JP7408536B2 - 移動体 - Google Patents

移動体 Download PDF

Info

Publication number
JP7408536B2
JP7408536B2 JP2020215213A JP2020215213A JP7408536B2 JP 7408536 B2 JP7408536 B2 JP 7408536B2 JP 2020215213 A JP2020215213 A JP 2020215213A JP 2020215213 A JP2020215213 A JP 2020215213A JP 7408536 B2 JP7408536 B2 JP 7408536B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
light
control device
brightness
light body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020215213A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022100926A (ja
Inventor
嘉崇 味村
仁美 米山
忠弘 真取
真悟 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2020215213A priority Critical patent/JP7408536B2/ja
Publication of JP2022100926A publication Critical patent/JP2022100926A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7408536B2 publication Critical patent/JP7408536B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

本発明は、表示装置及び灯体を備える移動体に関する。
従来から、車両等の移動体(ここでは一例として車両とする)にあっては、自車両の外部に向けた情報の表示を行う表示装置を備え、当該表示装置に自車両の動作状態をあらわす文字情報を表示することで、自車両の動作状態を、自車両の周辺にいる歩行者等に知らせるようにしたものがある(例えば下記特許文献1を参照)。
また、従来、自動運転可能な車両には、自車両の周辺にいる歩行者等の対象物に対して自動運転に関連する情報を視覚的に提示するためのランプを備え、当該ランプの明るさを、自車両と対象物との間の距離や対象物の属性に基づき決定するようにしたものがある(例えば下記特許文献2を参照)。
特開2008-081048号公報 特開2019-119302号公報
上記従来技術のように、移動体の動作状態を表示装置に表示したとしても、表示装置の視認性が低ければ、移動体の外部の交通参加者に対して、移動体の動作状態を適切に報知できないおそれがある。
本発明は、表示装置及び灯体を備える移動体において、表示装置の視認性を向上させ、表示装置の表示により、移動体の外部の交通参加者に対して移動体の動作状態を適切に報知することが可能な移動体を提供する。
第1発明は、
表示装置と、灯体と、前記表示装置及び前記灯体の制御を行う制御装置と、を備える移動体であって、
前記表示装置は、前記移動体の外部に向けて前記移動体の動作状態を表示し、
前記灯体は、前記移動体の外部に向けて光を照射可能に構成され、前記移動体周辺の環境状態に応じて点灯及び消灯する第1灯体を含み、
前記制御装置は、前記表示装置が表示を行う際に前記第1灯体が点灯していた場合、前記第1灯体の輝度を低下させ、
前記灯体は、前記移動体の外部に向けて光を照射可能に構成され、前記移動体周辺の環境状態に応じて点灯及び消灯するとともに、点灯時の輝度が前記第1灯体よりも低い第2灯体をさらに含み、
前記制御装置は、前記表示装置が表示を行う際に前記第2灯体が点灯していた場合、前記表示装置が表示を行う際の輝度を前記第2灯体の輝度と同等する、移動体である。
第2発明は、
表示装置と、灯体と、前記表示装置及び前記灯体の制御を行う制御装置と、を備える移動体であって、
前記表示装置は、前記移動体の外部に向けて前記移動体の動作状態を表示し、
前記灯体は、前記移動体の外部に向けて光を照射可能に構成され、前記移動体周辺の環境状態に応じて点灯及び消灯する第1灯体を含み、
前記制御装置は、前記表示装置が表示を行う際に前記第1灯体が点灯していた場合、前記第1灯体の輝度を低下させ、
前記灯体は、前記移動体の外部に向けて光を照射可能に構成され、前記移動体が移動する際に常時点灯するとともに、点灯時の輝度が前記第1灯体よりも低い第3灯体をさらに含み、
前記制御装置は、前記表示装置が表示を行う際の輝度を前記第3灯体の輝度と同等する、移動体である。
本発明によれば、表示装置及び灯体を備える移動体において、表示装置の視認性を向上させ、表示装置の表示により、移動体の外部の交通参加者に対して移動体の動作状態を適切に報知することが可能な移動体を提供できる。
本発明の一実施形態の車両を左斜め前方から見た斜視図である。 本実施形態の車両を前方から見た正面図である。 本実施形態の車両の概略構成を示すブロック図である。 本実施形態の車両が非暗所を走行している場合に車両制御装置が行う制御の一例を示す図である。 本実施形態の車両が暗所を走行している場合に車両制御装置が行う制御の一例を示す図である。
以下、本発明の移動体の一実施形態としての車両を、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は、符号の向きに見るものとする。また、本明細書等では説明を簡単かつ明確にするために、前後、左右、上下の各方向は、車両の乗員(例えば運転者)から見た方向に従って記載し、図面には、車両の前方をFr、後方をRr、左方をL、右方をR、上方をU、下方をD、として示す。
(車両)
まず、本実施形態の車両Vの構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。
車両Vは、自律移動可能な移動体である。車両Vが自律移動することを、以下、自律運転ともいう。
図1及び図2に示すように、車両Vは、駆動源(図示略)と、駆動源の動力によって駆動される駆動輪及び転舵可能な転舵輪を含む車輪と、を有する自動車である。本実施形態では、車両Vは、左右一対の前輪FW及び後輪RWを有する四輪の自動車である。車両Vの駆動源は、例えば電動機である。なお、車両Vの駆動源は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関であってもよいし、電動機と内燃機関との組み合わせであってもよい。また、車両Vの駆動源は、左右一対の前輪FWを駆動してもよいし、左右一対の後輪RWを駆動してもよいし、左右一対の前輪FW及び後輪RWの四輪を駆動してもよい。前輪FW及び後輪RWは、双方が転舵可能な転舵輪であってもよいし、いずれか一方が転舵可能な転舵輪であってもよい。
車両Vは、例えば鋼板パネル溶接組立によるモノコック構造を有する骨格部材(不図示)と、骨格部材を覆って車両Vの外殻を構成する外殻部材1と、を備える。車両Vは、乗員を収容する車室CBと、車室CBの前方に形成されるフロントルームFRMと、を有する。車室CB及びフロントルームFRMは、いずれも外殻部材1によって囲まれた空間である。車室CBとフロントルームFRMとは、上下方向及び左右方向に延びるダッシュパネル(図示略)によって区画されている。フロントルームFRMには、車両Vの駆動源等が収容される。
外殻部材1は、車両Vの前方を向く前面1aと、車両Vの後方を向く後面1bと、車両Vの左右方向を向く左右一対の側面1cと、車両Vの上方を向く上面1dと、を有する。
外殻部材1は、車室CBの前側における車両Vの左右の側面1cを構成する左右一対のフロントドア10Fと、車室CBの後側における車両Vの左右の側面1cを構成する左右一対のリアドア10Rと、を備える。さらに、外殻部材1は、フロントドア10Fより前方における車両Vの左右の側面1cを構成する左右一対のフロントフェンダパネル11と、リアドア10Rより後方における車両Vの左右の側面1cを構成する左右一対のリアフェンダパネル12と、を備える。さらに、外殻部材1は、フロントドア10F及びリアドア10Rの下縁に沿って、車両Vの左側及び右側それぞれのフロントフェンダパネル11からリアフェンダパネル12へと前後方向に延びる左右一対のサイドシル13を備える。さらに、外殻部材1は、左右一対のフロントドア10F及びリアドア10Rの上縁に沿って前後方向及び左右方向に延び、車両Vの車室CBの上面を構成するルーフパネル14を備える。さらに、外殻部材1は、車両VのフロントルームFRMの前面下部を構成するフロントバンパ15と、車両VのフロントルームFRMの上面を構成するボンネット16と、を備える。さらに、外殻部材1は、車両Vの後面下部を構成するリアバンパ17と、車両Vの後面上部を構成するテールゲート18と、を備える。
フロントフェンダパネル11には、フロントフェンダパネル11の下縁が上方に凸となる略円弧状に湾曲したフロントホイールアーチ部111が形成されている。フロントホイールアーチ部111の下方には、フロントホイールハウス112が形成され、フロントホイールハウス112には、前輪FWが収容される。フロントフェンダパネル11には、フロントホイールアーチ部111に沿って車両Vの左右方向の外側に膨出したフロントブリスターフェンダ部113が形成されている。
リアフェンダパネル12には、リアフェンダパネルの下縁が上方に凸となる略円弧状に湾曲したリアホイールアーチ部121が形成されている。リアホイールアーチ部121の下方には、リアホイールハウス122が形成され、リアホイールハウス122には、後輪RWが収容される。リアフェンダパネル12には、リアホイールアーチ部121に沿って車両Vの左右方向の外側に膨出したリアブリスターフェンダ部123が形成されている。
フロントバンパ15は、その左右端が左右それぞれのフロントホイールアーチ部111にまで回り込む形状を有している。また、図2に示すように、フロントバンパ15の前面下部には、車両Vの左右方向中央で、左右方向に延びるフロントグリル151と、フロントグリル151の左右方向両外側に左右方向に延びる略長円形の開口部152が設けられている。フロントグリル151は、車両Vの前方から走行風をフロントルームFRMに導入する。
フロントバンパ15の上方には、ボンネット16との間に、左側のフロントフェンダパネル11から右側のフロントフェンダパネル11へと上下方向及び左右方向に延びるフロントガーニッシュ19が設けられている。
フロントガーニッシュ19の左右両端部には、灯体191が設けられている。灯体191は、車両Vの正面視で左右一対の第1灯体191a及び第2灯体191bを備える。左右一対の第1灯体191aは、フロントガーニッシュ19の左右方向に離間して設けられており、車両Vの前方に向けて光を照射可能に構成されている。第1灯体191aは、車両V周辺の環境状態に応じて点灯及び消灯する。ここで、環境状態としては光量を挙げることができる。
例えば、光量が閾値未満である暗所を車両Vが走行している際に、第1灯体191aは、車両Vの前方に向けて光を照射(すなわち点灯)することで、乗員の前方視界の確保を補助するヘッドライトとして機能する。第1灯体191aは、後述する車両制御装置80によって制御される。
左右一対の第2灯体191bは、それぞれが正面視で円環形状を有し、左右一対の第1灯体191aのそれぞれを囲うように配置されている。第2灯体191bは、車両Vの前方に向けて光を照射可能に構成されており、例えば、車両V周辺の環境状態(例えば光量)に応じた輝度で点灯する。
例えば、光量が閾値未満である暗所を車両Vが走行している際に、第2灯体191bは、車両Vの前方に向けて光を照射(すなわち点灯)することで、車両Vの前方にいる交通参加者(歩行者・自転車・オートバイ・他車両等を含む。以下同様。)に対して車両Vの車幅を報知するポジションランプ(スモールランプともいう)として機能する。このときには(すなわち光量が閾値未満である場合には)、第2灯体191bは第1輝度で点灯する。ここで、第1輝度は、第1灯体191aの点灯時の輝度よりも低い輝度である。
また、光量が閾値以上である非暗所を車両Vが走行している際に、第2灯体191bは、車両Vの前方に向けて光を照射(すなわち点灯)することで、車両Vの前方にいる交通参加者に対して車両Vの存在を報知するデイタイム・ランニング・ランプ(あるいはデイタイム・ランニング・ライト。以下、DRLともいう)として機能する。このときには(すなわち光量が閾値以上である場合には)、第2灯体191bは第2輝度で点灯する。ここで、第2輝度は、第1灯体191aの点灯時の輝度よりも低く、且つ前述した第1輝度よりも高い輝度である。第2灯体191bは、後述する車両制御装置80によって制御される。
また、第1灯体191a及び/又は第2灯体191bは、所定の情報を表示する表示装置として機能してもよい。具体的に説明すると、本実施形態において、左右一対の第1灯体191a及び第2灯体191bは、車両Vを正面視で擬人化した際に、あたかも両目のようにみえるようになっている。左右一対の第2灯体191bは、それぞれが点灯領域を可変に構成されており、例えば、円環形状の全体を点灯させたり、円環形状のうちの左半分のみを点灯させたり、円環形状のうちの右半分のみを点灯させたりすることができる。
例えば、左右一対の第1灯体191aが消灯した状態で、左右一対の第2灯体191bのそれぞれの左半分のみを点灯させたとする。このようにすると、車両Vを正面視で擬人化した際に、あたかも車両Vが横目で右方向を見ているかのようにみえる。また、左右一対の第1灯体191aが消灯した状態で、左右一対の第2灯体191bのそれぞれの右半分のみを点灯させたとする。このようにすると、車両Vを正面視で擬人化した際に、あたかも車両Vが横目で左方向を見ているかのようにみえる。
さらに、左右一対の第1灯体191aが消灯した状態で、左右一対の第2灯体191bのそれぞれにおける左半分のみの点灯と右半分のみの点灯とを交互に行うことにより、あたかも車両Vが右方向と左方向とを交互に見ているかのようにみえる。このように、本実施形態において、第2灯体191bは、擬人化した車両Vの視線を表現するための表示を行う表示装置としても機能するようになっている。
フロントガーニッシュ19において、左右一対の第1灯体191aの間には、車両Vの左右方向に延びる情報表示部192が設けられている。すなわち、情報表示部192は、車両Vの正面視で左右一対の第1灯体191aの間(具体的には車両Vの左右方向における略中央)に設けられている。情報表示部192は、車両Vの前方に向けて、車両Vの動作状態等の各種情報を表示する。車両Vの前方にいる交通参加者(歩行者・自転車・オートバイ・他車両等を含む。以下同様。)は、情報表示部192に表示された各種情報を視認可能である。情報表示部192としては、例えば、LED表示装置、液晶ディスプレイ、OLEDディスプレイ(OLED:Organic Light Emitting Diode)等の各種表示装置を採用することができる。
フロントバンパ15及びフロントガーニッシュ19は、外殻部材1の前面1aを構成する。リアバンパ17及びテールゲート18は、外殻部材1の後面1bを構成する。左右一対のフロントドア10F、左右一対のリアドア10R、左右一対のフロントフェンダパネル11、左右一対のリアフェンダパネル12、及び左右一対のサイドシル13は、外殻部材1の左右一対の側面1cを構成する。ルーフパネル14は、外殻部材1の上面1dを構成する。そして、車両Vの左右方向において、フロントブリスターフェンダ部113の最外部が、外殻部材1の側面1cの最外部となっている。ルーフパネル14は、車両Vの側面視で、上方に凸となるように湾曲しており、車両Vの上下方向において、ルーフパネル14の最上部が、外殻部材1の上面1dの最上部となっている。
車室CBの前面には、フロントウインドウ20が設けられている。フロントウインドウ20は、車室CB内から車外が視認可能な光透過部材、例えばガラスによって形成されている。フロントウインドウ20は、ルーフパネル14の前端部から前方に傾斜しながら下方に向かってボンネット16の後端部の近傍まで延びている。フロントウインドウ20は、車両Vの左右方向の略全域に亘って延びている。
フロントウインドウ20の上端部には、左右方向に延びるフロントウインドウ表示部21が設けられている。フロントウインドウ表示部21は、車両Vの移動状態(運転状態)に基づく情報を車両Vの外部に表示する。本実施形態では、フロントウインドウ表示部21は、フロントウインドウ20の上端部で左右方向に延びるLED照明デバイス(LED: Light Emitting Diode)である。フロントウインドウ表示部21は、車両Vが自律移動する自律運転状態である時に点灯し、車両Vが自律運転状態でない時に消灯する。車両Vの前方に存する交通参加者は、フロントウインドウ表示部21から、車両Vが自律運転状態であるか否かの情報を視認できる。
車両Vの内部である車室CBには、乗員が着座可能な前部座席FSと、前部座席FSよりも後方に配置され、乗員が着座可能な後部座席RSと、が設けられている。
車両Vの外殻部材1の後面1bの上部を構成するテールゲート18には、リアウインドウ(不図示)が設けられている。リアウインドウは、車室CB内から車外が視認可能な光透過部材、例えばスモークガラスによって形成されている。リアウインドウは、ルーフパネル14の後端部近傍であるテールゲート18の上端部から後方に傾斜しながら下方に向かって延びている。リアウインドウは、車両Vの左右方向の略全域に亘って延びている。
(車両制御装置)
次に、図3を参照しながら、車両Vに搭載された車両制御装置80について説明する。
車両Vには、上述したLiDAR装置30や情報表示部192の他に、ナビゲーション装置91、通信装置92、車両センサ93、手動運転装置94、走行駆動力出力装置95、ステアリング装置96、ブレーキ装置97、が搭載されている。
車両制御装置80は、LiDAR装置30、情報表示部192、ナビゲーション装置91、通信装置92、車両センサ93、手動運転装置94、走行駆動力出力装置95、ステアリング装置96、及びブレーキ装置97と、通信媒体を介して相互にデータ通信可能に接続されている。
ナビゲーション装置91は、GNSS受信機(GNSS:Global Navigation Satellite System)、地図情報、等を備える。ナビゲーション装置91は、GNSS受信機によって車両Vの現在位置を検出し、検出した現在位置と地図情報とに基づいて、車両Vの乗員等によって指定された目的地までの経路を導き出す機能を有する。
通信装置92は、道路の交通状況を監視するシステムの情報提供用サーバと無線通信を行い、車両Vが走行中の道路や走行予定の道路の交通状況を示す交通情報を取得する。交通情報には、前方の渋滞情報、渋滞地点を通過するための所要時間情報、事故・故障車・工事情報、速度規制・車線規制情報、駐車場の位置情報、駐車場・サービスエリア・パーキングエリアの満車・空車情報などの情報が含まれる。通信装置92は、道路の側帯などに設けられた無線ビーコンとの路車間通信や、車両Vの周辺を走行する他車両との車車間通信によって、交通情報を取得してもよい。
また、通信装置92は、信号情報活用運転支援システム(TSPS:Traffic Signal Prediction Systems)の情報提供用サーバと無線通信を行い、車両Vが走行中又は走行予定の道路に設けられた信号機の信号情報を取得する。TSPSは、信号機の信号情報を用いて信号交差点を円滑に通行するための運転を支援する。通信装置92は、道路の側帯などに設けられた無線ビーコンとの路車間通信や、車両Vの周辺を走行する他車両との車車間通信によって、信号情報を取得してもよい。
車両センサ93は、車両Vに関する各種情報を検出する機能を有する。車両センサ93は、車両Vの車速を検出する車速センサ931、車両Vの前後方向及び左右方向の加速度を検出する加速度センサ932、車両Vの鉛直軸回りの角速度から車両Vの旋回方向を検出する旋回方向検出センサ933、車両Vの向きを検出する方位センサ934、車両Vの傾斜角度を検出する傾斜角センサ935を含む、車両Vの移動状態を検出する各種センサを有する。車両センサ93はさらに、車両Vの存する場所の照度を検出する照度センサ936、車両Vの存する場所の雨滴の量を検出する雨滴センサ937を含む、車両Vの外部環境を検出する各種センサを有する。
手動運転装置94は、乗員による加減速指示を受け付ける加減速操作部材であるアクセルペダル941、乗員による制動指示を受け付ける制動操作部材であるブレーキペダル942、乗員による変速段の変更指示を受け付けるための変速操作部材であるシフトレバー943、乗員による旋回指示を受け付ける操舵部材であるステアリングホイール944、を備える。
手動運転装置94はさらに、アクセルペダル941の踏み込み量を検出し、アクセル開度信号を車両制御装置80に出力するアクセルペダル開度センサ941a、ブレーキペダル942の踏み込み量(又は踏み込み力)を検出し、ブレーキ信号を車両制御装置80に出力するブレーキペダル踏量センサ942a、シフトレバー943によって指示された変速段を検出し、シフト位置信号を車両制御装置80に出力するシフト位置センサ943a、ステアリングホイール944の操舵角を検出し、ステアリング操舵角信号を車両制御装置80に出力するステアリング操舵角センサ944a、ステアリングホイール944に加えられたトルクを検出し、ステアリングトルク信号を車両制御装置80に出力するステアリングトルクセンサ944b、を有する。
走行駆動力出力装置95は、駆動源を含み、駆動源の動力を車両Vの駆動力として駆動輪である前輪FW及び/又は後輪RWに出力する装置である。
ステアリング装置96は、車両Vの転舵輪である前輪FW及び/又は後輪RWの向きを変更する装置である。
ブレーキ装置97は、前輪FW及び後輪RWに制動力を出力する装置である。
車両制御装置80は、例えば、一以上のプロセッサ又は同等の機能を有するハードウェアによって構成される。車両制御装置80は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、記憶装置、及び通信インターフェースが内部バスによって接続されたECU(Electronic Control Unit)、又はMPU(Micro-Processing Unit)などが組み合わされた構成であってもよい。
車両制御装置80は、走行駆動力出力装置95、ステアリング装置96、及びブレーキ装置97を制御することによって、車両Vの運転(移動)を制御する。車両制御装置80は、プロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより、走行駆動力出力装置95、ステアリング装置96、及びブレーキ装置97を制御する。また、これらの制御機能のうちの一部又は全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。
車両制御装置80は、乗員による手動運転装置94の操作に基づいて、走行駆動力出力装置95、ステアリング装置96、及びブレーキ装置97を制御し、車両Vを手動運転させることができる。
車両制御装置80は、車両Vを手動運転させる際、手動運転装置94から出力されたアクセル開度信号、ブレーキ信号、シフト位置信号、ステアリング操舵角信号、ステアリングトルク信号等に加えて、LiDAR装置30が取得した外界情報300(左側外界情報300L、右側外界情報300R)、ナビゲーション装置91が検出した車両Vの現在位置、ナビゲーション装置91の地図情報、ナビゲーション装置91によって導き出された車両Vの目的地までの経路、通信装置92が取得した交通情報及び信号情報、車両センサ93が取得した車両Vの移動状態及び車両Vの外部環境のうちの1つ以上の情報に基づいて、走行駆動力出力装置95、ステアリング装置96、及びブレーキ装置97を制御してもよい。
さらに、車両制御装置80は、乗員による手動運転装置94の操作によらず、走行駆動力出力装置95、ステアリング装置96、及びブレーキ装置97を制御し、車両Vを自律運転(自律移動)させることができる。
車両制御装置80は、車両Vを自律運転させる際、LiDAR装置30が取得した外界情報300(左側外界情報300L、右側外界情報300R)、ナビゲーション装置91が検出した車両Vの現在位置、ナビゲーション装置91の地図情報、ナビゲーション装置91によって導き出された車両Vの目的地までの経路、通信装置92が取得した交通情報及び信号情報、車両センサ93が取得した車両Vの移動状態及び車両Vの外部環境に基づいて、走行駆動力出力装置95、ステアリング装置96、及びブレーキ装置97を制御し、車両Vを自律運転(自律移動)させる。
また、車両制御装置80は、灯体191及び情報表示部192を制御する。具体的に説明すると、車両制御装置80は、車両V周辺の環境状態に応じて第1灯体191aを点灯させたり消灯させたりする。
例えば、車両制御装置80は、車両Vが備える光センサ(不図示)等によって検出された光量が閾値未満であれば第1灯体191aを点灯させる一方、検出された光量が閾値以上であれば第1灯体191aを消灯させる。これにより、車両制御装置80は、車両Vが暗所を走行している際には第1灯体191aを点灯させる一方、車両Vが非暗所を走行している際には第1灯体191aを消灯させることができ、第1灯体191aをヘッドライトとして適切に機能させることができる。
また、車両制御装置80は、車両V周辺の環境状態に応じて第2灯体191bの点灯を制御する。例えば、車両制御装置80は、車両Vが備える光センサ等によって検出された光量が閾値未満であれば第2灯体191bを第1輝度で点灯させる一方、検出された光量が閾値以上であれば第2灯体191bを第2輝度で点灯させる。これにより、車両制御装置80は、暗所を車両Vが走行している際には第2灯体191bをポジションランプとして機能させる一方、非暗所を車両Vが走行している際には第2灯体191bをDRLとして機能させることができる。
例えば、車両制御装置80は、LiDAR装置30等の外界情報取得装置によって取得された情報に基づき、交通参加者が車両Vの前方にいると認識した場合に、車両Vの動作状態を情報表示部192に表示させる。これにより、車両制御装置80は、車両Vの前方にいる交通参加者に対して車両Vの動作状態を報知することができる。なお、外界情報取得装置は、LiDAR装置30に限らず、例えば、ミリ波を用いて車両Vの周辺の物体を検出するレーダ装置や、車両Vの周辺を撮影するカメラ装置等であってもよい。
車両制御装置80は、車両Vの動作状態(すなわち車両Vの挙動)が変化する場合に、変化後の動作状態を情報表示部192に表示させるようにしてもよい。これにより、車両制御装置80は、変化後の動作状態を交通参加者に報知して、その動作状態を踏まえた行動を交通参加者にとらせることができる。
具体的に説明すると、例えば、車両Vが自律移動している際に、横断歩道を渡ろうとする歩行者が車両Vの前方にいたとする。この場合、車両制御装置80は、その歩行者を認識すると、その歩行者が渡ろうとする横断歩道の手前で車両Vを停止させる。そして、車両制御装置80は、車両Vの動作状態として「待ちます」といった文字情報(メッセージ)を情報表示部192に表示させる。その後、車両制御装置80は、その歩行者が横断歩道を渡ったことを認識すると、車両Vの動作状態として「発進」といった文字情報を情報表示部192に表示させる。そして、車両制御装置80は、「発進」の表示後に所定期間(例えば数秒間)が経過すると、車両Vを発進させて、車両Vの走行(自律移動)を再開させる。
ところで、情報表示部192が表示を行う際に第1灯体191aが点灯していた場合、第1灯体191aからの光に起因したまぶしさにより、車両Vの外部の交通参加者から見た情報表示部192の視認性が低下するおそれがある。このように情報表示部192の視認性が低下した状態にあっては、車両Vの動作状態を情報表示部192に表示したとしても、車両Vの外部の交通参加者に対して、車両Vの動作状態を適切に報知できないおそれがある。
そこで、車両制御装置80は、情報表示部192が表示を行う際に第1灯体191aが点灯していた場合、第1灯体191aの輝度を低下させる。例えば、車両制御装置80は、情報表示部192が表示を行う際に第1灯体191aが点灯していた場合、第1灯体191aを消灯させる。なお、消灯に限らず、車両制御装置80は、第1灯体191aの輝度を、情報表示部192が表示を行う直前の輝度よりも低くすればよい。このように、情報表示部192が表示を行う際に第1灯体191aが点灯していた場合、第1灯体191aの輝度を低下させることで、車両制御装置80は、車両Vの動作状態を報知する対象となる外部の交通参加者から見た情報表示部192の視認性を向上させ、情報表示部192の表示により、当該交通参加者に対して車両Vの動作状態を適切に報知することが可能となる。
(車両制御装置が行う具体的な制御の一例)
以下、車両制御装置80が行う灯体191及び情報表示部192を含む車両Vの制御の一例について、具体的に説明する。
(車両Vが非暗所を走行している場合)
まず、車両Vが非暗所を(例えば昼間に)走行している場合の例について、図4を参照しながら説明する。
時期t11において、車両Vは、自律移動しており、道路を所定の速度(例えば法定速度)で走行している(「AD通常走行」と図示)。図4に示す例の場合、このとき、車両制御装置80は、車両V周辺の光量が閾値以上であることから、第1灯体191aについては消灯させており、第2灯体191bについてはDRLとして機能させている。すなわち、このとき、車両制御装置80は、左右一対の第2灯体191bのそれぞれにおける円環形状の全体を第2輝度で点灯させている。
時期t12において、車両制御装置80は、横断歩道を渡ろうとする歩行者が車両Vの前方にいるのを認識したとする。この場合、車両制御装置80は、その歩行者が渡ろうとする横断歩道の手前で車両Vを停止させるべく、時期t12から車両Vの減速を開始する。そして、車両制御装置80は、車両Vからその歩行者までの距離が所定値(例えば10[m])以下となった時期t13から、車両Vの動作状態として「待ちます」の文字情報を情報表示部192に表示させる。
このように、車両Vから、車両Vの動作状態を報知する対象となる交通参加者(ここでは横断歩道を渡ろうとする歩行者)までの距離が所定値以下となり、当該交通参加者が情報表示部192を十分に視認できるようになってから、車両Vの動作状態を情報表示部192に表示させることで、当該交通参加者に対して車両Vの動作状態を効率よく且つ効果的に報知することが可能となる。
また、車両制御装置80は、車両Vの動作状態を情報表示部192に表示する際には、車両Vを停止状態又は極低速状態(例えば10[km/h]以下)としておく。これにより、車両Vの動作状態を報知する対象となる交通参加者から見た情報表示部192の視認性を向上させることができ、当該交通参加者に対して車両Vの動作状態を効果的に報知することが可能となる。ここで説明する例では、時期t13において、車両Vは極低速状態で走行しているものとする。
なお、図4に示す例の場合、車両制御装置80は、車両Vの動作状態を情報表示部192に表示させる時期t13よりも前から第1灯体191aを消灯させている。このため、車両制御装置80は、そのまま第1灯体191aを消灯させた状態で車両Vの動作状態を情報表示部192に表示させればよい。
また、車両制御装置80は、情報表示部192が表示を行う際に第2灯体191bが点灯していた場合、情報表示部192が表示を行う際の輝度を第2灯体191bの輝度と同等する。
図4に示す例の場合では、時期t13において、第2灯体191bは第2輝度で点灯している。このため、車両制御装置80は、車両Vの動作状態として「待ちます」の文字情報を情報表示部192に表示させる際の輝度も、第2灯体191bと同等の第2輝度とする。これにより、車両制御装置80は、情報表示部192と第2灯体191bとの輝度差をなくして、これら両方の視認性を確保できる。また、車両制御装置80は、情報表示部192による報知と、第2灯体191bによる報知とを同等の強度で行うことができる。したがって、車両制御装置80は、情報表示部192による報知と、第2灯体191bによる報知との両方を、車両Vの外部の交通参加者に対し効果的に伝えることが可能となる。
さらに、図4に示すように、車両制御装置80は、車両Vの動作情報を情報表示部192に表示するのに合わせ、第2灯体191bを用いて、あたかも車両Vが横断歩道を渡ろうとする歩行者の方を見ているかのような表示を行う。例えば、横断歩道を渡ろうとする歩行者が車両Vの左前方にいる場合、車両制御装置80は、第2灯体191bを用いて、あたかも車両Vが左方向を見ているかのような表示を行う。また、横断歩道を渡ろうとする歩行者が車両Vの右前方にいる場合、車両制御装置80は、第2灯体191bを用いて、あたかも車両Vが右方向を見ているかのような表示を行う。また、横断歩道を渡ろうとする歩行者が複数人おり、車両Vの左前方にも右前方にも横断歩道を渡ろうとする歩行者がそれぞれいる場合、車両制御装置80は、第2灯体191bを用いて、あたかも車両Vが右方向と左方向とを交互に見ているかのような表示を行う。
このように、車両Vの動作情報を情報表示部192に表示するのに合わせ、第2灯体191bを用いて車両Vの視線を表現する表示を行うことにより、車両Vの動作状態を報知する対象となる交通参加者に対して、当該交通参加者に向けた表示であることを示唆することができるので、当該交通参加者に対して車両Vの動作状態を効果的に報知することが可能となる。
時期t14において、車両制御装置80は、歩行者が渡ろうとする横断歩道の手前に車両Vが到達したため、車両Vを停止させている。その後、時期t15において、車両制御装置80は、歩行者が横断歩道を渡ったことを認識したため、今度は車両Vの動作状態として「発進」の文字情報を情報表示部192に表示させている。また、車両制御装置80は、時期t15からは第2灯体191bをDRLとして機能させる。すなわち、車両制御装置80は、左右一対の第2灯体191bのそれぞれにおける円環形状の全体を第2輝度で点灯させるようにする。
時期t15から所定期間(例えば数秒間)が経過した時期t16となると、車両制御装置80は、車両Vを発進させる。そして、車両制御装置80は、時期t12前と同様の所定の速度での走行に復帰させるべく車両Vを加速させ、車両Vが或る程度の速度(例えば10[km/h])に達した時期t17において、情報表示部192における「発進」の表示を終了させる。
なお、車両制御装置80は、情報表示部192における「発進」の報知強度を高めるために、図4に示すように、時期t15から時期t16までの期間において、第2灯体191bを第2輝度よりも高い輝度で点灯させるようにしてもよい。
(車両Vが暗所を走行している場合)
次に、車両Vが暗所を(例えば夜間に)走行している場合の例について、図5を参照しながら説明する。なお、以下の図5の説明は、図4に示した各時期において、車両Vが暗所を走行している点が異なる。このため、以下の図5の説明では、図4と同様の箇所には同一の符号を付して、その説明を適宜省略する。
図5に示す例の場合、時期t11において、車両制御装置80は、車両V周辺の光量が閾値未満であることから、第1灯体191aについては点灯させており、第2灯体191bについてはポジションランプとして機能させている。すなわち、このとき、車両制御装置80は、左右一対の第2灯体191bのそれぞれにおける円環形状の全体を第1輝度で点灯させている。
図5に示す例の場合、車両制御装置80は、車両Vの動作状態を情報表示部192に表示させる時期t13の直前において、第1灯体191aを点灯させている。このため、車両制御装置80は、車両Vの動作状態を情報表示部192に表示させる時期t13からは第1灯体191aを消灯させる。これにより、車両制御装置80は、情報表示部192の視認性を確保できる。
なお、前述したように、車両Vの動作状態を情報表示部192に表示する際に、車両制御装置80は、車両Vを停止状態又は極低速状態としている。このため、車両Vの乗員の利便性が低下するのを回避しながら第1灯体191aを消灯させて、情報表示部192の視認性を確保できる。また、車両制御装置80は、図5に示すように、車両Vが停止状態である期間(すなわち時期t14から時期t16までの期間)のみ、第1灯体191aを消灯させるようにしてもよい。
また、図5に示す例の場合では、時期t13において、第2灯体191bは第1輝度で点灯している。このため、車両制御装置80は、車両Vの動作状態として「待ちます」の文字情報を情報表示部192に表示させる際の輝度も、第2灯体191bと同等の第1輝度とする。これにより、車両制御装置80は、情報表示部192と第2灯体191bとの輝度差をなくして、これら両方の視認性を確保できる。また、車両制御装置80は、情報表示部192による報知と、第2灯体191bによる報知とを同等の強度で行うことができる。したがって、車両制御装置80は、情報表示部192による報知と、第2灯体191bによる報知との両方を、他の交通参加者に対し効果的に伝えることが可能となる。
以上に説明したように、本実施形態の車両制御装置80によれば、情報表示部192の視認性を向上させ、情報表示部192の表示により、車両V周辺の他の交通参加者に対して車両Vの動作状態を適切に報知できる。
以上、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
例えば、前述した実施形態では、ポジションランプ及びDRLを同一の灯体(第2灯体191b)によって実現したが、これに限らない。例えば、ポジションランプを第2灯体191bによって実現し、DRLを第1灯体191a及び第2灯体191bとは異なる第3灯体によって実現してもよい。このようにした場合、車両制御装置80は、例えば、車両V周辺の光量が閾値未満であれば第2灯体191bを第1輝度で点灯させる一方、車両V周辺の光量が閾値以上であれば第2灯体191bを消灯させればよい。また、車両制御装置80は、車両Vの走行時には第3灯体を第2輝度で常時点灯さればよい。
また、例えば、前述した実施形態では、本発明の移動体の一例として車両について説明したが、移動体は車両に限らない。移動体は、車両に限らず、駆動源を備えて駆動源の動力により移動可能なロボット、船舶、航空機等であってもよい。
本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を一例として示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 表示装置(情報表示部192)と、灯体(灯体191)と、前記表示装置及び前記灯体の制御を行う制御装置(車両制御装置80)と、を備える移動体(車両V)であって、
前記表示装置は、前記移動体の外部に向けて前記移動体の動作状態を表示し、
前記灯体は、前記移動体の外部に向けて光を照射可能に構成され、前記移動体周辺の環境状態に応じて点灯及び消灯する第1灯体(第1灯体191a)を含み、
前記制御装置は、前記表示装置が表示を行う際に前記第1灯体が点灯していた場合、前記第1灯体の輝度を低下させる、移動体。
(1)によれば、表示装置が表示を行う際に第1灯体が点灯していた場合、第1灯体の輝度を低下させることで、移動体の動作状態を報知する対象となる移動体の外部の交通参加者から見た表示装置の視認性を向上させ、表示装置の表示により、当該交通参加者に対して移動体の動作状態を適切に報知することが可能となる。
(2) (1)に記載の移動体であって、
前記灯体は、前記移動体の外部に向けて光を照射可能に構成され、前記移動体周辺の環境状態に応じて点灯及び消灯するとともに、点灯時の輝度が前記第1灯体よりも低い第2灯体(第2灯体191b)をさらに含み、
前記制御装置は、前記表示装置が表示を行う際に前記第2灯体が点灯していた場合、前記表示装置が表示を行う際の輝度を前記第2灯体の輝度と同等する、移動体。
(2)によれば、表示装置と第2灯体との輝度差をなくして、これら両方の視認性を確保できる。また、表示装置による報知と、第2灯体による報知とを同等の強度で行うことができる。したがって、表示装置による報知と、第2灯体による報知との両方を、報知の対象となる移動体の外部の交通参加者に対し効果的に伝えることが可能となる。
(3) (1)又は(2)に記載の移動体であって、
前記灯体は、前記移動体の外部に向けて光を照射可能に構成され、前記移動体が移動する際に常時点灯するとともに、点灯時の輝度が前記第1灯体よりも低い第3灯体(第2灯体191b)をさらに含み、
前記制御装置は、前記表示装置が表示を行う際の輝度を前記第3灯体の輝度と同等する、移動体。
(3)によれば、表示装置と第3灯体との輝度差をなくして、これら両方の視認性を確保できる。また、表示装置による報知と、第3灯体による報知とを同等の強度で行うことができる。したがって、表示装置による報知と、第3灯体による報知との両方を、報知の対象となる移動体の外部の交通参加者に対し効果的に伝えることが可能となる。
(4) (1)~(3)のいずれかに記載の移動体であって、
前記第1灯体は、前記移動体の正面視で左右に一対設けられ、
前記表示装置は、前記移動体の正面視で左右一対の前記第1灯体の間に設けられる、移動体。
(4)によれば、表示装置が移動体の正面視で左右一対の第1灯体の間に設けられるので、表示装置が表示を行う際に第1灯体が点灯していた場合に第1灯体の輝度を低下させることで、移動体の動作状態を報知する対象となる移動体の外部の交通参加者から見た表示装置の視認性を向上させることができる。
V 車両(移動体)
80 車両制御装置(制御装置)
191 灯体
191a 第1灯体(第1灯体)
191b 第2灯体(第2灯体、第3灯体)
192 情報表示部(表示装置)

Claims (3)

  1. 表示装置と、灯体と、前記表示装置及び前記灯体の制御を行う制御装置と、を備える移動体であって、
    前記表示装置は、前記移動体の外部に向けて前記移動体の動作状態を表示し、
    前記灯体は、前記移動体の外部に向けて光を照射可能に構成され、前記移動体周辺の環境状態に応じて点灯及び消灯する第1灯体を含み、
    前記制御装置は、前記表示装置が表示を行う際に前記第1灯体が点灯していた場合、前記第1灯体の輝度を低下させ、
    前記灯体は、前記移動体の外部に向けて光を照射可能に構成され、前記移動体周辺の環境状態に応じて点灯及び消灯するとともに、点灯時の輝度が前記第1灯体よりも低い第2灯体をさらに含み、
    前記制御装置は、前記表示装置が表示を行う際に前記第2灯体が点灯していた場合、前記表示装置が表示を行う際の輝度を前記第2灯体の輝度と同等する、移動体。
  2. 表示装置と、灯体と、前記表示装置及び前記灯体の制御を行う制御装置と、を備える移動体であって、
    前記表示装置は、前記移動体の外部に向けて前記移動体の動作状態を表示し、
    前記灯体は、前記移動体の外部に向けて光を照射可能に構成され、前記移動体周辺の環境状態に応じて点灯及び消灯する第1灯体を含み、
    前記制御装置は、前記表示装置が表示を行う際に前記第1灯体が点灯していた場合、前記第1灯体の輝度を低下させ、
    前記灯体は、前記移動体の外部に向けて光を照射可能に構成され、前記移動体が移動する際に常時点灯するとともに、点灯時の輝度が前記第1灯体よりも低い第3灯体をさらに含み、
    前記制御装置は、前記表示装置が表示を行う際の輝度を前記第3灯体の輝度と同等する、移動体。
  3. 請求項1又は2に記載の移動体であって、
    前記第1灯体は、前記移動体の正面視で左右に一対設けられ、
    前記表示装置は、前記移動体の正面視で左右一対の前記第1灯体の間に設けられる、移動体。
JP2020215213A 2020-12-24 2020-12-24 移動体 Active JP7408536B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020215213A JP7408536B2 (ja) 2020-12-24 2020-12-24 移動体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020215213A JP7408536B2 (ja) 2020-12-24 2020-12-24 移動体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022100926A JP2022100926A (ja) 2022-07-06
JP7408536B2 true JP7408536B2 (ja) 2024-01-05

Family

ID=82271341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020215213A Active JP7408536B2 (ja) 2020-12-24 2020-12-24 移動体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7408536B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019119301A (ja) 2017-12-28 2019-07-22 株式会社小糸製作所 車両用照明システム及び車両
JP2019119302A (ja) 2017-12-28 2019-07-22 株式会社小糸製作所 車両用照明システム及び車両
WO2020080132A1 (ja) 2018-10-19 2020-04-23 株式会社小糸製作所 発光装置および車両用灯具の発光装置シリーズ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019119301A (ja) 2017-12-28 2019-07-22 株式会社小糸製作所 車両用照明システム及び車両
JP2019119302A (ja) 2017-12-28 2019-07-22 株式会社小糸製作所 車両用照明システム及び車両
WO2020080132A1 (ja) 2018-10-19 2020-04-23 株式会社小糸製作所 発光装置および車両用灯具の発光装置シリーズ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022100926A (ja) 2022-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10315566B2 (en) Vehicle control device mounted on vehicle and method for controlling the vehicle
US10422500B2 (en) Lamp for vehicle and method for controlling the same
US20180082589A1 (en) Driver assistance apparatus
US20190031102A1 (en) Image display system for vehicle use and vehicle equipped with the image display system
US10302271B2 (en) Lamp for vehicle and method for controlling the same
JP6688655B2 (ja) 車両状態監視装置
US10317033B2 (en) Lamp for vehicle and method for controlling the same
WO2016204037A1 (ja) 自動運転システム
US20190176625A1 (en) Vehicle control device mounted on vehicle and method for controlling the vehicle
CN114103822B (zh) 移动体
JP2018024351A (ja) 自動運転システム
WO2020017179A1 (ja) 車両制御装置および車両制御方法
JP7408536B2 (ja) 移動体
JP7422038B2 (ja) 移動体
CN112977451A (zh) 行驶辅助***及其控制方法
JP7422063B2 (ja) 移動体
US11524581B2 (en) Image output device for vehicle displaying timeline of events
JP7379297B2 (ja) 移動体
JP7398355B2 (ja) 移動体
US20240013660A1 (en) Control device, warning control method, and non-transitory computer-readable storage medium
JP7460674B2 (ja) 制御装置
JP7445573B2 (ja) 移動体
US20230294600A1 (en) Control device
JP2021112994A (ja) 発光制御システム、車両、制御方法、およびプログラム
CN115071746A (zh) 控制装置以及车辆

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7408536

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150