JP7385897B2 - 精算システム、両替システム - Google Patents

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Description

本発明は、外貨や仮想通貨を取り扱うことができる両替機を用いた精算システム及び両替システムに関する。
外国人観光客が日本で買い物をする場合、まず、外貨をその国の貨幣(例えば、日本円)に両替する必要がある。しかし、両替所はどこにでもあるものではないため、外国人観光客は、クレジットカードやデビットカード等で買い物をすることが多い。
また、カード決済よりも手軽な決済方法として、個人が所有する携帯電話やスマートフォン等の携帯端末を用いたモバイル決済が知られている。モバイル決済では、顧客はクレジットカードを携行していなくても、店で買い物をすることができる。
年では、電子マネーや仮想通貨による支払いも一般的となっている。電子マネーは、小売店での商品の購入や公共交通機関の乗車で利用することができるが、仮想通貨は、未だインターネット上の決済に用いられるのがほとんどである。
例えば、特許文献1の業務用ゲーム装置は、電子決済用媒体を検知する前に現金投入を検知すると、プレーヤが現金による支払いを希望しているとみなす。その場合、業務用ゲーム装置は、現金投入に続いてプレーヤに仮想口座に関連づけられるユーザIDの入力を要求する。
ユーザIDが取得できた場合、業務用ゲーム装置は、例えば、入金額の600円から税込みの1プレイ対価540円を差し引いた残金60円に、店舗運営者が予め設定しておいた「個別割増額」と、電子決済の管理者が予め設定しておいた「共通割増額」とを合算する。そして、ユーザIDに関連付けられる仮想口座へ、この合算値に相当する仮想通貨を加算するようにサーバシステムへリクエストする(段落0042,0043,図3)。
特開2016-014922号公報
日本では、現金による決済が主であるが、今後はキャッシュレス決済に移行することが考えられる。従って、外国人観光客は、外貨の両替を行う必要があるものの、その際にキャッシュレス決済も同時に行えるような手続きが望まれていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、顧客が簡易に外貨や仮想通貨を交換して買い物をすることができる精算システム、両替システムを提供することを目的とする。
第1発明の精算システムは、顧客が所有する顧客端末と、前記顧客が所持する外貨又は取引所に預けられた仮想通貨を取扱可能な両替機からなる精算システムであって、前記両替機は、前記顧客が外貨を入金する入金部と、前記入金部から入金された外貨の金額又は顧客が指定する前記仮想通貨の額を、現在のレートに基づいて内貨の金額に変換するレート変換部と、前記取引所から引き出す前記仮想通貨の額を含む両替情報を2次元コードとして表示する表示部と、を備え、前記顧客端末は、前記レート変換部で変換され、両替された前記内貨の金額又は前記取引所から引き出した前記仮想通貨の額を記憶する記憶部と、前記2次元コードを撮像する撮像部と、前記撮像部で撮像した前記2次元コードを用いて前記取引所と通信して、前記両替情報を送信する通信部と、を備えていることを特徴とする。
本発明の精算システムを構成する両替機は、外貨や仮想通貨を取り扱うことができる。顧客が両替機の入金部から外貨を入金するか、取引所に預けられた仮想通貨を指定すると、レート変換部が内貨の金額に変換する。そして、顧客端末の記憶部にレート変換された内貨(仮想通貨から変換した内貨を含む)の金額、又は取引所から引き出した仮想通貨の額が記憶される。従って、顧客は、交換した内貨や仮想通貨により手軽に買い物をすることができる。
この構成によれば、両替機の表示部は両替情報を2次元コードとして表示し、顧客は顧客端末の撮像部により、その2次元コードを撮像する。これにより、顧客は、携帯端末に両替情報を移行することができる。さらに、顧客は、顧客端末の通信部により両替情報を取引所に送信するので、簡単な手続きにより取引所から仮想通貨を引き出すことができる。
また、第1発明の精算システムにおいて、前記両替機は、前記レート変換部で変換され、両替された前記内貨の金額又は前記取引所から引き出した前記仮想通貨の額を磁気カードに記録し、発行するカード発行部を備えていることが好ましい。
両替機のカード発行部は、レート変換部で変換された内貨(仮想通貨から変換した内貨を含む)の金額、又は取引所から引き出した仮想通貨の額を磁気カードに記録して、顧客に対して発行する。これにより、顧客は、磁気カードを利用して容易に買い物をすることができる。
また、第1発明の精算システムにおいて、前記両替機は、前記内貨の金額又は前記仮想通貨の額が記録された前記磁気カードを読み込むカード読込部を備え、前記内貨の場合、その残高を現金で払い戻すか、電子マネーとして前記顧客端末の前記記憶部に記憶し、前記仮想通貨の場合、その残高を前記顧客端末の前記記憶部に記憶することが好ましい。
この構成によれば、顧客は、両替機のカード読込部に磁気カードを読み込ませることで、磁気カードの内貨の残高を現金又は電子マネーで払い戻すことができる。また、磁気カードの残高が仮想通貨である場合には、顧客の携帯端末の記憶部に記憶するので、記憶部を経由して取引所に預けることができる。これにより、磁気カードに記録された内貨や仮想通貨が全て顧客に返還される。
また、第1発明の精算システムにおいて、前記両替機は、前記記憶部が前記内貨の金額を記憶している場合に、前記内貨を低額紙幣若しくは硬貨、又はそれらの組合せに両替して現金で払い出す紙幣両替部を備えていることが好ましい。
この構成によれば、顧客は、両替機の紙幣両替部により内貨を低額紙幣や硬貨、それらの組合せにくずして受け取れるので、少額の買い物やチップ用に小銭を用意する手間を省略することができる。
また、第1発明の精算システムにおいて、前記両替機は、顧客のパスポートをスキャンして取り込むパスポート取込部と、前記パスポート取込部で取り込んだ前記パスポートの情報に基づいて、免税書類を作成する免税書類作成部と、を備えていることが好ましい。
顧客のパスポートは、両替額が高額のとき、個人の認証手段となる。両替機がパスポート取込部と免税書類作成部とを備えていることにより、顧客は、1つの両替機で両替と免税書類の作成を行うことができる。
第2発明の両替システムは、顧客が所有する顧客端末と、前記顧客が所有する金銭情報を取扱可能な両替機からなり、前記顧客端末のペイメントアプリケーションを利用して前記金銭情報の両替が可能な両替システムであって、前記両替機は、前記顧客が入力した前記金銭情報の金額を現在のレートに基づいて通貨の金額に変換するレート変換部と、前記顧客が前記ペイメントアプリケーションの決済を行う決済会社から取得した両替情報を2次元コードとして表示する表示部と、を備え、前記顧客端末は、前記レート変換部で変換され、両替された前記通貨の金額を記憶する記憶部と、前記2次元コードを撮像する撮像部と、前記撮像部で撮像した前記2次元コードを用いて前記決済会社と通信して、前記両替情報を送信する通信部と、を備えていることを特徴とする。
本発明の両替システムでは、顧客が顧客端末のペイメントアプリケーションを利用して金額情報(電子情報の通貨)を実際の通貨に両替することができる。顧客が両替機から金額情報を入力すると、レート変換部が通貨の金額に変換する。そして、顧客端末の記憶部にレート変換された通貨の金額が記憶される。
両替機の表示部は両替情報を2次元コードとして表示し、顧客は顧客端末の撮像部により2次元コードを撮像する。これにより、顧客は、携帯端末に両替情報を移行することができる。さらに、顧客は、顧客端末の通信部により両替情報を決済会社に送信するので、決済の成立により両替機から実際の通貨を引き出して、手軽に買い物をすることができる。
本発明の第1実施形態に係る精算システムの概略図。 両替機の詳細を説明する図。 両替機の内部構成図。 免税書類の詳細を説明する図。 仮想通貨処理のフローチャート。 本発明の第2実施形態に係る両替システムの概略図。 両替処理時のディスプレイの遷移を説明する図。 両替機の付加的機能について説明する図。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る精算システム1の概略図である。
精算システム1は、外国人観光客(以下、顧客という)がドルや人民元等の外貨を入金して両替を行う両替機10と、顧客が所有する携帯端末20と、仮想通貨を預けておく取引所30とで構成される。両替機10は、金融機関、空港、ホテル、商業施設等の顧客が多く訪れる場所に設置されている。
図1(a)に示す両替機10は、外貨(例えば、ドル)が入金された場合に、内貨(日本円)で幾らの価値となるかをディスプレイ12に表示するため、為替レートを取得する必要がある。このため、両替機10はインターネットに接続され、現在の為替レートがリモート配信されるようになっている。
また、この両替機10は、nanaco(登録商標)、PASMO(登録商標)等の電子マネーの他、Bitcoin(登録商標)、Ripple(登録商標)等の仮想通貨を取り扱うことができる。仮想通貨は、交換レートが常に変動しているため、現在の交換レートがリモート配信されるようになっている。
携帯端末20は、タッチパネル方式のディスプレイ21を有するスマートフォンやタブレット型PCであり、2次元コードX(両替機10のディスプレイ12参照)を撮像し、読み取るためのカメラ22(本発明の「撮像部」)を内蔵している(図1(b)参照)。顧客が仮想通貨を利用する場合、携帯端末20の通信部23により取引所30のウェブサイトにアクセスする。なお、携帯端末20のメモリ24(本発明の「記憶部」)に、電子マネーや仮想通貨の額を記憶することもできる。
仮想通貨は、取引所30から売買することができる。顧客が仮想通貨を購入すると、その額が取引所30の口座に記憶され、その後は、取引所30が仮想通貨を管理する(図1(c)参照)。顧客は、仮想通貨の送金や受取りを行うため、携帯端末20のメモリ24にウォレットを作成して保管しておき、決済の際に利用する。なお、顧客の仮想通貨の取引データは、全て電子情報として記録される(いわゆる、ブロックチェーン)。
次に、図2を参照して、精算システム1を構成する両替機10の詳細を説明する。
両替機10は、外貨(紙幣)を挿入する外貨挿入口11と、顧客に対して為替レートや換算額等を表示するディスプレイ12と、ジャーナルを発行するジャーナル排出口13等を備えている。
外貨しか所持していない顧客が日本で買い物をするとき、顧客は、両替機10のディスプレイ12の指示に従って操作することにより、外貨を内貨(日本円)に変換することができる。なお、両替機10がオペレータのいる有人カウンタに設置されている場合は、オペレータが顧客に対して操作を指示してもよいし、オペレータが操作を担当してもよい。
ディスプレイ12では、英語、中国語等の主要言語を用いて使用方法が表示される。言語選択の次にはメニュー画面に移行するが、「外貨両替」、「カード(発行・チャージ)」、「仮想通貨」及び「免税書類作成」の各メニューが選択された言語により表示される(詳細は後述する)。
顧客が外貨の両替を行う場合、ディスプレイ12の「外貨両替」メニューを選択する。その後、ディスプレイ12に外貨挿入口11(本発明の「入金口」)から外貨を入金するよう指示がなされる。なお、ディスプレイ12はレートボード(15種類以上の貨幣)として機能するため、顧客が複数の外貨の為替レートを確認した後に入金処理が行えるようになっている。
顧客が両替機10に外貨を入金すると、貨幣鑑定機14が貨幣の真贋を高精度で判定する。正規の貨幣と判定された場合に、両替機10の入金処理が開始する。なお、両替機10の内部には、図示しない貨幣カウンタやジャーナル用プリンタも収納されている。
入金処理が完了すると、処理内容が記録されたジャーナル(計算書)がジャーナル排出口13から発行される。ジャーナルには、取引日時、外貨の種類、交換レート、内貨(円)の合計金額等が記録される。
そして、紙幣取出口15、硬貨取出口16から今回交換した内貨(現金)が排出される。一万円札は取出口15aから排出され、五千円札、千円札は取出口15bから排出される。また、五百円、百円、十円等の硬貨は硬貨取出口16から排出される。なお、紙幣、貨幣の取り忘れがないように、紙幣取出口15及び硬貨取出口16に設けられたランプを点灯、点滅させて報知する。併せて、音声による報知(音声ガイド)を行ってもよい。
両替機10の左側には、磁気カードを取り扱うカード取扱部17が取り付けられている。顧客は、メニュー画面において「カード(発行・チャージ)」メニューを選択したとき、カード取扱部17を使用することになる。
カード取扱部17下方のカード発行口17aは、顧客が外貨から交換した内貨、電子マネー又は仮想通貨を、所有する磁気カードにチャージしたり、プリペイドカードを購入したりするカードの取出口である(詳細は後述する)。また、カード取扱部17上方のカード挿入口17bは、顧客が磁気カードに記憶された内貨の残高を払い戻す際、磁気カードを回収するカード挿入口である。
磁気カードの発行、回収の際にも、処理内容が記録されたジャーナルがジャーナル排出口13から発行される。磁気カードの発行時は、取り忘れがないように、カード発行口17a付近に設けられたランプを点灯、点滅させて報知するようにしてもよい。
両替機10の右側には、顧客のパスポートの情報を取り込むパスポートリーダ18(本発明の「パスポート取込部」)が取り付けられている。顧客は、メニュー画面において、「免税書類作成」メニューを選択したとき、パスポートリーダ18を使用することになる。
パスポートリーダ18は、少なくともパスポートの見開きが読み取り可能な小型スキャナである。顧客が免税店で商品を購入したとき、免税扱いとしてもらうには免税書類が必要となる。顧客は、パスポートを取込口18aに挿入することで、両替機10の免税書類作成装置(本発明の「免税書類作成部」)が作動して、免税書類を作成することができる。なお、免税書類は、ジャーナル排出口13から発行される。
両替機10の下方には、両替機10に入金された外貨の金庫部19が配設されている。貨幣鑑定機14を通過し、貨幣カウンタで合計金額が算出された外貨は、金庫部19内の外貨ボックス19aに収納される。外貨ボックス19aが外貨で満たされた場合には、金庫部19の前面側の扉を扉キーで開けることで、空のスペアボックスに交換することができる。
なお、外貨ボックス19aは店舗側では開けられないようになっており、管理会社側にある専用の鍵で開け、外貨を取り出すことができる。管理会社は、外貨ボックス19aを回収する際、入金の履歴が記録された精査伝票を受け取る。管理会社は、外貨ボックス19aから外貨を取り出して、精査伝票も参照して円換算し、各通貨の買い取り手数料を差し引いた金額を店舗に振り込む。
次に、図3に、両替機10の内部構成図を示す。ここでは、顧客が両替機10のメニュー画面から「外貨両替」メニューを選択し、さらに外貨や仮想通貨を扱う場合について説明する。
顧客は、日本で商品(例えば、5,000円)を購入したいと考えた場合、まず、両替機10により外貨を内貨に両替するか、取引所30に預けてある仮想通貨をカードC又は所有する携帯端末20のメモリ24に移行する必要がある。
まず、外貨両替を行う場合、顧客は、両替機10の表示制御部10c(ディスプレイ12と接続)から「外貨両替」メニューを選択する。そして、顧客は、両替機10の入金処理部10a(外貨挿入口11と接続)から購入金額を上回る外貨の紙幣を挿入する。これにより、入金額(A)が両替機10のレート変換部10bに送信される。
レート変換部10bは、インターネット回線40を経由して現在の為替レートの情報を取得する。そして、レートボード(15種類以上の外貨)及び入金額(A)と為替レートの乗算による換算額(B)を表示制御部10cに表示する。
換算額(B)は、両替機10の記憶部10dに記憶された後、データ書込部10eに送信され、磁気カードであるカードCに書き込まれる。これにより、カードCに換算額(B)の内貨(又は電子マネー)が記憶されるので、顧客はカードCを買い物の決済に使用することができる。なお、データ書込部10eからケーブルを介して携帯端末20のメモリ24に直接、換算額(B)を書き込むようにしてもよい。
外貨を内貨(日本円)に変換して記憶する方法としては、任意式と定額式の2種類がある。任意式は、円転額を全額チャージする方法であり、定額式は、チャージの余りを釣り銭として返金する方法である。
次に、仮想通貨を引き出す場合、顧客は、両替機10の表示制御部10cから「仮想通貨」メニューを選択する。また、レート変換部10bは、インターネット回線40を経由して現在の仮想通貨の交換レートを取得する。
そして、両替機10が扱える仮想通貨のレートボード(4種類以上の仮想通貨)を表示制御部10cに表示する。顧客が今回利用する仮想通貨の種類を選択すると、交換情報画面(図1(a)参照)に遷移する。交換情報画面では、顧客が送金する仮想通貨の額(例えば、Bitcion:0.0532000)を入力すると、対応する内貨(例えば、5500.16)が表示制御部10cに表示される。また、表示制御部10cに、内貨換算金額と送金口座情報を含む2次元コードXを表示する。
顧客は、携帯端末20のカメラ22で交換情報画面の2次元コードXを読み取ることで、取引所30のウェブサイトにアクセスすることができる。このとき、出金アドレス(仮想通貨の口座)を指定し、出金金額を入力する(出金手数料は、例えば、一律1%)と、出金履歴がブロックチェーンに書き込まれ、取引所30から仮想通貨を引き出すことができる。なお、出金金額、出金手数料は、仮想通貨の額で表示される場合もある。
仮想通貨の金額情報(C)は、両替機10の記憶部10dに記憶された後、データ書込部10eに送信され、カードCに書き込まれる。金額情報(C)は、仮想通貨の額そのままでもよいし、交換された内貨の金額でもよい。
これにより、金額情報(C)がカードCに記憶されるので、顧客は、カードCを買い物の決済に使用することができる。なお、携帯端末20に金額情報(C)を記憶する場合は、両替機10の記憶部10d、データ書込部10eを経由することなく、取引所30から直接、携帯端末20のメモリ24に記憶することもできる。
両替機10では、顧客情報や取引内容が全て管理サーバに送信され、管理サーバの記憶部に記憶される。管理サーバの各種情報はデータベース化されているため、データをソートしたり、抽出したりすることができる。
両替機10のカード読込部10f(カード挿入口17bと接続)は、カードCを読み込み、残高情報(D)を表示制御部10cに表示する。その後は、残高を電子マネーに変換して携帯端末20のメモリ24に記憶してもよいし、仮想通貨であれば、取引所30に再度アクセスして、預けてもよい。
また、両替機10のパスポート取込部10g(取込口18aと接続)は、顧客のパスポートPをスキャンして取り込むことができる。そして、取り込まれたパスポート情報(E)を免税書類作成部10hに送信する。免税書類作成部10hは、パスポート情報(E)に基づいて免税書類を作成し、ジャーナル排出口13から発行する。
図4は、両替機10により作成される免税書類の例を示している。
例えば、両替機10による外貨両替の処理が完了すると、ディスプレイ12に免税店で買い物をする予定があるかの確認画面が表示される。免税店で買い物をする予定がある場合、顧客の所定の操作により、「免税書類作成」メニューに移行する。
免税書類の作成する場合、顧客はパスポートPを取込口18aに挿入し、読み込ませる。なお、パスポートリーダ18は、パスポートPを内部に引き込みながら自動的に読み取り作業を行う。
パスポートリーダ18は、顧客のパスポートPの姓名、国籍、生年月日(年齢)、性別等の情報を読み取る。両替機10は、これらの情報を記憶部10dに保存した後、両替機10の設置された管轄税務署名等が印字された免税書類T(幅58mmの用紙)を出力する。なお、免税書類Tは、パスポート添付用と店舗控用(図示省略)の2枚がある。
顧客は、パスポート添付用の免税書類Tをパスポート内に収納して常時携帯しておくことで、免税店で簡単に免税品を購入することができる。なお、免税書類Tの末尾には署名欄があり、顧客が免税書類Tを利用する際には、顧客が署名する必要がある。
このように、「免税書類作成」メニューを利用することで、従来、免税カウンタでオペレータが行っていた作業が、両替機10で簡単に行える。これにより、顧客の免税店での買い物の利便性がより高まる。
次に、図5を参照して、両替機10による仮想通貨処理のフローチャートを説明する。
まず、両替機10は、言語選択画面を表示する(ステップS11)。初期画面である言語選択画面では、顧客が日本語、英語、中国語、韓国語の中から1つの言語を選択できるようになっている。例えば、顧客が英語を選択すると、以下の表示及び音声ガイドは英語で行われる。その後、ステップS12に進む。
ステップS12では、両替機10は、メニュー画面を表示する。ここで、顧客は、ディスプレイ12のメニュー画面から「仮想通貨」メニューを選択する。なお、メニュー画面には、「カード(発行・チャージ)」メニューもあるが、「仮想通貨」メニューを選択しても、仮想通貨や仮想通貨から変換した内貨をカードCに書き込むことができる。その後、ステップS13に進む。
ステップS13では、両替機10は、注意事項画面を表示する。注意事項としては、一度に、当日の円レートで10万円以内の処理しかできないこと、日本円紙幣及び硬貨、ジャーナルの取り忘れに関する喚起等をディスプレイ12に表示する。その後、ステップS14に進む。
ステップS14では、両替機10は、交換レート一覧画面を表示する。交換レート一覧画面では、Bitcoin(登録商標)、Ripple(登録商標)、DASH(登録商標)等の、両替機10で取扱可能な仮想通貨の交換レートをディスプレイ12に表示する。その後、ステップS15に進む。
ステップS15では、両替機10は、仮想通貨選択画面を表示する。このとき、顧客は、今回、取引所30から引き出す仮想通貨を1つ選択する。顧客は、仮想通貨のアイコンをクリックすることで仮想通貨を選択することができる。その後、ステップS16に進む。
ステップS16では、両替機10は、2次元コードを表示する。この画面は、引き出す仮想通貨の額を入力する項目を有し、顧客の入力が終わるまでは2次元コードXが読み取れないようになっている。顧客が仮想通貨の額を入力すると、2次元コードXが読取可能となる。その後、ステップS17に進む。
ステップS17では、両替機10は、金額情報を受信する。金額情報とは、取引所30から通知される、今回引き出した仮想通貨の額である。仮想通貨の取引履歴はブロックチェーンに記録されるため、通常、金額情報の受信までに時間がかかる。しかし、本実施形態の両替機10は、少額(例えば、3万円まで)は比較的迅速に引き出せるものとする。その後、ステップS18に進む。
ステップS18では、両替機10は、カードに金額情報を記憶する。この処理により、カードCに今回、取引所30から引き出す仮想通貨の額、又は交換した内貨の額が書き込まれる。その後、ステップS19に進む。
ステップS19では、両替機10は、カードを発行する。この処理により、カードCが両替機10のカード発行口17aより発行される。カードCには、取引所30から引き出した仮想通貨の額、又は変換した内貨の額が記憶されているので、顧客は、カードCを買い物の決済に使用することができる。その後、ステップS20に進む。
最後に、ステップS20では、ジャーナルを発行する。すなわち、一連の処理が記録されたジャーナルが両替機10のジャーナル排出口13から発行される。その後、入金処理を終了する。
このように、両替機10は、日本円を含めて15種類以上の貨幣と、電子マネー、仮想通貨を取り扱うことができる。両替機10は、為替レート、仮想通貨の交換レートの配信がリアルタイムで可能である。また、両替機10は、ローコストで導入することができ、かつ取扱量の少ない地方都市でもインバウンドの外貨両替等のニーズに対応することができる。
[第2実施形態]
図6は、本発明の第2実施形態に係る両替システム100の概略図である。
両替システム100は、顧客がドルや人民元等の外貨を入金して両替を行う両替機10と、顧客が所有する携帯端末20と、顧客の支払額を口座から引き落とす決済会社50とで構成される。以下では、日本を訪問した中国人の顧客が携帯端末20で利用可能なペイメントアプリケーションにより両替を行う一連の作業について説明する。
図6(a)に示す両替機10は、人民元が入金された場合に、日本円で幾らの価値となるかをディスプレイ12に表示するため、為替レートを取得する必要がある。このため、両替機10はインターネットに接続され、現在の為替レートがリモート配信されるようになっている。
両替を行う際、顧客は、携帯端末20でペイメント機能(Alipay(登録商標)、LINE Pay(登録商標)等)を有するソーシャルネットワーキングサービス(以下、SNSという)を起動する。ここで、携帯端末20には、いつでもペイメント機能により買い物ができるように、所定額が人民元がチャージされているものとする。
顧客は、両替機10のディスプレイ12を操作して両替する日本円の金額を指定すると、図示するような2次元コードYが表示された画面が現れる。また、携帯端末20は、2次元コードYを撮像し、読み取るためのカメラ22を内蔵している(図6(b)参照)。顧客が携帯端末20のカメラ22で2次元コードYを撮像すると、両替情報が携帯端末20のディスプレイ21に表示される。そして、顧客の「送信」の操作により、携帯端末20の通信部23が決済会社50の決済サーバにアクセスする。
両替情報が顧客の携帯端末20から決済会社50に送信されると、顧客の口座の残高から両替金額(人民元)が引き落とされる(図6(c)参照)。そして、問題なく決済処理が完了した場合に決済完了情報が両替機10に送信され、顧客は、日本円を出金することができる。また、両替した日本円を、顧客の携帯端末20のメモリ24や上述のカードCに記憶してもよいし、プリペイドカードに交換してもよい。
次に、図7を参照して、顧客がペイメントアプリケーションを利用して両替機10により両替を行う際のディスプレイ12の遷移について説明する。
顧客が両替機10の使用を開始するとき、ディスプレイ12には図7(a)に示す初期画面が表示されている。初期画面では、「画面をタッチしてください。」との日本語表記の他、英語、韓国語及び中国語による同じ意味の文章が表示されている。その後、顧客は、初期画面に表示された「Information(買い物情報等)」、「Money Exchange(外貨両替)」、「Sightseeing Guide(観光案内)」及び「Mobile Payment(モバイル決済)」の中から目的のボタンを押す。
例えば、顧客が「Mobile Payment」のボタンを押すと、図7(b)の画面に移行する。図7(b)の画面に移行する前に、言語選択画面を経由してもよい。「Mobile Payment」は、主にSNSのペイメント機能を利用して外貨両替を行うため、画面上方に「外貨両替 FOREIGN CURRENCY EXCHANGE」との文字表示がなされ、画面中央に両替する内貨の額に応じた8種類のボタンが表示される。
ここで、顧客が「\10,000」のボタンを押すと、図7(c)の画面に移行する。このとき、両替機10は決済会社50のサーバにアクセスして両替に必要な人民元と手数料の情報を取得する。これにより、必要な人民元(Chinese Yuan)、両替する日本円(Japanese YEN)及び手数料(Commission)がディスプレイ12に表示される。また、ディスプレイ12には、ID、送金先、人民元額、日本円額及び手数料額が埋め込まれた2次元コードYが表示される。
次に、顧客は、ペイメント機能の「スキャン」を選択し、携帯端末20のカメラ22で2次元コードYを撮像する。その後、顧客が両替情報を決済会社50に送信すると、図7(d)の画面に移行する。この画面は、決済会社50で決済処理を行っている期間、ディスプレイ12に表示される。
顧客が2次元コードYの取得、又はその後の送信を行わない場合には、タイムアウトして初期画面に戻る。このとき、両替機10は、決済会社50のサーバに取引終了通知を送信するので、タイムラグによる着金処理の不備をなくすことができる。決済会社50のサーバは、今回のIDでの着金を破棄するため、両替機10に改めて決済処理を行う旨のメッセージを表示させるように指示してもよい。
決済会社50で決済処理が無事完了すると、図7(e)の画面に移行する。ここでは、「ご両替ありがとうございました。」、「お取り忘れにご注意ください。」等のメッセージが表示される。その後、両替機10の紙幣取出口15から日本円が出金される。なお、このとき、ジャーナル排出口13からジャーナルが排出される。このようにして、顧客は、日本円で買い物をすることができるようになる。
最後に、図8を参照して、両替機10の付加的機能について説明する。
図8(a)に示すように、両替機10のメニューは、「Information(買い物情報等)」、「Money Exchange(外貨両替)」の他、「Prepaid Card(プリペイドカード)」や「Small Bill(少額紙幣)」があってもよい。
まず、「Prepaid Card (\3,000)」メニューは、顧客が紙幣を投入してプリペイドカード(3,000円分)を購入することができる機能である。このプリペイドカードは、鉄道、バス等の交通機関の他、店舗、観光施設等での支払いに使用することができる。
実際、プリペイドカードは、1,000円、5,000円、10,000円等、複数種類が用意されている。また、ディスプレイ12上では、入金した外貨又は内貨の合計金額が分かるようになっており、合計金額(内貨)がプリペイドカードの金額を超えた場合に、当該カードに交換することができる。
顧客がディスプレイ12のメニュー画面から「Prepaid Card (\3,000)」メニューを選択すると、ディスプレイ12は、図8(b)に示す同意画面に切り替わる。同意画面には、投入した外貨紙幣は戻ってこない旨、プリペイドカードを購入した際の釣り銭が日本円になる旨が記載されている。なお、カード価格に到達する前にキャンセルされた場合も、日本円(現金)で払い戻すことになる。
顧客が「OK(承認)」キーを操作すると、実際に紙幣(外貨又は内貨)を入金する手続きが開始し、ディスプレイ12は、図8(c)に示すカード販売画面に切り替わる。「Card Price」欄には、外貨種類毎に日本円に換算した金額が表示され、画面下方の「Total」欄に外貨両替と同じように合計金額が表示される。画面右側では、外貨挿入口表示11’に矢印が表示されるので、顧客は追加投入の操作で迷うことがない。
「Total」欄の合計金額がカード価格を超えた場合、ディスプレイ12は、図8(d)に示すカード発行画面に切り替わる。このとき、両替機10のカード発行口17aからプリペイドカードが発行され、ジャーナル排出口13からジャーナルが発行される。また、ディスプレイ12では両替の終了表示(Thank you等)が行われ、ジャーナルには両替機10の端末番号、入金処理の処理日時、通貨名、入金額、為替レート、換算額等が印刷される。
また、図示するように、プリペイドカードの発行、ジャーナルの排出直前におけるディスプレイ12では、ジャーナル排出口表示13’及びカード取扱部17(カード発行口17a付近)に矢印が表示され、取り忘れの注意喚起が行われる。
次に、「Small Bill (万円→千円×10)」メニュー(図8(a)参照)について説明する。これは、顧客が紙幣(外貨又は内貨)を投入することで、低額紙幣又は硬貨に両替することができる機能である。例えば、両替機10により内貨に両替するとき、両替額が10,000円であれば、通常1万円札で払い出しがされる。
しかしながら、本機能を使用することで、両替機10の紙幣両替装置(本発明の「紙幣両替部」)が作動して、10,000円を千円札10枚で受け取ることができる。また、千円札を100円硬貨10枚で受け取たり、1万円札を千円札と100円硬貨の組合せで受け取ることもできる。このため、特に、外国人観光客がホテルでチップを渡したり、神社やお寺を訪問してお賽銭をしたりするときに、小銭を用意する手間を省略することができる。
紙幣(外貨又は内貨)を入金する手続きは、図8(c)に示すカード販売画面と同じであり、「Card Price」欄に外貨種類毎に日本円に換算した金額が表示され、画面下方の「Total」欄に合計金額が表示される。
最後に、顧客が「OK」キーを操作すると、両替機10の紙幣取出口15(硬貨取出口16)から紙幣(硬貨)が払い出される。また、プリペイドカードの発行の場合と同様に、ジャーナル排出口13からジャーナルが発行され、ディスプレイ12では両替の終了表示が行われる。なお、ジャーナルには、両替機10の端末番号、入金処理の処理日時、通貨名、入金額、換算額、紙幣及び硬貨の枚数等が印刷される。
上記説明は、本発明の実施形態の一部であり、これ以外にも種々な実施形態が考えられる。以上の説明では顧客として外国人観光客を想定したが、第1実施形態において、仮想通貨をカードCに記憶する処理等については、日本人でも同じである。
入国時に外貨を内貨に両替をした顧客が、帰国の際に残った内貨を外貨に払い戻す処理においては、手数料が5%である場合、ディスプレイ12に「1円→0.95円」と表示する。すわなち、1円当たりの手数料は、0.05円であるから、1,000円を米ドル(USD)やユーロ(EUR)に両替する際、手数料50円を差し引いた額で外貨に両替する。
なお、両替機10のアプリケーションとして内貨から外貨の両替メニューを作成して、ディスプレイ12に、Buyingレートに加えて、Sellingレートを表示するようにしてもよい。
また、外貨パックを取り扱うことができる外貨販売処理があってもよい。外貨パックの販売とは、例えば、内貨(日本円)から米ドルに交換する際に、複数の券種(20ドル紙幣、20ドル紙幣、5ドル紙幣等)を組み合わせたパックで販売することである。この機能により、通常、両替所や銀行の窓口を訪れて行う処理を両替機10で簡単に行うことができる。
また、収納代行処理があってもよい。これは、例えば、顧客である債務者が内貨の紙幣(1,000円又は10,000円)を入金すると、両替機10内に収納され、手数料なしで入金される。そして、入金された金額から、例えば、消費者金融への返済や賃貸料の支払いが行われる。この際、金融業者や家主から手数料として、例えば、1円当たり0.05円を頂く。もちろん、顧客が入金した外貨から換算した内貨により、支払いが行われるようにしてもよい。
収納代行処理においても、手数料が5%であることが分かり易いように、ディスプレイ12に「1円→0.95円」と表示するとよい。なお、以上のように内貨(円)を処理する機能を持たせる場合には、紙幣(円)の真贋を高精度で判定する貨幣鑑定機を内蔵している必要がある。
両替機10は、インターネットと接続しているため、最新の資産凍結リストとリンクさせるようにしてもよい。特に、仮想通貨は、マネーロンダリングやテロ組織への資金提供に利用される可能性があるため、パスポート情報等を利用して、特定人物の両替やチャージ処理を中止するようにしてもよい。
1 精算システム
10 両替機
10a 入金処理部
10b レート変換部
10c 表示制御部
10d 認証コード出力部
10e データ書込部
10f カード読込部
10g パスポート取込部
10h 免税書類作成部
11 外貨挿入口
12 ディスプレイ(両替機)
13 ジャーナル排出口
14 貨幣鑑定機
15 紙幣取出口
15a,15b 取出口
16 硬貨取出口
17 カード取扱部
17a カード発行口
17b カード挿入口
18 パスポートリーダ
18a 取込口
19 金庫部
19a 外貨ボックス
20 携帯端末
21 ディスプレイ(携帯端末)
22 カメラ
23 通信部
24 メモリ
30 取引所
40 インターネット回線
50 決済会社
100 両替システム
C カード
P パスポート
T 免税書類
X,Y 2次元コード

Claims (6)

  1. 顧客が所有する顧客端末と、前記顧客が所持する外貨又は取引所に預けられた仮想通貨を取扱可能な両替機からなる精算システムであって、
    前記両替機は、前記顧客が外貨を入金する入金部と、前記入金部から入金された外貨の金額又は顧客が指定する前記仮想通貨の額を、現在のレートに基づいて内貨の金額に変換するレート変換部と、前記取引所から引き出す前記仮想通貨の額を含む両替情報を2次元コードとして表示する表示部と、を備え、
    前記顧客端末は、前記レート変換部で変換され、両替された前記内貨の金額又は前記取引所から引き出した前記仮想通貨の額を記憶する記憶部と、前記2次元コードを撮像する撮像部と、前記撮像部で撮像した前記2次元コードを用いて前記取引所と通信して、前記両替情報を送信する通信部と、を備えていることを特徴とする精算システム。
  2. 前記両替機は、前記レート変換部で変換され、両替された前記内貨の金額又は前記取引所から引き出した前記仮想通貨の額を磁気カードに記録し、発行するカード発行部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の精算システム。
  3. 前記両替機は、
    前記内貨の金額又は前記仮想通貨の額が記録された前記磁気カードを読み込むカード読込部を備え、
    前記内貨の場合、その残高を現金で払い戻すか、電子マネーとして前記顧客端末の前記記憶部に記憶し、前記仮想通貨の場合、その残高を前記顧客端末の前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項2に記載の精算システム。
  4. 前記両替機は、前記記憶部が前記内貨の金額を記憶している場合に、前記内貨を低額紙幣若しくは硬貨、又はそれらの組合せに両替して現金で払い出す紙幣両替部を備えていることを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の精算システム。
  5. 前記両替機は、顧客のパスポートをスキャンして取り込むパスポート取込部と、前記パスポート取込部で取り込んだ前記パスポートの情報に基づいて、免税書類を作成する免税書類作成部と、を備えていることを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の精算システム。
  6. 顧客が所有する顧客端末と、前記顧客端末が有する金銭情報を取扱可能な両替機からなり、前記顧客端末のペイメントアプリケーションを利用して前記金銭情報の両替が可能な両替システムであって、
    前記両替機は、前記顧客が入力した前記金銭情報の金額を現在のレートに基づいて通貨の金額に変換するレート変換部と、前記ペイメントアプリケーションの決済を行う決済会社から取得した両替情報を2次元コードとして表示する表示部と、を備え、
    前記顧客端末は、前記レート変換部で変換され、両替された前記通貨の金額を記憶する記憶部と、前記2次元コードを撮像する撮像部と、前記撮像部で撮像した前記2次元コードを用いて前記決済会社と通信して、前記両替情報を送信する通信部と、を備えていることを特徴とする両替システム。
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