JP7445573B2 - 移動体 - Google Patents

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Description

本発明は、車両などの移動体に関する。
従来、車両前端のバンパーリーンフォースの下方側に空気導入部を備え、空気導入部から導入されると共に放熱用熱交換器をバイパスする空気流れにより補機部品を冷却する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、例えば車両が自律移動するために、車両の外界を認識するためのセンサを車両の外殻部材の上面(例えばルーフ上)に設ける構成が知られている。
特開2005-53464公報
しかしながら、車両の外界を認識するためのセンサを車両の外殻部材の上面に設ける構成においては、センサの上方が外殻部材によって覆われないため、センサに直射日光があたり、直射日光による熱とセンサ自体の熱とによってセンサの温度が上昇する。センサの温度がセンサの動作保証温度を超えると、センサの動作が不安定になる場合がある。
本発明は、移動体の外殻部材の上面に設けたセンサの温度上昇を抑制することができる移動体を提供する。
本発明は、
外殻部材と、
前記外殻部材の上面に設けられ、開口部を有する開口部材と、
前記開口部材の内側に設けられ、外界を認識するためのセンサと、
前記外殻部材の内面のうち、前記センサが設けられた位置に対応する位置に設けられた冷却機構と、
を備え、
前記センサは、熱伝導性の取付部材を介して、又は直接的に前記外殻部材の上面に設けられる、
移動体である。
本発明によれば、移動体の外殻部材の上面に設けたセンサの温度上昇を抑制することができる。
本発明の第1実施形態の車両の一例を示す側面図である。 本発明の第1実施形態の動車両の一例を示す上面図である。 本発明の第1実施形態の車両の開口部材及びセンサの一例を示す正面図である。 本発明の第1実施形態の車両の開口部材及びセンサの一例を示す側断面図である。 本発明の第2実施形態の車両の開口部材及びセンサの一例を示す側断面図である。 本発明の第3実施形態の車両の開口部材及びセンサの一例を示す側断面図である。 本発明の第4実施形態の車両の開口部材及びセンサの一例を示す側断面図である。 本発明の第5実施形態の車両の一例を示す側面図である。 本発明の第5実施形態の車両の一例を示す上面図である。 本発明の第6実施形態の車両の一例を示す上面図である。 本発明の各実施形態に適用可能な車両運転制御装置の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の移動体の各実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の移動体の第1実施形態としての車両を、添付図面に基づいて説明する。なお、図面は、符号の向きに見るものとする。また、本明細書等では説明を簡単かつ明確にするために、前後、左右、上下の各方向は、車両の運転者から見た方向に従って記載し、図面には、車両の前方をFr、後方をRr、左方をL、右方をR、上方をU、下方をD、として示す。
まず、第1実施形態の車両Vの構成について、図1~図4を参照しながら説明する。車両Vは、自律移動可能な移動体である。以下、車両Vが自律移動することを自律運転ともいう。
車両Vは、駆動源(図示略)と、駆動源の動力によって駆動される駆動輪及び転舵可能な転舵輪を含む車輪と、を有する自動車である。本実施形態では、車両Vは、左右一対の前輪及び後輪を有する四輪の自動車である。車両Vの駆動源は、例えば電動機である。なお、車両Vの駆動源は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関であってもよいし、電動機と内燃機関との組み合わせであってもよい。また、車両Vの駆動源は、左右一対の前輪を駆動してもよいし、左右一対の後輪を駆動してもよいし、左右一対の前輪及び後輪の四輪を駆動してもよい。前輪及び後輪は、双方が転舵可能な転舵輪であってもよいし、いずれか一方が転舵可能な転舵輪であってもよい。
車両Vは、例えば鋼板パネル溶接組立によるモノコック構造を有する骨格部材(不図示)と、骨格部材を覆って車両Vの外殻を構成する外殻部材1と、を備える。外殻部材1によって囲まれた空間には、乗員を収容する車室や、車室の前方に形成されるフロントルームが設けられる。フロントルームには、車両Vの駆動源等が収容される。
外殻部材1は、車両Vの前方を向く前面1aと、車両Vの後方を向く後面1bと、車両Vの左右方向を向く左右一対の側面1cと、車両Vの上方を向く上面1dと、を有する。上面1dは、車両Vのルーフを構成する。
電子機器14,15のそれぞれは、外殻部材1の内部に設けられた電子機器である。外殻部材1の内部とは、外殻部材1の内面に囲われた領域である。例えば、電子機器14,15は、車両Vの走行等を制御する制御装置(例えば図11に示す車両運転制御装置80)や、車両Vの駆動源となるバッテリなどである。ただし、電子機器14,15はこれらに限らず、動作時に発熱する各種の電子機器とすることができる。
開口部材13は、外殻部材1の上面1dに設けられており、開口部13a(図4参照)を有する。開口部材13の内側にはLiDAR装置30(LiDAR:Light Detection and Ranging)が設けられている。
LiDAR装置30は、車両Vの外界を認識するためのセンサの一例であり、例えば車両Vが自律移動するために用いられる。具体的には、LiDAR装置30は、パルス状に発光するレーザ光を走査しながら対象物に照射し、その散乱光や反射光を測定して遠距離にある対象までの距離やその対象の性質や形状を分析することによって車両Vの外界の情報を取得する。
図4に示す認識方向31は、LiDAR装置30が認識可能な外界の方向である。LiDAR装置30は、認識方向31が前方となるように、すなわち認識方向31が開口部13aの開口方向と同一となるように設けられる。これにより、LiDAR装置30の認識範囲を最適化(例えば最大化)できるため、LiDAR装置30の認識精度を向上させることができる。
外界を認識するためのLiDAR装置30を、外殻部材1の上面1dに設けた開口部材13の内側に設けることにより、直射日光等の熱がLiDAR装置30に伝達されることによるLiDAR装置30の温度上昇を抑制することができる。このため、LiDAR装置30の動作の安定性を向上させることができる。例えば、LiDAR装置30の温度が、LiDAR装置30の動作保証温度を超える事態を防止することが可能となる。
また、開口部材13の開口部13aは、車両Vの前方、すなわち車両Vの主な移動方向に向かって開口している。これにより、車両Vの移動に伴って開口部材13が効率よく空気を取り込むことができるため、開口部材13の内部に設けられたLiDAR装置30をより効率よく冷却することができる。このため、LiDAR装置30の温度上昇を抑制することができる。また、LiDAR装置30によって車両Vの前方を効率よく認識することができる。
また、図4に示すように、開口部材13の開口部13aは、前方に向かって開口している。ここでいう前方は、水平な第1方向の一例である。開口部材13の上部(上方側の部分)における前方側の端部が、LiDAR装置30における前方側の端部より、前方側に突出している。換言すると、上方からみて、LiDAR装置30は開口部材13に覆われており、かつ、開口部材13の上部における前方の側の端部と、LiDAR装置30における前方の側の端部と、の間の距離D1が0より大きい。
このように、開口部材13の上部における端部が、LiDAR装置30の端部に対して前方に突出していることにより、開口部材13がLiDAR装置30の庇となり、直射日光等の熱がLiDAR装置30に伝達されることを抑制できる。このため、LiDAR装置30の温度上昇を抑制し、LiDAR装置30の動作の安定性を向上させることができる。また、LiDAR装置30への直射日光等の入射によるLiDAR装置30の認識精度の低下を抑制することができる。このため、LiDAR装置30の信頼性の向上を図ることができる。
また、図4に示すように、開口部材13の開口部13aは、外殻部材1の内部に連通していてもよい。例えば、外殻部材1の上面1dには開口部11aが設けられており、開口部材13は開口部11aを覆うように設けられている。そして、開口部材13の内部空間が、開口部13aから開口部11aにかけて形成されることにより、開口部13aが外殻部材1の内部に連通する。ここでいう外殻部材1の内部は、例えば上記の車室であってもよいし、車室とは隔離された外殻部材1の内部の領域であってもよい。
このように、開口部材13が外殻部材1の内部に連通していることにより、開口部材13の内部の熱を外殻部材1の内部に逃がすことができる。このため、開口部材13の内部に熱がこもることによるLiDAR装置30の温度上昇を抑制することができる。
また、開口部材13の開口部13aは、外殻部材1の内部の電子機器14,15(図1参照)に連通していてもよい。例えば、電子機器14,15が車室内に設けられている場合、開口部材13から開口部11aを介して流入する空気が電子機器14,15に当たるように、開口部11aの位置や形状が設計される。また、電子機器14,15が車室から隔離された領域に設けられている場合、例えば、開口部11aと、電子機器14,15が設けられた領域と、を連通させる管を設ける構成とする。
このように、開口部材13の開口部11aが外殻部材1の内部の電子機器14,15に連通していることにより、開口部材13の開口部11aから入った空気で電子機器14,15を冷却することが可能となり、電子機器14,15の温度上昇を抑制することができる。このため、電子機器14,15の動作の安定性を向上させることができる。例えば、電子機器14,15の温度が電子機器14,15の動作保証温度を超える事態を防止することが可能となる。なお、開口部11aが電子機器14,15のいずれかのみと連通した構成としてもよい。
また、LiDAR装置30は、外殻部材1の上面1dに対して直接的に(間に他の部材を挟まずに)設けられている。これにより、LiDAR装置30の発熱による熱を外殻部材1で分散することができ、LiDAR装置30の温度上昇を抑制することができる。
[第2実施形態]
続いて、本発明の第2実施形態の車両Vについて、図5を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態の車両Vと同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略又は簡略化する。
第2実施形態の車両Vでは、開口部材13が、上方から見てLiDAR装置30を覆う領域に断熱層13bを有する。断熱層13bは、グラスウール等の繊維系断熱材やポリスチレンフォーム等の発泡系断熱材であり、特に限定しない。図5の例では、開口部材13における、上方から見てLiDAR装置30を覆う領域のうち、最も下方側の領域、すなわち開口部材13の内面に断熱層13bが設けられている。
ただし、断熱層13bは、開口部材13における、上方から見てLiDAR装置30を覆う領域のうち、最も上方側の領域、すなわち開口部材13の外面(上面)に設けられていてもよい。また、断熱層13bは、開口部材13における、上方から見てLiDAR装置30を覆う領域のうち、開口部材13の内面と開口部材13の外面との間の領域に設けられていてもよい。
このように、開口部材13が、上方から見てLiDAR装置30を覆う領域に断熱層13bを有することにより、太陽光等の熱がLiDAR装置30に伝達されることを抑制できる。このため、LiDAR装置30の温度上昇を抑制し、LiDAR装置30の動作の安定性を向上させることができる。
[第3実施形態]
続いて、本発明の第3実施形態の車両Vについて、図6を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態の車両Vと同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略又は簡略化する。
第3実施形態の車両Vでは、LiDAR装置30が、外殻部材1の上面1dに対して、熱伝導性の取付部材61を介して設けられている。取付部材61は、例えば熱伝導性両面粘着テープである。ただし、取付部材61は、熱伝導性両面粘着テープに限らず、熱伝導性を有し、かつ外殻部材1の上面1dに対してLiDAR装置30を固定可能な各種の部材とすることができる。
このように、外殻部材1の上面1dに対してLiDAR装置30を直接的に設ける構成(例えば図4参照)に限らず、外殻部材1の上面1dに対して熱伝導性の取付部材61を介してLiDAR装置30を設ける構成としてもよい。これにより、LiDAR装置30の発熱による熱が取付部材61を介して外殻部材1に伝達されるため、その熱を外殻部材1で分散することができ、LiDAR装置30の温度上昇を抑制することができる。
[第4実施形態]
続いて、本発明の第4実施形態の車両Vについて、図7を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態の車両Vと同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略又は簡略化する。
第4実施形態の車両Vでは、外殻部材1の内面のうち、LiDAR装置30が設けられた位置に対応する位置に冷却機構71が設けられている。外殻部材1の内面とは、外殻部材1の内部の領域を囲う面である。具体的には、冷却機構71は、LiDAR装置30と冷却機構71とで上面1dを挟むように設けられている。冷却機構71には、空冷式の冷却機構、水冷式の冷却機構、油冷式の冷却機構、ヒートシンクなど各種の冷却機構を用いることができる。
このように、外殻部材1の内面のうち、LiDAR装置30が設けられた位置に対応する位置に冷却機構71を設けることにより、冷却機構71でLiDAR装置30を冷却することができ、LiDAR装置30の温度上昇を抑制することができる。
[第5実施形態]
続いて、本発明の第5実施形態の車両Vについて、図8,図9を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態の車両Vと同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略又は簡略化する。
第5実施形態の車両Vは、外殻部材1の上面1dのうち、LiDAR装置30が設けられた位置に対して後方側の位置に設けられた後方センサ16を備える。後方センサ16は、車両Vが自律移動するために車両Vの外界を認識するためのセンサであってもよいし、他の用途のセンサであってもよい。例えば、後方センサ16は、LiDAR装置30と同様のLiDAR装置であって、車両Vの後方の状況を認識するために用いられる。
開口部材13は、後方センサ16を冷却するための導風部13c,13dを有する。導風部13c,13dは、一対の平板形状の部材であり、車両Vの走行により誘起される走行風や、前方からの自然風を後方センサ16に集めるように設けられている。導風部13c,13dにより、外殻部材1の上面1dに開口部材13を設けることによって風が当たりにくくなる後方センサ16を効率よく冷却することができる。
このように、開口部材13が後方センサ16を冷却するための導風部13c,13dを備えることにより、車両Vの後方側の冷却が困難な位置に設けられた後方センサ16を冷却することができ、後方センサ16の温度上昇を抑制することができる。後方センサ16の温度上昇を抑制することにより、後方センサ16の動作の安定性を向上させることができる。例えば、後方センサ16の温度が後方センサ16の動作保証温度を超えてしまう事態を防止することが可能となる。
後方センサ16を冷却するための導風部として、一対の平板形状の部材である導風部13c,13dについて説明したが、後方センサ16を冷却するための導風部はこれに限らず、走行風や自然風により後方センサ16を冷却可能な各種の形状の導風部とすることができる。
[第6実施形態]
続いて、本発明の第6実施形態の車両Vについて、図10を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態の車両Vと同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略又は簡略化する。
第6実施形態の車両Vでは、外殻部材1の上面1dに、開口部材13A,13B及びLiDAR装置30A,30Bが設けられている。開口部材13A及びLiDAR装置30Aは、上記の開口部材13及びLiDAR装置30と同様の構成であるが、車両Vの前方のうち左方側を認識するために、上面1dの左側に設けられている。開口部材13B及びLiDAR装置30Bは、上記の開口部材13及びLiDAR装置30と同様の構成であるが、車両Vの前方のうち右方側を認識するために、上面1dの右側に設けられている。
このように、車両Vは、開口部材13及びLiDAR装置30の組み合わせを複数備えていてもよい。
[車両運転制御装置]
次に、図11を参照しながら、上記の各実施の形態の車両Vに搭載される車両運転制御装置80について説明する。車両運転制御装置80は、例えば電子機器14,15のいずれかや、車両Vが備える他の電子機器に含まれる。
車両Vには、上記のLiDAR装置30の他に、サイドビューカメラ装置50、サイドカメラミラー装置60、ルーフカメラ装置70、ナビゲーション装置91、通信装置92、車両センサ93、手動運転装置94、走行駆動力出力装置95、ステアリング装置96、ブレーキ装置97、が搭載されている。また、車両Vには、車両Vの左右のフロントドアに設けられた一対のサイドカメラミラー装置60と、サイドカメラミラー装置60により得られた外界情報を外界映像として表示するディスプレイ装置63L,63Rが搭載されている。
車両運転制御装置80は、LiDAR装置30、サイドビューカメラ装置50、ルーフカメラ装置70、ナビゲーション装置91、通信装置92、車両センサ93、手動運転装置94、走行駆動力出力装置95、ステアリング装置96、及びブレーキ装置97と、通信媒体を介して相互にデータ通信可能に接続されている。
ナビゲーション装置91は、GNSS受信機(GNSS:Global Navigation Satellite System)、地図情報、等を備える。ナビゲーション装置91は、GNSS受信機によって車両Vの現在位置を検出し、検出した現在位置と地図情報とに基づいて、車両Vの乗員等によって指定された目的地までの経路を導き出す機能を有する。
通信装置92は、道路の交通状況を監視するシステムの情報提供用サーバと無線通信を行い、車両Vが走行中の道路や走行予定の道路の交通状況を示す交通情報を取得する。交通情報には、前方の渋滞情報、渋滞地点を通過するための所要時間情報、事故・故障車・工事情報、速度規制・車線規制情報、駐車場の位置情報、駐車場・サービスエリア・パーキングエリアの満車・空車情報などの情報が含まれる。通信装置92は、道路の側帯などに設けられた無線ビーコンとの路車間通信や、車両Vの周辺を走行する他車両との車車間通信によって、交通情報を取得してもよい。
また、通信装置92は、信号情報活用運転支援システム(TSPS:Traffic Signal Prediction Systems)の情報提供用サーバと無線通信を行い、車両Vが走行中又は走行予定の道路に設けられた信号機の信号情報を取得する。TSPSは、信号機の信号情報を用いて信号交差点を円滑に通行するための運転を支援する。通信装置92は、道路の側帯などに設けられた無線ビーコンとの路車間通信や、車両Vの周辺を走行する他車両との車車間通信によって、信号情報を取得してもよい。
車両Vの左側のフロントドアに設けられたサイドカメラミラー装置60の撮像部で取得した左側外界情報は、車両Vの車室内に設けられたLCD表示パネル(LCD:Liquid Crystal Display)、有機EL表示パネル(EL:Electroluminescence)などによって構成されるディスプレイ装置63L(図10参照)に、車両Vの左側後方の外界映像として表示される。車両Vの右側のフロントドアに設けられたサイドカメラミラー装置60の撮像部で取得した右側外界情報は、車両Vの車室内に設けられたLCD表示パネル、有機EL表示パネルなどによって構成されるディスプレイ装置63Rに、車両Vの右側後方の外界映像として表示される。
車両センサ93は、車両Vに関する各種情報を検出する機能を有する。車両センサ93は、車両Vの車速を検出する車速センサ931、車両Vの前後方向及び左右方向の加速度を検出する加速度センサ932、車両Vの鉛直軸回りの角速度から車両Vの旋回方向を検出する旋回方向検出センサ933、車両Vの向きを検出する方位センサ934、車両Vの傾斜角度を検出する傾斜角センサ935を含む、車両Vの移動状態を検出する各種センサを有する。車両センサ93はさらに、車両Vの存する場所の照度を検出する照度センサ936、車両Vの存する場所の雨滴の量を検出する雨滴センサ937を含む、車両Vの外部環境を検出する各種センサを有する。
手動運転装置94は、乗員による加減速指示を受け付ける加減速操作部材であるアクセルペダル941、乗員による制動指示を受け付ける制動操作部材であるブレーキペダル942、乗員による変速段の変更指示を受け付けるための変速操作部材であるシフトレバー943、乗員による旋回指示を受け付ける操舵部材であるステアリングホイール944、を備える。
手動運転装置94はさらに、アクセルペダル941の踏み込み量を検出し、アクセル開度信号を車両運転制御装置80に出力するアクセルペダル開度センサ941a、ブレーキペダル942の踏み込み量(又は踏み込み力)を検出し、ブレーキ信号を車両運転制御装置80に出力するブレーキペダル踏量センサ942a、シフトレバー943によって指示された変速段を検出し、シフト位置信号を車両運転制御装置80に出力するシフト位置センサ943a、ステアリングホイール944の操舵角を検出し、ステアリング操舵角信号を車両運転制御装置80に出力するステアリング操舵角センサ944a、ステアリングホイール944に加えられたトルクを検出し、ステアリングトルク信号を車両運転制御装置80に出力するステアリングトルクセンサ944b、を有する。
走行駆動力出力装置95は、駆動源を含み、駆動源の動力を車両Vの駆動力として駆動輪である前輪及び/又は後輪に出力する装置である。
ステアリング装置96は、車両Vの転舵輪である前輪及び/又は後輪の向きを変更する装置である。
ブレーキ装置97は、車両Vの前輪及び後輪に制動力を出力する装置である。
車両運転制御装置80は、例えば、一以上のプロセッサ又は同等の機能を有するハードウェアによって構成される。車両運転制御装置80は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、記憶装置、及び通信インターフェースが内部バスによって接続されたECU(Electronic Control Unit)、又はMPU(Micro-Processing Unit)などが組み合わされた構成であってもよい。
車両運転制御装置80は、走行駆動力出力装置95、ステアリング装置96、及びブレーキ装置97を制御することによって、車両Vの運転(移動)を制御する。車両運転制御装置80は、プロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより、走行駆動力出力装置95、ステアリング装置96、及びブレーキ装置97を制御する。また、これらの制御機能のうちの一部又は全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。
車両運転制御装置80は、乗員による手動運転装置94の操作に基づいて、走行駆動力出力装置95、ステアリング装置96、及びブレーキ装置97を制御し、車両Vを手動運転させることができる。
車両運転制御装置80は、車両Vを手動運転させる際、手動運転装置94から出力されたアクセル開度信号、ブレーキ信号、シフト位置信号、ステアリング操舵角信号、ステアリングトルク信号等に加えて、ルーフカメラ装置70が取得した外界情報、LiDAR装置30が取得した外界情報、サイドビューカメラ装置50が取得した外界情報、ナビゲーション装置91が検出した車両Vの現在位置、ナビゲーション装置91の地図情報、ナビゲーション装置91によって導き出された車両Vの目的地までの経路、通信装置92が取得した交通情報及び信号情報、車両センサ93が取得した車両Vの移動状態及び車両Vの外部環境のうちの1つ以上の情報に基づいて、走行駆動力出力装置95、ステアリング装置96、及びブレーキ装置97を制御してもよい。
さらに、車両運転制御装置80は、乗員による手動運転装置94の操作によらず、走行駆動力出力装置95、ステアリング装置96、及びブレーキ装置97を制御し、車両Vを自律運転(自律移動)させることができる。
車両運転制御装置80は、車両Vを自律運転させる際、ルーフカメラ装置70が取得した外界情報、LiDAR装置30が取得した外界情報、サイドビューカメラ装置50が取得した外界情報、ナビゲーション装置91が検出した車両Vの現在位置、ナビゲーション装置91の地図情報、ナビゲーション装置91によって導き出された車両Vの目的地までの経路、通信装置92が取得した交通情報及び信号情報、車両センサ93が取得した車両Vの移動状態及び車両Vの外部環境に基づいて、走行駆動力出力装置95、ステアリング装置96、及びブレーキ装置97を制御し、車両Vを自律運転(自律移動)させる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。例えば、移動体の一例として車両Vについて説明したが、本発明の移動体は、車両Vに限らず、自動二輪車や歩行ロボット、船舶、飛行体など、外界を認識するためのセンサを有する各種の移動体とすることができる。
また、外界を認識するためのセンサとしてLiDAR装置を例として説明したが、外界を認識するためのセンサは、LiDAR装置に限らず、各種のカメラ装置やレーダ装置などであってもよい。
また、本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 外殻部材(外殻部材1)と、
前記外殻部材の上面(上面1d)に設けられ、開口部(開口部13a)を有する開口部材(開口部材13,13A,13B)と、
前記開口部材の内側に設けられ、外界を認識するためのセンサ(LiDAR装置30,30A,30B)と、
を備える、
移動体(車両V)。
(1)によれば、外界を認識するためのセンサを、外殻部材の上面に設けた開口部材の内側に設けることにより、直射日光等の熱がセンサに伝達されることによるセンサの温度上昇を抑制することができる。このため、センサの動作の安定性を向上させることができる。
(2) (1)に記載の移動体であって、
前記開口部は、水平な第1方向に向かって開口し、
前記開口部材の上部における前記第1方向の側の端部が、前記センサにおける前記第1方向の側の端部より、前記第1方向の側に突出している、
移動体。
(2)によれば、開口部材の上部における端部が、センサの端部に対して水平な方向に突出していることにより、開口部材がセンサの庇となり、直射日光等の熱がセンサに伝達されることを抑制できる。このため、センサの動作の安定性を向上させることができる。また、センサへの太陽光等の入射によるセンサの認識精度の低下を抑制することができる。これにより、センサの信頼性を向上させることができる。
(3) (1)又は(2)に記載の移動体であって、
前記開口部は、前記外殻部材の内部に連通している、
移動体。
(3)によれば、開口部材の開口部が外殻部材の内部に連通していることにより、開口部材の内側の熱を外殻部材の内部に逃がすことができ、開口部材の内側に熱がこもることによるセンサの温度上昇を抑制することができる。
(4) (3)に記載の移動体であって、
前記開口部は、前記外殻部材の内部の電子機器(電子機器14,15)に連通している、
移動体。
(4)によれば、開口部材の開口部が外殻部材の内部の電子機器に連通していることにより、開口部材の開口部から入った空気で電子機器を冷却することが可能となり、電子機器の温度上昇を抑制することができる。このため、外殻部材の内部の電子機器の動作の安定性を向上させることができる。
(5) (1)から(4)のいずれかに記載の移動体であって、
前記開口部材は、断熱層(断熱層13b)を有する、
移動体。
(5)によれば、開口部材が、断熱層を有することにより、太陽光等の熱がセンサに伝達されることを更に抑制でき、センサの温度上昇を抑制することができる。
(6) (1)から(5)のいずれかに記載の移動体であって、
前記センサは、熱伝導性の取付部材(取付部材61)を介して、又は直接的に前記外殻部材の上面に設けられる、
移動体。
(6)によれば、センサが熱伝導性の取付部材を介して、又は直接的に外殻部材の上面に設けられることにより、センサの発熱による熱を、外殻部材で分散することができ、センサの温度上昇を抑制することができる。
(7) (6)に記載の移動体であって、
前記外殻部材の内面のうち、前記センサが設けられた位置に対応する位置に設けられた冷却機構(冷却機構71)を備える、
移動体。
(7)によれば、外殻部材の内面のうち、センサが設けられた位置に対応する位置に冷却機構を設けることにより、冷却機構でセンサを冷却することができ、センサの温度上昇を抑制することができる。
(8) (1)から(7)のいずれかに記載の移動体であって、
前記開口部材の開口方向と前記センサの認識方向(認識方向31)とが同一である、
移動体。
(8)によれば、開口部材の開口方向とセンサの認識方向とが同一であることにより、センサの認識範囲を最適化でき、センサの認識精度を向上させることが可能となる。
(9) (1)から(8)のいずれかに記載の移動体であって、
前記外殻部材の上面のうち、前記センサが設けられた位置に対して、前記移動体の後方側の位置に設けられた後方センサ(後方センサ16)を備え、
前記開口部材は、前記後方センサを冷却するための導風部(導風部13c,13d)を有する、
移動体。
(9)によれば、開口部材が後方センサを冷却するための導風部を備えることにより、移動体の後方側の冷却が困難な位置に備えられた後方センサを冷却することができ、後方センサの温度上昇を抑制することができる。
(10) (1)から(9)のいずれかに記載の移動体であって、
前記開口部は、前記移動体の前方に向かって開口している、
移動体。
(10)によれば、移動体の移動に伴って開口部材が効率よく空気を取り込むことができるため、開口部材の内部に設けられたセンサをより冷却することができ、センサの温度上昇を抑制することができる。また、センサによって移動体の前方を効率よく認識することができる。
1 外殻部材
1d 上面
11a,13a 開口部
13,13A 開口部材
13b 断熱層
13c,13d 導風部
14,15 電子機器
16 後方センサ
30,30A,30B LiDAR装置(センサ)
31 認識方向
61 取付部材
71 冷却機構

Claims (8)

  1. 外殻部材と、
    前記外殻部材の上面に設けられ、開口部を有する開口部材と、
    前記開口部材の内側に設けられ、外界を認識するためのセンサと、
    前記外殻部材の内面のうち、前記センサが設けられた位置に対応する位置に設けられた冷却機構と、
    を備え、
    前記センサは、熱伝導性の取付部材を介して、又は直接的に前記外殻部材の上面に設けられる、
    移動体。
  2. 請求項1に記載の移動体であって、
    前記開口部は、水平な第1方向に向かって開口し、
    前記開口部材の上部における前記第1方向の側の端部が、前記センサにおける前記第1方向の側の端部より、前記第1方向の側に突出している、
    移動体。
  3. 請求項1又は2に記載の移動体であって、
    前記開口部は、前記外殻部材の内部に連通している、
    移動体。
  4. 請求項3に記載の移動体であって、
    前記開口部は、前記外殻部材の内部の電子機器に連通している、
    移動体。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の移動体であって、
    前記開口部材は、断熱層を有する、
    移動体。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の移動体であって、
    前記開口部材の開口方向と前記センサの認識方向とが同一である、
    移動体。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の移動体であって、
    前記外殻部材の上面のうち、前記センサが設けられた位置に対して、前記移動体の後方側の位置に設けられた後方センサを備え、
    前記開口部材は、前記後方センサを冷却するための導風部を有する、
    移動体。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の移動体であって、
    前記開口部は、前記移動体の前方に向かって開口している、
    移動体。
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