JP7201466B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

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Description

本明細書で開示する技術は、冷却貯蔵庫に関する。
従来、冷却貯蔵庫において、冷凍回路の冷媒漏れの発生を検知するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、特許文献1に記載の冷却貯蔵庫は、通常冷却モードで運転している間に、庫内検知温度Tmが、庫内設定温度Tsよりも高い温度に予め設定した警戒温度Teを上回る状態が継続して所定時間に達した時は、冷媒漏れが発生した可能性があると判断して、漏れ警戒モードで制御を行う。
特開2017-219278号公報
ところで、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合、あるいは圧縮機が故障によって停止している場合にも庫内温度が高くなる。このため、上述した特許文献1に記載の冷却貯蔵庫は、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合、あるいは圧縮機が故障によって停止している場合に、冷媒漏れが発生した可能性があると誤判断する可能性がある。特許文献1に記載の冷却貯蔵庫では、冷媒漏れが発生した可能性があると誤判断した場合は漏れ警戒モードでの制御が不必要に行われる。
本明細書では、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合、あるいは圧縮機が故障によって停止している場合に冷媒漏れに関する所定の処理が不必要に実行されることを抑制する技術を開示する。
本明細書で開示する冷却貯蔵庫は、第1の貯蔵室と第2の貯蔵室とを有する貯蔵庫本体と、前記第1の貯蔵室の開口を開閉する第1の扉と、第1の圧縮機、第1の凝縮器、第1の凝縮器ファン及び第1の蒸発器を有し、前記第1の貯蔵室を冷却する第1の冷凍回路と、前記第1の貯蔵室内の温度を検知する第1の庫内温度センサと、前記第1の凝縮器の温度を検知する第1の凝縮器温度センサと、前記第1の扉が開かれたことを検知する第1の検知部と、前記第2の貯蔵室の開口を開閉する第2の扉と、第2の圧縮機、第2の凝縮器、第2の凝縮器ファン及び第2の蒸発器を有し、前記第2の貯蔵室を冷却する第2の冷凍回路と、前記第2の貯蔵室内の温度を検知する第2の庫内温度センサと、前記第2の凝縮器の温度を検知する第2の凝縮器温度センサと、前記第2の扉が開かれたことを検知する第2の検知部と、周囲温度を検知する周囲温度センサと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1の扉が開かれていることが前記第1の検知部によって検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、前記第1の凝縮器の温度と周囲温度との差が所定値以上であるという条件の下で、一定時間ごとの前記第1の貯蔵室の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続するか、又は、前記第2の扉が開かれていることが前記第2の検知部によって検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、前記第2の凝縮器の温度と周囲温度との差が所定値以上であるという条件の下で、一定時間ごとの前記第2の貯蔵室の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続すると、冷媒漏れに関する所定の処理を実行する。
本願発明者は、冷凍回路の冷媒漏れが発生すると蒸発器に低温の冷媒が十分に供給されないことによって貯蔵室の温度が上昇し、一定時間ごとの貯蔵室の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続することを見出した。このため、一定時間ごとの貯蔵室の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続した場合は冷媒漏れに関する所定の処理(凝縮器ファンを回転させる処理、冷媒漏れが発生した可能性があることを警報する処理など)を実行することが望ましい。
ただし、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合、あるいは圧縮機が故障によって停止している場合も、庫内温度が上昇することによって一定時間ごとの貯蔵室の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続することがある。このため、単に一定時間ごとの貯蔵室の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続しただけでは当該所定の処理が不必要に実行される可能性がある。
ここで、通常、冷媒漏れが発生しても圧縮機が運転されていれば凝縮器の温度が周囲温度よりある程度高くなる。このため、凝縮器温度センサによって検知された温度が周囲温度センサによって検知された周囲温度より所定値以上高い場合は圧縮機が運転されていると判断できる。
上記の冷却貯蔵庫によると、第1の扉(あるいは第2の扉)が開かれていることが第1の検知部(あるいは第2の検知部)によって検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、第1の凝縮器(あるいは第2の凝縮器)の温度と周囲温度との差が所定値以上であるという条件の下で、一定時間ごとの第1の貯蔵室(あるいは第2の貯蔵室)の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続すると冷媒漏れに関する所定の処理を実行するので、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合、あるいは圧縮機が故障によって停止している場合に当該所定の処理が不必要に実行されることを抑制できる。
前記所定の処理は、前記第1の凝縮器ファン及び前記第2の凝縮器ファンを回転させる処理であってもよい。
凝縮器ファンを回転させると、庫外での冷媒漏れの場合に、庫外に漏れた冷媒を拡散することができる。このため、冷媒が可燃性冷媒である場合に、庫外に漏れた可燃性冷媒が一か所に留まることによる危険性を低減できる。その場合に、上記の冷却貯蔵庫によると、冷媒漏れが発生した冷凍回路の凝縮器ファンのみでなく、冷媒漏れが発生していない冷凍回路の凝縮器ファンも回転させるので、可燃性冷媒が一か所に留まることによる危険性をより確実に低減できる。
前記貯蔵庫本体には前記扉と接触する面を加熱して結露を防止するヒータが設けられており、前記所定の処理は、前記ヒータへの通電を停止する処理であってもよい。
前述したように冷媒漏れが発生すると貯蔵室内の温度が上昇する。ヒータに通電するとヒータから貯蔵室内に熱が侵入するので、ヒータに通電したままであると貯蔵室内の温度が更に上昇し、食材が傷む可能性がある。
上記の冷却貯蔵庫によると、冷媒漏れが発生した場合はヒータへの通電を停止するので、貯蔵室内への熱侵入量を低減できる。これにより貯蔵室内の温度上昇が抑制され、食材を傷みにくくすることができる。
前記所定の処理は、前記蒸発器で冷却された空気を庫内に循環させる庫内ファンを運転する処理、前記蒸発器を除霜する除霜運転を禁止する処理、及び、冷媒漏れを警報する処理の少なくとも一つを含んでもよい。
庫内ファンを運転すると、庫内での冷媒漏れの場合に、扉と貯蔵庫本体との僅かな隙間などから冷媒を庫外に少しずつ拡散させることができる。このため、冷媒が可燃性冷媒である場合に、庫外に漏れ出した可燃性冷媒が一か所に留まることによる危険性を低減できる。
また、除霜運転を禁止すると、冷却貯蔵庫に収納されている食材に悪影響を与えることを抑制できる。具体的には、一般に除霜運転では圧縮機を停止させるので庫内温度が上昇する。通常であればその後に圧縮機の運転が再開されて庫内温度が低下するので食材に悪影響を与えることはないが、冷媒漏れが発生しているとその後に圧縮機を運転しても庫内温度が低下しないため、庫内温度が上昇したままとなり、庫内の食材が傷む虞がある。除霜運転を禁止すると庫内の食材が傷む可能性を抑制できる。
また、冷媒漏れを警報すると、使用者に断熱扉の開閉を控えるよう促すことができる。断熱扉の開閉が控えられると庫内温度が上昇しにくくなるので、庫内の食材が傷む可能性を抑制できる。また、冷媒漏れを警報すると、使用者に室内の換気を促すことができる。このため、庫外に漏れ出した可燃性冷媒が室内に留まることによる危険性を低減できる。また、冷媒漏れを警報すると、使用者が冷却貯蔵庫の製造メーカーにサービス依頼を早期に行うことができるので、庫内の食材が傷む可能性を抑制できる。
実施形態1に係る冷却貯蔵庫の正面図 冷却貯蔵庫の上面図 第1の冷凍回路のブロック図 第2の冷凍回路のブロック図 冷蔵室用冷凍ユニット及びその周辺の断面図 冷却貯蔵庫の電気的構成を示すブロック図 操作パネルの模式図 冷却運転のタイミングチャート 冷媒漏れ検知のタイミングチャート(冷凍室側で冷媒漏れが発生した場合)
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図8に基づいて説明する。以降の説明において上下方向及び左右方向とは図1に示す上下方向及び左右方向を基準とし、前後方向とは図2に示す前後方向を基準とする。
(1)冷凍冷蔵庫の全体構成
図1に示すように、実施形態1に係る冷凍冷蔵庫1(冷却貯蔵庫の一例)は4ドア式の冷凍冷蔵庫であり、前側に開口12(12A,12B)を有する貯蔵庫本体11、貯蔵庫本体11の上方に配されている機械室13、機械室13の前面に設けられている操作パネル14、貯蔵庫本体11の下面に設けられている4つの脚部15などを備えている。
操作パネル14はユーザから各種の設定や指示を受け付けるものである。また、操作パネル14は冷凍冷蔵庫1に関する各種の情報の表示も行う。操作パネル14の基板には冷凍冷蔵庫1の周囲温度を検出する図示しない周囲温度サーミスタ41(図5参照、周囲温度センサの一例)が設けられている。
貯蔵庫本体11の内部は断熱性の仕切り壁16によって左右に仕切られている。仕切り壁16の左側は冷蔵室17(第1の貯蔵室の一例)であり、右側は冷凍室18(第2の貯蔵室の一例)である。貯蔵庫本体11の開口には水平方向に延びる柱状の前面枠19が取り付けられている。
貯蔵庫本体11には左右一対の観音開き式の断熱扉20が上下に二組取り付けられている。左側の開口12A(すなわち冷蔵室17の開口12A)は上下2つの断熱扉20A(第1の扉の一例)によって個別に開閉される。右側の開口12B(すなわち冷凍室18の開口12B)は上下2つの断熱扉20B(第2の扉の一例)によって個別に開閉される。
各断熱扉20の背面において貯蔵庫本体11に接触する部分には図示しない樹脂製のパッキンが取り付けられている。図1では省略しているが、貯蔵庫本体11には断熱扉20と接触する面を加熱して結露を防止する前面枠ヒータ46(図5参照、ヒータの一例)が配されている。
図2に示すように、機械室13は上側が開放されている。機械室13には冷蔵室17を冷却する冷蔵室用冷凍ユニット21の一部、冷凍室18を冷却する冷凍室用冷凍ユニット22の一部、図示しない電装箱、操作パネル14、図示しない電源部などが収容されている。
冷蔵室用冷凍ユニット21は断熱性のユニット台に後述する冷蔵室用冷凍回路23を取り付けたものである。冷凍室用冷凍ユニット22は断熱性のユニット台に後述する冷凍室用冷凍回路24を取り付けたものである。図示しない電装箱には後述する制御部40(図5参照)が収容されている。
図3Aに示すように、冷蔵室用冷凍回路23(第1の冷凍回路の一例)は冷蔵室用圧縮機23A(第1の圧縮機の一例)、冷蔵室用凝縮器23B(第1の凝縮器の一例)、冷蔵室用ドライヤ23C、冷蔵室用減圧機構23D(キャピラリチューブ等)、冷蔵室用蒸発器23E(第1の蒸発器の一例)などを有しており、これらが冷媒配管23Fによって循環接続されている。冷蔵室用圧縮機23Aは回転数が一定の一定速圧縮機であってもよいし、回転数が可変のインバータ圧縮機であってもよい。また、冷蔵室用冷凍回路23は冷蔵室用凝縮器23Bを冷却する冷蔵室用凝縮器ファン23G(第1の凝縮器ファンの一例)も有している。
図3Bに示すように、冷凍室用冷凍回路24(第2の冷凍回路の一例)は冷凍室用圧縮機24A(第2の圧縮機の一例)、冷凍室用凝縮器24B(第2の凝縮器の一例)、冷凍室用ドライヤ24C、冷凍室用減圧機構24D(キャピラリチューブ等)、冷凍室用蒸発器24E(第2の蒸発器の一例)などを有しており、これらが冷媒配管24Fによって循環接続されている。冷凍室用圧縮機24Aは回転数が一定の一定速圧縮機であってもよいし、回転数が可変のインバータ圧縮機であってもよい。また、冷凍室用冷凍回路24は冷凍室用凝縮器24Bを冷却する冷凍室用凝縮器ファン24G(第2の凝縮器ファンの一例)も有している。
図4を参照して、冷蔵室用冷凍ユニット21及びその周辺の構成、並びに、冷凍室用冷凍ユニット22及びその周辺の構成について説明する。これらの構成は実質的に同じであるのでここでは冷蔵室用冷凍ユニット21を例に説明する。
冷蔵室用冷凍ユニット21は断熱性のユニット台31を有しており、ユニット台31に冷蔵室用冷凍回路23が取り付けられている。ユニット台31は貯蔵庫本体11の天井壁32に形成されている開口33より一回り大きい形に形成されており、開口33を塞ぐように天井壁32の上に配置されている。
冷蔵室用凝縮器23Bの前側には空気中の塵埃が冷蔵室用凝縮器23Bに付着して凝縮能力が低下することを防止するための図示しないフィルターが設けられている。冷蔵室用凝縮器23Bにはフィルターの目詰まりを冷蔵室用凝縮器23Bの温度によって検出するための冷蔵室用目詰サーミスタ38(図5参照、第1の凝縮器温度センサの一例)が取り付けられている。
冷蔵室用蒸発器23Eはユニット台31の下側に取り付けられており、天井(天井壁32及びユニット台31)と次に説明するエアダクト34とによって形成される冷却室35に収容されている。冷蔵室用蒸発器23Eには図示しない冷蔵室用除霜サーミスタ39(図5参照)が取り付けられている。冷蔵室用除霜サーミスタ39は後述する除霜運転の終了を判断するためのものである。
エアダクト34は天井との間に冷却室35を形成するものであるとともに、冷蔵室用蒸発器23Eに付着した霜が溶けた水である除霜水を受けるドレンパンとしても機能する。エアダクト34は後側に向かって下に傾斜する略平板状の底壁34A、底壁34Aの左右の縁部から上側に立ち上がっている側壁34B、及び、底壁34Aの後側の縁部から上側に僅かに立ち上がっている後壁34Cを有している。
底壁34Aの前側部分には冷却室35内に空気を吸い込むための円形の吸込口34Fが形成されている。後壁34Cは貯蔵庫本体11の後側の壁11Aから前側に離間しており、後壁34Cと貯蔵庫本体11の後側の壁11Aとの間に吹出口34Dが形成されている。また、後壁34Cには左右方向の概ね中央から後側に向かって延びる断面U字状の排水溝34Eが一体に形成されている。貯蔵庫本体11の後側の壁11Aの内部には排水通路11Bが形成されており、排水溝34Eは後側の端部が排水通路11Bに挿入されている。エアダクト34によって受けられた除霜水は排水溝34Eから排水通路11Bを介して庫外に排出される。
エアダクト34の吸込口34Fには上側から冷蔵室用庫内ファン36(庫内ファンの一例)が装着されている。冷蔵室用庫内ファン36が回転すると庫内の空気が吸込口34Fから冷却室35に吸い込まれ、冷蔵室用蒸発器23Eによって冷却されて吹出口34Dから庫内に吹き出される。
冷却室35内において冷蔵室用庫内ファン36と冷蔵室用蒸発器23Eとの間には冷蔵室用庫内サーミスタ37(第1の庫内温度センサ及び第1の検知部の一例)が配されている。
(2)冷凍冷蔵庫の電気的構成
図5を参照して、冷凍冷蔵庫1の電気的構成について説明する。冷凍冷蔵庫1は制御部40を備えている。制御部40には操作パネル14、周囲温度サーミスタ41、冷蔵室用圧縮機23A、冷蔵室用凝縮器ファン23G、冷蔵室用庫内ファン36、冷蔵室用庫内サーミスタ37、冷蔵室用目詰サーミスタ38、冷蔵室用除霜サーミスタ39、冷凍室用圧縮機24A、冷凍室用凝縮器ファン24G、冷凍室用庫内ファン42(庫内ファンの一例)、冷凍室用庫内サーミスタ43(第2の庫内温度センサ及び第2の検知部の一例)、冷凍室用目詰サーミスタ44(第2の凝縮器温度センサの一例)、冷凍室用除霜サーミスタ45、前面枠ヒータ46などが接続されている。
制御部40はCPUやRAMなどが1チップ化されたマイクロコンピュータ40AやROM40Bなどが基板に実装されたものである。マイクロコンピュータ40AはROM40Bに記憶されている制御プログラムを実行することによって冷凍冷蔵庫1の各部を制御する。
(3)操作パネル
図6を参照して、操作パネル14について説明する。操作パネル14は冷蔵室17内の温度(以下、庫内温度ともいう)や後述する警報番号などを7セグ表示する表示部51、冷凍室18内の温度(以下、庫内温度ともいう)や後述する警報番号などを7セグ表示する表示部52、表示する情報に応じた図形や文字を表示する表示ランプ53(点検ランプ53A、フィルターランプ53B、霜取中ランプ53C、ECOランプ53D)、複数の操作ボタン54などを備えている。複数の操作ボタン54はユーザが庫内の目標温度(以下、設定温度という)などの各種の設定や冷凍冷蔵庫1に対する各種の指示を行うためのものである。
(4)制御部によって実行される制御処理
制御部40によって実行される制御処理のうち扉開検知、凝縮器のフィルターの目詰まり検知、冷却運転、除霜運転、冷媒漏れ検知、及び、冷媒漏れに関する所定の処理について説明する。以下の説明では冷媒漏れ検知、及び、冷媒漏れに関する所定の処理以外の処理については冷凍室18を例に説明する。
(4-1)扉開検知
扉開検知は、冷凍室18の断熱扉20Bが開かれたことを検知する処理である。断熱扉20Bが開かれたことを検知する方法としては、庫内温度の上昇から判断する方法、人感センサを用いる方法、扉開閉に連動する扉開閉スイッチを用いる方法などの種々の方法が可能である。
庫内温度の上昇から判断する方法では、冷凍室用庫内サーミスタ43によって庫内温度が1秒間隔などで繰り返し検知される。断熱扉20Bが開けられると外気が庫内に入り込むことによって庫内温度が短時間に大きく上昇する。このため、例えば5秒間に庫内温度が0.2K[ケルビン]以上上昇すると断熱扉20Bが開かれたと判断される。
人感センサを用いる方法では、冷凍室18内に断熱扉20B側に向けて人感センサが設けられる。冷凍冷蔵庫1の前にいる人が断熱扉20Bを開けると人感センサによって赤外線が検知されることによって断熱扉20Bが開けられたことが検知される。
扉開閉スイッチを用いる方法では、例えば断熱扉20Bに設けられるマグネットと、貯蔵庫本体11に設けられるリードスイッチとからなる扉開閉スイッチが用いられる。断熱扉20Bが開かれるとマグネットがリードスイッチから遠ざかることでリードスイッチがオン(あるいはオフ)になり、断熱扉20Bが開かれたことが検知される。逆に、断熱扉20Bが閉じられるとマグネットがリードスイッチに近づくことでリードスイッチがオフ(あるいはオン)になり、断熱扉20Bが閉じられたことが検知される。
庫内温度の上昇から判断する方法の場合は人感センサや扉開閉スイッチなどの新たな部品を備える必要がない。このため、本実施形態では部品点数の増加を抑制するために庫内温度の上昇から判断する方法を用いるものとする。すなわち、本実施形態では庫内温度を検知する冷凍室用庫内サーミスタ43が「扉が開かれたことを検知する検知部」を兼ねている。
(4-2)凝縮器のフィルターの目詰まり検知
冷凍室用凝縮器24Bのフィルターが目詰まりすると冷凍室用凝縮器ファン24Gが回転しても冷凍室用凝縮器24Bと外気との間で十分に熱交換が行われず、冷却効率が低下する。このため制御部40は冷凍室用目詰サーミスタ44を用いてフィルターの目詰まりを検知する。
具体的には、制御部40は冷凍室用目詰サーミスタ44によって冷凍室用凝縮器24Bの温度を所定のサンプリング間隔で検知し、冷凍室用凝縮器24Bの温度が所定の閾値以上である状態が一定時間以上継続した場合は冷凍室用凝縮器ファン24Gの回転数を上げる。制御部40は、冷凍室用凝縮器ファン24Gの回転数を上げても冷凍室用凝縮器24Bの温度が低下しない場合はフィルターが目詰まりしていると判断し、フィルターランプ53Bを点灯させてフィルターの清掃を促す。
(4-3)冷却運転
図7を参照して、冷却運転について説明する。冷却運転は、冷凍室用圧縮機24A及び冷凍室用凝縮器ファン24Gの運転/停止を切り替えることによって庫内温度を所定の冷却温度範囲内に維持するものである。冷却温度範囲の上限温度は例えば設定温度+1.7K[ケルビン]であり、下限温度は設定温度-2.0K[ケルビン]である。
冷却運転では、制御部40は冷凍室用圧縮機24A、冷凍室用凝縮器ファン24G及び冷凍室用庫内ファン42を運転し、庫内温度が下限温度まで低下すると冷凍室用圧縮機24A及び冷凍室用凝縮器ファン24Gを停止させる。これらを停止させると庫内温度が徐々に上昇する。制御部40は庫内温度が上限温度まで上昇すると冷凍室用圧縮機24A及び冷凍室用凝縮器ファン24Gの運転を再開する。これを繰り返すことによって庫内温度が概ね冷却温度範囲内に維持される。
(4-4)除霜運転
上述した冷却運転を行うと冷凍室用蒸発器24Eに霜が付着する。このため制御部40は所定の除霜開始条件が成立すると冷凍室用蒸発器24Eを除霜する除霜運転を開始する。除霜開始条件は、予め設定されている除霜開始時刻が到来した、前回の除霜運転が終了してから一定時間が経過した、ユーザによって除霜運転が指示されたなどである。
除霜運転では、制御部40は冷凍室用圧縮機24Aを停止させる一方、除霜を促進するために冷凍室用庫内ファン42を回転させる。冷凍室用圧縮機24Aを停止させると冷凍室用蒸発器24Eの温度が徐々に上昇する。制御部40は冷凍室用除霜サーミスタ45によって検知された冷凍室用蒸発器24Eの温度が所定の除霜終了温度まで上昇すると除霜運転を終了して冷却運転を再開する。
なお、冷凍室用蒸発器24Eの下部に除霜ヒータ(図示せず)を配置し、冷凍室用庫内ファン42を停止させ、除霜ヒータに通電することによって除霜してもよい。
(4-5)冷媒漏れ検知
制御部40は、冷蔵室17の断熱扉20Aが開かれていることが検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、冷蔵室用凝縮器23Bの温度が周囲温度より所定値以上高いという条件の下で、一定時間ごとの冷蔵室17の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続するか、又は、冷凍室18の断熱扉20Bが開かれていることが検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、冷凍室用凝縮器24Bの温度が周囲温度より所定値以上高いという条件の下で、一定時間ごとの冷凍室18の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続すると、冷媒漏れが発生したと判断する。
図8を参照して具体的に説明する。図8は冷凍室用冷凍回路24で冷媒漏れが発生した場合の例である。図8において時点P1は冷凍冷蔵庫1の電源がオンにされた時点である。制御部40は電源がオンにされると所定時間をおいて冷却運転を開始する(時点P2)。時点P3は冷却運転中に冷凍室用冷凍回路24で冷媒漏れが発生した時点である。冷媒漏れが発生すると冷却能力が低下するため、冷凍室用圧縮機24Aが運転されていても冷凍室18の庫内温度が上昇する。
図8に示す例では、時点P4以降は冷凍室18の庫内温度が5秒間に0.2K以上上昇していないため、時点P4以降は断熱扉20Bが開かれたことが検知されていない。また、時点P4以降は周囲温度が50℃(所定温度の一例)以下である。また、時点P4以降は冷凍室用凝縮器24Bの温度(冷凍室用目詰サーミスタ44によって検知された温度)と周囲温度(周囲温度サーミスタ41によって検知された温度)との差が3K(所定値の一例)以上である。
このため、図8に示す例では、時点P4以降は、冷凍室18の断熱扉20Bが開かれたことが検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、冷凍室用凝縮器24Bの温度と周囲温度との差が所定値以上であるという条件を満たしている。
そして、図8に示す例では、上述した条件が満たされている状態で、30秒(一定時間の一例)ごとの庫内温度の上昇幅が0.1K(一定値の一例)以上であることが6回(一定回数の一例)以上連続している。このため、制御部40は、庫内温度の上昇幅が0.1K以上であることが6回連続した時点P5において、冷凍室用冷凍回路24で冷媒漏れが発生したと判断する。
ここでは冷凍室用冷凍回路24で冷媒漏れが発生した場合を例に説明したが、冷蔵室用冷凍回路23で冷媒漏れが発生した場合も同様である。
(4-6)冷媒漏れに関する所定の処理
制御部40は、冷媒漏れが発生したと判断した場合は、冷媒漏れに関する所定の処理を実行する。具体的には、制御部40は以下の処理を実行する。
・いずれの冷凍回路で冷媒漏れが発生した場合も、全ての凝縮器ファン(冷蔵室用凝縮器ファン23G及び冷凍室用凝縮器ファン24G)を回転させる。
・定期的に実施される除霜運転を実施しないように制御する。なお、操作パネル14の手動霜取ボタン54を無効にすることにより、非定期的に実施される除霜運転についても実施しないようにしてもよい。
・冷媒漏れを警報する。冷媒漏れの警報では、制御部40は操作パネル14の点検ランプ53Aを点滅させるとともに、表示部51又は52に庫内温度と冷媒漏れを警報する警報番号とを交互に表示する。このとき、制御部40は点検ランプ53Aが消灯しているときに庫内温度を表示し、点検ランプ53Aが点灯しているときに警報番号を表示する。
・前面枠ヒータ46への通電を停止させる。
なお、上述した処理は少なくとも一つを実行すればよく、必ずしも全てを実行しなくてもよい。実行する処理は適宜に選択可能である。
(5)実施形態の効果
実施形態1に係る冷凍冷蔵庫1によると、冷蔵室17の断熱扉20A(あるいは冷凍室18の断熱扉20B)が開かれていることが検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、冷蔵室用凝縮器23B(あるいは冷凍室用凝縮器24B)の温度と周囲温度との差が所定値以上であるという条件の下で、一定時間ごとの冷蔵室17(あるいは冷凍室18)の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続すると冷媒漏れに関する所定の処理を実行する。このため、周囲温度が高い場合や扉開閉が頻繁に行われた場合、あるいは冷蔵室用圧縮機23A(あるいは冷凍室用圧縮機24A)が故障によって停止している場合に当該所定の処理が不必要に実行されることを抑制できる。
また、冷凍冷蔵庫1によると、冷媒漏れが発生した場合は凝縮器ファン(冷蔵室用凝縮器ファン23G及び冷凍室用凝縮器ファン24G)を常時回転させる。凝縮器ファンを常時回転させると、庫外での冷媒漏れの場合に庫外に漏れた冷媒を拡散することができる。このため、冷媒が可燃性冷媒である場合に、庫外に漏れた可燃性冷媒が一か所に留まることによる危険性を低減できる。その場合に、冷凍冷蔵庫1によると、冷媒漏れが発生した冷凍回路の凝縮器ファンのみでなく、冷媒漏れが発生していない冷凍回路の凝縮器ファンも常時回転させるので、可燃性冷媒が一か所に留まることによる危険性をより確実に低減できる。
また、冷凍冷蔵庫1によると、冷凍回路(冷蔵室用冷凍回路23あるいは冷凍室用冷凍回路24)で冷媒漏れが発生した場合は前面枠ヒータ46への通電を停止する。前面枠ヒータ46への通電を停止すると庫内への熱侵入量を低減できるので、庫内温度の上昇を抑制できる。これにより食材を傷みにくくすることができる。
また、冷凍冷蔵庫1によると、例えば冷蔵室用冷凍回路23で冷媒漏れが発生した場合は冷蔵室用庫内ファン36を運転する。冷蔵室用庫内ファン36を運転すると、庫内での冷媒漏れの場合に、扉と貯蔵庫本体11との僅かな隙間などから冷媒を庫外に少しずつ拡散させることができる。このため、冷媒が可燃性冷媒である場合に、庫外に漏れ出した可燃性冷媒が一か所に留まることによる危険性を低減できる。冷凍室用冷凍回路24で冷媒漏れが発生した場合も同様である。
また、冷凍冷蔵庫1によると、例えば冷蔵室用冷凍回路23で冷媒漏れが発生した場合は冷蔵室17の除霜運転を禁止する。除霜運転を禁止すると、冷凍冷蔵庫1に収納されている食材に悪影響を与えることを抑制できる。冷凍室用冷凍回路24で冷媒漏れが発生した場合も同様である。
また、冷凍冷蔵庫1によると、例えば冷蔵室用冷凍回路23で冷媒漏れが発生した場合は冷媒漏れを警報する。冷媒漏れを警報すると、使用者に断熱扉20Aの開閉を控えるよう促すことができる。断熱扉20Aの開閉が控えられると庫内温度が上昇しにくくなるので、庫内の食材が傷む可能性を抑制できる。また、冷媒漏れを警報すると、使用者に室内の換気を促すことができる。このため、庫外に漏れ出した可燃性冷媒が室内に留まることによる危険性を低減できる。また、冷媒漏れを警報すると、使用者が冷却貯蔵庫の製造メーカーにサービス依頼を早期に行うことができるので、庫内の食材が傷む可能性を抑制できる。冷凍室用冷凍回路24で冷媒漏れが発生した場合も同様である。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書によって開示される技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では「第1の扉が開かれていることが第1の検知部によって検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、第1の凝縮器の温度と周囲温度との差が所定値以上である」という条件の下で「一定時間ごとの第1の貯蔵室の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続」するか、又は、「第2の扉が開かれていることが第2の検知部によって検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、第2の凝縮器の温度と周囲温度との差が所定値以上である」という条件の下で「一定時間ごとの第2の貯蔵室の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続」した場合に冷媒漏れに関する所定の処理を実行する場合を例に説明した。
これに対し、例えば第1の貯蔵室の場合、「第1の凝縮器の温度と周囲温度との差が所定値以上である」という条件を「第1の圧縮機に運転を指示している」という条件に置き換えてもよい。通常、第1の圧縮機に運転を指示すれば第1の凝縮器の温度と周囲温度との差は所定値以上になるからである。第2の貯蔵室についても同様である。
(2)上記実施形態で例示した各種の数値は一例であり、上記実施形態で例示したものに限定されるものではない。
(3)上記実施形態では冷却貯蔵庫として冷凍冷蔵庫を例に説明したが、冷却貯蔵庫は冷蔵室を2室備えた冷蔵庫であってもよいし、冷凍室を2室備えた冷凍庫であってもよい。
1…冷凍冷蔵庫(冷却貯蔵庫の一例)、12A…開口(開口の一例)、12B…開口(開口の一例)、17…冷蔵室(第1の貯蔵室の一例)、18…冷凍室(第2の貯蔵室の一例)、20A…断熱扉(第1の扉の一例)、20B…断熱扉(第2の扉の一例)、23…冷蔵室用冷凍回路(第1の冷凍回路の一例)、23A…冷蔵室用圧縮機(第1の圧縮機の一例)、23B…冷蔵室用凝縮器(第1の凝縮器の一例)、23E…冷蔵室用蒸発器(第1の蒸発器の一例)、23G…冷蔵室用凝縮器ファン(第1の凝縮器ファンの一例)、24…冷凍室用冷凍回路(第2の冷凍回路の一例)、24A…冷凍室用圧縮機(第2の圧縮機の一例)、24B…冷凍室用凝縮器(第2の凝縮器の一例)、24E…冷凍室用蒸発器(第2の蒸発器の一例)、24G…冷凍室用凝縮器ファン(第2の凝縮器ファンの一例)、37…冷蔵室用庫内サーミスタ(第1の庫内温度センサ及び第1の検知部の一例)、38…冷蔵室用目詰サーミスタ(第1の凝縮器温度センサの一例)、40…制御部、41…周囲温度サーミスタ(周囲温度センサの一例)、43…冷凍室用庫内サーミスタ(第2の庫内温度センサ及び第2の検知部の一例)、44…冷凍室用目詰サーミスタ(第2の凝縮器温度センサの一例)

Claims (4)

  1. 冷却貯蔵庫であって、
    第1の貯蔵室と第2の貯蔵室とを有する貯蔵庫本体と、
    前記第1の貯蔵室の開口を開閉する第1の扉と、
    第1の圧縮機、第1の凝縮器、第1の凝縮器ファン及び第1の蒸発器を有し、前記第1の貯蔵室を冷却する第1の冷凍回路と、
    前記第1の貯蔵室内の温度を検知する第1の庫内温度センサと、
    前記第1の凝縮器の温度を検知する第1の凝縮器温度センサと、
    前記第1の扉が開かれたことを検知する第1の検知部と、
    前記第2の貯蔵室の開口を開閉する第2の扉と、
    第2の圧縮機、第2の凝縮器、第2の凝縮器ファン及び第2の蒸発器を有し、前記第2の貯蔵室を冷却する第2の冷凍回路と、
    前記第2の貯蔵室内の温度を検知する第2の庫内温度センサと、
    前記第2の凝縮器の温度を検知する第2の凝縮器温度センサと、
    前記第2の扉が開かれたことを検知する第2の検知部と、
    周囲温度を検知する周囲温度センサと、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1の扉が開かれていることが前記第1の検知部によって検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、前記第1の凝縮器の温度と周囲温度との差が所定値以上であるという条件の下で、一定時間ごとの前記第1の貯蔵室の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続するか、
    又は、
    前記第2の扉が開かれていることが前記第2の検知部によって検知されておらず、周囲温度が所定温度以下であり、且つ、前記第2の凝縮器の温度と周囲温度との差が所定値以上であるという条件の下で、一定時間ごとの前記第2の貯蔵室の温度の上昇幅が一定値以上であることが一定回数以上連続すると、冷媒漏れに関する所定の処理を実行する、冷却貯蔵庫。
  2. 請求項1に記載の冷却貯蔵庫であって、
    前記所定の処理は、前記第1の凝縮器ファン及び前記第2の凝縮器ファンを回転させる処理である、冷却貯蔵庫。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の冷却貯蔵庫であって、
    前記貯蔵庫本体には前記扉と接触する面を加熱して結露を防止するヒータが設けられており、
    前記所定の処理は、前記ヒータへの通電を停止する処理である、冷却貯蔵庫。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫であって、
    前記所定の処理は、前記蒸発器で冷却された空気を庫内に循環させる庫内ファンを運転する処理、前記蒸発器を除霜する除霜運転を禁止する処理、及び、冷媒漏れを警報する処理の少なくとも一つを含む、冷却貯蔵庫。
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