JPH0689976B2 - 冷蔵庫の温度制御回路 - Google Patents

冷蔵庫の温度制御回路

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JPH0689976B2
JPH0689976B2 JP62059702A JP5970287A JPH0689976B2 JP H0689976 B2 JPH0689976 B2 JP H0689976B2 JP 62059702 A JP62059702 A JP 62059702A JP 5970287 A JP5970287 A JP 5970287A JP H0689976 B2 JPH0689976 B2 JP H0689976B2
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    • G05B1/01Comparing elements, i.e. elements for effecting comparison directly or indirectly between a desired value and existing or anticipated values electric
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
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    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/20Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、冷蔵庫の温度制御回路に関する。
(従来の技術) 従来の冷蔵庫の温度制御回路は、庫内温度センサと抵抗
器との分圧回路の分圧点から得られるセンサ信号を出力
するセンサ回路と、このセンサ信号の電圧値に応じて庫
内冷却用冷凍サイクルを運転又は停止させる冷凍サイク
ル制御手段とを備えたものであった。庫内温度センサ
は、例えば抵抗値が負の温度特性を有するサーミスタか
らなり、分圧回路は、直流電源が、この温度センサと抵
抗器とを順次直列に介してアースにに接続されるもので
あった。
(発明が解決しようとする問題点) 以上に説明した従来の冷蔵庫の温度制御回路において、
庫内温度センサに、断線故障又は導通故障が発生するこ
とがあった。
センサ回路が前記の構成である場合には、庫内温度セン
サに断線故障が発生すると、センサ信号の電圧が0にな
る。このときには、冷凍サイクル制御手段は、庫内温度
が実際には設定温度以上である場合であっても、庫内温
度が非常に低い値であると判定するから冷凍サイクルを
駆動しない。したがって、この場合には庫内が異常高温
化し、庫内の食品の腐敗を招く。
導通故障の場合には、センサ信号が直流電源と同じ高電
圧となる。このときには、冷凍サイクル制御手段は、庫
内温度が実際には設定温度より低い場合であっても、庫
内温度が非常に高い値であると判定するから冷凍サイク
ルを駆動し続ける。したがって、この場合には庫内が過
冷却状態になり、冷蔵室等の食品を凍結させてしまう。
以上に説明したような庫内温度センサの異常は、これを
検出する必要があるにもかかわらず、従来はこの検出が
困難であった。
また、以上のような庫内温度センサの異常がない場合で
あっても、冷凍サイクル制御手段又は冷凍サイクルに異
常が発生して、前記のように庫内が異常高温化したり異
常低温化することもあった。
本発明は、以上の点に鑑み、庫内温度センサの異常を検
出することができ、しかもこの異常を冷凍サイクル制御
手段の異常及び冷凍サイクルの異常と区別して検出する
ことができる冷蔵庫の温度制御回路を提供することを目
的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、前記の目的を達成するために、第1図に示す
構成としたものである。
庫内温度センサ1のセンサ信号2を受ける冷凍サイクル
制御手段3a及びこの制御手段3aによって運転又は停止さ
せられる庫内冷却用の冷凍サイクル3bは、従来と同様の
構成である。
そして、下記の構成をさらに有する。
前記センサ信号2の電圧値が冷蔵庫の通常運転時の通常
電圧範囲を含みこの範囲より広く設定された第1設定電
圧範囲外となったときに第1異常信号5を出力する第1
比較手段4と、前記センサ信号2の電圧値が前記第1設
定電圧範囲を含みこの範囲より広く設定された第2設定
電圧範囲外となったときに第2異常信号7を出力する第
2比較手段6と、前記第1比較手段4から第1異常信号
5のみ出力された場合には、前記冷凍サイクル3bまたは
前記冷凍サイクル制御手段3aが異常であると判断し、前
記第1比較手段4から第1異常信号5が出力され、か
つ、前記第2比較手段6から第2異常信号7が出力され
た場合には、前記庫内温度センサ1が異常であると判断
する判断手段8を有する。
(作 用) 庫内温度センサ1に断線または導通が発生すると、セン
サ信号2の電圧値は、通常電圧範囲を含みこの範囲より
広く設定された第1設定電圧範囲外となるばかりでな
く、この第1設定電圧範囲を含みこの範囲より広く設定
された第2設定電圧範囲外となる。したがって、第1異
常信号5と第2異常信号7とが第1比較手段4及び第2
比較手段6から判断手段8に出力される。これにより、
判断手段8は、庫内温度センサ1に異常が発生したと判
断する。
一方、冷凍サイクル制御手段3aの異常または冷凍サイク
ル3bの異常の場合には、センサ信号2の電圧値は、第1
比較手段4の第1設定電圧範囲外となるけれども、第2
比較手段6の第2設定範囲外となることはない。したが
って、第1異常信号5のみが第1比較手段4か出力され
る。これにより、判断手段8は、冷凍サイクル制御手段
3aの異常または冷凍サイクル3bの異常であると判断す
る。
(実施例) 第2図は、本発明の実施例に係る冷蔵庫の温度制御回路
の回路図である。
1は、センサ回路であって、庫内温度センサ21の一端と
抵抗器22の一端とは、接続点23において接続されてい
る。庫内温度センサ21は、例えば抵抗値が負の温度特性
を有するサーミスタからなる。そして、庫内温度センサ
21の他端は直流電源Vccに接続され、抵抗器22の他端は
アースに接続されて、分圧回路が構成されている。接続
点23の電圧は、センサ信号2として出力される。
30は、温度検出回路30であって、センサ信号2は、コン
パレータ31の反転入力端子に入力される。コンパレータ
31の非反転入力端子は、抵抗器32,33,34を介してそれぞ
れ直流電源Vcc、アース及び自身の出力端子に接続され
る。このコンパレータ11の出力は、この温度検出回路30
の出力すなわち検出信号(DS)37としてマイクロコンピ
ュータ40に入力される。
マイクロコンピュータ40は、内部にメモリ、タイマ及び
入出力ポートを有するワンチップのマイクロコンピュー
タである。
50は、A/Dコンバータであって、アナログ入力端子に前
記センサ信号2が入力される。そして、このコンバータ
は、マイクロコンピュータ40との間でA/D制御信号57の
やりとりをしてA/D変換を実行し、このA/D変換の結果を
マイクロコンピュータ40に対してデータ信号58として出
力する。
60は、庫内温度センサの異常の表示モードを切換えるた
めの切換回路であって、直流電源Vccが抵抗器61及び保
持形接点62を順次介してアースに接接続される回路構成
を有する。抵抗器61と保持形接点62との接続点の電圧
は、切換信号(SW)67としてマイクロコンピュータ40に
入力される。
70は、庫内温度センサの異常の記憶をリセットするため
のリセット回路であって、直流電源Vccが抵抗器71及び
手動操作自動復帰形a接点72を順次介してアースに接続
される回路構成を有する。抵抗器71とa接点72との接続
点の電圧は、リセット信号(RST)77としてマイクロコ
ンピュータ40に入力される。
マイクロコンピュータ40から出力されるコンプレッサ制
御信号(CCT)47は、コンプレッサ制御回路80におい
て、抵抗器81を介してNPNトランジスタ82のベースに入
力される。このトランジスタのエミッタはアースされ、
このコレクタはリレーのコイル83を介して直流電源Vcc
に接続される。このコイルの両端には、ダイオード84が
カソードを直流電源Vcc側に向けて接続される。コイル8
3を有するリレーのa接点85は、コンプレッサモータ86
と直列に交流電源87に接続される。なお、温度検出回路
30、コンプレッサ制御回路80及び交流電源87に接続され
た回路は、前記冷凍サイクル制御手段3aを構成し、同図
には図示しない冷凍サイクル3bは、コンプレッサモータ
86によって駆動される。
また、庫内温度センサ21の異常を表示するためにマイク
ロコンピュータ40から出力される第1の表示信号(DC
T)48は、第1の表示回路90において、抵抗器91を介し
てNPNトランジスタ92のベースに入力される。このトラ
ンジスタのエミッタはアースされ、このコレクタは発光
ダイオード93のカソードに接続される。この発光ダイオ
ードのアノードは、抵抗器94を介して直流電源Vccに接
続される。
冷凍サイクル制御手段3a又は冷凍サイクル3bの異常を表
示するためにマイクロコンピュータ40から出力される第
2の表示信号(FCT)49は、第2の表示回路100におい
て、抵抗器101を介してNPNトランジスタ102のベースに
入力される。このトランジスタのエミッタはアースさ
れ、このコレクタは発光ダイオード103のカソードに接
続される。この発光ダイオードのアノードは、抵抗器10
4を介して直流電源Vccに接続される。
第3図及び第4図は、前記マイクロコンピュータ40の動
作を示すフローチャートである。以下、第2図及びこれ
らのフローチャートに基づいて、本発明の実施例に係る
冷蔵庫の温度制御回路の動作を説明する。
ステップ1では、マイクロコンピュータ40の内部メモリ
のうち、庫内温度センサ21の異常を記憶するための記憶
場所すなわち異常記憶DFLR及びDFAILを0にリセットす
るとともに、冷凍サイクル制御手段3a又は冷凍サイクル
3bの異常を記憶するための記憶場所すなわち異常記憶FE
LR及びFEAILを0にリセットする。
ステップ2では、Lレベルの表示信号(DCT)48及びL
レベルの表示信号(FCT)49を出力し、これらの信号
は、マイクロコンピュータ40の内部でラッチされる。こ
のとき、表示回路90,100において、トランジスタ92,102
がそれぞれオフし発光ダイオード93,103がともに消灯さ
れる。
以上のようにして初期化が行なわれた後、ステップ3に
おいて、検出信号(DS)37の電圧レベルが調べられる。
温度検出回路30から出力されるこの信号は、通常は、庫
内の温度が設定温度以上であるときにLレベルとなり、
設定温度より低いときにHレベルとなる。すなわち、コ
ンパレータ31の非反転入力端子の電圧は、直流電源Vcc
の電圧値と抵抗器32,33の抵抗値とによって定まる設定
電圧であって、抵抗器34による正帰還によってヒステリ
シスが与えられている。すなわち、この設定電圧の上限
値はVSUであって、その下限値はVSLである(以下、この
範囲を「通常電圧範囲」という)。一方、庫内温度セン
サ21の抵抗値が負の温度特性を有するから、センサ信号
2の電圧Vすなわちコンパレータ31の反転入力端子の電
圧は、温度が高くなるほど高くなる。したがって、庫内
の温度が上昇しコンパレータ31の反転入力端子の電圧V
が設定電圧の上限値VSUより高くなると、このコンパレ
ータの出力がLレベルになる。また、庫内の温度が低下
しコンパレータ31の反転入力端子の電圧Vが設定電圧の
下限値VSLより低くなると、このコンパレータの出力が
Hレベルになる。つまり、前記のような電圧レベルの検
出信号(DS)37が出力される。
マイクロコンピュータ40がLレベルの検出信号(DS)37
を入力すると、ステップ4において、Hレベルのコンプ
レッサ制御信号(CCT)47が出力される。このとき、コ
ンプレッサ制御回路80において、トランジスタ82がオン
してコイル83が通電され、a接点85がオンする。したが
って、交流電源87によりコンプレッサモータ86が駆動さ
れ、冷凍サイクルが運転を開始し、庫内が冷却される。
一方、Hレベルの検出信号(DS)37を入力したときに
は、ステップ5において、Lレベルのコンプレッサ制御
信号(CCT)47が出力される。このとき、コンプレッサ
制御回路80においてトランジスタ82がオフし、a接点85
がオフする。したがって、コンプレッサモータ86の駆動
が停止され、庫内の冷却が停止される。
以上のように、庫内温度センサ21に異常がない場合に
は、センサ信号2の電圧値Vが庫内温度に対応するか
ら、冷凍サイクル制御手段3a及び冷凍サイクル3bに異常
がないかぎり、庫内温度に応じてコンプレッサモータ86
が運転又は停止され庫内の温度が設定温度の近傍に保た
れる。このとき、センサ信号2の電圧値Vは、上限値VS
Uと下限値VSLとの間の通常電圧範囲中の値となる。
次に、ステップ6において、リセット信号(RST)77の
電圧レベルが調べられ、これがLレベルであるときだけ
ステップ7においてDFAIL及びFFAILが0にされる。この
際、リセット信号(RST)77がLレベルになるのは、a
接点72がオン操作されたときである。
ステップ8では、マイクロコンピュータ40とA/Dコンバ
ータ50との間でA/D制御信号57すなわち変換開始要求信
号及び変換終了信号のやりとりをして、このA/Dコンバ
ータ50によってデジタル量に変換されたセンサ信号2の
電圧Vを、データ信号58として入力する。
そして、ステップ9では、この電圧が正常上限電圧FVU
と正常下限電圧FVLとの間の値(以下、この範囲を「第
1設定電圧範囲」という)であるか否かが判断される。
正常上限電圧FVUは通常電圧範囲の上限値VSUより高くか
つVccより低く設定され、正常下限電圧FVLは通常電圧範
囲の下限値VSLより低い正の値に設定される。すなわ
ち、センサ信号2の電圧について、正常上限電圧FVUと
正常下限電圧FVLとの間の第1設定電圧範囲は、通常電
圧範囲VSU〜VSLを含みかつこの範囲より広く設定され
る。
さて、庫内温度センサ21に異常が発生していない場合に
は、冷凍サイクル制御手段3a及び冷凍サイクル3bに異常
がないかぎり、前記のようにセンサ信号2の電圧値V
は、VSUとVSLとの間の通常電圧範囲であるから、当然に
FVUとFVLとの間の第1設定電圧範囲である。ところが、
冷凍サイクル制御手段3a又は冷凍サイクル3bに異常が発
生すると、センサ信号2の電圧Vは、FVUとFVLとの間の
第1設定電圧範囲ではなくなるが、0又はVccまでは至
らない。一方、庫内温度センサ21に前記のような断線又
は導通の異常が発生すると、センサ信号2の電圧値V
は、0又はVccとなる。
冷凍サイクル制御手段3a及び冷凍サイクル3b並びに庫内
温度センサ21に異常がなく、センサ信号2の電圧値V
が、FVUとFVLとの間の第1設定電圧範囲である場合に
は、ステップ10においてDFLR及びFFLRを0にリセット
し、ステップ11において、所定の時間例えば1分、10分
あるいは1時間を計時するタイマA及びタイマBの計時
をリセットした後、ステップ17に進む。
一方、冷凍サイクル制御手段3a又は冷凍サイクル3b若し
くは庫内温度センサ21に異常が発生し、センサ信号2の
電圧値VがFVUとFCLと間の第1設定電圧範囲でなくなっ
た場合には、ステップ12において前記タイマAの計時を
スタートさせた後、ステップ13に進む。
ステップ13では、さらにセンサ信号2の電圧値Vが正常
上限電圧DVUと正常下限電圧DVLとの間の値(以下、この
範囲を「第2設定電圧範囲」という)であるか否かが判
断される。正常上限電圧DVUは前記正常上限電圧FVUより
高くかつVccより低く設定され、正常下限電圧DVLは前記
正常下限電圧FVLより低い正の値に設定される。すなわ
ち、センサ信号2の電圧について、正常上限電圧DVUと
正常下限電圧DVLとの間の第2設定電圧範囲は、前記正
常上限電圧FVUと正常下限電圧FVLとの間の第1設定電圧
範囲を含みかつこの範囲より広く設定される。
したがって、庫内温度センサ21の異常ではなく、冷凍サ
イクル制御手段3a又は冷凍サイクル3bの異常が発生し、
センサ信号2の電圧値VがDVUとDVLとの間の第2設定電
圧範囲である場合には、ステップ14においてDFLRを0に
リセットし、ステップ15においてタイマBの計時をリセ
ットした後、ステップ17に進む。
一方、庫内温度センサ21に前記のような断線又は導通の
異常が発生すると、センサ信号2の電圧値Vは、前記の
ように0又はVccとなる。したがって、このときには、
センサ信号2の電圧値Vは、DVUとDVLとの間の第2設定
電圧範囲でなくなる。この場合には、ステップ16におい
てタイマBの動作をスタートさせた後、ステップ17に進
む。
ステップ17では、ステップ12において計時を開始したタ
イマAがタイムアップしたか否か、すなわち冷凍サイク
ル制御手段3a又は冷凍サイクル3bの異常が所定時間断続
しているか否かが判定され、断続していない場合には、
ステップ19に進む。逆に、この異常が所定時間継続した
場合には、冷凍サイクル制御手段3a又は冷凍サイクル3b
の異常であると判定して、ステップ18においてFFLR及び
FFAILに1をセットした後、ステップ19に進む。すなわ
ち、異常記憶FFLR及びFFAILをセットするのは、冷凍サ
イクル制御手段3a又は冷凍サイクル3bの異常が所定時間
断続した場合に限っているため、異常の誤検出が防止さ
れる。
ステップ19では、ステップ16において計時を開始したタ
イマBがタイムアップしたか否か、すなわち庫内温度セ
ンサ21の異常が所定時間断続しているか否かが判定さ
れ、継続していない場合には、ステップ3にもどる。逆
に、庫内温度センサ21の異常が所定時間継続した場合に
は、庫内温度センサ21の異常であると判定して、ステッ
プ20においてDFLR及びDFAILに1をセットした後、ステ
ップ3にもどる。すなわち、異常記憶DFLR及びDFAILを
セットするのは、庫内温度センサ21の異常が所定時間継
続した場合に限っているため、異常の誤検出が防止され
る。
さて、庫内温度センサ21は、断線故障又は導通故障のよ
うな永久故障が発生するばかりでなく、庫内湿度の影響
によって一時的に導通状態となることもある。また、冷
凍サイクル制御手段3aの異常又は冷凍サイクル3bの異常
についても、これらの異常は、回復することがある。マ
イクロコンピュータ40が以上に説明したフローチャート
にしたがって動作すると、異常記憶のうちFFLRは、冷凍
サイクル制御手段3a又は冷凍サイクル3bの異常が検出さ
れステップ18において1がセットされた後であっても、
この異常が回復したときには、ステップ10において0に
リセットされる。これに対してFFAILは、異常検出後に
これが回復しても、a接点72がオン操作されるまでは、
1にセットされたままである。また、異常記憶のうちDF
LRは、庫内温度センサ21の異常が検出されステップ20に
おいて1がセットされた後であっても、この異常が回復
したときには、ステップ10又はステップ14において0に
リセットされる。これに対してDFAILは、異常検出後に
これが回復しても、a接点72がオン操作されるまでは、
1にセットされたままである。
マイクロコンピュータ40内部の他のタイマは、例えば1
秒ごとのクロック割込を発生する。第4図に示すルーチ
ンは、このクロック割込みが発生するごとに実行される
ものであり、以上のようにして検出され記憶される、冷
凍サイクル制御手段3a又は冷凍サイクル3bの異常若しく
は庫内温度センサ21の異常の表示を目的とするルーチン
である。
ステップ21では、切換信号(SW)67の電圧レベルが調べ
られる。切換回路60において、保持形接点62がオフ操作
されると切換信号(SW)67がHレベルになり、この接点
がオン操作されるとこの信号がLレベルになる。
保持形接点62がオフ操作されて切換信号(SW)67がHレ
ベルである場合には、ステップ22において異常記憶DFLR
の内容が調べられる。これに対して、保持形接点62がオ
ン操作されてこの信号がLレベルである場合には、ステ
ップ23において異常記憶DFAILの内容が調べられる。
そして、いずれの場合にも、異常記憶が1であるときに
は、ステップ24において、Hレベルの表示信号(DCT)4
8が出力される。表示信号(DCT)48がHレベルになる
と、表示回路90において、トランジスタ92がオンし、抵
抗器93を通して発光ダイオード93に電流が供給される。
したがって、この発光ダイオード93が点灯して、庫内温
度センサ21の異常の発生を表示する。
逆に異常記憶が0であるときには、いずれの場合にも、
ステップ25において、Lレベルの表示信号(DCT)48が
出力される。表示信号(DCT)48がLレベルになると、
トランジスタ92がオフし、発光ダイオード93が消灯す
る。
ステップ24又はステップ25において異常記憶DFLR又はDF
AILの内容に応じて発光ダイオード93を点灯又は消灯さ
せた後は、ステップ26からステップ30において、以上と
同様にして、異常記憶FFLR又はFFAILの内容に応じて第
2の表示信号(FCT)49を出力し発光ダイオード103を点
灯又は消灯させる。この場合には、切換信号(SW)67の
電圧レベルに応じて、表示すべき異常記憶としてFFLRと
FFAILとのうちいずれか一方が選択される。このように
して冷凍サイクル制御手段3aの異常又は冷凍サイクル3b
の異常の発生の有無を表示した後、第3図にフローチャ
ートを示した先のプログラムにリターンする。
以上に説明したように、表示回路90,100における庫内温
度センサ21の異常若しくは冷凍サイクル制御手段3a又は
冷凍サイクル3bの異常の表示は、切換回路60の保持形接
点62の切換によって、DFLR,FFLRとDFAIL,FFAILとが切換
られる。すなわち、保持形接点62をオフ操作すると、異
常記憶DFLR,FFLRの内容に応じてそれぞれ発光ダイオー
ド93,103が点灯又は消灯させられる。また、この接点62
をオン操作すると、異常記憶DFAIL,FFAILの内容に応じ
て発光ダイオード93,103が点灯又は消灯させられる。し
たがって、保持形接点62をオフ操作しまたオン操作した
場合に、いずれの場合にも発光ダイオード93が点灯しな
いときには、庫内温度センサ21に異常が一度も発生して
いないことが判明する。また、いずれの場合にも発光ダ
イオード93が点灯するときには、このセンサに永久故障
が発生していることが判明する。さらに、保持形接点62
をオン操作したときには発光ダイオード93が点灯する
が、この接点をオフ操作したときにはこの発光ダイオー
ドが消灯する場合には、庫内温度センサ21に一時的な異
常が発生していたことが判明する。冷凍サイクル制御手
段3aの異常又は冷凍サイクル3bの異常の場合も同様であ
る。したがって、本実施例によれば、庫内温度センサ21
の異常発生のの有無を冷凍サイクル制御手段3aの異常及
び冷凍サイクル3bの異常と区別して確認することができ
るばかりでなく、これらの異常が永久的なものであるか
一時的なものであったかを判別することができ、メンテ
ナンスの際に異常の原因を知る手掛かりが得られる。
また、これらの異常を検出したことを異常記憶DFAIL,FF
AILに記憶し、この記憶にしたがって表示回路90,100に
よって異常の表示を行うようにしているため、これらの
異常が永久的なものであると否とにかかわらず、異常が
発生した場合には、必ずこの異常を表示することができ
る。
なお、ステップ6,7において、リセット信号(RST)77の
電圧レベルを調べ、これが最初にLレベルになったとき
にはじめて前記クロック割込みをイネーブルにし、次に
この信号がLレベルになったときに、前記のようにFAIL
を0にするプログラムとすることもできる。このように
すれば、通常は発光ダイオード93,103の点灯を行なわ
ず、必要なときだけa接点72をオン操作してこれらの発
光ダイオードの点灯状態を確認することができる。
また、以上に説明したように、本実施例においては、前
記比較手段4及び判断手段6として、ワンチップのマイ
クロコンピュータ40を用いていたが、このコンピュータ
は、マルチチップのコンピュータであってもよい。ま
た、比較手段4及び判断手段6として、前記温度検出回
路30に用いられているコンパレータ31と同様のコンパレ
ータを用いることもできる。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明によれば、庫内温度セン
サに断線または導通が発生すると、センサ信号の電圧値
は、第1設定電圧範囲外となるばかりでなく、第2設定
電圧範囲外となる。したがって、第1異常信号と第2異
常信号とが第1比較手段及び第2比較手段から判断手段
に出力される。これにより、判断手段は、庫内温度セン
サに異常が発生したと判断する。
一方、冷凍サイクル制御手段の異常または冷凍サイクル
が異常の場合には、センサ信号の電圧値は、第1設定電
圧範囲外となるけれども、第2設定範囲外となることは
ない。したがって、第1異常信号のみが第1比較手段か
ら出力される。これにより、判断手段は、冷凍サイクル
制御手段の異常または冷凍サイクルの異常であると判断
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の構成を説明するためのブロック図、 第2図は、本発明の実施例に係る冷蔵庫の温度制御回路
の回路図、 第3図は、前図のマイクロコンピュータの動作を示すフ
ローチャート、 第4図は、前図に示したマイクロコンピュータの動作中
にクロック割込が発生した場合に実行される処理を示す
フローチャートである。 符号の説明 1……センサ回路、2……センサ信号、3a……冷凍サイ
クル制御手段、3b……冷凍サイクル、4……比較手段、
5……第1の異常信号、6……判断手段、7……第2の
異常信号、21……庫内温度センサ、22……抵抗器、30…
…温度検出回路、31……コンパレータ、37……検出信号
(DS)、40……マイクロコンピュータ、47……コンプレ
ッサ制御信号(CCT)、48……第1の表示信号(DCT)、
49……第2の表示信号(FCT)、50……A/Dコンバレー
タ、60……切換回路、67……切換信号(SW)、70……リ
セット回路、77……リセット信号(RST)、80……コン
プレッサ制御回路、86……コンプレッサモータ、90,100
……表示回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】庫内温度センサのセンサ信号の電圧値に応
    じて庫内冷却用の冷凍サイクルを運転又は停止させる冷
    凍サイクル制御手段を備えた冷蔵庫の温度制御回路にお
    いて、 前記センサ信号の電圧値が冷蔵庫の通常運転時の通常電
    圧範囲を含みこの範囲より広く設定された第1設定電圧
    範囲外となったときに第1異常信号を出力する第1比較
    手段と、 前記センサ信号の電圧値が前記第1設定電圧範囲を含み
    この範囲より広く設定された第2設定電圧範囲外となっ
    たときに第2異常信号を出力する第2比較手段と、 前記第1比較手段から第1異常信号のみ出力された場合
    には、前記冷凍サイクルまたは前記冷凍サイクル制御手
    段が異常であると判断し、前記第1比較手段から第1異
    常信号が出力され、かつ、前記第2比較手段から第2異
    常信号が出力された場合には、前記庫内温度センサが異
    常であると判断する判断手段とを有する ことを特徴とする冷蔵庫の温度制御回路。
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