JP7392413B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本開示は、車両用等の表示装置に関する。
従来、表示装置の表示部として、略同形状で左右に並んだ速度計及びエンジン回転数計が知られている。表示部は、目盛等の意匠が形成された文字板と、意匠を指し示す指針により所要の情報を表示する。文字板は、ケース上に支持される。
特開2019-032176号公報
組立作業においては、作業者により各文字板が各ケース上に配置される。しかし、表示装置が略同形状の複数の表示部を有する場合、作業者が文字板とケースとの組み合わせを誤ってしまう虞がある。また、文字板及びケースの形状が共通していることから、組立後においても作業者が誤りに気づかない虞もある。
本開示はこのような事情を考慮してなされたもので、組立性を向上させた表示装置を提供することを目的とする。
本開示の表示装置は、上述した課題を解決するために、第一意匠と、第一文字板側位置決め部と、を有する第一文字板と、前記第一意匠と意匠が異なる第二意匠と、第二文字板側位置決め部と、を有し、前記第一文字板と略同一の外形を有する第二文字板と、前記第一文字板側位置決め部と対になる第一ケース側位置決め部を有し、前記第一文字板が配置される第一ケースと、前記第二文字板側位置決め部と対になる第二ケース側位置決め部を有し、前記第二文字板が配置され、前記第一ケースと略同一の外形を有する第二ケースと、を備え、前記第一意匠に対する前記第一文字板側位置決め部及び前記第一ケース側位置決め部の配置は、前記第二意匠に対する前記第二文字板側位置決め部及び前記第二ケース側位置決め部の配置と正面視において異なり、前記第一文字板を保持する第一保持部と、前記第一文字板側位置決め部と対になる第一リング側位置決め部と、前記第一文字板と共に前記第一ケースに固定されるための第一リング側固定部と、を有する第一リング部材と、前記第二文字板を保持する第二保持部と、前記第二文字板側位置決め部と対になる第二リング側位置決め部と、前記第二文字板と共に前記第二ケースに固定されるための第二リング側固定部と、を有し、前記第一リング部材と略同一の外形を有する第二リング部材と、を更に備え、前記第一ケースは、前記第一リング側固定部と対になる第一ケース側固定部を有し、前記第二ケースは、前記第二リング側固定部と対になる第二ケース側固定部を有し、前記第一意匠に対する前記第一リング側固定部及び前記第一ケース側固定部の配置は、前記第二意匠に対する前記第二リング側固定部及び前記第二ケース側固定部の配置と前記正面視において異なる。
本開示の表示装置においては、組立性を向上できる。
本開示の実施形態としての表示装置の正面図。 図1のII-II線に沿う断面図。 図1のIII-III線に沿う断面図。 速度計(SP)を形成するSP文字板、SPリング、及びSPケースの説明図。 エンジン回転数計(TA)を形成するTA文字板、TAリング、及びTAケースの説明図。 中ケースにリングが誤って取り付けられた場合の表示装置の正面図。
本開示の表示装置の実施形態を添付図面に基づいて説明する。本開示の表示装置は、例えば自動車や二輪車等の車両や、船舶、農業機械、建設機械に搭載される表示装置に適用することができる。
図1は、本開示の実施形態としての表示装置1の正面図である。
図2は、図1のII-II線に沿う断面図である。
図3は、図1のIII-III線に沿う断面図である。
図4は、SP2を形成するSP文字板30a、SPリング40a、及びSPケース15aの説明図である。
図5は、TA3を形成するTA文字板30b、TAリング40b、及びTAケース15bの説明図である。
図4におけるSPリング40a及び図5におけるTAリング40bは、背面視で表されている。
以下の説明において、「前(前面)」、「後(背面)」、「上」、「下」、「右」、及び「左」は、図1から図6における定義「Fr.」、「Re.」、「To.」、「Bo.」、「R」、及び「L」に従う。尚、表示装置1がユーザに視認される側を「前」とする。
表示装置1は、速度計(以下、「SP」という。)2と、エンジン回転数計(以下、「TA」という。)3と、を有する。SP2は、正面視右側に配置され、車両の速度を表示する指針式(機械式)計器である。TA3は、正面視左側に配置され、車両のエンジン回転数を表示する指針式計器である。
表示装置1は、ケース10と、見返し20と、文字板30と、リング40と、回路基板50と、導光体60と、を主に有する。
ケース10は、外ケース11と、中ケース15と、を有する。
外ケース11(図2、図3においては図示省略)は、黒色等の合成樹脂(例えばポリプロピレン)からなる。外ケース11は、内部空間に文字板30、回路基板50をはじめとする各種部材を収容する。外ケース11は、開口12を前方に有し、開口12は、透光板13に覆われる。
中ケース15は、正面視において略正円形状の部材であり、白色等の合成樹脂(例えばポリプロピレン)からなる。中ケース15は、文字板30を外ケース11の内部空間内に固定(載置)したり、光源52の遮光壁として作用したりする。中ケース15は、文字板30に形成される記号33の位置に対応して、光源52の光の透過口16を有する。
中ケース15は、正面視において略同形状を有する、SP側中ケース15a(以下、「SPケース15a」という。)と、TA側中ケース15b(以下、「TAケース15b」という。)と、を有する。SPケース15a及びTAケース15bは、文字板30を位置決めするためのSP、TAケース側位置決め部17a、17bと、リング40を固定するためのSP、TAケースフック受部18a、18bと、を有する。SP、TAケース側位置決め部17a、17b及びSP、TAケースフック受部18a、18bの詳細については、後述する。
見返し20は、黒色等の遮光性の合成樹脂(例えばポリプロピレン)からなる。見返し20は、外ケース11の前面側を覆い、ケース10内の不要な領域をユーザから遮蔽する。具体的には、見返し20は、正面視において文字板30以外の領域を遮蔽する。
文字板30は、薄板状の略正円形状の部材であり、基材と、遮光層と、を有する。基材は、例えば透明なポリカーボネート樹脂からなる薄板である。遮光層は、基材の前面(又は背面)に形成された黒色の遮光性インキで印刷された印刷層である。遮光層は、意匠31の形状に対応した抜き文字部分を有する。意匠31は、数字32、記号33、及び目盛34を含む。意匠31は、光源52の光を透過することにより、点灯表示される。
文字板30は、形状が同一で意匠31が異なる、SP文字板30aと、TA文字板30bと、を有する。SP文字板30a及びTA文字板30bは、文字板30を位置決めするためのSP、TA文字板側位置決め部36a、36bを有する。SP、TA文字板側位置決め部36a、36bの詳細については、後述する。
リング40は、円環状を有する黒色等の合成樹脂(例えばポリプロピレン)からなる。リング40は、形状が同一の、SPリング40aと、TAリング40bと、を有する。SPリング40a及びTAリング40bは、文字板30を位置決めするためのSP、TAリング側位置決め部43a、43bと、中ケース15に対して固定するためのSP、TAリングフック44a、44bと、を有する。SP、TAリング側位置決め部43a、43b及びSP、TAリングフック44a、44bの詳細については、後述する。
回路基板50は、文字板30及び中ケース15に対して後方に配置される。回路基板50は、指針駆動部(図示せず)と、光源52と、指針駆動部や光源52のドライバ等を含む制御部と、を主に有する。
制御部は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有しており、例えば、ROMに書き込まれたプログラムに従って所定の演算処理を実行する。制御部は、例えば、車両のECU(Electronic Control Unit)から各種車両情報を取得する。制御部は、取得した情報に基づき、指針駆動部を駆動し、また、光源52を点灯させる。
指針駆動部は、入力された車両の走行速度やエンジン回転数に応じて指針軸を回転する。指針軸は、回路基板50に対して垂直に前方に伸びる(伸長する)金属製の棒状部材からなる。指針軸は、先端において指針55と接続される。指針55は、文字板30の前面上を回転することにより、目盛34を指し示す。
光源52は、回路基板50の前面に設けられ、例えばトップビュー型(上面発光型)のLED(Light Emitting Diode)である。光源52は、文字板30の後方に所要数設けられる。
導光体60は、透明な合成樹脂(例えばポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA、Polymethyl methacrylate))からなる。導光体60は、指針軸の外周において例えば中ケース15に固定される。導光体60は、光源52の光を意匠31へ導く。導光体60の前方には、例えばポリカーボネート樹脂からなる透明な拡散板61が設けられる。光源52の光は、拡散板61により更に拡散されて、意匠31を照明する。
次に、中ケース15、文字板30、及びリング40の詳細について説明する。
図4に示すように、SP文字板30a(第一文字板)は、SP意匠31aと、SP文字板側位置決め部36aと、を有する。
SP意匠31a(第一意匠)は、車両の速度に関する情報や車両に関する各種情報を指針55による指示又は点灯により表示する。
SP文字板側位置決め部36a(第一文字板側位置決め部)は、径方向外側に向って開口した略四角形状の切欠である。SP文字板側位置決め部36aは、SP文字板30aの外縁37の3箇所に形成される。SP文字板側位置決め部36aは、SP文字板30aが表示装置1に配置される際の向き、すなわち図1に示す向きを基準としてクロックポジションで示すと、略12時の位置、略6時の位置及び略9時の位置に配置される。
SPリング40a(第一リング部材)は、SP前側保持部41aと、SP後側保持部42aと、SPリング側位置決め部43aと、SPリングフック44aと、を有する。
SP前側保持部41a(第一保持部)は、SPリング40aの内周面45(図3)から径方向内側に向かって突出した凸部である。SP前側保持部41aは、SPリング40aの周方向に亘って形成される。SP前側保持部41aは、SP文字板30aの外縁37側において、SP文字板30aの前方への移動を規制する。
SP後側保持部42a(第一保持部)は、SPリング40aの内周面45から径方向内側に向かって突出した凸部である。SP後側保持部42aは、SPリング40aの周方向における6箇所に配置される。具体的には、SP後側保持部42aは、SPリング40aが表示装置1に配置される際の向きを基準としてクロックポジションで示すと、略12時の位置、略2時の位置、略4時の位置、略6時の位置、略8時の位置及び略10時の位置に配置される。SP後側保持部42aは、SP文字板30aの外縁37側において、SP文字板30aの後方への移動を規制する。これにより、SP前側保持部41a及びSP後側保持部42aは、SP文字板30aを固定して保持する。
SPリング側位置決め部43a(第一リング側位置決め部)は、SP文字板側位置決め部36aと対になる。SPリング側位置決め部43aは、SP文字板側位置決め部36aの凹形状(切欠形状)に嵌まり合う凸形状(リブ形状)である(図3)。SPリング側位置決め部43aは、SPリング40aの内周面45における3箇所であって、SP文字板側位置決め部36aの位置と対応する位置に配置される。すなわち、SPリング側位置決め部43aは、SPリング40aが表示装置1に配置される際の向きを基準としてクロックポジションで示すと、略12時の位置、略6時の位置及び略9時の位置に配置される。
SPリングフック44a(第一リング側固定部)は、SPリング40aをSP文字板30aと共にSPケース15aに固定する。SPリングフック44aは、内周面45から径方向内側に向かって突出して形成され、SPケースフック受部18aと掛かり合うことによりSPリング40aを前後方向に固定する。SPリングフック44aは、SPリング40aの周方向における6箇所に配置される。具体的には、SPリングフック44aは、SPリング40aが表示装置1に配置される際の向きを基準としてクロックポジションで示すと、略12時の位置、略2時の位置、略4時の位置、略6時の位置、略8時の位置及び略10時の位置に配置される。
SPケース15a(第一ケース)は、SP文字板30aが配置される支持面19を有するケースである。SPケース15aは、SPケース側位置決め部17aと、SPケースフック受部18aと、を有する。
SPケース側位置決め部17a(第一ケース側位置決め部)は、SP文字板側位置決め部36aと対になる。SPケース側位置決め部17aは、SP文字板側位置決め部36aの凹形状と略同形状の、径方向外側に向かって開口した略四角形状の凹部である。SPケース側位置決め部17aは、SPケース15aの外縁14の3箇所であって、SP文字板側位置決め部36aの位置と対応する位置に配置される。すなわち、SPケース側位置決め部17aは、SPケース15aが表示装置1に配置される際の向きを基準としてクロックポジションで示すと、略12時の位置、略6時の位置及び略9時の位置に配置される。
SPケースフック受部18a(第一ケース側固定部)は、SPリングフック44aと対になり、SPリングフック44aが引っ掛かることでSPリング40a及びSPリング40aに固定されるSP文字板30aをSPケース15aの支持面19に固定する。SPケースフック受部18aは、外縁14の3箇所に配置される。具体的には、SPケースフック受部18aは、SPケース15aが表示装置1に配置される際の向きを基準としてクロックポジションで示すと、略12時の位置、略2時の位置、略4時の位置、略6時の位置、略8時の位置及び略10時の位置に配置される。
TA文字板30b(第二文字板)は、SP文字板30aと略同一の外形を有する。TA文字板30bは、TA意匠31bと、TA文字板側位置決め部36bと、を有する。
TA意匠31b(第二意匠)は、車両のエンジン回転数に関する情報や車両に関する各種情報を指針55による指示又は点灯により表示する。
TA文字板側位置決め部36b(第二文字板側位置決め部)は、SP文字板側位置決め部36aと略同様の構成を有し、配置される位置が異なるのみである。具体的には、TA文字板側位置決め部36bは、TA文字板30bが表示装置1に配置される際の向きを基準としてクロックポジションで示すと、略12時の位置、略3時の位置及び略9時の位置に配置される。すなわち、TA文字板側位置決め部36bは、SP文字板30aに対してTA文字板30bの周方向において右回り(時計方向)に90度回転して配置される。
TAリング40b(第二リング部材)は、TA前側保持部41b(第二保持部)と、TA後側保持部42b(第二保持部)と、TAリング側位置決め部43b(第二リング側位置決め部)と、TAリングフック44b(第二リング側固定部)と、を有する。TAリング40bは、SPリング40aと同一部材であるため、ここでは詳細な説明を省略する。但し、図5のTAリング40bは、SPリング40aに対してTA文字板30bの周方向において右回りに90度回転して配置される(図4及び図5においては、SP、TAリング40a、40bは背面視であるので、SPリング40aに対して左回りに90度回転している)。
TAケース15b(第二ケース)は、TA文字板30bが配置される支持面19を有するケースである。TAケース15bは、TAケース側位置決め部17bと、TAケースフック受部18bと、を有する。
TAケース側位置決め部17b(第二ケース側位置決め部)は、TA文字板側位置決め部36bと対になる。TAケース側位置決め部17bは、SPケース側位置決め部17aと略同様の構成を有し、配置される位置が異なるのみである。具体的には、TAケース側位置決め部17bは、TAケース15bが表示装置1に配置される際の向きを基準としてクロックポジションで示すと、略12時の位置、略3時の位置及び略9時の位置に配置される。すなわち、TAケース側位置決め部17bは、SPケース側位置決め部17aに対してTAケース15bの周方向において右回りに90度回転して配置される。
TAケースフック受部18b(第二ケース側固定部)は、TAリングフック44bと対になり、TAリングフック44bが引っ掛かることでTAリング40b及びTAリング40bに固定されるTA文字板30bをTAケース15bに固定する。TAケースフック受部18bは、SPケースフック受部18aと略同様の構成を有し、配置される位置が異なるのみである。具体的には、TAケースフック受部18bは、TAケース15bが表示装置1に配置される際の向きを基準としてクロックポジションで示すと、略1時の位置、略3時の位置、略5時の位置、略7時の位置、略9時の位置及び略11時の位置に配置される。すなわち、TAケースフック受部18bは、SPケースフック受部18aに対してTAケース15bの周方向において右回りに90度回転して配置される。
このような表示装置1においては、SP意匠31aに対するSP文字板側位置決め部36a及びSPケース側位置決め部17aの配置は、TA意匠31bに対するTA文字板側位置決め部36b及びTAケース側位置決め部17bの配置と異なる。また、SP意匠31aに対するSPリングフック44a、SPケースフック受部18a、及びSP後側保持部42aの配置は、TA意匠31bに対するTAリングフック44b、TAケースフック受部18b及びTA後側保持部42bの配置と異なる。
すなわち、表示装置1の正面視において、TA文字板側位置決め部36b、TAリング側位置決め部43b、TAケース側位置決め部17b、TAリングフック44b、TAケースフック受部18b及びTA後側保持部42bは、SP文字板側位置決め部36a、SPリング側位置決め部43a、SPケース側位置決め部17a、SPリングフック44a、SPケースフック受部18a及びSP後側保持部42aに対して、右回りに90度回転して配置される。これにより、表示装置1が略同形状のSP2及びTA3を有する場合であっても、作業者が各文字板30、各リング40及び各中ケース15の組み合わせを誤って組み立ててしまうことを低減できる。
すなわち、表示装置1の組立工程においては、まず各文字板30が、各リング40に取り付けられる。各リング40は、同一構造を有する共通部材である。作業者は、各文字板30を、SP、TA文字板側位置決め部36a、36b及び各リング40のSP、TAリング側位置決め部43a、43bを基準にして、各リング40に取り付ける。次に、文字板30と一体となったリング40を、各中ケース15に取り付ける。作業者は、各リング40を、SP、TAリングフック44a、44b及びSP、TAケースフック受部18a、18bと、SP、TAリング側位置決め部43a、43b及びSP、TAケース側位置決め部17a、17bを基準にして、各中ケース15に取り付ける。
ここで、図6は、中ケース15に、リング40が誤って取り付けられた場合の表示装置1の正面図である。
表示装置1は、各文字板30(各リング40)と各中ケース15との位置決めの位置を異ならせた。このため、誤ってSP文字板30aと一体となったSPリング40aがTAケース15bに取り付けられると、SP意匠31aが右回りに90度回転した状態となる。また、TA文字板30bと一体となったTAリング40bがSPケース15aに取り付けられると、TA意匠31bが左回り(反時計方向)に90度回転した状態となる。誤って取り付けられたSP文字板30a及びTA文字板30bは、正しい位置に対して回転して取り付けられてしまうため、作業者は、誤って取り付けたことを容易に認識することができる。その結果、表示装置1は、組立性を向上させることができ、また、文字板30が誤って取り付けられたまま次工程に進んでしまうことを抑制できるため、表示装置1の品質も向上できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、文字板30は、リング40に代えて、見返し20で中ケース15に固定されてもよい。
TA3側の位置決め等のための各種構造を、SP2側の位置決め等のための各種構造に対して右回りに90度回転して異ならせた例を説明したが、回転量はこれに限らない。また、文字板30等が略正円形である例を説明したが、楕円形等の他の略円形や他の多角形であってもよい。
文字板が2つ配置される例を説明したが、2つ以上配置されてもよい。
1 表示装置
2 速度計(SP)
3 エンジン回転数計(TA)
10 ケース
11 外ケース
12 開口
13 透光板
14 外縁
15 中ケース
15a SP側中ケース(SPケース)
15b 回転数計側中ケース(TAケース)
16 透過口
17a SPケース側位置決め部
17b TAケース側位置決め部
18a SPケースフック受部
18b TAケースフック受部
19 支持面
20 見返し
30 文字板
30a SP文字板
30b TA文字板
31 意匠
31a SP意匠
31b TA意匠
32 数字
33 記号
34 目盛
36a SP文字板側位置決め部
36b TA文字板側位置決め部
37 外縁
40 リング
40a SPリング
40b TAリング
41a SP前側保持部
41b TA前側保持部
42a SP後側保持部
42b TA後側保持部
43a SPリング側位置決め部
43b TAリング側位置決め部
44a SPリングフック
44b TAリングフック
45 内周面
50 回路基板
52 光源
55 指針
60 導光体
61 拡散板

Claims (2)

  1. 第一意匠と、第一文字板側位置決め部と、を有する第一文字板と、
    前記第一意匠と意匠が異なる第二意匠と、第二文字板側位置決め部と、を有し、前記第一文字板と略同一の外形を有する第二文字板と、
    前記第一文字板側位置決め部と対になる第一ケース側位置決め部を有し、前記第一文字板が配置される第一ケースと、
    前記第二文字板側位置決め部と対になる第二ケース側位置決め部を有し、前記第二文字板が配置され、前記第一ケースと略同一の外形を有する第二ケースと、を備え、
    前記第一意匠に対する前記第一文字板側位置決め部及び前記第一ケース側位置決め部の配置は、前記第二意匠に対する前記第二文字板側位置決め部及び前記第二ケース側位置決め部の配置と正面視において異なり、
    前記第一文字板を保持する第一保持部と、前記第一文字板側位置決め部と対になる第一リング側位置決め部と、前記第一文字板と共に前記第一ケースに固定されるための第一リング側固定部と、を有する第一リング部材と、
    前記第二文字板を保持する第二保持部と、前記第二文字板側位置決め部と対になる第二リング側位置決め部と、前記第二文字板と共に前記第二ケースに固定されるための第二リング側固定部と、を有し、前記第一リング部材と略同一の外形を有する第二リング部材と、を更に備え、
    前記第一ケースは、前記第一リング側固定部と対になる第一ケース側固定部を有し、
    前記第二ケースは、前記第二リング側固定部と対になる第二ケース側固定部を有し、
    前記第一意匠に対する前記第一リング側固定部及び前記第一ケース側固定部の配置は、前記第二意匠に対する前記第二リング側固定部及び前記第二ケース側固定部の配置と前記正面視において異なる、表示装置。
  2. 前記第一文字板及び前記第二文字板は、略円形である、請求項1記載の表示装置。
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