JP7409181B2 - 車両用差動装置取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は車両用差動装置取付構造に関するものである。
一般に、車両後部の下側には、車両がカーブを曲がるときに左右のホイールの回転差を吸収する差動装置(デファレンシャルギアとも呼称される)が設けられている。差動装置は、比較的大型の装置であって、車両の走行中に荷重を受けるため、車体に対する高い取付剛性が求められている。
例えば、特許文献1の技術では、リアデフケース1を、前方のクロスメンバ4Aおよび後方のクロスメンバ4Bに支持させたうえ、これらクロスメンバ間に一対のセンタメンバ2A、2Bをかけ渡している。特許文献1によれば、各クロスメンバの剛性を向上させると共に、車両の騒音や振動性能を向上させることが可能であると述べられている。
特開平9-76934号公報
しかしながら、後方のクロスメンバ4Bにおいては、デフマウント5がクロスメンバ4Bの下面に設けられている。またクロスメンバ4Bの受けた荷重をさらに受け止める構造物は存在していない。そのため、クロスメンバ4Bの剛性の向上が図られているとは言い難く、車体の振動や変形を効率よく抑える点において改善の余地を残している。
本発明は、このような課題に鑑み、差動装置の取付剛性を向上可能な車両用差動装置取付構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用差動装置取付構造の代表的な構成は、車両後部のフロアの下側を車幅方向に延びるクロスメンバと、クロスメンバに設けられて車両の差動装置が取り付けられる取付部とを備える車両用差動装置取付構造において、当該車両用差動装置取付構造はさらに、クロスメンバから車両前方に延びるフロントメンバと、クロスメンバから車両後方に延びるリアメンバとを備え、取付部は、クロスメンバの前壁に沿って前壁とフロントメンバの後端との間に設けられてクロスメンバよりも下方に突出するフロントブラケットと、クロスメンバの後壁に沿って後壁とリアメンバの前端との間に設けられてクロスメンバよりも下方に突出するリアブラケットとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、差動装置の取付剛性を向上可能な車両用差動装置取付構造を提供することが可能になる。
本発明の実施例に係る車両用差動装置取付構造の概要を示す図である。 図1(b)の当該取付構造を下方から正対して見た図である。 図2のフロントブラケットおよびリアブラケットそれぞれを示す図である。 図1(b)の取付構造を車両後方左上から見た斜視図である。 図2の取付構造のA-A断面図である。 図5の取付構造のB-B断面図である。
本発明の一実施の形態に係る車両用差動装置取付構造は、車両後部のフロアの下側を車幅方向に延びるクロスメンバと、クロスメンバに設けられて車両の差動装置が取り付けられる取付部とを備える車両用差動装置取付構造において、当該車両用差動装置取付構造はさらに、クロスメンバから車両前方に延びるフロントメンバと、クロスメンバから車両後方に延びるリアメンバとを備え、取付部は、クロスメンバの前壁に沿って前壁とフロントメンバの後端との間に設けられてクロスメンバよりも下方に突出するフロントブラケットと、クロスメンバの後壁に沿って後壁とリアメンバの前端との間に設けられてクロスメンバよりも下方に突出するリアブラケットとを含むことを特徴とする。
上記構成によれば、フロントブラケットおよびリアブラケットを強固に設置することができ、差動装置の取付剛性を高め、車体の振動や変形を抑えることが可能になる。
上記のフロントブラケットとリアブラケットは、車両前後方向から見て互いに重なった状態に設けられていてもよい。フロントブラケットとリアブラケットとがクロスメンバを挟んで車両前後方向に重なっていることで、差動装置の取付剛性をより高めることが可能になる。
上記のクロスメンバは、断面ハット形状であり、取付部はさらに、クロスメンバの内側に設けられる隔壁部材を含み、隔壁部材は、クロスメンバを介してフロントブラケットおよびリアブラケットに接合されてもよい。
上記の隔壁部材によっても、差動装置の取付剛性をより高め、車体の振動や変形を抑えることが可能になる。
上記のフロントブラケットの車幅方向の寸法は、フロントメンバの後端よりも大きく、リアブラケットの車幅方向の寸法は、リアメンバの前端よりも大きくてもよい。この構成によれば、フロントブラケットおよびリアブラケットは、各メンバの端部およびクロスメンバに対して広い面積で接合するため、差動装置の取付剛性が向上する。
上記のフロントブラケットおよびリアブラケットはそれぞれ、車両前後方向から見て、クロスメンバよりも下方に突出した先細り形状になっていて、フロントブラケットの縁は、車両前方に屈曲したフランジ状になっていて、リアブラケットの縁は、車両後方に屈曲したフランジ状になっていて、フロントブラケットおよびリアブラケットの先細り形状の斜辺は、車両前後方向から見て、内側に湾曲していて、フロントブラケットおよびリアブラケットそれぞれには、クロスメンバよりも下方に、差動装置が接続される接続孔が形成されていてもよい。
上記構成によれば、フロントブラケットおよびリアブラケットの縁がフランジ状になっていることから、フロントブラケットおよびリアブラケットは、先細り形状であっても剛性を高く保つことができる。特に、上記構成では、単に先細り形状にせず、斜辺を内側に湾曲させることで、前後方向の荷重に対するねじれ剛性を高めている。そのため、差動装置の取付剛性を効率よく向上させることが可能である。
上記のフロントメンバの上下方向の寸法は、フロントメンバの後端に近づくほど下方に大きくなっていて、リアメンバの上下方向の寸法は、リアメンバの前端に近づくほど下方に大きくなっていて、フロントメンバの後端は、クロスメンバよりも下方に突出した状態でフロントブラケットに接合され、リアメンバの前端は、クロスメンバよりも下方に突出した状態でリアブラケットに接合されてもよい。
上記構成によって、フロントメンバおよびリアメンバがフロントブラケットおよびリアメンバそれぞれに対して広く接合するため、フロントブラケットおよびリアブラケットの設置剛性をより向上させることが可能になる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施例に係る車両用差動装置取付構造(以下、取付構造100)の概要を示す図である。以下、図1その他の本願のすべての図面において、車両前後方向をそれぞれ矢印F(Forward)、B(Backward)、車幅方向の左右をそれぞれ矢印L(Leftward)、R(Rightward)、車両上下方向をそれぞれ矢印U(upward)、D(downward)で例示する。
図1(a)は、当該取付構造100を実施した車両後部の下側を示した図である。当該取付構造100は、差動装置102を車両のフロア104の下側に取り付けるための部材群であり、差動装置102の取付剛性の向上を図ることで、走行中のフロアの振動の低減や、各部材の変形の抑制などを図っている。特に、当該取付構造100は、差動装置102の車両後側を支える取付部112、144の剛性向上に着目している。
図1(b)は、図1(a)の差動装置102を取り外した状態の図である。クロスメンバ108、110は、車体の骨格となる部材であり、車両後部のフロア104の下側を車幅方向に延びている。取付部112、114は、車両後部のうちの後側のクロスメンバ110に設けられ、差動装置102の後端側が取り付けられる。なお、差動装置102の前端側は、前側のクロスメンバ108に設けられたブラケット106に取り付けられる。
取付部112および取付部114は、それぞれクロスメンバの車幅方向左側および右側に設けられて、差動装置の後端側を支持する。これら取付部112、114は、左右対称の同じ構成である。以下では、取付部112、114を代表して、車幅方向左側の取付部112を例に挙げて説明する。
当該取付構造100には、差動装置102の取り付けに関わる部材として、フロントメンバ116およびリアメンバ118も含まれている。フロントメンバ116およびリアメンバ118は、クロスメンバ108、110と同様に、フロア104の下側に設けられる部材である。フロントメンバ116は、クロスメンバ110から車両前方のクロスメンバ108に向かって延びている。リアメンバ118は、クロスメンバ110から車両後方のバックパネル120に向かって延びている。
取付部112は、フロントブラケット122と、リアブラケット124とを含んで構成されている。フロントブラケット122は、クロスメンバ110の前壁110bに沿って設けられていて、前壁110bとフロントメンバ116の後端116aとの間に挟まれた状態になっている。リアブラケット124は、クロスメンバ110の後壁110cに沿って設けられていて、後壁110cとリアメンバ118の前端118aとの間に挟まれた状態になっている。フロントブラケット122とリアブラケット124は、共に下端側がクロスメンバ110よりも下方に突出していて、この下端側に差動装置102が緩衝部材等を介して接続される。
図2は、図1(b)の当該取付構造100を下方から正対して見た図である。本実施例の取付構造100は、差動装置102の取付剛性の向上を主な目的としている。まず、フロントブラケット122とリアブラケット124は、車両前後方向から見て互いに重なった状態に設けられていて、互いの間に差動装置102(図1(a)参照)が接続される。フロントブラケット122とリアブラケット124とがクロスメンバ110を挟んで車両前後方向に重なり、互いに向かい合っていることで、差動装置102の取付剛性をより高めることができる。
図3は、図2のフロントブラケット122およびリアブラケット124それぞれを示す図である。図3(a)は、フロントブラケット122を車両前方から見た図である。図3(a)では、フロントメンバ116の後端116a側を一部省略して示している。
フロントブラケット122の車幅方向の寸法は、フロントメンバ116の後端116aよりも大きくなるよう設定されている。特に、フロントブラケット122の寸法は、フロントメンバ116の後端116aのフランジ116bが納まる程度の寸法に設定されている。この構成のフロントブラケット122であれば、フロントメンバ116の後端116aおよびクロスメンバ110(図1(a)参照)の前壁110bに対して広い面積で接合するため、差動装置102に対して高い取付剛性を発揮することが可能になる。
図3(b)は、リアブラケット124を車両後方から見た図である。図3(b)では、リアメンバ118の前端118a側を一部省略して示している。リアブラケット124の車幅方向の寸法は、リアメンバ118の前端118aよりも大きくなるよう設定されている。そして、リアブラケット124の寸法においても、リアメンバ118の前端118aのフランジ118bが納まる程度の寸法に設定されている。この構成のリアブラケット124であれば、リアメンバ118の前端118aおよびクロスメンバ110の後壁110cに対して広い面積で接合するため、差動装置102に対して高い取付剛性を発揮することが可能になる。
再び図1(b)を参照する。フロントブラケット122は、下端から車幅方向側にわたって、縁126が車両前方に屈曲したフランジ状になっている。同様に、リアブラケット124も、下端から車幅方向側にわたって、縁128が車両後方に屈曲したフランジ状になっている。
図3(a)に示すように、フロントブラケット122は、下端130側が、車両前方から見て、クロスメンバ110よりも下方に突出した先細りの形状になっている。このとき、下端130を境界にした車幅方向左側の斜辺(縁126a)、および右側の斜辺(縁126b)はそれぞれ、左右の角部132、134と下端130とを結ぶ斜めの仮想的な直線L1、L2に対して、内側に湾曲した形状になっている。そのうえで、フロントブラケット122は、差動装置102が接続される接続孔136が、クロスメンバ110よりも下方に形成されている。
また、図3(b)に示すように、リアブラケット124は、下端138側が、車両後方から見て、クロスメンバ110よりも下方に突出した先細りの形状になっている。このとき、下端138を境界にした車幅方向右側の斜辺(縁128a)、および左側の斜辺(縁128b)はそれぞれ、左右の角部140、142と下端138とを結ぶ斜めの仮想的な直線L3、L4に対して、内側に湾曲した形状になっている。リアブラケット124においても、差動装置102が接続される接続孔144が、クロスメンバ110よりも下方に形成されている。
上記の構成によって、フロントブラケット122の下端130側のフランジ状の縁126a、126b、およびリアブラケット124の下端138側のフランジ状の縁128a、128bは、筋交いとして機能し、上下方向や車幅方向に対して曲がり難くなり、先細りの形状であっても剛性を効率よく向上させることが可能になっている。特に、単に先細り形状にしただけでは前後方向の荷重を受けたときにねじれ変形が起きやすくなるため、本実施例ではフロントブラケット122およびリアブラケット124のそれぞれの斜辺を内側に湾曲させることでねじれ剛性を高め、その問題を解決している。なお、フロントブラケット122よびリアブラケット124は、下端側を先細り形状にしたうえで、接続孔136、144をなるべくクロスメンバ110の下面110aに近い位置に設けることで、接続孔136、144を介して荷重を受けたときの変形を防いでいる。
図4は、図1(b)の取付構造100を車両後方左上から見た斜視図である。クロスメンバ110は、断面ハット形状であって、フロア104(図1(b)参照)との間に閉断面を形成する。当該取付部112はさらに、クロスメンバ110の内側に設けられる隔壁部材146を含んでいる。隔壁部材146は、クロスメンバ110の内側にさらに閉断面を形成する部材であり、クロスメンバ110を介してフロントブラケット122およびリアブラケット124にも接合されている。
隔壁部材146もまた、差動装置102の取付剛性をより高め、車体の振動や変形を抑えることを可能にする。特に、隔壁部材146は、クロスメンバ110の内側において、フロントメンバ116とリアメンバ118とを車両前後方向に直線状に橋わたすように設けられている。隔壁部材146を設けることで、クロスメンバ110の剛性はより向上する。また、隔壁部材146によって、フロントブラケット122とリアブラケット124とが連結され、差動装置102に由来する振動および変形をより抑えることが可能になる。
図5は、図2の取付構造100のA-A断面図である。上述したように、クロスメンバ110は、断面ハット形状になっている。ここで、図4の隔壁部材146は、下壁148および側壁150を有し、車幅方向に延びるクロスメンバ110の内側の一部に閉断面を形成する。
図5には、隔壁部材146のうちの下壁148が登場している。隔壁部材146の下壁148は、フロア104に広く接触し、また前後方向の端部がクロスメンバ110の前後のフランジ110d、110eの下側に接合する。隔壁部材146の下壁148は、前後方向において段差が生じないよう、なるべく平坦な形状になっている。
フロントメンバ116の上下方向の寸法は後端116aに近づくほど次第に下方に大きくなっていて、フロントメンバ116は後端116aがクロスメンバ110よりも下方に突出した状態でフロントブラケット122に接合している。また、リアメンバ118の上下方向の寸法は前端118aに近づくほど次第に下方に大きくなっていて、リアメンバ118は前端118aがクロスメンバ110よりも下方に突出した状態でリアブラケット124に接合している。
上記構成によって、フロントメンバ116およびリアメンバ118がフロントブラケット122およびリアブラケット124それぞれに対して広く接合されている。そのため、フロントブラケット122およびリアブラケット124の設置剛性をより向上させることが可能になっている。また、フロントブラケット122およびリアブラケット124は、下端130、138側の接続孔136、144の近傍にまでフロントメンバ116およびリアメンバ118によって補強されている。そのため、接続孔136、144から入力される荷重をフロントメンバ116およびリアメンバ118に効率よく伝え、変形や振動を抑えることが可能になっている。
なお、当該取付構造100では、クロスメンバ110に対してフロントブラケット122とフロントメンバ116とをスポット溶接等で接合させ、このときの溶接点とは別の箇所にてクロスメンバ110と隔壁部材146とを接合させている。すなわち、4つの部材部材が重なる位置での溶接を避け、最大で3つの部材が重なる位置にて溶接を行っている。スポット溶接で部材同士を接合する場合、重ねる部品点数は少ないほうが十全な接合が行えるからである。
図6は、図5の取付構造100のB-B断面図である。隔壁部材146は、側壁150、152の前後それぞれにフランジ150a、150bおよびフランジ152a、152bを有し、クロスメンバ110を介してフロントブラケット122およびリアブラケット124に接合される。これによって、フロントメンバ116からクロスメンバ110の内側の隔壁部材146、そしてリアメンバ118へと、車両前後方向に連なった閉断面が形成される。この構成によって、フロントブラケット122およびリアブラケット124に伝わった差動装置102からの振動を各メンバに伝え、フロア104の振動を防ぐことができる。
以上のように、本実施例によれば、フロントブラケット122およびリアブラケット124を強固に設置することができ、差動装置102の取付剛性を高め、車体の振動や変形を抑えることが可能になる。特に、本実施例によれば、差動装置102に由来するフロア104の振動を好適に抑えることが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両用差動装置取付構造に利用することができる。
100…取付構造、102…差動装置、104…フロア、106…ブラケット、108…クロスメンバ、110…クロスメンバ、110a…下面、110b…前壁、110c…後壁、110d、110e…フランジ、112、114…取付部、116…フロントメンバ、116a…後端、116b…フランジ、118…リアメンバ、118a…前端、118b…フランジ、120…バックパネル、122…フロントブラケット、124…リアブラケット、126…縁、126a、126b…斜辺の縁、128…縁、128a、128b…斜辺の縁、130…下端、132、134…角部、136…接続孔、138…下端、140、142…角部、144…接続孔、146…隔壁部材、148…下壁、150、152…側壁、150a、150b…フランジ、152a、152b…フランジ、L1~L4…仮想的な直線

Claims (6)

  1. 車両後部のフロアの下側を車幅方向に延びるクロスメンバと、
    前記クロスメンバに設けられて車両の差動装置が取り付けられる取付部とを備える車両用差動装置取付構造において、
    当該車両用差動装置取付構造はさらに、
    前記クロスメンバから車両前方に延びるフロントメンバと、
    前記クロスメンバから車両後方に延びるリアメンバとを備え、
    前記取付部は、
    前記クロスメンバの前壁に沿って該前壁と前記フロントメンバの後端との間に設けられて該クロスメンバよりも下方に突出するフロントブラケットと、
    前記クロスメンバの後壁に沿って該後壁と前記リアメンバの前端との間に設けられて該クロスメンバよりも下方に突出するリアブラケットとを含むことを特徴とする車両用差動装置取付構造。
  2. 前記フロントブラケットと前記リアブラケットは、車両前後方向から見て互いに重なった状態に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用差動装置取付構造。
  3. 前記クロスメンバは、断面ハット形状であり、
    前記取付部はさらに、前記クロスメンバの内側に設けられる隔壁部材を含み、
    前記隔壁部材は、前記クロスメンバを介して前記フロントブラケットおよび前記リアブラケットに接合されることを特徴とする請求項2に記載の車両用差動装置取付構造。
  4. 前記フロントブラケットの車幅方向の寸法は、前記フロントメンバの後端よりも大きく、
    前記リアブラケットの車幅方向の寸法は、前記リアメンバの前端よりも大きいことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用差動装置取付構造。
  5. 前記フロントブラケットおよび前記リアブラケットはそれぞれ、車両前後方向から見て、前記クロスメンバよりも下方に突出した先細り形状になっていて、
    前記フロントブラケットの縁は、車両前方に屈曲したフランジ状になっていて、
    前記リアブラケットの縁は、車両後方に屈曲したフランジ状になっていて、
    前記フロントブラケットおよび前記リアブラケットの先細り形状の斜辺は、車両前後方向から見て、内側に湾曲していて、
    前記フロントブラケットおよび前記リアブラケットそれぞれには、前記クロスメンバよりも下方に、前記差動装置が接続される接続孔が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用差動装置取付構造。
  6. 前記フロントメンバの上下方向の寸法は、該フロントメンバの後端に近づくほど下方に大きくなっていて、
    前記リアメンバの上下方向の寸法は、該リアメンバの前端に近づくほど下方に大きくなっていて、
    前記フロントメンバの後端は、前記クロスメンバよりも下方に突出した状態で前記フロントブラケットに接合され、
    前記リアメンバの前端は、前記クロスメンバよりも下方に突出した状態で前記リアブラケットに接合されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の車両用差動装置取付構造。
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