JP7367943B1 - タイトフレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】折板屋根を施工する際の位置決め精度の向上に伴う高品質化と固定作業の高効率化、及び施工時の安全性が大幅に向上したタイトフレームを提供する。【解決手段】本発明に係るタイトフレーム1は、梁Bと折板屋根Lとの間隙に介在させ梁Bに折板屋根Lを固定するタイトフレーム1であって、帯状の金属板材からなり、外観視略三角形の頂点を上部3とする凸部2と凸部2との間隙を所定長さの略平面が下部6となる凹部5により複数連設することで凹凸をなし、上部3に、上面15の外周を略直角としたプレス型部16を形成した金属材料からなる造形部14を配設したことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、建築の際に梁に折板屋根を固定するためのタイトフレームに関する。
従来、建物を建築する際に屋根材として折板屋根を用いる場合、帯状で波型の所謂タイトフレームを梁の上に設置してからタイトフレームの上に折板屋根を載置し、折板屋根の上方から電動ドリル等の穿設用工具を用いてタイトフレームまで貫通した連通孔を穿設してボルト固定するか、穿設しながら締結する所謂ルーフボルトを用いて固定していた。
しかしながら、折板屋根が透明や透光性の材料で構成されていない限り折板屋根の上方からは下方のタイトフレームを視認できず、タイトフレームの所定箇所を正確に穿設することができないため、折板屋根に墨出し作業を行なった後に連通孔を穿設する必要があった。
このような現状において、煩わしい墨出し作業を排除するために、例えば、特許文献1に係る屋根版固定用フレーム部材(タイトフレーム)が開示されており、本技術によれば、細長板体を折曲して上部平坦部とその両側に順次接続する両側斜辺部および下部平坦部とからなる連続山形部材を形成させ、上記両側斜辺部にその長手方向に沿う補強リブ部を凹設するとともに、上記上部平坦部には下方から挿着した緊締ボルトをカシメ付けて固設した屋根版固定用フレーム部材において、上記下部平坦部に長手方向の補強リブ部を凸設するとともに、上記上部平坦部には、上記緊締ボルトを囲み下面に該ボルト頭部を内接させた台盤状リブ部を凸設したことを特徴としている。
すなわち、上方を先端先鋭とした緊締ボルトをタイトフレームの上部平坦部に固設したものであり、タイトフレームの上に折板屋根を載置した後に緊締ボルト周辺と推察される範囲を折板屋根の上方から木槌等で叩くことで折板屋根の表面が変形して緊締ボルトの先端が現出し、次いで金属製の筒状工具の下開口で緊締ボルトの先端を囲繞しつつ筒状工具の上部を木槌等で何度も力強く叩くことで緊締ボルトが折板屋根を貫通して現出する。
その後、緊締ボルトにパッキンとワッシャを重合させナットで締結することでタイトフレームに対する折板屋根の固定を折板屋根の上方から全て行なうことができるというものである。
このように緊締ボルトをタイトフレームの上部平坦部に固設するのは、タイトフレームを波型に形成するために帯状の金属板材を折曲させて形成する際、上部平坦部が実際には平坦にはならず中央部が上方に微妙に湾曲してしまうことにより、この上部平坦部の上に載置された折板屋根の上方から木槌等で叩いても上部平坦部の位置を認識できないからである。
実開昭63-171524号公報
確かに、特許文献1に係るタイトフレームは、折板屋根の上方から下方のタイトフレームが視認できなくても墨出し作業を行なうことなく折板屋根をタイトフレームに固定できる点で優れている。
しかしながら、折板屋根をタイトフレームの上に載置すると折板屋根は緊締ボルトの長さの分だけタイトフレームの上に浮いた状態となり、最初に複数の緊締ボルトの何れを折板屋根の上方から木槌等で叩き筒状工具を用いて更に貫通させたとしても作業前の貫通していない隣接する緊締ボルト周縁の折板屋根との間に変形に伴う変位が生じるため当該箇所の緊締ボルトを貫通させても折板屋根が安定して載置される正確な本来の位置に固定させることは困難であるという問題を有している。
この変位は、折板屋根をタイトフレームに固定した際に残留応力として緊締ボルト周縁から折板屋根全体に渡る強度の低下や隙間の現出による錆の発生等、折板屋根の本来の性能を充分に発揮できないという品質面における問題を有している。
更に、施工箇所によっては施工している折板屋根そのものの上に作業者が立たなければ作業が出来ない場合も多々あるため、折板屋根の変形に伴う変位は更に大きくなると共に不安定な状態での作業を避けることができないという問題も有している。
しかも、折板屋根から上方に突出した緊締ボルトは、折板屋根の上で作業を行なう作業者にとって足を引っ掛けて転倒してしまうという危険や、その際に緊締ボルトの先端に形成された切り刃によって怪我をしてしまうという危険性が有り、安全面においても問題を有している。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、折板屋根を施工する際の位置決め精度の向上に伴う高品質化と固定作業の高効率化、及び施工時の安全性が大幅に向上したタイトフレームを提供することを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明は以下のようなものを提供する。
請求項1に係る発明では、梁と折板屋根との間隙に介在させ前記梁に前記折板屋根を固定するタイトフレームであって、帯状の金属板材からなり、外観視略三角形の頂点を上部とする凸部と前記凸部との間隙を所定長さの略平面が下部となる凹部により複数連設することで凹凸をなし、前記上部に、平面からなる上面の外周を略直角としたプレス型部を形成した金属材料からなる造形部を配設し、前記造形部は、前記上部の上方又は側方から係合自在に形成したことを特徴とするタイトフレームを提供せんとする。
請求項1記載の発明によれば、梁と折板屋根との間隙に介在させ梁に折板屋根を固定するタイトフレームであって、帯状の金属板材からなり、外観視略三角形の頂点を上部とする凸部と凸部との間隙を所定長さの略平面が下部となる凹部により複数連設することで凹凸をなし、上部に、平面からなる上面の外周を略直角としたプレス型部を形成した金属材料からなる造形部を配設し、造形部は、上部の上方又は側方から係合自在に形成したことより、タイトフレームの上に折板屋根を載置した際、平面からなる造形部に折板屋根の裏面が安定して載置され、更に、造形部近傍の上方に位置する折板屋根を木槌等で叩くことで造形部の外形をなすプレス型部が折板屋根の変形により表面に現出し、視認できないタイトフレームの上部をプレス型部を視認しながら折板屋根の側から連通孔を正確に穿設できるので作業性の向上が図られ、しかも、折板屋根に残留応力を内在させずに意図した正確な位置にルーフボルト等で折板屋根を固定できるので高品質な施工を行なうことが可能となる。
また、施工している折板屋根そのものの上に作業者が立って作業しても折板屋根の変形は最小限であり安定した状態で作業を行なうことができる。
更に、切り刃を先端に有する緊締ボルト等が折板屋根の上方から突出することはないので美感を損なわず、しかも、折板屋根の上で作業を行なう作業者の安全を確保することが可能となる。
また、造形部は、上部の上方から係合自在に形成したことより、既存のタイトフレームに造形部を容易に装着して施工することができる。
また、造形部は、上部の側方から係合自在に形成したことより、既存のタイトフレームに造形部を容易に装着して施工することができる。
本実施形態に係るタイトフレームを用いた折板屋根の施工を示す簡易分解部分斜視図である。 本実施形態に係るタイトフレームで施工した折板屋根の部分斜視図である。 (a)は折板屋根をタイトフレームに載置する直前の部分正面透視図で、(b)は折板屋根の上方から緊締ボルトを締結する直前の部分正面透視図で、(c)は(b)の緊締ボルトを締結した部分正面透視図である。 (a)は造形部を配設したタイトフレームの部分斜視図で、(b)、(c)は他の造形部を配設したタイトフレームの部分斜視図である。 折板屋根の上方からタイトフレームの上部近傍を叩く前後の様子を示す部分斜視図である。 (a)は本実施形態に係るタイトフレームの変形例1に係る造形部の斜視図で、(b)は(a)の造形部を配設したタイトフレームの部分斜視図で、(c)は(b)の造形部と上部の断面図である。 (a)は本実施形態に係るタイトフレームの他の変形例1に係る造形部の斜視図で、(b)は(a)の造形部を配設したタイトフレームの部分斜視図で、(c)は(b)の造形部と上部の断面図である。 (a)は本実施形態に係るタイトフレームの変形例2に係る造形部の斜視図で、(b)は(a)の造形部を配設したタイトフレームの部分斜視図で、(c)は(b)の造形部と上部の断面図である。
本発明に係るタイトフレームの要旨は、梁と折板屋根との間隙に介在させ梁に折板屋根を固定するタイトフレームであって、帯状の金属板材からなり、外観視略三角形の頂点を上部とする凸部と凸部との間隙を所定長さの略平面が下部となる凹部により複数連設することで凹凸をなし、上部に、平面からなる上面の外周を略直角としたプレス型部を形成した金属材料からなる造形部を配設したことを特徴とする。すなわち、折板屋根を施工する際の位置決め精度の向上に伴う高品質化と固定作業の高効率化、及び施工時の安全性が大幅に向上したタイトフレームの提供を図ろうとするものである。
以下、本発明に係るタイトフレーム1とその変形例1,2に係るタイトフレーム100a,100b,200の一実施形態について図面を参照しながら説明する。また、本説明中において左右同一又は左右対称の構造や部品については、原則として同一の符号を付し、左右何れか一方のみを説明して、他方については説明を適宜省略する。
なお、本発明のタイトフレーム1を下方で接続する梁B(母屋)は、H形鋼hやC形鋼c等の金属製や木製の角材等、梁Bの材質や形状は特に限定されず、また、タイトフレーム1と梁Bとの接続についてもドリルビスやボルト、釘等の締結部材、溶接等特に限定されるものではない。
本実施形態においては、図1に示すように、H形鋼hの上に下方開放とした状態でC形鋼cを溶接にて接合したものを梁Bとして用いており、タイトフレーム1の下部6をC形鋼cの上面にドリルビスdで締結することで固定している。
また、タイトフレーム1の上方に載置固定する折板屋根Lの材質は、主に錆に強いガルバリウムの鋼板が用いられているが、材質は特に限定されず、折板屋根Lの所定箇所を木槌等で叩く事で下方のタイトフレーム1の後述するプレス型部16の形状が現出するものであるか、折板屋根Lの上方から下方のタイトフレーム1が視認できる透明や透光性を有する合成樹脂材料であっても良い。
また、本発明に係るタイトフレーム1は、所謂重ねタイプと言われる方式を対象としたものであり、折板屋根L、及びその継ぎ目を所謂緊締ボルトkで締結するもので、継ぎ目については折板屋根Lを重置して締結される。
このような重ねタイプの折板屋根Lは、図2示すように梁Bの上にタイトフレーム1を介して載置固定して施工される。
以下、本発明の実施形態に係るタイトフレーム1について具体的に詳述する。
本発明の実施形態に係るタイトフレーム1は、図1、図3(a)に示すように、梁Bと折板屋根Lとの間隙に介在させ梁Bに折板屋根Lを固定するタイトフレーム1であって、帯状の金属板材からなり、外観視略三角形の頂点を上部3とする凸部2と凸部2との間隙を所定長さの略平面が下部6となる凹部5により複数連設することで凹凸をなし、上部3に、上面15の外周を略直角としたプレス型部16を形成した金属材料からなる造形部14を配設している。
具体的には、タイトフレーム1は、帯状で厚さ2.3mmの金属板材からなる溶融亜鉛めっき鋼板を用いて、外観視略三角形の頂点を上部3とする凸部2と凸部2との間隙を所定長さの略平面が下部6となる凹部5により複数連設するよう屈曲させて凹凸をなす波型に形成している。
なお、タイトフレーム1は、上部3と下部6の中途部の斜辺10の両側を若干だけ幅広に形成して内側に略90度折曲した補強リブ11を形成することや、上部3と下部6の中途部の斜辺10の中央部を長手方向に沿って下方に凹状とした補強凹部12を形成等しても良く、その他、本発明の要旨の範囲内で如何なる変形・変更も可能である。
また、本実施形態に係る造形部14は、図3(a)、図4(a)に示すように、厚さ2.3mmで一辺が15mmの平面視略正方形状で鉄を含有する1枚の金属板材からなり、上面15の外周を先鋭な略直角としたプレス型部16を形成しており、これを平坦な上部3に載置してスポット溶接(18)によりタイトフレーム1に接続している。
なお、造形部14の大きさは上部3の面積を越えない範囲で大きめに形成することが望ましく、また、造形部14の形状は、図4(b)、(c)に示すように、平面視略正三角形状や略円形状等、その他、本発明の要旨の範囲内で如何なる変形・変更も可能であり、更に、後述する変形例1,2(タイトフレーム100a,100b,200)に係る造形部14であっても良い。
また、下部6には、図3(a)に示すように、二本のドリルビスdで下方の梁Bと締結自在とするための締結材配置部7を形成しており、本実施形態では締結材配置部7を締結材挿通孔8として下部6に隣接して二箇所を穿設している。
なお、締結材配置部7は、締結材挿通孔8のように穿設したものに限定されず、ボルト等の締結材で締結するために施工時に穿設する位置を明示した形状、例えば、凹状の窪み等で締結材配置部7を形成しても良く、また、締結材配置部7は、一箇所の下部6に二箇所以上の複数の締結材配置部7形成しても良い。
このように形成したタイトフレーム1は、下部6に形成した締結材配置部7から二本のドリルビスdで梁Bの上に締結固定され、タイトフレーム1の上方に折板屋根Lが載置される。
その後、図5に示すように、タイトフレーム1の上部3の真上近傍に相当する折板屋根Lを木槌等で上方から叩く事で下方のタイトフレーム1の造形部14に形成したプレス型部16の正方形状Qが現出する。
次いで、図3(b)に示すように、頭を六角形状としたドリルビスにドーム状の座金zとドーナツ状のパッキンsを挿通した緊締ボルトkを用いて、視認される正方形の中心を狙って締結工具で締結し、図3(c)の如く折板屋根Lがタイトフレーム1の上に締結固定される。
なお、緊締ボルトkの種類は限定されないが、例えば、本願発明者が開発したルーフボルト(特許第7109846号)を用いれば、作業効率の向上が図られると共に緊締ボルトkが起因した結露による水滴の落下等を抑制することができ好適である。
次に、本実施形態の変形例1,2に係るタイトフレーム100a,100b,200について図面を用いて詳述する。
[変形例1]
変形例1に係るタイトフレーム100aの造形部14は、図6(a)~(c)に示すように、上面15の外周に先鋭な略直角からなるプレス型部16を形成した平面視略長方形状で所定厚の金属板材の前後端から下方に垂下した正面視略長方形状で断面視略コ字状の対向した鉤形の係止片101を形成している。
係止片101は、図6(c)に示すように、対向状態で下方拡開となる案内傾斜辺102を内側に形成すると共に、案内傾斜辺102の上端を外側に凹状として上部3の幅員と厚みに略等しい挿入部103を形成している。
このように形成することで、上部3に対して上方から造形部14を押し込むと、上部3の両側端が案内傾斜辺102を外側に押し広げながら上部3が挿入部103に係合して略固定される。
なお、造形部14の係止片101を曲げ加工で形成する場合は、係止片101の側のプレス型部16aを必ずしも形成する必要はなく、また、造形部14は、上部3に係合した後にスポット溶接で一体に接合しても良い。
また、本変形例1に係る造形部14は、上部3の上方から係合自在であれば上述した形状に限定されず、例えば、図7(a)~(c)に示すようなタイトフレーム100bであって、一つの係止片101を二つに分離して正面視コ字状に形成する等、本発明の要旨の範囲内において種々の変形・変更が可能である。
[変形例2]
次に、変形例2に係るタイトフレーム200の造形部14は、図8(a)~(c)に示すように、上面15の外周に先鋭な略直角からなるプレス型部16を形成した平面視略長方形状で所定厚の金属板材の後端から上部3の厚み分だけ下方に垂下しつつ前方に伸延する挟持片201により外観視略コ字状に形成している。
下方に位置する挟持片201とで正面視ニノ字状を現出する造形部14の前方の開口高さは、上部3の厚みよりも若干だけ狭く形成し、奥側に進むにつれて上部3の厚みと略等しくなるような間隙に形成している。
このように形成することで、上部3の側方から造形部14を押し込むと、造形部14の間隙に上部3が挿入され係合して略固定される。
なお、造形部14の挟持片201を曲げ加工で形成する場合は、挟持片201の側のプレス型部16bを必ずしも形成する必要はなく、また、造形部14は、上部3に係合した後にスポット溶接で一体に接合しても良い。
また、本変形例2に係る造形部14は、上部3の側方から係合自在であれば上述した形状に限定されず、本発明の要旨の範囲内において種々の変形・変更が可能である。
以上、説明したように本実施形態とその変形例に係るタイトフレーム1,(100a,100b,200)は、梁Bと折板屋根Lとの間隙に介在させ梁Bに折板屋根を固定するタイトフレーム1であって、帯状の金属板材からなり、外観視略三角形の頂点を上部3とする凸部2と凸部2との間隙を所定長さの略平面が下部6となる凹部5により複数連設することで凹凸をなし、上部3に、平面からなる上面15の外周を略直角としたプレス型部16を形成した金属材料からなる造形部14を配設したことより、タイトフレーム1の上に折板屋根Lを載置した際、平面からなる造形部14に折板屋根Lの裏面が安定して載置され、更に、造形部14近傍の上方に位置する折板屋根Lを木槌等で叩くことで造形部14の外形をなすプレス型部16が折板屋根Lの変形により表面に現出し、視認できないタイトフレーム1の上部3をプレス型部16を視認しながら折板屋根Lの側から連通孔を正確に穿設できるので作業性の向上が図られ、しかも、折板屋根Lに残留応力を内在させずに意図した正確な位置にルーフボルト等で折板屋根Lを固定できるので高品質な施工を行なうことが可能となる。
また、施工している折板屋根Lそのものの上に作業者が立って作業しても折板屋根Lの変形は最小限であり安定した状態で作業を行なうことができる。
更に、切り刃を先端に有する緊締ボルト等が折板屋根Lの上方から突出することはないので、折板屋根Lの上で作業を行なう作業者の安全を確保することが可能となる。
また、造形部14は、1枚の金属板材からなることより、タイトフレーム1を安価で容易に製造することができる。
また、造形部14は、上部3の上方から係合自在に形成することで、既存のタイトフレームに造形部14を容易に装着して施工することができる。
更に、造形部14は、上部3の側方から係合自在に形成することで、既存のタイトフレームに造形部14を容易に装着して施工することができる。
しかも、下部6には複数の締結材配置部7を形成したことより、梁Bに対するタイトフレーム1,100a,100b,200の接続強度を向上させることができる。
以上、本発明の本実施形態に係るタイトフレーム1,100a,100b,200の好ましい実施形態と変形例について説明したが、本発明は特定の実施形態や変形例に限定されるものではなく、種々の変形・変更が可能である。
B 梁
L 折板屋根
1 タイトフレーム
2 凸部
3 上部
5 凹部
6 下部
7 締結材配置部
14 造形部
15 上面
16 プレス型部
100a タイトフレーム(変形例1)
100b タイトフレーム(変形例1)
200 タイトフレーム(変形例2)

Claims (1)

  1. 梁と折板屋根との間隙に介在させ前記梁に前記折板屋根を固定するタイトフレームであって、
    帯状の金属板材からなり、外観視略三角形の頂点を上部とする凸部と前記凸部との間隙を所定長さの略平面が下部となる凹部により複数連設することで凹凸をなし、
    前記上部に、平面からなる上面の外周を略直角としたプレス型部を形成した金属材料からなる造形部を配設し
    前記造形部は、前記上部の上方又は側方から係合自在に形成したことを特徴とするタイトフレーム。
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