JP7383504B2 - デッキボード - Google Patents

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Description

本発明は、車両の荷室の開口を閉塞するデッキボードに関する。
従来、この種のデッキボードとして、発泡樹脂製のボード本体を熱ラミネートした構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-118837号公報(段落[0013]、図2)
しかしながら、上記した従来のデッキボードは防音性の低いことが問題になっていた。そこで、本開示は、従来より防音性が高いデッキボードの提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた発明の第1態様は、車両の荷室の開口を閉塞するデッキボードにおいて、連続気泡構造を有する発泡樹脂層と、複数の小部屋を有する多孔層と、を積層して含み、かつ前記連続気泡構造を有する気泡と、前記複数の小部屋とが、外面に開口している積層ボードを、通気性を有する被覆部材で被覆してなるデッキボードである。
発明の第2態様は、多孔層は、複数の膨出部が前記発泡樹脂層側に突出するように賦形されて、前記複数の膨出部の内側が前記複数の小部屋になっている賦形シートで形成され、前記積層ボードには、前記複数の膨出部の先端部が固着する支持シートが含まれている第1態様に記載のデッキボードである。
発明の第3態様は、多孔層は、その厚さ方向と平行な仕切壁で前記小部屋同士の間が仕切られたメッシュ構造をなしている第1態様に記載のデッキボードである。
発明の第4態様は、前記発泡樹脂層の両面に固着し、通気性を有し、かつ前記被覆部材より引っ張り剛性が高い繊維シートが含まれている第1態様から第3態様の何れか1の態様に記載のデッキボードである。
発明の第5態様は、積層ボードには、前記発泡樹脂層より前記多孔層側に非通気性の遮断層が含まれている第1態様から第4態様の何れか1の態様に記載のデッキボードである。
発明の第6態様は、前記複数の小部屋に脱臭材が収容されている第1態様から第5態様の何れか1の態様に記載のデッキボードである。
第1態様のデッキボードによれば、発泡樹脂層側において発泡樹脂層を覆っている被覆部材が通気性を有しているので、騒音となる空気の振動が、被覆部材を通過して発泡樹脂層の気泡の内部に入り込んで減衰する。これにより、従来より高い防音性を得ることができる。また、多孔層側において被覆部材の内側では、多孔層の複数の小部屋が被覆部材側に開口しているので、それら複数の小部屋内にも空気の振動が入り込むことができ、防音性をさらに高くすることができる。さらに、第6態様の構成のように、複数の小部屋に脱臭材を収容して脱臭機能を奏することができる。
ここで、多孔層は、第2態様の開示のように、1枚のシートが賦形されて複数の膨出部が成形され、それら膨出部の内側(側壁及び底面)が窪んだ小部屋になった賦形シートで形成されていてもよい。また、波形に賦形されて波同士の間が小部屋となった賦形シートで形成されていてもよい。さらに、第3態様の開示のようにメッシュ構造をなしていてもよい。この場合、多孔層は発泡樹脂層側に底面を有していてもよく、有していなくてもよい。
また、第2態様の構造のように賦形シートの複数の膨出部が突出する側(発泡樹脂層側)に支持シートを重ねて固着した構造とすれば、それら賦形シートと支持シートとから、軽量で、かつ曲げ強度が高い層が形成され、デッキボード全体の曲げ強度を向上させることができる。
また、第4態様の構造のように発泡樹脂層の両面に繊維シートを固着することによっても、軽量で、かつ曲げ強度が高い層が形成され、デッキボード全体の曲げ強度を向上させることができる。
さらには、第5態様の構造のように、発泡樹脂層と、多孔層側の被覆部材との間に非通気性の遮断層を備えれば、発泡樹脂層を透過してきた騒音を、非通気性の遮断層で遮音することができ、防音性が向上する。なお、上述した賦形シート及び/又は支持シートを、非通気性の遮断層に兼用してもよい。
本開示の第1実施形態に係るデッキボードを備える車両の荷室の斜視図 荷室及びデッキボードの断面図 デッキボードの断面図 賦形シートの(A)下面側斜視図、(B)平面図 第2実施形態のデッキボードの断面図 第3実施形態のデッキボードの断面図 第4実施形態のデッキボードの断面図
[第1実施形態]
以下、図1~図4を参照して、本開示の第1実施形態のデッキボード10について説明する。図1に示された車両90は、所謂トランクルームと呼ばれる第1荷室91の下方に、スペアタイヤ93等を収容する第2荷室92を備える。また、図2に示すように、第1荷室91の底面91Aのうち外縁部を除く略全体は、第2荷室92の開口92Kになっている。そして、本実施形態のデッキボード10が、例えば、第1荷室91の底面91Aの全体に重ねられて、第2荷室92の開口92Kを閉塞している。
ここで、一般に、車両の荷室の開口を閉塞するボードは、「デッキボード」と「ラゲッジボード」とに区別され、外縁部を下方から支持されると共に外縁部以外の部位を荷室に備えた支持壁によって支持されるものは「ラゲッジボード」と呼ばれる。これに対し、外縁部のみを下方から支持され、外縁部以外の全体が、下方から支持されずに浮いた状態になるものが「デッキボード」と呼ばれる。また、「デッキボード」には、外縁部以外の部位に荷室内の荷物(例えば、スペアタイヤ)が下方から当接し、結果的に外縁部以外の部位が下方から支持されるものも含まれる。さらに、「デッキボード」及び「ラゲッジボード」の外縁部の支持は、共に、外縁部全体であってもよいし、外縁部の一部(例えば、荷室の開口の1対の対向縁部)のみであってもよい。なお、「デッキボード」は、「ラゲッジボード」に比べて下方から支持される部分が少ない分、高い強度(剛性)が求められる。
本実施形態のデッキボード10は、平坦な板状をなし、外縁部を第1荷室91の底面91Aによって支持され、外縁部を除く全体が空中に浮いた状態になる。なお、デッキボード10は、平坦でなくてもよく、表裏の少なくとも一方に凹凸を有したものや、全体や一部が湾曲するように賦形されたものであってもよい。
図3には、デッキボード10の内部構造が拡大して示されている。同図に示すように、デッキボード10は、積層ボード10Hを被覆部材25で被覆してなる。
被覆部材25は、例えば、通気性を有する2枚の不織布25A,25Bで構成されている。一方の不織布25Bは、積層ボード10Hと平面形状が同じ大きさをなし、積層ボード10Hの下面全体を覆っている。他方の不織布25Aは、例えば、積層ボード10Hより一回り大きな平面形状をなして、積層ボード10Hの上面全体を被覆すると共に、外縁部を折り返されて、積層ボード10Hの側面全体と下面の不織布25Bの外縁部とを覆っている。
なお、被覆部材25を構成する不織布25A,25Bとしては、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、ニードルパンチ不織布等が挙げられる。また、不織布の繊維の例としては、羊毛、コットン等の天然繊維やポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維等の合成繊維等が挙げられ、目付量の例としては、10~300g/mが挙げられる。また、被覆部材25は、通気性を有していれば、不織布でなくてもよく、例えば、織布や、複数の貫通孔が穿孔された樹脂シートであってもよい。さらには、被覆部材25は、積層ボード10Hの上面側と下面側とで、組成、目付量、通気性が異なっていてもよい。
また、本実施形態の被覆部材25は、デッキボード10の側面を含めた全体を被覆しているが、積層ボード10Hの上面と下面との略全体を被覆部材25が被覆していれば、それ以外が通気性を有しない部材で覆われていてもよい。具体的には、積層ボード10Hの厚さと同じ溝幅を有する溝形状の通気性を有しない樹脂部材で積層ボード10Hの側面全体と上面及び下面の外縁部とを覆ってもよい。
被覆部材25の通気性は、JIS L1096:2010 A法(フラジール形法)において、10~200cm/cm・sであることが好ましい。なお、被覆部材25の通気性が10cm/cm・sより低いと、デッキボード10の吸音性が低下し、200cm/cm・sより高いと、後述するバインダが被覆部材25から染み出し易くなる可能性がある。
図3に示すように、積層ボード10Hは、下側(一方側)から順番に、繊維シート22A、発泡樹脂シート21、繊維シート22B、支持シート23、賦形シート24を積層して備え、それらが互いに固着された構造をなしている。
発泡樹脂シート21は、例えば、ポリウレタン発泡体に代表される公知の連続気泡構造を有する発泡体であり、この発泡樹脂シート21によって、特許請求の範囲の「発泡樹脂層」が積層ボード10Hに形成される。上記したポリウレタン発泡体としては、硬質ポリウレタン発泡体や半硬質ポリウレタン発泡体であっても軟質ポリウレタン発泡体であってもよいが、デッキボード10の強度(剛性)を高めるため、軽量性と剛性に優れる硬質ポリウレタン発泡体であることが好ましい。また、発泡樹脂シート21は、発泡構造をなしてその内部に空気層を有しているので断熱機能を有し、その発泡構造が連続気泡構造であるから吸音性を有する。ここで、連続気泡構造を有する発泡体は、全体として通気性を有していればよく、その一部に独立気泡構造を有していてもよい。
発泡樹脂シート21の賦形前の厚み(元厚み)は、5~50mmが好ましく、7~40mmがさらに好ましい。また、発泡樹脂シート21は、デッキボード10の強度を高めるため、JIS K7312:1996 附属書2のスプリング硬さ試験タイプCにおいて、30以上のものが好ましく、35以上のものがさらに好ましい。
また、発泡樹脂シート21の通気量は、その厚みを10mmとした場合において、好ましくは、1~10ml/cm/sであり、より好ましくは、1~8ml/cm/sである。発泡樹脂シート21の通気量が1ml/cm/sより低いと、高周波の吸音性が低下する。発泡樹脂シート21の通気量が10ml/cm/sより高いと低周波の吸音性が低下する。
なお、上記した発泡樹脂シート21の通気量は、JIS K6400-7:2012 B法に基づいて測定される値である。ただし、発泡樹脂シート21の厚みが10mm未満の場合、その厚みをX(mm)、その通気量の測定値をY(ml/cm/s)とし、下記式から算出される換算値を、発泡樹脂シート21の厚みを10mmとした場合の通気量とすることができる。
換算値=Y*X/10
繊維シート22A,22Bは、共に、例えばチョップドストランドマットである。即ち、繊維シート22A,22Bは、ガラス繊維を束ねて所定長に切断し、表面処理を施したチョップドストランドを、フェルト状に加工してなり、発泡樹脂シート21より高い通気性を有し、被覆部材25より高い引っ張り剛性を有する。これにより、発泡樹脂シート21と1対の繊維シート22A,22Bだけでも、軽量でありながら高い曲げ剛性を有する。
なお、繊維シート22A,22Bは、チョップドストランドマット以外のガラスマットであってもよいし、ガラス繊維が格子状に織られてなるガラスクロスであってもよい。また、繊維シート22A,22Bとしては、例えば、ガラス繊維以外に、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ビニロン繊維、炭素繊維、天然繊維(例えば、セルロースナノファイバー)、ザイロン(登録商標)等の繊維によって構成されたものであってもよく、これらの繊維においても、種々の繊維長のものを特に限定されず、形態も不織布に限定されず、織布、編み物であってもよい。また、繊維シート22A,22Bが、異なる繊維、異なる形態であってもよい。
繊維シート22A,22Bには、積層対象物(例えば、発泡樹脂シート21、支持シート23、被覆部材25)同士を固着させるためのバインダが含浸されている。そのバインダとしては、例えば、熱硬化性樹脂からなるものが挙げられる。このようなバインダの例としては、安価で且つ接着性が良好な液状イソシアネートが挙げられる。液状イソシアネートは、熱及び触媒の存在下で水との反応により硬化して、接着剤として機能するものである。液状イソシアネートの例としては、芳香族系のTDI(トルエンジイソシアネート)、ポリメリックMDI(4,4'ジフェニルメタンジイソシアネート)、NDI(1,5-ナフタレンジイソシアネート)、TODI(トリジンジイソシアネート)、PPDI(パラフェニレンジイソシアネート)、XDI(キシリレンジイソシアネート)、TMXDI(テトラメチルキシレンジイソシアネート)、及びそれらの変性体(具体的には、ウレタン変性、アロファネート変性、ビューレット変性、カルボジイミド/ウレトニミン変性等種々の変性がなされたもの)が挙げられるが、好ましくは、ポリメリックMDI、TDI変性体、MDI変性体、又はそれらの混合物である。また、これらの液状イソシアネートとしては、粘度3~300cPのものが、浸透性や塗布性等に優れるので、より好ましい。また、これらのうち特にポリメリックMDIは蒸気圧が低くガラス繊維との親和性が良好で、接着性、反応性、作業性の面で適している。これら液状イソシアネートの種類は、接着性、反応性、作業性等に応じて適宜選択される。ここで、バインダは、発泡樹脂シート21に含浸されていてもよい。
賦形シート24は、上面に開口する複数の小部屋31Nを有する樹脂シートであって、この賦形シート24によって、特許請求の範囲の「多孔層」が積層ボード10Hに形成される。具体的には、図4(A)に示すように、賦形シート24は、例えば、熱可塑性の樹脂シートであって、真空成形にて成形された複数の膨出部31を開口した上面から下方に突出した状態に備え、それら膨出部31の内側が小部屋31Nになっている。また、図4(B)に示すように、複数の膨出部31は、縦横の両方向で千鳥配置になっている。さらには、各膨出部31は、下方に向かうに従って窄んだテーパー状をなし、図3に示すように、全ての膨出部31の下端面は、面一で水平になっている。ここで、本実施形態の賦形シート24は、膨出部31の内側を構成する小部屋31Nが、底面を有するように成形されている。
支持シート23は、例えば、熱可塑性の樹脂シートであって、賦形シート24の下面(つまり、複数の膨出部31の下端面)に振動溶着又は熱溶着にて固着されている。支持シート23の厚さは、賦形シート24と略同一の厚さになっている。また、支持シート23と賦形シート24とを構成する熱可塑性樹脂は、同じ組成か組成の主成分が共通し、それらのガラス転移点は、後述するデッキボード10を製造する際の加熱温度よりも高くなっている。
なお、賦形シート24のうち膨出部31を有しない部分の厚さは、0.1~3mmが好ましく、0.15~1mmがさらに好ましい。また、賦形シート24全体の厚さ(即ち、賦形シート24の上面から膨出部31の下端面までの厚さ)は、2~10mmが好ましく、3~7mmがさらに好ましい。また、支持シート23の厚さは、0.1~3mmが好ましく、0.15~1mmがさらに好ましい。さらには、支持シート23及び賦形シート24を構成する熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタラート樹脂、ナイロン樹脂等が挙げられる。さらには、支持シート23及び賦形シート24は、熱硬化性樹脂で構成されていてもよいし、金属や紙で構成されていてもよい。熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂等が挙げられ、金属の例としては、アルミ、ステンレス等が挙げられる。紙の例としては、クラフト紙、パルプ等の植物繊維からなる一般的な紙以外に、ポリエステル、レーヨン、ポリビニルアルコール等の合成繊維からなる紙、ガラスペーパー、グラファイトペーパー等の無機質繊維からなる紙等が挙げられる。賦形シート24は、軽量化や成形容易性の観点から、熱可塑性樹脂で構成されることが好ましい。
賦形シート24の複数の小部屋31Nには、脱臭材40がそれぞれ収容されている。脱臭材40は、例えば、活性炭の粒体であって、各小部屋31Nにそれぞれ複数の脱臭材40の粒体が略満杯に収容されている。
脱臭材40を構成する活性炭の原料としては、ヤシ殻、木炭、貝殻等が挙げられる。また脱臭材40は、例えば活性白土、シリカゲル、活性アルミナ、ゼオライト等の多孔質体であってもよい。脱臭材40の形態は、上記した粒体でなくてもよく、例えば、棒状、繊維状、板状であってもよく、各小部屋31Nに1つずつの脱臭材40が収容された構成としてもよい。但し、膨出部31への脱臭材40の収容作業性の観点からは、脱臭材40は粒状で各小部屋31Nに複数粒ずつ収容された構成が好ましい。
積層ボード10Hと不織布25Aとは、ホットメルト等の接着剤により固着される。そして、賦形シート24における複数の膨出部31の開口31Kが、不織布25Aに覆われて、脱臭材40が各小部屋31N内に保持される。具体的には、例えば、熱可塑性樹脂製のホットメルト接着剤をメッシュ構造のシート状に固化してなるホットメルトシート(所謂ウェブ状ホットメルト)が、積層ボード10Hの外面と不織布25Aとの間に配置されて加熱プレスされることで積層ボード10Hと不織布25Aとが固着されている。また、ホットメルト接着剤の一部は、小部屋31Nの開口31Kを横切る線状になって小部屋31Nの脱臭材40にも固着している。これにより、小部屋31N内での脱臭材40の跳ね上がりや振動が規制されている。なお、積層ボード10Hの賦形シート24及び不織布25Aがいずれも熱可塑性樹脂からなる場合は、熱溶着、超音波溶着等による固着が可能である。
積層ボード10Hと不織布25Bとは、上述と同様の方法で固着することができるが、本実施形態では、繊維シート22A又は発泡樹脂シート21に含浸されたバインダにより固着される。
なお、ホットメルト接着剤としては、オレフィン、ナイロン、ポリエステル等を主成分とするものが挙げられ、賦形シート24のガラス転移点より低いガラス転移点を有するものが使用される。
本実施形態のデッキボード10の構造に関する説明は以上である。次に、デッキボード10の製造方法の一例について説明する。
本実施形態のデッキボード10の製造方法では、下側(第2荷室92側)から、不織布25B、繊維シート22A、発泡樹脂シート21、繊維シート22B、支持シート23と賦形シート24とが予め一体化された賦形ボード52、予めホットメルトシートが一体化された不織布25Aが用意される。不織布25A以外の材料(発泡樹脂シート21等)は、図1に示した第1荷室91の底面91Aと略同一の形状に切断される。また、不織布25Aは、発泡樹脂シート21等より一回り大きな形状で、かつ外縁部に複数の切れ込みを備えた状態に切断される。ここで、賦形ボード52は、熱可塑性樹脂からなる賦形シート24の下面に熱可塑性樹脂からなる支持シート23が重ねられ、振動溶着又は熱溶着によって予め固着されたものが使用される。
加熱プレス機の下型に、不織布25B、繊維シート22A、発泡樹脂シート21、繊維シート22B、賦形ボード52、不織布25Aが重ねられ、不織布25Aの外縁部を巻き込まないように全体が加熱プレスされる。これにより、繊維シート22A及び発泡樹脂シート21に含浸されたバインダによって、発泡樹脂シート21に繊維シート22A及び不織布25Bが固着されると共に、繊維シート22B及び発泡樹脂シート21に含浸されたバインダによって、発泡樹脂シート21に繊維シート22B及び賦形ボード52が固着される。同時に、不織布25Aに一体化されているホットメルトシートが加熱により溶融することで賦形ボード52と固着され、積層ボード10Hが作製される。その後、不織布25Aの余尺が折り返されて不織布25Bに固着されることで、積層ボード10Hの外面全体が、不織布25A,25Bからなる被覆部材25で覆われたデッキボード10が完成する。ここで、賦形ボード52(詳細には支持シート23)と繊維シート22Bとの接着性が悪い場合、コロナ処理やプラズマ処理等により賦形ボード52の表面改質を施すことが好ましい。
賦形ボード52(賦形シート24)の複数の膨出部31に脱臭材40が充填されたデッキボード10を製造する場合、積層ボード10Hの作製工程より前工程で、脱臭材40が賦形ボード52に充填され、賦形ボード52が不織布25Aで覆われる。その後、上述した順番に各材料が重ねられて加熱プレスされることで、不織布25Aと賦形ボード52とがホットメルトシートにより固着されると共に、賦形ボード52と発泡樹脂層21及び発泡樹脂層21と不織布25Bとが、バインダにより固着され、デッキボード10が完成する。なお、本実施形態では、不織布25Aと脱臭材40が充填された賦形ボード52とを固着せずにデッキボード10を作製したが、不織布25Aと賦形ボード52とを仮止め又は固着して、デッキボード10を作製してもよい。これにより、デッキボード10の賦形時に、賦形ボード52から脱臭材40がこぼれることが防止できる。
ここで、膨出部31への脱臭材40の充填は、例えば、賦形ボード52を水平に保持し、かつ水平方向に振動を付与させる。そして、賦形ボード52の上に脱臭材40の粒体が供給されて、賦形ボード52の上面全体を覆った状態にされる。次いで、賦形ボード52への振動が停止され、例えば、へらを用いて賦形ボード52の上面上を摺接移動されて、賦形ボード52上の余分な脱臭材40が除去される。
なお、デッキボード10の製造方法は、前記したものに限定されず適宜変更可能である。例えば、賦形ボード52に重ねられる支持シート23及び賦形シート24とが、固着されていなくてもよい。支持シート23と賦形シート24とが固着されていなくても、不織布25Aの外縁部が折り返されて、不織布25Bに固着することで、デッキボード10とすることができる。なお、より高い剛性を有するデッキボード10を作製するには、支持シート23と賦形シート24とは固着されていることが好ましい。
デッキボード10の製造方法に関しては以上である。次に、このデッキボード10の作用効果について説明する。デッキボード10は、車両90の第1荷室91と第2荷室92との間の開口92Kを閉塞する。ここで、デッキボード10は、通気性を有する被覆部材25で全体を覆われ、その内側の積層ボード10Hの下面(一方側)には、発泡樹脂シート21の気泡が開口している。これにより、車両90の下面から第2荷室92内に伝わる騒音となる空気の振動が、発泡樹脂シート21の気泡の内部に入り込んで吸音される。また、積層ボード10H内の支持シート23が、特許請求の範囲の「遮断層」となり、発泡樹脂シート21を透過した騒音が支持シート23によって遮断される。さらには、支持シート23とその上方の賦形シート24との間に挟まれた空間によっても騒音の伝達が抑えられる。
また、支持シート23と賦形シート24とは、空間を挟んで固着されて賦形ボード52とされることで、両面に面材を偏在させた構造になり、軽量でありながら曲げ強度が高くなっている。また、発泡樹脂シート21は、両面に繊維シート22A,22Bを固着されることで、両面に引っ張り剛性が高い面材を偏在させた構造になり、軽量でありながら曲げ強度が高くなっている。そして、この発泡樹脂シート21が賦形ボード52に積層されているので、デッキボード10全体が、軽量でありながらも曲げ強度が高いボードになり、従来に比べて使い勝手が向上する。
また、積層ボード10Hの上面には、脱臭材40を収容している複数の小部屋31Nが開口している。これにより、第1荷室91内の荷物の臭気を脱臭材40で吸収して脱臭することもでき、デッキボード10の多機能化が図られる。なお、例えば、第2荷室92側に臭気を放つ荷物が収容される場合には、通常時とデッキボード10の上下を反転させて、小部屋31Nの開口が下方を向いた状態にして使用してもよい。
以上説明したように、本実施形態のデッキボード10によれば、その一部を構成する発泡樹脂シート21の気泡の開口を騒音源側に向けて、従来より高い防音性を得ることができると共に、デッキボード10の一部を構成する賦形シート24の小部屋31Nの開口を、脱臭を要する側に向けて脱臭を行うことができる。また、本実施形態のデッキボード10では、脱臭材40の粒体が多孔質体であり、かつその粒体同士の間に空隙を有することで吸音効果が得られることが期待される。
なお、この防音機能は、デッキボード10の上下いずれか一方の面、即ち、賦形シート24もしくは発泡樹脂シート21のいずれか一方のみに備えられていてもよい。また、デッキボード10には、脱臭機能が備えられていなくてもよい。具体的には、上述した複数の小部屋31Nに脱臭材が収容されず、各小部屋31Nが吸音部屋になっていてもよい。その場合、車両の騒音の周波数に応じてその騒音を吸収し易い大きさ及び形状の複数の小部屋31Nを賦形シート24に形成して、それら複数の小部屋31Nで騒音を吸収してもよい。
また、本実施形態のデッキボード10では、支持シート23が遮断層であることから非通気性を有するが、支持シート23が通気性を有し、かつ賦形シート24が非通気性を有する遮断層になっていてもよい。或いは、支持シート23及び賦形シート24がいずれも通気性を有し、積層ボード10Hの発泡樹脂シート21より上方に非通気性の遮断層が別で設けられていてもよい。或いは、発泡樹脂シート21が、それ単体で十分な防音性を有する場合、デッキボード10に遮断層が形成されていなくてもよい。
以上説明した第1実施形態で説明した変形例の全ては、以下説明する第2~第4の実施形態のデッキボード10A~10C及び(1)~(3)の変形例にも適用することができる。
[第2実施形態]
以下、図5を参照して本開示の第2実施形態のデッキボード10Aについて説明する。本実施形態のデッキボード10Aは、第1実施形態のデッキボード10の賦形シート24に代えて、メッシュボード28を備えている。以下、第1実施形態のデッキボード10と異なる構成に関してのみ説明する。
メッシュボード28は、例えば、熱可塑性樹脂の射出成形品であって、その厚さ方向と平行な仕切壁28Wで構成され、仕切壁28Wで仕切られた複数の小部屋28Nを有する。また、メッシュボード28の網目形状(即ち、小部屋28Nの平面形状)は、例えば、六角形をなしている。即ち、メッシュボード28は、ハニカム構造をなしている。そして、このメッシュボード28によって、特許請求の範囲の「多孔層」が構成されている。
図5には、第2実施形態のデッキボード10Aの内部構造が拡大して示されている。同図に示すように、第2実施形態のデッキボード10Aは、第1実施形態のデッキボード10における賦形シート24がメッシュボード28に、支持シート23の構成が非通気性の熱可塑性樹脂シートから通気性を有する不織布に、それぞれ変更されている。
また、メッシュボード28の下面には、不織布からなり通気性を有する支持シート23が接着剤等により固着されている。これにより、メッシュボード28と支持シート23とから前記第1実施形態で説明した賦形ボード52が構成され、その賦形ボード52が、発泡樹脂シート21と繊維シート22A,22Bとからなる発泡樹脂ボード51にバインダを介して固着され、積層ボード10HAが形成されている。また、メッシュボード28の各小部屋28Nには、第1実施形態のデッキボード10と同様に脱臭材40が収容されている。
本実施形態のデッキボード10Aの製造方法では、メッシュボード28と支持シート23(通気性を有する不織布)とが予め接着剤により固着されて一体化された賦形ボード52が作製される。賦形ボード52(メッシュボード28の小部屋28N)に上述した方法にて脱臭材40が充填される。その後、加熱プレス機の下型に、不織布25B、繊維シート22A、発泡樹脂シート21、繊維シート22B、脱臭材40が充填された賦形ボード52、不織布25Aが重ねられ、不織布25Aの外縁部を巻き込まないように全体が加熱プレスされる。これにより、第1実施形態のデッキボード10と同様に、デッキボード10Aが作製される。なお、発泡樹脂ボード51における繊維シート22Bと、賦形ボード52における支持シート23とは、バインダにより固着される。
デッキボード10Aにおいて、脱臭材40がメッシュボード28の小部屋28Nに充填されない場合、支持シート23を使用せずにデッキボード10Aが作製される。即ち、加熱プレス機の下型に、不織布25B、繊維シート22A、発泡樹脂シート21、繊維シート22B、メッシュボード28、不織布25Aが重ねられ、不織布25Aの外縁部を巻き込まないように全体が加熱プレスされることで、デッキボード10Aが作製される。
本実施形態のデッキボード10Aによれば、第1実施形態のデッキボード10と同様の作用効果を奏すると共に、メッシュボード28の仕切壁28Wが、上記した発泡樹脂ボード51の上面から突出する補強リブの役割を果たし、しかも、その補強リブがハニカム構造をなしているので、デッキボード10A全体がバランスよく補強される。なお、本実施形態のデッキボード10Aに含まれるメッシュボード28のハニカム構造の小部屋28Nは六角形であったが、三角形、四角形、円形であってもよい。また、メッシュボード28を構成する材料としては、第1実施形態で賦形シート24を構成する材料として例示したものが挙げられる。
[第3実施形態]
以下、図6を参照して本開示の第3実施形態のデッキボード10Bについて説明する。本実施形態のデッキボード10Bは、第1実施形態のデッキボード10とは、賦形シート29の形状が異なる。
即ち、本実施形態のデッキボード10Bの積層ボード10HBに含まれる賦形シート29は、例えば、車両90の左右方向(車両90のタイヤ側)から見た断面形状が波形状(詳細には、正弦波状)に湾曲し、前後方向に複数の溝部が並んだ形状をなしている。また、各溝部の両端部は、例えば、熱可塑性樹脂で形成された図示しない樹脂壁にて閉塞され、各溝部の内側が小部屋29Nになっている。そして、この賦形シート29によって特許請求の範囲の「多孔層」が形成されている。また、賦形シート29の下面には、支持シート23が固着され、賦形シート29の各小部屋29Nには、脱臭材40が充填されている。上記以外の構成は、第1実施形態のデッキボード10と同じになっている。
本実施形態のデッキボード10Bでは、第1実施形態のデッキボード10と同様の作用効果に加え、デッキボード10Bの左右方向の両端部間に亘って真っ直ぐ延びる連続した溝部が補強リブ又は補強梁の役割を果たし、デッキボード10B全体の曲げ剛性が高くなる。なお、本実施形態のデッキボード10Bに含まれる賦形シート29の波形状は、正弦波状であったが、三角波状、矩形波状、台形波状であってもよい。また、各波の稜線が延びる方向(溝部が延びる方向)は、車両90の前後方向や、前後方向に対して傾斜した方向であってもよい。また、上記したデッキボード10Bでは、賦形シート29の両端部のみに樹脂壁が備えられていたが、各溝部の長手方向の複数箇所に樹脂壁を設けて、脱臭材40の移動を規制すると共に、賦形シート29を補強してもよい。さらに、賦形シート29を構成する材料としては、第1実施形態で賦形シート24を構成する材料として例示したものが挙げられる。
[第4実施形態]
以下、図7を参照して本開示の第4実施形態のデッキボード10Cについて説明する。本実施形態のデッキボード10Cは、第1実施形態のデッキボード10とは、発泡樹脂シート32の形状が異なる。具体的には、発泡樹脂シート32の下面からは複数の下面突部33が突出している。それら下面突部33は、断面が四角形又は台形となって、車両90の横方向又は縦方向に平行に延び、第2荷室92内に丁度収まる長さをなしている。また、繊維シート22A及び被覆部材25(不織布25B)は、発泡樹脂シート32の下面の凹凸形状に倣って屈曲されている。そして、デッキボード10Cにて第2荷室92の開口92Kを閉じると、複数の下面突部33の下端面がスペアタイヤ93の上面に当接するようになっている。
[他の実施形態]
(1)上記した第1~第4の実施形態のデッキボード10,10A~10Cの構造を、ラゲッジボードに適用してもよい。
(2)上記した第1~第4の実施形態のデッキボード10,10A~10Cは、第1荷室91と第2荷室92との間の開口92Kを閉塞するために使用されていたが、例えば、トランクルーム(荷室)の上面開口を閉塞して、トランクルーム内と車内とを区画するために使用してもよい。
(3)第1~第4の実施形態のデッキボード10,10A~10Cの多孔層は、発泡樹脂とは異なる部材で構成されていたが、発泡樹脂で構成されていてもよい。具体的には、例えば、第1実施形態で説明した賦形シート24に代えて、上面が開口した複数の凹部又は、上下に貫通する複数の貫通孔を、複数の小部屋として備えた第2の発泡樹脂シートを、発泡樹脂シート21に重ね、その、第2の発泡樹脂シートを特許請求の範囲の「多孔層」としてもよい。また、この場合も、支持シート23は、上述した遮断層としての役割を果たすが、支持シート23はなくてもよい。また、第2の発泡樹脂シートの上面に繊維シートを積層することで、デッキボード全体の曲げ強度を高くすることができる。
10,10A~10C デッキボード
10H,10HA,10HB 積層ボード
21,32 発泡樹脂シート(発泡樹脂層)
22A,22B 繊維シート
23 支持シート(遮断層)
24,29 賦形シート(多孔層)
25 被覆部材
28 メッシュボード(多孔層)
28N,29N,31N 小部屋
28W 仕切壁
31 膨出部
40 脱臭材
90 車両
91 第1荷室
92 第2荷室
92K 開口

Claims (6)

  1. 車両の荷室の開口を閉塞するデッキボードにおいて、
    連続気泡構造を有する発泡樹脂層と、複数の小部屋を有する小部屋層と、を積層して含み、かつ前記連続気泡構造を有する気泡と、前記複数の小部屋とが、外面に開口している積層ボードを、通気性を有する被覆部材で被覆してなるデッキボード。
  2. 車両の荷室の開口を閉塞するデッキボードにおいて、
    連続気泡構造を有する発泡樹脂層と、複数の小部屋を有する小部屋層と、を積層して含み、かつ前記連続気泡構造を有する気泡と、前記複数の小部屋とが、外面に開口している積層ボードを、通気性を有する被覆部材で被覆してなり、
    前記小部屋層は、複数の膨出部が前記発泡樹脂層側に突出するように賦形されて、前記複数の膨出部の内側が前記複数の小部屋になっている賦形シートで形成され、
    前記積層ボードには、前記複数の膨出部の先端部が固着する支持シートが含まれているデッキボード。
  3. 車両の荷室の開口を閉塞するデッキボードにおいて、
    連続気泡構造を有する発泡樹脂層と、複数の小部屋を有する小部屋層と、を積層して含み、かつ前記連続気泡構造を有する気泡と、前記複数の小部屋とが、外面に開口している積層ボードを、通気性を有する被覆部材で被覆してなり、
    前記小部屋層は、その厚さ方向と平行な仕切壁で前記小部屋同士の間が仕切られたメッシュ構造をなしているデッキボード。
  4. 車両の荷室の開口を閉塞するデッキボードにおいて、
    連続気泡構造を有する発泡樹脂層と、複数の小部屋を有する小部屋層と、を積層して含み、かつ前記連続気泡構造を有する気泡と、前記複数の小部屋とが、外面に開口している積層ボードを、通気性を有する被覆部材で被覆してなり、
    前記積層ボードには、前記発泡樹脂層の両面に固着し、通気性を有し、かつ前記被覆部材より引っ張り剛性が高い繊維シートが含まれているデッキボード。
  5. 車両の荷室の開口を閉塞するデッキボードにおいて、
    連続気泡構造を有する発泡樹脂層と、複数の小部屋を有する小部屋層と、を積層して含み、かつ前記連続気泡構造を有する気泡と、前記複数の小部屋とが、外面に開口している積層ボードを、通気性を有する被覆部材で被覆してなり、
    前記積層ボードには、前記発泡樹脂層より前記小部屋層側に非通気性の遮断層が含まれているデッキボード。
  6. 車両の荷室の開口を閉塞するデッキボードにおいて、
    連続気泡構造を有する発泡樹脂層と、複数の小部屋を有する小部屋層と、を積層して含み、かつ前記連続気泡構造を有する気泡と、前記複数の小部屋とが、外面に開口している積層ボードを、通気性を有する被覆部材で被覆してなり、
    前記複数の小部屋に脱臭材が収容されているデッキボード。
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