JP7352064B2 - 二重容器 - Google Patents

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本発明は、二重容器に関する。
特許文献1には、外層容器と内袋とを有し且つ内容物の減少に伴って内袋が収縮する容器本体を備える二重容器が開示されている。特許文献1の容器は、外層容器を圧縮することによって、内容物を吐出するように構成されており、この容器の胴部の略中央には、外層容器を圧縮しやすいようにくびれ部が設けられている。
特開2018-39572号公報
特許文献1のような二重容器は、内袋内に外気が入り込まないように、逆止弁を有するキャップを装着して用いられる。キャップ内の逆止弁よりも外側には、通常、ある程度の液溜まり空間が存在しており、内容物を吐出した後に、この液溜まり空間内に内容物が残留してしまう場合がある。
このような状態では、容器を立てた状態でくびれ部を把持したときに、液溜まり空間内の内容物が意図せずに噴出してしまい、周囲を汚してしまう場合がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、内容物の意図しない噴出を抑制することができる二重容器を提供するものである。
本発明によれば、外殻と内袋とを有し且つ内容物の減少に伴って前記内袋が収縮するように構成された容器本体を有する二重容器であって、前記容器本体は、収容部と、口部を備え、前記口部は、キャップを装着可能な係合部を備え、且つ前記収容部の上端から延びるように設けられ、前記収容部の全高をHとすると、前記収容部は、外径が極小となるくびれ部を備え、前記収容部は、くびれ近傍肉厚比が1.02~1.50であり、前記くびれ近傍肉厚比は、くびれ近傍平均肉厚/全体平均肉厚によって定義され、前記全体平均肉厚は、前記収容部の底面から0.058H~0.980Hの範囲内の複数の高さ位置での前記外殻の肉厚の平均によって算出され、前記くびれ近傍平均肉厚は、前記収容部の底面から、前記くびれ部を中心として、±0.116Hの範囲内の複数の高さ位置での前記外殻の肉厚の平均によって算出される、二重容器が提供される。
本発明者は鋭意検討を行ったところ、上記規定のように、収容部のくびれ部での肉厚を厚くすることによって、内容物の意図しない噴出が抑制されることを見出し、本発明の完成に到った。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記記載の二重容器であって、前記くびれ近傍肉厚比は、1.05~1.30である、二重容器である。
好ましくは、外殻と内袋とを有し且つ内容物の減少に伴って前記内袋が収縮するように構成された容器本体を有する二重容器であって、前記容器本体は、収容部と、口部を備え、前記口部は、キャップを装着可能な係合部を備え、且つ前記収容部の上端から延びるように設けられ、前記収容部の全高をHとすると、前記収容部は、外径が極小となるくびれ部を備え、前記収容部は、くびれ近傍肉厚指数比が1.02~1.50であり、前記くびれ近傍肉厚指数比は、くびれ近傍平均肉厚指数/全体平均肉厚指数によって定義され、前記全体平均肉厚指数は、前記収容部の底面から0.058H~0.980Hの範囲内の複数の高さ位置での前記外殻の肉厚と外径比の積の平均によって算出され、前記くびれ近傍平均肉厚指数は、前記収容部の底面から、前記くびれ部を中心として、±0.116Hの範囲内の複数の高さ位置での前記外殻の肉厚と外径比の積の平均によって算出され、前記外径比は、各高さ位置での前記収容部の外径を、前記口部の外径で除することによって算出される、二重容器である。
好ましくは、前記記載の二重容器であって、前記くびれ近傍肉厚指数比は、1.05~1.30である、二重容器である。
好ましくは、前記記載の二重容器であって、前記くびれ部は、前記収容部の底面から0.404H~0.749Hの範囲内に設けられる、二重容器である。
本発明の一実施形態の二重容器1であって、容器本体3からキャップ4を外した状態の正面図である。 容器本体3の底面図である。 図1の二重容器1のキャップ4を開いた状態でのA-A端面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴について独立して発明が成立する。
図1に示すように、本発明の一実施形態の二重容器1は、容器本体3と、キャップ4と、弁部材5を備える。容器本体3には、醤油などの内容物が収容される。
容器本体3は、収容部7と、口部9を備える。口部9は、キャップ4を装着可能な係合部9dを備える。係合部9dは、ネジ式キャップの場合は雄ねじ部であり、打栓式キャップの場合は周方向に突出する環状突起である。口部9は、収容部7の上端7bから延びるように設けられている。口部9は、略円筒形である。収容部7は、口部9よりも外径(本明細書において、「外径」は、断面が円形でない場合は、外接円径を意味する。)が大きい。
図3に示すように、容器本体3は、外殻12と内袋14とを有し且つ内容物の減少に伴って内袋14が外殻12から離れて収縮する、いわゆる積層剥離容器である。内容物の減少に伴って内袋14が外殻12から離れることによって、内袋14が外殻12から離れて収縮する。このような容器では、内袋14内に外気が侵入しにくいので、内容物の劣化が抑制される。
外殻12は、復元性が高くなるように、内袋14よりも肉厚に形成される。外殻12は、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体及びその混合物などのポリオレフィンで構成される。外殻12は、複数層構成であってもよい。内袋14は、複数の層から構成することが好ましい。例えば、外層と接触する層にエチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)樹脂からなるEVOH層を用い、内容物に接触する層に、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体及びその混合物などのポリオレフィンからなる内面層を用いることができる。そして、上記EVOH層と内面層との間には、接着層を用いることが好ましい。
容器本体3は、例えば、ダイレクトブロー成形によって形成可能であり、この場合、容器本体3は、押出ヘッドから押し出された溶融状態の筒状の積層パリソンを一対の分割金型を用いてブロー成形することによって形成することができる。積層パリソンは、外殻12及び内袋14と同様の層構成を有する。一例では、積層パリソンは、外面側から順に、外殻12となるポリオレフィン層と、内袋14となるEVOH層、接着層、及び内面層を備える。図2に示すように、収容部7の底部には、積層パリソンを一対の分割金型で押し潰して形成した喰切部7dが存在している。喰切部7dにおいてパリソンの対向する面同士が溶着されることよって容器本体3の底が閉じられている。喰切部7dは、細長い形状である。
図3に示すように、容器本体3の外殻12には、外気導入孔15が設けられている。外気導入孔15は、外殻12と内袋14の間の中間空間21に外気を導入するための孔である。外気導入孔15には、外殻12と内袋14の間の中間空間21への空気の出入りを調整するための弁部材5を装着することができる。外気導入孔15は、収容部7に設けられた凹部7e内に設けられている。
弁部材5は、好ましくは、外気導入孔15に装着される筒部5aと、筒部5a内を移動可能な移動体5bを備える。移動体5bは例えば球状である。移動体5bが筒部5aに対して相対移動することによって、弁部材5が開閉される。
二重容器1は、いわゆるスクイズ式容器であり、キャップ4を口部9に装着した状態で口部9を下側に向けて傾斜させた状態で外殻12を圧縮することによって内容物を吐出することができる。
図3に示すように、キャップ4は、逆止弁4aと、吐出口4bを有する。逆止弁4aと吐出口4bと間の空間が液溜まり空間4cとなる。
外殻12の圧縮に伴って弁部材5が閉塞され、その結果、外殻12と内袋14の間の中間空間21の圧力が高まり、その圧力によって内袋14が圧縮されると、内容物によって逆止弁4aが押されて逆止弁4aが開状態になって内容物が逆止弁4aを通過する。逆止弁4aを通過した内容物は、液溜まり空間4cを通って吐出口4bから吐出される。
内容物の吐出後に外殻12に加えていた力を除くと、外殻12が復元力によって元の形状に戻ろうとする。このとき、中間空間21が減圧状態になることによって弁部材5が開状態となり、外気導入孔15を通じて中間空間21に外気が導入されて外殻12が元の形状に復元する。
また、中間空間21の圧力低下に伴って内容物に加わっていた圧力も低下して逆止弁4aが閉状態になる。このとき、液溜まり空間4cに内容物が残留する場合がある。
ところで、図1に示すように、容器本体3は、収容部7の高さ方向の中央付近にくびれ部7cが設けられている。くびれ部7cでは、外径が極小となっている。言い換えると、口部9の中心軸Cに沿って、くびれ部7cを境にして縮径から拡径に切り替わっている。収容部7の全高をHとすると、くびれ部7cは、好ましくは、収容部7の底面7aから0.404H~0.749Hの範囲内の高さ位置に設けられる。くびれ部7cの高さ位置/全高Hの値は、具体的には例えば、0.404、0.461、0.519、0.576、0.634、0.692、0.749であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
くびれ部7cでの外径をD1とし、収容部7での最大外径をD2とすると、D1/D2は、例えば、0.60~0.95であり、好ましくは、0.75~0.90である。D1/D2は、具体的には例えば、0.60、0.65、0.75、0.76、0.77、0.78、0.79、0.80、0.81、0.82、0.83、0.84、0.85、0.86、0.87、0.88、0.89、0.90、0.95であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
容器1は、通常、吐出口4bが上を向いた状態で置かれる。キャップに逆止弁がない容器では、この状態で収容部7を圧縮しても、内容物が吐出されることはない。一方、本実施形態のように、キャップ4に逆止弁4aが設けられた二重容器1では、液溜まり空間4cに内容物が残留している場合があり、この場合には、吐出口4bが上を向いた状態で収容部7を圧縮した場合に、液溜まり空間4cに残留している内容物が意図せずに吐出されてしまい、周囲をよごしてしまう場合がある。
また、収容部7にくびれ部7cが存在していると、収容部7が変形されやすくなって、収容部7を把持したときに収容部7が大きく圧縮されて、意図しない内容物の吐出が起こってしまいやすい。
そこで、本実施形態の二重容器1では、内容物の意図しない吐出を抑制すべく、くびれ部7cの近傍での外殻12の肉厚を従来よりも厚くしている。これによって、くびれ部7cが存在している容器1でも、収容部7を把持したときに収容部7が大きく圧縮されることがなくなり、意図しない内容物の吐出が抑制される。
収容部7は、くびれ近傍肉厚比が、好ましくは1.02~1.50であり、さらに好ましくは1.05~1.30である。
くびれ近傍肉厚比は、くびれ近傍平均肉厚/全体平均肉厚によって定義される。全体平均肉厚は、収容部7の底面7aから0.058H~0.980Hの範囲内の複数の高さ位置での外殻12の肉厚の平均によって算出される。くびれ近傍平均肉厚は、収容部7の底面7aからくびれ部7cを中心として、±0.116Hの範囲内の複数の高さ位置での外殻12の肉厚の平均によって算出される。複数の高さ位置とは、例えば、0.058H~0.980Hの範囲を16区間に等分割したときの両端の2点と、その間の15点での高さ位置である。
このように定義されるくびれ近傍肉厚比が上記範囲内である場合には、くびれ部7cの近傍での収容部7の変形が抑制されて、内容物の意図しない吐出が抑制される。
くびれ近傍肉厚比は、具体的には例えば、1.02、1.05、1.10、1.15、1.20、1.25、1.30、1.35、1.40、1.45、1.50であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
収容部7は、くびれ近傍肉厚指数比が、好ましくは1.02~1.50であり、さらに好ましくは1.05~1.30である。
くびれ近傍肉厚指数比は、くびれ近傍平均肉厚指数/全体平均肉厚指数によって定義される。全体平均肉厚指数は、収容部7の底面7aから0.058H~0.980Hの範囲内の複数の高さ位置での外殻12の肉厚と外径比の積の平均によって算出される。くびれ近傍平均肉厚指数は、収容部7の底面7aからくびれ部7cを中心として、±0.116Hの範囲内の複数の高さ位置での外殻12の肉厚と外径比の積の平均によって算出される。
外径比は、各高さ位置での収容部7の外径を、口部9の外径で除することによって算出される。口部9の外径は、口部9の最狭部(外径が最も小さい部位)9aで測定する。このようにして求まる外径比は、容器本体3の製造の際にパリソンがどの程度引き伸ばされているのかの尺度となる。外径比が大きいほど、パリソンが引き伸ばされている度合いが大きく、収容部7の肉厚が薄くなる。このため、パリソンの押出方向に渡ってパリソンの肉厚が一定であれば、肉厚と外径比の積は収容部7の全体に渡ってほぼ一定となる。このような容器では、くびれ部7cの近傍で収容部7が過度に変形されやすい場合がある。
一方、くびれ近傍肉厚指数比が上記範囲内である場合には、くびれ部7cの近傍での収容部7の過度な変形が抑制される。くびれ近傍肉厚指数比は、具体的には例えば、1.02、1.05、1.10、1.15、1.20、1.25、1.30、1.35、1.40、1.45、1.50であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
特許請求の範囲での、各高さ位置での肉厚は、周方向に等間隔に配置された4つの外周位置で測定値の平均値を意味する。外周位置とは、収容部7を底面7a側から見たときの収容部7の外周上の位置であり、4つの外周位置は、例えば、図2に示す底面図での、喰切部7dが延びる方向に平行な2つの外周位置PL-1,PL-2と、喰切部7dが延びる方向に垂直な2つの外周位置PL90-1,PL90-2である。
収容部7は、くびれ近傍肉厚比とくびれ近傍肉厚指数比の少なくとも一方が上記範囲内であればよく、両方が上記範囲内であることが好ましい。
1.容器本体3の作製
押出ヘッドから押し出された溶融状態の筒状の積層パリソンを一対の分割金型を用いてブロー成形することによって、上記実施形態で説明した形状(内袋14の内容量450mL)を有する容器本体3を作製した。積層パリソンは、外面側から順に外層(PP層/リプロ層/PP層)及び内層(EVOH層/接着層/LDPE層)を備えるものを用いた。積層パリソンの肉厚比は、外層:内層=1:0.25であった。
積層パリソンの肉厚分布を変更することによって、実施例1及び比較例1の容器本体3を作製した。これらの容器本体3は、同一の分割金型を用いて作製したので、その外形は同一である。
実施例1では、比較例1に比べて、くびれ部7c近傍での外殻12の肉厚が大きくなるようにした。
2.容器本体3の外径の測定
実施例1の容器本体3について、口部9の最狭部9aと、収容部7の17点の高さ位置において、外径を測定した。その結果を表1に示す。
3.収容部7の肉厚の測定
実施例1及び比較例1の容器本体3の4つの外周位置PL-1,PL-2,PL90-1,PL90-2のそれぞれについて、17点の高さ位置において、外殻12の肉厚を測定した。4つの外周位置での測定結果の平均値を、各高さ位置での肉厚として表2に示す。また、表1の外径比と、表2の肉厚を掛けて得られる外径比*肉厚のデータを表3に示す。なお、くびれ部7cが0.576Hの位置にあるので、くびれ近傍平均肉厚は、0.461H~0.692Hの範囲での平均肉厚とした。
4.内容物噴出荷重測定
実施例1及び比較例1の容器本体3に図1で示す位置に外気導入孔15を形成し、その後、内袋14を外殻12から剥離する予備剥離を行った。次に、外気導入孔15に弁部材5を装着した。
次に、内袋14内に70℃の醤油を規定量充填した後に、図3に示す構成のキャップ4を口部9に装着し、横倒しにして、20秒間静置させた。
次に、吐出口4bを下に向けた状態で、収容部7の高さ方向の中央付近を片手で圧縮して内容物を5ml吐出させ、その後、吐出口4bを上に向けた状態にした。
次に、くびれ部7cに加える荷重が徐々に大きくなるようにくびれ部7cを丸棒で押圧し、液溜まり空間4c内の醤油が噴出した時点での荷重をプッシュプルゲージを用いて測定した。実施例1及び比較例1での荷重は、それぞれ、11.2N及び4.6Nであった。
成人男性が容器を把持する際の荷重は、強くても8N程度であるので、実施例1は、容器1を把持したときに内容物が噴出することが抑制される。
1 :二重容器
3 :容器本体
4 :キャップ
4a:逆止弁
4b:吐出口
4c:液溜まり空間
5 :弁部材
5a:筒部
5b:移動体
7 :収容部
7a:底面
7b:上端
7c:部
7d:喰切部
7e:凹部
9 :口部
9a:最狭部
9d:係合部
12:外殻
14:内袋
15:外気導入孔
21:中間空間
C :中心軸

Claims (4)

  1. 外殻と内袋とを有し且つ内容物の減少に伴って前記内袋が収縮するように構成された容器本体を有する二重容器であって、
    前記容器本体は、収容部と、口部を備え、
    前記口部は、キャップを装着可能な係合部を備え、且つ前記収容部の上端から延びるように設けられ、
    前記収容部の全高をHとすると、
    前記収容部は、外径が極小となるくびれ部を備え、
    前記収容部は、くびれ近傍肉厚指数比が1.02~1.50であり、
    前記くびれ近傍肉厚指数比は、くびれ近傍平均肉厚指数/全体平均肉厚指数によって定義され、
    前記全体平均肉厚指数は、前記収容部の底面から0.058H~0.980Hの範囲内の複数の高さ位置での前記外殻の肉厚と外径比の積の平均によって算出され、
    前記くびれ近傍平均肉厚指数は、前記収容部の底面から、前記くびれ部を中心として、±0.116Hの範囲内の複数の高さ位置での前記外殻の肉厚と外径比の積の平均によって算出され、
    前記外径比は、各高さ位置での前記収容部の外径を、前記口部の外径で除することによって算出される、二重容器。
  2. 請求項に記載の二重容器であって、
    前記くびれ近傍肉厚指数比は、1.05~1.30である、二重容器
  3. 請求項1又は請求項2に記載の二重容器であって、
    前記くびれ部は、前記収容部の底面から0.404H~0.749Hの範囲内に設けられる、二重容器。
  4. 請求項1~請求項3の何れか1つに記載の二重容器であって、
    前記くびれ部での外径は、前記くびれ部から+0.116Hの高さ位置での外径と異なっており、かつ前記くびれ部から-0.116Hの高さ位置での外径と異なっている、二重容器。
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