2a~R2nは、図5の抵抗R2を細分化した調整抵抗であり、スイッチSW3b~SW3nは、抵抗値調整用スイッチである。抵抗R1、抵抗R2a~R2nおよび抵抗R3は直列に接続され、抵抗R1の一方の端子が出力トランジスタ23のドレインおよびVDD端子に接続され、抵抗R2nの他方の端子が接地されている。抵抗R3は、スイッチSW1が並列に接続され、抵抗R2b~R2nは、スイッチSW3b~SW3nがそれぞれ並列に接続されている。スイッチSW1は、その制御入力端子がレジスタ回路26のレジスタ1の出力に接続されてモード信号modeによりオン・オフ制御される。スイッチSW3bは、その制御入力端子がインバータ回路INV2の出力端子に接続されている。インバータ回路INV2の入力端子およびスイッチSW3c~SW3nの制御入力端子は、レジスタ回路26のレジスタ2の出力に接続されている。レジスタ2は、トリム信号trimを出力し、スイッチSW3b~SW3nをオン・オフ制御する。
ここで、抵抗R1,R3は、図5の内部電源電圧設定回路24の抵抗R1,R3の抵抗値とそれぞれ同じであり、抵抗R2a~R2nの合計の抵抗値は、図5の内部電源電圧設定回路24の抵抗R2の抵抗値と同じである。これにより、帰還電圧Vfbを決める分圧比は、スイッチSW3b~SW3nのオン・オフの組み合わせを変更して抵抗R2a~R2nの合計の抵抗値を変更することにより変更されるので、帰還電圧Vfbおよび電圧VDDの値を正確に微調整することができる。好ましい実施の形態では、内部電源電圧設定回路24bにて抵抗R2b~R2nに接続されるスイッチSW3b~SW3nが6個あり、レジスタ回路26のレジスタ2には、6ビットのトリム信号trimを格納するようにしている。したがって、抵抗R2a~R2nは、スイッチSW3b~SW3nのオン・オフの組み合わせを64通りに微調整することができる。
この電圧VDDの微調整は、図2におけるステップS6,S7にて、ウエハ試験装置が不揮発性メモリ回路15に通常モードを設定し、かつ、製品出荷前の最終試験を実施するときに行われる。ウエハ試験装置は、図11に示すような内部電源電圧とレジスタ2設定値との関係を示すデータを持っていて、このデータとバーンイン試験後の特性試験にて測定したVDD端子の電圧VDDとを基に電圧VDDの微調整をすることになる。
具体的には、バーンイン試験後の特性試験のとき、レジスタ回路26のレジスタ2には6ビットの「000000」の値が格納されているので、スイッチSW3b~SW3nがトリム信号trimによって制御されたときの内部電源電圧は、VDD=3.3V近傍の電圧が生成されているはずである。
このとき、計測したVDD端子の電圧VDDが目標の3.3Vでないとき、ウエハ試験装置は、通信インタフェース回路28およびメモリインタフェース回路27を介してレジスタ回路26のレジスタ2のいずれかのビットに「1」の値を設定する。これにより、ウエハ試験装置は、計測したVDD端子の電圧VDDが目標の3.3Vであるかどうかを判断する。このとき、VDD端子の電圧VDDが目標の電圧となっていれば、ウエハ試験装置は、レジスタ2の値を不揮発性メモリ29に格納する。
計測したVDD端子の電圧VDDが目標の電圧と一致しない場合、ウエハ試験装置は、レジスタ回路26のレジスタ2の値を「1」にインクリメントする操作とVDD端子の電圧VDDの計測とを繰り返し、計測した電圧VDDが目標の電圧に最も近づくまで継続される。
この電圧VDDの微調整は、ウエハ試験装置が不揮発性メモリ回路15にバーンインモードを設定するときに、VDDバーンイン電圧の微調整にも適用することができる。この場合、ウエハ試験装置は、図2におけるステップS6,S7にて、VDDバーンイン電圧が目標の電圧になるまで繰り返し実施される。ここで、測定したVDDバーンイン電圧が目標の電圧に等しくなると、レジスタ回路26のレジスタ2に設定した値を不揮発性メモリ29に格納する。
図12は第5の実施の形態に係る半導体装置の内部電源生成回路および不揮発性メモリ回路の具体的な構成例を示す回路図である。図12において、図5に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
第5の実施の形態に係る半導体装置は、第1の実施の形態に係る半導体装置10の内部電源生成回路12を内部電源生成回路12eに変更している。すなわち、内部電源生成回路12eでは、内部電源生成回路12に、外部電源電圧検出回路40および論理積回路AND1が追加されている。このような構成により、内部電源生成回路12eは、不揮発性メモリ29内に格納されたデータおよび外部電源電圧の電圧VCCに基づいて内部電源電圧VDDを設定することができる。
外部電源電圧検出回路40は、抵抗分圧回路を構成する抵抗R11,R12,R13と、比較器41と、スイッチ素子として機能するトランジスタ42と、インバータ回路INV3とを有している。トランジスタ42は、ここでは、NチャネルのMOSFETを用いている。抵抗R11の一方の端子は、VCC端子に接続され、抵抗R11の他方の端子は、抵抗R12の一方の端子と比較器41の非反転入力端子とに接続されている。抵抗R12の他方の端子は、抵抗R13の一方の端子とトランジスタ42のドレインに接続されている。抵抗R13の他方の端子およびトランジスタ42のソースは、接地されている。比較器41の反転入力端子は、基準電圧生成回路21の出力端子に接続され、比較器41の出力端子は、インバータ回路INV3の入力端子と論理積回路AND1の一方の入力端子とに接続されている。インバータ回路INV3の出力端子は、トランジスタ42のゲートに接続されている。
論理積回路AND1の他方の入力端子は、レジスタ回路26のレジスタ1の出力に接続され、論理積回路AND1の出力端子は、スイッチSW1の制御入力端子に接続されている。
ここで、外部電源電圧検出回路40の比較器41は、基準電圧生成回路21が出力する基準電圧Vrefと外部電源の電圧VCCを抵抗R11,R12,R13で分圧した電圧とを比較している。抵抗R11,R12,R13は、通常モード(VCC=5V)のとき、VCC・R12/(R11+R12)<Vref、バーンインモード(VCC=7.8V)のとき、VCC・(R12+R13)/(R11+R12+R13)>Vrefを満たす値に設定されている。
したがって、外部電源電圧検出回路40は、通常モードでは、比較器41の出力が「L」レベルであるので、「L」レベルの信号vcc_detを出力する。このとき、インバータ回路INV3は「H」レベルの信号を出力するので、トランジスタ42は、オンされて抵抗R13を短絡し、比較器41の非反転入力端子には、分圧比の低いVCC・R12/(R11+R12)の電圧が入力されることになる。
一方、バーンインモードでは、比較器41の出力が「H」レベルであるので、外部電源電圧検出回路40は、「H」レベルの信号vcc_detを出力する。このとき、インバータ回路INV3は「L」レベルの信号を出力し、トランジスタ42がオフされるので、比較器41の非反転入力端子には、分圧比の高いVCC・(R12+R13)/(R11+R12+R13)の電圧が入力されることになる。
外部電源電圧検出回路40が「L」レベルの信号vcc_detを出力している通常モードでは、論理積回路AND1の一方の入力端子に「L」レベルの信号が入力されている。このため、論理積回路AND1の他方の入力端子に入力されるモード信号modeは無効にされ、論理積回路AND1は、「L」レベルの信号を出力し、スイッチSW1は、通常モードのクローズ状態に制御されることになる。つまり、不揮発性メモリ29に意図しないバーンインモードの設定がなされていたとしても、外部電源電圧検出回路40が「L」レベルの信号vcc_detを出力している限り、内部電源電圧設定回路24をバーンインモードの設定にしてしまうことがない。
外部電源電圧検出回路40が「H」レベルの信号vcc_detを出力しているバーンインモードでは、論理積回路AND1の一方の入力端子に「H」レベルの信号が入力されている。このため、論理積回路AND1は、論理積回路AND1の他方の入力端子に入力されるモード信号modeを有効にする。バーンインモードでは、モード信号modeが「H」レベルの信号であるので、論理積回路AND1は、「H」レベルの信号を出力し、スイッチSW1は、オープン状態に制御される。
この内部電源生成回路12eによれば、電圧VDDの電圧値を切り換えるスイッチSW1の開閉の決定条件は、レジスタ回路26のレジスタ1が出力したモード信号modeの値と外部電源電圧検出回路40が出力した信号vcc_detの値との論理積にしている。これにより、内部電源生成回路12eは、半導体装置10のVCC端子にバーンインモードの電圧vcc_burninを印加しているときだけ、モード信号modeを受け付けることになる。先に行われた半導体装置のバーンイン試験で不揮発性メモリ29の通常モードへの書き換えが失敗した場合などに、通常モードであるにも拘わらず、VDD系制御回路14にバーンインモードの過剰な電圧vdd_burninが印加されてしまうことがなくなる。このため、内部電源生成回路12eは、VDD系制御回路14や不揮発性メモリ回路15を構成する素子の寿命低下や破壊を回避することができる。
なお、この内部電源生成回路12eの外部電源電圧検出回路40および論理積回路AND1は、図9に示した内部電源生成回路12cおよび図10に示した内部電源生成回路12dにも同様に適用することができる。
以上の試験方法は、ウエハ状態でバーンイン試験を行う場合についてのものであるが、不揮発性メモリ回路15のモード信号modeの書き換えが可能であれば、組立工程の後の容器に組み込んだ状態でも同様の試験方法を採ることができる。
10,10-1~10-m,10a 半導体装置
11 VCC系制御回路
12,12a,12b,12c,12d,12e 内部電源生成回路
13,13a,13b,13c レベル変換回路
14 VDD系制御回路
14a VDD1系制御回路
14b VDD2系制御回路
15 不揮発性メモリ回路
21 基準電圧生成回路
22 誤差アンプ
23 出力トランジスタ
24,24a,24b 内部電源電圧設定回路
25 リセット回路
26 レジスタ回路
27 メモリインタフェース回路
28 通信インタフェース回路
29 不揮発性メモリ
30 バーンイン試験装置
40 外部電源電圧検出回路
41 比較器
42 トランジスタ(スイッチ素子)
50 圧力センサ装置
51 圧力センサチップ
52 樹脂ケース
53 ダイヤフラム
54 センサマウント凹部
55 接着剤
56~63 リード端子
64~71 ボンディングパッド
72~79 ボンディングワイヤ
80 ゲル状保護部材
AND1 論理積回路
INV1,INV2,INV3 インバータ回路
R1,R1a,R1b,R2,R2a~R2n,R3,R11,R12,R13 抵抗
SW1,SW2a,SW2b,SW3b~SW3n スイッチ

Claims (17)

  1. 外部電源端子に印加された外部電源電圧から内部電源電圧を生成する内部電源生成回路と、外部からデータを書き換えできる不揮発性メモリ回路と、を備え、
    前記内部電源生成回路は、前記不揮発性メモリ回路に格納されたデータに基づいて前記内部電源電圧を設定
    前記不揮発性メモリ回路は、前記データが格納される不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリを制御するメモリインタフェース回路と、前記メモリインタフェース回路が前記不揮発性メモリから読み出した前記データを保持するレジスタ回路とを有し、
    前記外部電源電圧が印加される起動時にリセット信号を出力し、前記内部電源生成回路が十分に安定した電圧を出力後に前記リセット信号を解除するリセット回路を備え、前記不揮発性メモリ回路は、前記リセット信号の解除により動作を開始し、前記メモリインタフェース回路が前記不揮発性メモリの前記データを前記レジスタ回路に保持させる、
    導体装置。
  2. 前記内部電源生成回路は、前記データが通常モードの場合に生成する前記内部電源電圧を通常動作電圧に設定し、前記データがバーンインモードの場合に生成する前記内部電源電圧を前記通常動作電圧より高いバーンイン電圧に設定する、請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記内部電源生成回路は、前記データおよび前記外部電源電圧の値に基づいて前記内部電源電圧を設定する、請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記内部電源生成回路は、それぞれ異なる電圧の電源を生成する複数の電源生成回路を有している、請求項2記載の半導体装置。
  5. 前記内部電源生成回路は、基準電圧と帰還電圧とを入力する誤差アンプと、前記誤差アンプによって前記内部電源生成回路の出力電圧が制御される出力トランジスタと、前記出力電圧を分圧して前記帰還電圧を出力する内部電源電圧設定回路とを有している、請求項2記載の半導体装置。
  6. 前記内部電源電圧設定回路は、複数の抵抗を直列接続して前記出力電圧を分圧する分圧回路と、前記抵抗の少なくとも一つに並列に接続されて前記データによりオープンまたはクローズされるスイッチとを有している、請求項5記載の半導体装置。
  7. 外部電源端子に印加された外部電源電圧から内部電源電圧を生成する内部電源生成回路と、外部からデータを書き換えできる不揮発性メモリ回路と、を備え、
    前記内部電源生成回路は、前記不揮発性メモリ回路に格納されたデータに基づいて前記内部電源電圧を設定し、
    前記内部電源生成回路は、前記データが通常モードの場合に生成する前記内部電源電圧を通常動作電圧に設定し、前記データがバーンインモードの場合に生成する前記内部電源電圧を前記通常動作電圧より高いバーンイン電圧に設定し、
    前記内部電源生成回路は、基準電圧と帰還電圧とを入力する誤差アンプと、前記誤差アンプによって前記内部電源生成回路の出力電圧が制御される出力トランジスタと、前記出力電圧を分圧して前記帰還電圧を出力する内部電源電圧設定回路とを有し、
    前記内部電源電圧設定回路は、複数の抵抗を直列接続して前記出力電圧を分圧する分圧回路と、前記抵抗の少なくとも一つに並列に接続されて前記データによりオープンまたはクローズされるスイッチとを有し、
    前記内部電源生成回路は、前記外部電源電圧を検出して前記外部電源電圧が通常モード時の電圧かバーンインモード時の電圧かを判断する外部電源電圧検出回路と、前記外部電源電圧検出回路が前記外部電源電圧をバーンインモード時の電圧と判断したときだけ前記データを有効にする論理積回路とをさらに有している、
    導体装置。
  8. 前記外部電源電圧検出回路は、前記外部電源電圧を分圧して検出電圧を出力する抵抗分圧回路と、前記基準電圧と前記検出電圧とを比較して前記検出電圧が前記基準電圧より高いときに前記データを有効にする信号を出力する比較器と、前記データを有効にする信号を受けて前記抵抗分圧回路の分圧比を前記データを有効にする信号を受けていないときよりも高く設定するスイッチ素子とを有している、請求項7記載の半導体装置。
  9. 外部電源端子に印加された外部電源電圧から内部電源電圧を生成する内部電源生成回路と、外部からデータを書き換えできる不揮発性メモリ回路と、を備え、
    前記内部電源生成回路は、前記不揮発性メモリ回路に格納されたデータに基づいて前記内部電源電圧を設定し、
    前記内部電源生成回路は、前記データが通常モードの場合に生成する前記内部電源電圧を通常動作電圧に設定し、前記データがバーンインモードの場合に生成する前記内部電源電圧を前記通常動作電圧より高いバーンイン電圧に設定し、
    前記内部電源生成回路は、基準電圧と帰還電圧とを入力する誤差アンプと、前記誤差アンプによって前記内部電源生成回路の出力電圧が制御される出力トランジスタと、前記出力電圧を分圧して前記帰還電圧を出力する内部電源電圧設定回路とを有し、
    前記内部電源電圧設定回路は、前記出力電圧を異なる分圧比で分圧する第1の分圧回路および第2の分圧回路と、前記第1の分圧回路および前記第2の分圧回路にそれぞれ直列に接続されて前記データにより相補的にオープンまたはクローズされる第1のスイッチおよび第2のスイッチとを有している、
    導体装置。
  10. 外部電源端子に印加された外部電源電圧から内部電源電圧を生成する内部電源生成回路と、外部からデータを書き換えできる不揮発性メモリ回路と、を備え、
    前記内部電源生成回路は、前記不揮発性メモリ回路に格納されたデータに基づいて前記内部電源電圧を設定し、
    前記内部電源生成回路は、前記データが通常モードの場合に生成する前記内部電源電圧を通常動作電圧に設定し、前記データがバーンインモードの場合に生成する前記内部電源電圧を前記通常動作電圧より高いバーンイン電圧に設定し、
    前記内部電源生成回路は、基準電圧と帰還電圧とを入力する誤差アンプと、前記誤差アンプによって前記内部電源生成回路の出力電圧が制御される出力トランジスタと、前記出力電圧を分圧して前記帰還電圧を出力する内部電源電圧設定回路とを有し、
    前記内部電源電圧設定回路は、複数の抵抗を直列接続して前記出力電圧を分圧する分圧回路と、前記抵抗の少なくとも一つに並列に接続されて前記データによりオープンまたはクローズされるスイッチとを有し、
    前記内部電源電圧設定回路は、直列接続した抵抗の一つを細分化した調整抵抗と、前記調整抵抗のそれぞれに並列に接続された複数の抵抗値調整用スイッチとをさらに有し、前記抵抗値調整用スイッチは、前記データが格納されている場所とは異なる場所に格納されたデータによってオープンまたはクローズされる、
    導体装置。
  11. 前記内部電源生成回路の出力と接続され、外部に出力する内部電源端子を備えた、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の半導体装置。
  12. 外部電源端子と、グランド端子と、前記外部電源端子に印加された外部電源電圧から内部電源電圧を生成する内部電源生成回路と、外部からデータを書き換えできる不揮発性メモリ回路と、前記外部電源電圧の印加による起動時に前記不揮発性メモリ回路に格納されたデータをもとに動作する制御回路とを備えた半導体装置の試験方法において、
    特性試験装置が前記不揮発性メモリ回路にバーンインモードのデータを書き込み、
    バーンイン試験装置が前記外部電源端子に第1のバーンイン電圧を印加して起動したときに前記不揮発性メモリ回路に格納された前記データを読み出し、前記データに従って前記内部電源生成回路に第2のバーンイン電圧を生成させることで、前記第1のバーンイン電圧および前記第2のバーンイン電圧による前記半導体装置のバーンイン試験を行い、
    前記特性試験装置が前記バーンイン試験後に前記不揮発性メモリ回路の前記データを通常モードに書き換える、
    半導体装置の試験方法。
  13. 前記バーンインモードのデータの書き込みは、前記半導体装置に対し前記不揮発性メモリ回路の特性試験および各種特性試験を実施した後に行う、請求項12記載の半導体装置の試験方法。
  14. 前記半導体装置は、前記内部電源生成回路の出力と接続され、外部に出力する内部電源端子を備え、
    前記バーンインモードのデータを書き込んだ後、前記内部電源端子の電圧を測定し、前記第2のバーンイン電圧が生成できていることを確認する、請求項12記載の半導体装置の試験方法。
  15. 前記外部電源端子に前記第1のバーンイン電圧が印加されていることを確認してから、前記データに従って前記内部電源生成回路に前記第2のバーンイン電圧を生成させる、請求項12記載の半導体装置の試験方法。
  16. 前記外部電源端子と前記グランド端子にだけ配線し、前記バーンイン試験を行う、請求項12記載の半導体装置の試験方法。
  17. 外部電源端子に印加された外部電源電圧から内部電源電圧を生成する内部電源生成回路と、外部からデータを書き換えできる不揮発性メモリ回路と、を備え、
    前記内部電源生成回路は、前記不揮発性メモリ回路に格納されたデータに基づいて前記内部電源電圧を設定し、
    前記内部電源生成回路は、前記データが通常モードの場合に生成する前記内部電源電圧を通常動作電圧に設定し、前記データがバーンインモードの場合に生成する前記内部電源電圧を前記通常動作電圧より高いバーンイン電圧に設定し、
    前記内部電源生成回路は、前記外部電源電圧を検出して前記外部電源電圧が通常モード時の電圧かバーンインモード時の電圧かを判断する外部電源電圧検出回路と、前記外部電源電圧検出回路が前記外部電源電圧をバーンインモード時の電圧と判断したときだけ前記データを有効にする論理積回路とを有している、半導体装置。
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