JP7356079B2 - 電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、移動体に搭載される二次電池に付与する加圧力を調整可能な電池システムに関する。
一般に、二次電池は、矩形板状の正極電極と矩形板状の負極電極とが矩形板状の不織布製のセパレータを介して交互に複数積層されてなる電極組立体及び電解液を外装ケースによって密封した構成になっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011-113961号公報
ところで、上述のような二次電池は、セパレータが脆弱な不織布製であるため、例えば電気自動車などの移動体に搭載すると、走行時の振動によってセパレータが各電極と擦れ合って破損するおそれがあるという問題がある。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされた。その目的は、二次電池を構成する不織布製のセパレータの振動による破損を抑制できる電池システムを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する電池システムは、移動体に搭載される電池システムであって、正極と負極とが不織布製のセパレータを介して交互に複数積層されてなる電極積層体及び電解液が可撓性を有した外装部材によって包み込まれた二次電池と、前記二次電池に対して前記電極積層体の積層方向の加圧力を付与可能な加圧機構と、を備えることを要旨とする。
通常、移動体は、加速または減速するときに、振動する。移動体の振動は二次電池に伝わるので、二次電池を構成する正極、負極、及びセパレータも個別に振動する。これにより、正極及び負極に比べて脆弱な不織布製のセパレータは、正極及び負極とそれぞれ擦れ合うことで、破損するおそれがある。この点、この構成によれば、加圧機構によって二次電池に加圧力を付与すると、二次電池が拘束されるので、二次電池の振動が抑制される。したがって、二次電池を構成する不織布製のセパレータの振動による破損を抑制できる。
一実施形態の電池システムの概略構成を示す側面模式図。 二次電池の断面模式図。
以下、電池システムの一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、電池システム11は、例えば電気自動車などの移動体12に搭載され、複数の二次電池13と、複数の電池冷却器14と、複数の温度センサ15と、複数の送風機16と、加圧機構17と、加速度取得部の一例としての加速度センサ18と、電流センサ19と、制御部20とを備えている。
図2に示すように、二次電池13は、例えばリチウムイオン電池などによって構成される。二次電池13は、矩形板状をなす金属製の正極21と矩形板状をなす金属製の負極22とが矩形板状の不織布製のセパレータ23を介して交互に複数積層されてなる電極積層体24及び電解液が可撓性を有した外装部材25によって包み込まれた構成になっており、略直方体状をなしている。外装部材25は、例えばアルミラミネートフィルムによって構成される。
図1及び図2に示すように、複数の二次電池13は、直方体状をなす中空のベース部材26上に水平方向における一方向Xに並ぶように配置されている。この場合、一方向Xは、ベース部材26の長手方向及び電極積層体24の積層方向と一致している。複数の二次電池は、電極端子27を有しており、バスバー(図示略)によって直列に接続されている。複数の二次電池には、複数の二次電池の総電流を検出する電流センサ19が直列に接続されている。
図1に示すように、各電池冷却器14は、略直方体状をなしており、一方向Xに並んだ隣り合う二次電池13同士の間に二次電池13と接触するように配置されている。つまり、ベース部材26上には、複数の二次電池13と複数の電池冷却器14とが最大限面接触するように一方向Xに交互に並んで配置されている。この場合、一方向Xの両端にはいずれも二次電池13が配置されるため、電池冷却器14の数は二次電池13の数よりも一つ少なくなっている。
各電池冷却器14は、冷却用の流体としての空気が流れる複数の流路28を有している。複数の流路28は、一方向X及び鉛直方向Zの両方と直交する幅方向Yに延びている。複数の流路28は、互いに平行となるように鉛直方向Zに等間隔で並んで配置されている。各流路28は、断面視で四角形状をなしている。各電池冷却器14は、例えばアルミニウムなどの比較的熱伝導性の高い材料によって構成される。
ベース部材26上における一方向Xの両端に位置する2つの二次電池13の外側には、一対のL字板状の挟持部材29が、これら2つの二次電池13とそれぞれ面接触するように配置されている。すなわち、一対の挟持部材29は、複数の二次電池13及び複数の電池冷却器14を一方向Xにおいて両側から纏めて挟むように配置されている。一対の挟持部材29のうちの一方はベース部材26上にボルト30で固定された固定挟持部材31とされ、他方はベース部材26上において一方向Xに往復移動可能に設けられた可動挟持部材32とされている。
ベース部材26内における可動挟持部材32の下側には、可動挟持部材32を一方向Xに往復移動可能なアクチュエータ33が設けられている。アクチュエータ33は、一方向Xに延びるボールねじ軸34と、ボールねじ軸34に螺合した状態で可動挟持部材32に連結されたナット35と、ボールねじ軸34を正逆両方向に回転駆動可能なモータ36とを備えている。
したがって、モータ36によってボールねじ軸34を正方向に回転駆動したり逆方向に回転駆動したりすることで、可動挟持部材32が一方向Xにおいて固定挟持部材31に対して近づいたり離れたりするように移動する。そして、モータ36によってボールねじ軸34を正方向に回転駆動することによって可動挟持部材32を一方向Xにおいて固定挟持部材31に対して近づくように移動させた場合には、一対の挟持部材29によって複数の電池冷却器14及び複数の二次電池13に対して一方向Xにおける加圧力が付与される。
なお、本実施形態では、アクチュエータ33及び一対の挟持部材29により、二次電池13に対して一方向Xの加圧力を付与可能な加圧機構17が構成されている。
複数の送風機16は、幅方向Yにおいて複数の電池冷却器14の流路28と対向するように、一方向Xに等間隔で並ぶように配置されている。複数の送風機16は、その駆動により、複数の電池冷却器14の流路28及び複数の二次電池13に対して冷却用の空気を供給する。
制御部20は、電池システム11を統括的に制御する。複数の二次電池13には、複数の二次電池13の温度を検出する温度センサ15がそれぞれ取り付けられている。制御部20は、複数の送風機16、複数の温度センサ15、移動体12が移動するときの加速度を検出する加速度センサ18、電流センサ19、及びモータ36とそれぞれ電気的に接続されている。制御部20は、複数の温度センサ15によってそれぞれ検出された複数の二次電池13の温度の平均値に基づいて、複数の送風機16の駆動を制御する。
制御部20は、電流センサ19によって検出された複数の二次電池13の総電流値を積算することによって二次電池13の充電率を算出する。制御部20は、二次電池13の充電率、複数の温度センサ15によってそれぞれ検出された複数の二次電池13の温度の平均値、及び加速度センサ18によって検出された移動体12の加速度に基づいて、加圧機構17を構成するモータ36の駆動を制御する。
制御部20には、加圧機構17によって各二次電池13に付与される加圧力を、各二次電池13のセパレータ23が目詰まりすることなくセパレータ23の振動を抑制できる程度に調節するためのデータが記憶されている。このデータは、移動体12の加速度、二次電池13の充電率、及び複数の二次電池13の温度の平均値に基づいて加圧機構17によって各二次電池13に付与する加圧力を決定するためのデータであり、予め実験やシミュレーションによって求められる。
この場合、各二次電池13に付与する加圧力は、移動体12の加速度が大きくなるほど大きくなり、二次電池13の充電率が高いほど小さくなり、複数の二次電池13の温度の平均値が高いほど小さくなるように設定されている。さらに、制御部20には、各二次電池13を効率よく使用する上での各二次電池13の適切な温度範囲である所定温度範囲Tが記憶されている。
次に、電池システム11を移動体12の動力源として用いた場合の作用について説明する。
電池システム11は、移動体12が停止している状態では、加圧機構17を構成する一対の挟持部材29により各二次電池13に対して一方向Xにおける加圧力が付与されていない。そして、移動体12は移動し始めて加速すると振動し、この振動は移動体12の加速度が大きくなるにつれて大きくなる。このとき、電池システム11では、モータ36の駆動により、移動体12の加速度に応じた加圧力が一対の挟持部材29によって各二次電池13に付与される。
さらにこのとき、各二次電池13は温度変化及び充電率の変化によって膨張率が変化するが、一対の挟持部材29によって各二次電池13に付与される加圧力は各二次電池13の温度変化及び充電率の変化に基づく膨張率の変化も考慮されている。このため、各二次電池13が一対の挟持部材29によって適切に加圧されるので、各二次電池13のセパレータ23が適切に拘束される。
すなわち、セパレータ23が目詰まりすることなくセパレータ23の振動が抑制される程度に各二次電池13が一対の挟持部材29によって加圧される。このため、各二次電池13のセパレータ23の陽イオンの透過率の低下が抑制されつつ、各二次電池13のセパレータ23の正極21及び負極22とのそれぞれの擦れ合いが抑制される。したがって、電池システム11では、各二次電池13の性能の低下が抑制されつつ、各二次電池13を構成する不織布製のセパレータ23の振動による破損が抑制される。
また、電池システム11では、移動体12の移動に伴って複数の二次電池13が使用されると、複数の二次電池13の平均温度が上昇する。そして、複数の二次電池13の平均温度が所定温度範囲Tの上限になると、各送風機16が駆動されて各電池冷却器14の流路28及び各二次電池13に対して冷却用の空気が供給される。
すると、各電池冷却器14によって二次電池13から奪われた熱が流路28を流れる空気によって持ち去られるので、各二次電池13が電池冷却器14によって効率的に冷却される。そして、各二次電池13が冷却されて複数の二次電池13の平均温度が所定温度範囲Tの下限になると、各送風機16が停止される。すると、複数の二次電池13の平均温度が再び上昇する。このようにして、複数の二次電池13の平均温度が所定温度範囲Tに保たれる。
以上詳述した実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)電池システム11は、各二次電池13に対して一方向Xの加圧力を付与可能な加圧機構17を備えている。通常、移動体12は、加速または減速するときに、振動する。移動体12の振動は各二次電池13に伝わるので、各二次電池13を構成する正極21、負極22、及びセパレータ23も個別に振動する。これにより、正極21及び負極22に比べて脆弱な不織布製のセパレータ23は、正極21及び負極22とそれぞれ擦れ合うことで、破損するおそれがある。この点、本実施形態の電池システム11では、加圧機構17によって各二次電池13に加圧力を付与することで、各二次電池13を拘束できるので、各二次電池13の振動を抑制できる。したがって、各二次電池13を構成する不織布製のセパレータ23の振動による破損を抑制できる。
(2)電池システム11において、制御部20は、加速度センサ18によって検出された移動体12の加速度に基づいて加圧機構17の駆動を制御する。通常、移動体12は加速または減速するときに振動し、この振動は移動体12の加速度が大きくなるにつれて大きくなる。移動体12の振動は各二次電池13に伝わるので、各二次電池13を構成する正極21、負極22、及びセパレータ23も個別に振動する。これにより、正極21及び負極22に比べて脆弱な不織布製のセパレータ23は、正極21及び負極22とそれぞれ擦れ合うことで、破損するおそれがある。このため、加圧機構17によって各二次電池13に加圧力を付与して各二次電池13を拘束すれば、各二次電池13の振動を抑制できるので、セパレータ23の振動による破損を抑制できる。しかし、各二次電池13に付与する加圧力が大きすぎると、脆弱な不織布製のセパレータ23は目詰まりを起こす。この結果、陽イオンがセパレータ23を透過し難くなり、各二次電池13の性能が低下してしまう。この点、本実施形態の電池システム11では、移動体12が移動するときの加速度に基づいて加圧機構17によって各二次電池13に付与される加圧力が制御される。すなわち、移動体12の加速度に応じて、加圧機構17によって各二次電池13に付与される加圧力を、セパレータ23が目詰まりすることなくセパレータ23の振動を抑制できる程度に調節している。このため、各二次電池13の性能の低下を抑制しつつ、各二次電池13を構成する不織布製のセパレータ23の振動による破損を抑制できる。
(3)電池システム11において、制御部20は、複数の温度センサ15によってそれぞれ検出された複数の二次電池13の温度の平均値に基づいて加圧機構17の駆動を制御する。通常、各二次電池13は、温度に応じて膨張及び収縮する。このため、各二次電池13の温度が変化すると、加圧機構17によって各二次電池13に付与される加圧力も変化してしまう。この点、本実施形態の電池システム11では、複数の二次電池13の温度の平均値に基づいて加圧機構17によって複数の二次電池13に付与される加圧力が制御される。すなわち、複数の二次電池13の温度の平均値に応じて、加圧機構17によって複数の二次電池13に付与される加圧力を、セパレータ23が目詰まりすることなくセパレータ23の振動を抑制できる程度に調節している。このため、各二次電池13の性能の低下を抑制しつつ、各二次電池13を構成する不織布製のセパレータ23の振動による破損を効果的に抑制できる。
(4)電池システム11において、制御部20は、各二次電池13の充電率に基づいて加圧機構17の駆動を制御する。通常、各二次電池13は、充電率に応じて膨張及び収縮する。このため、各二次電池13の充電率が変化すると、加圧機構17によって各二次電池に付与される加圧力も変化してしまう。この点、本実施形態の電池システム11では、各二次電池13の充電率に基づいて加圧機構17によって各二次電池13に付与される加圧力が制御される。すなわち、各二次電池13の充電率に応じて、加圧機構17によって各二次電池13に付与される加圧力を、セパレータ23が目詰まりすることなくセパレータ23の振動を抑制できる程度に調節している。このため、各二次電池13の性能の低下を抑制しつつ、各二次電池13を構成する不織布製のセパレータ23の振動による破損をより一層効果的に抑制できる。
(5)電池システム11において、一方向Xで隣り合う二次電池13同士の間には、冷却用の空気が流れる流路28を有した電池冷却器14が各二次電池13と接触するように配置されている。この構成によれば、各電池冷却器14の流路28に送風機16によって冷却用の空気を流すことで、各電池冷却器14と接触する二次電池13を効果的に冷却することができる。
(変更例)
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。また、上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・電池冷却器14は省略してもよい。
・複数の二次電池13と複数の電池冷却器14とは、一方向Xにおいて必ずしも交互に配置する必要はない。例えば、複数の二次電池13に対して二つおきに電池冷却器14を一つ配置するようにしてもよいし、複数の二次電池13に対して三つおきに電池冷却器14を一つ配置するようにしてもよい。
・制御部20は、必ずしも各二次電池13の充電率に基づいて加圧機構17の駆動を制御する必要はない。
・制御部20は、必ずしも複数の温度センサ15によってそれぞれ検出された複数の二次電池13の温度の平均値に基づいて加圧機構17の駆動を制御する必要はない。
・制御部20は、必ずしも加速度センサ18によって検出された移動体12の加速度に基づいて加圧機構17の駆動を制御する必要はない。
・加速度センサ18を省略し、移動体12の加速度を移動体12に搭載されたスピードメータの速度と時間とに基づいて制御部20が算出するようにしてもよい。この場合、加速度取得部は、制御部20によって構成される。
・二次電池13は、1つであってもよい。
・冷却用の流体は、空気以外の気体であってもよいし、液体であってもよいし、気体と液体の混合物であってもよい。冷却用の流体として液体を用いる場合には、例えばフッ素系不活性液体であるフロリナート(登録商標)などの電気絶縁性を有する液体を採用することが好ましい。
・移動体12は、自動車に限らず、自転車、オートバイ、船舶、飛行機、ヘリコプタ、ドローン(無人航空機)などであってもよい。
11…電池システム、12…移動体、13…二次電池、14…電池冷却器、15…温度センサ、17…加圧機構、18…加速度取得部の一例としての加速度センサ、19…電流センサ、20…制御部、21…正極、22…負極、23…セパレータ、24…電極積層体、25…外装部材、28…流路、X…一方向(積層方向)。

Claims (5)

  1. 移動体に搭載される電池システムであって、
    正極と負極とが不織布製のセパレータを介して個別に振動し得るように交互に複数積層されてなる電極積層体及び電解液が可撓性を有した外装部材によって包み込まれた二次電池と、
    前記二次電池に対して前記電極積層体の積層方向の加圧力を付与可能であり、かつ前記二次電池を加圧することによって、前記セパレータを目詰まりさせることなく、前記セパレータの振動に起因する前記セパレータと前記正極及び前記負極との擦れ合いを抑制可能な加圧機構と、を備えることを特徴とする電池システム。
  2. 前記移動体が移動するときの加速度を取得する加速度取得部と、
    前記加圧機構の駆動を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記加速度取得部によって取得された前記加速度に基づいて前記加圧機構の駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載の電池システム。
  3. 前記二次電池の温度を検出する温度センサを備え、
    前記制御部は、前記温度センサによって検出された前記温度に基づいて前記加圧機構の駆動を制御することを特徴とする請求項2に記載の電池システム。
  4. 前記二次電池の電流を検出する電流センサを備え、
    前記制御部は、前記電流センサによって検出された電流値を積算することによって前記二次電池の充電率を算出し、前記充電率に基づいて前記加圧機構の駆動を制御することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電池システム。
  5. 前記二次電池は、前記積層方向に並ぶように複数配置され、
    隣り合う前記二次電池同士の間には、冷却用の流体が流れる流路を有した電池冷却器が前記二次電池と接触するように配置されていることを特徴とする請求項1~請求項4のうちいずれか一項に記載の電池システム。
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