JP7362788B2 - 回転電機の回転子 - Google Patents

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Description

この発明の実施形態は、永久磁石を有する回転電機の回転子に関する。
近年、永久磁石の目覚しい研究開発により、高磁気エネルギー積の永久磁石が開発され、このような永久磁石を用いた永久磁石型の回転電機が電車や自動車の電動機あるいは発電機として適用されつつある。通常、永久磁石型の回転電機は、円筒状の固定子と、この固定子の内側に回転自在に支持された円柱形状の回転子と、を備えている。回転子は、回転子鉄心と、この回転子鉄心内に埋め込まれた複数の永久磁石と、を備えている。
このような永久磁石型の回転電機として、1磁極当たり2枚の磁石をV字状に配置し、かつ、磁石を収容している磁石スロットを回転子鉄心の表面に開放した構成の回転電機が提案されている。上記構成の回転電機では、回転子鉄心のブリッジにおける磁石の磁束漏れを低減し、磁石重量当たりに発生する磁石トルクを増加することが可能となる。あるいは、回転電機のトルクを維持したまま磁石重量を低減することが可能となる。
しかしながら、この構成では、大トルクを発生する状況下で、V字状に配置された磁石の内側に位置する鉄心部に加わる円周方向の電磁力により、磁極中央付近に位置するブリッジに強い曲げ応力が加わる。そのため、ブリッジの強度不足が生じる可能性がある。あるいは、耐応力のためにブリッジを太くした場合、磁束漏れが増加するため、磁石重量の低減が困難となる。
特開2014-50208号公報 特開2018-46703号公報 特開2015-171158号公報 特開2014-60836号公報 WO2018/180636A1
この発明の実施形態の課題は、回転子鉄心における強度を維持しつつ小型化および軽量化を図ることができ、しかも永久磁石の不可逆減磁を回避できる回転電機の回転子を提供することにある。
実施形態によれば、回転電機の回転子は、回転子鉄心および複数の永久磁石を備える。上記回転子鉄心は、中心軸線を中心とする円周方向に並ぶ複数の磁極、これら磁極ごとに前記円周方向に間隔を置いて配置された複数の磁石保持スロット、前記磁極ごとに前記円周方向における前記各磁石保持スロットの相互間に位置する外周側鉄心部、前記磁極ごとに前記各磁石保持スロットと前記中心軸線との間に位置する内周側鉄心部、前記磁極ごとに前記各磁石保持スロットの相互間の位置において前記外周側鉄心部と前記内周側鉄心部との間に掛け渡された複数のブリッジ、前記各磁極において前記各ブリッジの中途部から前記各磁石保持スロットへ延びる複数の磁石保持突起、前記磁極ごとに前記各ブリッジの中途部の相互間に掛け渡された第2ブリッジ、を含む。上記各永久磁石は、前記各磁石保持スロットに収まり、前記各磁石保持突起に接する。前記各磁石保持突起は、前記回転子鉄心の径方向における前記各永久磁石の厚さの中央部付近に向かって延びている。
図1は、第1実施形態に係る永久磁石型の回転電機の横断面図。 図2は、第1実施形態に係る回転電機の回転子の一部を拡大して示す横断面図。 図3は、図2の要部における磁束の流れを示す図。 図4は、第2実施形態に係る回転電機の回転子の一部を拡大して示す横断面図。 図5は、図4の要部を拡大して示す図。 図6は、第3実施形態に係る回転電機の回転子の一部を拡大して示す横断面図。
以下に、図面を参照しながら、この発明の実施形態について説明する。なお、実施形態を通して共通の構成には同一の符号を付すものとし、重複する説明は省略する。また、各図は実施形態とその理解を促すための模式図であり、その形状や寸法、比などは実際の装置と異なる個所があるが、これらは以下の説明と公知の技術を参酌して適宜、設計変更することができる。
[1]第1実施形態
図1は、第1実施形態に係る永久磁石型の回転電機の横断面図、図2は、回転子の1磁極部分を拡大して示す断面図である。
図1に示すように、回転電機10は、例えば、インナーロータ型の回転電機として構成され、図示しない固定枠に支持された環状あるいは円筒状の固定子12と、固定子の内側に中心軸線Cの回りで回転自在に、かつ固定子12と同軸的に支持された回転子14と、を備えている。回転電機10は、例えば、ハイブリッド自動車(HEV)や電気自動車(EV)において、駆動モータあるいは発電機に好適に適用される。
固定子12は、円筒状の固定子鉄心16と固定子鉄心16に巻き付けられた電機子巻線(コイル)18とを備えている。固定子鉄心16は、磁性材、例えば、ケイ素鋼などの円環状の電磁鋼板(鉄心片)を多数枚、同芯状に積層して構成されている。固定子鉄心16の内周部には、複数のスロット20が形成されている。複数のスロット20は、円周方向に等間隔を置いて並んでいる。各スロット20は、固定子鉄心16の内周面に開口し、この内周面から放射方向に延出している。また、各スロット20は、固定子鉄心16の軸方向の全長に亘って延在している。複数のスロット20を形成することにより、固定子鉄心16の内周部は、回転子14に面する複数(例えば、本実施形態では48個)の固定子ティース21を構成している。電機子巻線18は複数のスロット20に挿通され、各固定子ティース21に巻き付けられている。電機子巻線18に電流を流すことにより、固定子12(固定子ティース21)に所定の鎖交磁束が形成される。
回転子14は、両端が図示しない軸受により回転自在に支持された円柱形状のシャフト(回転軸)22と、このシャフト22の軸方向ほぼ中央部に固定された円筒形状の回転子鉄心24と、回転子鉄心24に埋め込まれた複数の永久磁石Mと、を有している。回転子14は、固定子12の内側に僅かな隙間(エアギャップ)を置いて同軸的に配置されている。すなわち、回転子14の外周面は、僅かな隙間をおいて、固定子12の内周面に対向している。回転子鉄心24は中心軸線Cと同軸的に形成された内孔25を有している。シャフト22は内孔25に挿通および嵌合され、回転子鉄心24と同軸的に延在している。回転子鉄心24は、磁性材、例えば、ケイ素鋼などの円環状の電磁鋼板(鉄心片)を多数枚、同芯状に積層した積層体として構成されている。回転子鉄心24は、鉄心片の積層方向に延びる前記中心軸線Cと、中心軸線Cと同軸の外周面と、を有している。
本実施形態において、回転子14は、複数磁極、例えば、8磁極を有している。回転子鉄心24において、中心軸線Cおよび円周方向に隣合う磁極間の境界を通り回転子鉄心24の径方向に延びる軸をq軸、およびq軸に対して円周方向に電気的に90°離間した軸、つまり、磁極の中心と中心軸線Cとを通る軸、をd軸と称する。固定子12によって形成される鎖交磁束の流れ易い方向がq軸となる。d軸およびq軸は、回転子鉄心24の円周方向に交互に、かつ、所定の位相で設けられている。回転子鉄心24の1磁極分とは、円周方向に隣合う2本のq軸間の領域(1/8周の周角度領域)をいう。これにより、回転子鉄心24は、8極(磁極)に構成されている。1磁極のうちの円周方向中央がd軸となる。
図1および図2に示すように、回転子鉄心24には、1磁極ごとに、複数の永久磁石、例えば、2つの永久磁石Mが埋設されている。回転子鉄心24の円周方向において、各d軸の両側に、永久磁石Mを装填するための磁石保持スロット34が形成されている。磁石保持スロット34については、磁石保持空洞部あるいは磁石埋め込み孔と称する場合もある。2つの永久磁石Mは、それぞれ磁石保持スロット34内に装填および配置され、例えば、接着剤等により回転子鉄心24に固定されている。
図2に示すように、各磁石保持スロット34は、回転子鉄心24を軸方向に貫通して形成されている。回転子鉄心24の中心軸線Cと直交する横断面でみた場合、2つの磁石保持スロット34は、d軸に対して線対称に形成および配置され、例えば、ほぼV字状に並んで配置されている。
フラックスバリアとして機能する各磁石保持スロット34は、永久磁石Mの断面形状に対応しその永久磁石Mが収まる矩形状の磁石装填領域34aを有している。回転子鉄心24は、磁石装填領域34aの内周側端からd軸の側に延出した内周側磁気空隙34bを有し、磁石装填領域34aの外周側端から回転子鉄心24の外周に開放した外周側磁気空隙34cを有している。
回転子鉄心24は、磁石装填領域34aの長手方向両端において磁石保持スロット34の内側縁(内周側長辺)35bから外周側磁気空隙34c内に突出する磁石保持突起34dを有している。
磁石装填領域34aは、平坦な内側縁35bと、この内側縁35bと隙間を置いて平行に対向する平坦な外側縁(外周側長辺)35aとの間に形成されている。内側縁35bおよび外側縁35aは、d軸に対して、90度よりも小さい角度θで傾斜して延在している。すなわち、磁石装填領域34aは、内周側端から外周側端に向かうに従って、d軸からの距離が徐々に広がるように傾斜して設けられている。角度θは、図示の例に限定されることなく、任意に変更可能である。
内周側磁気空隙34bは、磁石装填領域34aの内周側端(d軸側に位置する端)からd軸に向かって延出している。内周側磁気空隙34bは、d軸と間隔を置いて互いに対向している。外周側磁気空隙34cは、磁石装填領域34aの外周側端(回転子鉄心の外周面側に位置する端)から回転子鉄心24の外周面に向かって延出し、回転子鉄心24の外周に開放あるいは開口している。
内周側磁気空隙34bおよび外周側磁気空隙34cは、永久磁石Mの長手方向両端部における磁束(磁石磁束という)の短絡を防ぐフラックスバリアとして機能するとともに、回転子鉄心24の軽量化にも寄与する。とくに、回転子鉄心24の外周に開放した外周側磁気空隙34cは、回転子鉄心21内での磁石磁束の短絡を抑制する。これにより、回転電機1の性能が向上し、ひいては回転電機1の小型化および軽量化が図れる。
永久磁石Mは、例えば、横断面が矩形状の細長い平板状に形成され、回転子鉄心24の軸方向長さとほぼ等しい長さを有している。永久磁石Mは回転子鉄心24のほぼ全長に亘って埋め込まれている。永久磁石Mは、軸方向(長手方向)に複数に分割された磁石を組み合わせて構成されてもよく、この場合、複数の磁石の合計の長さが回転子鉄心24の軸方向長さとほぼ等しくなるように形成される。
図2に示したように、各永久磁石Mは、矩形状の断面形状を有し、この断面は、互いに平行に対向する一対の長辺および互いに対向する一対の短辺を有している。永久磁石Mの断面形状は、矩形状(長方形)に限らず、平行四辺形としてもよい。
永久磁石Mにおいて、一対の長辺にそれぞれ沿う面が磁力線の始まるところと終わるところの磁極面Ma,Mbとなり、一対の短辺にそれぞれ沿う面が磁力線の出入りがない非磁極面Mc,Mdとなる。永久磁石Mは、磁石保持スロット34の磁石装填領域34aに装填される。この装填に伴い、永久磁石Mの磁極面Maが磁石装填領域34aの外側縁35aに当接し、永久磁石Mの磁極面Mbが磁石装填領域34aの内側縁35bに当接し、永久磁石Mの非磁極面Mcが内周側磁気空隙34bに臨んで後述の磁石保持突起70に当接し、永久磁石Mの非磁極面Mcが外周側磁気空隙34cに臨んで磁石保持突起34dに当接する。これらの当接により、永久磁石Mは、長手方向の位置が位置決めされた状態で磁石装填領域34a内に保持される。永久磁石Mは接着剤等により回転子鉄心24に固定されてもよい。d軸の両側に位置する2つの永久磁石Mは、ほぼV字状に並んで配置されている。すなわち、2つの永久磁石Mは、内周側端から外周側端に向かうに従って、d軸からの距離が徐々に広がるように配置されている。
各永久磁石Mは、長辺に垂直な方向に磁化されている。d軸の円周方向の両側に位置する2つの永久磁石M、すなわち、1磁極を構成する2つの永久磁石Mは、磁化方向が同一となるように配置されている。また、各q軸の円周方向の両側に位置する2つの永久磁石Mは、磁化方向が逆向きとなるように配置されている。本実施形態では、回転電機10は、隣接する1磁極毎に永久磁石MのN極とS極の表裏を交互に配置した8磁極(4極対)の永久磁石埋め込み型の回転電機を構成している。
回転子鉄心24は、磁極ごとに、外周面に近い位置にかつd軸上の位置に、空隙孔(空洞)26を有している。回転子鉄心24は、内孔25に近い位置にかつq軸上の位置に、2つの磁極に跨ってそれぞれ形成された空隙孔(空洞)27を有する。
各空隙孔26は、3つの辺からなるほぼ二等辺三角形の断面形状を有し、回転子鉄心24の軸方向の全長に亘って形成されている。各空隙孔26を形成する3つの内周面26a,26b,26cのうち、二等辺三角形の底辺に相当する内周面26aがd軸と直交する状態で回転子鉄心24に近接し、残りの2つの内周面26b,26cが外周面から徐々に離れるようにd軸に向かって傾斜している。
各空隙孔27は、7つの辺からなる多角形の断面形状を有し、回転子鉄心24の軸方向の全長に亘って形成されている。各空隙孔27を形成する7つの内周面27a~27gのうち、最も大きい内周面27aがq軸と直交する状態で回転子鉄心24の内孔25の内周面と対峙し、この内周面27aの両側から回転子鉄心24の外周に向け立ち上がる2つの内周面27b,27gがd軸を挟んで対峙し、この内周面27b,27gに続く2つの内周面27c,27fがそれぞれq軸に向かって延び、この内周面27c,27fに続く残りの2つの内周面27d,27eが回転子鉄心24の外周面に近づくようにq軸に向かって徐々に傾斜している。各空隙孔27は、各空隙孔26より大きい。これら空隙孔26,27は、冷媒(冷却油)の通路となり、回転子鉄心24の軽量化にも寄与する。
回転子鉄心24は、各磁極において、円周方向において2つの磁石保持スロット34の間に位置する扇状の外周側鉄心部(外周領域または第1鉄心部ともいう)24aと、2つの磁石保持スロット34と内孔25(シャフト22)との間に位置する内周側鉄心部(内周領域または第2鉄心部ともいう)24bと、この外周側鉄心部24aと内周側鉄心部24bとを連結したブリッジ60と、を備えている。
ブリッジ60は、2つの内周側磁気空隙34bの相互間において径方向に並んで配置された2つのセンタ磁気空隙40と、一方の内周側磁気空隙34bと各センタ磁気空隙40との間の位置において外周側鉄心部24aおよび内周側鉄心部24bの相互間に掛け渡された1本の第1センタブリッジ50aと、他方の内周側磁気空隙34bと各センタ磁気空隙40との間の位置において外周側鉄心部24aおよび内周側鉄心部24bの相互間に掛け渡されたもう1本の第1センタブリッジ50aと、各センタ磁気空隙40の相互間においてd軸とほぼ直交して延在し2本の第1センタブリッジ50aの相互間に掛け渡されてその第1センタブリッジ50a同士を互いに連結した柱状の第2センタブリッジ(結合要素)50bと、を備えている。
2つのセンタ磁気空隙40は、回転子鉄心24を軸方向に貫通して形成されている。2つのセンタ磁気空隙40は、互いにほぼ同じ大きさの矩形の断面形状に形成されている。
2本の第1センタブリッジ50aは、d軸とほぼ平行に延びる柱状に形成されている。各第1センタブリッジ50aは、磁石装填領域34aの内側縁35bとセンタ磁気空隙40の中心軸線Cの側の端縁41aとを結んだ位置から磁石装填領域34aの外側縁35aとセンタ磁気空隙40の外周側の端縁41bとを結んだ位置まで延びている。回転子鉄心21の円周方向における各第1センタブリッジ50aの幅は、互いに同じであり、磁石磁束の漏れが少なくなるようできるだけ細く、しかしながら当該第1センタブリッジ50aのそれぞれに生じる遠心応力に適応する必要最小限の状態に、設定されている。
結合要素として機能する第2センタブリッジ50bは、例えば、d軸およびセンタ磁気空隙40を横切って延びる柱状に形成され、一方の第1センタブリッジ50aの長手方向の中央部と他方の第1センタブリッジ50aの長手方向の中央部とに連結されている。回転子鉄心21の径方向における第2センターブリッジ50bの幅は、回転子鉄心21の円周方向における各第1センタブリッジ50aの幅とほぼ同じである。第2センタブリッジ50bは、2本の第1センタブリッジ50aを連結することにより、第1センタブリッジ50aおよびブリッジ60の強度を上げているとともに、回転子鉄心24の外周側鉄心部24aと内周側鉄心部24bとを繋ぐ役割も兼ねている。
以上のように、回転子鉄心24のブリッジ60は、2本の第1センタブリッジ50aを第2センタブリッジ50bで連結しているので、第1センタブリッジ50aを太くすることなく第1センタブリッジ50aの強度を向上することが可能となる。そのため、大きなトルクが発生する状況下で、回転子鉄心24の外周側鉄心部24aに円周方向の電磁力が加わった場合でも、第1センタブリッジ50aおよび第2センタブリッジ50bにより外周側鉄心部24aを安定して支持することができる。例えば、2つの第1センタブリッジ50aが同方向に倒れる動きを第2センタブリッジ50bの連結によって抑止することもできる。同時に、磁石磁束の漏れが低減することから、磁石重量当たりに発生する磁石トルクを増加させることが可能となる。これにより、同体格の回転電機でのトルクおよび出力が向上し、あるいは、同出力を維持したまま、回転電機の小型化および軽量化を図ることが可能となる。更に、使用磁石重量の低減により回転子の低コスト化を図ることができる。
とくに、回転子鉄心21は、磁極ごとに、各第1センタブリッジ50aの中途部から各磁石保持スロット34へ延びる2つの磁石保持突起70を有している。
これら磁石保持部70は、各第1センタブリッジ50aの長手方向の中央部から各磁石保持スロット34へ向けそれぞれ起立する起立部70aを含むとともに、その起立部70aから各内周側磁気空隙34bを通って各磁石保持スロット34へ延びる棒状部70bを含み、その棒状部70bの先端が各永久磁石Mの非磁極面Mcのほぼ中央部に接する。棒状部70bの先端は、曲面形状を有している。
各磁石保持部70の棒状部70bにより、各内周側磁気空隙34bの領域が径方向に2つに分離された形状となっている。
各磁石保持スロット34内の永久磁石Mは、磁極面Maが磁石装填領域34aの外側縁35aに当接し、磁極面Mbが磁石装填領域34aの内側縁35bに当接し、非磁極面Mcが磁石保持突起70に当接し、非磁極面Mcが磁石保持突起34dに当接している。これにより、永久磁石Mは、長手方向の位置が位置決めされた状態で磁石装填領域34a内に保持されている。
回転電機1の高負荷運転等により回転子鉄心21および各永久磁石Mが高温になったとき、弱め界磁制御等による反磁界が固定子10から回転子鉄心21に加わることがある。この反磁界が加わった場合に回転子鉄心21に生じる磁束(反磁界の磁束および磁石磁束)の流れの実測結果を図3に破線で示している。
各第1センターブリッジ50aは、各内周側磁気空隙34bと外周側に位置するセンタ磁気空隙40との間の外周側端部(長手方向の一端部)が磁石磁束で飽和状態となり、各内周側磁気空隙34bと内周側に位置するセンタ磁気空隙40との間の内周側端部(長手方向の他端部)も磁石磁束で飽和状態となる。つまり、回転子鉄心21に反磁界が加わっても、その反磁界の磁束は、各第1センターブリッジ50aの両端部(外周側端部および内周側端部)で遮断され、各第1センターブリッジ50aの中途部の各磁石保持部70には流入しない。
各永久磁石Mを通った反磁界の磁束が各磁石保持部70の棒状部70bの先端に向かうことも考えられるが、各磁石保持部70が存する各第1センターブリッジ50aは両端部(外周側端部および内周側端部)が磁石磁束の飽和によって目詰まりの状態つまり高磁気抵抗の状態にあるので、各永久磁石Mを通った反磁界の磁束が各磁石保持部70の棒状部70bに流入する事態も回避することができる。
したがって、反磁界の磁束が各磁石保持部70を通って各永久磁石Mを掠め通る不具合は発生しない。
各第1センターブリッジ50aの磁気抵抗は、各磁石保持部70の起立部70aが各第1センターブリッジ50aの両端部(外周側端部および内周側端部)から離れているほど、換言すると各磁石保持部70の起立部70aが各第1センターブリッジ50aの中央部に寄っているほど、大ききくなる。
なお、各永久磁石Mの外周側およびその周辺部について視ると、非磁極面Mdに接する磁石保持突起34dが外周側磁気空隙34c内に突出している。この磁石保持突起34dの先端と磁石装填領域34aの内側縁35aとの間の距離は、磁石装填領域34aの内側縁35a,35bの相互間の距離よりも、短い。このため、磁石保持突起34dの先端と磁石装填領域34aの内側縁35aとの間は磁束が通り易い状況にある。よって、反磁界の磁束が各磁石保持突起34dを通って各永久磁石Mを掠め通る可能性は残る。
しかしながら、上記したように、各永久磁石Mの内周側の非磁極面Mcに接する各磁石保持部70には反磁界の磁束が通らないので、その分、各永久磁石Mにおける不可逆減磁を回避することができる。
不可逆減磁の対策として、保磁力の高い永久磁石Mを採用したり、永久磁石Mの厚み(磁極面Ma,Mbの相互間の厚み)を大きくするといった処置があるが、これらの処置はコストの上昇や回転電機1の大型化を招いてしまう。本実施形態ではそのような処置を講じることなく不可逆減磁を回避できるので、コストの上昇や回転電機1の大型化といった不具合は生じない。
とくに、第2センタブリッジ50bの両端部は、各第1センタブリッジ50aにおける各磁石保持部70の起立部70aが存する部位と回転子鉄心21の円周方向において反対側の部位に、接続されている。これにより、各第1センタブリッジ50aに生じる遠心応力が、磁石保持部70の起立部70aが存する側と第2センタブリッジ50bが存する側において平衡になる。よって、各第1センタブリッジ50aの撓み等の変形を防ぐことができる。
[2]第2実施形態
上記第1実施形態において各第1センタブリッジ50aの相互間に第2センタブリッジ50bが無い構成を第2実施形態として図4により説明する。この第2実施形態において、第1実施形態と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明については省略する。
回転子鉄心24は、磁極ごとに、各第1センタブリッジ50aの相互間に、1つのセンタ磁気空隙40を有している。
センタ磁気空隙40は、中心軸線C側の端縁41a、外周側の端縁41b、各第1センタブリッジ50aに隣接する側縁41c,41dからなる矩形の断面形状を有し、回転子鉄心24の軸方向の全長に亘って形成されている。センタ磁気空隙40を形成する4つの端縁41a~41dのうち、中心軸線C側の端縁41aと外周側の端縁41bとがd軸と直交する状態で互いにほぼ平行に対峙し、各第1センタブリッジ50aに隣接する側縁41c,41dがd軸を挟んで互いにほぼ平行に対峙している。
各第1センタブリッジ50aは、各磁石保持部70の起立部70aが存する部位と回転子鉄心24の円周方向において反対側の部位に、d軸側に湾曲状に突出する突出部71を有する。この突出部71の形成に伴い、センタ磁気空隙40の側縁41c,41dがd軸側に湾曲状に凹んでいる。
これら突出部71の存在により、各第1センタブリッジ50aに生じる遠心応力が、磁石保持部70が存する側と突出部71が存する側において平衡となる。これにより、各第1センタブリッジ50aの撓み等の変形を防ぐことができる。結果として、磁石保持部70および突出部71を除く各第1センタブリッジ50aの幅をできるだけ細くすることができる。
図5に示すように、各第1センタブリッジ50aにおいて、各突出部71より外周側の領域でその各突出部71の形状が直線状から湾曲状に変わる変曲点(センタ磁気空隙40の側縁41c,41dの形状が直線状から湾曲状に変わる変曲点)をA1,A1、各突出部71より内周側の領域でその各突出部71の形状が直線状から湾曲状に変わる変曲点(センタ磁気空隙40の側縁41c,41dの形状が直線状から湾曲状に変わる変曲点)をA2,A2、各突出部71の湾曲状の変形が磁石保持部70から最も遠い点をA3,A3、各磁石保持部70より外周側の領域でその各磁石保持部70の起立部70aが湾曲状に立上り始める変曲点をB1,B1、各磁石保持部70より内周側の領域でその各磁石保持部70の起立部70aが湾曲状に立上り始める変曲点をB2,B2とした場合、中心軸線Cから第1距離のところに変曲点A1,A1,B1,B1が存し、中心軸線Cから第2距離(<第1距離)のところに変曲点A2,A2,B2,B2が存し、中心軸線Cから第3距離(第1距離より短く第2距離より長い)のところに点A3,A3が存する。
そして、各第1センタブリッジ50aにおいて、変曲点A1,B1の中点と変曲点A2,B2の中点とを結ぶ直線から点A1までの距離をWA1とし、その直線から点A3までの距離をWA3とした場合、例えば、WA3>(WA1×2)の関係(=WA3はWA1の2倍より大きい)が定められている。この関係は、一例であり、各第1センタブリッジ50aの実際の形状や大きさ等に応じて適宜に調整すればよい。
これら突出部71の存在により、各第1センタブリッジ50aに生じる遠心応力が、磁石保持部70が存する側と突出部71が存する側において平衡となる。これにより、各第1センタブリッジ50aの撓み等の変形を防ぐことができる。結果として、磁石保持部70および突出部71を除く各第1センタブリッジ50aの幅を細くする効果が得られる。
他の構成および効果は第1実施形態と同じである。
[3]第3実施形態
第2実施形態において各第1センタブリッジ50aに突出部71が無い構成を、第3実施形態として図6により説明する。この第3実施形態において、第2実施形態と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明については省略する。
各第1センタブリッジ50aは、各磁石保持スロット34と対応する側に磁石保持部70を有しているが、センタ磁気空隙40と対応する側に突出部71を有していない。突出部71が無いので、センタ磁気空隙40の端縁41c,41dが平坦となっている。
各突出部71が無くても各第1センタブリッジ50aが十分な強度を有していて、各第1センタブリッジ50aに撓み等の変形の心配がない場合には、本実施形態の構成としてもよい。
他の構成および効果は第1実施形態と同じである。
なお、この発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化可能である。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、回転子の磁極数、寸法、形状等は、前述した実施形態に限定されることなく、設計に応じて種々変更可能である。回転子の各磁極における永久磁石の設置数は、2つに限らず、必要に応じて、増加可能である。ブリッジを構成する第1センタブリッジは、2本に限らず、3本以上としてもよい。

Claims (4)

  1. 中心軸線を中心とする円周方向に並ぶ複数の磁極と、これら磁極ごとに前記円周方向に間隔を置いて配置された複数の磁石保持スロットと、前記磁極ごとに前記円周方向における前記各磁石保持スロットの相互間に位置する外周側鉄心部と、前記磁極ごとに前記各磁石保持スロットと前記中心軸線との間に位置する内周側鉄心部と、前記磁極ごとに前記各磁石保持スロットの相互間の位置において前記外周側鉄心部と前記内周側鉄心部との間に掛け渡された複数のブリッジと、前記各磁極において前記各ブリッジの中途部から前記各磁石保持スロットへ延びる複数の磁石保持突起と、前記磁極ごとに前記各ブリッジの中途部の相互間に掛け渡された第2ブリッジと、を含む回転子鉄心と、
    前記各磁石保持スロットに収まり、前記各磁石保持突起に接する複数の永久磁石と、
    を備え、
    前記各磁石保持突起は、前記回転子鉄心の径方向における前記各永久磁石の厚さの中央部付近に向かって延びている、
    回転電機の回転子。
  2. 中心軸線を中心とする円周方向に並ぶ複数の磁極と、これら磁極ごとに前記円周方向に間隔を置いて配置された複数の磁石保持スロットと、前記磁極ごとに前記円周方向における前記各磁石保持スロットの相互間に位置する外周側鉄心部と、前記磁極ごとに前記各磁石保持スロットと前記中心軸線との間に位置する内周側鉄心部と、前記磁極ごとに前記各磁石保持スロットの相互間の位置において前記外周側鉄心部と前記内周側鉄心部との間に掛け渡された複数のブリッジと、前記各磁極において前記各ブリッジの中途部から前記各磁石保持スロットへ延びる複数の磁石保持突起と、を含む回転子鉄心と、
    前記各磁石保持スロットに収まり、前記各磁石保持突起に接する複数の永久磁石と、
    を備え、
    前記各ブリッジは、前記各磁石保持突起が存する部位と前記円周方向において反対側の部位に突出部を含み、
    前記各磁石保持突起は、前記回転子鉄心の径方向における前記各永久磁石の厚さの中央部付近に向かって延びている、
    回転電機の回転子。
  3. 前記各永久磁石は、一対の磁極面およびこれら磁極面と交差する一対の非磁極面を有し、この一対の非磁極面の一方が前記各磁石保持突起に接する、
    請求項1または請求項2に記載の回転電機の回転子。
  4. 前記各磁石保持突起は、前記各ブリッジのそれぞれ中途部から前記各磁石保持スロットへ向けそれぞれ起立する起立部を含むとともに、その起立部から前記各磁石保持スロットへ延びる棒状部を含み、その棒状部の先端が前記各永久磁石の非磁極面に接する、
    請求項に記載の回転電機の回転子。
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