JP7409077B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本開示は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置は、本体筐体と、ドラムユニットとを備える。ドラムユニットは、本体筐体に着脱可能である。ドラムユニットは、感光ドラムと、第1ドラム側板と、第2ドラム側板と、第1シャフトとを備える。第1シャフトは、第1ドラム側板から延びる。第1シャフトは、ドラムユニットが本体筐体に装着されるときに、本体筐体の第1ガイドにガイドされる。第1ガイドは、第1シャフトを本体筐体の第1接触面に向けてガイドする。第1シャフトが第1ガイドにガイドされた後に、第1シャフトは、ドラムユニットが本体筐体に装着された状態で、第1接触面と接触する(下記特許文献1参照)。
特開2010-197653号公報
上記した特許文献1に記載されるような画像形成装置において、ドラムユニットが本体筐体内に装着された状態で運搬する場合、運搬中に画像形成装置に衝撃が加わることにより、第1接触面との接触によって第1シャフトが破損する可能性がある。
そこで、本開示の目的は、ドラムユニットが本体筐体に装着された状態で、画像形成装置に衝撃が加わった場合、第1接触面との接触によって第1シャフトが破損することを抑制できる画像形成装置を提供することにある。
(1)本開示の画像形成装置は、本体筐体と、ドラムユニットと、第1カバーとを備える。本体筐体は、第1本体側板と、第2本体側板とを備える。第2本体側板は、第1方向において第1本体側板と離れて位置する。ドラムユニットは、本体筐体に着脱可能である。ドラムユニットは、感光ドラムと、第1ドラム側板と、第2ドラム側板と、第1シャフトとを備える。感光ドラムは、ドラム軸について回転可能である。ドラム軸は、第1方向に延びる。第1ドラム側板は、第1方向における感光ドラムの一端部を支持する。ドラムユニットが本体筐体に装着された場合に、第1ドラム側板は、第1方向において第2本体側板よりも第1本体側板に近い。第2ドラム側板は、第1方向における感光ドラムの他端部を支持する。ドラムユニットが本体筐体に装着された場合に、第2ドラム側板は、第1方向において第1本体側板よりも第2本体側板に近い。第1シャフトは、第1ドラム側板から第1方向に延びる。第1シャフトは、第1本体側板に対して第2本体側板から離れて延びる。第1カバーは、第1穴を有する。第1シャフトは、第1穴に挿入される。第1カバーは、第1シャフトに着脱可能である。
第1本体側板は、第1接触面と、第1ガイドとを有する。第1カバーが第1シャフトに装着されていない状態で、ドラムユニットが本体筐体に装着された場合、第1接触面は、第1シャフトと接触する。第1カバーが第1シャフトに装着されていない状態で、ドラムユニットが本体筐体に装着されるときに、第1ガイドは、第1シャフトを第1接触面に向けてガイドする。
第1カバーが第1シャフトに装着された状態で、ドラムユニットが本体筐体に装着された場合、第1カバーの一部が第1ガイドと接触することにより、第1シャフトは、第1接触面から離間する。
このような構成によれば、第1カバーが第1シャフトに装着された状態で、ドラムユニットが本体筐体に装着された場合、第1シャフトを、第1接触面から離間させておくことができる。
そのため、第1カバーが第1シャフトに装着され、ドラムユニットが本体筐体に装着された状態で、画像形成装置に衝撃が加わった場合、第1接触面との接触によって第1シャフトが破損することを、抑制できる。
(2)第1カバーは、本体部と、第1突起とを有してもよい。本体部は、第1穴を有する。第1突起は、第1穴から離れて位置する。第1突起は、本体部から延びる。第1カバーが第1ドラム側板に取り付けられた状態で、ドラムユニットが本体筐体に装着された場合、第1突起は、第1ガイドと接触する。第1カバーが第1ドラム側板に取り付けられた状態で、ドラムユニットが本体筐体に装着された場合、第1突起が第1ガイドと接触することにより、第1シャフトは、第1接触面から離間する。
(3)第1ドラム側板は、第2穴を有してもよい。第1カバーは、第2突起を、さらに有してもよい。第2突起は、第1穴から離れて位置する。第2突起は、本体部から延びる。第2突起は、第2穴に嵌まる。
(4)第1カバーが第1シャフトに装着された状態で、ドラムユニットが本体筐体に装着された場合、本体部は、第1方向において第1本体側板と第1ドラム側板の間に位置し、第1本体側板および第1ドラム側板と接触してもよい。
(5)画像形成装置は、さらに、現像カートリッジと、第1ベルトとを備えてもよい。現像カートリッジは、現像ローラを有する。現像ローラは、現像軸について回転可能である。現像軸は、第1方向に延びる。現像カートリッジは、ドラムユニットに着脱可能である。現像カートリッジがドラムユニットに装着された状態で、現像カートリッジは、接触位置と離間位置との間を移動可能である。現像カートリッジが接触位置に位置した状態で、現像ローラは、感光ドラムと接触する。現像カートリッジが離間位置に位置した状態で、現像ローラは、感光ドラムから離間する。第1ベルトは、現像カートリッジに着脱可能である。第1ベルトが現像カートリッジに装着されていない状態で、ドラムユニットが本体筐体に装着された場合、現像カートリッジは、接触位置に位置する。第1ベルトが現像カートリッジに装着された状態で、ドラムユニットが本体筐体に装着された場合、現像カートリッジは、離間位置に位置する。
このような構成によれば、現像カートリッジがドラムユニットに装着され、ドラムユニットが本体筐体に装着された状態で、第1ベルトにより、現像ローラを、感光ドラムから離間させることができる。
そのため、感光ドラムとの接触によって現像ローラの一部が変形することを、防止できる。
(6)ドラムユニットは、第1ビームと、第2ビームとをさらに備えてもよい。第1ビームは、第1方向において、第1ドラム側板と第2ドラム側板との間に位置する。第2ビームは、第2方向において感光ドラムに対して第1ビームの反対側に位置する。第2方向は、第1方向と交差する。第2ビームは、第2方向において、第1ビームよりも第1シャフトの近くに位置する。第1ベルトは、第1端部と、第2端部と、取付部とを有してもよい。第1端部は、第1ビームに装着される。第2端部は、第2方向において第1端部から離れて位置する。第2端部は、第2ビームに装着される。取付部は、第2方向に延びる。取付部は、第2方向において第1端部と第2端部との間に位置する。取付部は、第1方向における現像カートリッジの一端部に装着される。
(7)第1カバーは、第3突起を、さらに備えてもよい。第3突起は、第1ベルトの第2端部に引っかかる。
(8)画像形成装置は、さらに、第2カバーを備えてもよい。第2カバーは、第1ドラム側板に着脱可能である。現像カートリッジがドラムユニットに装着された状態で、第2カバーは、第1ベルトとともに現像カートリッジを離間位置に位置させる。
このような構成によれば、現像カートリッジがドラムユニットに装着され、ドラムユニットが本体筐体に装着された状態で、第1ベルトと第2カバーにより、現像ローラを、より安定に、感光ドラムから離間させることができる。
そのため、感光ドラムとの接触によって現像ローラの一部が変形することを、より防止できる。
(9)現像カートリッジは、トナー筐体と、現像カップリングと、ギアカバーと、をさらに備える。トナー筐体は、トナーを収容可能である。現像カップリングは、第1方向におけるトナー筐体の一端部に位置する。ギアカバーは、現像カップリングの一部を覆う。ギアカバーは、筒部を有する。筒部は、現像カップリングを支持する。第1ドラム側板は、第1貫通穴を有する。現像カートリッジがドラムユニットに装着された状態で、第1貫通穴は、現像カップリングを露出する。第2カバーは、カバー部と、リブとを有してもよい。カバー部は、第1貫通穴を覆う。リブは、カバー部から第1貫通穴内に向けて突出する。リブは、筒部と接触することにより、現像カートリッジを離間位置に位置させる。
(10)ドラムユニットは、ドラムカップリングを、さらに備える。第1ドラム側板は、第2貫通穴を有する。第2貫通穴は、ドラムカップリングを露出する。カバー部は、第1貫通穴および第2貫通穴を覆ってもよい。
(11)第2カバーは、第1カバーとともに第1ドラム側板から取り外し可能であってもよい。
(12)第2カバーは、さらに、フック部を有してもよい。フック部は、第1カバーに引っかかる。
(13)画像形成装置は、さらに、第2ベルトを備えてもよい。第2ベルトは、現像カートリッジに着脱可能である。第1ベルトと第2ベルトとが現像カートリッジに装着された状態で、第2ベルトは、第1方向において第1ベルトから離れて位置する。第1ベルトおよび第2ベルトが現像カートリッジに装着されていない状態で、ドラムユニットが本体筐体に装着された場合、現像カートリッジは、接触位置に位置する。第1ベルトおよび第2ベルトが現像カートリッジに装着された状態で、ドラムユニットが本体筐体に装着された場合、現像カートリッジは、離間位置に位置する。
このような構成によれば、現像カートリッジがドラムユニットに装着され、ドラムユニットが本体筐体に装着された状態で、第1ベルトと第2ベルトにより、現像ローラを、より安定に、感光ドラムから離間させることができる。
そのため、感光ドラムとの接触によって現像ローラの一部が変形することを、より防止できる。
(14)本体筐体は、さらに、第1板金を備えてもよい。第1板金は、第1接触面を有する。
(15)ドラムユニットは、第2シャフトを、さらに備える。第2シャフトは、第2ドラム側板から第1方向に延びる。第2シャフトは、第2本体側板に対して第1本体側板から離れて延びる。画像形成装置は、第3カバーを、さらに備えてもよい。第3カバーは、第3穴を有する。第2シャフトは、第3穴に挿入される。第3カバーは、第2シャフトに着脱可能である。第2本体側板は、第2接触面と、第2ガイドとを有する。第3カバーが第2シャフトに装着されていない状態で、ドラムユニットが本体筐体に装着された場合、第2接触面は、第2シャフトと接触する。第3カバーが第2シャフトに装着されていない状態で、ドラムユニットが本体筐体に装着されるときに、第2ガイドは、第2シャフトを第2接触面に向けてガイドする。第3カバーが第2シャフトに装着された状態で、ドラムユニットが本体筐体に装着された場合、第3カバーの一部が第2ガイドと接触することにより、第2シャフトは、第2接触面から離間する。
このような構成によれば、第3カバーが第2シャフトに装着された状態で、ドラムユニットが本体筐体に装着された場合、第2シャフトを、第2接触面から離間させておくことができる。
そのため、第3カバーが第2シャフトに装着され、ドラムユニットが本体筐体に装着された状態で、画像形成装置に衝撃が加わった場合、第2接触面との接触によって第2シャフトが破損することを、抑制できる。
(16)本体筐体は、さらに、第2板金を備えてもよい。第2板金は、第2接触面を有する。
本開示の画像形成装置によれば、ドラムユニットが本体筐体に装着された状態で、画像形成装置に衝撃が加わった場合、第1接触面との接触によって第1シャフトが破損することを抑制できる。
図1は、画像形成装置1の概略構成図である。 図2は、図1に示すドラムユニット4の移動を説明するための説明図である。 図3は、図1に示す現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kの移動を説明するための説明図である。 図4は、現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kが装着されたドラムユニット4の斜視図である。 図5は、現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kが装着されたドラムユニット4の側面図である。 図6は、現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kが装着されたドラムユニット4の斜視図であって、図4とは異なるアングルから見た斜視図である。 図7は、図4に示すドラムユニット4が本体側板21Aと本体側板21Bとの間に装着された状態を説明するための説明図である。 図8は、図4に示すドラムユニット4が本体筐体2に装着され、ドラムユニット4のシャフト43Aが本体筐体2の接触面S1に接触した状態を説明するための説明図である。 図9は、現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kと、カバー31A、31Bと、ベルト32A、32Bと、カバー33とが装着されたドラムユニット4の斜視図である。 図10は、図9に示すドラムユニット4が本体筐体2に装着され、ドラムユニット4のシャフト43Aが本体筐体2の接触面S1から離間した状態を説明するための説明図である。 図11は、カバー31Aの斜視図である。 図12は、図11とは異なるアングルから見たカバー31Aの斜視図である。 図13は、図9に示すドラムユニット4が本体側板21Aと本体側板21Bとの間に装着された状態を説明するための説明図である。 図14は、カバー31Bの斜視図である。 図15は、図14とは異なるアングルから見たカバー31Bの斜視図である。 図16は、ベルト32Aの斜視図である。 図17は、図16とは異なるアングルから見たベルト32Aの斜視図である。 図18は、カバー33の斜視図である。
1.画像形成装置1の概略
図1から図3を参照して、画像形成装置1の概略について説明する。なお、以下の説明において、ドラム軸A1が延びる方向を、第1方向と定義する。ドラム軸A1は、後で説明される。
図1に示すように、画像形成装置1は、本体筐体2と、シートカセット3と、ドラムユニット4と、露光装置5と、4つの現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kと、転写装置7と、定着装置8とを備える。
1.1 本体筐体2
本体筐体2は、シートカセット3と、ドラムユニット4と、露光装置5と、現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kと、転写装置7と、定着装置8とを収容する。
図1および図2に示すように、本体筐体2は、開口2Aを有する。本体筐体2は、カバー2Bを備える。
開口2Aは、第2方向における本体筐体2の一端部に位置する。第2方向は、第1方向と交差する。好ましくは、第2方向は、第1方向と直交する。
カバー2Bは、閉位置(図1参照)と、開位置(図2参照)との間を移動可能である。カバー2Bが閉位置に位置した場合、カバー2Bは、開口2Aを閉じる。カバー2Bが開位置に位置した場合、開口2Aは、開く。
1.2 シートカセット3
図1に示すように、シートカセット3は、シートSを収容可能である。シートカセット3内のシートSは、感光ドラム9Yに向かって搬送される。感光ドラム9Yは、後で説明される。
1.3 ドラムユニット4
ドラムユニット4は、本体筐体2に着脱可能である。詳しくは、図2に示すように、カバー2Bが開位置に位置した状態で、ドラムユニット4は、内側位置(図1参照)と外側位置(図2参照)との間を、開口2Aを通って、第2方向に移動可能である。図1に示すように、ドラムユニット4が内側位置に位置した状態で、ドラムユニット4の全部は、本体筐体2内に位置する。図2に示すように、ドラムユニット4が外側位置に位置した状態で、ドラムユニット4の少なくとも一部は、本体筐体2外に位置する。ドラムユニット4が外側位置に位置した状態で、ドラムユニット4は、本体筐体2から取り外し可能である。
図1に示すように、ドラムユニット4は、4つの感光ドラム9Y、9M、9C、9Kと、帯電装置10Y、10M、10C、10Kとを備える。
感光ドラム9Yは、第1方向に延びる。感光ドラム9Yは、円筒形状を有する。感光ドラム9Yは、ドラム軸A1について回転可能である。ドラム軸A1は、第1方向に延びる。
帯電装置10Yは、感光ドラム9Yの周面を帯電させる。本実施形態では、帯電装置10Yは、スコロトロン型帯電器である。なお、帯電装置10Yは、帯電ローラであってもよい。
感光ドラム9M、9C、9Kは、感光ドラム9Yと同様に説明され、帯電装置10M、10C、10Kは、帯電装置10Yと同様に説明される。そのため、感光ドラム9M、9C、9Kについての説明、および、帯電装置10M、10C、10Kについての説明は、省略される。
1.4 露光装置5
ドラムユニット4が内側位置に位置した状態で、露光装置5は、感光ドラム9Y、9M、9C、9Kの周面を露光可能である。本実施形態では、露光装置5は、レーザースキャンユニットである。
1.5 現像カートリッジ6Y、6M、6C、6K
図2に示すように、ドラムユニット4が外側位置に位置した状態で、現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kのそれぞれは、ドラムユニット4に着脱可能である。
図1に示すように、現像カートリッジ6Yは、トナー筐体61Yと、現像ローラ62Yとを有する。
トナー筐体61Yは、トナーを収容可能である。
現像ローラ62Yは、第1方向に延びる。現像ローラ62Yは、円柱形状を有する。現像ローラ62Yの一部は、トナー筐体61Yの内部に収容される。現像ローラ62Yは、感光ドラム9Yの周面と接触する。現像ローラ62Yは、現像軸A2について回転可能である。現像カートリッジ6Yがドラムユニット4に装着され、ドラムユニット4が内側位置に位置した状態で、現像軸A2は、ドラム軸A1から離れて位置する。現像軸A2は、第1方向に延びる。現像ローラ62Yは、露光装置5によって露光された感光ドラム9Yにトナー筐体61Y内のトナーを供給する。
図1および図3に示すように、現像カートリッジ6Yがドラムユニット4に装着され、ドラムユニット4が内側位置に位置した状態で、現像カートリッジ6Yは、接触位置(図1参照)と離間位置(図3参照)との間を移動可能である。図1に示すように、現像カートリッジ6Yが接触位置に位置した状態で、現像ローラ62Yは、感光ドラム9Yと接触する。図3に示すように、現像カートリッジ6Yが離間位置に位置した状態で、現像ローラ62Yは、感光ドラム9Yから離間する。
現像カートリッジ6M、6C、6Kは、現像カートリッジ6Yと同様に説明される。そのため、現像カートリッジ6M、6C、6Kについての説明は、省略される。
1.6 転写装置7
図1に示すように、転写装置7は、ベルト71と、4つの転写ローラ72Y、72M、72C、72Kとを備える。
ベルト71は、シートカセット3から供給されたシートSを、定着装置8に向かって搬送する。ベルト71は、感光ドラム9Yと転写ローラ72Yとの間、感光ドラム9Mと転写ローラ72Mとの間、感光ドラム9Cと転写ローラ72Cとの間、および、感光ドラム9Kと転写ローラ72Kとの間を通る。ベルト71は、エンドレスベルトである。
転写ローラ72Yは、感光ドラム9Y上のトナーを、ベルト71によって搬送されるシートSに転写する。転写ローラ72Mは、感光ドラム9M上のトナーを、ベルト71によって搬送されるシートSに転写する。転写ローラ72Cは、感光ドラム9C上のトナーを、ベルト71によって搬送されるシートSに転写する。転写ローラ72Kは、感光ドラム9K上のトナーを、ベルト71によって搬送されるシートSに転写する。
1.7 定着装置8
定着装置8は、トナーが転写されたシートSを加熱および加圧して、シートSにトナーを定着させる。定着装置8を通過したシートSは、本体筐体2外に排出される。
2.現像カートリッジ6Yの詳細
次に、図4を参照して、現像カートリッジ6Yの詳細について説明する。なお、現像カートリッジ6M、6C、6Kは、現像カートリッジ6Yと同様に説明される。そのため、現像カートリッジ6M、6C、6Kについての説明は、省略される。
現像カートリッジ6Yは、上記したトナー筐体61Yおよび現像ローラ62Yに加えて、現像カップリング63Yと、ギアカバー64Yとを備える。現像カートリッジ6Yは、溝651A、651Bと、溝652A、652Bとを有する。
2.1 現像カップリング63Y
現像カップリング63Yは、第1方向におけるトナー筐体61Yの一端部に位置する。現像カップリング63Yは、軸A3について回転可能である。軸A3は、ドラム軸A1および現像軸A2から離れて位置する。軸A3は、第1方向に延びる。現像カップリング63Yは、円筒形状を有する。現像カップリング63Yは、第1方向に延びる。現像カートリッジ6Yがドラムユニット4に装着され、ドラムユニット4が内側位置に位置し、カバー2Bが閉位置に位置し、現像カートリッジ6Yが接触位置に位置した状態(図1参照)で、現像カップリング63Yは、本体筐体2の図示しない本体カップリングと接続される。現像カップリング63Yと本体カップリングとが接続された状態で、現像カップリング63Yは、本体カップリングとともに回転可能である。現像カップリング63Yは、図示しないギア列を介して、現像ローラ62Yと接続する。本体カップリングから現像カップリング63Yに入力された動力は、ギア列を介して、現像ローラ62Yに伝わる。
2.2 ギアカバー64Y
ギアカバー64Yは、第1方向におけるトナー筐体61Yの一端部に位置する。ギアカバー64Yは、現像カップリング63Yの一部を覆う。ギアカバー64Yは、筒部641を有する。
筒部641は、第1方向に延びる。現像カップリング63Yは、筒部641内に嵌まる。筒部641は、現像カップリング63Yを支持する。
2.3 溝651A、651B
溝651Aは、第1方向における現像カートリッジ6Yの一端部に位置する。詳しくは、溝651Aは、ギアカバー64Yに位置する。溝651Aは、第3方向におけるギアカバー64Yの一端部に位置する。具体的には、溝651Aは、ギアカバー64Yの上端部に位置する。溝651Aは、第2方向に延びる。
溝651Bは、第1方向における現像カートリッジ6Yの他端部に位置する。詳しくは、溝651Bは、第1方向におけるトナー筐体61Yの他端部に位置する。溝651Bは、第3方向におけるトナー筐体61Yの一端部に位置する。具体的には、溝651Bは、トナー筐体61Yの上端部に位置する。溝651Bは、第2方向に延びる。
2.4 溝652A、652B
溝652Aは、第1方向における現像カートリッジ6Yの一端部に位置する。詳しくは、溝652Aは、ギアカバー64Yに位置する。溝652Aは、第3方向におけるギアカバー64Yの一端部に位置する。具体的には、溝652Aは、ギアカバー64Yの上端部に位置する。溝652Aは、第1方向に延びる。溝652Aは、溝651Aと交差する。好ましくは、溝652Aは、溝651Aと直交する。
溝652Bは、第1方向における現像カートリッジ6Yの他端部に位置する。詳しくは、溝652Bは、第1方向におけるトナー筐体61Yの他端部に位置する。溝652Bは、第3方向におけるトナー筐体61Yの一端部に位置する。具体的には、溝652Bは、トナー筐体61Yの上端部に位置する。溝652Bは、第1方向に延びる。溝652Bは、溝651Bと交差する。好ましくは、溝652Bは、溝651Bと直交する。
3.ドラムユニット4の詳細
次に、図4から図6を参照して、ドラムユニット4の詳細について説明する。
図4に示すように、ドラムユニット4は、上記した感光ドラム9Y、9M、9C、9K、および、帯電装置10Y、10M、10C、10Kに加えて、ドラム側板41A、41Bと、ビーム42A、42Bと、シャフト43A、43Bと、4つのドラムカップリング44Y、44M、44C、44Kとを備える。ドラムユニット4は、穴45A、45Bと、溝46A、46Bとを有する。
3.1 ドラム側板41A
ドラム側板41Aは、第1方向における感光ドラム9Yの一端部、第1方向における感光ドラム9Mの一端部、第1方向における感光ドラム9Cの一端部、および、第1方向における感光ドラム9Kの一端部を支持する。ドラム側板41Aは、第2方向および第3方向に延びる。第3方向は、第1方向および第2方向の両方と交差する。好ましくは、第3方向は、第1方向および第2方向の両方と直交する。
図5に示すように、ドラム側板41Aは、4つの貫通穴411Y、411M、411C、411Kと、4つの貫通穴412Y、412M、412C、412Kと、穴413とを有する。
貫通穴411Y、411M、411C、411Kは、第2方向に並ぶ。現像カートリッジ6Yがドラムユニット4に装着された状態で、貫通穴411Yは、現像カップリング63Yを露出する。貫通穴411Yは、現像カートリッジ6Yが接触位置と離間位置との間を移動する方向に延びる。本実施形態では、貫通穴411Yは、第2方向に延びる。貫通穴411Yは、長穴である。
貫通穴411M、411C、411Kは、貫通穴411Yと同様に説明される。そのため、貫通穴411M、411C、411Kについての説明は、省略される。
貫通穴412Y、412M、412C、412Kは、第2方向に並ぶ。貫通穴412Yは、ドラムカップリング44Yを露出する。貫通穴412Yは、円形状を有する。
貫通穴412M、412C、412Kは、貫通穴411Yと同様に説明される。そのため、貫通穴412M、412C、412Kについての説明は、省略される。
穴413は、第2方向におけるドラム側板41Aの一端部に位置する。穴413は、第2方向において、シャフト43Aから離れて位置する。本実施形態では、穴413は、シャフト43Aに対して、貫通穴411Yの反対側に位置する。
3.2 ドラム側板41B
図6に示すように、ドラム側板41Bは、第1方向において、ドラム側板41Aから離れて位置する。ドラム側板41Bは、第1方向における感光ドラム9Yの他端部、第1方向における感光ドラム9Mの他端部、第1方向における感光ドラム9Cの他端部、および、第1方向における感光ドラム9Kの他端部を支持する。現像カートリッジ6Yがドラムユニット4に装着された状態で、ドラム側板41Bは、第1方向において、現像カートリッジ6Yに対して、ドラム側板41Aの反対側に位置する。ドラム側板41Bは、第2方向および第3方向に延びる。ドラム側板41Bは、ドラム側板41A(図4参照)と異なり、貫通穴411Y、411M、411C、411K、および、貫通穴412Y、412M、412C、412Kを有さない。
3.3 ビーム42A、42B
図4に示すように、ビーム42Aは、第2方向におけるドラムユニット4の他端部に位置する。ビーム42Aは、第1方向において、ドラム側板41Aとドラム側板41Bとの間に位置する。ビーム42Aは、第1方向および第3方向に延びる。ビーム42Aは、板形状を有する。
ビーム42Bは、第2方向におけるドラムユニット4の一端部に位置する。ビーム42Bは、第2方向において、ビーム42Aから離れて位置する。ビーム42Bは、第2方向において感光ドラム9Yに対してビーム42Aの反対側に位置する。現像カートリッジ6Yがドラムユニット4に装着された状態で、現像カートリッジ6Yに対して、ビーム42Aの反対側に位置する。ビーム42Bは、第2方向において、ビーム42Aよりもシャフト43Aの近くに位置する。ビーム42Bは、第1方向および第3方向に延びる。ビーム42Bは、板形状を有する。
3.4 シャフト43A、43B
シャフト43Aは、第2方向におけるドラムユニット4の一端部に位置する。シャフト43Aは、ドラム側板41Aから第1方向に延びる。シャフト43Aは、第1方向において、ドラム側板41Aに対してドラム側板41Bの反対側へ延びる。シャフト43Aは、円柱形状を有する。
シャフト43Bは、第2方向におけるドラムユニット4の一端部に位置する。シャフト43Bは、ドラム側板41Bから第1方向に延びる。シャフト43Bは、第1方向において、ドラム側板41Bに対してドラム側板41Aの反対側へ延びる。シャフト43Bは、円柱形状を有する。
3.5 ドラムカップリング44Y、44M、44C、44K
ドラムカップリング44Yは、第1方向における感光ドラム9Yの一端部に取り付けられる。ドラムカップリング44Yは、感光ドラム9Yとともに回転可能である。
ドラムカップリング44M、44C、44Kは、ドラムカップリング44Yと同様に説明される。そのため、ドラムカップリング44M、44C、44Kについての説明は、省略される。
3.6 穴45A、45B
穴45Aは、第1方向におけるビーム42Aの一端部に位置する。穴45Aは、第3方向におけるビーム42Aの一端部に位置する。言い換えると、穴45Aは、ビーム42Aの上端部に位置する。
穴45Bは、第1方向におけるビーム42Aの他端部に位置する。穴45Bは、第1方向において、穴45Aから離れて位置する。穴45Bは、第3方向におけるビーム42Aの一端部に位置する。言い換えると、穴45Bは、ビーム42Aの上端部に位置する。
3.7 溝46A、46B
溝46Aは、第1方向におけるビーム42Bの一端部に位置する。溝46Aは、第3方向におけるビーム42Bの一端部に位置する。言い換えると、溝46Aは、ビーム42Bの上端部に位置する。
溝46Bは、第1方向におけるビーム42Bの他端部に位置する。溝46Bは、第1方向において、溝46Aから離れて位置する。溝46Bは、第3方向におけるビーム42Bの一端部に位置する。言い換えると、溝46Bは、ビーム42Bの上端部に位置する。
4.本体筐体2の詳細
次に、図7および図8を参照して、本体筐体2の詳細について説明する。
図7に示すように、本体筐体2は、本体側板21A、21Bを備える。
4.1 本体側板21A
ドラムユニット4が本体筐体2に装着された状態で、本体側板21Aは、第1方向において、ドラム側板41Aと向かい合う。ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合に、ドラム側板41Aは、第1方向において、本体側板21Bよりも本体側板21Aに近い。言い換えると、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合に、ドラム側板41Aは、第1方向において、本体側板21Bと本体側板21Aとの間に位置する。ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合に、ドラム側板41Aは、第1方向において、ドラム側板41Bよりも本体側板21Aに近い。言い換えると、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合に、ドラム側板41Aは、第1方向において、ドラム側板41Bと本体側板21Aとの間に位置する。ドラムユニット4が本体筐体2に装着された状態で、シャフト43Aは、本体側板21Aに対して本体側板21Bから離れて延びる。言い換えると、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された状態で、シャフト43Aは、第1方向において、ドラム側板41Aから本体側板21Aに向かって延びる。本体側板21Aは、第2方向および第3方向に延びる。
図7および図8に示すように、本体側板21Aは、板金211Aと、樹脂板212Aとを備える。言い換えると、本体筐体2は、板金211Aを備える。
図8に示すように、板金211Aは、第2方向および第3方向に延びる。板金211Aは、接触面S1を有する。言い換えると、本体側板21Aは、接触面S1を有する。
接触面S1は、第2方向に延びる。ドラムユニット4が本体筐体2に装着された状態で、接触面S1は、シャフト43Aと接触する。詳しくは、カバー31A(図9参照)がシャフト43Aに装着されていない状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、接触面S1は、シャフト43Aと接触する。カバー31Aは、後で説明される。
図7に示すように、樹脂板212Aは、第1方向において、板金211Aと重なる。樹脂板212Aは、第2方向および第3方向に延びる。図8に示すように、樹脂板212Aは、ガイド213Aを有する。言い換えると、本体側板21Aは、ガイド213Aを有する。
ガイド213Aは、第2方向において、接触面S1の一方側に位置する。言い換えると、カバー2B(図1参照)が閉位置に位置した状態で、ガイド213Aは、第2方向において、接触面S1とカバー2Bとの間に位置する。ガイド213Aは、第2方向に延びる。ドラムユニット4が本体筐体2に装着されるときに、ガイド213Aは、シャフト43Aを接触面S1に向けてガイドする。詳しくは、カバー31Aがシャフト43Aに装着されていない状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着されるときに、ガイド213Aは、シャフト43Aを接触面S1に向けてガイドする。
4.2 本体側板21B
図7に示すように、本体側板21Bは、第1方向において、本体側板21Aと離れて位置する。本体側板21Bは、本体側板21Aと同様に説明される。
詳しくは、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された状態で、本体側板21Bは、第1方向において、ドラム側板41Bと向かい合う。ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合に、ドラム側板41Bは、第1方向において、本体側板21Aよりも本体側板21Bに近い。言い換えると、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合に、ドラム側板41Bは、第1方向において、本体側板21Aと本体側板21Bとの間に位置する。ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合に、ドラム側板41Bは、第1方向において、ドラム側板41Aよりも本体側板21Bに近い。言い換えると、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合に、ドラム側板41Bは、第1方向において、ドラム側板41Aと本体側板21Bとの間に位置する。ドラムユニット4が本体筐体2に装着された状態で、シャフト43Bは、本体側板21Bに対して本体側板21Aから離れて延びる。言い換えると、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された状態で、シャフト43Bは、第1方向において、ドラム側板41Bから本体側板21Bに向かって延びる。本体側板21Bは、第2方向および第3方向に延びる。
本体側板21Bは、板金211Bと、樹脂板212Bとを備える。言い換えると、本体筐体2は、板金211Bを備える。
板金211Bは、第2方向および第3方向に延びる。板金211Bは、接触面S2を有する。言い換えると、本体側板21Bは、接触面S2を有する。接触面S2は、図示されていない。カバー31B(図9参照)がシャフト43Bに装着されていない状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、接触面S2は、シャフト43Bと接触する。
樹脂板212Bは、板金211Bと重なる。樹脂板212Bは、第2方向および第3方向に延びる。樹脂板212Bは、ガイド213Bを有する。言い換えると、本体側板21Bは、ガイド213Bを有する。ガイド213Bは、図示されていない。カバー31Bがシャフト43Bに装着されていない状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着されるときに、ガイド213Bは、シャフト43Bを接触面S2に向けてガイドする。
5.画像形成装置1の梱包
図9から図18を参照して、画像形成装置1の梱包について説明する。
現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kがドラムユニット4に装着され、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された状態(図1参照)で、画像形成装置1は、所定の箱に梱包される。
ここで、画像形成装置1が所定の箱に梱包される場合、図9に示すように、ドラムユニット4および現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kには、カバー31A、31Bと、ベルト32A、32Bと、カバー33とが取り付けられる。つまり、画像形成装置1は、カバー31A、31Bと、ベルト32A、32Bと、カバー33とを備える。
5.1 カバー31A
カバー31Aは、第2方向におけるドラム側板41Aの一端部に着脱可能である。詳しくは、カバー31Aは、シャフト43Aに着脱可能である。
図10に示すように、カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、カバー31Aは、シャフト43Aを、本体側板21Aの接触面S1から離間させる。
詳しくは、図11および図12に示すように、カバー31Aは、本体部311Aと、突起312Aと、突起313Aと、突起314Aとを有する。
5.1.1 本体部311A
図13に示すように、カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、本体部311Aは、第1方向において、本体側板21Aとドラム側板41Aの間に位置する。本体部311Aは、板形状を有する。カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態で、本体部311Aは、第2方向および第3方向に延びる。本体部311Aは、第1方向において、外面S11と、内面S12とを有する。カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態で、外面S11は、第1方向において、ドラム側板41Aから離れて位置する。カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態で、内面S12は、ドラム側板41Bと接触する。言い換えると、カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態で、本体部311Aは、ドラム側板41Aと接触する。
図11および図12に示すように、本体部311Aは、接触部315Aと、穴316Aと、穴317とを有する。言い換えると、カバー31Aは、穴316Aを有する。
接触部315Aは、第2方向における本体部311Aの他端部に位置する。接触部315Aは、本体部311Aの外面S11から第1方向に突出する。接触部315Aは、屈曲した板形状を有する。
図13に示すように、カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、接触部315Aは、第1方向において、本体側板21Aとドラム側板41Aの間に位置する。カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、接触部315Aは、第1方向において、本体部311Aの外面S11から本体側板21Aに向かって突出する。カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、接触部315Aは、本体側板21Aと接触する。言い換えると、カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、本体部311Aは、本体側板21Aと接触する。これにより、カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、ドラムユニット4が本体筐体2に対して第1方向に移動することを、抑制できる。
図11に示すように、穴316Aは、第2方向において、突起312Aと接触部315Aとの間に位置する。本実施形態では、穴316Aは、貫通穴である。カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態(図9参照)で、シャフト43Aは、穴316Aに挿入される。穴316Aは、円形状を有する。
穴317は、第3方向において、穴316Aから離れて位置する。穴317は、第3方向において、穴316Aの他方側に位置する。穴317は、穴316Aの下方に位置する。穴317は、四角形状を有する。
5.1.2 突起312A
突起312Aは、第2方向において、穴316Aから離れて位置する。突起312Aは、第2方向における本体部311Aの一端部に位置する。突起312Aは、第2方向において、穴316Aに対して、接触部315Aの反対側に位置する。突起312Aは、本体部311Aの外面S11から延びる。突起312Aは、第1方向に延びる。カバー31Aがドラム側板41Aに取り付けられ、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された状態(図13参照)で、突起312Aは、第1方向において、本体部311Aの外面S11から本体側板21Aに向かって延びる。
図10に示すように、カバー31Aがドラム側板41Aに取り付けられた状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、突起312Aは、ガイド213Aと接触する。カバー31Aがドラム側板41Aに取り付けられた状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、突起312Aがガイド213Aと接触することにより、シャフト43Aは、接触面S1から離間する。言い換えると、カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、カバー31Aの一部がガイド213Aと接触することにより、シャフト43Aは、接触面S1から離間する。これにより、カバー31Aがシャフト43Aに装着され、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された状態で、画像形成装置1に衝撃が加わった場合、接触面S1との接触によってシャフト43Aが破損することを、抑制できる。
5.1.3 突起313A
図12に示すように、突起313Aは、第2方向において、穴316Aから離れて位置する。突起313Aは、本体部311Aの内面S12から延びる。突起313Aは、第1方向に延びる。カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態で、突起313Aは、ドラム側板41Aの穴413(図4参照)に嵌まる。突起313Aが穴413に嵌まることにより、カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態でカバー31Aがシャフト43Aについて回転することを、抑制できる。
5.1.4 突起314A
突起314Aは、第3方向において、突起313Aと並ぶ。突起314Aは、第3方向において、突起313Aから離れて位置する。突起313Aは、本体部311Aの内面S12から延びる。突起313Aは、第1方向に延びる。
5.2 カバー31B
図9に示すように、カバー31Bは、第2方向におけるドラム側板41Bの一端部に着脱可能である。詳しくは、カバー31Bは、シャフト43Bに着脱可能である。カバー31Bは、カバー31Aと同様に説明される。
詳しくは、図14および図15に示すように、カバー31Bは、本体部311Bと、突起312Bと、突起313Bと、突起314Bとを有する。
5.2.1 本体部311B
本体部311Bは、本体部311Aと同様に説明される。
すなわち、図14に示すように、本体部311Bは、接触部315Bと、穴316Bとを有する。言い換えると、カバー31Bは、穴316Bを有する。
図13に示すように、カバー31Bがシャフト43Bに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、接触部315Bは、本体側板21Bと接触する。言い換えると、カバー31Bがシャフト43Bに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、本体部311Bは、本体側板21Bと接触する。これにより、カバー31Bがシャフト43Bに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、ドラムユニット4が本体筐体2に対して第1方向に移動することを、抑制できる。
カバー31Bがシャフト43Bに装着された状態で、シャフト43Bは、穴316Bに挿入される。
5.2.2 突起312B
突起312Bは、突起312Aと同様に説明される。
すなわち、突起312Bは、第2方向において、穴316Bから離れて位置する。突起312Bは、本体部311Bの外面S11から延びる。突起312Bは、第1方向に延びる。カバー31Bがシャフト43Bに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、突起312Bがガイド213Bと接触することにより、シャフト43Bは、接触面S2から離間する。言い換えると、カバー31Bがシャフト43Bに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、カバー31Bの一部がガイド213Bと接触することにより、シャフト43Bは、接触面S2から離間する。これにより、カバー31Bがシャフト43Bに装着され、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された状態で、画像形成装置1に衝撃が加わった場合、接触面S2との接触によってシャフト43Bが破損することを、抑制できる。
5.2.3 突起313B
突起313Bは、突起313Aと同様に説明される。
すなわち、図15に示すように、突起313Bは、第2方向において、穴316Bから離れて位置する。突起313Bは、本体部311Bの内面S12から延びる。突起313Bは、第1方向に延びる。カバー31Bがシャフト43Bに装着された状態で、突起313Bは、ドラム側板41Bの穴413(図6参照)に嵌まる。突起313Bが穴413に嵌まることにより、カバー31Bがシャフト43Bに装着された状態で、カバー31Bがシャフト43Bについて回転することを抑制できる。
5.2.4 突起314B
突起314Bは、突起314Aと同様に説明される。
すなわち、突起314Bは、第3方向において、突起313Bと並ぶ。突起314Bは、第3方向において、突起313Bから離れて位置する。突起313Bは、本体部311Bの内面S12から延びる。突起313Bは、第1方向に延びる。
5.3 ベルト32A
図9に示すように、ベルト32Aは、現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に着脱可能である。詳しくは、ベルト32Aは、第1方向における現像カートリッジ6Yの一端部、第1方向における現像カートリッジ6Mの一端部、第1方向における現像カートリッジ6Cの一端部、第1方向における現像カートリッジ6Kの一端部、および、第1方向におけるドラムユニット4の一端部に着脱可能である。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、ベルト32Aは、第2方向に延びる。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、ベルト32Aは、現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kがドラムユニット4から外れることを抑制する。また、ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、ベルト32Aは、現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kのそれぞれを、離間位置(図3参照)に位置させる。
詳しくは、図16および図16に示すように、ベルト32Aは、第2方向において、端部E1と、端部E2とを有する。端部E2は、第2方向において、端部E1から離れて位置する。ベルト32Aは、4つの取付部321Y、321M、321C、321Kと、板322と、4つのバンド323Y、323M、323C、323Kとを有する。
5.3.1 取付部321Y、321M、321C、321K
取付部321Yは、第2方向において、端部E1と端部E2との間に位置する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態(図9参照)で、取付部321Yは、現像カートリッジ6Yと現像カートリッジ6Mの間に位置する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、取付部321Yは、現像カートリッジ6Yを離間位置に位置させる。取付部321Yは、第2方向に延びる。
取付部321Yは、爪324Yと、面325Yとを有する。
爪324Yは、第2方向における取付部321Yの一端部に位置する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、爪324Yは、現像カートリッジ6Yの溝652Aに嵌まる。これにより、取付部321Yは、第1方向における現像カートリッジ6Yの一端部に装着される。
面325Yは、第2方向における取付部321Yの他端部に位置する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、面325Yは、現像カートリッジ6Mのギアカバー64Mと接触する。
取付部321Mは、第2方向において、端部E1と取付部321Yとの間に位置する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、取付部321Mは、現像カートリッジ6Mと現像カートリッジ6Cとの間に位置する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、取付部321Mは、現像カートリッジ6Mを離間位置に位置させる。取付部321Mは、取付部321Yと同じ形状を有する。そのため、取付部321Mの形状についての説明は、省略される。
取付部321Cは、第2方向において、端部E1と取付部321Mとの間に位置する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、取付部321Cは、現像カートリッジ6Cと現像カートリッジ6Kとの間に位置する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、取付部321Cは、現像カートリッジ6Cを離間位置に位置させる。取付部321Cは、取付部321Yと同じ形状を有する。そのため、取付部321Cの形状についての説明は、省略される。
取付部321Kは、第2方向において、端部E1と取付部321Cとの間に位置する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、取付部321Kは、現像カートリッジ6Kとビーム42Aとの間に位置する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、取付部321Kは、現像カートリッジ6Kを離間位置に位置させる。取付部321Kは、第2方向に延びる。取付部321Kは、爪324Kと、突起326とを有する。
爪324Kは、第2方向における取付部321Kの一端部に位置する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、爪324Kは、現像カートリッジ6Kの溝652Aに嵌まる。これにより、取付部321Mは、第1方向における現像カートリッジ6Kの一端部に装着される。
突起326は、ベルト32Aの端部E1に位置する。詳しくは、突起326は、第2方向における取付部321Kの他端部に位置する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、突起326は、ビーム42Aの穴45A(図4参照)に嵌まる。これにより、ベルト32Aの端部E1は、ビーム42Aに装着される。
5.3.2 板322
板322は、取付部321Yと端部E2との間に位置する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、板322は、第3方向に延びる。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、板322は、ビーム42Bに装着される。これにより、ベルト32Aの端部E2は、ビーム42Bに装着される。板322は、突起327を有する。
突起327は、ベルト32Aの端部E2に位置する。突起327は、第3方向における板322の他端部に位置する。突起327は、板322から延びる。突起327は、第2方向に延びる。ベルト32Bが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着され、カバー31Aがドラムユニット4に装着された状態で、突起327は、カバー31Aの突起313Aと突起314Aとの間(図12参照)に嵌まる。これにより、ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着され、カバー31Aがドラムユニット4に装着された状態で、カバー31Aの突起314Aは、ベルト32Aの端部E2の突起327に引っかかる。
5.3.3 バンド323Y、323M、323C、323K
バンド323Yは、第2方向において、板322と取付部321Yとの間に位置する。バンド323Yは、第2方向に延びる。バンド323Yは、板322と取付部321Yとを接続する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、バンド323Yは、ビーム42Bの溝46Aと、ギアカバー64Yの溝651Aとに嵌まる。
バンド323Mは、第2方向において、取付部321Yと取付部321Mとの間に位置する。バンド323Mは、第2方向に延びる。バンド323Mは、取付部321Yと取付部321Mとを接続する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、バンド323Mは、ギアカバー64Mの溝651Aに嵌まる。
バンド323Cは、第2方向において、取付部321Mと取付部321Cとの間に位置する。バンド323Cは、第2方向に延びる。バンド323Cは、取付部321Mと取付部321Cとを接続する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、バンド323Cは、ギアカバー64Cの溝651Aに嵌まる。
バンド323Kは、第2方向において、取付部321Cと取付部321Kとの間に位置する。バンド323Kは、第2方向に延びる。バンド323Kは、取付部321Cと取付部321Kとを接続する。ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、バンド323Kは、ギアカバー64Kの溝651Aに嵌まる。
5.4 ベルト32B
図9に示すように、ベルト32Bは、現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に着脱可能である。詳しくは、ベルト32Bは、第1方向における現像カートリッジ6Yの他端部、第1方向における現像カートリッジ6Mの他端部、第1方向における現像カートリッジ6Cの他端部、第1方向における現像カートリッジ6Kの他端部、および、第1方向におけるドラムユニット4の他端部に着脱可能である。ベルト32Aとベルト32Bとが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、ベルト32Bは、第1方向においてベルト32Aから離れて位置する。ベルト32Bは、ベルト32Aと同様に説明される。そのため、ベルト32Bについての説明は、省略される。
ベルト32Aおよびベルト32Bが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着されていない状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kのそれぞれは、接触位置(図1参照)に位置する。
ベルト32Aおよびベルト32Bが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kのそれぞれは、離間位置(図3参照)に位置する。
5.5 カバー33
図9に示すように、カバー33は、ドラム側板41Aに着脱可能である。現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kがドラムユニット4に装着され、ベルト32A、32Bが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着され、カバー33がドラム側板41Aに装着された状態で、カバー33は、ベルト32A、32Bとともに現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kのそれぞれを離間位置に位置させる。
詳しくは、図18に示すように、カバー33は、カバー部331と、4つのリブ332Y、332M、332C、332Kと、フック部333とを有する。
5.5.1 カバー部331
カバー33がドラム側板41Aに装着された状態で、カバー部331は、第2方向および第3方向に延びる。カバー部331は、平板形状を有する。カバー部331は、貫通穴411Y、411M、411C、411Kおよび貫通穴412Y、412M、412C、412Kを覆う。
5.5.2 リブ332Y、332M、332C、332K
リブ332Y、332M、332C、332Kは、第2方向に並ぶ。リブ332Y、332M、332C、332Kのそれぞれは、カバー部331から突出する。リブ332Y、332M、332C、332Kのそれぞれは、第1方向に延びる。
カバー33がドラム側板41Aに装着された状態で、リブ332Yは、カバー部331から貫通穴411Y内に向けて突出する。カバー33がドラム側板41Aに装着された状態で、リブ332Yは、貫通穴411Y(図4参照)に嵌まる。リブ332Yが貫通穴411Yに嵌まった状態で、リブ332Yは、ギアカバー64Yの筒部641と接触する。リブ332Yは、ギアカバー64Yの筒部641と接触することにより、現像カートリッジ6Yを離間位置に位置させる。
リブ332M、332C、332Kは、リブ332Yと同様に説明される。そのため、リブ332M、332C、332Kについての説明は、省略される。
5.5.3 フック部333
フック部333は、第2方向におけるカバー33の一端部に位置する。カバー31Aがシャフト43Aに装着され、カバー33がドラム側板41Aに装着された状態で、フック部333は、カバー31Aの穴317に向かって突出する。カバー31Aがシャフト43Aに装着され、カバー33がドラム側板41Aに装着された状態で、フック部333は、カバー31Aの穴317の縁に引っかかる。これにより、カバー31Aがシャフト43Aに装着され、カバー33がドラム側板41Aに装着された状態で、カバー33は、カバー31Aと接続される。これにより、カバー33は、カバー31Aとともにドラム側板41Aから取り外し可能である。
6.作用効果
(1) 画像形成装置1によれば、図10に示すように、カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、カバー31Aの突起312Aがガイド213Aと接触することにより、シャフト43Aは、接触面S1から離間する。
これにより、カバー31Aがシャフト43Aに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、シャフト43Aを、接触面S1から離間させておくことができる。
そのため、カバー31Aがシャフト43Aに装着され、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された状態で、画像形成装置1に衝撃が加わった場合、接触面S1との接触によってシャフト43Aが破損することを、抑制できる。
(2) 画像形成装置1によれば、図9に示すように、ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kのそれぞれは、離間位置(図1参照)に位置する。
これにより、現像カートリッジ6Yがドラムユニット4に装着され、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された状態で、ベルト32Aにより、現像ローラ62Yを感光ドラム9Yから離間させることができる。
そのため、感光ドラム9Yとの接触によって現像ローラ62Yの一部が変形することを、防止できる。
(3) 画像形成装置1によれば、図9に示すように、ベルト32Aが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着され、カバー33がドラム側板41Aに装着された状態で、カバー33は、ベルト32Aとともに現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kのそれぞれを離間位置(図1参照)に位置させる。
これにより、現像カートリッジ6Yがドラムユニット4に装着され、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された状態で、ベルト32Aとカバー33により、現像ローラ62Yを、より安定に、感光ドラム9Yから離間させることができる。
そのため、感光ドラム9Yとの接触によって現像ローラ62Yの一部が変形することを、より防止できる。
(4) 画像形成装置1によれば、カバー31B(図9参照)がシャフト43Bに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、カバー31Bの突起312B(図14参照)が、本体側板21B(図13参照)の図示しないガイド213Bと接触する。これにより、シャフト43Bは、本体側板21Bの図示しない接触面S2から離間する。
これにより、カバー31Bがシャフト43Bに装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、シャフト43Bを、接触面S2から離間させておくことができる。
そのため、カバー31Bがシャフト43Bに装着され、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された状態で、画像形成装置1に衝撃が加わった場合、接触面S2との接触によってシャフト43Bが破損することを、抑制できる。
(5) 画像形成装置1によれば、図9に示すように、ベルト32Aおよびベルト32Bが現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kおよびドラムユニット4に装着された状態で、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された場合、現像カートリッジ6Y、6M、6C、6Kのそれぞれは、離間位置(図1参照)に位置する。
これにより、現像カートリッジ6Yがドラムユニット4に装着され、ドラムユニット4が本体筐体2に装着された状態で、ベルト32Aとベルト32Bにより、現像ローラ62Yを、より安定に、感光ドラム9Yから離間させることができる。
そのため、感光ドラム9Yとの接触によって現像ローラ62Yの一部が変形することを、より防止できる。
1 画像形成装置
2 本体筐体
4 ドラムユニット
6Y 現像カートリッジ
9Y 感光ドラム
21A 本体側板
21B 本体側板
31A カバー
31B カバー
32A ベルト
32B ベルト
33 カバー
41A ドラム側板
41B ドラム側板
42A ビーム
42B ビーム
43A シャフト
43B シャフト
44Y ドラムカップリング
61Y トナー筐体
62Y 現像ローラ
63Y 現像カップリング
64Y ギアカバー
211A 板金
211B 板金
213A ガイド
213B ガイド
311A 本体部
312A 突起
313A 突起
314A 突起
316A 穴
321Y 取付部
331 カバー部
332Y リブ
411Y 貫通穴
412Y 貫通穴
641 筒部
A1 ドラム軸
A2 現像軸
E1 端部
E2 端部
S1 接触面
S2 接触面

Claims (16)

  1. 第1本体側板と、第1方向において前記第1本体側板と離れて位置する第2本体側板と、を備える本体筐体と、
    前記本体筐体に着脱可能なドラムユニットであって、
    前記第1方向に延びるドラム軸について回転可能な感光ドラムと、
    前記第1方向における前記感光ドラムの一端部を支持する第1ドラム側板であって、前記ドラムユニットが前記本体筐体に装着された場合に、前記第1方向において前記第2本体側板よりも前記第1本体側板に近い第1ドラム側板と、
    前記第1方向における前記感光ドラムの他端部を支持する第2ドラム側板であって、前記ドラムユニットが前記本体筐体に装着された場合に、前記第1方向において前記第1本体側板よりも前記第2本体側板に近い第2ドラム側板と、
    前記第1ドラム側板から前記第1方向に延びる第1シャフトであって、前記第1本体側板に対して前記第2本体側板から離れて延びる第1シャフトと、を備えるドラムユニットと、
    前記第1シャフトが挿入される第1穴を有する第1カバーであって、前記第1シャフトに着脱可能な第1カバーと、を備え、
    前記第1本体側板は、
    前記第1カバーが前記第1シャフトに装着されていない状態で、前記ドラムユニットが前記本体筐体に装着された場合、前記第1シャフトと接触する第1接触面と、前記第1カバーが前記第1シャフトに装着されていない状態で、前記ドラムユニットが前記本体筐体に装着されるときに、前記第1シャフトを前記第1接触面に向けてガイドする第1ガイドと、を有し、
    前記第1カバーが前記第1シャフトに装着された状態で、前記ドラムユニットが前記本体筐体に装着された場合、前記第1カバーの一部が前記第1ガイドと接触することにより、前記第1シャフトは、前記第1接触面から離間することを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記第1カバーは、
    前記第1穴を有する本体部と、
    前記第1穴から離れて位置し、前記本体部から延びる第1突起であって、前記第1カバーが前記第1ドラム側板に取り付けられた状態で、前記ドラムユニットが前記本体筐体に装着された場合、前記第1ガイドと接触する第1突起と、
    を有し、
    前記第1カバーが前記第1ドラム側板に取り付けられた状態で、前記ドラムユニットが前記本体筐体に装着された場合、前記第1突起が前記第1ガイドと接触することにより、前記第1シャフトは、前記第1接触面から離間することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1ドラム側板は、第2穴を有し、
    前記第1カバーは、
    前記第1穴から離れて位置し、前記本体部から延びる第2突起であって、前記第2穴に嵌まる第2突起を、さらに有することを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記本体部は、
    前記第1カバーが前記第1シャフトに装着された状態で、前記ドラムユニットが前記本体筐体に装着された場合、前記第1方向において前記第1本体側板と前記第1ドラム側板の間に位置し、前記第1本体側板および前記第1ドラム側板と接触することを特徴とする、請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
  5. さらに、前記第1方向に延びる現像軸について回転可能な現像ローラを有する現像カートリッジであって、前記ドラムユニットに着脱可能な現像カートリッジであり、前記ドラムユニットに装着された状態で、前記現像ローラが前記感光ドラムと接触する接触位置と、前記現像ローラが前記感光ドラムから離間する離間位置との間を移動可能な現像カートリッジと、
    前記現像カートリッジに着脱可能な第1ベルトと、を備え、
    前記第1ベルトが前記現像カートリッジに装着されていない状態で、前記ドラムユニットが前記本体筐体に装着された場合、前記現像カートリッジは、前記接触位置に位置し、
    前記第1ベルトが前記現像カートリッジに装着された状態で、前記ドラムユニットが前記本体筐体に装着された場合、前記現像カートリッジは、前記離間位置に位置することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記ドラムユニットは、
    前記第1方向において前記第1ドラム側板と前記第2ドラム側板との間に位置する第1ビームと、
    前記第1方向と交差する第2方向において前記感光ドラムに対して前記第1ビームの反対側に位置する第2ビームであって、前記第2方向において、前記第1ビームよりも前記第1シャフトの近くに位置する第2ビームと、
    をさらに備え、
    前記第1ベルトは、
    前記第2方向における第1端部であって、前記第1ビームに装着される第1端部と、
    前記第2方向において前記第1端部から離れて位置する第2端部であって、前記第2ビームに装着される第2端部と、
    前記第2方向に延びる取付部であって、前記第2方向において前記第1端部と前記第2端部との間に位置し、前記第1方向における前記現像カートリッジの前記一端部に装着される取付部と、
    を有することを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1カバーは、前記第1ベルトの前記第2端部に引っかかる第3突起を、さらに備えることを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. さらに、前記第1ドラム側板に着脱可能な第2カバーであって、前記現像カートリッジが前記ドラムユニットに装着された状態で、前記第1ベルトとともに前記現像カートリッジを前記離間位置に位置させる第2カバーを備えることを特徴とする、請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記現像カートリッジは、
    トナーを収容可能なトナー筐体と、
    前記第1方向における前記トナー筐体の一端部に位置する現像カップリングと、
    前記現像カップリングの一部を覆うギアカバーであって、前記現像カップリングを支持する筒部を有するギアカバーと、をさらに備え、
    前記第1ドラム側板は、前記現像カートリッジが前記ドラムユニットに装着された状態で、前記現像カップリングを露出する第1貫通穴を有し、
    前記第2カバーは、
    前記第1貫通穴を覆うカバー部と、
    前記カバー部から前記第1貫通穴内に向けて突出するリブであって、前記筒部と接触することにより、前記現像カートリッジを前記離間位置に位置させるリブと、
    を有することを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記ドラムユニットは、ドラムカップリングを、さらに備え、
    前記第1ドラム側板は、前記ドラムカップリングを露出する第2貫通穴を有し、
    前記カバー部は、前記第1貫通穴および前記第2貫通穴を覆うことを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記第2カバーは、前記第1カバーとともに前記第1ドラム側板から取り外し可能であることを特徴とする、請求項8から請求項10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 前記第2カバーは、さらに、前記第1カバーに引っかかるフック部を有することを特徴とする、請求項8から請求項11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. さらに、前記現像カートリッジに着脱可能な第2ベルトであって、前記第1ベルトと前記第2ベルトとが前記現像カートリッジに装着された状態で、前記第1方向において前記第1ベルトから離れて位置する第2ベルトを備え、
    前記第1ベルトおよび前記第2ベルトが前記現像カートリッジに装着されていない状態で、前記ドラムユニットが前記本体筐体に装着された場合、前記現像カートリッジは、前記接触位置に位置し、
    前記第1ベルトおよび前記第2ベルトが前記現像カートリッジに装着された状態で、前記ドラムユニットが前記本体筐体に装着された場合、前記現像カートリッジは、前記離間位置に位置することを特徴とする、請求項5から請求項12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  14. 前記本体筐体は、さらに、前記第1接触面を有する第1板金を備えることを特徴とする、請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  15. 前記ドラムユニットは、
    前記第2ドラム側板から前記第1方向に延びる第2シャフトであって、前記第2本体側板に対して前記第1本体側板から離れて延びる第2シャフト
    を、さらに備え、
    前記画像形成装置は、前記第2シャフトが挿入される第3穴を有する第3カバーであって、前記第2シャフトに着脱可能な第3カバーを、さらに備え、
    前記第2本体側板は、
    前記第3カバーが前記第2シャフトに装着されていない状態で、前記ドラムユニットが前記本体筐体に装着された場合、前記第2シャフトと接触する第2接触面と、前記第3カバーが前記第2シャフトに装着されていない状態で、前記ドラムユニットが前記本体筐体に装着されるときに、前記第2シャフトを前記第2接触面に向けてガイドする第2ガイドと、を有し、
    前記第3カバーが前記第2シャフトに装着された状態で、前記ドラムユニットが前記本体筐体に装着された場合、前記第3カバーの一部が前記第2ガイドと接触することにより、前記第2シャフトは、前記第2接触面から離間することを特徴とする、請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  16. 前記本体筐体は、さらに、前記第2接触面を有する第2板金を備えることを特徴とする、請求項15に記載の画像形成装置。
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