JP7359913B2 - 開閉装置 - Google Patents
開閉装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7359913B2 JP7359913B2 JP2022119529A JP2022119529A JP7359913B2 JP 7359913 B2 JP7359913 B2 JP 7359913B2 JP 2022119529 A JP2022119529 A JP 2022119529A JP 2022119529 A JP2022119529 A JP 2022119529A JP 7359913 B2 JP7359913 B2 JP 7359913B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- closing
- optical path
- closing body
- optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
このようなシャッター装置によれば、開閉体の閉動作中、多数の光路のうち、その少なくとも一部が障害物によって遮られると、開閉体が停止する。
ただし、閉動作中の開閉体が光路を遮断して停止することのないように、閉動作する開閉体の下端側が、上下二つの光電センサの光路を遮る毎に、これら二つの光電センサを含む上側の全ての光電センサを感知無効にする。このような制御は、ブランキング制御と呼称される場合がある。このブランキング制御中、障害物の感知は、前記二つの光電センサよりも下側に位置する光電センサのみによって行われる。
前記ブランキング制御は、閉動作中の開閉体の下端側が、一番下の光路を下方へ通過すると解除されるようになっている。
このため、ブランキング制御を行うためには、開閉体100の下端側に、前記空間を通過する光路を遮るための塞ぎ部材101が設けられる(図11参照)。そして、この塞ぎ部材101が、一番上側の二つの光電センサ201,201の光路を下方へ順番に遮ると、ブランキング制御が開始される(図11のP1時点)。
このブランキング制御中は、二つの光電センサ201,201の光路が塞ぎ部材101によって順番に遮られる毎に、塞ぎ部材101の直ぐ下の光路R1以上の光電センサ201が感知無効の状態になる。したがって、光路が閉動作する開閉体100に遮られても障害物感知と判断されない。
そして、塞ぎ部材101が一番下の光電センサ201の光路を下方へ通過すると(図11のP2時点)、ブランキング制御が解除されて、多光軸センサ200は通常感知状態になる。
しかし、開閉体100が風や振動等によって厚み方向へ揺れて一部のスラットが前記光路を遮ってしまうと、障害物感知とみなされて、開閉体100の閉動作が停止してしまう。
このため、特に現場状況によって多光軸センサ200よりも下側の開閉ストロークが長くなる場合等には、開閉体100が全閉する前に停止し、開閉体100と床面等との間に隙間Sが形成されるおそれがある。
空間を仕切るようにして閉動作する開閉体と、前記開閉体の開閉経路中に開閉方向へ並ぶ多数の光路を形成する多光軸センサとを備え、前記多光軸センサから出力される信号を、前記開閉体の閉動作を制限するための閉動作制限信号として用いるようにした開閉装置であって、前記多光軸センサは、複数の光路が閉鎖方向の順番で遮断される毎に、これら遮断された光路を含んで開放方向寄りに位置する光路について遮断の有無を無視するとともに、この無視された光路よりも閉鎖方向側の光路について遮断の有無に応じて前記閉動作制限信号の出力をON又はOFFにするブランキング制御モードと、前記多数の光路のうちの特定の通常感知用光路について遮断の有無に応じて前記閉動作制限信号の出力をON又はOFFにする通常感知モードとを有し、前記多光軸センサは、前記ブランキング制御モードの最中、前記多数の光路のうちの所定の全閉寄り光路の前記開閉体に設けられた塞ぎ部材による遮断の有無の変化があった場合に、その変化時点から所定時間の経過後に前記通常感知モードに切替わることを特徴とする開閉装置。
第一の特徴は、空間を仕切るようにして閉動作する開閉体と、前記開閉体の開閉経路中に開閉方向へ並ぶ多数の光路を形成する多光軸センサとを備え、前記多光軸センサから出力される信号を、前記開閉体の閉動作を制限するための閉動作制限信号として用いるようにした開閉装置であって、前記多光軸センサは、複数の光路が閉鎖方向の順番で遮断される毎に、これら遮断された光路を含んで開放方向寄りに位置する光路について遮断の有無を無視するとともに、この無視された光路よりも閉鎖方向側の光路について遮断の有無に応じて前記閉動作制限信号の出力をON又はOFFにするブランキング制御モードと、前記多数の光路のうちの特定の通常感知用光路について遮断の有無に応じて前記閉動作制限信号の出力をON又はOFFにする通常感知モードとを有し、前記多光軸センサは、前記ブランキング制御モードの最中、前記多数の光路のうちの所定の全閉寄り光路の遮断の有無の変化があった場合に、その変化時点から所定時間の経過後に前記通常感知モードに切替わる。(図6~図10参照)。
このため、前記全閉寄り光路の遮断の有無の変化の直後に、通常感知モードに切替わり、開閉体が厚さ方向に揺れる等して多光軸センサにより感知されて、開閉体の閉動作が意図せずに制限(例えば停止や反転上昇など)されてしまうのを防ぐことができる。
この構成によれば、開閉体が全閉する前に通常感知モードになり、開閉体感知により閉動作が停止してしまうようなことを、効果的に防ぐことができる。
この構成によれば、開閉体がある程度開放するまでは、開閉体の閉動作を制限することができ、ひいては、開閉体が比較的低い位置から閉鎖動作して障害物に接触するようなことを防ぐことができる。
この構成によれば、前記所定時間経過後及びその後の開動作中は、開閉体感知の有無に拘わらずに、閉動作制限信号をONにすることができる。したがって、例えば、開動作の初期に、閉動作が行われてしまうようなことを防ぐことができる。
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の開閉体の厚さ方向を意味する。また、「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。また、「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
抜け防止部材14は、開閉体10の端部から横幅方向へ突出し、その突端側に開閉体幅方向へ拡がった部分を一体に有する。
これら塞ぎ部材15,16,17は、開閉体下端側の内部で横幅方向へ連通する空間を遮るように、スラット11a、可動座板13、固定座板12の端部側に、それぞれ、取り付けられている。
したがって、これら塞ぎ部材15,16,17は、同様に機能するようにすれば、単数や二つ、四以上等、図示例以外の態様とすることが可能である。
この構成によれば、開閉体10の幅方向の端部を、多光軸センサ40の投光面40a1(又は受光面)に近接させて、投光面40a1(又は受光面)に汚れや異物等が付着するのを防ぐことができる。
この開閉機23には、開閉体10の全閉位置と全開位置にて接点信号を出力する全閉全開感知部23aが設けられる。この全閉全開感知部23aは、開閉機23の回転部分の回転量が所定値になった際に接点信号を出力する機械式カウンター構造のスイッチである。
この開閉体制御回路51及び開閉機23は、収納ケース21内において、開閉体幅方向における一方寄り(図示例によれば左寄り)に配設される。
このガイドレール30は、図2に示すように、開閉体開閉方向へわたって躯体側の不動部位に固定された中空状の固定支柱31と、この固定支柱31に対し着脱可能に接続されたガイドレール本体32と、ガイドレール本体32内で抜け防止部材14を抜け出し不能に係合する内ガイドレール33とを備え、ガイドレール本体32の裏側の固定支柱31内に、ブラケット48によって多光軸センサ40を止着している。
この多光軸センサ40から出力される信号は、開閉体10の閉動作を制限するための閉動作制限信号として用いられる。
所定寸法Hは、150~1500mmの範囲内に設定され、より好ましくは、150~500mmの範囲内に設定される。
そして、これら二つのユニット40a,40bは、上下方向に略一定の間隔を置いた多数の光路Rを形成する(図1参照)。
第二のユニット40bの各受光器と、対向する第一のユニット40aの各投光器とは、これらの間に形成される光路Rにより物体を感知する光電センサ42を構成する。
この閉動作制限信号は、後に詳述するよう、例えば、多光軸センサ40が異物や障害物、開閉体10等の物体を感知した際にONになり、非感知状態になるとOFFになる。
この閉動作制限信号がONである場合、開閉体制御回路51は、閉鎖スイッチ等による閉鎖指令があっても、開閉体10を閉動作しない。また、開閉体制御回路51は、開閉体10の閉動作中に閉動作制限信号がONになった際に、開閉体10の閉動作を停止する。
特に本実施の形態の好ましい一例では、受光器を有する第二のユニット40b及びその電気配線49を、開閉体幅方向において開閉体制御回路51側へ偏って配置することで、逆側へ配置した場合と比較し、電気抵抗やノイズ等を軽減するようにしている。
各光通過孔33b1は、多数の光路Rの内の一部である複数(図示例によれば四つ)の光路Rを通過させるように上下方向にわたる長孔状に形成されている。
この長尺状の光通過孔33b1によれば、当該光通過孔を円形の孔とした場合と比較し、ゴミ等の異物の詰まりを低減することができる。
また、一つの長孔状の光通過孔33b1に対し複数の光路Rを対応させているため、上下方向の光軸合わせが容易であり生産性に優れている。
すなわち、前記投光器は、光を、所定角度で広がる放射状に出射する。光通過孔33b1は、前記放射状の広がりを適度に保持するように、幅Wを設定している。
また、第二のユニット40b側の光通過孔(図示せず)も、前記光通過孔33b1と略同様に形成される。
したがって、前記投光器に対向する受光器は、その位置が製造誤差等により、開閉体厚さ方向(図示の幅W方向)へ若干ずれてしまった場合でも、前記投光器から出射される光を受光することになる。
この構成によれば、ブランキング制御の際に、二つの光路Rを、開閉体10の幅方向端部によって良好に遮ることができる。
しかも、孔幅が比較的小さいので、この光通過孔33b1に埃等の異物が付着するのを効果的に防ぐことができる。
また、光通過孔33b1の内縁等に、開閉体10の端部側が干渉するようなことを阻み、開閉体10の摺接や引っ掛かり、これらに起因する投光面40a1(受光面)の損傷等を防ぐことできる。
なお、他例としては、この制御回路50を、単数又は三以上の制御回路から構成することも可能である。
制御回路50を複数とした場合、後述するブランキングモード、通常感知モード、リセット動作(指令発信及び制御)等の各機能分担は、任意に設定することが可能である。
また、制御回路50を単数とした場合には、この単数の制御回路(例えば開閉体制御回路51)が、後述するブランキングモード、通常感知モード、リセット動作等を全て行うようにする。
センサ制御回路41は、ブランキング制御モードと通常感知モードとのうち、いずれか一方のモードを、所定の条件に応じて実行する。
ブランキング制御モードは、閉動作中の開閉体10が多光軸センサ40の光路Rを通過するときに実行されるモードである。
このブランキング制御モードにおいて、センサ制御回路41は、複数の光路が閉鎖方向の順番で遮断された場合に、これら遮断された光路を含んで開放方向寄りに位置する光路の遮断の有無を無視するとともに、この無視された光路よりも下側の光路の遮断の有無に応じて前記閉動作制限信号の出力をON又はOFFにする。
ここで、前記「遮断された光路を含んで開放方向寄りに位置する光路」という構成は、図1に示す一例によれば、閉鎖方向の順番で遮断される二つの光路の下方側に隣接する光路R1以上の全ての光路としている。言い換えれば、この構成は、開閉体10の横幅方向の端部に対向する光電センサ42(図1の一番上側の3つ)の光路と、該光路の下側に隣接する光路R1のことである。
通常感知モードは、後述する所定の条件でリセット動作が行われた際に、実行されるモードである。
この通常感知モードにおいて、センサ制御回路41は、閉鎖方向の順番に拘わらずに通常感知用光路Rの少なくとも一部の遮断の有無に応じて閉動作制限信号の出力をON又はOFFにする。
また、前記「最も開放方向寄りの上下二つの光路」は、前記通常感知用光路Rよりも上側に位置する二つの光路R,Rである。これら光路R,Rは、本明細書中、全開寄り光路と呼称する場合がある。
また、前記「最も閉鎖方向寄りの上下二つの光路」は、前記通常感知用光路Rよりも下側に位置する二つの光路R,Rである。これら光路R,Rは、本明細書中、全閉寄り光路と呼称する場合がある。
通常感知モードにおいて、センサ制御回路41は、多数の光路Rのうちの最も開放方向寄りに位置する全開寄り光路R,Rについて、開閉体開放方向へ遮断の有無の変化があり、且つ複数の通常感知用光路Rが全て遮断されていないことを条件に(ステップS20)、閉動作制限信号をOFFにし(ステップS23)、そうでなければステップS21へ処理を移行する。
ここで、前記「開閉体開放方向へ遮断の有無の変化」は、具体的には、一番上側で上下に並ぶ二つの全開寄り光路R,Rが、上へ順番に、塞ぎ部材15,16,17による遮断状態から解放されることを意味する。
具体的に説明すれば、センサ制御回路41は、複数の通常感知用光路Rのうち、少なくともその一部が遮断されたか否かを判断し、遮断されていればステップS22へ処理を進めて閉動作制限信号の出力をONにし、そうでなければ、ステップS23へ処理を移行して、閉動作制限信号の出力をOFFにする。
そして、ステップS22又はS23の後、処理はステップS20に戻される。
次に、上述したブランキング制御モードと通常感知モードの切替え動作について、図7のフローチャートに沿って詳細に説明する。
ここで、前記「遮断の有無の変化」は、図示例によれば、二つの全閉寄り光路R,Rが、塞ぎ部材15,16,17による遮断状態から、下方へ順番に解放される変化である。なお、この変化の他例としては、解放状態から遮断される変化とすることも可能である。
ここで、前記所定時間は、下側の全閉寄り光路Rが、遮断状態から解放状態へ変化してから、開閉体10が略全閉(完全閉鎖を含む)するまでの時間以上に設定され、本実施の形態の好ましい一例によれば、約5秒に設定される。
開閉体制御回路51は、多光軸センサ40から入力される閉動作制限信号に応じて、開閉機23を制御し、開閉体10の閉動作を制限する。
図9に示すフローチャートに沿って詳細に説明すれば、開閉体制御回路51は、閉動作制限信号がONであるか否かを判断し(ステップS51)、ONであれば次のステップS52へ処理を進め、OFFであればステップS53へ処理を移行する。
具体的に説明すれば、開閉体制御回路51は、開閉体10が閉鎖動作中である場合に、開閉機23の停止等により、開閉体10の閉鎖動作を停止する。さらに、開閉体制御回路51は、図示しない閉鎖スイッチの操作等による閉鎖信号があった場合に、その閉鎖信号を無視して開閉体10の閉鎖動作を行わない。
一方、このステップS52において、開閉体10が開動作中である場合は、その開動作を継続し、例えば開閉体10が停止中であり、図示しない開放スイッチの操作等による開放信号があった場合には、その信号にしたがって開閉体10を開動作する。
具体的に説明すれば、開閉体制御回路51は、開閉体10が閉鎖動作中である場合に、その閉鎖動作を継続する。さらに、開閉体制御回路51は、開閉体10が停止中であり、図示しない閉鎖スイッチの操作等による閉鎖信号があった場合に、その閉鎖信号に従って開閉体10を閉鎖動作させる。
一方、このステップS53において、図示しない開放スイッチの操作等による開放信号があった場合には、その信号に従って開閉体10を開動作する。
次に、開閉体10の実際の動作中の制御例について、詳細に説明する。
図10は、開閉体10の開閉動作と各種信号の関係を模式的に示すタイムチャートである。
このため、開閉体制御回路51は、開閉体10を閉鎖動作不可かつ開動作可にする(図9のステップS51~S52参照)。
この後、センサ制御回路41は、前記変化の時点から所定時間(例えば5秒)経過するのを待つ。このため、この所定時間の経過中に開閉体10が略全閉状態になる(図10のP6時点参照)。
すなわち、通常感知モードに切替えられた後、通常は、多数のスラット11aのうちの何れかが、複数の通常感知用光路Rの少なくとも一部を遮るため、閉動作制限信号の出力がONになる。
図8に示すフローチャートは、図7に示すフローチャートに対し、ステップS36の後に、ステップS37を加えたものである。
そして、この停止中に、異物が除去されると、閉動作制限信号がOFFになる(図6(b)のS21及びS23参照)。この後、閉鎖スイッチの信号があると、開閉体制御回路51は開閉体10の閉鎖動作を再度開始する(図10のP13時点)。
この閉鎖動作中、塞ぎ部材15,16,17が全開寄り光路R,Rを順番に遮断すると、再び通常感知モードからブランキング制御モードに切替えられる(図10のP14時点、図7のステップS32~S33参照)。
このため、前記通り抜けの直後に、スラット11aが厚さ方向へ揺れて光路を遮断する等して、閉鎖動作制限信号の出力がONになり、開閉体10が全閉する前に停止してしまうようなことを防ぐことができる。
したがって、全閉位置から開動作した開閉体10が、比較的低い位置から閉動作するのを防いで、開閉体10が障害物に接触する可能性を小さくすることができる。
なお、上記実施態様によれば、全閉寄り光路を、一番下側の上下二つの光路としたが、この全閉寄り光路の他例としては、最も下側に位置する単数の光路とした態様や、最も下側で上下に並ぶ三以上の光路とした態様とすることも可能である。
さらに、この光通過孔33b1の他例としては、切欠き状やスリット状に形成することも可能である。例えば、ガイドレール30を、その開閉体厚さ方向に分割された二部材から構成し、その一方と他方の部材に切欠部を設けて、これら二つの切欠部が合わさることで、光通過孔33b1が構成されるようにしてもよい。
さらに他例としては、一方のユニットに投光器及び受光器を設け、他方のユニットには反射板を設けて、投光器から発せられる光を反射して受光器に捕捉させるようにしてもよい。
すなわち、他例としては、電源ONでのリセット動作は、開閉体制御回路51がセンサ制御回路41に対してリセット指令を出し、この指令に基づいてセンサ制御回路41がリセット動作するようにしてもよい。
11a:スラット
15,16,17:塞ぎ部材
20:収納部
23:開閉機
30:ガイドレール
40:多光軸センサ
40a:第一のユニット
40b:第二のユニット
41:センサ制御回路
42:光電センサ
50:制御回路
51:開閉体制御回路
R,R1:光路
Claims (7)
- 空間を仕切るようにして閉動作する開閉体と、前記開閉体の開閉経路中に開閉方向へ並ぶ多数の光路を形成する多光軸センサとを備え、前記多光軸センサから出力される信号を、前記開閉体の閉動作を制限するための閉動作制限信号として用いるようにした開閉装置であって、
前記多光軸センサは、複数の光路が閉鎖方向の順番で遮断される毎に、これら遮断された光路を含んで開放方向寄りに位置する光路について遮断の有無を無視するとともに、この無視された光路よりも閉鎖方向側の光路について遮断の有無に応じて前記閉動作制限信号の出力をON又はOFFにするブランキング制御モードと、前記多数の光路のうちの特定の通常感知用光路について遮断の有無に応じて前記閉動作制限信号の出力をON又はOFFにする通常感知モードとを有し、
前記多光軸センサは、前記ブランキング制御モードの最中、前記多数の光路のうちの所定の全閉寄り光路の前記開閉体に設けられた塞ぎ部材による遮断の有無の変化があった場合に、その変化時点から所定時間の経過後に前記通常感知モードに切替わることを特徴とする開閉装置。 - 前記ブランキング制御モードは、最も開放方向側の光路と該光路の閉鎖方向側に隣接する光路とが閉鎖方向の順番で遮断されたことを条件に、実行されることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
- 前記通常感知用光路は、最も開放方向寄りの二つの光路よりも閉鎖方向側に設定されていることを特徴とする請求項2記載の開閉装置。
- 前記全閉寄り光路は、最も閉鎖方向寄りの光路と該光路の開放方向側に隣接する光路とによって構成されることを特徴とする請求項1~3何れか1項記載の開閉装置。
- 前記所定時間は、前記全閉寄り光路の遮断の有無の変化があってから、前記開閉体が略全閉するまでの時間以上に設定されていることを特徴とする請求項1~4何れか1項記載の開閉装置。
- 前記多数の光路のうちの最も開放方向寄りに位置する全開寄り光路について開閉体開放方向へ遮断の有無の変化があり、且つ前記通常感知用光路が遮断されていない場合には、前記閉動作制限信号をOFFにすることを特徴とする請求項1~5何れか1項記載の開閉装置。
- 前記多光軸センサは、前記所定時間の経過後、何れかの光路の遮断の有無に拘わらずに前記閉動作制限信号を強制的にONにすることを特徴とする請求項1~6何れか1項記載の開閉装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022119529A JP7359913B2 (ja) | 2018-09-04 | 2022-07-27 | 開閉装置 |
JP2023166695A JP2023169396A (ja) | 2018-09-04 | 2023-09-28 | 開閉装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018165241A JP7114411B2 (ja) | 2018-09-04 | 2018-09-04 | 開閉装置 |
JP2022119529A JP7359913B2 (ja) | 2018-09-04 | 2022-07-27 | 開閉装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018165241A Division JP7114411B2 (ja) | 2018-09-04 | 2018-09-04 | 開閉装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023166695A Division JP2023169396A (ja) | 2018-09-04 | 2023-09-28 | 開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022166025A JP2022166025A (ja) | 2022-11-01 |
JP7359913B2 true JP7359913B2 (ja) | 2023-10-11 |
Family
ID=69737644
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018165241A Active JP7114411B2 (ja) | 2018-09-04 | 2018-09-04 | 開閉装置 |
JP2022119529A Active JP7359913B2 (ja) | 2018-09-04 | 2022-07-27 | 開閉装置 |
JP2023166695A Pending JP2023169396A (ja) | 2018-09-04 | 2023-09-28 | 開閉装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018165241A Active JP7114411B2 (ja) | 2018-09-04 | 2018-09-04 | 開閉装置 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023166695A Pending JP2023169396A (ja) | 2018-09-04 | 2023-09-28 | 開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (3) | JP7114411B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016223160A (ja) | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 三和シヤッター工業株式会社 | 建築用電動シャッターにおける障害物検知装置 |
JP2019173450A (ja) | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0569296U (ja) * | 1991-05-16 | 1993-09-21 | 吉田工業株式会社 | シャッターカーテン降下時の異物感知装置 |
DE19739543A1 (de) * | 1997-09-09 | 1999-03-11 | Efaflex Inzeniring D O O Ljubl | Sicherheitseinrichtung für motorisch angetriebene Tore |
JP4782499B2 (ja) | 2005-07-25 | 2011-09-28 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置 |
-
2018
- 2018-09-04 JP JP2018165241A patent/JP7114411B2/ja active Active
-
2022
- 2022-07-27 JP JP2022119529A patent/JP7359913B2/ja active Active
-
2023
- 2023-09-28 JP JP2023166695A patent/JP2023169396A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016223160A (ja) | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 三和シヤッター工業株式会社 | 建築用電動シャッターにおける障害物検知装置 |
JP2019173450A (ja) | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7114411B2 (ja) | 2022-08-08 |
JP2022166025A (ja) | 2022-11-01 |
JP2020037805A (ja) | 2020-03-12 |
JP2023169396A (ja) | 2023-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6110114B2 (ja) | 建築用電動シャッター装置 | |
JP7072422B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP7359913B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP7416880B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP2024057620A (ja) | 開閉装置 | |
US20070277937A1 (en) | Adjustable light-receiving window assembly | |
JP5107636B2 (ja) | 開閉装置用障害物検出器の取付構造 | |
JP7401706B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP6662680B2 (ja) | 受信装置 | |
JP4770056B2 (ja) | シャッター装置 | |
JP5899799B2 (ja) | エレベータドア装置 | |
JP5217492B2 (ja) | ブラインドシャッター制御装置 | |
JP7314032B2 (ja) | 電動シャッター | |
JP4765043B2 (ja) | シャッター | |
JP7516594B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP7272880B2 (ja) | 建築用電動シャッター装置 | |
JP2020007764A (ja) | 開閉装置 | |
JP4202937B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP4227060B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP2543472Y2 (ja) | 電動シャッター | |
JP6255171B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP5243732B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP7097752B2 (ja) | 障害物検知手段を備えた建築用開閉装置 | |
JP4212747B2 (ja) | 開閉装置の障害物検知装置 | |
JP4202936B2 (ja) | 開閉装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230530 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230727 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230829 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230928 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7359913 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |