JP7374370B1 - 電動モビリティ - Google Patents

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Abstract

搭乗者の使用目的に合わせて立乗り走行、座り乗り走行、立ち座り走行、押し歩き走行、買い物走行などの多様な走行手段が選択できると共に、全体形状をコンパクトに縮小することができ、さらに走行中における衝撃時に搭乗者の足が足乗せサイドステップからずり落ちない安全構造を備えている電動モビリティの提供を図る。【課題】ハンドル部の操舵機能を備える前輪ユニットと、格納機能を有する足置きステップボードと、駆動機能を備える後輪ユニットの三つの部品構成から成る自立型の電動モビリティであって、足置きステップボードの後方が後輪ユニットのスライド挿入凹部内にスライド移動して格納することによって、全体形状をコンパクトに縮小することができる手段と、足乗せサイドステップがユニットボディと後輪フェンダーの間に挟まれることによって、搭乗者の足が足乗せサイドステップからずり落ちない安全構造を備えている手段を採る。【選択図】図1

Description

本発明は、搭乗者の使用目的に合わせて立乗り走行、座り乗り走行、立ち座り走行、押し歩き走行、買い物走行などの多様な走行手段が選択できると共に、全体形状をコンパクトに縮小することができ、さらに走行中における衝撃時に搭乗者の足が足乗せサイドステップからずり落ちない安全構造を備えている電動モビリティに関する。
従来における電動で走行する電動キックスケーター、電動スクーター等の電動モビリティは、車輪付きのボードにバッテリーや電動モーターを搭載して、家庭用コンセントで充電できるような構造で形成されているもので、その上位クラスには、公道走行が法律で認められた製品もあり、運転免許やナンバープレートを取得してヘルメットを着用することで、通勤や通学、買い物の移動手段として商品化され、広く利用されてきている。それらの電動キックボードの特徴としては、車輪付きのボードに電動モーターが取り付けられたキックボードであることから、環境負荷が小さく、さらにコンパクトな形状で小回りが利く上、従来のキックボードのように地面を蹴る必要がなく、目的地まで労力を必要とすることなく容易に移動できるというメリットがあるものであった。
以上のような背景から手軽に移動することができるキックボードならびに電動キックボードのモビリティの提案がなされている。例えば、バッテリーを充電する際の煩雑さを軽減することができる「電動キックボード」(特許文献-1)が提案されている。
しかしながら、上記の「電動キックボード」の提案は、搭乗者の使用目的に合わせて立乗り走行、座り乗り走行、立ち座り走行することができるが、搭乗者が歩行した状態で押し歩きする押し歩き走行、買い物カゴを装着した買い物走行ができない構造になっているもので、さらに、サイドペダルならびに踏み板がフラットな構造であることから、走行中に障害物に衝突した場合、搭乗者の足がペダルからずり落ちてしまう危険性があると共に、携帯時においてコンパクトに折り畳む手段を備えていないものであった。
また、過度な揺れや振動を抑えることができる衝撃吸収装置が設置され、ユーザが立ったまま体重が支持される「衝撃吸収装置が備えられてユーザが立ったまま体重が支持される電動キックボード」(特許文献-2)が提案されている。
しかしながら、上記の「衝撃吸収装置が備えられてユーザが立ったまま体重が支持される電動キックボード」の提案は、搭乗者の使用目的に合わせて立乗り走行、座り乗り走行、立ち座り走行することができるが、搭乗者が歩行した状態で押し歩きする押し歩き走行、買い物カゴを装着した買い物走行などができない構造になっているもので、さらに、サイドペダルならびにステップシートならびにサイドペダルがフラットな構造であることから、走行中に障害物に衝突した場合、搭乗者の足が足乗せサイドステップからずり落ちてしまうことを防止する安全機能を備えるものではなかった。
また、キックボードは、少なくとも3つの車輪と、ステアリングコラムと、踏み板と、操作レバーの短い操作後にキックボードを自立的にかつ完全に折り畳む、ばね負荷された折り畳み機構とを有しており、同期ロッドによって、キックボードの重心点が少なくとも3つの車輪の間に常に留まること、およびキックボードが自立的な折り畳みの間に転倒しないことが保証されている「自立型の折り畳み可能なキックボード」(特許文献-3)が提案されている。
しかしながら、上記の「自立型の折り畳み可能なキックボード」の提案は、搭乗者が自らのキック力によって走行する自走式のキックボードであることから、長距離の移動が困難であると共に、体力のない老人や脚に障害のある利用者には使用することが困難なものであった。
以上のように従来のキックボードならびに電動キックボードの提案は、本願発明のような搭乗者の使用目的に合わせて立乗り走行、座り乗り走行、立ち座り走行、押し歩き走行、買い物走行などの多様な走行手段が選択できると共に、走行中における衝撃時に搭乗者の足が足乗せサイドステップからずり落ちない安全構造を備える電動モビリティではなかった。
本出願人は、上記の問題点を鑑みてなされたもので、搭乗者の使用目的に合わせて立乗り走行、座り乗り走行、立ち座り走行、押し歩き走行、買い物走行などの多様な走行手段が選択できると共に、全体形状をコンパクトに縮小することができ、さらに走行中における衝撃時に搭乗者の足が足乗せサイドステップからずり落ちない安全構造を備えている電動モビリティの提供ができないものかという構想の下、それらの機能を備えた電動モビリティを開発し、本発明における「電動モビリティ」の提案に至るものである。
実用新案登録第3232835号公報 特開2022-122240号公報 特表2022-552645号公報
本発明は上記問題点を鑑みてなされるもので、搭乗者の使用目的に合わせて立乗り走行、座り乗り走行、立ち座り走行、押し歩き走行、買い物走行などの多様な走行手段が選択できると共に、全体形状をコンパクトに縮小することができ、さらに走行中における衝撃時に搭乗者の足が足乗せサイドステップからずり落ちない安全構造を備えている電動モビリティの提供を図ることを課題とする。
本発明における電動モビリティは、操舵機能を備える前輪ユニットと、格納・縮小機能を有する足置きステップボードと、駆動機能を備える後輪ユニットの三つの部品構成から成る自立型の電動モビリティであって、前記前輪ユニットは、下方にはハンドル部の操舵によって左右に可動する一輪または二輪の前輪タイヤを備えると共に、ハンドル部には操縦機能ならびに表示灯と、中折れ機能と、高さ調整機構を備えて成り、前記足置きステップボードは、所定の厚みと幅と長さを有して上面に滑り止め手段を施したボード板で形成され、前部は折り畳み機能を備えるマフ部を介して前記前輪ユニットに回動自在に連結固定され、後部は前記後輪ユニットのスライド挿入凹部に挿入される形状を有し、中間部は制御回路と、蓄電バッテリーを内蔵して成り、前記後輪ユニットは、ボックス状のユニットボディの両側には、電動モーターと、足乗せサイドステップと、後輪フェンダーと、後輪タイヤを備え、下方内部には足置きステップボードの後部が挿入されるスライド挿入凹部を設けて成り、前記足置きステップボードの後方が前記後輪ユニットのスライド挿入凹部内にスライド移動して格納されることによって、全体形状を縮小することができると共に、前記足乗せサイドステップが前記ユニットボディと前記後輪フェンダーの間に挟まれた状態で設けられていることによって、走行中の衝撃時において搭乗者の足が足乗せサイドステップからずり落ちない安全構造を備えている手段を採る。
また、本発明における電動モビリティは、前記ユニットボディの上方部に高さ調整機能と、折り畳み機能を備えた着脱自在のサドル支柱ユニットを設けた手段を採る。
また、本発明における電動モビリティは、前記ユニットボディの後方部に足掛けステップを設けた手段を採る。
また、本発明における電動モビリティは、前記前輪ユニットの前方ならびに足置きステップボードの上方に買い物カゴ受け取付具を設けた手段を採る。
また、本発明における電動モビリティは、前記後輪フェンダーのカバーの一部がタイヤ軸を中心に可動自在に設けられると共に、前記前輪ユニットの前方に取っ手形状を有する手持ちバンパーフレームを設けた手段を採る。
本発明における電動モビリティによれば、足置きステップボードの後方が後輪ユニットのスライド挿入凹部内にスライド移動して格納されることによって、全体形状をコンパクトに縮小することができると共に、足乗せサイドステップがユニットボディと後輪フェンダーの間に挟まれた状態で設けられていることによって、走行中における衝撃時に搭乗者の足が足乗せサイドステップからずり落ちない安全構造を備えている、といった優れた効果を奏する。
また、本発明における電動モビリティによれば、走行車輪が三輪で構成されることで自立性が確保されていることによって、走行中の安定性が確保されると共に、従来の電動キックボードにない前乗り、横乗り、後乗りが自由な立乗り走行ができる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明における電動モビリティによれば、ユニットボディの上方に高さ調整機能と、折り畳み機能と衝撃・振動吸収機能(図示省略)を有するサドル支柱ユニットを設けることによって、立ち座り走行、座り乗り走行時において快適性が確保されると共に、コンパクトに折り畳むことができる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明における電動モビリティによれば、前輪ユニットならびに足乗せステップボードの上方に買い物カゴ受け取付具を設けることによって、買い物カゴを載せた状態で押し歩き走行ができたり、買い物走行が自由にできる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明における電動モビリティによれば、ユニットボディの後方部に足掛けステップを設けて、後方に重心を移動させることによって、走行中における障害物に衝突するダメージを緩和することができる、といった優れた効果を奏する。
また、本発明における電動モビリティによれば、後輪フェンダーのカバーの一部がタイヤ軸を中心に可動自在に設けられると共に、前輪ユニットの前方に取っ手形状を有する手持ちバンパーフレームを設けることによって、キャリーバック仕様として容易に移動することができる、といった優れた効果を奏する。
本発明の電動モビリティの実施形態を示す説明図である。 (実施例1) 本発明の電動モビリティの別の実施形態を示す説明図である。 (実施例2) 本発明の電動モビリティの別の実施形態を示す説明図である。 (実施例3) 本発明の電動モビリティの別の実施形態を示す説明図である。 (実施例4) 本発明の電動モビリティの別の実施形態を示す説明図である。 (実施例5)
本発明の電動モビリティ10は、搭乗者Mの使用目的に合わせて立乗り走行、座り乗り走行、立ち座り走行、押し歩き走行、買い物走行などの多様な走行手段が選択できると共に、全体形状をコンパクトに縮小することができ、さらに走行中における衝撃時に搭乗者Mの足が足乗せサイドステップ16からずり落ちない安全構造を備えている手段を採ったことを最大の特徴とする。以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
尚、本発明の電動モビリティ10は、以下に述べる実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、すなわち同一の作用効果を発揮できる形状及び寸法の範囲内で適宜変更することができる。
図1は、本発明の電動モビリティの実施形態を示す説明図である。
図1(a)は本発明の電動モビリティ10の上面図である。
図1(b)は本発明の電動モビリティ10の側面図である。
本発明における電動モビリティ10は、操舵機能を備える前輪ユニット11と、格納・縮小機能を有する足置きステップボード24と、駆動機能を備える後輪ユニット14の三つの部品構成から成る自立型の電動モビリティ10であって、前輪ユニット11は、下方にはハンドル部13の操舵によって左右に可動する一輪または二輪の前輪タイヤ12を備えると共に、ハンドル部13には操縦機能ならびに表示灯と、中折れ機能31と、高さ調整機構28を備えて成り、足置きステップボード24は、所定の厚みと幅と長さを有して上面に滑り止め手段25を施したボード板で形成され、前部は折り畳み機能27を備えるマフ部29を介して前輪ユニット11に回動自在に連結固定され、後部は後輪ユニット14のスライド挿入凹部19に挿入される形状を有し、中間部は制御回路と、蓄電バッテリー22を内蔵して成り、後輪ユニット14は、ボックス状のユニットボディ15の両側には、電動モーター21と、足乗せサイドステップ16と、後輪フェンダー17と、後輪タイヤ23を備え、下方内部には足置きステップボード24の後部が挿入されるスライド挿入凹部19を設けた手段を採る。
本発明の電動モビリティ10における諸元は、前輪ユニット11と、足置きステップボード24と、後輪ユニット14の三つの部品構成から成るもので、令和5年(2023年)7月1日から電動キックボードなどに関する改正道路交通法が施行された特定小型原動機付自転車の(道路交通法施行規則第1条の2の2)に定義される。
具体的には、電動モーター21の定格出力が0.6kw以下、かつ最高速度20km/h以下、車体の長さ190cm以下、幅60以下の性能で構成される。
また、保安基準項目の前照灯、警音器、最高速度表示灯(灯火が緑色で、点灯又は点滅するもの)、制動装置、方向指示器、尾灯、制動灯、後部反射器、速度調整スロットル、速度制限リミッターを備え、走行中に最高速度の設定を変更することができないことやオートマチック・トランスミッション(AT)であることが義務付けされる。
尚、本発明の電動モビリティ10は、特定小型原動機付自転車の(道路交通法施行規則第1条の2の2)に定義される構造であるが、電動モーター21の定格出力が0.6kw以上、かつ最高速度40~45km/hで後写鏡・方向指示器・警音器・前照灯・制動装置・速度計・尾灯・制動灯・番号灯・後部反射器、ナンバープレートを備えて公道走行を可能にする構成とすることもできる。
本発明の電動モビリティ10は、足置きステップボード24の後方が後輪ユニット14のスライド挿入凹部19内にスライド移動して格納されることによって、全体形状がコンパクトに縮小されるという従来の電動キックボードにないコンパクト格納手段を備えるものである。
また、本発明の電動モビリティ10は、足乗せサイドステップ16が足置きステップボード24の両側に設けられるものではなく、ユニットボディ15の両側に設けられ、さらに後輪フェンダーのカバー18に挟まれた状態で設けられることによって、走行中における衝撃時に搭乗者Mの足が足乗せサイドステップ16からずり落ちることを防止する役目を果たすという従来の電動キックボードにない安全構造を備えているものである。
本発明における電動モビリティ10の走行中における衝撃時に搭乗者Mの足が足乗せサイドステップ16からずり落ちない安全構造は、足乗せサイドステップ16がユニットボディ15と後輪フェンダー17の間に挟まれた状態で設けられることによって達成されるものである。
前輪ユニット11は、ハンドル部13と前輪タイヤ12で構成され、ハンドル部13は、操舵機能と、中折れ機能31と、高さ調整機構28と、衝撃・振動吸収機能(図示省略)と、を有した形状を有し、T字状のハンドルバーには、前照灯、警音器、最高速度表示灯(灯火が緑色で、点灯又は点滅するもの)、制動装置、方向指示器、制動灯、速度調整スロットル、バックミラー、速度制限リミッター、走行モード切替スイッチ等が装着されると共に、前輪タイヤ12は、ディスクブレーキを備えた8~9インチの一輪または二輪のエアタイヤで形成され、ハンドル部13の操舵機構に連結される。
後輪ユニット14は、ボックス状のユニットボディ15の両側には、電動モーター21と、足乗せサイドステップ16と、後輪フェンダー17と、ディスクブレーキを備えた8~9インチの後輪タイヤ23を備え、下方内部には足置きステップボード24の後部が挿入されるスライド挿入凹部19を設けて成るものである。
ユニットボディ15は、ボックス状の筐体を形成し、該両側には電動モーター21を備え、足乗せサイドステップ16と後輪フェンダー17が一体成形または連結固定される。また、ユニットボディ15内に蓄電バッテリー22を内蔵する構造とすることもできる。
足乗せサイドステップ16は、ユニットボディ15の両側に足置きステップボード24と高さ位置を同じくして設けられ、後輪フェンダーカバー18に挟まれる状態で設けられることによって、走行中における衝撃時に搭乗者Mの足が足乗せサイドステップ16からずり落ちない安全構造を備えるもので、従来の電動キックボードにない安全構造を備えた電動キックボードある。(図1(a)、(c)参照)
スライド挿入凹部19は、足置きステップボード24の後方部がスライド移動して格納される凹部であって、足置きステップボード24の断面横形状を包持する形状に形成され、任意の位置でロック固定手段(図示省略)によってロック固定される。(図1(b)参照)
足置きステップボード24は、所定の厚みと幅と長さを有して上面に滑り止め手段25を施した空洞状のボード板で形成され、前部は折り畳み機能27を備えるマフ部29を介して前輪ユニット11に回動自在に連結固定され、後部は後輪ユニット14のスライド挿入凹部19に挿入される形状を有し、中間部は制御回路と、蓄電バッテリー22を内蔵して形成される。
マフ部29は、足置きステップボード24の前部に設けられ、前輪ユニット11のハンドル部13の軸芯に折り畳み機能27を介して回動自在に連結固定されるもので、その形状は特に限定されない。
滑り止め手段30は、足置きステップボード24、足乗せサイドステップ16、ユニットボディ15の上面に装着されるもので、例えば、合成樹脂製の滑り止め素材で形成される。
図1(c)は本発明の電動モビリティ10の立ち乗り走行状態を示す説明図である。
本発明の電動モビリティ10は、走行車輪が三輪で構成されることで自立性が確保されていることによって、走行中の安定性が確保することができると共に、前乗り、横乗り、後乗りが自由な立乗り走行が可能になるものである。
図1(d)は本発明の電動モビリティ10の押し歩き走行状態を示す説明図である。
本発明の電動モビリティ10は、走行車輪が三輪で構成されることで自立性が確保されると共に、ハンドル部13の中折れ機能31を用いてやや後方に傾斜させることで、低速走行時の安定性ならびに快適性が確保できると共に、さらにお年寄りの電動歩行補助車としても利用することができるものである。
尚、以下の実施例2から実施例5の説明において、実施例1と同様な装置の説明は省略している。
図2は、本発明の電動モビリティの別の実施形態を示す説明図である。
本発明における電動モビリティ10は、ユニットボディ15の上方部に高さ調整機能28と、折り畳み機能27と、衝撃・振動吸収機能(図示省略)を有するサドル支柱ユニット26を設けた手段を採る。
図2(a)は本発明の電動モビリティ10の立ち座り走行状態を示す説明図である。
本発明の電動モビリティ10は、走行車輪が三輪で構成されることで自立性能が得られることによって、走行中の安定性と快適性が確保される上、運転疲労の軽減が図られると共に、前乗り、横乗り、後乗りおよび前降り、横降り、後降りが自由な立ち乗り走行が可能になるものである。
サドル支柱ユニット26は、ユニットボディ15の上方に、サドル支柱26aの上端にサドルを配置し、高さ調整機能28と、折り畳み機能27と、衝撃・振動吸収機能(図示省略)を備えて立設されるものである。
尚、上記の各機能を達成する構造は、自転車やバイクに用いられる一般的な構造を利用するもので、特に限定されるものではない。
図2(b)は本発明の電動モビリティ10の座り乗り走行状態を示す説明図である。
本発明の電動モビリティ10は、走行車輪が三輪で構成されることで自立性能が得られることによって、走行中の安定性と快適性が確保される上、長距離、長時間の運転を可能にすると共に、運転疲労の軽減が図られ、さらに前乗り、横乗り、後乗りおよび前降り、横降り、後降りが自由な座り乗り走行が可能になるものである。
図2(c)は本発明の電動モビリティ10の押し歩き走行状態を示す説明図である。
本発明の電動モビリティ10は、走行車輪が三輪で構成されることで自立性が確保されると共に、ハンドル部13の中折れ機能31を用いてやや後方に傾斜させることで、低速走行時の安定性ならびに快適性が確保でき、さらにお年寄りの電動歩行補助車としても利用することができるものである。
図2(d)は本発明の電動モビリティ10の休憩状態を示す説明図である。
本発明の電動モビリティ10を電動歩行補助車として利用した場合、サドル支柱ユニット26の高さ調整機能28を調整してサドル位置を下げることによって、お年寄りが移動途中で休憩する椅子替わりとしても利用することができるものである。
図3は、本発明の電動モビリティの別の実施形態を示す説明図である。
本発明における電動モビリティ10は、後輪ユニット14の後方部に足掛けステップ35を設けた手段を採る。
足掛けステップ35は、ユニットボディ15の後方部に足掛けステップ35を設けることによって、走行中における障害物に衝突するダメージを緩和することができるもので、片足を足置きステップボード24に載せ、もう一方の片足を足掛けステップ35に掛け、体重を足掛けステップ35側へ移動させることで前輪タイヤ12がやや浮く形となり所謂ウイリー走行状態とすることができる。
以上の手段によって構成される本発明の電動モビリティ10は、ユニットボディ15の後方部に足掛けステップ35を設けることによって、走行中における障害物に衝突するダメージを緩和することができる電動モビリティ10の提供を可能にするものである。
図4は、本発明の電動モビリティの別の実施形態を示す説明図である。
本発明における電動モビリティ10は、前輪ユニット11の前方ならびに足置きステップボード24の上方に買い物カゴ受け取付具33を設けた手段を採る。
図4(a)は本発明の電動モビリティ10の押し歩き走行状態を示す説明図である。
買い物カゴ受け取付具33は、前輪ユニット11の上方に買い物カゴ34を受けることができるフレームまたは取付具を設け、ハンドル部13の中折れ機能31を用いてやや後方に傾斜させることによって、買い物品を載せた状態で押し歩き走行が可能になるものである。
図4(b)は本発明の電動モビリティ10の座り乗り走行状態を示す説明図である。
本発明における電動モビリティ10は、前輪ユニット11の上方に買い物カゴ受け取付具33を設けて成るものである。
買い物カゴ受け取付具33は、例えば、前輪ユニット11の上方に買い物カゴ34を受けることができるフレームまたは取付具を設けることによって、買い物品を載せた状態で座り乗り走行ができるものである。
以上の手段によって構成される本発明の電動モビリティ10は、前輪ユニット11の上方に買い物カゴ受け取付具33を設けることによって、押し歩き走行や買い物走行が自由にできると共に、買い物が終わった後で座り乗り走行で帰宅することができるものである。
図5は、本発明の電動モビリティの別の実施形態を示す説明図である。
本発明における電動モビリティ10は、後輪フェンダーのカバー18の一部が後輪タイヤ軸を中心に可動自在に設けられると共に、前輪ユニット11の前方に取っ手形状を有する手持ちバンパーフレーム36を設けた手段を採る。
図5(a)は本発明の電動モビリティ10の折り畳み状態を示す説明図である。
<折り畳み手順の一例>
(1)足置きステップボード24の長さを縮小せずそのままの状態を維持する。
(2)サドル支柱26aのサドルを上向きにし、折り畳み機能27を利用して前方に倒す。
(3)ハンドル部13の高さ調整機能28を利用してハンドル部13の長さを縮小する。
(4)マフ部29の折り畳み機能27を利用して前輪ユニット11を後方に倒す。
図5(b)は本発明の電動モビリティ10の別の折り畳み状態を示す説明図である。
<折り畳み手順の一例>
(1)足置きステップボード24の一部を後輪ユニット14のスライド挿入凹部19(図示省略)に格納して足置きステップボード24の長さを縮小させた後、ロックする。
(2)ハンドル部13の中折れ機能31を利用してハンドル部13を後方に倒す。
(3)サドル支柱26aのサドルを上向きにし、高さ調整機能28を利用してサドル支柱26aの長さを縮小した後、折り畳み機能27を利用して前方に倒す。
(4)後輪フェンダーのカバー18を上方に回動させてロックする。
(5)折り畳まれた電動モビリティ10をキャリーバック37内に収納する。
(6)後輪タイヤ23を接地させ、手持ちバンパーフレーム36を把持して移動する。
後輪フェンダーのカバー18は、一部が後輪タイヤ軸を中心に可動自在に設けられるもので、持ち運び中に後輪フェンダー17の一部が床面に接触することを防止する役目を果たすものである。
手持ちバンパーフレーム36は、前輪ユニット11の前方に取っ手形状を有して装着されるもので、持ち運び中において片手で持つことができるキャリーバック37を使用することで安全かつコンパクトに持ち運びすることができるものである。
以上の手段によって構成される本発明の電動モビリティ10は、後輪フェンダーのカバー18の一部がタイヤ軸を中心に可動自在に設けられると共に、前輪ユニット11の前方に取っ手形状を有する手持ちバンパーフレーム36を設けることによって、移動用のキャリーバック37仕様とすることができる電動モビリティ10の提供を可能にするものである。
本発明の電動モビリティは、搭乗者の使用目的に合わせて立乗り走行、座り乗り走行、立ち座り走行、押し歩き走行、買い物走行などの多様な走行手段が選択できると共に、全体形状をコンパクトに縮小することができ、さらに走行中における衝撃時に搭乗者の足が足乗せサイドステップからずり落ちない安全構造を備えていることから、本発明の「電動モビリティ」は、産業上の利用可能性は極めて大であるものと思料する。
10 電動モビリティ
11 前輪ユニット
12 前輪タイヤ
13 ハンドル部
14 後輪ユニット
15 ユニットボディ
16 足乗せサイドステップ
17 後輪フェンダー
18 後輪フェンダーのカバー
19 スライド挿入凹部
21 電動モーター
22 蓄電バッテリー
23 後輪タイヤ
24 足置きステップボード
25 連結固定手段
26 サドル支柱ユニット
26aサドル支柱
27 折り畳み機能
28 高さ調整機能
29 マフ部
30 滑り止め手段
31 中折れ機能
33 買い物カゴ受け取付具
34 買い物カゴ
35 足掛けステップ
36 手持ちバンパーフレーム
37 キャリーバック
M 搭乗者

Claims (5)

  1. 操舵機能を備える前輪ユニットと、格納・縮小機能を有する足置きステップボードと、駆動機能を備える後輪ユニットの三つの部品構成から成る自立型の電動モビリティであって、
    前記前輪ユニットは、下方にはハンドル部の操舵によって左右に可動する一輪または二輪の前輪タイヤを備えると共に、ハンドル部には操縦機能ならびに表示灯と、中折れ機能と、高さ調整機構を備えて成り、
    前記足置きステップボードは、所定の厚みと幅と長さを有して上面に滑り止め手段を施したボード板で形成され、前部は折り畳み機能を備えるマフ部を介して前記前輪ユニットに回動自在に連結固定され、後部は前記後輪ユニットのスライド挿入凹部に挿入される形状を有し、中間部は制御回路と、蓄電バッテリーを内蔵して成り、
    前記後輪ユニットは、ボックス状のユニットボディの両側には、電動モーターと、足乗せサイドステップと、後輪フェンダーと、後輪タイヤを備え、下方内部には足置きステップボードの後部が挿入されるスライド挿入凹部を設けて成り、
    前記足置きステップボードの後方が前記後輪ユニットのスライド挿入凹部内にスライド移動して格納されることによって、全体形状を縮小することができると共に、前記足乗せサイドステップが前記ユニットボディと前記後輪フェンダーの間に挟まれた状態で設けられていることによって、走行中の衝撃時において搭乗者の足が足乗せサイドステップからずり落ちない安全構造を備えていることを特徴とする電動モビリティ。
  2. 前記ユニットボディの上方部に高さ調整機能と、折り畳み機能を備えた着脱自在のサドル支柱ユニットを設けたことを特徴とする請求項1記載の電動モビリティ。
  3. 前記ユニットボディの後方部に足掛けステップを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の電動モビリティ。
  4. 前記前輪ユニットの前方ならびに足置きステップボードの上方に買い物カゴ受け取付具を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の電動モビリティ。
  5. 前記後輪フェンダーのカバーの一部がタイヤ軸を中心に可動自在に設けられると共に、前記前輪ユニットの前方に取っ手形状を有する手持ちバンパーフレームを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の電動モビリティ。
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