JP7409753B2 - アウトリガーおよび当該アウトリガーを備えた産業車両 - Google Patents

アウトリガーおよび当該アウトリガーを備えた産業車両 Download PDF

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Description

本発明は、産業車両に設けられる産業車両用アウトリガーおよび当該アウトリガーを備えた産業車両に関する。
従来、特許文献1に開示のように、所定の作業を行うロボットを搭載された無人搬送車が知られている。特許文献1に開示の無人搬送ロボットシステムは、路面を走行可能な自走式の無人搬送車と、無人搬送車に搭載されたロボットと、無人搬送車に搭載されロボットおよび無人搬送車を制御する制御装置(制御部)とを備えている。この種のロボットは、精密な作業を行うことがあるので、無人搬送車は、当該作業中に地面に安定して固定されていることが好ましい。そこで、特許文献2に開示のように、アウトリガーを備えた無人搬送車が開示されている。この種のアウトリガーには、例えば、特許文献3に開示のような車両用アウトリガーが知られている。
例えば、図6に示すアウトリガー100は、アウトリガー本体20と、アウトリガー連結部23と、モーター210を有するアウトリガー開閉部21と、油圧シリンダ22と、油圧シリンダ22のピストンロッド221に連結されたロッド部24と、ロッド部24の下端に設けられた接地部25と、ロッド部24の周方向に沿って設けられたガイド部26と、を備えている。アウトリガー本体20は、図6および図7に示すように、アウトリガー連結部23を介して車体12に揺動可能に連結されており、不使用時には収納位置に収納され、使用時にはアウトリガー開閉部21によって展開位置に揺動させられる。ロッド部24は、アウトリガー本体20が車体12から展開されたとき、油圧シリンダ22によってアウトリガー100の下端から伸長させられ、接地部25を地面に接地させる。ロッド部24は、停止しているとき、油圧によって伸長状態を維持され、これにより、アウトリガー100は、車体12を地面に固定させている。
ところで、この種のアウトリガーにおける油圧シリンダは、徐々に油漏れを起こすことが知られている。このような油漏れを完全に防止することは難しく、油圧シリンダは、油漏れによって本来の圧力が掛からず伸長状態を適切に維持することができなくなり、それにより、アウトリガーは、車***置を長時間安定して固定させることが難しくなるという問題があった。
特開2021-084177号公報 特開2020-032838号公報 特開2012-111398号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、伸長状態を適切に維持することができるアウトリガーおよび当該アウトリガーを備えた産業車両を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る産業車両に設けられるアウトリガーは、
上下方向に延びるアウトリガー本体と、
シリンダ本体およびピストンロッドを有する油圧シリンダと、
ピストンロッドから下方向に延び、下端がアウトリガー本体から露出するとともに、ピストンロッドとともに上下方向に移動させられるロッド部と、
アウトリガー本体に固定されるとともに、ロッド部の周方向に沿って設けられたガイド部と、
上方向かつロッド部に向かって傾斜する第1傾斜面を有し、上下方向に移動可能にロッド部の周方向に沿って設けられた第1楔ブロックと、
第1傾斜面に対向して設けられた第2傾斜面を有し、アウトリガー本体に固定された第2楔ブロックと、
第1楔ブロックを上方に付勢し、ピストンロッドが停止しているとき、第1楔ブロックと第2楔ブロックとによる楔機構によりロッド部の移動を制止する付勢部と、を備える、ことを特徴とする。
上記アウトリガーは、好ましくは、
シリンダ本体が、上下方向に移動可能にアウトリガー本体に連結されており、油圧によってピストンロッドが縮むとき、ロッド部が楔機構によって移動を制止されていることにより油圧シリンダの収縮力によって下方に移動させられるよう構成されており、
上記アウトリガーは、
シリンダ本体から下方に向かって延び、シリンダ本体とともに下方に移動するプッシュロッドと、
プッシュロッドの下端に連結され、プッシュロッドを介した油圧シリンダの収縮力によって第1楔ブロックに押圧させられ第1楔ブロックを下方に押圧し第1楔ブロックを下方にスライドさせ、楔機構の制止を解除する押圧部と、をさらに備える。
上記アウトリガーは、好ましくは、
シリンダ本体が、上下方向に移動可能にアウトリガー本体に連結されており、油圧によってピストンロッドが縮むとき、ロッド部が楔機構によって移動を制止されていることにより油圧シリンダの収縮力によって下方に移動させられるよう構成されており、
上記アウトリガーは、
シリンダ本体から下方に向かって延び、シリンダ本体とともに下方に移動するプッシュロッドと、
押し当て部を有し、水平方向に延びるとともに上下方向に揺動自在にアウトリガー本体に連結され、かつ、一端をプッシュロッドに連結され、プッシュロッドの下方移動により揺動させられる解除アームと、
解除アームの下方において上下に移動可能に設けられ、解除アームの下方への揺動により押し当て部を押し当てられ、第1楔ブロックを下方に押圧し第1楔ブロックを下方にスライドさせ、楔機構の制止を解除する押圧部と、をさらに備え、
押し当て部の水平方向の位置は、解除アームの揺動する側の端部と、解除アーム揺動における回転中心との間に配置されている。
上記アウトリガーは、好ましくは、
押し当て部が、上下方向に延びる第1調整ネジであって、
第1調整ネジの下端が、押圧部に押し当てられる。
上記アウトリガーは、好ましくは、
押圧部が、上下方向に延びるピンによって構成されている。
上記アウトリガーは、好ましくは、
ゴムブッシュをさらに備え、
シリンダ本体が、ゴムブッシュを介してアウトリガー本体に連結されており、これにより、油圧シリンダの収縮力によって下方に移動する。
上記アウトリガーは、好ましくは、
シリンダ本体が、長孔を有するシリンダ連結部を介してアウトリガー本体に連結されており、これにより、油圧シリンダの収縮力によって下方に移動する。
上記アウトリガーは、好ましくは、
付勢部の上下方向の位置を調整する第2調整ネジをさらに備え、
付勢部が、バネによって構成されている。
上記課題を解決するために、本発明に係る産業車両は、
上記アウトリガーを備えることを特徴とする。
本発明に係るアウトリガーは、伸長状態を適切に維持することができる。また、本発明に係るアウトリガーを備えた産業車両は、車***置を長時間安定して固定することができる。
本発明の一実施形態に係るアウトリガーを備えた産業車両を示す概略側面図である。 図1に示されたアウトリガーのうち車体の前部左側に設けられたアウトリガーを示す概略背面図である。 図2のB部拡大図である。 図2に示されたシリンダ連結部を示す斜視図である。 図2に示されたシリンダ連結部の変形例を示す斜視図である。 産業車両に備えられた従来のアウトリガーを示す概略背面図である。 図6に示された従来のアウトリガーが展開されたところを示す概略背面図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係るアウトリガーおよび当該アウトリガーを備えた産業車両について説明する。図中の両矢印XおよびYは、水平方向を示し、両矢印Zは上下方向を示している。本発明の方向は、図中で示された方向に基づいている。
<産業車両>
まず、図1を参照して、本実施形態に係る産業車両1について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る産業車両1の側面図である。産業車両1は、無人搬送車であるが単なる一例であって、本発明に係る産業車両は、無人搬送車に限定されない。例えば、本発明に係る産業車両は、高所作業車やフォークリフトなどでもよい。産業車両1は、左右一対の前輪10と、左右一対の後輪11と、車体12と、昇降装置13と、2つのロボット14と、4つのアウトリガー2と、を備えている。
前輪10および後輪11は、車体12の前部、後部にそれぞれ配置されており、昇降装置13は、車体12の上面に配置されている。2つのロボット14は、昇降装置13の上面にそれぞれ配置されており、昇降装置13によって昇降させられ、所定の作業を行う。ロボット14の形状・種類・数および昇降装置13の有無は、単なる一例であって、本発明の産業車両1に配置されるロボット14の形状・種類・数および昇降装置13の有無は、これに限定されない。
<アウトリガー>
次に、図1~4を参照して、本実施形態に係るアウトリガー2について説明する。図1に示すように、4つのアウトリガー2は、車体12の前部左右および後部左右にそれぞれ配置されている。図2に示されたアウトリガー2は、車体12の前部左側に設けられたアウトリガー2であって、アウトリガー本体20と、アウトリガー開閉部21と、油圧シリンダ22と、シリンダ連結部23と、ロッド部24と、接地部25と、ガイド部26と、第1楔ブロック27と、第2楔ブロック28と、付勢部29(図3参照)と、を備えている。本実施形態では、アウトリガー2は、車体12に4つ備えられているが単なる一例であって、産業車両1に備えられるアウトリガー2の数は、これに限定されない。
図2に示すように、アウトリガー本体20は、上下方向に延びており、図6および図7に示された従来例と同様に、アウトリガー本体20の上端は、アウトリガー本体20の下端を左右方向に揺動可能に車体12に連結されている。
アウトリガー開閉部21は、モーターを内蔵したモーター部210と、第1アーム211と、第2アーム212とを有している。第1アーム211の一端および他端は、揺動可能に、モーター部210および第2アーム212の一端にそれぞれ連結されている。第2アーム212の他端は、揺動可能にアウトリガー本体20の上下方向中央に連結されている。アウトリガー開閉部21は、アウトリガー2使用時には、モーター駆動により第1および第2アーム211、212を揺動させ、従来例で説明したように、アウトリガー本体20を車体12から展開させる。
油圧シリンダ22は、電動油圧シリンダであるが単なる一例であって、本発明に係る油圧シリンダは、これに限定されない。油圧シリンダ22は、シリンダ本体220と、ピストンロッド221と、電動ポンプ部222と、オイルタンク部223とを有する。シリンダ本体220は、シリンダ連結部23を介して、上下方向に移動可能にアウトリガー本体20に連結されている。電動ポンプ部222は、オイルタンク部223の作動油をシリンダに送り込み油圧によってピストンロッド221を上下に移動させ伸縮させる。
図4に示すように、シリンダ連結部23は、ピン230と、シリンダ取付部231と、ゴムブッシュ232と、ワッシャ233と、止め輪234と、を有している。シリンダ連結部23は、ピン230をその他部材に通すことにより、シリンダ本体220をアウトリガー本体20に固定している。シリンダ本体220は、ゴムブッシュ232を介してシリンダ取付部231に固定されているので、後で説明するシリンダ収縮力によって下方に引き寄せられると、ゴムブッシュ232のたわみにより下方に移動させられる。
図2および図3に示すように、ロッド部24は、上下方向に延びており、ロッド部24の上端は、ピストンロッド221に固定され、ロッド部24の下端は、アウトリガー本体20の下端から露出するとともに接地部25に固定されている。ロッド部24は、ピストンロッド221とともに油圧によって上下方向に移動させられる。
ガイド部26は、ロッド部24の周方向に沿ってアウトリガー本体20の下部に固定されている。ガイド部26は、スライドブッシュによって構成されているが単なる一例であって、これに限定されない。
図3に示すように、第1楔ブロック27は、上方向かつロッド部24に向かって傾斜する第1傾斜面27aを有し、上下方向に移動可能にロッド部24の周方向に沿って設けられている。これにより、ロッド部24は、アウトリガー本体20の下部において、ガイド部26および第1楔ブロック27によって上下方向に案内されている。本実施形態における第1楔ブロック27およびガイド部26のロッド部24の周方向における割合は、1:4であるが単なる一例であって、これに限定されない。
第2楔ブロック28は、第1傾斜面27aに対向して設けられた第2傾斜面28aを有するとともに、アウトリガー本体20の下部に固定されている。
付勢部29は、本実施形態では、コイルバネによって構成されている。付勢部29は、バネの反発力によって第1楔ブロック27を上方に付勢し、第1楔ブロック27と第2楔ブロック28とによる楔機構により第1楔ブロック27をロッド部24に押圧させ、第1楔ブロック27の摩擦力によりロッド部24の移動を制止する。
アウトリガー2は、使用時には、油圧シリンダ22の油圧によってピストンロッド221およびロッド部24が下方に移動させられ、ロッド部24がアウトリガー本体20の下端から伸長する。ピストンロッド221およびロッド部24が下方に移動するとき、第1楔ブロック27がロッド部24との摩擦力によってロッド部24とともに下方に移動するので楔がゆるみ、これにより、ロッド部24の移動の制止が解除される。また、ロッド部24は、接地部25が地面に接地しピストンロッド221が停止しているとき、楔機構によって移動を制止される。これにより、アウトリガー2は、伸長状態を適切に維持することができるので、産業車両1は、車体12の位置を長時間安定して固定することができる。また、アウトリガー2は、楔機構の押圧力によってロッド部24をガイド部26および第1楔ブロック27によって左右方向から挟み込むことにより、車体12の左右方向の揺れも規制することができる。
さらに、アウトリガー2は、押圧部30と、プッシュロッド31と、解除アーム32と、第2調整ネジ34と、を備えている。
押圧部30は、上下方向に延びるピン状で構成されている。図3に示すように、第1楔ブロック27は、第1傾斜面27aに段差部27bを有しており、押圧部30の下端は、段差部27bに当接される。
解除アーム32は、左右方向に延びるとともに、支点部材32aと、押し当て部32bと、を有している。支点部材32aは、解除アーム32の右端に設けられるとともに解除アーム32の左端を上下方向に揺動自在にアウトリガー本体20に連結されている。押し当て部32bは、上下方向に延びる調整ネジであって、左右方向における解除アーム32の右端と左端との間の位置において解除アーム32本体に螺入されている。押し当て部32bの下端は、押圧部30の上端に当接される。
プッシュロッド31は、シリンダ本体220の下端から下方に向かって延びるとともに、解除アーム32を揺動可能に解除アーム32の左端に連結されている。油圧によってピストンロッド221が縮むとき、シリンダ本体220は、ロッド部24が楔機構によって移動を制止されていることにより、油圧シリンダ22の収縮力によって下方に引き寄せられる。その結果、シリンダ本体220は、ゴムブッシュ232を介してアウトリガー本体20に連結されていることによりシリンダ収縮力によってゴムブッシュ232がたわみ、それにより下方に移動する。これにより、プッシュロッド31は、シリンダ本体220とともに下方に移動して解除アーム32の左端を下方に揺動させる。
解除アーム32は、プッシュロッド31によって下方に揺動させられることにより、押し当て部32bの下端を押圧部30に押し当てられる。次いで、押圧部30は、解除アーム32を介した油圧シリンダ22の収縮力によって第1楔ブロック27に押圧させられ第1楔ブロック27を下方にスライドさせることにより、楔機構によるロッド部24の移動の制止を解除する。押し当て部32bにおけるシリンダ収縮力は、左右方向における、解除アーム32の左端位置を力点、支点部材32aの位置を支点、押し当て部32bの位置を作用点として、押圧部30に作用しているので、プッシュロッド31におけるシリンダ収縮力よりも増大されている。本実施形態における押し当て部32bにおけるシリンダ収縮力は、プッシュロッド31におけるシリンダ収縮力よりも約3倍に増大する。これにより、押圧部30は、第1楔ブロック27を適切に下方に移動させ、ロッド部24の移動の制止を適切に解除する。その結果、アウトリガー2は、油圧シリンダ22の停止時には、適切にロッド部24の収縮を制止するとともに、油圧シリンダ22の収縮時には、適切にロッド部24を上方向に移動させ、ロッド部24をアウトリガー本体20側に収納することができる。
アウトリガー2は、さらに、第2調整ネジ34を備えている。第2調整ネジ34は、付勢部29の上下方向の位置を調整するための調整ネジである。アウトリガー2は、第2調整ネジ34によって付勢部29の第1楔ブロック27に対する付勢力、言い換えると、楔機構のロッド部24に対する押圧力を調整することができる。また、アウトリガー2は、押し当て部37bすなわち第1調整ネジを調整することにより、押圧部30の第1楔ブロック27に対する押圧力を調整することもできる。
以上、本発明の一実施形態に係るアウトリガー2および当該アウトリガー2を備えた産業車両1について説明してきたが、本発明のアウトリガーおよび当該アウトリガーを備えた産業車両は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明に係るアウトリガーは、以下の変形例によって実施されてもよい。
<変形例>
・ロッド部24とピストンロッド221は、一体的に構成されていてもよい。また、押圧部30と第1楔ブロック27、または押圧部30と押し当て部32bも一体的に構成されていてもよい。さらに、押圧部30によって押圧される第1楔ブロック27の部位は、特に限定されるものではなく、例えば、第1楔ブロック27は、上端の水平面を押圧部30によって押圧されるよう構成されていてもよい。
・楔機構によるロッド部24の移動の制止を解除することが可能であれば、例えば、プッシュロッド31は、解除アーム32を介さずに押圧部30に直接当接され、シリンダ収縮力を直接押圧部30に伝達してもよい。
・第1楔ブロック27は、ロッド部24の周方向に複数に分割されてもよく、この場合、押圧部30等の第1楔ブロック27を下方に移動させる部材はそれに応じて複数配置される。
・シリンダ取付部231は、図5に示すように、上下方向に延びる長孔231aを有していてもよい。この場合、例えば、シリンダ連結部23は、ゴムブッシュ232を有しなくてもよい。
1 産業車両
10 前輪
11 後輪
12 車体
13 昇降装置
14 ロボット
2 アウトリガー
20 アウトリガー本体
21 アウトリガー開閉部
210 モーター部
211 第1アーム
212 第2アーム
22 油圧シリンダ
220 シリンダ本体
221 ピストンロッド
222 電動ポンプ部
223 オイルタンク部
23 シリンダ連結部
230 ピン
231 シリンダ取付部
231a 長孔
232 ゴムブッシュ
233 ワッシャ
234 止め輪
24 ロッド部
25 接地部
26 ガイド部
27 第1楔ブロック
27a 第1傾斜面
27b 段差部
28 第2楔ブロック
28a 第2傾斜面
29 付勢部
30 押圧部
31 プッシュロッド
32 解除アーム
32a 支点部材
32b 押し当て部(第1調整ネジ)
34 第2調整ネジ
100 従来のアウトリガー

Claims (8)

  1. 産業車両に設けられるアウトリガーであって、
    上下方向に延びるアウトリガー本体と、
    シリンダ本体およびピストンロッドを有する油圧シリンダと、
    前記ピストンロッドから下方向に延び、下端が前記アウトリガー本体から露出するとともに、前記ピストンロッドとともに上下方向に移動させられるロッド部と、
    前記アウトリガー本体に固定されるとともに、前記ロッド部の周方向に沿って設けられたガイド部と、
    上方向かつ前記ロッド部に向かって傾斜する第1傾斜面を有し、上下方向に移動可能に前記ロッド部の周方向に沿って設けられた第1楔ブロックと、
    前記第1傾斜面に対向して設けられた第2傾斜面を有し、前記アウトリガー本体に固定された第2楔ブロックと、
    前記第1楔ブロックを上方に付勢し、前記ピストンロッドが停止しているとき、前記第1楔ブロックと前記第2楔ブロックとによる楔機構により前記ロッド部の移動を制止する付勢部と、
    プッシュロッドと、
    押圧部と、を備え、
    前記シリンダ本体は、上下方向に移動可能に前記アウトリガー本体に連結されており、油圧によって前記ピストンロッドが縮むとき、前記ロッド部が前記楔機構によって移動を制止されていることにより前記油圧シリンダの収縮力によって下方に移動させられるよう構成されており、
    前記プッシュロッドは、前記シリンダ本体から下方に向かって延び、前記シリンダ本体とともに下方に移動
    前記押圧部は、前記プッシュロッドの下端に連結され、前記プッシュロッドを介した前記油圧シリンダの収縮力によって前記第1楔ブロックに押圧させられ前記第1楔ブロックを下方に押圧し前記第1楔ブロックを下方にスライドさせ、前記楔機構の制止を解除する
    ことを特徴とするアウトリガー。
  2. 産業車両に設けられるアウトリガーであって、
    上下方向に延びるアウトリガー本体と、
    シリンダ本体およびピストンロッドを有する油圧シリンダと、
    前記ピストンロッドから下方向に延び、下端が前記アウトリガー本体から露出するとともに、前記ピストンロッドとともに上下方向に移動させられるロッド部と、
    前記アウトリガー本体に固定されるとともに、前記ロッド部の周方向に沿って設けられたガイド部と、
    上方向かつ前記ロッド部に向かって傾斜する第1傾斜面を有し、上下方向に移動可能に前記ロッド部の周方向に沿って設けられた第1楔ブロックと、
    前記第1傾斜面に対向して設けられた第2傾斜面を有し、前記アウトリガー本体に固定された第2楔ブロックと、
    前記第1楔ブロックを上方に付勢し、前記ピストンロッドが停止しているとき、前記第1楔ブロックと前記第2楔ブロックとによる楔機構により前記ロッド部の移動を制止する付勢部と、
    プッシュロッドと、
    解除アームと、
    押圧部と、を備え、
    前記シリンダ本体は、上下方向に移動可能に前記アウトリガー本体に連結されており、油圧によって前記ピストンロッドが縮むとき、前記ロッド部が前記楔機構によって移動を制止されていることにより前記油圧シリンダの収縮力によって下方に移動させられるよう構成されており、
    前記プッシュロッドは、前記シリンダ本体から下方に向かって延び、前記シリンダ本体とともに下方に移動し、
    前記解除アームは、押し当て部を有し、水平方向に延びるとともに上下方向に揺動自在に前記アウトリガー本体に連結され、かつ、一端を前記プッシュロッドに連結され、前記プッシュロッドの下方移動により揺動させられ、
    前記押圧部は、前記解除アームの下方において上下に移動可能に設けられ、前記解除アームの下方への揺動により前記押し当て部を押し当てられ、前記第1楔ブロックを下方に押圧し前記第1楔ブロックを下方にスライドさせ、前記楔機構の制止を解除し、
    前記押し当て部の水平方向の位置は、前記解除アームの揺動する側の端部と、前記解除アーム揺動における回転中心との間に配置されている
    ことを特徴とするアウトリガー。
  3. 前記押し当て部は、上下方向に延びる第1調整ネジであって、
    前記第1調整ネジの下端は、前記押圧部に押し当てられる
    ことを特徴とする請求項に記載のアウトリガー。
  4. 前記押圧部は、上下方向に延びるピンによって構成されている
    ことを特徴とする請求項またはに記載のアウトリガー。
  5. ゴムブッシュをさらに備え、
    前記シリンダ本体は、前記ゴムブッシュを介して前記アウトリガー本体に連結されており、これにより、前記油圧シリンダの収縮力によって下方に移動する
    ことを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のアウトリガー。
  6. 前記シリンダ本体は、長孔を有するシリンダ連結部を介して前記アウトリガー本体に連結されており、これにより、前記油圧シリンダの収縮力によって下方に移動する
    ことを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のアウトリガー。
  7. 前記付勢部の上下方向の位置を調整する第2調整ネジをさらに備え、
    前記付勢部は、コイルバネによって構成されている
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載のアウトリガー。
  8. 請求項1~のいずれか1項に記載のアウトリガーを備えた産業車両。
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Citations (7)

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