JP7356219B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

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Description

本明細書で開示する技術は冷却貯蔵庫に関する。
従来、庫内が高温になる高温異常を検出すると高温異常を表す情報を出力する冷却貯蔵庫が知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、特許文献1に記載の冷却貯蔵庫は、庫内温度が設定温度より高い第1の高温警報温度に達し、且つ、その状態が所定の警報除外時間の経過まで継続された場合に警報装置を駆動する。
特開平7-190601号公報
高温異常が生じる原因としては様々な原因が考えられる。前述した特許文献1に記載の冷却貯蔵庫によると、高温異常が警報されたとき、冷却貯蔵庫の保守を行う作業者は考え得る様々な原因を一つずつ調べて原因を特定しなければならず、原因の特定に時間を要するという問題がある。
本明細書では、高温異常の原因の特定に要する時間を短縮できる技術を開示する。
本明細書で開示する冷却貯蔵庫は、圧縮機、凝縮器及び蒸発器を有する冷凍回路と、制御部と、前記圧縮機を制御する圧縮機制御部と、庫内温度を検知する庫内温度センサと、を備え、前記制御部は、前記庫内温度センサによって検知された温度に基づいて高温異常を検出する高温異常検出処理と、前記高温異常検出処理によって高温異常が検出されると、前記圧縮機制御部から当該制御部にエラー信号が出力されているか否かを判断し、出力されている場合は高温異常を表す第1の情報を出力し、出力されていない場合は高温異常を表す第2の情報を出力する第1の出力処理と、を実行する。
高温異常は圧縮機、圧縮機制御部又は圧縮機の動作に関わる構成要素の故障が原因である場合と、それ以外が原因である場合とがある。
圧縮機、圧縮機制御部又は圧縮機の動作に関わる構成要素が故障した場合は圧縮機制御部から制御部にエラー信号が出力される。このため、高温異常が検出された場合に、圧縮機制御部からエラー信号が出力されている場合は高温異常を表す第1の情報を出力することにより、保守を行う作業者は高温異常の原因を圧縮機、圧縮機制御部又は圧縮機の動作に関わる構成要素の故障に絞り込むことができる。
これに対し、エラー信号が出力されていない場合は高温異常を表す第2の情報を出力することにより、作業者はそれ以外の原因に絞り込むことができる。
よって上記の冷却貯蔵庫によると、第1の情報と第2の情報とを区別せずに出力する場合に比べ、高温異常の原因の特定に要する時間を短縮できる。
前記凝縮器の温度を検知する凝縮器温度センサと、外気温度を検知する外気温度センサと、を備え、前記制御部は、前記庫内温度センサによって検知された温度に基づいて低温異常を検出する低温異常検出処理と、前記低温異常検出処理によって低温異常が検出されると、前記外気温度センサによって検知された外気温度より高い低温判定温度未満の温度が前記凝縮器温度センサによって所定時間以上継続して検知されているか否かを判断し、継続して検知されている場合は低温異常を表す第3の情報を出力し、継続して検知されていない場合は低温異常を表す第4の情報を出力する第2の出力処理と、を実行してもよい。
圧縮機が動作しているときは凝縮器の温度が外気温度より大幅に高くなる。このため、凝縮器の温度が外気温度より高い低温判定温度未満である場合は圧縮機が動作していない可能性が高い。圧縮機が動作していないにもかかわらず低温異常となる原因としては、庫内温度センサの故障又は周囲温度低温が考えられる。このため、低温異常が検出された場合に、外気温度センサによって検知された外気温度より高い低温判定温度未満の温度が凝縮器温度センサによって所定時間以上継続して検知された場合(すなわち圧縮機が動作していない場合)は低温異常を表す第3の情報を出力することにより、保守を行う作業者は低温異常の原因を庫内温度センサの故障又は周囲温度低温に絞り込むことができる。
これに対し、低温判定温度未満の温度が凝縮器温度センサによって所定時間以上継続して検知されていない場合(すなわち圧縮機が動作している場合)は低温異常を表す第4の情報を出力することにより、作業者はそれ以外の原因に絞り込むことができる。
よって上記の冷却貯蔵庫によると、第3の情報と第4の情報とを区別せずに出力する場合に比べ、低温異常の原因の特定に要する時間を短縮できる。
実施形態1に係る冷却貯蔵庫の正面図 冷却貯蔵庫の断面図 図2に示すA-A線の断面図 冷凍回路の模式図 冷却貯蔵庫の電気的構成を示すブロック図 冷却運転のタイミングチャート 除霜運転のタイミングチャート 高温異常の原因を示す図 圧縮機制御部のエラーを示す図 実施形態2に係る低温異常の原因を示す図 LEDの点滅を説明するための波形図 他の実施形態に係る冷却貯蔵庫の電気的構成を示すブロック図
<実施形態1>
以下、実施形態を図1ないし図9によって説明する。以降の説明では図1に示すX方向を左右方向、Z方向を上下方向、図3に示すY方向を前後方向という。また、以降の説明において回転数とは単位時間当たりの回転数のことをいう。
(1)冷却貯蔵庫の構成
図1に示すように、実施形態1に係る冷却貯蔵庫1は2ドア式の横型(テーブル型)の冷却貯蔵庫である。冷却貯蔵庫1は前側に開口した横長の断熱箱体からなる貯蔵庫本体11、貯蔵庫本体11の開口を開閉する左右一対の観音開き式の断熱扉12、及び、貯蔵庫本体11の左側に配されている機械室13を備えている。
貯蔵庫本体11の開口には左右方向の中央において上下方向に延びるセンターピラー14が設けられている。貯蔵庫本体11の開口はセンターピラー14によって左右に仕切られている。
機械室13の前面には操作パネル15が設けられている。操作パネル15についての説明は後述する。
図2に示すように、貯蔵庫本体11は左側の上部が機械室13側に張り出しており、機械室13側に張り出している部分が冷却室16を構成している。冷却室16の右側にはダクト17が設けられており、ダクト17によって貯蔵庫本体11の内部が冷却室16と貯蔵室18とに仕切られている。ダクト17の下側には庫内の空気を冷却室16内に吸い込むための吸い込み口52が設けられている。ダクト17の上側には冷却室16で冷却された空気を庫内に吹き出すための吹き出し口53が設けられている。
機械室13には冷却ユニット19(冷凍回路の一例)が収容されている。図4に示すように、冷却ユニット19は回転数が可変のインバータ圧縮機20(圧縮機の一例)、凝縮器21、ドライヤ22、減圧機構23(キャピラリチューブ等)及び蒸発器24を有しており、これらが冷媒配管25によって循環接続されている。また、冷却ユニット19は凝縮器ファン26も有している。
図3に示すように、インバータ圧縮機20、凝縮器21及び凝縮器ファン26は機械室13内において冷却室16の外(すなわち庫外)に配されている。凝縮器21の前面には図示しないフィルターが設けられている。凝縮器ファン26は凝縮器21を基準にフィルターとは逆側に設けられている。凝縮器21の出口側にはフィルターの目詰まりを検知するために凝縮器21の温度を検知する目詰まりサーミスタ35(図4参照、凝縮器温度センサ及び外気温度センサの一例)が設けられている。
図2に示すように、機械室13内において冷却室16内には蒸発器24、庫内ファン27、除霜サーミスタ36及び庫内サーミスタ29(庫内温度センサの一例)が設けられている。
庫内ファン27は蒸発器24によって冷却された空気を貯蔵室18内(以下、単に庫内という)に循環させるためのものである。庫内ファン27が回転すると庫内の空気が吸い込み口52から冷却室16内に吸い込まれ、蒸発器24によって冷却されて吹き出し口53から庫内に吹き出される。
除霜サーミスタ36は蒸発器24の温度を検知するものであり、蒸発器24に取り付けられている。
庫内サーミスタ29は庫内温度を検知するためのものであり、吸い込み口52と蒸発器24との間に配されている。
(2)冷却貯蔵庫の電気的構成
図5を参照して、冷却貯蔵庫1の電気的構成について説明する。冷却貯蔵庫1はメイン基板40を備えている。メイン基板40にはCPUやRAMなどが1チップ化されたマイクロコンピュータ40A(制御部の一例)やメモリ40Bなどが実装されている。また、メイン基板40には凝縮器ファン26、庫内ファン27、目詰まりサーミスタ35、除霜サーミスタ36、庫内サーミスタ29、操作パネル15などが電気的に接続されている。以降の説明ではメイン基板40のことを制御部40という。
実施形態1ではメイン基板40にインバータ圧縮機20を制御するインバータ基板41(圧縮機制御部の一例)が一体化されている。インバータ基板41にはマイクロコンピュータ41A、LED41Bなどが実装されている。また、インバータ基板41にはインバータ圧縮機20が接続されている。
図5では省略しているが、メイン基板40にはインバータ圧縮機20に電力を供給する制御電源ボード(圧縮機の動作に関わる構成要素の一例)も一体化されている。なお、制御電源ボードは必ずしもメイン基板40やインバータ基板41と一体化されていなくてもよい。
インバータ基板41のマイクロコンピュータ41Aは、インバータ圧縮機20、インバータ基板41又は制御電源ボードの故障(以下、エラーという)が発生した場合は、そのエラーに対応する回数だけLED41Bを点滅させることを一定時間間隔で繰り返すことによってエラーを報知する。LED41Bの点滅によるエラーの報知は冷却貯蔵庫1の保守を行う作業者が現在発生中のエラーを把握し易くするためである。また、マイクロコンピュータ41Aはそのエラーに対応するエラーコード(エラー信号の一例)をメイン基板40のマイクロコンピュータ40Aに出力する。
(3)操作パネル
図5を参照して、操作パネル15について説明する。操作パネル15は情報を7セグ表示する第1の表示部45、情報を7セグ表示する第2の表示部46、各種の情報(点検、フィルター目詰まり、除霜中、ECO)に応じた図形や文字を点灯させる複数の表示ランプ47、ユーザが各種の設定や冷却貯蔵庫1に対する指示を行うための複数の操作ボタン48などを備えている。
ここで、冷却貯蔵庫1は設定によって冷蔵庫としても冷凍庫としても使用できるものとする。図5に示す第1の表示部45には冷却貯蔵庫1が冷蔵庫として使用される場合に庫内温度(あるいは設定温度)が表示され、第2の表示部46には冷却貯蔵庫1が冷凍庫として使用される場合に庫内温度(あるいは設定温度)が表示される。第1の表示部45及び第2の表示部46には庫内温度や設定温度以外にもエラーコードなどの各種の情報が表示される。
(4)制御部によって実行される制御処理
制御部40は各種の制御処理を実行する。ここでは制御部40によって実行される制御処理のうち冷却運転、除霜運転、及び、高温異常警報処理について説明する。
(4-1)冷却運転
図6を参照して、冷却運転について説明する。冷却運転はインバータ圧縮機20及び凝縮器ファン26の運転/停止を切り替えることによって庫内温度を所定の冷却温度範囲内に維持するものである。冷却温度範囲の上限温度は例えば設定温度+1.7K[ケルビン]であり、下限温度は設定温度-2K[ケルビン]である。
冷却運転では、制御部40はインバータ圧縮機20、凝縮器ファン26及び庫内ファン27を運転し、庫内温度が下限温度まで低下するとインバータ圧縮機20及び凝縮器ファン26を停止させる。これらを停止させると庫内温度が徐々に上昇する。制御部40は庫内温度が冷却温度範囲の上限温度まで上昇するとインバータ圧縮機20及び凝縮器ファン26の運転を再開する。これを繰り返すことによって庫内温度が概ね冷却温度範囲内に維持される。
(4-2)除霜運転
前述した冷却運転を行うと蒸発器24に霜が付着する。このため制御部40は所定の除霜開始条件が成立すると蒸発器24を除霜する除霜運転を行う。所定の除霜開始条件は「前回の除霜運転が終了してから一定時間が経過した」、「予め設定されている時刻に達した」、「使用者によって除霜が指示された」などである。除霜開始条件は適宜に決定できる。
一般に除霜運転には蒸発器24をヒータで加熱することによって除霜するヒータデフロストと、ヒータを用いずに除霜するオフサイクルデフロストとがある。本実施形態ではオフサイクルデフロストによって除霜する場合を例に説明する。
図7を参照して、オフサイクルデフロストについて説明する。図7において時点P1は前述した除霜開始条件が成立した時点を示している。制御部40は除霜開始条件が成立するとインバータ圧縮機20の速度を30秒間低速で回転させた後にインバータ圧縮機20を停止させる。庫内ファン27は除霜を促進するためにオフサイクルデフロスト中も回転される。
インバータ圧縮機20を停止させると蒸発器24の温度が上昇し、蒸発器24に付着している霜が解ける。制御部40はオフサイクルデフロストを開始すると除霜サーミスタ36によって蒸発器24の温度を所定のサンプリング間隔で検知し、蒸発器24の温度が所定のデフロスト終了温度まで上昇するとオフサイクルデフロストを終了して冷却運転を再開する。デフロスト終了温度は前述した冷却温度範囲の上限温度より高い温度である。
なお、除霜サーミスタ36ではなく庫内サーミスタ29によって検知された庫内温度がデフロスト終了温度まで上昇するとオフサイクルデフロストを終了してもよい。
(4-3)高温異常警報処理
制御部40は庫内サーミスタ29によって庫内温度を一定時間間隔で検知し、庫内温度が設定温度より+10K以上高い状態が一定時間(例えば120分)以上継続した場合は高温異常として検出する(高温異常検出処理の一例)。制御部40は、高温異常を検出した場合は高温異常を表すエラーコードを操作パネル15に表示する。その場合に、制御部40はインバータ基板41からエラーコードが出力されているか否かに応じて高温異常の原因を切り分け、切り分けた原因に応じたエラーコードを表示する(第1の出力処理の一例)。
(4-3-1)高温異常が起きる原因
先ず、図8を参照して、高温異常が起きる原因について説明する。なお、図8に示す原因は一例であり、高温異常が起きる原因はこれらに限られるものではない。
インバータ圧縮機20でエラーが発生した場合は冷媒が正常に循環しないことによって高温異常となる。
インバータ基板41でエラー(図9参照)が発生した場合はインバータ圧縮機20が正常に回転しないことによって高温異常となる。
リレーは一定速圧縮機の回転/停止をリレーのオン/オフによって切り替える冷却貯蔵庫の場合に固有の原因である。このような冷却貯蔵庫ではリレー(圧縮機の動作に関わる構成要素の一例)が故障して圧縮機が停止することによって高温異常となる場合がある。なお、実施形態1に係る冷却貯蔵庫1はインバータ圧縮機20を用いるものであるのでリレーを備えていない。このため実施形態1ではリレーは高温異常の原因から除外される。
制御電源ボードでエラーが発生した場合もインバータ圧縮機20が正常に回転しないことによって高温異常となる。
冷凍回路(三方弁)は一つの圧縮機で冷蔵側蒸発器と冷凍側蒸発器の2つの蒸発器に冷媒を供給する冷却貯蔵庫の場合に固有の原因である。三方弁は2つの蒸発器の両方に冷媒を供給するか又はいずれか一方の蒸発器だけに冷媒を供給するかを切り替えるものである。三方弁でエラーが発生すると冷媒を供給すべき蒸発器に冷媒が供給されなくなることによって高温異常となる場合がある。なお、実施形態1に係る冷却貯蔵庫1は蒸発器が一つであるので三方弁を備えていない。このため実施形態1では三方弁は高温異常の原因から除外される。
庫内サーミスタ29でエラーが発生した場合は、実際には庫内温度が低いにもかかわらず高い庫内温度が検出されることによって高温異常となる場合がある。
目詰まりサーミスタ35は前述したように凝縮器21のフィルターの目詰まりを検知するために凝縮器21の温度を検知するセンサである。制御部40は、目詰まりサーミスタ35によって検知された温度が高い場合はフィルターの目詰まりによって凝縮器21の温度が十分に低下していないと判断し、凝縮器21の回転数を上げる。制御部40は、回転数を上げても凝縮器21の温度が十分に低下しない場合は表示ランプ47の一つであるフィルターランプ47Bを点灯させてフィルターの清掃を促す。
目詰まりサーミスタ35でエラーが発生すると凝縮器21の温度が高いにも関わらず検知される温度が低いままとなる場合がある。その場合は凝縮器ファン26の回転数が低いままとなり、冷却性能が低下して高温異常となる。
断熱扉12が頻繁に開閉された場合(あるいは長時間開閉された場合)や貯蔵庫本体11と断熱扉12との間に隙間がある場合は庫内に外気が入り込むことによって高温異常となる。
負荷大はインバータ圧縮機20の回転数が高くなってインバータ圧縮機20の圧力が高くなっている状態のことをいう。例えば食材が大量に収容されると蒸発温度が高くなり、負荷大となる。負荷大になると庫内を十分に冷却できないことによって高温異常となる。
周囲温度高温は、冷却貯蔵庫1の周囲の温度(外気温度)が高いことにより、冷却運転を行っても庫内が冷却されないことによって高温異常となる。
デフロスト異常はオフサイクルデフロストが終了しない異常である。例えば除霜サーミスタ36でエラーが発生した場合は蒸発器24の温度がデフロスト終了温度まで上昇しないことによってオフサイクルデフロストが終了しない場合がある。オフサイクルデフロストが終了しないとインバータ圧縮機20が停止したままとなるため高温異常となる。
(4-3-2)第1の出力処理
前述したように、インバータ圧縮機20、インバータ基板41又は制御電源ボードでエラーが発生した場合はインバータ基板41からメイン基板40にエラーコードが出力される。これに対し、これらにエラーが発生していない場合はインバータ基板41からメイン基板40にエラーコードが出力されない。
このため、高温異常が発生した場合(すなわち庫内サーミスタ29によって設定温度より+10K以上高い庫内温度が一定時間以上継続して検知された場合)は、インバータ基板41からエラーコードが出力されているか否かを判断することにより、高温異常の原因がインバータ圧縮機20、インバータ基板41又は制御電源ボードのいずれかであるか、又はそれ以外であるかを切り分けることができる。
制御部40は高温異常が検知されるとインバータ基板41からエラーコードが出力されているか否かを判断し、エラーコードが出力されている場合は操作パネル15に高温異常のエラーコードとしてインバータ圧縮機20、インバータ基板41又は制御電源ボードが原因であることを示す60(第1の情報の一例)を表示し、エラーコードが出力されていない場合はエラーコードとしてそれ以外が原因であることを示す61(第2の情報の一例)を表示する。
より具体的には、制御部40は冷却貯蔵庫1が冷蔵庫として用いられている場合は第1の表示部45に庫内温度とエラーコードとを交互に表示するとともに、表示ランプ47の一つである点検ランプ47Aを点滅させる。点検ランプ47Aが点灯しているときは第1の表示部45にエラーコードが表示され、点検ランプ47Aが消灯しているときは第1の表示部45に庫内温度が表示される。冷却貯蔵庫1が冷凍庫として用いられている場合は第2の表示部46に庫内温度とエラーコードとが交互に表示される。
(5)実施形態の効果
実施形態1に係る冷却貯蔵庫1によると、高温異常が発生した場合に、インバータ基板41からエラーコードが出力されている場合はエラーコードとして60を表示するので、保守を行う作業者は高温異常の原因をインバータ圧縮機20、インバータ基板41又は制御電源ボードのエラーに絞り込むことができる。これに対し、エラーコードが出力されていない場合はエラーコードとして61を表示するので、作業者はそれ以外の原因に絞り込むことができる。よって冷却貯蔵庫1によると、エラーコード60とエラーコード61とを区別せずに表示する場合に比べ、高温異常の原因の特定に要する時間を短縮できる。
<実施形態2>
前述した実施形態1では高温異常警報処理を実行する。実施形態2に係る冷却貯蔵庫1は更に低温異常警報処理も実行する。
(1)低温異常警報処理
実施形態2に係る制御部40は、庫内サーミスタ29によって庫内温度を一定時間間隔で検知し、庫内温度が設定温度より-5K以上低い状態が一定時間(例えば60分)以上継続した場合は低温異常として検出する(低温異常検出処理の一例)。制御部40は、低温異常を検出した場合は低温異常を表すエラーコードを操作パネル15に表示する。その場合に、制御部40は外気温度に基づいて低温異常の原因を切り分け、切り分けた原因に応じたエラーコードを表示する(第2の出力処理の一例)。
(1-1)外気温度の検知
冷却貯蔵庫1は外気温度を検知するための温度センサを備えていない。このため、制御部40は凝縮器21の温度を検知する目詰まりサーミスタ35を用いて外気温度を検知する。すなわち、実施形態2では目詰まりサーミスタ35が外気温度センサを兼ねている。
具体的には、冷却運転中は凝縮器21が高温となるが、オフサイクルデフロスト中はインバータ圧縮機20が停止するので凝縮器21の温度が低下する。オフサイクルデフロストが開始されてからある程度の時間(例えば10分)が経過すると凝縮器21の温度が概ね外気温度と同じになる。このため、制御部40はオフサイクルデフロストが開始されてから10分が経過すると凝縮器21の温度が外気温度まで低下したと見做し、目詰まりサーミスタ35によって凝縮器21の温度を検知する。
制御部40は、目詰まりサーミスタ35によって凝縮器21の温度を検知すると、次回オフサイクルデフロストを実行するまでその温度を外気温度として用いる。
(1-2)低温異常が起きる原因
次に、図10を参照して、低温異常が起きる原因について説明する。なお、図10に示す原因は一例であり、低温異常が起きる原因はこれらに限られるものではない。
庫内サーミスタ29でエラーが発生すると、実際には庫内温度が低くなっていないにもかかわらず低い温度が検知されることによって低温異常となる場合がある。
周囲温度低温とは、冷却貯蔵庫1の周囲の温度が低いことをいう。冷却貯蔵庫1の周囲の温度が低いと冷却貯蔵庫1にエラーが発生していなくても庫内温度が低下し、低温異常となる。
冷凍回路(三方弁)でエラーが発生すると、冷媒を供給しなくてもよい蒸発器に冷媒が供給され、貯蔵室内が冷え過ぎることによって低温異常になる場合がある。
インバータ基板41でエラーが発生すると庫内温度が冷却温度範囲の下限温度まで低下してもインバータ圧縮機20が停止しない(あるいはインバータ圧縮機20の回転数が下がらない)ことによって低温異常となる場合がある。
リレーでエラーが発生すると一定速圧縮機が停止されないことによって低温異常となる場合がある。
制御電源ボードでエラーが発生するとインバータ圧縮機20が停止しないことによって低温異常となる場合がある。
(1-3)第2の出力処理
インバータ圧縮機20が動作しているときは凝縮器21の温度が外気温度より大幅に高くなる。逆に言うと、インバータ圧縮機20が動作していないときは凝縮器21の温度が外気温度より大幅に高くなることはない。このため、凝縮器21の温度が外気温度+3K未満である状態が長く継続した場合は、インバータ圧縮機20が動作していない可能性が高い。インバータ圧縮機20が動作していないにもかかわらず低温異常となる場合は、庫内サーミスタ29のエラー又は周囲温度低温が原因である可能性が高い。
ここで、外気温度+3Kは低温判定温度の一例である。なお、+3Kは一例である。外気温度より何度高い温度を低温判定温度とするかは適宜に決定できる。
これに対し、凝縮器21の温度が外気温度+3K未満である状態が長く継続していない場合はインバータ圧縮機20が動作している可能性が高い。インバータ圧縮機20が動作している場合は、低温異常の原因はそれ以外である可能性が高い。
このため、低温異常が発生した場合(すなわち庫内温度が設定温度より-5K以上低い状態が一定時間以上継続した場合)は、目詰まりサーミスタ35によって外気温度+3K未満の温度が所定時間以上継続して検知されているか否かを判断することにより、低温異常の原因が、庫内サーミスタ29のエラー又は周囲温度低温であるか、それ以外であるかを切り分けることができる。
制御部40は、低温異常が検知されると、目詰まりサーミスタ35によって外気温度+3K未満の温度が所定時間以上継続して検知されているか否かを判断し、所定時間以上継続して検知されている場合(すなわちインバータ圧縮機20が動作していない場合)は操作パネル15に低温異常のエラーコードとして庫内サーミスタ29のエラー又は周囲温度低温が原因であることを示す62(第3の情報の一例)を表示し、所定時間以上継続して検知されていない場合(すなわちインバータ圧縮機20が動作している場合)はエラーコードとしてそれ以外が原因であることを示す63(第4の情報の一例)を表示する。
(3)実施形態の効果
実施形態2に係る冷却貯蔵庫1によると、低温異常が発生した場合に、目詰まりサーミスタ35によって外気温度+3K未満の温度が所定時間以上継続して検知されている場合は低温異常のエラーコードとして62を表示するので、作業者は低温異常の原因を庫内サーミスタ29のエラー又は周囲温度低温に絞り込むことができる。これに対し、目詰まりサーミスタ35によって外気温度+3K未満の温度が所定時間以上継続して検知されていない場合はエラーコードとして63を表示するので、作業者はそれ以外の原因に絞り込むことができる。よって冷却貯蔵庫1によると、エラーコード62とエラーコード63とを区別せずに表示する場合に比べ、低温異常の原因の特定に要する時間を短縮できる。
<関連技術>
前述した図9に示すように、インバータ基板41のエラーには様々なエラーがある。インバータ基板41のマイクロコンピュータ41Aはエラーが発生するとメイン基板40のマイクロコンピュータ40Aにエラーコードを出力する。マイクロコンピュータ40Aはマイクロコンピュータ41Aから出力されたエラーコードをメモリ40Bに履歴として記録する。
また、前述したようにインバータ基板41はLED41Bを備えており、マイクロコンピュータ41Aは現在発生しているエラーをLED41Bの点滅回数で表示する。例えば、現在、図9に示す3番のエラーが発生しているとする。この場合、図11に示すように、マイクロコンピュータ41Aは0.5秒待機した後にLED41Bを0.5秒点灯させることを3回繰り返し、これを10秒間隔で繰り返す。
また、前述したように、マイクロコンピュータ40Aは冷却貯蔵庫1でエラーが発生すると、そのエラーのエラーコードを操作パネル15に表示する。
従って、冷却貯蔵庫1の保守を行う作業者がエラーコードを確認する方法としては以下の2つがある。
方法1:インバータ基板41上のLED41Bの点滅回数を確認する。
方法2:操作ボタン48を操作して操作パネル15でエラーコードの履歴を見る。
しかしながら、方法1の場合、インバータ基板41は電装箱の中にあるため外から見ることができない。冷却貯蔵庫1の電源を切るとLED41Bが消えてしまうため、作業者は電源を入れた状態で電装箱を開けなければならず、作業上好ましくなかった。また、電装箱を開けるのに時間がかかって手間であった。
また、方法2の場合、従来は以下に示す表示例のように操作ボタン48を押す毎にエラーコードが新しい順に一つずつ表示されるだけであった。このような表示ではどのエラーが現在発生中であるかが判らなかった。
表示例:3、9、2、4、・・・
そこで、関連技術に係る冷却貯蔵庫1は、操作パネル15にエラーコードを表示するとき、現在発生中のエラーのエラーコードを識別可能に表示する。具体的には例えば、制御部40は現在発生中のエラーのエラーコードの後ろにドット「.」を付加して表示し、現在発生中でないエラーのエラーコードはドットを付加せずに表示する。例えば3番のエラーが現在発生中であるとすると、関連技術に係る冷却貯蔵庫1では以下のように表示される。
表示例:3.、9、2、4、・・・
なお、現在発生中のエラーのエラーコードを識別可能に表示する方法はドットを付加する方法に限られない。例えばドットに替えて「u」や「j」などの所定のアルファベットを付加して表示してもよい。
関連技術に係る冷却貯蔵庫1によると、現在発生中のエラーのエラーコードを操作パネル15で確認できるので、作業者は現在発生中のエラーのエラーコードを確認するために電装箱を開けなくてもよい。このため現在発生中のエラーのエラーコードを確認する作業の作業性が向上する。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書によって開示される技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態ではメイン基板40とインバータ基板41とが一体化されている場合を例に説明した。これに対し、図12に示すように、メイン基板40とインバータ基板41とは別の基板として構成されていてもよい。
(2)上記実施形態では目詰まりサーミスタ35が外気温度センサを兼ねている場合を例に説明したが、目詰まりサーミスタ35とは別に外気温度センサを備えてもよい。
(3)上記実施形態ではエラーコードを操作パネル15に表示することによって出力する場合を例に説明したが、エラーコードの出力はこれに限られない。例えば外部の装置にエラーコードを送信することによって出力してもよいし、エラーコードを発音することによって出力してもよい。
(4)上記実施形態では圧縮機として回転数が可変のインバータ圧縮機を例に説明したが、圧縮機は回転数が一定の一定速圧縮機であってもよい。
(5)上記実施形態では冷却貯蔵庫として冷蔵庫としても冷凍庫としても使用可能な冷却貯蔵庫1を例に説明したが、冷却貯蔵庫は冷蔵庫であってもよいし冷凍庫であってもよい。また、冷却貯蔵庫は冷蔵庫と冷凍庫とを有する冷凍冷蔵庫であってもよい
(6)上記実施形態ではオフサイクルデフロストによって蒸発器24を除霜する場合を例に説明したが、ヒータデフロストなどのように蒸発器24を加熱することによって除霜する加熱除霜方式によって蒸発器24を除霜してもよい。
1…冷却貯蔵庫、19…冷却ユニット(冷凍回路の一例)、20…インバータ圧縮機(圧縮機の一例)、21…凝縮器、24…蒸発器、35…目詰まりサーミスタ(凝縮器温度センサ及び外気温度センサの一例)、40…メイン基板(制御部の一例)、41…インバータ基板(圧縮機制御部の一例)

Claims (1)

  1. 冷却貯蔵庫であって、
    圧縮機、凝縮器及び蒸発器を有する冷凍回路と、
    制御部と、
    前記圧縮機を制御する圧縮機制御部と、
    庫内温度を検知する庫内温度センサと、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記庫内温度センサによって検知された温度に基づいて高温異常を検出する高温異常検出処理である第1の判断処理を実行し、
    前記第1の判断処理によって高温異常が検出されると、前記圧縮機制御部から当該制御部にエラー信号が出力されているか否かを判断する第2の判断処理を実行し、
    前記第2の判断処理において、前記エラー信号が出力されている場合は前記圧縮機、前記圧縮機制御部又は前記圧縮機の動作に関わる構成要素を原因とする高温異常を表す第1の情報を出力し、出力されていない場合は前記圧縮機、前記圧縮機制御部又は前記圧縮機の動作に関わる構成要素以外を原因とする高温異常を表す第2の情報を出力する第1の出力処理を実行する、冷却貯蔵庫。
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