JP7385489B2 - 運転補助装置 - Google Patents

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本発明は、運転補助装置に関する。
従来、このような技術分野として、カメラで走行車両の前方を撮像し、撮像した画像に基づいて車両の走行可能領域を検出する運転補助装置が知られている。走行可能領域とは、走行車両が事故なく、他の車両、障害物、歩行者、移動体などと衝突せず、自由に車線変更でき、且つ安全に走行できる領域のことを指す。そして、車両の走行可能か否かの領域を区別する境界は、走行境界として定義されている。走行境界は、通常の壁、分離帯、ガードレール、縁石のみならず、車両、障害物、歩行者、移動体などによって形成される場合もある。以下では、これらのさまざまな走行境界を合わせて路端と呼ぶ。
路端の検出は、例えば下記特許文献1に記載のように、境界候補である特徴点を単純にフィッティングして直線や曲線のモデルとして実現されている。また、例えば特許文献2に記載のように、距離特徴あるいは画像濃淡特徴の弱い路端が存在する場合や、路端が不連続な形状をとる場合において、信頼性の高い走路境界位置および形状を推定することにより実現されている。
特開2016-9333号公報 国際公開第2018/016394号
しかしながら、走行車両が急カーブを走行するときに、路端を誤検出する可能性がある。すなわち、例えば特許文献1に記載の路端検出手法を採用した場合、検出した路端の特徴点に対して曲線又は曲線のモデルでフィッティングするので、特徴点が直線道路又は緩やかなカーブの左右両側に分布することが理想的である。このようにすれば、左右両側の特徴点をそれぞれフィッティングすることにより、路端検出を容易に行うことができる。しかし、急カーブを走行する場合、例えば走行路左側の特徴点と右側の特徴点とを結んでフィッティングし、路端として認識する可能性がある。すなわち、走行路反対側の特徴点を誤って使い、存在しない路端を検出してしまう。その結果、路端の誤検出が生じる。
本発明は、このような技術課題を解決するためになされたものであって、急カーブ走行時の路端の誤検出を防止できる運転補助装置を提供することを目的とする。
本発明に係る運転補助装置は、車両に搭載される撮像部により撮像された画像に基づいて、走行路の路端を検出する路端検出部と、前記路端検出部により検出された路端の検出領域から特徴点を抽出する特徴点抽出部と、車両の操舵角を取得する操舵角取得部と、前記操舵角取得部により取得された操舵角に基づいて、前記特徴点抽出部により抽出された特徴点に対して補正処理を行う路端補正部と、を備えることを特徴としている。
本発明に係る運転補助装置では、路端補正部は操舵角取得部により取得された操舵角に基づいて、特徴点抽出部により抽出された特徴点に対して補正処理を行う。このようにすれば、急カーブを走行する際に路端検出に影響を与える特徴点を除去する補正を行うことができるので、急カーブ走行時における路端の誤検出を防止することが可能になる。
本発明によれば、急カーブ走行時の路端の誤検出を防止することができる。
第1実施形態に係る運転補助装置を示す構成図である。 ステレオカメラ装置を示す構成図である。 路端の検出と特徴点の抽出を説明するためのイメージ図である。 路端補正部による路端補正処理を示すフローチャートである。 左折時の路端特徴点選別を説明するための模式図である。 右折時の路端特徴点選別を説明するための模式図である。 第2実施形態の路端補正部による路端補正処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明に係る運転補助装置の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は第1実施形態に係る運転補助装置を示す構成図である。本実施形態に係る運転補助装置1は、車両に搭載され、カメラで撮像した車両前方の画像に基づいて走行可能領域を検出し、ドライバの運転操作を補助するための装置である。この運転補助装置1は、主に、ステレオカメラ装置10と、路端検出部20と、特徴点抽出部30と、操舵角取得部40と、路端補正部50と、出力部60とを備えている。
ステレオカメラ装置10は、特許請求の範囲に記載の「撮像部」に相当するものであり、車両の前方を撮像し、撮像した画像情報に基づいて車外環境を認識する装置である。このステレオカメラ装置10は、例えば走行路上の白線、歩行者、車両、その他の立体物、信号、標識、点灯ランプなどの認識を行い、該ステレオカメラ装置10を搭載した車両のブレーキ、ステアリングなどの調整を行う。このようなステレオカメラ装置10は、車両に搭載され、光軸や測距誤差の補正量等を計算するエーミング処理が施された後に出荷される。
図2はステレオカメラ装置を示す構成図である。図2に示すように、ステレオカメラ装置10は、車両前方を撮像する左右一対のカメラ(左カメラ101と右カメラ102)と、左カメラ101及び右カメラ102の撮像を制御するとともに、撮像した画像を取り込むための画像入力IF(画像入力インタフェース)103を持つ。画像入力IF103を介して取り込まれた画像は、内部バス109を通してデータが送られ、画像処理部104や演算処理部105で処理され、処理途中の結果或いは最終結果となる画像データが記憶部106に記憶される。
画像処理部104は、左カメラ101の撮像素子から得られる第1の画像と、右カメラ102の撮像素子から得られる第2の画像とを比較して、それぞれの画像に対して、撮像素子に起因するデバイス固有の偏差の補正やノイズ補間などの画像補正を行い、補正した結果を記憶部106に記憶する。更に、画像処理部104は、第1および第2の画像の間で相互に対応する箇所を計算して、視差情報を計算し、計算した結果を記憶部106に記憶する。
この画像処理部104は、内部バス109を介して画像入力IF103、演算処理部105、記憶部106、CAN IF107、及び制御処理部108とそれぞれ接続されている。
演算処理部105は、記憶部106に記憶された画像および視差情報(画像上の各点に対する距離情報)を使い、車両周囲の環境を知覚するために必要な、各種物体の認識を行う。各種物体とは、人、車、その他の障害物、信号機、標識、車のテールランプやヘッドライド、路端などである。認識結果や中間的な計算結果の一部が記憶部に記憶される。また、演算処理部105は、撮像した画像に対して各種物体認識を行った後に、認識結果に基づいて車両制御に必要な情報を計算する。
計算の結果として得られた車両の制御方針や、物体認識結果の一部はCAN IF(CANインタフェース)107を通して、車載ネットワークCAN110に伝えられ、これにより車両の制御が行われる。また、これらの動作について、各処理部が異常動作を起こしていないか、データ転送時にエラーが発生していないかなどを、制御処理部108が監視しており、異常動作を防ぐ構成となっている。
記憶部106は、例えば画像処理部104によって得られた画像情報や、演算処理部105によって認識された結果及び計算された結果等を記憶するメモリ等により構成されている。CAN IF107は、外部車載ネットワークとの入出力部であり、ステレオカメラ装置10から出力された情報を車載ネットワークCAN110を介して車両の制御システムに出力する。なお、画像処理部104、演算処理部105及び制御処理部108は、それぞれ単一または複数のコンピュータユニットにより構成されている。
ステレオカメラ装置10による車外環境認識の一つの利点として、路面情報の解析が可能になるのが挙げられる。このため、本実施形態に係る運転補助装置1では、ステレオカメラ装置10により撮像された画像から路面情報の解析を行い、解析結果に基づいて走行路の路端情報を得ることができる。より具体的には、本実施形態の路端検出部20は、ステレオカメラ装置10と接続され、ステレオカメラ装置10により撮像した画像に基づいて走行路の路端を検出する。特徴点抽出部30は、路端検出部20と接続され、路端検出部20により検出された路端の検出領域から特徴点を抽出する。なお、特徴点は、路面の高さの変化に対応した情報を有する離散的な点である。
以下、図3を参照して路端の検出と特徴点の抽出を説明する。図3に示すように、ステレオカメラ装置10を用いて表面に一定のコントラストが存在する物体に対して3次元計測が可能であるため、路面の平坦面と、路面端の縁石や溝などの凹凸のある部分の高さ差分も分かることになる。そして、路端検出部20は、これを利用して路端の情報を得る(すなわち、路端を検出する)ことができる。
特徴点抽出部30は、路端の検出領域から複数の離散点301、302を抽出する。離散点301は車両の進行方向の左側に位置し、離散点302は車両の進行方向の右側に位置する。このとき、離散点301は走行路の左側路端の特徴点、離散点302は走行路の右側路端の特徴点になる。そして、このような左右両側の特徴点をそれぞれ略線状に連続していくと(言い換えればフィッティングすると)、車両の走行可能領域が形成される。
上述したように、走行可能領域とは、走行車両が事故なく、他の車両、障害物、歩行者、移動体などと衝突せず、自由に車線変更でき、且つ安全に走行できる領域を指す。このため、緊急時の車両回避や白線の整備されていない非整備走行路における運転補助においては、路端検出が重要な役割を果たす。
一方、操舵角取得部40は、例えば操舵角センサからなり、ステアリングホイール(図示せず)の回転角度、すなわち操舵角を取得し、路端補正部50に送信する。
路端補正部50は、操舵角取得部40により取得された操舵角に基づいて、特徴点抽出部30により抽出された特徴点に対して補正処理を行う。なお、この路端補正部50は、車速、カーブの曲率に応じた路端補正も行い得る。路端補正部50は、例えば、演算を実行するCPU(Central Processing Unit)と、演算のためのプログラムを記録した二次記憶装置としてのROM(Read Only Memory)と、演算経過の保存や一時的な制御変数を保存する一時記憶装置としてのRAM(Random Access Memory)とを組み合わせてなるマイクロコンピュータにより構成されている。
なお、本実施形態では、路端補正部50は、ステレオカメラ装置10に対して別体に設けられているが、これに制限されない。例えば、路端補正部50が演算処理部105の一部としてステレオカメラ装置10と一体的に設けられても良く、又は演算処理部105に路端補正部50の機能を持たせるようにしても良い。
図1に示すように、路端補正部50は、路端補正処理に関連する各判定を行う判定部501と、特徴点抽出部30により抽出された特徴点を選別する特徴点選別部502とを有する。より具体的には、路端補正部50は、操舵角取得部40により取得された操舵角の絶対値が閾値よりも大きいか否かを判定する。特徴点選別部502は、操舵角の絶対値が閾値よりも大きいと判定された場合、特徴点抽出部30により抽出された特徴点を選別する。ここでの閾値は、急カーブであるか否かを判定するための値であり、車両の特性などに基づいて予め設定されて路端補正部50のRAMに記憶されたものである。
また、この場合、特徴点選別部502は、特徴点抽出部30により抽出された特徴点のうち、操舵角取得部40により取得された操舵角の範囲外の特徴点を選別することが好ましい。
以下、図4を参照して路端補正部50による路端補正処理を説明する。
図4に示す路端補正処理の前提条件として、ステレオカメラ装置10が車両の前方を撮像して視差計算等を行い、路端検出部20がステレオカメラ装置10で撮像した画像に基づいて走行路の路端を検出し、その後、特徴点抽出部30が路端検出部20で検出した路端の検出領域から特徴点を抽出することである。
図4に示すように、まず、ステップS110では、路端補正部50は、操舵角取得部40により送信された操舵角の情報を読み込む。
ステップS110に続くステップS120では、判定部501は、読み込んだ操舵角の絶対値が閾値よりも大きいか否かを判定する。上述したように、ここでの閾値は急カーブであるか否かを判定するための値であるので、ステップS120での判定は、走行する走行路が急カーブであるか否かの判定とも言える。
そして、操舵角の絶対値が閾値以下であると判定された場合、制御処理はステップS160に進み、補正処理が行われずに路端の出力が実行される。言い換えれば、この場合、車両の走行路が直線道路又は緩やかなカーブであり、路端検出に悪影響がない状況であるので、路端検出の補正を行う必要がない。
一方、操舵角の絶対値が閾値よりも大きいと判定された場合、すなわち走行路が急カーブである場合、制御処理はステップS130に進む。ステップS130では、判定部501は、車両が左折するか否かを判定する。左折するか否かの判定については、既に周知された技術を用いることができる。
そして、左折すると判定された場合、制御処理はステップS140に進む。ステップS140では、特徴点選別部502は、左側路端出力時の操舵角外の特徴点を選別する。ここでは、図5を用いてステップS140を詳細に説明する。
図5は、運転補助装置1を搭載する車両Mが左急カーブを走行する様子を示す。図5において、矢印F1は車両Mの直進方向(すなわち、カメラ視覚方向)、矢印F2は車両Mの進行方向、角度θは操舵角を示す。複数の特徴点303,304,305は、特徴点抽出部30により抽出された特徴点である。
これらの特徴点303,304,305を車両Mの直進方向F1を境として分けると、特徴点305は直進方向F1の右側に位置し、特徴点303及び304は直進方向F1の左側に位置することになる。一方、操舵角θを境として分けると、3つのエリアになる。すなわち、操舵角θの範囲内に分布された特徴点303、操舵角θの左側に分布された特徴点304、及び操舵角θの右側に分布された特徴点305である。
このとき、特徴点選別部502は、操舵角θの範囲内に分布された特徴点303を選択せず、操舵角θの左側に分布された特徴点304のみを選択してカーブ左側路端の特徴点とする。なお、操舵角θの右側に分布された特徴点305はカーブ右側路端の特徴点になる。
ステップS140に続くステップS160では、路端出力が行われる。このとき、路端補正部50は、ステップS140の結果を出力部60に送信する。これによって、路端補正処理が終了する。なお、出力部60に送信された結果は、該出力部60に接続された車載ネットワークCAN110に出力される。
一方、ステップS130で車両が左折しないと判定された場合(すなわち右折する場合)、制御処理はステップS150に進む。ステップS150では、特徴点選別部502は、右側路端出力時の操舵角外の特徴点を選別する。ここでは、図6を用いてステップS150を詳細に説明する。
図6は、運転補助装置1を搭載する車両Mが右急カーブを走行する様子を示す。図6において、矢印F1は車両Mの直進方向、矢印F3は車両Mの進行方向、角度θは操舵角を示す。ここでは、特徴点抽出部30により抽出された複数の特徴点306,307,308を車両Mの直進方向F1を境として分けると、特徴点307は直進方向F1の左側に位置し、特徴点306及び308は直進方向F1の右側に位置することになる。一方、操舵角θを境として分けると、3つのエリアになる。すなわち、操舵角θの範囲内に分布された特徴点306、操舵角θの左側に分布された特徴点307、及び操舵角θの右側に分布された特徴点308である。
このとき、特徴点選別部502は、操舵角θの範囲内に分布された特徴点306を選択せず、操舵角θの右側に分布された特徴点308のみを選択してカーブ右側路端の特徴点とする。なお、操舵角θの左側に分布された特徴点307はカーブ左側路端の特徴点になる。
ステップS150に続くステップS160では、路端出力が行われる。路端補正部50は、ステップS150の結果を出力部60に送信する。これによって、路端補正処理が終了する。なお、出力部60に送信された結果は、該出力部60に接続された車載ネットワークCAN110に出力される。
本実施形態に係る運転補助装置1では、路端補正部50は操舵角取得部40により取得された操舵角に基づいて、特徴点抽出部30により抽出された特徴点に対して補正処理を行う。具体的には、路端補正部50の判定部501は、操舵角の絶対値が閾値よりも大きいか否かを判定し、操舵角の絶対値が閾値よりも大きいと判定された場合、路端補正部50の特徴点選別部502は特徴点を選別する。このようにすれば、急カーブを走行する際に路端検出に影響を与える特徴点を除去するような選別ができるので、急カーブ走行時における路端の誤検出を防止することが可能になる。
また、補正処理は操舵角の絶対値が閾値よりも大きい(すなわち、急カーブ)場合のみ実行されるので、補正処理に伴う制御処理の増加を抑えることができる。更に、特徴点選別部502は、特徴点抽出部30により抽出された特徴点のうち、操舵角取得部40により取得された操舵角の範囲外の特徴点を選別するので、従来のような急カーブ走行時に走行路反対側の特徴点を誤ってフィッティングして存在しない路端を検出する問題を抑制することができる。これによって、急カーブ走行時における路端の誤検出を防止し、車両の安全性及び快適性を高めることができる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る運転補助装置は、判定部501が更に、車両のリアルタイムの情報、地図情報及びドライバの情報のうちの少なくとも一つに基づいて操舵角情報が正確か否かを判定する点において、上述した第1実施形態と相違している。また、これによって、本実施形態の路端補正部による路端補正処理も第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
図7は、第2実施形態の路端補正部による路端補正処理を示すフローチャートである。本実施形態の路端補正部による路端補正処理は、ステップS110’及びステップS115において第1実施形態と異なる。
具体的には、ステップS110’では、路端補正部50は、操舵角の情報、車両のリアルタイム情報、地図情報及びドライバの情報をそれぞれ読み込む。
操舵角の情報は、上述したように操舵角取得部40から取得される。車両のリアルタイム情報は、例えば制御処理部108から取得される。車両のリアルタイムの情報には、例えば白線情報、車両周囲の障害物情報、車速情報等が含まれる。地図情報は、例えば車両に搭載されたナビゲーション装置(図示せず)から取得される。地図情報には、例えば走行路の情報等が含まれる。また、地図情報は、ナビゲーション装置からの情報以外の高精度地図を更に含むのが好ましい。ドライバの情報は、例えばドライバ監視部(図示せず)から取得される。ドライバの情報には、ドライバの体調、注意力等の情報が含まれる。
なお、これらの情報の読み込み順序は特に制限されず、順番に行われても良く、同時に行われても良い。
ステップS110’に続くステップS115では、判定部501は、ステップS110’で読み込んだ車両のリアルタイムの情報、地図情報及びドライバの情報に基づいて操舵角の情報が正確か否かを判定する。操舵角の情報が正確でないと判定された場合、制御処理は終了する。
一方、操舵角の情報が正確であると判定された場合、制御処理はステップS120に進む。ステップS120~ステップS160の各処理は、上述の第1実施形態と同じであるので、重複説明を省略する。
本実施形態によれば、上述の第1実施形態と同様な作用効果を得られるほか、判定部501が車両のリアルタイムの情報、地図情報及びドライバの情報に基づいて操舵角情報が正確か否かを判定するので、運転補助装置を搭載する車両の安全性を更に高めることができる。
なお、本実施形態において、判定部501が車両のリアルタイムの情報、地図情報及びドライバの情報に基づいて操舵角情報が正確か否かを判定するのを説明したが、該判定部501は車両のリアルタイムの情報、地図情報及びドライバの情報のうちの少なくとも一つに基づいて操舵角の情報が正確か否かを判定すれば良い。このような場合であっても、運転補助装置を搭載する車両の安全性を高める効果を奏する。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
1 運転補助装置
10 ステレオカメラ装置
20 路端検出部
30 特徴点抽出部
40 操舵角取得部
50 路端補正部
60 出力部
501 判定部
502 特徴点選別部

Claims (3)

  1. 車両に搭載される撮像部により撮像された画像に基づいて、走行路の路端を検出する路端検出部と、
    前記路端検出部により検出された路端の検出領域から特徴点を抽出する特徴点抽出部と、
    車両の操舵角を取得する操舵角取得部と、
    前記操舵角取得部により取得された操舵角に基づいて、前記特徴点抽出部により抽出された特徴点に対して補正処理を行う路端補正部と、
    を備え
    前記路端補正部は、
    前記操舵角取得部により取得された操舵角の絶対値が閾値よりも大きいか否かを判定する判定部と、
    操舵角の絶対値が閾値よりも大きいと判定された場合、前記特徴点抽出部により抽出された特徴点を選別する特徴点選別部と、
    を有し、
    前記特徴点選別部は、前記特徴点抽出部により抽出された特徴点のうち、前記操舵角取得部により取得された操舵角の範囲外の特徴点を選別することを特徴とする運転補助装置。
  2. 前記判定部は、車両のリアルタイムの情報、地図情報及びドライバの情報のうちの少なくとも一つに基づいて、前記操舵角取得部により取得された操舵角の情報が正確か否かを判定する請求項に記載の運転補助装置。
  3. 前記特徴点は、路面の高さの変化に対応した情報を有する離散的な点である請求項1又は2に記載の運転補助装置。
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